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外国刊行日本語出版物

英語的な表現と日本語的な表現 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

英語的な表現と日本語的な表現 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

...  「太郎は億万長者になった」という表現も、涙ぐましい努力の結果に太郎が億万長者になった のか(「動作主」として行為したのか)、予期しない遺産が転がり込んで億万長者になった(「非 動作主」だった)のかはっきりしない。このように「ナル」は、「動作主」を「非動作主」にす るにはうってつけの動詞である。出来事の中で「個体」としての「人間」が「動作主」として いかに自立的に働こうとも、「ナル」はその「個体」を出来事全体の部分とし、人間を出来事全 ...

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吉田健一と英文学 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

吉田健一と英文学 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... be.) 10) 、と論述する。米原万里、ガイ・クック、H. G. ウィドゥソン、斎藤兆史、菅原克也、山 本史郎、F. R. リーヴィス、そして筆者の英文学教育観は、吉田健一のそれと同種のものであろ う。 明治以来、日本の人文学分野のフロントランナーとして走り続けてきた英文学研究の世界は、 今、制度疲労により恐るべき危機に瀕していると言わざるをえないだろう。これに関して言語 ...

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ビセンテ・ウイドブロ『北極の詩』(抄) 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

ビセンテ・ウイドブロ『北極の詩』(抄) 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... ⅱ) Juan Gris(1887-1927)スペインの画家。キュビスムの可能性を追及し、パリで活躍した。ジャッ ク・リプシッツ Jacques Lipschitz(1891-1973)リトアニア出身のキュビスム彫刻家。 ⅲ) 「急行」(部分)(木村榮一訳、モダニズム研究会編『モダニズム研究』(1994)東京、思潮社。pp. 474-475)と「急行列車」(坂田幸子訳、坂田『ウルトライスモ―マドリードの前衛主義文学』(2010) ...

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プロジェクト授業の実践と課題 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

プロジェクト授業の実践と課題 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... 業は、学習者が個別に課題に取り組むのではなく、複数の学習者と協力して取り組むものであ るといえよう。 こうした協調学習は目標言語の学習とともに、グループ員同士の助け合いや教え合いを通じ た社会的スキルの育成という効果も期待されている。というのも辻本(2004)によると、グロ ーバル化が進む現代において外国語教育は「他の人たちと協力してその問題に対処するための ...

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移入史初期の『ドン・キホーテ』をめぐって 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

移入史初期の『ドン・キホーテ』をめぐって 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... NOUVELLES DE CERVANTES 仏国セルバント氏著 理解できないのは、愛花の序文では「西班牙(スペイン)の小説」と説明されているにもか かわらず、なぜこのような表紙になるかということである。また本の奥付以降にある宣伝広告 を見ても「仏国セルバント氏著」と印刷されている。三木愛花や翻訳者である斎藤が表紙の校 閲をしなかったのか、出版社の勝手な判断で行ったのか、また校閲者の思い違いがあったのか、 ...

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オズボーンの復讐 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

オズボーンの復讐 ヘンリー・ジェイムズ 著 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... たりした。そして、それに相応しい場面では真実の涙を流すのであった。コングリーブ嬢が本 の役者であることは明らかだった。こんなに素晴らしい演技をオズボーンは観たことがなか った ― 実に素晴らしかった。というのも、完全な若い女性であると同時に劇的な効果ととも に完璧な婦人を演じる女優がそこにいたからである。観客の熱狂は頂点に達し、他の出演者た ちは為すすべもなく片隅に追いやられていた。女性の準主役を演じた美しいラティマー嬢 ...

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≪アンケート≫による授業(実践報告) 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

≪アンケート≫による授業(実践報告) 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... 〔4〕ゲスト 上に挙げた E-mail を使ってのフランスの日本語学科の学生とのコミュニケーションは実 際のコンタクトに発展することになった。学生は大学のフランス語の授業に参加すること を希望し、専任の教員の許可の元、授業の1回に「ゲスト」を招くことが何回かあった。学 生達には予めゲストを呼ぶことについて意見を求める。ほぼ毎回、授業の初めには書き取 ...

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中国語教育実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中国語教育実践報告 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... ₀.はじめに 関西大学外国語教育研究機構が提供する外国語教育の最大の眼目は、外国語教育のあり方を 見直し、真にコミュニケーション手段として外国語を教育するというアプローチにあるとのこ とである。こうした考え方に基いた、あるいは近づけるような中国語の教育方法を模索してい るが、本稿では筆者が毎年担当している中国語Ⅱ、中国語Ⅳの授業での活動を報告する。 ...

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「日本の英文学研究」考 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

「日本の英文学研究」考 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... きかを詳細に、かつ具体的に論じた実践的書物である。特に、迷走し、生彩を失いかけている 今日の日本の英文学研究界にとっては、第 4 部第 12 章 Interdisciplinary English が有益であ ると思われる。著者は、英文学という科目は最も「ファジー」な科目、即ち、本質的に学際的 な側面を持つ豊饒な科目であることを強調し、それゆえに英文学は何にも囚われない自由な ...

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中国語の結果複合動詞について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

中国語の結果複合動詞について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

...  中国語の結果複合動詞は、補語すなわち後項動詞が後ろから補うというものでは決してなく、 前項動詞と後項動詞が複合し、 1 つの動詞として文の基本構造を決定するものである。使役的 な意味を持つものと、非使役的な意味を持つものがあるが、その使役性の有無にも複合動詞全 体が関わっている。このことを理解した上で、これは複合動詞であると教えることが、日本語 ...

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“得”字補語文について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

“得”字補語文について 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

...  また、「日中いぶこみ広場(朝日出版社)」や一般的なテキストでほとんどが「可能補語」と している文法事項を、出版社のホームページではベストセラーと謳っている「WHY? にこたえ るはじめての中国語の文法書(同学社)」では「結果補語・方向補語の可能形」としているとい うような用語、文法事項の不統一という問題がある。 ...

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外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

外国語教育研究(紀要)第11号〜第17号|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... テーゼ 6 :統合的な複数外国語教育の構想は、言語科目以外の全ての実科目にお いて、母語や外国語の学習を明示的に促進するような働きを持つべき である。 ここ数年来、言語の学習は言語関連科目のみでなく、全ての科目で生じるべきである、とい う認識が定着してきている。それは「全ての教科学習には、言語の学習も含まれている」とい う認識である。即ち、歴史や地理、或いは生物など全ての実科目の学習に際しては、言語を学 ...

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北村 裕先生との四半世紀 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

北村 裕先生との四半世紀 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... 竹 内 理 我々が敬愛する北村 裕先生が、65 歳の定年を迎え、本学をご退職になられる。言葉では言 い表せない、強い寂しさを感じずにはいられない。 北村先生とは、お互いの前任校時代から数えて、もう 25 年を越えるおつきあいとなる。私が まだ 20 代後半、先生が 40 代前半の時であった。学会でお会いしたのが初めてであったが、そ の素晴らしい英語力には感服するしかない、との印象を覚えた。その後、先生が長期の留学経 ...

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トーマス・ロッカー絵本の整理と展望 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

トーマス・ロッカー絵本の整理と展望 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... , by Robert Baron, paintings by Thomas Locker. Golden, Colorado: Fulcrum Publishing, 2004. ハドソン川と人間との関わりの歴史は、1 万年前、最後の氷河期のおわりに、ネイティブ・ アメリカンがその川沿いに住み始めたころから始まる。この絵本では、特に、ヘンリー・ハド ソン(Captain Henry ...

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福井先生との翻訳の仕事 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

福井先生との翻訳の仕事 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... 外国語学部紀要 第 16 号(2017 年 3 月) 22 人の書簡を翻訳する中で、私と福井先生は当時の状況と現在の社会情勢、そして我々学者の役 割についてよく話しをする。世界は今 ISIS に怯えている。その恐怖を取り除くために外国人を 占め出し、自分たちの価値観だけを守ろうとしている。そして、メキシコからの移民、イスラ ム教徒に対して度々暴言を放ったトランプ氏が先日次期アメリカ大統領に決まった。自分たち ...

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英語公用語論に関する一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

英語公用語論に関する一考察 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

...  順次紹介し、否定論の論点を挙げていきたい。 田中克彦教授は、次のように批判する。 「英語という外国語をわざわざ国内むけの公用語として課する考え方には、日本の指導層の、 貧しい教養と、せまい世界認識が反映されている。国内に英語の話される地域を一つとして持 たない日本のような国が、近隣諸国の言語への興味や関心を封じるかのように、すすんで国民 のすべてに日常はかかわりない英語を課するという発想は、最も国際的ではなく偏狭な文化観 ...

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交流授業 ― ドイツ語とロシア語― 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

交流授業 ― ドイツ語とロシア語― 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... 8 - 2 .教師の側から 学生がドイツ語、ロシア語を互いに教え合う姿から、教師は、自身がどのような授業を展開 してきたのかを知ることになった。 たとえば、ロシア語の学生がアルファベットを紹介するのに、А, Б, В, Г, Д …とアルフ ァベットの順で文字の名称を紹介するのではなく、文字の音価を発音し、「自分の名前を書いて みましょう」と日本語の五十音順で「あいうえお」をキリル文字で書いたものを配布したり、 ...

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구성원소 이론으로 보는 한국어 'ㄷ' 불규칙의 음운현상 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

구성원소 이론으로 보는 한국어 'ㄷ' 불규칙의 음운현상 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... 熊谷明泰 (2011/2015) 『アリラン』朝日出版社. 窪園晴夫,太田聡 (1998) 『日英語比較選書10 音韻構造とアクセント』研究社. 河野六郎 (1955/1979) 「朝鮮語」『河野六郎著作集』1, 平凡社. 秋美鎬,O Grady, W.,山下佳江 (2008) 『韓国語発音ガイド ― 理論と実践』白帝社. 田中伸一 (2005) 『英語学モノグラフシリーズ14 アクセントとリズム』研究社. 前間恭作 ...

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Oral Testing for Conversation Skills 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

Oral Testing for Conversation Skills 外国語教育フォーラム|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... 関西大学の英語Ⅰコミュニケーションの授業では学生の会話能力向上を目指している。学期の 終わりに口頭試験があり、先生が学生の会話能力を評価する。会話能力の評価法における最近の 動向、特にインタビュー形式で学生の評価を行う方法について論じた後、コミュニケーション授 業で使われているテスト方法を考察する。英語Ⅰコミュニケーション授業では先生によるインタ ビューによって学生の会話能力が評価されるのではなく、学生同士が会話をし、それを先生が評 ...

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日本語母語話者が初めて書いた作文を英語に翻訳することについて 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

日本語母語話者が初めて書いた作文を英語に翻訳することについて 外国語学部(紀要)|外国語学部の刊行物|関西大学 外国語学部

... )語彙について 日本語を読んですぐに気がつくとおり、もとの日本語には、蕾、茎、チューリップ、どんぐ り、カニ、ジンベイザメ、マンタ、クラゲ、ヒトデ、ナマコ、ぞう虫など、子どもたちが日常 生活の中で頻繁に接する自然に関する語彙や、「リスごっこ」「ゴム跳び」「あやとり」「お手玉」 といった遊びに関する語彙が使用されているが、学校教育における英語の授業では、受験に必 ...

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