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1.携帯電話料金の批判構造分析
「負担感」は「スマホに変えて高額請求」「オプション解約忘れ」「ギガ余り」(アンマッチ)、 「不信感」は「オプション商法」「より上位プランの加入強制」「おとり広告」で生み出されている
(2).研究発表動向
当該分野の技術は、前述の通り非常に多岐わたる。そのため、当該技術分野を全体的にカ バーしていると考えら れる電子情報通信学会 と I EEE(The I ns t i t ut e of El ec t r i c al and El ec t or oni c s Engi neer s , I nc . )の2つの学会について当該分野における研究発表の動向を 分析した。第9図にこの2つの学会への国籍別発表件数を示す。図に示すように、日本国籍 のプレイヤーは日本及び世界において積極的に研究発表を行っていることが明らかとなった。 続いて、 第 10 図には、 当2学会への発表者所属研究機関の属性別研究発表件数を示す。 当該 分野における研究開発は企業だけでなく、大学からの発表も盛んに行われているといえる。 最後に第 11 図に電子情報通信学会における国籍別・大分類別の発表件数を示す。 図に示すよ うに、各発表者は当該分野におけるあらゆる技術分野に発表していることがわかる。そのこ とは、企業、大学問わず同様である。