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3 月 21 日 須磨区須磨寺町 須磨寺 衣替地蔵縁日

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Academic year: 2023

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3月21日 須磨区須磨寺町 須磨寺 衣替地蔵縁日

お大師さんの縁日でもある。須磨寺の裏側の墓地に続くところに、「須磨の仇恨」で有名になった地蔵堂があり、

その辺にかけての野仏地蔵に今日は全部新しい赤前重が掛けてある。花を持って墓参の人々も多くそのあちこちの 隅に空いた所へ茣蓙を敷いて幾組かの詠歌講の人々が集っている。御詠歌をあげている丈けの組もあるが、踊をや っている 2組を見つけた。露天でやっている1組、大師講に聞く。稽古は兵庫区金平町の光明院でする。やってい る連中はおばあさん連で曲の名称等一切不明。1番、2番、3番等番号で呼んでいる。一人舞、相舞等、各種あり。

楽器は鈴と鉦。光明院では、この講のみでなく方々の講に教へているらしい。詳しいことは光明院で分るとのこと、

真言寺。

寺の石段を上る途中左側の奉道々場でやっていたのは大法講という東尻池 7 丁目にあって本部は三田の花山院に ある。花山院御流講の流れをくむもの、非常にレパートリーは多い。元々からよく練習をし、皆よく知っているの は花山院札うち1番の「御山和賛」である。その他光明和賛、花山院常盤和賛、呑海節等。

その外にそのうちの上手の1人が持っていた稽古本によると

弥勒慈尊、霊峯高野山、五綱目、和賛石童丸、十三仏の御和賛、哀別離苦御和賛、七福第一番、弘法大師誓言 和賛、常磐御和賛、合掌和賛、御廟前、霊光、地蔵尊和賛、弘法大師賛仰和賛、三信条和賛、高野山御開創和 賛、高野山和賛、室戸和賛、釈迦世尊、

等ある。実際踊を見せて貰ったのは弘法大師讃仰和賛であった。レパートリーがどんどん増えるのは高野山の金剛 講(総本山)から時々新作をつくって送ってくるので、皆、これを稽古する。振付は花柳さんにやって貰う。新し いのを稽古すると古いのはどんどん忘れてしまう。

楽器は鈴、と叩鉦が主であるが賑かにやるときは鏧子を用いることもある。また法要のときは木魚を用いる。

所が大法講には他の詠歌講には一寸ない詠歌を基調にした寸劇がある。いつの頃出来たのか一寸分らないが、昔 から有名な物語りの劇を組入れた。いはば詠歌芝居とでもいうもので、講員のうち何人かが、それぞれ役割を定め て扮装をして舞台に出て演ずる。

大法講には現在、

阿波の鳴門、苅萱石童丸、敦盛追悼和賛、壷坂霊験記、敦盛卿後日物語、那谷肉付の面、須磨の仇波。

のレパートリーを持っている。

早速頼んで、阿波の鳴門を仕草なしで、地方の詠歌をとりまいてやって貰って録音した。台詞は浄瑠璃本と殆ん ど同じである。

参照

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