• 検索結果がありません。

第3学年 組 国語科学習指導案

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2024

シェア "第3学年 組 国語科学習指導案"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第3学年○組 国語科学習指導案

指導者 S・A 1 つけたい力

・本のおもしろさを感じ取り,幅広く読書をする。

2 教材名 ソメコとオニ 3 教材について

(1)教材観

本教材は,学習指導要領3学年及び4学年の「C読むこと」の目標「目的に応じ,内容の中 心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を身に付けさせるとともに,幅広 く読書しようとする態度を育てる。」に基づき,指導事項ウ(文学的な文章の解釈に関する指 導事項)「場面の移り変わりに注意しながら,登場人物の性格や気持ちの変化,情景などにつ いて,叙述を基に想像して読むこと」,指導事項カ(目的に応じた読書に関する指導事項)「目 的に応じて,いろいろな本や文章にを選んで読むこと」を受けて設定されている。

1,2学年で子ども達は,場面の様子について,登場人物の行動を中心に想像を広げながら 読む学習をしてきた。

第3学年では,場面や情景の移り変わりとともに変化する気持ちについて,行動や会話,地 の文などから関連的にとらえ,それらの人物像を中核に読むことを学習してきた。

こうして,一人一人の子どもが,想像を広げながら読むことが,第4学年の「自分の考えを まとめる」につながる。

本教材は,作品全体がユーモアで包まれ,登場人物相互の会話によって展開し,登場人物の 関係のおもしろさを味わえるという点で『のらねこ』と共通している。

ソメコのくったくのないおおらかさや無邪気さは,ソメコをさらってひともうけをたくらん だオニの悪意に勝ることになる。そんなソメコとオニのかかわりのおもしろさが主題である。

12月に学習した『おにたのぼうし』では,「鬼は悪い」と決めつけている人間に対して,

歩み寄ることのできない悲しみを抱いているおにたの気持ちに寄り添いながら読み進めてき た。同じ「鬼」でも作品によって違うという本のおもしろさにも気付くことであろう。

(2)児童の実態

本学級は,男子11名,女子7名,計18名で構成されている。明るく元気で,意欲的に学 習に取り組める児童が多い。4月当初は,意見を言う子が限られており,多数の子は,思って いても口になかなか出さないということが多かった。しかし,学習を進めていくうちに,自分 の意見を言うことや他の人の意見を聞くことの大切さに気付き,そのことを楽しんで学習して いる。

本教材を指導するに当たり,国語科の学習に対してのアンケート調査を行った。( )の中 の数字は,5月にとったアンケート結果である。

(調査人数18名)

1 国語の勉強は好きですか。 はい 17名(16)いいえ 1名(2)

2 音読は好きですか。 はい 15名(14)いいえ 3名(4)

3 読書は好きですか。 はい 17名(17)いいえ 1名(1)

4 考えを書くことは好きですか。 はい 15名(12)いいえ 3名(6)

5 発表することは好きですか。 はい 16名(13)いいえ 2名(5)

6 みんなの意見を聞くことは好きですか。 はい 18名(18)いいえ 0名(0)

国語科の学習についての関心が高く,いろいろな活動を楽しんでいることが分かる。5月に 比べると,「考えを書くこと」や「発表をすること」が好きな児童が増えている。国語を好き な理由としても,「みんなと話し合うことが楽しい」,「続き話を書くことが楽しかった」とい うことをあげており,授業中にもその姿は見られる。自分の意見を述べるだけでなく,自分と は違う友達の意見を聞いて「なるほど!」と嬉しそうにし,話し合う楽しさを感じられるよう になってきた。

また,「めだか」「やまね」などの説明文でも,「わすれられないおくりもの」や「のらねこ」

などの物語文でも,様々な形で,学習したことを作品として残す活動をしてきたが,そうした

(2)

活動も児童に満足感を与えられたのであろう。

さらに,本教材を学習するにあたって,2枚のレディネステストを行った。

1枚目の物語文を読んで話の筋を大まかに捉える問題では,ほぼ確実にとらえることができ ていた。

2枚目のテストでは,登場人物の気持ちが分かる部分に線を引かせたが,結果,2名以外は,

「うれしかった。」などの「直接的な言葉」に線を引くことはできていた。

しかし,「行動や様子の叙述(「息をはずませてとんできた。」など)」は,ほとんどの児童 が,その6,7割しか見つけられておらず,1つも見つけられない児童も2名いた。

「のらねこ」では,会話や行動から,登場人物たちの気持ちを想像してきたが,叙述を基に 気持ちを考えると言うことがまだ不十分なことがわかる。

「おにたのぼうし」では,会話や行動などの叙述から気持ちを考えられるようになり,自分 の意見を積極的に述べることができていたが,対教師で,友だちの意見に対して考えることは まだ不十分であるといった課題が残った。

読書では,「海賊ポケット」や「かいけつゾロリ」などのファンタジーを好んで読み,昔話 には,全く手を伸ばしていない。斎藤隆介さんの作品についても読んだことがない。(「モチ モチの木」については読み聞かせで聞いたことがある子が半分)

今回の学習で「ソメコとオニ」のおもしろさを感じることで,作者の他の本を読む意欲を 高め,読む本のジャンルを広げたい。

(3)指導観

実態にも書いたが,子ども達は,発問に対して反応よく,どんどんと意見を返してくる。「た くさん言えることが楽しい」と感じられるような授業を心がけてきたからである。

今,次の段階として指導していることは,自分の意見を言うだけでなく,友だちの意見に対 しての意見をいうことで話し合いに深まりを持たせることである。

仮説1

文章全体のあらましをとらえ,課題を持つことができれば,主体的に読むことがで きるだろう。

①「挿絵」や「題名」から話の内容を想像する。

まずは本文を読ませず,挿絵や題名から想像させることにより,内容を知ることへ の興味を持たせる。本文を読んだ後,その内容の意外性により驚きを持つことと考 える。

②感想の話し合いから,場面の移り変わり,あらましをとらえる。

仮説2

文章の読み取り方の基礎,基本が身につけば,意欲的に楽しく読むことができるだ ろう。

①会話や行動から人物の性格を考える。

②性格を考えながら,工夫して音読する。

読みとった登場人物の気持ちを表すように音読をする。

仮説3

読み取ったことを表現していく場を工夫すれば,意欲的に読むことができるだろう。

①斎藤隆介さんの本の紹介をする。

「ソメコとオニ」の学習後,斎藤隆介さんの本を読み,一番好きな話を選ぶ。同じ 本を選んだ人とグループを作り,「あらまし」と「おもしろいところ」を紹介する。

4 教材の目標

関心・意欲・態度 ○読み取ったことを進んで話すことができる。

読む ○場面の移り変わりや登場人物の性格や気持ちの変化を,叙述をもとに想 像しながら読むことができる。

○いろいろな読み物に興味を持ち,読むことができる。

(3)

○場面の様子や登場人物の心情がよく分かるように音読することができる 言語活動 ○物語を読み,感想を述べ合うことができる。

○紹介したい本を取り上げて説明することができる。

5 指導計画 (6時間)

過程 育てたい力 学習活動(◆評価方法,評価規準) 形態 課 ・話の大体をつかみ,感想を持つ

題 ことができる。 感想を話し合い,話のあらましをとらえよう を

つ ○挿絵や題名から話の内容を想像する。 一斉

○教師の範読を聞く。 一斉

(1) ○感想を書く。 個

○感想を話し合いながら,あらましをつかむ。 一斉

本時 ◆感想を発表し,あらましをつかむことができた

1/6 読みの課題 か。(授業後にノート点検)

思ったことを話し合ったり,様子がわかるように音読をしたりしよう。

・会話や行動から登場人物の性格

を考え,話し合うことができる。 会話や行動から登場人物のせいかくを考え,

くふうして音読しよう。

○会話や行動などから,登場人物の気持ち考え, 一斉

究 話し合う。

○くふうして音読をする。 一斉

す ◆自分の考えを,友だちの意見と比べながら全員

が発表することができたか。(観察)

(2)・場面の様子がわかるように音読

することができる。 場面の様子がわかるように音読をしよう。

○グループの中で音読の役割を決め,練習する。

○全体で発表会をする。 グループ

◆場面の様子がわかるように音読をすることがで 一斉 きたか。(観察)

ま ・興味を持って読書をすることが

と できる。 斎藤隆介さんの本を読もう。

る ○斎藤隆介さんの本を読む。 個

(3) ○お気に入りの1冊を選ぶ。 個

◆意欲的に本を読むことができたか。(観察)

・「本の紹介」についてグループ

での話し合いに,積極的に参加 おもしろいところをしょうかいしよう。

することができる。(2時間)

○同じ本を選んだ友だちでグループを作り,紹介 グループ

する内容を話し合い,発表の練習をする。

○本の紹介をする。

◆グループの中で進んで自分の意見を話したり,

発表会で,自分の役割を意欲的に果たすことが できたか。

(4)

6 本時の指導(1/6)

(1)目標

関心・意欲・態度 ○読み取った事を進んで話すことができる。

読む ○話のあらましをつかむことができる。

言語活動 ○物語を読み,感想を述べ合うことができる。

(2)展開

時配 学習活動 教師のかかわり 資料

・支援,指導☆評価◆評価方法・規準

1 1 本時のめあてを確認する。 ・前時までの学習を掲示しておく。

感想を話し合い,話のあらましをとらえよう。

8 2 挿絵や題名を見て,話の内容 ・話に対しての興味を持たせることが目的なの 挿絵 を想像する。 で,想像したことを自由に話させる。

13 3 教師の範読を聞き,感想を書 く。

22 4 感想を話し合いながら,あら ・友だちの感想を聞いて,それに対して自分の意 ましをとらえる。 見を言うように促す。

☆感想を述べ合うことができたか。

◆全員が感想を発表することができているか。(観 察)

・話せない児童には,「おもしろかったところ」

を尋ねる。

☆話のあらましをとらえることができたか。

◆あらましを隣りの友だちに説明することができ ているか。

・オニの気持ちの変化を考えさせる。

1 5 次時の予告をする。

(5)

( 3

) 板 書 計 画

ソ メ コ と オ ニ

斎 藤 隆 介 感

想 を 話 し 合 い

、 話 の あ ら ま し を と ら え よ う

オ ニ

ソ メ コ

毎 日 た い く つ し て い た

お じ さ ん の す が た

い く ら で も 遊 ん で く れ る

よ ろ こ ん じ ま っ た

。 ソ

メ コ を さ ら う

。 金

の た わ ら を 一 ぴ ょ う

、 馬 に つ ん で 岩 屋 の 前 に と ど け れ ば

、 ソ メ コ は 返 し て や る

オ ニ の す が た に 返 っ た

「 か く れ ん ぼ す る べ え

「 こ わ く な い

。」

「 ア ー ラ ラ

, ア ラ ラ

, お へ そ が 見 え ら

「 オ ニ な ら オ ニ ご っ こ し よ う

ソ メ コ を つ れ て 帰 っ て く れ た

、 金 の た わ ら を 一 ぴ ょ う

、 馬 に つ ん で や る

参照

関連したドキュメント

この教材の重点指導事項は,学習指導要領に おける C 読む(1)イ「目的に応じて,本や文章

本単元は,学習指導要領第5学年及び第6学年の「読むこと」の指導目標「目的に応じ,内容や要旨を

小学校学習指導要領における第4学年「C 読むこと」の領域の目標は、

第4学年○組 国語科学習指導案 指導者 S.K <単元名> 願いを受け止めて読もう『一つの花』 <育てたい力> ○場面や登場人物の様子を想像しながら読むことができる。また,読み取ったことを発言した り,書いたりすることができる。 <関心・意欲・態度> ○場面の様子や登場人物の心情について,叙述を基に想像しながら読むことができる。 <読 む こ と>

本題材は、新学習指導要領の「C読むこと」