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第4学年 組 国語科学習指導案

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Academic year: 2024

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(1)

第4学年○組 国語科学習指導案

指導者 M・K 1 単元名 本の世界を広げよう

・第一教材『 アジアの笑い話』

・第二教材『「お笑いけいじ板」を作ろう』

2 単元について

(1)単元観

本教材は,学習指導要領第4学年の1目標(3)「目的に応じ,内容の中心をとらえたり段落 相互の関係を考えたりしながら読むことができるようにするとともに,幅広く読書に興味をもち,

読むこと」にあたる物である。

ここでは,アジアの4カ国(トルコ・中国・朝鮮・日本)の笑い話が6つ出てくる。どれも,

国の歴史や文化・お国柄を象徴しており,読みやすくわかりやすい。子どもたちに親しみやすい

「笑い」がテーマであるため,笑い話に興味を持った子どもたちは学校や図書館でさらに読書を しようとすると考えられる。なかには,自分で落語を演じてみたいという子が出てくるかもしれ ない。そこで,第二教材の「お笑い掲示板」を作ろうでは,「集める」「作る」「演じる」の三つ の活動に分かれ,各自の興味関心に応じてグループを作って活動することにより,「笑い」に関 連する分野の読書への発展が期待でき,幅広く読書しようとする態度が養われるであろう。

(2)児童の実態 (男子 8名,女子13名,計21名)

事前にアンケート調査を行った。結果は以下のとおりである。(調査人数20名)

質問事項 は い いいえ

1 国語は好きですか 7名 13名

2 物語を読むのは好きですか 11名 9名

3 友達と話をするのが好きですか 16名 4名

4 話し合いは好きですか 8名 12名

5 人前で話をするのが好きですか 6名 14名

6 人の話を聞くのが好きですか 11名 9名

7 「落語」と聞いて何を思い浮かべますか

・笑い話 3名 ・長い話 ・昔の話 ・おもしろい 2名 ・ものまね

・しゃべる人 ・わからない 7名 ・無回答 3名

<考察>

本学級の児童は,明るく素直であるが,全体的に消極的で受け身な児童が多い。男子は,反応 が早いが,じっくり考えることが苦手で,大切なことを聞き取るという力が身についていない。

女子は課題にまじめに取り組むが,おとなしく自分の考えを発表することが少ない。

上記のアンケートからも,本を読むことがあまり好きではない子が半数近くいる。ほとんどが 男子で,理由は文字を読むことが嫌いと言う意見が多かった。さらに,人前で話をするのが嫌い と答えたのはほとんどが女子だった。

(3)指導観

本教材の「ぞろぞろ」は,日本の代表的な話芸である「落語」の演目である作品を落語家が現 在,高座で演じている口調をできるだけ再現した文章にして学習教材としたものである。

「ぞろぞろ」では,「お稲荷さん」への信仰がその根底にある。「お稲荷さん」信仰が日常生活 の中で当たり前になっている茶店の老夫婦とご都合主義な見せかけだけの信仰しかない床屋の親 方が対照的に語られている。そして,茶店の老夫婦は金をもうけ,床屋は失敗する。子どもたち には,「笑い話」の一つとして楽しみながら庶民の飾り気無い生活ぶりや生き生きとした話し言

(2)

葉から,登場人物の願いや感情,情景描写をイメージ豊かに読み取らせたい。5人の小グループ や,学級全体での話し合いを通して,自分の考えを深めたり,新たな考えに気づかせたりしなが ら,読書の幅を広げ,より多くの本に接することができるようにさせたい。

3 単元の目標

<関心・意欲・態度>

・「笑い」に興味や関心を持って読むことができる。

・「笑い」を進んで紹介することができる。

<話すこと・聞くこと>

・グループの活動を進めるために話し合うことができる。

・グループの活動内容が良く伝わるように発表することができる。

<書くこと>

・自分の活動に合わせて必要な事柄を適切に書くことができる。

<読むこと>

・それぞれの話のおもしろさや,人物のおもしろさを読むことができる。

・「笑い」に関する話題や本を紹介して知らせることができる。

4 指導計画(17時間扱い)

過程 時 育てたい力 学 習 活 動

つ ・ い ろ い ろ な 読 み 物 に 興 ○ 「 笑 い 」 に つ い て 知 っ て い る こ と を 発 表 し , 学 習 の 見 か 1 味をもち,読むこと。 通しをもつ。

・ 場 面 の 移 り 変 わ り や 情

景 を 基 に 想 像 し な が ら 笑いのおもしろさを見つけよう 2 読むこと。

・ 読 み 取 っ た 内 容 に つ い ○『ホジャ物語』を読み,2つの話について共通したと ふ て自分の考えをまとめ, ころについて話し合う。

か 一 人 一 人 の 感 じ 方 に 違

め 3 いのあることに気づく。○ 『 ア ー フ ァ ン テ ィ 物 語 』 を 読 み , そ の お も し ろ さ に つ る ・ 互 い の 考 え の 相 違 や 共 いて話し合う。

通 点 を 考 え な が ら 進 ん

4 で話しあうこと。 ○ 『 引 っ こ し 』 を 読 み 場 面 の 様 子 や 人 物 の 心 情 な ど に つ いて話し合う。

5 ○ 『 ぞ ろ ぞ ろ 』 を 読 み お も し ろ い と 思 っ た こ と を メ モ し て紹介し合う。

本時 6 ○ 場 面 の 様 子 や 人 物 の 心 情 の 移 り 変 わ り に 気 を つ け な が

(6/17) ら,『ぞろぞろ』を詳しく読む。

7 ○ 『 ぞ ろ ぞ ろ 』 の お も し ろ い と 思 っ た 場 面 を 工 夫 し て 声 に出して読む。

つ ・ 相 手 や 目 的 に 応 じ て 適

か 切に書くこと。 笑いを伝えよう

む ・ 書 か れ て い る 内 容 の 中

8 心 や 場 面 の 様 子 が よ く ○ 「 お 笑 い け い じ 板 」 の 作 り 方 を 知 り , 自 分 た ち の 表 現

(3)

わ か る よ う に , 声 に 出 方法について話し合う。

して読むこと。

9 ○ グ ル ー プ ご と に , 集 め た り , 作 っ た り , 演 じ た り す る 計画を立てる。

10 ○ 図 書 資 料 や V T R ・ C D な ど を 用 い て , 計 画 的 に 「 集

ふ 11 める」「作る」「演じる」活動を行う。

か 12 め

る 13 ○ 活 動 し た こ と を 画 用 紙 な ど に 書 い て ま と め ,「 お 笑 い

14 けいじ板」にはり出す。

15 ○ 「 お 笑 い 発 表 会 」 を 行 い ,「 お 笑 い け い じ 板 」 の 内 容

16 をグループごとに発表し合う。

ひ ○ 「 お 笑 い け い じ 板 」「 お 笑 い 発 表 会 」 か ら 得 た 情 報 に

ろ 17 ついて,わかったことや思ったことを書いて伝え合う。

げ る

5 本時の展開 (6/17)

(1)目標

<関心・意欲・態度>

・「笑い」に興味や関心をもって読もうとすることができる。

<話すこと・聞くこと>

・自分の考えたことをわかりやすく話すことができる。

<読むこと>

・場面の様子や人物の心情の移り変わりに気をつけながら詳しく読むことができる。

<言語事項>

・その場の状況や目的に応じた音量や言葉遣いで話し合うことができる。

(2)展開

時配 学 習 活 動 指導上の留意点(○)評価(◆) 資料

2 ○本時の学習課題を知る。

茶店のおじいさんとおばあさん や,とこ屋のおやかたには本当にごりや くがあったのだろうか。

6 ○前時までの学習を確認し,音読す ○前時までに読み取ったことを確認し,読み 絵

る。 取りが現れるように音読させる。

・茶店の老夫婦に起こった変化 ・おばあさんが毎朝,お稲荷さんにお参りを しても店はさびれていて客も来なかったこ と

・お稲荷さんのご利益を信じていなかったお じいさんの言葉や気持ちの変化

・「ぞろぞろ」わらじの不思議 ・なくなったはずのわらじが,天井からぞろ

・ひげ「ぞろぞろ」の驚き ぞろ!っと出てくる不思議さ

・さびれた店に客がやって来て,ひげをあた

(4)

ったときの様子

◆その場面の様子や人物の心情の移り変わり に気をつけて読むことができる。

15 ○お稲荷さんのご利益について自分 ○グループでの話し合いでは,各自がプリン プリント の考えを出し合う。 トに書いたものを伝え合う。

・お客が次々に来たから,ごりや ○考えの根拠を明らかにして,発表させる。

くがあったと思う。 ○友だちの考えに対して自分の立場をはっき

・おばあさんが毎日お参りしたの りさせて話し合わせる。

に何も起こらなかったから,ご ○自分以外の多様な読みや,意見に耳を傾け,

りやくはないと思う。 自分の考えを見直したり,考えを深めたり

・わらじが売れたからごりやくは するようにする。

あったと思う。 ◆自分が考えたことを,その場に応じた声で 話し合うことができる。

5 ○話し合いをもとに変わったところ ○話し合いを振り返り,考え直したり深まっ や深まったことを書く。 たりしたことを記入させる。

◆自分の活動に合わせて必要な事柄を適切に 書くことができる。

15 ○茶店の老夫婦や床屋の親方のご利 ○グループでの話し合いの経験を生かして自 益をどうとらえたのか全体で話し 信を持って話させる。

合う。 ○それぞれが,ご利益をどうとらえたのか,

・おじいさんは毎日たいくつだっ 自分と比較しながら聞くようにさせる。

たからごりやくがない。

・わらじが『ぞろぞろ』でてきた のはごりやくだと思う。

・人が,後から後からやって来て いるからごりやくがあったと思 う。

・ひげが『ぞろぞろ』はえたのは

気持ち悪いから,ごりやくでは ◆自信を持って自分の考えをわかりやすく話

ないと思う。 すことができる。

2 ○次時の予告を聞く。 ○次時の学習に興味を持たせる。

(5)

(3)板書計画

ぞろ ぞろ

三遊亭

円窓 茶店のおじい

さん とお ばあ さん や、

とこ屋の

おやか たに本当にごりやくがあったのだろう

。 茶店の様子

お客が少な

い さびれた 二人 が細 々とやっ

て い る おじい さ んの気持

たいくつ ち つまらねえごりやくだな 本当に今日はみょ

うな日だ

・天井からわらじが「ぞろ

ぞろ

びっくり、信じられな

いごりやくだ とこ屋のおやかたの様子や

気持 ち

・お いな りさんへす

っ 飛んで い く

店にお客がき

そらき た ごりやくだ

ひ げ が

「 ぞろ ぞろ

」↓

びっくり、信じられな

いごりやく?

参照

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