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韓 EU FTA の対象は 工業製品や農産物など商品貿易にとどまらず サービス取 引 知的財産権など広範な分野を含んでいる 工業製品については 一部の例外を除き 韓国 EU ともに原則 5 年以内の関税撤 廃を目指す 韓国側は 協定発効後 3 年以内に工業製品の 92%( 輸入額ベース ) 5 年以

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平成21 年(2009 年)8 月 4 日 NO.2009-17

韓国と

EU の FTA 交渉妥結について

7 月 13 日、韓国と EU は自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉の妥結を発表した。 韓国では、韓EU・FTA による世界最大の単一市場である EU への輸出拡大に期待が 高まっている。一方、日系企業にとっては、欧州市場における競争条件が一部で不利 となる可能性もあり、影響は無視できない。 以下では、韓EU・FTA の概要と主な影響などについてまとめてみた。 1. EU・FTA の概要と交渉の経緯 1)韓 EU・FTA の概要 韓国にとってEU は、年間貿易額(輸出+輸入)が 928 億ドル(2007 年)と中国(1,450 億ドル)に次ぐ 2 番目の貿易相手、EU にとって韓国は 8 番目の域外貿易相手国であ る。また、韓国の対内直接投資(FDI)で EU は全体の約 4 割を占める最大の投資国 であり、貿易・投資上、最重要地域の一つと位置づけられる。EU は、加盟国数が 27 カ国、人口 5 億人、経済規模は 18.3 兆ドル(2008 年)と米国(13.8 兆ドル)を上回 る世界最大の単一市場であり、関税撤廃による市場アクセス改善への期待は高い。 第1 図:韓国と EU の経済関係(貿易・投資) (注)貿易統計は2007年時点、直接投資は2006年時点(残高ベース)。 【韓国の輸出】 中国 23% EU25 15% 米国 12% ASEAN 10% その他 アジア 11% 日本 7% 中南米 7% 中東 5% その他 10% 【韓国の輸入】 中東 20% 日本 16% 米国 10% EU25 10% ASEAN 9% その他 9% 中国 18% その他 アジア 5% 中南米 3% 【韓国の対内FDI】 EU25 36% 日本 17% ASEAN 8% 米国 20% その他 10% 中国 2% その他 アジア 2% 中南米 5%

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韓 EU・FTA の対象は、工業製品や農産物など商品貿易にとどまらず、サービス取 引、知的財産権など広範な分野を含んでいる。 工業製品については、一部の例外を除き、韓国、EU ともに原則 5 年以内の関税撤 廃を目指す。韓国側は、協定発効後、3 年以内に工業製品の 92%(輸入額ベース)、5 年以内に 99.5%の関税を撤廃する一方、EU 側は、3 年以内に 93%、5 年以内に全て の関税を撤廃する。韓国側が強く求めていた「関税払い戻し制度」(注1)については、 EU 側が原則認めるものの、FTA 発効後、域外からの原材料の調達方式に重大な変化 がある場合には、当該品目の払い戻し税率に 5%前後の上限を設ける妥協案が示され た。他方、原産地規則に関連して、南北経済協力事業のひとつである北朝鮮の開城工 業団地で生産された製品の扱いについては、韓米 FTA と同様合意に至らず、協定発 効後に継続協議されることとなった。 他方、サービス分野については、EU 側の関心が高く、韓米 FTA 水準での自由化を 求めており、法律サービスなどの段階的開放や国内諸制度の改革等で合意したほか、 最恵国待遇条項(注 2)が盛り込まれた。ただし、EU 側が求めた合意した開放水準 を後退させる貿易措置を取らないという「ラチェット」条項、投資家・国家提訴条項、 医薬品分野の特許・許可連係条項等については合意に至らなかったとみられる。 (注1)完成品を輸出する目的で輸入した原材料などに課された関税を払い戻す制度。 (注2)韓国が第三国との間でより有利な自由化を約束した場合これを適用するというもの。 (2)交渉の経緯 韓国政府は、2003 年 8 月に「FTA ロードマップ」を発表(2004 年 5 月改定)、FTA を通じた輸出市場獲得、進出韓国企業のビジネス環境改善などを目的に、①対象国と しては、巨大市場先進国・地域、成長が見込まれる新興国を優先し、②商品分野にと どまらず、サービス、投資、政府調達など包括的な分野で、③「同時多発的」なFTA 交渉を推進してきた。すでに、チリ、シンガポール、欧州自由貿易連合(EFTA)、ASEAN とのFTA が発効、2007 年 6 月には米国との間で FTA を署名、2009 年 8 月にはインド との正式署名が見込まれている。

他方EU は、2006 年 10 月に「新通商戦略」(Global Europe: Competing in the World) を発表、対外政策については、①非関税障壁の除去、②資源へのアクセス確保、③貿 易における新成長分野の強化を基本目標として掲げ、FTA を通じて、EU 企業にとっ ての市場開拓や公正な競争条件の確保を目指す方針が示された。さらに、FTA 交渉を 優先すべき国・地域として、市場の成長性や保護の水準などに鑑み、アジアでは ASEAN、韓国、インドをあげている。 韓国との FTA については、2007 年 5 月に交渉を開始、韓国の工業製品や農産物の 関税譲許、自動車の安全・環境基準、サービスなどで調整が難航、当初目標としてい た2007 年内の締結から大きく遅れたものの、2007 年 6 月の米韓 FTA 締結を受け、韓 国に進出しているEU 企業が米国企業との競争上不利になるとの懸念の強まりなどが 後押しし、交渉開始から2 年 2 カ月で漸く妥結にこぎつけた。

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第1 表:韓国の FTA 進捗状況 進捗状況 相手国・地域 備考 発効済み チリ 2004年1月1日発効 シンガポール 2006年3月2日発効 EFTA(欧州自由貿易連合) 2006年9月1日発効 ASEAN(商品貿易) 2007年6月1日発効(タイとは2009年2月27日署名) ASEAN(サービス) 2009年5月1日発効(除くタイ、インドネシア、カンボジア、ラオス) 署名 米国 2007年6月30日署名 ASEAN(投資) 2009年6月2日署名 インド 2009年2月9日(仮署名) 交渉中 EU 2007年5月交渉開始、2009年7月13日交渉妥結。 日本 2003年12月に交渉開始、2004年11月以降中断。2008年4月の日韓首脳会 談での合意を受け、交渉再開に向けた実務協議を開始。2009年7月、実 務協議をこれまでの代表レベルから審議官級に引き上げ。 メキシコ 2006年2月に戦略的経済補完協定(SECA)の交渉開始、中断後、2007年12 月に交渉再開。 カナダ 2005年7月交渉開始 GCC 2008年7月交渉開始 ペルー 2009年3月交渉開始 豪州 2009年5月交渉開始 ニュージーランド 2009年6月交渉開始 その他 メルコスール (研究段階等)日中韓 中国 ロシア トルコ (注)EFTAはスイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインの4カ国。 (資料)外務省資料などより三菱東京UFJ銀行経済調査室作成 2. 韓 EU・FTA の主な合意内容 本FTA の詳細は、9 月に予定されている仮署名後の公開を待つ必要があるが、現時 点で明らかになっている主な合意内容は以下の通りである。韓国では、とくに自動車 や電子電機などの対 EU 輸出拡大が期待される半面、EU 産の精密機器や農畜産物な どの流入拡大による韓国国内産業への打撃が懸念されている。 (1)自動車 自動車は、韓国にとってメリットが期待される分野のひとつである。2008 年の韓国 のEU 向け自動車輸出は 40 万 8934 台(約 51 億ドル)、EU からの輸入は 4 万 1880 台 (約20 億ドル)と、韓国が純輸出国である。さらに、EU 側の乗用車に対する輸入関 税率は現行10%と米国の 2.5%を上回り、関税撤廃により 1 台当たり 1,000 ユーロ(約 13 万円)の価格引き下げ効果が見込まれるなど、関税削減効果が期待される。また、 韓国大手自動車メーカーは、チェコやスロバキアなど東欧諸国で生産を手掛けており、 韓国から調達する自動車部品に対する関税率(現行 4.5%)撤廃により EU 加盟国に おける組み立て・域内輸出についてもコスト削減効果が見込まれる。 他方、韓国の欧州からの輸入車は、BMW、アウディ、メルセデスベンツ、フォル クスワーゲンなどの高級車が大半を占め、現行 8%の関税撤廃に伴う値下げ効果は大

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関税撤廃時期について、韓国側は即時撤廃、EU 側は 7 年内の撤廃を主張したが、 最終的には、排気量 1500cc 超の中・大型車は 3 年以内、1500cc 以下の小型車につい ては5 年以内の撤廃で合意した。 (2)機械類 電子電機では、携帯電話、半導体、コンピューター関連などについては、WTO 情 報技術協定(ITA)により関税率はすでにゼロであるほか、白物家電製品についても、 エアコン(1.9~2.5%)、冷蔵庫(2.2~2.7%)と低水準のものが多く、また、すでに EU 域内で生産を行っているものもあり、全体としてみると関税削減効果は大きくな いとみられる。ただし、液晶テレビ(現行 14%)など一部の高関税品目について、5 年以内の関税撤廃で合意しており、価格競争力の強化が期待されている。 他方、EU 側が比較的優位にある半導体製造設備や精密計測機器、電子医療機器な どについては、韓国側の輸入拡大に伴う中小・零細企業への打撃が懸念されている。 (3)その他工業品 繊維分野では、EU 側の平均関税率が 7.9%と高く、EU 域内で韓国産繊維と競合関 係にある中国産や台湾産などに対する競争力向上が見込まれる。とくにポリエステル など化学繊維製品(現行4~8%)の EU 向け輸出拡大が期待されている。 他方、かばん・靴などの皮革製品やファッション衣料、化粧品などについては、EU ブランド品の価格低下による韓国への流入拡大が予想されるが、韓国百貨店業界では、 国内免税店との競争力向上に期待が高まっている。 (4)農畜産業 本 FTA で最もマイナスの影響が予想される分野として、農畜産業があげられる。 関税撤廃により、EU 産の豚肉、鶏肉、チーズなどの酪農品、果物、ジュース、ワイ ンなどの輸入拡大が予想される。 交渉の結果、ワイン(現行 15%)については、発効後、関税率の即時撤廃で合意、 12~13%程度の価格低下により、韓国の消費者にとっては恩恵が期待できる。これに 対し、コメ、トウガラシ、ニンニク、タマネギなど 10 品目については、センシティ ブ品目として関税撤廃の対象外とされたほか、豚肉、鶏肉、酪農品、冷凍サバ、冷凍 メバルなどについては、5~15 年と長い期間をかけて関税を撤廃することで合意した。 とくに、豚肉(現行20%超)については、韓国の豚肉輸入量 34 万トン(2008 年)の うち EU 産が約 4 割を占め、EU 産冷凍豚ばら肉は韓国産の約半分と価格競争力も強 く、関税撤廃による国内養豚農家への打撃が懸念されるため、10 年の関税撤廃期限が 設けられた。また、酪農製品については、EU 産は世界的にみても品質面での競争力 が高く、関税撤廃に伴う輸入拡大は避けられないとみられるものの、国内産業への影 響に配慮し、チーズ(現行36%)の場合は 15 年の関税撤廃期限が設けられた。

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3. 韓 EU・FTA の経済への影響 1)韓国企業への影響~韓米 FTA よりも大きいプラスの経済効果 韓国の EU 向け輸出では、家電、自動車などの工業品が全体の 7 割を占め、EU の 平均関税率は5.2%(2007 年時点)と米国の 3.5%を上回り、関税撤廃による EU 向け 輸出拡大が期待できる。 一方、農畜産物、衣類、化学・医薬品、高級自動車、サービスなどについては EU からの輸入拡大が予想され、政府による支援策を求めている。政府の試算では、ほぼ 全ての関税が撤廃される15 年後には、国内農畜産業で年間 2,300 億ウォン規模の被害 (生産額の減少)が想定されており、韓米FTA と同様(注)、直接の補填制度、廃業 支援などの総合対策が打ち出される予定である。 総合的に見れば、今回のFTA は、EU 向けの輸出増および雇用創出等のプラスの効 果の方がはるかに大きいとみられており、韓国産業界でも概ね歓迎の意向を示してい る。民間研究機関などの試算結果によれば、韓国EU・FTA 発効による韓国の GDP 押 し上げ効果は 15 兆 7,000 億ウォン~24 兆ウォン(2~3%)程度と韓米の 1.28%を上 回る効果が見込まれる。 (注)韓米FTA 妥結の際には、総額約 21 兆ウォン(農業 20.4 兆ウォン、水産業 7000 億ウォン)の支援策が打ち 出された。 第2 表:韓国と EU の貿易(2008 年) (100万ユーロ) 輸出 輸入 (韓国の輸入) シェア (%) (韓国の輸出) シェア (%) 一次産品 2,127 8.3 2,219 5.6 食品・飲料 968 3.8 123 0.3 その他一次産品 667 2.6 436 1.1 エネルギー 492 1.9 1,661 4.2 工業品 22,691 88.4 36,980 93.9 化学 4,508 17.6 1,701 4.3 機械・輸送機械 12,332 48.1 28,373 72.0 その他工業品 5,852 22.8 6,903 17.5 その他 827 3.2 183 0.5 合計 25,656 100.0 39,382 100.0 (資料)Eurostatより三菱東京UFJ銀行経済調査室作成 (2)日系企業への影響~欧州市場における韓国製品の価格競争力上昇が懸念 韓国とEU の FTA は、欧州市場における日系企業の競争条件が一部で不利となる可 能性がある。JETRO の調査結果によると、在欧日系製造業にとって、EU が交渉を進 めるアジア諸国(韓国、ASEAN、インド)との FTA のなかで、競合する製品の多い 韓国との FTA が、相対的にメリットが少なく、デメリットが大きいと考えられてい る。また、日系製造業の韓国製品との競合の要因については、「価格」とする回答が 圧倒的に多く、とくに自動車および同部品業界やエレクトロニクス業界では、韓国と EU の FTA 発効による韓国製品の価格競争力の上昇が懸念されている。

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第2 図:EU の対アジア FTA の影響(在欧日系製造業) 第3 図:韓国製品との競合分野(在欧日系製造業) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 韓国-EU (n=312) ASEAN-EU (n=324) インド-EU (n=305) メリット大 デメリット大 影響なし わからない (資料)JETRO調査より三菱東京UFJ銀行経済調査室作成 95.3 27.9 11.6 5.8 4.7 4.7 0 20 40 60 80 100 価格 品質 ブランドイメージ 流通網 ビジネスモデル 技術革新性 (%) (注)N=86、複数回答可。 (資料)JETRO調査より三菱東京UFJ銀行経済調査室作成 4. 今後の展望と課題 今後、韓国と EU は、協定締結に向けた手続きに入り、9 月末までに仮署名、2010 年 2 月の正式署名、各国議会の批准を経て同年 6~7 月頃の発効を目指す。ただし、 EU 加盟国のなかには、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、ルーマニア、 ポーランドなど、繊維や自動車産業への打撃を懸念する国もあり、順調に各国議会の 批准がなされるか、予断は許さない。 韓国と EU の FTA 妥結は、米国や日本との FTA にも影響を与えることが予想され る。ただし、韓米 FTA については、2007 年 4 月に合意、同年 6 月に署名を行ったも のの、合意後 2 年が経過した現時点でも批准の目途がたっていない。オバマ政権が 2009 年 2 月に発表した通商政策アジェンダのなかでは、韓国との FTA を含む前ブッ シュ政権からの積み残し案件について、「比較的早期の」進捗を期待するとしつつも、 「進捗のベンチマーク(基準)の確立を検討する」と慎重な姿勢が垣間見える。とく に、米韓FTA の最大の争点であった自動車については、発効後、米国が排気量 3000cc 未満の乗用車に対する関税の即時撤廃を約束している。しかし、目下の最重要課題が 経済金融危機の克服にあり、国内の自動車大手が揃って経営再建に取り組むなか、早 期の自由化による国内産業への打撃は避けなければならず、批准・発効までにはまだ 時間を要するとみられる。 日韓 FTA については、足元、交渉再開に向けた動きがみられるものの、交渉再開 後、スムーズに合意にこぎつけることができるかは不透明である。日韓貿易では、韓 国側の貿易赤字が恒常化しているほか、日韓貿易における無税品目は、日本側(韓国 →日本)が5 割強に対し、韓国側(日本→韓国)が 2 割強と、日本側の無税割合が高 いうえ、工業品の関税率は既に低水準になっており、韓国では関税撤廃に伴う一段の 赤字拡大、中小企業への打撃に対する懸念が根強い。しかし、中長期的な東アジア FTA などアジア域内の経済統合に向けて、日本と韓国の連携は不可欠であり、韓国の 中小企業支援や日本の農業支援などで短期的なデメリットを政策面でカバーしつつ、 中長期的な両国およびアジア域内の競争力強化に向けた協力が求められているとい

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えよう。 こうしたなか日本とEU の FTA については、産業界からの要望が根強く、これまで に民間レベルでの「日・EU 経済統合協定(EIA)」に向けた研究・提言が積み重ねら れてきた。しかし、両国・地域の経済規模が世界のGDP の 4 割を占めるなど、WTO ベースでの貿易自由化に与える影響が懸念されるほか、日本側では農業分野、EU 側 では工業分野など双方の関税撤廃に対する意見の隔たりが大きく、現時点では、政府 レベルでの協議には至っていない。韓EU・FTA の発効が視野に入るにつれ、FTA 交 渉開始に向けた産業界からの要望はさらに強まることが予想され、今後の政府の対応 が注目される。 第4 図:韓国の貿易収支(主要国・地域別) -120 -100 -80 -60 -40 -20 20 40 60 80 100 00 01 02 03 04 05 06 07 08 (10億ドル) その他アジア 米国 中国 ラ米 EU 中東 日本 合計 (資料)CEICより三菱東京UFJ銀行経済調査室作成 以 上 (H21.8.4 福地 亜希 aki_fukuchi@mufg.jp) 当資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、金融商品の売買や投資など何らかの行動を勧誘するものではありません。ご利用に関しては、 すべてお客様御自身でご判断下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。当資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当室はそ の正確性を保証するものではありません。内容は予告なしに変更することがありますので、予めご了承下さい。また、当資料は著作物であり、著作権法に より保護されております。全文または一部を転載する場合は出所を明記してください。 発行:株式会社 三菱東京 UFJ 銀行 企画部 経済調査室 〒100-8388 東京都千代田区丸の内 2-7-1

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