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Academic year: 2021

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(1)

クリーンコール技術に関する

中国とのビジネスベースの協力

2017年12月24日

一般財団法人 石炭エネルギーセンター(JCOAL)

理事長 塚本 修

第11回 日中省エネルギー・環境総合フォーラム

クリーンコール技術・石炭火力発電分科会

(2)

1

石炭資源開発への取組み

・石炭の安定供給確保 ・石炭資源調査 ・人材育成事業

広報の取組み

・石炭広報活動

クリーンコール技術開発の推進

・石炭利用技術開発 ・石炭灰の有効利用技術 ・その他調査研究

重点事業の戦略的な推進

・クリーンコールタウン事業 ・褐炭等有効利用事業 ・CCS関連事業( IGCC+CCS等) ・クリーンコール技術の移転

JCOAL「石炭のワン・ストップ機関」

情報の受発信、提言活動

・クリーンコール政策のフォローアップと政策提言 ・プラットフォーム活動の深化と新規構築 ・タイムリーかつ有用な情報の受発信体制の構築と同活動の推進

会員企業・団体

日本国政府

経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石炭課

JOGMEC

独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構

NEDO

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構

JICA

独立行政法人 国際協力機構

産炭国

石炭利用国

国際機関

(WCA、IEAなど)

JCOALの業務概要

(3)

CCT

地域環境対策

低 NOx燃焼

排ガス処理

De-SOx

De-NOx

脱じん

地球温暖化対策

高効率化

微粉炭火力

USC、A-USC

石炭ガス化

IGCC, IGFC

CO

2

分離・回収

CCUS

再エネリンク

水質・土壌対策

水素発電等次世代火力

バイオ混焼

石炭前処理

選 炭

石炭灰有効利用

クリーンコールテクノロジー(CCT)の体系図

(4)

技術分野と個別技術 2014 2020 2030 2040 2050 中分類 ① A-USC 実用化(700℃級) 実用化(800℃級) 褐炭等の多 用途利用 石炭火力の 高効率化・低 炭素化 環境対策 ② IGFC IGCC実証 (大崎CG)実証試験 商用化 (大崎CG) ⑧ ケミカルルーピング 反応塔 商用化 構造検討 30MWPP試験 100MW 実証試験 ⑪ CO2転換利用 CO2転換利用試験 小規模CO2転換利用 大規模CO2転換利用 ⑦ CO2循環型IGCC 商用化 CO2循環 クローズド試験 300MW実証試験 O2-CO2 ガス化炉試験 ⑤ フェロコークス 実証試験 商用化 ⑯ TIGAR 実証試験 商用化 ⑬高効率褐炭乾燥 ベンチ試験 PP試験 商用化 ⑥ COURSE50 パイロット規模 商用化 総合技術開発 実用化開発 ⑰ ECOPRO 実証試験 商用化 (大分類:中長期開発) 小分類 産業用 石炭利用 技術 石炭火力 発電技術 CO2回 収技術 改質炭利 用技術・ 産業用 石炭利用 技術 環境負荷 低減技術 ⑱環境負荷物質低減(B、Se) JIS/ISO化 低減技術、利用技術 ⑫褐炭高度利用 実証試験 商用化 ⑮ 自然エネルギ-付加 したCCT 実証試験 商用化 ⑭ ハイパーコール 実証試験 商用化 国内展開技術 海外展開技術 ③ A-IGCC 商用化(GT1700℃、700℃A-USC開発後) ⑨ 酸素燃焼 実証試験 商用化 ⑩ Post-Combustion CO2回収 実証試験 商用化 ④ ABC 商用化(<10%混合) 商用化(>10%混合)

CCTロードマップ

JCOAL作成

3

(5)

大崎IGCC実証

 更なる高効率化技術の開発・移転

 コールフロンティアへの挑戦

・バイオマス(農水産業の支援)、大気中のCO2の活用

・新たな炭素材料や化学品の開発、水素社会実現への貢献

今後のJCOAL活動方針のポイント

高効率化

技術開発

2020

2030

2040

2016

JCOALの

主要活動

A-USC

IGFC実証

バイオ混焼

【バイオ混焼、再生可能エネルギーとのハイブリッド化】

【水素社会実現へ貢献】

商用化 (>10%混合)

商用化

褐炭ガス化による水素製造 (TIGAR,等)、川重等の水素プロジェクト支援

海外でのCCUS展開 (カナダでのEOR、米国ワイオミング州でのCCUS共同技術開発)

木質系バイオ海外調達 (タイ、インドネシア)

バイオコークス(東北地方)

【CCUS、炭素材料等化学品】

国内: 農林業支援、再エネを重視した石炭火力の柔軟運用(IoTの活用)

海外: モザンビーク等での活用 ⇒ 炭鉱権益取得

藻類等によるCO2吸収 (魚礁の造成、海洋の活用)、炭素材料等の開発

・海のCO2ルール化

(大気中CO

2

吸収)

実用化 (700℃級)

商用化 (<10%混合)

・水素社会へ

・マリン開発

(6)

5

CO

2

分離型化学燃焼石炭利用技術(ケミカルルーピング)

石炭 熱回収器 煙突 脱水器 サイクロン 蒸気 (発電) 空 気 燃 焼 塔 蒸気 蒸気 N2 燃 料 反 応 塔 Fe3O4 Fe2O3 灰 集塵器 灰 蒸気 空気 圧縮器 給水 CO2 N2 開発プロセスの概念図

プロジェクト実施体制

 現在、0.5t-coal/dの三塔式キャリア長時間循環反応評価装

置(100kW)を用いて、キャリア(イルメナイト)の性能評価試

験等を実施中

 2020年からは、ベンチスケール(2t/d,1MW)で石炭燃焼特性

評価試験等を実施する予定

1.目 的: ケミカルルーピングを用いた中規模発電設備(500MWe以下)の開発

 Phase 1 (2015~2022年): 基盤研究(小型試験装置を用いた試験)

 Phase 2 (2023~2030年): パイロット/デモ・プラント試験

3.実施内容

2.開発スケジュール

三塔式キャリア長時間循環反応評価装置

(7)

人工石炭技術による地域エネルギー

利用プロジェクト(2015~2017年)

(概 要)

・秋田県横手市において、杉、もみがら、バーク等から人工石炭を生産

・岩手県矢巾町のゴミ処理施設のコークス代替として利用→CO2削減

横型バイオコークス製造所 盛岡・紫波地区環境施設組合 清掃センターごみ焼却施設

ごみ処理施設以外

での利用先

生産拠点と利用拠点

(8)

7

人工骨材

石炭火力発電所他

原 料

栄養分・プランクトン

植物による 海水中CO2吸収

海洋牧

石炭灰の不溶化設備 下層路盤材として利用 CaO+CO2→CaCO3に よる大気中CO2吸収 CaO+CO2→CaCO3によ る海水中CO2吸収 栄養分 吸 収

CO2吸収源としての海洋牧場構想

魚 礁 (海底ブロッ ク) 人工骨 材 石 炭 灰

(9)

クリーンコール技術に関する中国との技術交流

 CCT移転事業(1996年~ )

 日本のCCTを中国に普及・促進することを目的に、1996年度から発電分野あるいは産業

分野を対象に石炭利用技術者、政府関係者等を日本に招聘して、座学と現場視察を組

合せた研修事業を実施した。

 石炭火力設備診断事業(2007年~ )

 日本の専門家を中国等の石炭火力発電所に派遣し、既設火力発電所の熱効率改善、

SOx、NOxの排出低減等CCT普及のための設備診断・助言等の協力を実施した。

 クリーンコールタウン事業(2011年~ )

 石炭火力発電、石炭化学産業、廃水処理産業等の関連産業及び地域社会を一体的に

捉え、日本が有する上下流一体のCCTを活用することで「低炭素・資源循環型炭鉱地域

(クリーンコールタウン)」を創成するための地域マスタープランを作成する事業を実施し

た。

 CMMの活用・開発(2011年~ )

 中国の炭鉱における、炭鉱ガス(CMM)を安全に抽出し、低濃度ガスを効果的に濃縮し、

またメタンガスを高効率に利用する技術を開発し、中国炭鉱企業と共同実証を行った。

 ECOPRO事業化支援(2013年~ )

 新日鉄住金エンジニアリング(NSENGI)が保有する石炭熱分解ガス化技術(ECOPRO)の

事業化に向けて、中国のカウンターパート候補企業との技術交流を実施した(~2013年)。

(10)

CEC/JCOAL協力の経緯

中国における石炭火力発電設備の省エネ・環境診断に基づく設備・運用改善を日中の電力・設備関連

企業がビジネスベースで促進することを目標とする。

2007年  日中エネルギー閣僚政策対話の場でCEC、JBIC、JCOALの三者間で覚書を締結  第2回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JBIC、JCOAL三者による協議書を締結  東京電力、中国電力、JPOWER及びメーカー等が、TPRIと協力し、華能、大唐、中電投傘下の3ヵ所の発電設備を診断 し、設備改善及び運用改善方法を提案 2008年  CEC、JCOAL立会のもと、華能集団と中国電力がビジネス協力の覚書を締結  第1回日中共同委員会を開催  第3回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JBIC、JCOAL三者による協議書を更新締結  診断マニュアル(CEC/JCOAL)、CDMマニュアル(CEC/JBIC)を作成 2009年  新規診断対象発電設備候補(80ヶ所→8ヶ所)の選定と設備・運用診断を日中が協力して実施  第2回日中共同委員会を開催  第4回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JBIC、JCOAL三者による協議書調印 2010年  2009年に実施した8ヵ所の発電設備の改善案実施状況のフォローアップ等を実施  第3回日中共同委員会を開催  第5回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JCOAL二者による協議書調印 2011年  第4回日中共同委員会を開催  第6回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JCOAL二者による協議書更新、調印 2012年  第5回日中共同委員会を開催  第7回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JCOAL二者による協議書更新、調印 2013年  第6回日中共同委員会を開催 2014年  第7回日中共同委員会を開催  第8回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JCOAL二者による協議書更新、調印 2015年  第8回日中共同委員会を開催  第9回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JCOAL二者による協議書更新、調印 2016年  第9回日中共同委員会を開催  第10回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JCOAL二者による協議書更新、調印 2017年  第10回日中共同委員会を開催  第11回日中省エネルギー・環境総合フォーラムの場でCEC、JCOAL二者による協議書更新、調印

9

(11)

【目的】本事業協力の目的は、「行動計画」と「電力発展第13次5ヵ年計画」に基づいた石炭

火力発電に係るより厳格な省エネルギー・環境改善目標の長期にわたる実現に向けて日中

企業間のパイプとなり、ビジネス・技術交流をベースにした諸活動を実施する。

【実施内容】

<石炭火力の地域環境対策(SOx、NOx等)に関する協力>

(1) 中国の改造、新規建設石炭火力プラントをモデルプラントとしてイノベーティブな環境配

慮型省エネ最適システムや維持管理に係る計測技術の開発を共同で推進する。

(2) 中国関係機関の協力の下、石炭火力発電所の環境改善に係る規制・電力規格の実施

状況と今後の課題及びロードマップを共有し、日中両政府の支援を得て、PM2.5等大気

汚染改善、環境モニタリングシステム、水処理、副産物・廃棄物処理、微量元素対策等

の環境対策に係るビジネス交流及び技術交流を推進する。

<石炭火力発電における地球温暖化対策(CO2)に関する協力>

(3) 中国関係機関の協力の下、中国の石炭火力発電所における効率改善、電力の負荷調

整の実施状況及び課題を把握し、日中両政府の支援を得て、効率向上、電力の負荷調

整に係るビジネス交流及び技術交流を推進する。

(4) 中国関係機関の協力の下、中国の石炭火力発電所におけるCO2の排出対策として、日

中両政府の支援を得て、CCUS、バイオマス混焼に係るビジネス交流及び技術交流を推

進する。

JCOAL-CEC

中国石炭火力発電所の環境対策に関する協議書

(12)

政府は中国政府が掲げる広域経済圏構想

「一帯一路」への協力を後押しする指針をまとめた。

【協力の柱】

• 省エネ・環境分野

• 工業団地や電力基盤などの産業高度化

• アジア・欧州の物流

第三国での日中民間経済協力について

出典:日本経済新聞(2017年12月7日)

11

日本経済新聞によれば、

(13)

参照

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