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(1)

平成24年度 住宅リフォーム実例調査

報 告 書

平成 25 年 3 月

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目 次

Ⅰ.調査の概要 --- 1 Ⅱ.調査結果の分析 --- 3 今年度調査結果の特徴 --- 3 〔 調査票A 〕 第1編 世帯・住宅の基本属性およびリフォームの実例 --- 8 1.世帯・住宅の基本属性 --- 8 (1) 施主の世帯属性 --- 9 (2) 住宅の基本属性 --- 10 2.リフォーム工事の概要 --- 12 3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 --- 16 【 参考 】今年度調査のおける世帯・住宅の基本属性等の特色 --- 23 第2編 世帯・住宅の特徴とそのリフォーム内容/クロス集計 --- 29 1.世代によるリフォームの特徴 --- 29 (1) 施主の年齢別 --- 30 2.住宅の属性によるリフォームの特徴 --- 37 (1) 住宅の築年数別 --- 37 (2) 当初の住宅の取得方法別 --- 44 (3) 工事の種類別 --- 47 3.その他のクロス集計によるリフォームの特徴 --- 49 (1) リフォーム契約金額別 --- 49 (2) 地域別 --- 55 〔 調査票B 〕 第3編 住宅リフォーム支援策や東日本大震災に関する事業者の意識 --- 56 (1) リフォーム工事の実施状況 --- 57 (2)リフォーム工事に関する税制優遇措置について --- 58 (3)復興支援・住宅エコポイントについて --- 61 (4)その他の住宅リフォーム支援策について --- 66 (5)東日本大震災の影響について --- 68 (6)その他(消費税率アップの影響、用いている契約書式)--- 72 Ⅲ.資料・調査票 --- 74 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(3)

Ⅰ.調査の概要

1.調査の目的及び概要 本調査は、住宅リフォームに係る実態の経年的な把握を目的としたものある。今年度は、平成 15 年度から継続して実施している“住宅リフォームの工事ごとの内容”についてのアンケート調 査(調査票A)とともに、施工業者の“住宅リフォーム支援策の利用状況や意向等”についての アンケート調査(調査票B)を併せて実施した(調査票Bの実施は、平成21 年度、平成 23 年度 に続き三度目の実施である)。 調査の項目・内容は、前回の調査票から部分的な見直しを行っており、今年度は、「復興支援・ 住宅エコポイント」導入後の期間が対象であったため、「復興支援・住宅エコポイント」の活用 実態や評価などについての質問を加えて調査を行った。 2.調査の方法 会員団体の事務局を通じて、各団体所属事業者に2 種類のアンケート票(調査票A、調査票B) を配布し、郵送・FAX・E-mail で回答を得た。 ① 調査依頼団体 ・一般財団法人 経済調査会 ・一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会 ・一般社団法人 日本増改築産業協会 ・社団法人 日本木造住宅産業協会 ・社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 ・全国建設労働組合総連合 ・社団法人 全国中小建築工事業団体連合会 ・社団法人 全日本不動産協会 ・一般社団法人 日本塗装工業会 ・一般社団法人 リビングアメニティ協会 ・キッチン・バス工業会 ・一般社団法人 日本左官業組合連合会 ・全国管工事業協同組合連合会 ・社団法人 プレハブ建築協会 ・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 ・公益社団法人 日本建築士会連合会 ・一般社団法人 JBN ② 調査対象 調査票A:平成 23 年 11 月~平成 24 年 8 月の住宅リフォーム工事の施工完了物件 調査票B:リフォーム事業者(実績件数は平成 23 年度) ③ 調査内容 調査票A:住宅リフォームを実施した消費者の家族構成や目的、工事内容、契約金額、融資の 利用、優遇税制や補助金の利用等 調査票B:各種支援制度の利用状況や意見、今後の要望、復興支援・住宅エコポイントの評価等 ④ 調査期間 平成 24 年 9 月に関係団体へ発文(調査票の発送)、平成 24 年 11 月末に回収を締め切った ⑤ 回収状況 調査票A:有効回答数 1,529 票(有効回答率 25.2%) 調査票B:678 票回収(有効回答数 678 票)

(4)

3.集計項目 ① 調査票A 基本集計 クロス集計 (B-2)住 宅の種類 (A-1)施 主の年齢 (B-1)住 宅の所在 地(地域) (B-3)住 宅の築年 数 (B-5)住 宅の取得 方法 (C-3)工 事の種類 (D-1)① 契約金額 (A-1)施主の年齢 ● ● (A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者との関係 ● ● (A-3)住宅に居住する世帯の世帯主年齢 ● ● (A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯の家族構成 ● ● (A-5)家族の数 ● ● (B-1)リフォームを行った住宅の所在地 ● ● (B-2)リフォームを行った住宅の種類 ● (B-3)リフォームを行った住宅の築年数 ● ● ● ● (B-4)今回のリフォームを行うまでの居住期間 ● ● ● (B-5)リフォームを行った住宅の取得方法 ● ● ●    〔中古住宅の購入の場合〕 リフォームを実施した業者 ● ● (C-1)リフォーム工事の着工年月 ● ● (C-2)リフォーム工事の竣工年月  ● ● (C-3)リフォーム工事の種類 ● ● ● ● (C-4)①リフォーム工事の目的 ● ● ● ● ● ● ● ●     ②工事の内容 ● ● ● ● ● ● ●     ③ "住宅設備の変更"の内容 ● ● ● ● ● ● ● (D-1)①契約金額および自己資金、借入金、補助金 ● ● ● ● ● ● ●     ② 借入金内訳 ● ● ● ● ● ● (D-2)リフォーム工事契約時の住宅ローン ● ● ● ● (D-3)税制優遇措置や公的な補助を利用 ● ● ● ● ● ● (D-4)復興支援・住宅エコポイント制度の利用の有無 ● ● ● ● ● ●     ①エコリフォームの対象となる工事  ● ●     ②エコリフォーム対象工事の工事費用 ● ●     ③エコリフォームの発行ポイント数 ● ●     ④ポイントの交換の内容 ● ●     ⑤即時交換として工事費用に充当したポイント数 ● ●     ⑥即時交換対象工事として実施したもの ● ●     ⑦エコポイントの利用による工事費の増額 ● ● (D-5)リフォーム瑕疵保険の加入状況 ● ● ● ● ● ● (D-6)住宅履歴情報の登録状況 ● ● ● ● ● ● (D-7)インスペクション(事前の建物調査)実施状況 ● ● ● ● ● ● ② 調査票B 基本集計 クロス集計 (E-1)地 域 (E-2)住 宅リ フォーム 工事年間 件数 (E-2)リ フォーム 実施状況 (E-2)復 興支援・ 住宅エコ ポイント 申請実績 (E-3)① 税制優遇 措置の認 知状況 (E-4)① 復興支 援・住宅 エコポイ ント認知 状況 (E-1)事業所所在地 ● (E-2)住宅リフォーム工事年間件数 ●     ① 耐震改修工事の件数 ●     ② バリアフリー改修工事の件数 ●     ③ 省エネ改修工事の件数 ●     ④ 住宅エコポイントの申請件数 ●     ⑤ 復興支援・住宅エコポイントの申請件数 ● (E-3)①税制優遇措置の内容認知 ● ● ●     ②税制優遇措置の営業での活用 ● ● ● ●     ③制優遇措置のリフォームを促進上の効果 ● ● ● ● (E-4)①復興支援・住宅エコポイントの認知状況 ● ● ●     ②認知経路 ● ● ● ●     ③ユーザーの復興支援・住宅エコポイントの認知状況 ● ● ● ●     ④リフォーム促進上の効果 ● ● ● ●     ⑤ポイント発行の対象とならない期間の影響 ● ● ● ●     ⑥予約制度についての認知 ● ● ● ●     ⑦予約制度によるリフォーム施工への影響 ● ● ● ●     ⑧即時交換分が半分になったことによる影響 ● ● ● ●     ⑨代理申請の実施状況 ● ● ● ●     ⑩復興住宅エコポイントの良い点 ● ● ● ●     ⑪ポイント発行対象工事に加えて欲しいもの ● ● ● ● (E-5)トータルプランの認知度 ● ● (E-6)住宅リフォーム政策の要望 ● ● (E-7)①東日本大震災による事業運営への影響 ● ● ●     ②東日本大震災による消費者意識への影響 ● ● ● (E-8)消費税率アップの受注活動への影響 ● ● (E-9)用いている契約書 ● ● 4.調査結果を読む上での留意点(調査票Aについて) 本調査は、リフォーム事業者が、自社の受託実績から任意で対象物件を選び、施主に代わって回 答するものであり、その手法の特性を鑑みると、事業者は自社の代表物件や回答しやすい物件(設 問に対する選択肢として挙げている性能向上を伴うリフォーム工事を実施した例など)を適宜選ん でいると考えられる。このため、結果的に、本調査のサンプルは、工事の内容及び金額面で平均的 なリフォーム工事よりも大型物件にシフトしていると考えられる。また、設問には、リフォームの 目的、税制優遇措置等の利用状況など、事業者が回答するにはやや難しい内容も含まれており、こ れらについては、あくまでも事業者が分かる範囲で回答したものである。

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Ⅱ.調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

1.戸建ての若い世代では、住み替えによるリフォームニーズがみられる リフォーム工事の目的は、前回(H23 年)調査と同様、“使い勝手の改善”や“住宅・設備の老 朽化対応”が上位である(p26 図 10 参照)。リフォームの目的を年代別にみると、高年代では、 “住宅・設備の老朽化”や“老後への備え・高齢対応”などが多いが、戸建ての若年代では“2世 代同居など他の世帯との同居に対応するため”や“中古住宅の購入に合わせて”、“相続等により 住宅の所有者が入れ替わったため”などでの比率が高く、“住み替え”によるリフォームニーズ がみられる。また、マンションの30 代以下では“中古住宅の購入に合わせて”が 50%と高い比 率となっている<図1>。 【 戸建て 】 【 マンション 】 <図 1> リフォーム工事の目的 施主の年代別(複数回答) 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため その他 56.0 41.7 29.8 10.7 25.0 17.9 6.0 15.5 21.4 6.0 3.6 6.0 3.6 2.4 55.9 55.9 34.6 22.8 18.9 23.6 6.3 14.2 10.2 3.9 3.9 3.1 1.6 6.3 60.4 64.4 42.7 35.6 22.9 15.8 12.1 6.5 1.9 6.2 4.0 2.8 2.5 3.7 64.4 61.7 43.8 44.8 23.8 9.8 10.4 6.9 1.7 8.1 4.8 1.7 1.9 3.1 56.2 66.0 30.1 49.7 28.1 7.8 5.2 5.9 0.7 4.6 3.3 0.7 2.0 1.3 (%) 30代以下(n=84) 40代(n=127) 50代(n=323) 60代(n=480) 70代以上(n=153) 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため その他 77.8 58.3 13.9 0.0 0.0 16.7 0.0 0.0 50.0 2.8 0.0 0.0 0.0 2.8 63.8 55.3 25.5 10.6 0.0 14.9 2.1 0.0 23.4 0.0 2.1 4.3 0.0 8.5 61.6 70.9 26.7 20.9 0.0 12.8 3.5 1.2 11.6 2.3 0.0 2.3 2.3 3.5 70.3 73.0 18.9 36.9 0.9 18.9 1.8 1.8 4.5 3.6 0.9 0.9 3.6 1.8 (%) 30代以下(n=36) 40代(n=47) 50代(n=86) 60代以上(n=111)

(6)

2.戸建ての 500 万円を超えるリフォームから、性能向上の比率が高まる 工事の規模(契約金額)別にリフォームの目的をみると、戸建てで 500 万円を超えるリフォ ームでは、“省エネ化”“高齢化対応”“耐震性等安全性の向上”などの性能向上リフォームの比 率が一気に高まる。また、マンションでは、“中古住宅の購入に合わせて” 300 超~500 万円以 下のリフォームを行っている<図2>。 500 万円を越えるリフォームの工事内容としては、戸建て、マンションともに“内装の変更”、 “住宅設備の変更”の比率が高いが、戸建てでは“間取りの変更”“室内建具の変更”などが 5 割を越え、マンションでは、“間取りの変更”“室内建具の変更”“収納スペースの改善”の比率 が 7 割を越えている<図3>。 【 戸建て 】 【 マンション 】 <図 2> リフォーム工事の目的 契約金額別(複数回答) 【 マンション 】 【 戸建て 】 <図 3> リフォーム工事の内容 契約金額別(複数回答) 0 20 40 60 80 100 内装の変更   (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 間取りの変更 窓ガラス・窓サッシ等の改良 外装の変更(屋根の葺き替え、   外壁の塗り替え等) 段差の解消、手すりの設置 室内建具の変更 冷暖房設備、給湯設備等の   設置・更新(床暖房含む) 収納スペースの改善 居室の用途の変更 外壁への断熱材の設置工事 耐震補強工事 屋根・天井への断熱材の設置工事 床・基礎への断熱材の設置工事 壁、柱等の主要構造部の改修 広さの変更 防犯性能強化 太陽光発電・温水器の設置 耐火性能強化 防音工事 その他 54.7 51.4 15.4 28.6 34.2 22.2 14.0 13.7 12.5 7.3 3.9 8.3 5.1 3.0 4.2 5.2 3.9 6.4 0.8 0.7 4.9 88.0 87.1 67.1 66.2 57.0 55.1 55.0 49.7 48.8 35.0 32.3 30.7 29.3 27.7 24.3 22.2 14.8 11.0 4.7 4.3 3.2 (%) 500万円以下(n=591) 500万円超(n=535) 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため その他 45.0 53.7 25.9 25.1 11.5 6.0 3.1 2.9 2.1 2.4 4.2 0.8 1.0 5.0 57.9 63.6 37.3 35.9 15.8 7.7 7.2 3.8 5.7 3.8 4.3 0.0 2.9 3.8 75.5 67.1 52.1 49.9 35.7 20.9 15.1 13.8 4.7 10.8 4.5 4.3 2.6 2.1 (%) 300万円以下(n=382) 300超~500万円以下 (n=209) 500万円超(n=535) 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため その他 49.6 63.8 13.4 13.4 0.0 8.7 0.8 0.8 5.5 1.6 0.8 0.0 1.6 3.9 77.8 75.9 24.1 25.9 0.0 20.4 1.9 1.9 40.7 1.9 0.0 0.0 3.7 3.7 85.3 72.6 32.6 35.8 1.1 24.2 4.2 1.1 17.9 3.2 1.1 5.3 2.1 3.2 (%) 300万円以下(n=127) 300超~500万円以下 (n=54) 500万円超(n=95) 0 20 40 60 80 100 内装の変更   (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 間取りの変更 室内建具の変更 収納スペースの改善 冷暖房設備、給湯設備等の   設置・更新(床暖房含む) 窓ガラス・窓サッシ等の改良 居室の用途の変更 段差の解消、手すりの設置 防音工事 防犯性能強化 その他 75.1 72.9 22.7 24.9 22.1 15.5 13.8 8.8 12.2 2.2 0.0 1.1 98.9 97.9 75.8 72.6 72.6 53.7 42.1 36.8 36.8 10.5 3.2 1.1 (%) 500万円以下(n=181) 500万円超(n=95)

(7)

3.マンションでも施主の年齢は60代以上のウエイトが高い 施主の年齢は、60 代以上の高年代の占める比率が増加しており、今回(H24)の調査では、 60 代以上が全体の半数を超えている。住宅の種類別にみると施主の年齢は、戸建てよりもマン ションの方が若い年代の占める比率が高いが、今回の調査では、マンションにおいても 60 代 の比率が 32.2%となるなど、60 代以上のウエイトが高くなっている<図4>。 【 全体 】 【 戸建て 】 【 マンション 】 <図 4> 施主の年齢 時系列比較 住宅の種類別 4.中古住宅購入時のリフォームに不動産仲介業者が関与したのは約 4 割 中古として住宅を取得した場合「入居前または入居直後(今回のリフォームを行うまでの居住 期間0 年)にリフォームを実施」した比率は、戸建てで 35.2%、マンションでは 54.0%で<図 5>、 前回調査(戸建て43.3%、マンション 36.7%)に比べ、マンションでの比率がアップしている。 中古住宅を購入し、入居前または入居直後にリフォームを実施した場合の業者は「自分で探し た」が 42.4%であるが、全体では 41.1%で不動産仲介業者が関与しており「不動産の仲介業者 から施工業者の紹介を受けた」は戸建てでは13.1%、マンションでは 40.4%となっている<図 6>。 【 戸建て 】 【 マンション 】 <図 5> 今回のリフォームを行うまでの居住期間 住宅の取得方法別 <図 6> 中古住宅を購入し、入居前または入居直後にリフォームをした場合の リフォーム実施者 住宅の種類別 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=85) 戸建て (n=38) マンション (n=47) 12.9 15.8 10.6 28.2 13.1 40.4 42.4 44.7 40.4 5.9 7.9 4.3 10.6 18.4 4.3 不動産の仲介業者が リフォームを実施 不動産の仲介業者から 施工業者の紹介を 受けてリフォームを実施 自分で業者を探して リフォームを実施 その他 不明 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% H20(n=940) H21(n=784) H22(n=884) H23(n=1082) H24(n=1169) 6.4 5.7 6.8 8.1 6.4 14.4 12.5 11.8 11.9 10.9 35.6 37.8 27.9 28.8 27.6 35.5 35.7 40.8 37.8 41.1 7.4 7.9 10.5 13.0 13.1 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% H20(n=133) H21(n=119) H22(n=133) H23(n=82) H24(n=283) 1.0 2.0 2.0 3.0 0.7 12.8 15.1 12.8 13.4 12.0 18.8 13.4 25.6 17.1 16.6 38.3 33.6 22.6 39.0 30.4 23.3 30.3 30.1 25.6 32.2 4.5 6.7 8.3 2.4 7.1 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% H20(n=1078) H21(n=911) H22(n=1032) H23(n=1184) H24(n=1529) 0.8 7.1 7.0 7.5 8.5 7.3 15.0 12.6 13.4 12.2 11.8 36.0 37.2 27.2 29.4 27.7 34.0 34.8 39.8 37.0 38.2 7.1 7.9 10.1 12.3 12.0 2.2 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 中古住宅購入 (n=108) 親からの相続等 (n=147) 35.2 9.5 11.1 8.3 14.8 8.3 10.9 9.3 10.2 8.3 14.3 3.7 46.9 0年(入居前 または入 居直後) 1年~ 5年以下 6年~ 10年以下 15年以下11年~ 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 30年以下26年~ 31年以上 0% 20% 40% 60% 80% 100% 中古住宅購入 (n=87) 親からの相続等 (n=15) 54.0 20.0 8.0 20.0 4.6 11.5 13.3 9.2 6.7 13.3 13.3 4.6 13.3 3.4 0年(入居前 または入 居直後) 1年~ 5年以下 6年~ 10年以下 11年~ 15年以下 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 30年以下26年~ 31年以上 不明

(8)

5.復興支援・住宅エコポイントでは、“高断熱浴槽”や“節水トイレ”などへの活用も進んだ 復興支援・住宅エコポイントを「利用した」は全体では33.4%であった<図 7>。対象工事は「窓 の省エネ改修」が中心であるが、前回の住宅エコポイントよりも「高断熱浴槽の設置」や「節水 トイレの設置」の比率が上昇しており<図8>、多様な工事への活用がみられた。 復興支援・住宅エコポイント制度によるリフォーム促進上の効果としては、制度をよく知って いる(申請実績のある)事業者では、約6 割が「リフォーム促進に効果があった」と肯定的にと らえている<図9>。 <図 7> 住宅エコポイント、復興支援・住宅エコポイント制度の利用状況 <図 8> 住宅エコポイント、復興支援・住宅エコポイント制度の対象工事(複数回答) <図 9> 復興支援・住宅エコポイント制度によるリフォーム促進効果 申請実績の有無別 0 20 40 60 80 100 ①窓の省エネ改修 ②外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 ①または②と同時に行う   バリアフリー改修工事 ①または②と同時に行う   太陽熱システムの設置 ①または②と同時に行う   節水型トイレの設置 ①または②と同時に行う   高断熱浴槽の設置 ①または②と同時に行う   リフォーム瑕疵保険への加入 ①または②と同時に行う   耐震改修 91.8 21.9 45.7 1.8 27.1 29.3 88.6 18.2 44.9 2.4 44.5 44.7 2.9 9.6 (%) 住宅エコポイント (n=547) 復興支援・住宅 エコポイント (n=510) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 住宅エコポイント H23(n=1163) 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=1529) 46.2 33.4 48.6 57.0 2.2 1.6 3.0 8.0 利用した 利用しなかった わからない 未記入 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体(n=678) 申請実績あり (n=266) 申請実績なし (n=138) 35.4 59.0 18.8 41.7 34.6 52.2 14.7 2.6 19.6 8.1 3.8 9.4 効果があった あまり効果はなかった わからない 不明

(9)

6.消費税率アップにより“導入前後の駆け込み、落ち込み”があると考えている事業者が多い 消費税率アップの影響としては、全体の 87.3%が「影響がある」と回答しており<図 10>、影 響があると考えている事業者の約9 割が、影響の内容として「導入前の駆け込み、導入後の落ち 込み」をあげている。同時に、「価格競争の激化」、「リフォーム市場拡大の停滞」も約 3 割の事 業者があげている<図11>。 <図 10> 消費税率アップの影響 <図 11> 消費税率アップの影響の内容 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=678) 87.3 3.7 3.1 5.9 影響がある あまり影響はない わからない 不明 0 20 40 60 80 100 導入前の駆け込み  導入後の落ち込み 価格競争の激化 リフォーム市場拡大の  停滞 その他 87.0 34.0 31.8 3.7 (%) 全 体(n=592)

(10)

〔 調査票A 〕

第1編 世帯・住宅の基本属性及び住宅リフォームの実例

回答の得られた物件について、戸建て、マンション別に世帯・住宅の基本属性、リフォーム工事 の概要や契約金額等に関する分布状況を整理した。 1. 世帯・住宅の基本属性 <世帯属性> ・戸建て:年齢層は 50・60 代中心、核家族世帯・夫婦のみ世帯が多い。三世代は約 1 割。 ・マンション:年齢層は戸建てに比べるとやや若く、50 代が中心で 40~60 代に分布。核家族世 帯・夫婦のみ世帯が多い。単身世帯は 1 割強。 <住宅の基本属性> ・戸建て:所在地は、地方エリアが約半数。当初の住宅の取得方法は、注文住宅が約 6 割、親か らの相続が1割強。築年数は 10 年位から 30 年超まで幅広く分布しているが、築 30 年超が 4 分の1 を占める。 ・マンション:都市エリアが約 9 割。当初の住宅の取得方法は、新築分譲住宅が 5 割強、中古住 宅の購入が 約 3 割。築年数は幅広いが、築 15 年以下が 3 割弱と比較的新しい住宅も多い。リ フォームまでの居住期間は、0 年(入居時前後にリフォーム)が約 2 割を占める。前年に比べ ると中古住宅の購入の比率がやや増加した。 戸建て(1,169 件・76.5%) <前年 1,081 件・91.3%> マンション(283 件・18.5%) <前年 82 件・6.9%> 施主の年齢 50・60 代中心(全体の 68.7%<前年 66.6%>) 60 代が 32.2%<前年 25.6%>を占めるが、50 代 以下が 59.7%<前年 70.7%> 世帯主の年齢 50・60 代中心 (施主の分布とほぼ同様) < 前年と同様> 30~60 代 (施主に比べ若年層の比率が高まる) <前年と同様> 家族構成・家 族人数 核 家 族 43.0 % < 前 年 45.4 % > 、 夫 婦 の み 36.2%<前年 35.2%>、三世代 12.1%<前年 11.8%>。 平均家族人数 3.22 人<前年 3.44 人> 核家族 36.4%<前年 48.8%>、夫婦のみ 42.0%< 前年 30.5%>、単身 13.4%<前年 13.4%>。 平均家族人数 2.51 人<前年 2.38 人> 住宅の所在地 都市エリア 48.1%<前年 43.5%>、地方エリ ア 51.4%<前年 56.2%> 都市エリア 92.6%<前年 70.7%>、地方エリア 7.4%<前年 29.3%> 住宅の所有関 係 ほとんどが「自ら所有し居住」(90.8%)<前 年 89.3%> 「自ら所有し居住」が 85.5% <前年 79.3%>、 「施主が所有、他人に賃貸」が 4.6% <前年 9.8%> 住宅の築年数 築 10 年位から 30 年超まで幅広く分布(築 15 年以下は 12.8%<前年 14.2%>、築 30 年超は 24.1%<前年 25.1%>) 築 10 年位から 30 年まで分布 (築 15 年以下は 27.2%<32.9%>、築 30 年超は 15.9%<13.4%>) リフォームま での居住期間 10 年位から 30 年超まで幅広く分布 <前年と同様> 0 年から 30 年まで幅広く分布 0 年(入居時前後にリフォーム)が 20.1%<前 年 19.5%> 当初の住宅の 取得方法 注文住宅(建替含)建設 61.6%<前年 59.8%> 新築分譲住宅の購入 12.7%<前年 10.4%> 中古住宅の購入 9.2%<前年 9.0%> 親からの相続 12.6%<前年 14.7%> 新築分譲住宅の購入 52.3%<前年 42.7%> 中古住宅の購入 30.7%<前年 36.6%> 親からの相続 5.3%<前年 6.1%>

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(1) 施主の世帯属性 ① 施主の年齢 ・施主の年齢は、50 代以上が全体の約 8 割を占め ている。戸建てでは60 代が 41.1%となっており、 60 代以上が約半数である。マンションは戸建て に比べ、若い層の比率がやや高い。 図 1-1-1 施主の年齢(A-1) ② 施主と居住者の関係 ・リフォームの対象は、大部分が「施主が所有し 居住している住宅」であるが、マンションでは、 施主が「他人に賃貸」が4.6%と、戸建てに比べ 若干比率が高くなる。 図 1-1-2 施主と居住者の関係(A-2) ③ 世帯主の年齢 ・世帯主の年齢は、施主の年齢とほぼ同じような 構成比となる。マンションで、20 代、30 代の若 年層が、戸建てに比べ多くなる。 図 1-1-3 世帯主の年齢(A-3) ④ 世帯主の家族構成 ・家族構成は、「親子(二世代)」が41.0%、「夫婦 と子」が36.4%と核家族世帯が中心である。 ・これらに次いで、戸建てでは「夫婦と子と親」 からなる三世代(12.1%)、マンションでは「単 身」(13.4%)が多い。 図 1-1-4 世帯主の家族構成(A-4) ⑤ 家族人数 ・平均家族人数は、全体では3.08 人で、戸建てが 3.22 人、マンションが 2.51 人である。マンショ ンでは「2人以下」が過半数である。 図 1-1-5 家族人数(A-5) (注)図のタイトル末尾の( )は、調査票の質問番号を示す。以下同じ。 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 87.6 90.8 85.5 4.6 4.0 4.3 3.5 施主が所 有し居住 施主が所有し 親族居住 施主が所有し 他人に賃貸 親族が 住宅を 所有し 施主同居 施主以外 が所有し 施主居住 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 6.3 4.6 13.4 36.4 36.2 42.0 41.0 43.0 36.4 9.7 12.1 3.3 4.2 単身 夫婦のみ (二世代)親子 夫婦と子と親 (三世代) その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 5.3 4.0 11.0 33.7 32.6 43.1 19.3 19.3 20.5 17.2 17.9 15.9 7.0 8.5 5.5 6.9 12.0 10.8 7.8 1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 1.3 1.1 2.1 7.7 6.2 12.7 11.5 10.5 16.3 26.4 26.2 29.3 36.9 40.2 29.7 13.0 14.8 7.1 3.2 0.9 2.8 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 0.8 0.8 0.7 7.3 6.4 12.0 11.8 10.9 16.6 27.7 27.6 30.4 38.2 41.1 32.2 12.0 13.1 7.1 2.2 0.2 1.1 20才代 30才代 40才代 50才代 60才代 70才以上 不明

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(2) 住宅の基本属性 ① 住宅の所在地/地域別 ・戸建てでは、関東が約 4 割を占めるが、北海道 から九州・沖縄まで広範囲におよんでいる。こ れに対し、マンションは、関東が 75.6%、近畿 が19.1%、関東と近畿が中心である。 図 1-1-6 住宅の所在地/地域別(B-1) ② 住宅の所在地/都市エリア・地方エリア別 ・戸建てでは都市エリアと地方エリアがほぼ半々 であが、マンションでは都市エリアが90%以上 を占める。 図 1-1-7 住宅の所在地/エリア別(B-1) *地域別 北海道 :北海道 東北 :青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 関東 :茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨 信越・北陸:新潟・富山・石川・福井・長野 東海 :岐阜・静岡・愛知・三重 近畿 :滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 中国 :鳥取・島根・岡山・広島・山口 四国 :徳島・香川・愛媛・高知 九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 *エリア別 都市エリア(人口 500 万人以上の都府県、ただし北海道は除く): 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県 地方エリア(都市エリア以外の都道府県) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 55.6 48.1 92.6 42.2 51.4 7.4 2.2 0.5 都市エリア 地方エリア 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 3.4 4.1 4.4 5.6 42.2 34.4 75.6 5.2 6.8 7.1 8.7 15.8 15.7 19.1 6.2 7.4 4.4 5.6 9.0 11.0 2.2 0.5 北海道 東北 関東 信越・北陸 東海 近畿 中国 四国 九州・ 沖縄 不明

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③ 住宅の築年数 ・築年数は、築後21 年以上が全体の 6 割を超えて いる。 ・戸建てでは、築後26 年以上が 46%となるが、 マンションでは築後10~15 年以下が 18.7%と なるなど比較的新しい住宅でリフォームが行わ れている。 図 1-1-8 住宅の築年数(B-3) ④ リフォームまでの居住期間 ・全体としては比較的幅広く分布しているが、11 年以上が約8 割を占める。 ・戸建てでは、「31 年以上」が 20.4%となるのに 対して、マンションでは、居住期間「0 年(入 居前または入居後)」が20.1%と多い。 図 1-1-9 リフォームまでの居住期間(B-4) ⑤ 当初の住宅の取得方法 ・戸建てでは「当初注文住宅を建設」が61.6%、 「新築分譲住宅購入」12.7%、「親からの相続等」 が12.6%であった。 ・マンションでは、「新築分譲住宅購入」(52.3%) と「中古住宅購入」(30.7%)が多い。 図 1-1-10 当初の住宅の取得方法(B-5) ⑥ リフォーム実施者(中古購入の場合) ・中古住宅購入の場合、入居前後(居住期間0 年) にリフォームを実施した場合の業者は、「自分で 探した」が約4 割であるが、戸建てでは、「不動 産の仲介業者がリフォームを実施」が15.8%、 マンションでは「不動産の仲介業者から施工業 者の紹介を受けてリフォームを実施」が40.4% と多い。 図 1-1-11 中古住宅を購入し、入居前または入居直後に リフォームをした場合のリフォーム実施者(B-5) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 48.6 61.6 19.7 12.7 52.3 13.1 9.2 30.7 10.9 12.6 5.37.1 4.6 2.2 4.6 注文住宅 新築分譲住宅購入 中古住宅購入 親からの相続等 その他 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 1.1 1.1 1.1 3.9 3.3 7.4 10.6 8.4 18.7 16.9 17.2 17.3 21.7 23.1 18.4 21.0 21.9 19.4 21.8 24.1 15.9 2.9 0.9 1.8 5年以下 6年~ 10年以下 11年~ 15年以下 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 8.4 5.6 20.1 3.3 2.8 5.3 5.1 5.0 5.7 11.5 10.6 15.2 16.5 16.9 16.3 18.0 20.4 11.3 16.7 17.7 13.8 17.9 20.4 10.2 2.7 0.6 2.1 0年(入居前 または入 居直後) 1年~ 5年 以下 6年~ 10年 以下 11年~ 15年 以下 16年~ 20年 以下 21年~ 25年 以下 26年~ 30年以下 31年以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=85) 戸建て (n=38) マンション (n=47) 12.9 15.8 10.6 28.2 13.1 40.4 42.4 44.7 40.4 5.9 7.9 4.3 10.6 18.4 4.3 不動産の仲介業者が リフォームを実施 不動産の仲介業者から 施工業者の紹介を 受けてリフォームを実施 自分で業者を探して リフォームを実施 その他 不明

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2. リフォーム工事の概要 ・戸建て・マンション共に「老朽化対応」、「嗜好対応」を目的としたリフォームが多く、「省エネ 化」、「高齢化対応」が続く。「省エネ化」は、マンションよりも戸建てで比率が高い。工事内容 は、戸建て・マンション共に内装・設備の更新が多いほか、戸建てでは「窓ガラス・サッシの改 良」が多い。 ・戸建て:修繕・模様替えが中心で、改築 2 割強、増築 1 割弱。修繕・模様替えのうち、大規模 なものは全体の 3 割弱。「老朽化対応」、「嗜好対応」、「省エネ化」、「高齢化対応」等、様々な要 因・目的でリフォームが行われている。工事内容は、設備・内装の変更に加え、「窓ガラス・サ ッシ等の改良」「外壁の変更」が上位を占める。 ・マンション:修繕・模様替えが中心。「老朽化対応」、「嗜好対応」を要因・目的としたリフォー ムが多い。工事内容は、内装・設備・変更、室内建具の変更、間取り変更、のほか、「収納スペ ースの改善」、「冷暖房・給湯設備の設置・変更」、上位にみられる。 戸建て(1,169 件・76.5%) マンション(283 件・18.5%) 工事の種類 増築 6.9%<前年 7.6%> 改築 21.1%<前年 23.1%> 大規模な修繕・模様替え 27.7%<前年 26.2%> その他修繕・模様替え 41.0%<前年 39.8%> 改築 12.7%<前年 34.1%> 大規模な修繕・模様替え 26.1%<前年 23.2%> その他修繕・模様替え 54.4%<前年 40.2%> 従 前 床 面 積・増加床 面積(増築 の場合) 従前床面積 平均 119.3 ㎡<前年 125.4 ㎡>(100 ㎡未満 23.4%<前年 19.5%>、100~150 ㎡未満 42.0%<前年 58.5%>) 増加床面積 平均 17.5 ㎡ <前年 25.0 ㎡>(10 ㎡以下 45.7%<前年 43.9%>) リフォーム 工事の目的 住宅・設備の老朽化 (1 位)60.8%<前年 63.1%> 使い勝手の改善等 (2 位)60.7%<前年 59.8%> 省エネ・冷暖房効率向上(3 位)39.6%<前年 39.2%> 高齢対応 (4 位)38.0%<前年 36.4%> 安全性の向上 (5 位)23.6%<前年 29.9%> 子供の成長・世帯人員の変更 13.3%<前年 15.7%> 防犯性能の向上 9.4%(*) 他の世帯との同居への対応 8.0%(*) 健康増進や病気予防に配慮 6.5%<前年 9.1%> 地震による被害の補修 4.2%<前年 7.0%> 中古住宅の購入 3.9%<前年 5.2%> 相続等による所有者の入替り 2.3%(*) 空き家の活用 2.1%(*) 住宅・設備の老朽化 (1 位) 67.5%<前年 69.5%> 使い勝手の改善等 (2 位) 67.1%<前年 80.5%> 高齢対応 (3 位) 23.0%<前年 31.7%> 省エネ・冷暖房効率向上(4 位) 21.6%<前年 24.4%> 中古住宅の購入 (5 位) 16.6%<前年 18.3%> 子供の成長・世帯人員の変更 16.3%<前年 20.7%> 健康増進や病気予防に配慮 2.5%<前年 4.9%> 防犯性能の向上 2.1%(*) 空き家の活用 2.1%(*) 相続等による所有者の入替り 1.8%(*) 他の世帯との同居への対応 1.1%(*) (注) (*)は、前回は、同じ質問がなかったもの リフォーム 工事の内容 【上位 10 位】 1 位:内装変更 69.3%<前年 66.8%> 2 位:住宅設備の変更 67.1%<前年 70.1%> 3 位:窓ガラス・サッシ等の改良 45.3%<前年 46.0%> 4 位:外装の変更 44.7%<前年 45.1%> 5 位:間取りの変更 39.2%<前年 39.1%> 6 位:段差解消、手すり設置 37.1%<前年 40.5%> 7 位:室内建具の変更 32.8%<前年 40.3%> 8 位:冷暖房・給湯設備等 30.5%<前年 32.9%> 9 位:収納スペースの改善 29.1%<前年 27.0%> 10 位:居室用途の変更 20.1%<前年 21.5%> 【上位 10 位】 1 位:内装変更 82.7%<前年 78.0%> 2 位:住宅設備の変更 80.2%<前年 84.1%> 3 位:室内建具の変更 41.3%<前年 53.7%> 4 位:間取りの変更 40.6%<前年 53.7%> 5 位:収納スペースの改善 38.9%<前年 37.8%> 6 位:冷暖房・給湯設備等 29.0%<前年 40.2%> 7 位:窓ガラス・サッシ等の改良 23.3%<前年 28.0%> 8 位:段差解消、手すり設置 20.1%<前年 22.0%> 9 位:居室用途の変更 18.4%<前年 30.5%> 10 位:防音工事 4.9%<前年 13.4%>

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① 工事の種類 ・戸建てでは「その他の修繕・模様替え」が41.0% と多いが、「改築」が 21.1%、「増築」が 6.9% である。 ・マンションでは「その他の修繕・模様替え」が 半数を超え「大規模な修繕または模様替え」が 26.1%を占める。 図 1-2-1 工事の種類(C-3) ※改築:住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築す る工事。 大規模な修繕又は模様替え:壁、柱、床、はり、屋根ま たは階段の 1 種類以上について、過半の修繕又 は模様替えをするもの。 ② 増築の場合の従前床面積、増加床面積 ・戸建てで増築を行った住宅の従前床面積は、「100 ~150 ㎡未満」が 42.0%、「50~100 ㎡」が 22.2% と100 ㎡前後の住宅の占める比率が高い。(前年 度よりもやや規模の小さい住宅の比率が高い) 図 1-2-2 増築の場合の従前床面積(C-3) ・増加面積は、「10 ㎡以下」が 45.7%を占める。 図 1-2-3 増築の場合の増加床面積(C-3) ※増築部分の面積が 10 ㎡を超える場合、原則と して確認申請が必要 ③ リフォーム工事の目的 ・リフォームを実施した目的は、全体では、「使い 勝手、好みに変更(嗜好対応)」、「住宅、設備の 老朽化」が 60%を超えており、次いで、「省エ ネ対応」、「高齢化対応」が多い。 ・戸建てでは、「省エネ対応」や「耐震性等、安全 性の向上」がマンションに比べて特に多い。 ・マンションでは「住宅、設備の老朽化」や「嗜 好対応」の比率が戸建てに比べやや高いが、特 に「中古住宅の購入」での差が大きくなってい る。 図 1-2-4 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 5.3 6.9 19.5 21.1 12.7 26.7 27.7 26.1 42.6 41.0 54.4 6.0 3.3 6.7 増築 改築 大規模な修繕 又は模様替え その他の修繕 模様替え、減築 不明 0 20 40 60 80 100 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため その他 60.4 60.3 35.5 34.0 18.6 13.4 7.7 6.5 6.2 5.5 3.7 2.1 2.1 3.8 60.7 60.8 39.6 38.0 23.6 13.3 9.4 8.0 3.9 6.5 4.2 2.3 2.1 3.3 67.1 67.5 21.6 23.0 0.4 16.3 2.1 1.1 16.6 2.5 0.7 1.8 2.1 3.5 (%) 全 体(n=1529) 戸建て(n=1169) マンション(n=283) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 戸建て(n=81) 1.2 22.2 42.0 18.5 3.7 12.3 50㎡未満 50~ 100㎡未満 150㎡未満100~ 200㎡未満150~ 200㎡以上 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 戸建て(n=81) 45.7 19.8 8.6 12.3 3.7 9.9 10㎡以下 20㎡以上10超~ 30㎡以下20超~ 50㎡以下30超~ 50㎡超 不明

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・リフォーム工事の内容としては、戸建て・マンションともに、「住宅設備の変更」、「内装変更」が 6 ~8 割と多い。 ・戸建てでは、上記の内装・設備に関するリフォームに加え、「窓ガラス・サッシ等の改良」(45.3%)、 「外壁の変更」(44.7%)、「間取りの変更」(39.2%)などが続いている。また、「段差の解消、手す りの設置」(バリアフリー化)は、37.1%、「耐震補強工事」は 18.6%などである。。 ・マンションでは、「内装の変更」(82.7%)、「住宅設備の変更」(80.2%)に加え「室内建具の変更」 (41.3%)、「間取りの変更」(40.6%)、「収納スペースの改善」(38.9%)などが続いている。 ・設備機器の変更の内容では「キッチンの交換」「浴槽・ユニットバスの交換」「洗面化粧台の新規設 置または交換」「便器の交換」がそれぞれ7 割前後を占めている。 【マンション】 図 1-2-6 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答) *マンションについては、専有部分のリフォー ムに該当する項目のみの結果を示す。 【 戸建て 】 図 1-2-5 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答) 図 1-2-7 住宅設備の変更の内容(C-4③)(複数回答) 0 20 40 60 80 100 内装の変更   (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 窓ガラス・窓サッシ等の改良 外装の変更(屋根の葺き替え、   外壁の塗り替え等) 間取りの変更 段差の解消、手すりの設置 室内建具の変更 冷暖房設備、給湯設備等の   設置・更新(床暖房含む) 収納スペースの改善 居室の用途の変更 耐震補強工事 外壁への断熱材の設置工事 屋根・天井への断熱材の設置工事 床・基礎への断熱材の設置工事 壁、柱等の主要構造部の改修 広さの変更 防犯性能強化 太陽光発電・温水器の設置 耐火性能強化 防音工事 その他 69.3 67.1 45.3 44.7 39.2 37.1 32.8 30.5 29.1 20.1 18.6 17.2 16.6 14.5 13.5 13.5 8.9 8.6 2.6 2.5 4.0 (%) 戸建て(n=1169) 0 20 40 60 80 100 内装の変更   (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 室内建具の変更 間取りの変更 収納スペースの改善 冷暖房設備、給湯設備等の   設置・更新(床暖房含む) 窓ガラス・窓サッシ等の改良 段差の解消、手すりの設置 居室の用途の変更 防音工事 防犯性能強化 その他 不明 82.7 80.2 41.3 40.6 38.9 29.0 23.3 20.1 18.4 4.9 1.1 1.1 1.8 (%) マンション(n=283) 0 20 40 60 80 100 在来型の浴室または ユニットバスの交換 在来型キッチンまたはシステム   キッチンの交換 便器の交換 洗面化粧台の新規設置 または交換 その他 不明 74.5 70.6 68.6 67.2 9.8 1.1 76.7 70.4 68.0 68.4 8.4 1.0 69.6 71.8 71.8 64.8 14.5 1.3 (%) 全 体(n=1036) 戸建て(n=784) マンション(n=227)

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・地震による被害の補修を目的としたリフォームを実施した戸建て(56 件)の工事内容をみると、「内 装の変更」(73.2%)、「外装の変更」(64.3%)、「住宅設備の変更」(64.3%)など地震の被害による 補修と考えられる工事の比率が高くなっている。 ・特に、「耐震補強工事」(33.9%)は、戸建て全体(18.6%)に比べ約 15 ポイント高い。 【 戸建て 】 図 1-2-8 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答) (地震による被害の補修を目的としたリフォームを実施した戸建て) 0 20 40 60 80 100 内装の変更   (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 外装の変更(屋根の葺き替え、   外壁の塗り替え等) 段差の解消、手すりの設置 窓ガラス・窓サッシ等の改良 耐震補強工事 冷暖房設備、給湯設備等の   設置・更新(床暖房含む) 室内建具の変更 間取りの変更 収納スペースの改善 床・基礎への断熱材の設置工事 外壁への断熱材の設置工事 屋根・天井への断熱材の設置工事 壁、柱等の主要構造部の改修 防犯性能強化 居室の用途の変更 広さの変更 太陽光発電・温水器の設置 防音工事 耐火性能強化 その他 73.2 64.3 64.3 41.1 41.1 33.9 33.9 33.9 28.6 23.2 23.2 19.6 19.6 17.9 14.3 12.5 12.5 8.9 1.8 0.0 14.3 (%) 地震被害の補修 (n=56)

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3. リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 ・リフォーム工事の契約金額:戸建て・マンションともに、100~1,000 万円以上に幅広く分布し ている。前年に比べ戸建てでは金額がやや上昇した。 ・資金調達:リフォーム費用は、戸建て・マンション共に 8 割以上がすべて自己資金で賄ってお り、借入利用は戸建てで 1 割強。借入利用世帯の借入先はほとんどが民間金融機関で、借入金 額は幅広いが、300 万円を超えるものが半数を超える。 ・税制優遇措置等の利用状況:増改築工事全般では、戸建てで地方自治体補助、住宅ローン減税の 利用がそれぞれ約 1 割弱。住宅ローン減税は、ローン利用世帯では約1割が利用している。戸 建ての各工事実施世帯では、耐震改修は地方自治体補助、固定資産税減額が各約2 割、投資型減 税が 1 割弱の利用。バリアフリーは所得税の特別控除が約 1 割、介護保険が 1 割弱。省エネは 所得税の特別控除が約 1 割。 ・新たな制度の活用状況:復興支援・住宅エコポイントの利用は、戸建ては4 割弱、マンションで は2 割弱。リフォーム瑕疵保険の加入は 1 割弱。住宅履歴情報の登録は戸建てで 約 3 割。イン スペクションは、戸建ては約5 割マンションでは 2 割強が実施していると回答 戸建て(1,169 件・76.5%) マンション(283 件・18.5%) リフォーム 契約金額 平均契約金額 710.7 万円(中央値 500 万円) <前年:平均契約金額 669.9 万円(中央値 460 万 円> *100~1,000 万円超まで幅広く分布、1,000 万円超がマンションに比べ多い 平均契約金額 490.2 万円(中央値 380 万円) <前年:平均契約金額 663.4 万円(中央値 436 万 円> *100~1,000 万円超まで幅広く分布 資金内訳 平均自己資金 629.1 万円<前年 561.4 万円>(中 央値 411 万円<前年 369 万円>) 借入金あり 11.7%<前年 13.0%>、借入なし 82.4%< 前年 79.2%>、 ・借入がある場合の金額(138 件) 平均 727.0 万円<前年 756.6 万円>(中央値 500 万円<前年 500 万円>) 借入先 民間金融機関 83.3%<前年 83.0%> その他 8.7%<前年 7.8%> 平均自己資金 457.2 万円<前年 641.7 万円>(中 央値 300 万円<前年 390 万円>) 借入金あり 8.5%<前年 3.6%>、借入なし 84.1%< 前年 82.7%> ・借入がある場合の金額(24 件) 平均 539.3 万円<前年 495.0 万円>(中央値 475 万円<500 万円>) 借入先 民間金融機関 66.7%<前年 1 件> その他 8.3%<前年 1 件> 税制優遇措 置等の利用 増改築工事全般で比較的利用されているのは、 地方自治体のリフォーム補助(7.4%)<前年 9.0%>、住宅ローン減税(5.9%)<前年 7.5%> 住 宅ローン減税は、ローン利用世帯中では 10.1%< 前年 20.6%>が利用 ・耐震改修 ※耐震改修工事実施世帯中投資型減 税 7.6%<前年 7.9%>、固定資産税減額 19.2%<前年 19.0%>、地方自治体補助 18.8%<前年 20.1%> ・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税 の特別控除 10.6%<前年 10.6%>、固定資産税減 額 7.9%<前年 7.4%>、介護保険 5.4%<前年 8.4%>、地方自治体補助 3.6% <前年 4.1%>・省 エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中所得税の 特別控除 8.6%<前年 8.2%>、固定資産税減額 6.5%<前年 5.4%>、地方自治体補助 3.7% <前年 7.8%> (税制優遇措置等に関する利用はほとんどな い) ・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税 の特別控除 6.2% <前年 5 件> ・省エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中固定資 産税減額 9.8%<前年 1 件> 新たな制度 の活用 復興支援・住宅エコポイント 38.3% <前年:住宅エコポイント 48.0%> リフォーム瑕疵保険 8.5%<前年 9.1%> 住宅履歴情報 30.3%<前年 27.3%> インスペクション 52.2%(注) 復興支援・住宅エコポイント 18.0% <前年:住宅エコポイント 23.2%> リフォーム瑕疵保険 6.7%<前年 8.5%> 住宅履歴情報 25.1%<前年 17.1%> インスペクション 22.6%(注) (注)「インスペクション」については明確な定義が確立しておらず、調査票での表現が「建物調査」となっていたため、 それぞれの事業者の考えるインスペクションとして回答されたため比率が高くなっていると考えられる。

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① リフォームの金額 ・リフォームの金額は、100 万円以下から 1,000 万円超まで幅広く分布している。平均金額は全 体では、664.8 万円(中央値 461 万円)、戸建て が710.7 万円(中央値 500 万円)、マンション が 490.2 万円(中央値 380 万円)と、戸建て とマンションでは、平均値で200 万円程度の差 がある。 図 1-3-1 リフォームの契約金額(D-1) ② リフォーム資金の調達 ・リフォーム資金は、戸建て・マンションとも8 割 以上が「すべて自己資金」である。借入利用は 戸建てで1 割程度である。 表 1-3-1 契約金額・自己資金金額・借入金額の平均値(D-1) 図 1-3-2 リフォーム資金内訳(D-1) 図 1-3-3 リフォーム資金内訳/自己資金の 金額(D-1) ③ 借入について(戸建ての借入利用者 138 件の内容) ・戸建ての借入利用者の借入先は、民間金融機関 が 8 割強を占める(83.3%)。 ・借入金額は、100 万円から 1,000 万円以上まで 幅広く分布している。 表 1-3-2 借入先別借入金額の平均値 図 1-3-4 リフォーム資金内訳/借入金の金額 (借入を行った世帯のみ)(D-1) (借入金のある世帯のみ・不明を除く)(D-1) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 9.4 7.9 16.3 25.0 24.8 28.6 18.0 17.9 19.1 22.8 23.4 23.3 19.6 22.4 10.2 5.3 3.7 2.5 100万円 以下 100超~ 300万円 以下 300超~ 500万円 以下 500超~ 1000万円 以下 1000万円超 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 81.0 82.4 84.1 8.2 9.1 5.7 2.6 8.2 5.9 7.4 すべて自己資金 自己資金+借入金 すべて 借入金 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 3.1 3.0 3.2 12.7 11.6 18.4 25.5 25.6 27.9 15.0 15.5 14.5 20.0 20.8 20.5 15.5 17.5 8.5 8.1 6.0 7.1 0 100万円 以下 100超~ 300万円 以下 300超~ 500万円 以下 500超~ 1000万円 以下 1000万円超 不明 (  )は、中央値 単位:万円 全体 全体の 平均 0を除く 平均 全体の 平均 0を除く 平均 全 体 664.8 573.2 593.7 79.3 688.0 (461) (388) (400) ( 0) (500) N=1449 N=1449 N=1399 N=1449 N=167 戸建て 710.7 609.0 629.1 89.0 727.0 (500) (400) (411) ( 0) (500) N=1127 N=1127 N=1091 N=1127 N=138 マンション 490.2 440.7 457.2 46.9 539.3 (380) (298) (300) ( 0) (475) N=276 N=276 N=266 N=276 N=24 自己資金額 借入金額 (  )は、中央値 単位:万円 公的金融 機関 民間金融 機関 その他 全 体 711.1 684.9 444.8 (400) (500) (300) N=9 N=135 N=15 戸建て 835.7 717.2 446.0 (500) (500) (325) N=7 N=115 N=12 マンション 400.0 531.3 650.0 (400) (500) (650) N=1 N=16 N=2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 戸建て(n=138) 6.6 24.8 23.4 20.4 24.8 100万円 以下 100超~ 300万円 以下 300超~ 500万円 以下 500超~ 1000万円 以下 1000万円超

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④ 補助金の利用 ・補助金の利用は、戸建てで 212 件(18.1%)、 マンションでは 10 件(3.5%)であった。 ・利用した補助金の金額は、戸建てでは 20 万円 以下が補助金利用世帯の 47.6%で、50 万円以 下が 7 割強を占める。 図 1-3-5 リフォーム資金内訳/補助金の金額 (補助金のある世帯のみ・不明を除く)(D-1) ⑤ 住宅ローンの有無 ・リフォームの実施時点で住宅ローンが残ってい る の は 、 戸 建 て で 10.2%、マンションでは 11.7%と 1 割前後である。 図 1-3-6 住宅ローンの残りの有無(D-1) ⑥ 税制優遇措置等の利用状況 ・税制優遇措置・公的補助の利用状況を全体としてみると、比較的利用されているものは、増改築工事 全般を対象とした地方自治体のリフォーム補助(6.2%)、バリアフリー改修工事を対象とした投資型 減税(5.0%)である。これら以外の税制優遇措置等の利用率は、いずれも 5%未満にとどまっている。 ・増改築工事全般を対象とした住宅ローン減税の利用率をローン利用者の中でみると、戸建て・マンシ ョンともに10%前後である。 表 1-3-3 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3) 住宅ローン減税 74 (4.8%) 69 (5.9%) 3 (1.1%) 相続時精算課税制度 6 (0.4%) 5 (0.4%) 1 (0.4%) 暦年課税制度 2 (0.1%) 2 (0.2%) 0 (0.0%) 地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助 95 (6.2%) 87 (7.4%) 6 (2.1%) 地方自治体の地場産材活用に対する補助 8 (0.5%) 8 (0.7%) 0 (0.0%) 投資型減税 24 (1.6%) 24 (2.1%) 0 (0.0%) 耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額 55 (3.6%) 54 (4.6%) 0 (0.0%) 地方自治体の耐震改修工事に関する補助 61 (4.0%) 59 (5.0%) 0 (0.0%) 投資型減税 77 (5.0%) 65 (5.6%) 12 (4.2%) ローン型減税 19 (1.2%) 17 (1.5%) 2 (0.7%) バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額 61 (4.0%) 54 (4.6%) 4 (1.4%) 介護保険による住宅改修費の支給 37 (2.4%) 35 (3.0%) 2 (0.7%) 地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助 27 (1.8%) 24 (2.1%) 3 (1.1%) 投資型減税 50 (3.3%) 46 (3.9%) 3 (1.1%) ローン型減税 8 (0.5%) 7 (0.6%) 1 (0.4%) 省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額 47 (3.1%) 40 (3.4%) 6 (2.1%) 地方自治体の省エネ改修工事に関する補助 32 (2.1%) 30 (2.6%) 0 (0.0%) 増改築工事 全般 耐震改修工 事 バリアフリー 改修工事 省エネ改修 工事 戸建て マンション n=1529 n=1169 n=283 全体 表 1-3-4 「住宅ローン減税」の利用状況(住宅ローンが残っている人の内訳)(D-3) 住宅ローン減税利用 16 (9.9%) 12 (10.1%) 3 (9.1%) n=119 n=16 ローン利用者 全体 n=161 戸建て マンション ローン利用者 ローン利用者 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 10.5 10.2 11.7 68.0 75.2 45.6 21.5 14.6 42.8 残っている 残っていない 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 戸建て(n=212) 47.6 25.0 14.6 11.3 1.4 20万円以下 50万円以下20超~ 50超~ 100万円以下 100超~ 300万円以下 300超

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⑦ 対象となるリフォーム工事実施事例における税制優遇措置等の利用率 ・耐震改修工事実施事例(戸建て)において、耐震改修工事にかかる投資型減税の利用率は 7.6%、固 定資産税の減額は19.2%、地方自治体の耐震改修工事補助は 18.8%である。 ・高齢化対応を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、バリアフリー改修工事にかかる投資 型減税は 10.6%、固定資産税の減額は 7.9%、介護保険による住宅改修費支給の利用は 5.4%、地方 自治体のバリアフリー改修工事補助は3.6%、ローン型減税は 3.2%である。マンションでは、投資型 減税が6.2%、地方自治体のバリアフリー改修工事補助は 4.6%などの利用がみられる。 ・省エネ化を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、省エネ改修工事にかかる投資型減税が 8.6%、固定資産税減額 6.5%、地方自治体の省エネ改修工事補助の利用が 3.7%などである。マンシ ョンでは、固定資産税の減額が9.8%となっている。 ※ 税制優遇措置等の利用状況については、本調査ではリフォーム事業者が施主に代わって回答しているため他の設問以 上に実態を把握することが難しく、実際の利用率よりも低い結果となっていると考えられる。 (前年度調査と共通する項目を比較すると、全体的な利用率にはさほど変化はないが、戸建てでは、バ リアフリー改修工事における介護保険による住宅改修の支給や省エネ改修工事にかかる地方自治体 の補助の利用率は前年度よりやや減少している。) 表 1-3-5 税制優遇措置・公的補助の利用状況(各対象工事実施件数における内訳)(D-3) 住宅ローン減税(所得税) 28 (10.1%) 31 (6.0%) 31 (7.0%) 0 (0.0%) 43 (7.9%) 42 (9.1%) 0 (0.0%) 相続時精算課税制度(住宅取得資金 等の非課税枠・贈与税) 2 (0.7%) 1 (0.2%) 1 (0.2%) 0 (0.0%) 3 (0.6%) 3 (0.6%) 0 (0.0%) 暦年課税制度(住宅取得資金等の非 課税枠・贈与税) 0 (0.0%) 2 (0.4%) 2 (0.5%) 0 (0.0%) 1 (0.2%) 1 (0.2%) 0 (0.0%) 地方自治体の住宅リフォーム工事に 関する補助(リフォーム全般) 27 (9.8%) 38 (7.3%) 35 (7.9%) 3 (4.6%) 39 (7.2%) 36 (7.8%) 1 (1.6%) 地方自治体の地場産材活用に対する 補助 4 (1.4%) 5 (1.0%) 5 (1.1%) 0 (0.0%) 3 (0.6%) 3 (0.6%) 0 (0.0%) 投資型減税(既存住宅の耐震改修に 係る所得税額の特別控除) 21 (7.6%) 8 (1.5%) 8 (1.8%) 0 (0.0%) 14 (2.6%) 14 (3.0%) 0 (0.0%) 耐震改修工事を行った住宅の固定資 産税の減額 53 (19.2%) 19 (3.7%) 19 (4.3%) 0 (0.0%) 28 (5.2%) 27 (5.8%) 0 (0.0%) 地方自治体の耐震改修工事に関する 補助 52 (18.8%) 18 (3.5%) 18 (4.1%) 0 (0.0%) 18 (3.3%) 16 (3.5%) 0 (0.0%) 投資型減税(住宅のバリアフリー改修 に係る所得税額の特別控除) 10 (3.6%) 51 (9.8%) 47 (10.6%) 4 (6.2%) 51 (9.4%) 48 (10.4%) 3 (4.9%) ローン型減税(住宅のバリアフリー改 修に係る所得税額の特別控除) 4 (1.4%) 14 (2.7%) 14 (3.2%) 0 (0.0%) 15 (2.8%) 14 (3.0%) 1 (1.6%) バリアフリー改修を行った住宅の固定 資産税の減額 9 (3.3%) 38 (7.3%) 35 (7.9%) 2 (3.1%) 37 (6.8%) 35 (7.6%) 2 (3.3%) 介護保険による住宅改修費の支給 10 (3.6%) 25 (4.8%) 24 (5.4%) 1 (1.5%) 15 (2.8%) 14 (3.0%) 1 (1.6%) 地方自治体のバリアフリー改修工事 に関する補助(介護保険以外) 9 (3.3%) 19 (3.7%) 16 (3.6%) 3 (4.6%) 12 (2.2%) 11 (2.4%) 1 (1.6%) 投資型減税(住宅の省エネ改修に係 る所得税額の特別控除) 8 (2.9%) 34 (6.5%) 32 (7.2%) 1 (1.5%) 42 (7.7%) 40 (8.6%) 1 (1.6%) ローン型減税(住宅の省エネ改修に 係る所得税額の特別控除) 2 (0.7%) 6 (1.2%) 6 (1.4%) 0 (0.0%) 6 (1.1%) 6 (1.3%) 0 (0.0%) 省エネ改修を行った住宅の固定資産 税の減額 6 (2.2%) 24 (4.6%) 19 (4.3%) 4 (6.2%) 36 (6.6%) 30 (6.5%) 6 (9.8%) 地方自治体の省エネ改修工事に関す る補助 8 (2.9%) 18 (3.5%) 17 (3.8%) 0 (0.0%) 19 (3.5%) 17 (3.7%) 0 (0.0%) 増 改 築 工 事 全 般 耐 震 改 修 工 事 バ リ ア フ リー 改 修 工 事 省 エ ネ 改 修 工 事 耐震補強 戸建て n=276 高齢者対応 全体 戸建て マンション n=520 n=444 n=65 省エネ化 n=543 全体 戸建て マンション n=463 n=61

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⑧ 復興支援・住宅エコポイント制度の利用状況 ・今回の工事で復興支援・住宅エコポイントを利用したのは、全体では33.4%、戸建ては 38.3%、マン ションでは 18.0%である。 ・省エネを目的としたリフォームを実施したサンプルにおける利用状況をみると、戸建てでは 59.4%、 マンションでは 49.2%が復興支援・住宅エコポイントを利用している。 図 1-3-7 復興支援・住宅エコポイントの利用(D-4) 図 1-3-8 復興支援・住宅エコポイントの利用(D-4) (省エネ目的リフォームを実施した人のみ) ・復興支援・住宅エコポイントの対象工事については、窓の省エネ改修が利用者の約 9 割を占め、次 いで省エネ改修と同時に行うバリアフリー改修工事、高断熱浴槽の設置、節水型トイレの設置がが 5 割弱である。省エネ改修と同時に行う節水型トイレの設置は、戸建てよりもマンションで比率が高い。 ・復興支援・住宅エコポイントを利用した工事の費用は、50 万円以下から 500 万円超まで広くばらつ いているが、マンションでは50 万円以下が 37.3%となるなど、戸建てに比べ工事の費用が低くなっ ている。 図 1-3-10 復興支援・住宅エコポイントを 利用した工事の費用(D-4②) 図 1-3-9 復興支援・住宅エコポイントの 対象となる工事(D-4①)(複数回答) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 33.4 38.3 18.0 57.0 53.4 75.6 1.6 1.6 1.8 8.0 6.7 4.6 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 利用しなかった わからない 未記入 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 (n=543) 戸建て (n=463) マンション (n=61) 57.3 59.4 49.2 38.9 36.9 45.9 1.1 1.1 1.6 3.1 3.0 3.3 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 利用しなかった わからない 未記入 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 (n=543) 戸建て (n=463) マンション (n=61) 23.1 21.7 37.3 14.5 14.3 17.6 26.9 26.1 29.4 21.6 23.2 11.8 11.4 12.3 2.5 2.5 3.9 50万円以下 100万円50超~ 以下 100超~ 200万円 以下 200超~ 500万円 以下 500万円超 不明 0 20 40 60 80 100 ①窓の省エネ改修 ②外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 ①または②と同時に行う   バリアフリー改修工事 ①または②と同時に行う   高断熱浴槽の設置 ①または②と同時に行う   節水型トイレの設置 ①または②と同時に行う   耐震改修 ①または②と同時に行う   リフォーム瑕疵保険への加入 ①または②と同時に行う   太陽熱システムの設置 88.6 18.2 44.9 44.7 44.5 9.6 2.9 2.4 88.2 19.4 45.5 45.3 42.6 10.9 3.1 2.2 92.2 9.8 43.1 41.2 60.8 0.0 2.0 3.9 (%) 全 体(n=510) 戸建て(n=448) マンション(n=51)

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・復興支援・住宅エコポイントの発行ポイント数は、全体では、10 万ポイント以下が過半数となる。 ・ポイント交換の内容は、商品等への交換が約7 割、追加工事への即時交換が約 5 割である。 ・即時交換として工事費用に充当したポイント数は、戸建てでは 5 万ポイントから 15 万ポイントが 46.9%であるのに対して、マンションで 5 万ポイント以下が約 6 割となっている。 ・即時交換として実施した工事の内容は、住宅設備の変更や内装の変更などが多い。 ・復興支援・住宅エコポイントによる効果として得られた工事費の増額については、ばらつきが大きい が、全体では44%が 10 万円超の増額となったと回答している。 図 1-3-11 復興支援・住宅エコポイントの 発行ポイント数(D-4③) 図 1-3-12 ポイント交換の内容(D-4④)(複数回答) 図 1-3-13 即時交換として工事費用に充当した ポイント数(D-4⑤) 図 1-3-14 即時交換として実施した工事(D-4⑥) 図 1-3-15 復興支援・エコポイントによる (複数回答) 工事費の増額(D-4⑦) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 (n=543) 戸建て (n=463) マンション (n=61) 21.8 20.8 29.4 31.0 31.0 29.4 37.1 37.9 29.4 5.3 6.0 4.9 4.2 11.8 50,000 ポイント以下 50,000超~ 100,000 ポイント以下 100,000超~ 300,000 ポイント以下 300,000 ポイント超 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=260) 戸建て (n=226) マンション (n=29) 15.0 14.2 20.7 24.6 22.6 41.4 45.4 46.9 34.5 8.8 9.7 6.2 6.6 3.4 25,000 ポイント以下 25,000超~ 50,000ポイント以下 150,000ポイント以下50,000超~ 150,000 ポイント超 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=510) 戸建て (n=448) マンション (n=51) 20.4 18.5 39.2 15.7 16.5 9.8 8.8 9.4 3.9 12.2 12.5 9.8 7.3 8.0 35.9 35.3 37.3 10万円以下 20万円以下10超~ 20超~ 30万円以下 30超~ 100万円以下 100万円超 不明 0 20 40 60 80 100 復興支援商品との交換 追加工事への即時交換 エコ商品との交換 環境寄附・復興寄附 不明 70.0 51.0 28.0 1.6 5.3 71.2 50.4 28.6 1.3 4.7 58.8 56.9 23.5 3.9 11.8 (%) 全 体(n=510) 戸建て(n=448) マンション(n=51) 0 20 40 60 80 100 住宅設備の変更 内装の変更(壁紙、床の張り替え等) 外装の変更 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新 室内建具の変更 間取りの変更 収納スペースの改善 居室の用途の変更 広さの変更 防犯性能強化 防音工事 その他 不明 36.5 33.5 14.2 14.2 10.4 9.2 8.5 5.8 3.8 1.5 0.4 9.6 6.9 35.8 32.3 15.9 15.5 9.7 6.6 8.8 5.3 4.4 1.8 0.4 10.2 6.6 44.8 34.5 0.0 3.4 10.3 20.7 3.4 10.3 0.0 0.0 0.0 6.9 10.3 (%) 全 体(n=260) 戸建て(n=226) マンション(n=29)

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⑨ リフォーム瑕疵保険の加入状況 ・リフォーム瑕疵保険保険の加入率は、全体では 7.9%、戸建てでは 8.5%、マンション 5.7%であ った。 図 1-3-16 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-5) ⑩ 住宅履歴情報の登録状況 ・今回の工事を住宅履歴情報として登録したのは、 全体では28.5%、戸建てでは 30.3%、マンショ ンでは25.1%である。 図 1-3-17 住宅履歴情報の登録状況(D-6) ⑪ インスペクション実施の状況 ・今回の工事に際して、正式なインスペクション を「実施した」と回答したのは、全体では45.2% であった。「実施した」比率は、戸建てでは52.2% であるのに対して、マンションでは22.6%と差 が大きい。 図 1-3-18 インスペクション実施の状況(D-7) (注)「インスペクション」については明確な定義が確立しておらず、調査票での表現が「建物調査」となってい たため、それぞれの事業者の考えるインスペクションとして回答されたため比率が高くなっていると考えら れる。 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 7.9 8.5 6.7 84.7 86.6 84.8 7.4 5.0 8.5 加入した 加入しなかった 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 28.5 30.3 25.1 51.1 53.9 42.8 20.4 15.8 32.2 登録した 登録していない 不明 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (n=1529) 戸建て (n=1169) マンション (n=283) 45.2 52.2 22.6 41.5 37.4 60.8 13.3 10.4 16.6 実施した 実施していない 不明

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