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土壤水湿と大豆落花との関係に就て-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

土壌水湿と大豆落花と、の関係に裁て

肱1元 茂 蓉・三 ■野イ 率・⊥

Some relation betYVeenthe soilI叩isture and

血e SQyb印P、blos声叩dI?pPlng

By

ShigeタoshiH血MOIO and K6ichiMrNO

(Laboratory of AgricalturalEducatin) I l 6 育川県に於ける大豆イ乍は所謂「枚勢」旦菅をしい落花落釆等のため瞳鮮少外は栽曙困聯だと言ほ れている。今昭和24年晋県豊惑改亀諜の東部とよ卑と・,L】右牽の様でこの不語地帯を地域別に見ると 内海に暫した半島部島喚部葵び阿蕾国境山間部忙潤当する0この 不稔の原因に就ては稜々三毒えられるが,筆者等ほちの中辛療水湿 の多少が大官の生育や澤琴やどの様な影響を及鱒すかを蚕鱒、づ,一

訂雷「面靂

作 付 面 研 4(∼.0反 1064.8 1487.0 130.1 方これと落花落英と・の関係を考究せんと簸みた0今2/3ゐ実験結 語鋸慧 農を得たので,その概要を報告・すてる。

Ⅱ 僻事琴材料及び賓験方法

供臥大豆は香川県盈試摩「吸塵30..」骨で,ボツl、ほ癖舞儲尺鉢(直径1尺,高さ9寸)を如用し た。ポットは先づ蛮孔をゴム栓で密閉レヾララィンで塗り塞ぎ,土れに5粍冒筋にかけた培養靡土 (春水畳姐.0%)及び風解川砂(森永恵18‖2%)を次の襲領で囁充した。如ち先づ底に.砂礫700匁を敷 き,その上に硝子筒(直径3噛,長さ30囁.)2本を妹ゐ中央より略々対・殊の位層濫立て,血中に瀞砂 60匁阻を入れて港水挿紗桂とし,他は博士として2500射とL予め基昭(硫安4g,過燐酸石酪5g,硫勲 加崖4g消石灰6g)を混和したものを入れた云各ポットには前記砂桔を魔して所魚水最を注ぎ,3日間 土盛7k湿を調節した後,予め砂土忙播層し生育廃⊥なる本葉2赦展開の幼苗を採り砂撞から同間隔 に1本宛楷込み,表土上にはパラフィン紙を貼り汲水孔と大滞痕克と.をパラフィン浸漬の綿で巻い た後金面にパラフィンを流布し,その上忙銅層を3顆程温いて土壌画素発と強い日射を防ぐ様にし た。土壌水分の調節は毎朝各鉢を秤患し減耗相当量を補給した。なお実験中2回重患法七検土した 他,呼露日射を避けるためら実験地の屋根と.卦の周囲とに木橿と.針金とをト固定し適宜ガラス戸と舐■と

で擾をした,伊試大尉ま7日10馴こ琵徹し各ポウ1、共2承植,1区4ポット宛で始3区臥後5区

制,即ち移植後土壌水湿を著管湖の8日7日迄30%,60%,90発とし,その後60ス′区を更に分けて, 30%,60ガ,90%区とした,猶各ポッ1、の大豆の1本を花器調査用にっ他の1オを生育結末調奄馴こ 供した。即ち苑器の採取は毎朝8睡頃迄にり丹花,落花状況は毎日花弁の新甘な中に点検図示した。 次に花粉発芽試験の家僕は藤田氏(4)(1949)の例に傲ひ,精製庶糖10%,寒天1%の曹慶で血沈漉 せるスライド上に.此培養基を固まらせて,その上に花粉を振り胡け,此スライドをリー・ベンベルヒ の発声器内に.並べて遭湿を喋たせ,これを250C±10Cの恒温伴内に入れ電:丁3∼4時間後,発芽状 況な検鏡した。併談花粉数ほ各スライド毎,発声率には100∼15叫臥 花粉管長にほ30個を用ひた。 なお交配実験用には開rた前日の管で尖端が晴々垣紫色に変じ,而かも花粉発着能力のな、J、と′監は れる午后1時頃迄に蕾の尖端を切開除塵し翌朝交配袋掛して,その癖已成功率を検した9

(2)

96

斑 衰晩成績並重森 実験は1950年に予備実験を1951年Ⅴこ確実験を行った。以下本実験棟奥の概要である。 (1)気 象 状 態 大官伊試断間は播種期6月26凱扱承調在期が9月22日であった。此間6月2引ヨに降り出した開

ほ7芹20日迄螢天幕間となり7月20日より8月17日迄殆んど1ケ月早天猛暑,そして8日23日マー

ジン就風が去ってから気温は■F■降し9月軒こ入っても強乳なく低湿少涌であった。 今試験区及び対照地区の気温地温(地下10瀕)の観汐丁結農は第1教のようどある。此によると8月 第義 時期別名区温度変化表 気 渥 畑地;実験地附近の畑,苗場 7日の各ポットの平均地温は340C前後で気温より2∼30C高い。最低温安ほ.午前6時頃の25∼260 Cで気温より10C桂凱、が日が昇るにつれて各ポットの上昇ほ鈍く午前10時には寧ろ完温が数安も 高くなる。然しその後再びポッ下・の地温が高くなり中居4時頃にほ夫々最高温度の41∼440C位と なり,十方知見は380cを示す。更にポッl、の比較区として,水田瞳呼で締株より20∼25cm離れた 畦天啓生育地の地温は4ケ所平均で最高温変33・5?C最低温度28・00C平均29・80cでポットより4 −50c低かった。叉此際瞳時の土壌水湿ほ地衣下10¢mで春水患(46.7%)の72.6%であった。

8月23日では前者に.鹿べ気温ほ2∼30C,ポット区で平均50c位も下降し最高温も精々370C経で

あった。十方水田瞳呼では平均26.80c,最高27.50C,最低25.50cて潤に較差は」、となって居る。 次に9月7日に・なると,気温は平均23.70c,ポットで平均24−25?Cで土壌水湿の多少に瀬川ま.ら ず温変差は少くなって来る0なお瞳呼でほ此より1−20C低く,最高温変も250Cを越えぬし見辛琴 水湿は容水量の83.1%であった。

最後に9月21日に/なると,気温,ポットの地温共平均200C強,最高30。C内外,最低1−140C

となり,嘩呼では平均18.80C,最高20.50c,最低17.50Cであった。

以上8月。9打を遭じて,ポッ†・区の地温ほ.8月感賞の候にほ苛るしく高温となり,殊に少水温 区では最高44・OCを越える迄に到り,大扁■生育の適温220′−250Cを遥かに・越えて居る。:然し9月に 入ると.平均250C前後となり最高も330C以■下となり,可成生育適温に近づく様である。十方比較区 である瞳蔓二の生育する瞳嘩でほ,8月始にほ.平均29・80C・最高33・50Cで栴東通温を越え.るが,8 月23日蜘こぼ殆んど遭温が維樟され,.風土壌水湿も容水最の70∼80%で福井氏(ボ)(1950)の述べる 通湿状態に相当する様である。 (2)生 育 状 態 生育調査ほ土壌水温を一部変屈した8月7日から扱歌詞礎した9月22日迄に・4回行った。その結 果ほ第2表のようである。

(3)

舞 2 轟 生育調査表 9 月 2 2 日(緻宍期) 調査月日

蒜壷、−警l新協枝園長】茎径

矧若慧1笠慧 g〟‖U2305 04−じり山3 11234 灯D′082 5′n﹀ 7−73′02 1 13 3 5 g︵‖0′0949 2 3 5 70 1 g1013 4 ゥ12銅3636 m33520 e21809 44454 グロ1 70ノ83 り︼13ヰ′0 まqん4007 O1 702 l121山︼ 別dJ川0■¶餅 4′n︰偽二ゝ∵孔 208一49 41218 2︷∂74二5 0ノへa⊥0/3

3454′hU 1133A〟 70u383 へ∂02 54

A 区 お 区 C 区 D 区 E 区 _、_ 20ノ520 ′05780/ ×︰人 ︶入 ︶へ Y l■4320U 5 5′hU 7−7 ︵J3434 1 1 1 1 1 0′0880 琴径;初生単藁節梓直F 葦≡面贋;同化竜を測定せる主幹7節及び10節倖の複墓面積和 今この表の測定値から,地上部の生育の推移を見るために.,各調奄期間の生育蓋を示せば第づ表

1 わように.なる。即ち定植後7月一杯ほ30%の土壌湿度区と60%の湿変区との問に・さほど大きな生育

第 3 表 名調査期間生育(肥大及び延伸)変化状況 茎 直 径 主幹節数 調査項二日 数 」 分枝数 藁葺 −・u−・u

1l∬lⅡ

訂\牒I

i畑鱒十l畑鱒

韮lⅡ

Illll1 0‖6×111 0.4×0.7

2.2賢二⊥1. 30U531 1 0000 28251 A B C D E 1.1×11 09×10

04xO 04×0

一一一一h 10×1 1一9x2 但しl期;8月7日∼8月20日間 ∬期;8月20日∼9月5日間 Ⅱ期;9月5日∼9月20日間とす。 差が見られなかったものが,8 日に、入ると顕著な差異を示して来る。生育ほ水分含意の多いポット 区程より早期から酒蔵に進むが,8月20日頃の盛花期を終り,欺末期に㌧入る頃忙ほ段々各区とも鈍 くなるようである。殊に・少水湿区では生育の進み方が可成早期より不治撥となる。なお8月7日B, D区:でほ土壌湿度を60%より30訝,90%に変化させたが,此等の区では茎長英数の上に替るしい変化 を来し,生育は遅滞した。此償向は9月上旬(表で第Ⅱ期)迄見られた。一徹に・栄養生長の申でば茎q】ヨ 長や節数の増大がその肥大や分枝数の増加 忙克行した。そして90%区でほ7日の日照 不足と.相まって徒長畢化の傾があり,60% 区が寧ろ生育ほ最も堅実肢調に見え,次に 30%固定区のA区が堅実であった。叉棋長 では茎長程,各区共鎮菅な差異はないが, 根憲では明らかな差異が認められた。即ち 90%区は30%固定区の3倍の乾燥蓋を示し60兄区は2催弱,30%への変化区は健かに0..7倍で最も 発達が悪かった。次に英数,乾燥賂乳 業面観比の関係を見ると,E区はA区に比べて薬屈が3h 3倍,英数が2.4倍,集面横(相対比)が2.5倍でC区はA区に比べて菓蓋2.0倍,英数1〃5倍,某面簡比 1・9倍で,即ち土壌水湿の多いボツ†区程大意の薬は広くて厚い事が考え.られる。なお各失当稔実碍

(4)

98

数は2粒平均で3区のみ1.6:泣で稔実が劣っていた。然し9月末の抜取胡ほ廿秋大豆でほ未だ稔巽 中の赦末期で,英の申4−5%ほ・登冥不明と.腎われたので調奄成繹かち除外し程。見地上部対地下

鱒輿爆風畳比即ちT/R比はA区が最も小さく次にC,E区の順でD,Bでほ可成大きな値を示し

た云址等D,B区は土壌水温変化区に相当し隠上調こ比して粗下繭発達が悪く筑弱であった番を示 第4義 時期別間笹翠変化 して嘗る。 (寧.)同 なお見掛の同化作用 の廠向を知るために日 出より日没まで6回に −

−・・・.:・・・

…:……ほ喜…mgl望:享g 3.51 2.28 第 5 浜 時期別開佗結異状況

(5)

宜り打扱乾燥漆に/て∴袈片を採取した。その綺果は第年表のようである。即ちC区が最大値を示し次 に・AE区の順で土壌水湿変化区のD,B区ではC区の半分位であった。 (4.)開花,・結爽状況

開花濫伴う落花席末状況は第5表のようセある,即ち開佗斯間はA,B,C,D,E区で25日,

2封ヨ∴30日,22日,23日とな−り60%区が最も長く90%区が最も短かゝつた。開花始はC,D,E区

が8月16日,B区で8月18日,A区で同21日となり,B,A区では夫々開花終ア期もそ・れ丈ずれて

いる。何れも開花後4∼5日すると開花盛期に.入り,此期間が2週間棋続く様である。一ノ関花数はA区 が甚だしく少い以外偲の区で・大差ほ.なく,B区も土壌水湿を変化させる前に既に略々着管を見て看 たので開花薮は多かった,然し土塊7k湿の激減ほ同化畳の低下;ィT/R比の増・太とな、り結局栄養の不 均衡から落花数ほ着るしく多くなったのでなかろうか。・一般に藤花.数ほ開花数に伴つて略々増減し 見落花率は90.%水湿区が低く次に30兇慣定区でB区の60%より30%’への変化区が最も高かった9こ の90%水湿区の落花挙が低いのは福井氏が報告した様に・大豆の最適土壌湿変は80%内外であ早から 90%固定区は勿論6d%よ.り90ノ%への変化区も童pって落花が少かったのでほ.なかろうか。なお30%固 定区は開花数が他の区の半分佗で極く少く而かも生育状況同化患奪順調であるから落花も余り多く ないのでなかろうか。 次に此開花期間を各区毎5日間宛に分けで落檻率な球やると第5表のよう笹何れの区−セも開花始忙 筑6鼓 花房上帝花と落花との関係

(6)

100

可成高く,次いで低くなり,見場と轟くなり概して開花末期にほ高く何れも1∼2高低の波が考え.ら

れる。

更に.今,各花房上に・着生した花の落花する頻度を見るために,各花房上の落.花率(0%∼100.%ケを

4・区分しで分別すると第6表のように・なる。即ち各花房上に1∼4佗を着生する花房群が甚だ多く,

l 殊に落花率の低い花房では殆んど此範囲に入るようである。そしで多くの落花せ見る花層群ほ多く

著花せる花診であり,兜茎の上半部軋着生せる花房乾その例が多かったようである。

なお受精結爽す・る花隠各花房上どの部位に主に腐生するか■を見るために,今落花率50∼100%の

花房群にづいてその傾向・を調べると第,7衆のようである。即ち各花房の基路より1∼3段冒迄に・着生

せる花が受精結末する割合が仝受精結末せる花数の平均83・3.%であり,中でも割・合の高いのはD区

の89.9%低いのほC区の77/8%である。 第 7 鼓 結爽と花房との関係 呑花房上粧麿爽豪輌守有志面上棚麿 2 段 目 4 5 8 ハブ 鱒 4 1 5 ▲﹂U 9

実 数llOl20l2司 30126ll叫 8

1 7 1 3 3 1 0 3 1 5

比可38・5:29や車中33l岳5小7122・2】29や3133r隼0】30中7i20ヤ

香花房上に結苛∈を見た花がラ菅生する基部よりの位置 項 目

L±」岬

.ト ン昼」基

AI B ICIDIE l 計 】A IB I C ID E l 劉

試 験 く区 11977712一53

実 数l 23】 54

521 261

86 7j 83 3

∴⊥−一 丁てここ __

比 率l88

又■底部1∼2段目に潜生せるだが受精結爽する乱合は全体の平均66.2%−である。同様に落花率が 0一㌣50%の花房膵でも基部3段目迄に層英するものの割合ほ平均86・2%■となる。此等の朝から卑官 甲花房ではその基部に咲いた花がよく受精結末すると云え・よう0

(5)花器の機能

(a)花粉の形状

花粉の形状及び内容充実変を調べ,不健仝r■∈二怜の頻受を調べ,第8表を餞た。 永井氏(9)に.よると大豆花粉の澤ぷ形は,小窃状をなすとこ云われ,不正形なものとして敲裂し申基 なもの,著るしく歪んだものを以てした。即ち歪形花働の鮮度ほ平均3.4えで,C区が平均2小3%,D 区が4.3%で大差はなかった。次に贈酸カーミンによって花粉内容が殆んど芽変せぬものを内容不 充実のものと見徹して検辞したら,平均3.5発で土盛湿安ゐ

(7)

1(11

叉9月11日の野花末期 ではその他の検鍵田よ り少し高い様見えたが 何れも大差はなか? た。 (b)花粉の発芽発育 状鱒 次に8月20日よりら 月9日迄7回軋鼠り花 粉発 ̄勘試験を行い筍9 表を.得た。即ち全期間 第8…轟(Ⅰ)盃形花筍の頻度 ()内は供拭花数

C 区Ib区IE 区十’面 魂

A 区!B 区

−‡;.‡・∴一三.

32(22) を主上土製 3.4(40)

●.こ1こ;;−;ミ.1−ご−

蔓ヱL軋

平 均 32(7 29(6)123(8)」4.3(Il)f 4 (1【)花叡内容不充実度 9月1日丈で最も発芽率の不 一を通じて平均発芽率77・3%で80%を越えた測定日は8月22日, 24日, 見であった日は開菅未聞の9日9日で平均40・9%であった。此を各区毎に見ると,発芽率の最も高 い区はA区の81.7%,次いでC,D区■,最も低い区はB区の71・2針,次いでE区でその間鱒約10% の差異が認められた。一方各区毎の開花郡別の発芽率の差異ほ余り明渡でないが,出場合にも落花 撃に但た帝鱒の扱が見られた○ 第9鼓 魯花房上 着花部位別花粉発芽率成績 ()内は供試花数とす

雷朋日憎

語IA 区l3 区蓼C 区ID

78 乱〇. ′O l ︶︶ 72 800 42 84

区IE 区l平

72 ′hU OU 1.㌣ 1 0 72

911ヱ%(4)l?0ご(6)

8 月20日 PH. 67

天傾聴後染

全 体l914クる l60l7

839 (8) 79・8 (2) 66.1(5) 78.4 (4) 下 位】854 (3)】80小6 (4) 8 月21日 P H。 6。8 天候 疇 178.8 貯l ・− l 60..9 175…6 体】854 180,6 ‡宝】1…芸二… 9・6 (6) 0・S (5) 88・2 (6) 89こ9 (2)

857 69.5

77、4 184,5 誓言二芸 さ…‡∼字書:言 79..0 (5) 80:8(1) 79 3 782 (3) 50.9 (1) 88一OU 8 月24日 P Hい 6−6 竺

__

81い9 182.6

≠︰ル■い

三1.て;:≡∴エ1.三:一手−∴.t:壬i

77一三(2)l三吉:雲 8 月28日 P H 6り7 天候≡ 噸】全 72Ll ト(鼠7 171.4 77り7 1721・鱒(25) g…:…‡三三仁誓言:…(重苦‡ F 位l87。5 (3)i i ト鉱8 (4) 9 月1日 P H 6.7 天候 囁 上 梓:l85.9 (2)】86.6 (4)l.83・9 (2)168・1(2) 62,ノ4 】81.7(19) 全 体l86い9 l8(;6 l83い9 ,79・8 434 (6) 聖二」」⊥乏L 40.9 (9)

設i、‡…】1霊…二葺 描】詮;

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全∵体i81∴7(34)r71、2(36)f80.3(4壷)f78..8(44)

各期平均 72.0(34)i77い3(抄0) なお開一仁の君島射こなると,何れの区も茶事率が落ちるが,此傾凧は少水分区接頭菅で,止=負の花 は竺が淡く:半開のまま凋む寄が多く邑イE粉数も格訓少なかった様である。此等の事実からしでi■引算 の登声率ほ.可成母体の栄養状態と関系があるのでは/なかろうか。更に各花房上着佗部位附こ佗粉の

(8)

102

発舞状冴を見ると,着佗部牒下位即ち各花虜の基部より3段目迄と上位即ち4段目以上とに‥分別し た場合,−一下位の掩平均ほ.77・8%上位の絶平均は76.4%で梢と■下位の方が高いようであるが,A, C,E区では邸つで上位に着生するものゝ平均が高くて,この両者の問には儲記受精結失する花の 割合が各花房上下位のものに多いとの説と.殆んど関係はないように思われる。 次に花粉管の発育状況を4回に亘り検辞した結果ほ第10衣のようである。 第10義 時期別花働管発育状況 ()内供試花数 即ち供試花数74個の平 均冤賢管長は181〃で 各区平均ほ最蔑がE区 で17孝〟最長がD区セ 190〃・であり 時期帥各 区平均も166/J∼20声〃 で何れも若干の高低の 汲は見られるが顕琴な 差はなかった。

E区i区平讐橿轡葛

A 区IB 区IC 区 トD 区

8月22日 天候 雨 (叢ぷ鮎農3左岩 ∃!(2喜ご5皇3引(2志望4畠吉壬 (2去讐2皇紺80(29) 鱒月25日 ラミ畷 噌 170(4)ll13(1)l160(5)†171(5) 166(17) (20・−350)l(20∼260)l(20∼480)l( 20∼300)l(20・}490) 芙長28副(3去モア3i岩‡ (1去讐2捌(2吉讐4去喜引 叫l171(11)い3・2 9月1日」215(5) 251(a)l168(3) 竺竺L讐ご 候∴晴−(40へノ380) (20一・−550) (20・−510) 平 均 PH.6.4 ′}6.8 175(16) 】78(12) 189(17) 190(16) 172(13) 181(74) 7814 (c)交 配 実 験

花券の授紛受精能力を調薬するため8月26日より9月10日まで各区禰玄関で人工授働を行づた。そ

の結果は第11義のようである。これほ供試儒∫数が少いので正睦な選科とは云い軌、が今此表による

と称_終(花粉)の授紛機 熊嘩・D区が最も轟くて 結末率60%,結実莱率 も45%であり,最も低 かちたのほB区の総菜 率で購.5%,結実莱率 も最も低く・て21.7%で あり,「一披に多水分区 程碍粉の授僚機能ほ哨 ゝ高いように.思われ る。十方雌㌍(胚珠)の 第11表 各区相互交配成軍表

A 区1B 区 f C 区ID 区】E 区】香区平均

8】 A 区I冒2去?第4】(2≡?bア (21・5) 61.7 13靂(4忘?bア5i(2…7bデ8i(2…デ昌子 畠も 25小0 .1 42.9 ノ (3冨ヲ主731(4言?る?5き(3芸子三言 ∼ムi4】(4≦ニらう 7 8 C 区蓼 −1」(■3…3益子3】(3亨ア去冒 (55ヲb宇8!(3…ア寺号14

一,「二∴:∴∴√::−ご:ミ:■1t−

(50。0) 50.0 66.7 (66・7) 4蓼 − 1 ’

詔耶1認銅讃銅

50.0 (50.7) E 区 4l − 0 平 均!(3号ヲ義手22】(2ヂか3l(3≡子ら冒44靂(4…アbア20!(3言ア〉冒30 各個内,上殴 結実率【下段()内結実宍率 石偏数字 供試花数 受精機能ほ結末率に於てC区が最高の54ひ9ガ,B区が敢低の41・7%で他の区ほ52%■以上である。此 場合の結実英率ほB区より寧ろA区が低くて25・8%となり,最高はE区の40・0%でC区より僅か忙 高く,結局全体の平均としで緒英率50・2充結実英率34・4鬼であった。今此を自然条件下での結爽,結 欄争()内は結実項率 英爽率と.対比すれば左表のようにその平均結末率

志望ニヨニ已二三r二王_lエー_靂ヱ讐⊥を子・三軍近!日管・?誓竺翻1,..竿■竺讐苧突如†エ授▲扮 ∵ ̄す「i

語句条件Fの方が撒かに.高率を示したのみであり,え

8 ′0 4 ■ 0叫 q︰ 3 矧 5 a 5 自然援助 (.28.8)】(251)蓼(29.8)」(383)葦(33・5)‡(31・1)

居た

。即ち此等の尊から花器の機能は本実験の範

国内では,土敬承湿の多少にこより,さほど影響を受けぬと云えるであろう。

孤 結

寓に大豆の生育収量と土壌水湿との阻割こついては,福卦6)(1950),藤田(5)(1951.),近藤克(7)(195

2)勧ミ夫力栄養生理的立場から発表された。成程栄養生長の初靭より土壌フk湿を降下させると,大豆

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の生育は負弱となり着管,開催の絶対数ほ滅じ開花斯は遅れるが,然し落花率ほ左程顕晋でない。唯 花字形成中に土壌湿変を可成低下させると.,水分代謝に伴う体内栄養の不均衡のため落葉,T/R比の 低下,同化カの減退と.なり花管ほそのまゝ発達して開花ほしても顕著な落成となるようである。なお 花質形成中に土壌湿琶を90%に上昇させると却って落花ほ少く,よく結爽した。これは福井氏(6)(19 50)が示されたように大豆の開\†F,甘実には80%前後の土壌フk湿が好適だとの説を肯愛するものと思 う。一∵方瞳畔大領■の生育地を・水稲株際より20」一2亭血の処とすれば,此所は酷暑の候でも地温が30つC を超えず,土壁水湿も70一・・一80%で適偲地と言える。吐点でも畦_軌は大詣の生育や旨実上好都合・なので なかろうか。なお土壌水湿の多少ほ・天二豆の花綜の機能には大した差薙を及ぼさなかった。 そして,よ く結英語宍したものほ各花房の基弾こ近い花や開’一己盛顎の佗であった所から土壌水湿の多少と落花 不語との関係ごま生癖生翻勺なものより寧ろ栄養生囁そゃ牡笹深い関蓮があるのでないかと思った。 終に臨み承実験予備試験成績及び本実験計画について御懇篤なる御指導と.許校閲の労を執られた 恩師,京都大学教授榎本博士に衷心より拝甘する0なお実験に降し多大の便且を引られたる本学々 長,黒上博士及び隆々有益なる勘助言と援助を即わりたる本学桑田「一教授,寧づ田農場艮に対して溌 甚なる感訝切感1を鼓明する。 叉 顧

CLEMENT,H,Fり Studiesin Drought Resi$tanCe Of the Soybean・Wash・State Col・Res;5,1937

ユ23456789101112

日本作物気象の研究 ユ945 果菜甑の落花に関する研究1948 大豆花う扮の入ユ■発芽に関する研究.作物学会語釈1949 開花期前後の土壌乾燥か大豆の生育並びに開花結笑に及ぼす影響 作物学会語釈・1951 土壌水分が大豆の生育並びに収畠に及ぼす影響について 関東東山盟吉武 第1報19卵 生育期別干魅が大畠の生育並びに稔実に及ぼす影響 四国地区作物学会談話1952 進 作物故増蚤…諭 第2巻1943 冥 大 枝 葉 保 恋 頑 健 雄 蕊 田 時 雄 藤 田 時 雄 福 =坪 慮 郎 近藤甲●池永累 加腰・一・郎。坂口 水邦威三′郎 山田翌。中村孝 安 田 良 友佳 生ヲ砥生理学1944 雑穀奨励金 大豆の研究1950 ′′ RESUME

l.、Tn order to study the factors of Soybean blossomdropplng,We hEIVe partiallychanged

the soilmoisturein the followingperCentag■e at the flower fo上mation period・

→60.% 90%−→90%

→30% →90%

30先→30% 60ス

2.Afewb・lossomdTOppingSWerefoundin30兄→30%soilmoisture series,a great many

in60負30.%lser主es,rather fewin60ゑ90%series and the=e they podded well・

3.,The quantities of soilmOisttTTe did not make a gleat difference on the gelminati(〉n

of pollens,the growth of pollen tubes,and the functionof floralorgan・

On one side,the blossc・m droppings were found more amongthe upper blo三SOmSOn eVe工y

inflorescene an.d at the end of flowe工Periods・

The resultsmay be explained thalt the physiolog1CalfactOIS Of Soybeanblossom dropplPgS

Iiemorein nutr・itive factors thanin generalones・

4.The factsthatSoybeanplantsgrowlng・Ontheraisedfoot・・pathbythesideofIice・・fie14s

ha,Ve relatively high fertility may be partially due to the factors havinga Suitable soi1

参照

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