池泥の研究 II 池泥の灼熱損失量及び炭素率-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

香川県立靡科大学学術報告 モ 18d 地 泥や∴研 究 抒 池沢の灼熱損失鼠及び炭素率 玉置應彦・星川玄児 Stud・ies9n pOndmpd/旺.

I,OSSOnignition,humus,C,tOね1N and C/N ratio

By Takahiko TAMAKt and Ge寧ラiHOSHIKAWA

(Labpla.tory of Soiland Ma・nu‡・e) (Received Sept・30,195∂) l 前簸紅顔腐した試料を剛、本報に於てほ池派の灼熱損失乱食堂紫,炭素を定温し′,之専より腐植鼠 及び炭素率(C/N)を求めた結果について報督する.、池派の分析例としてほ,松木氏(5)は山d県農 琴試験場に於て池泥を分析した結果として有織物16%,金宝寮0・44%を挙げ■で居り,花田氏′2)は佐 賀県に.於ける用永堀の泥土を分析して−全窒素0・354%,水溶性窒素0・0097%を得て:いる・ 尚本研究ゐ分析にむま去密正乳・成瀬七朗両者の協力を得たことを感謝する.

11実 駄 方 法

分析法に関して灼熱損失盈は骨法T12) 溜装置(9)に.より定藍した.又炭素,腐植は1てYULⅢ氏迅速滴定法償.よる関氏等の方法(8)匹・よって求 め,以上の炭素及び全窒素より尿素率を計算した.・ 破 棄 験 結 果 l∴灼熱嶺失盟及び腐鹿恵 灼熱損失恩及び酵素畢より計欝により求め尭腐植の藍を示せは罪1琴の如くである・ 欝Ⅰ表 地泥の灼熱損失鼠及び腐植藍 熱投】糾鮪 ‖試料

幾雛鞄11

慧引穿墓 誓馴安芸驚一席穂 茎星空空短岨還撃 213 ⊥3′013 788690T81㍊鱒43他種87 ′○′○允V O/.50U O′70U 78023A二5・′02A一83′○︵リ′0787 55ノ0ムV′0′n﹀ノーU′−U∧V O O l l−▲へ∂33∧V l l l l l l l︽13へ∂33︹∂3333A▲ 70977407′09︼ウ︼3〇.ハV S 5′07 03′054138240ハ○′〇.qノ0ノOU77 ,● 69 11 0ノウ山00 1 7 1 410 415 4】9 rb45 452 453 455 458 459 4bO 4(il 462 468 507 5(J8 509 517 525 8.06t 2.39 814ノ08q′0348q′O1 433′0 7 9︼3333‖∂′0′0ノ0′0′07778000 5■b−L︶一b55555■b555■b5ノhU/0′0 O l103910・203′07−▲′b q′4■b 12へ∂0∧V O12ウー3333444 55 11 1 1 1 ▲ユ l’−一l l l l l l l 710ノ520ノ0ノ4ノ0′050/4へ∂5722 318<y825‘リ3748−b7773 325q′4q′36・50890703.8′3 1 1 1 1 1 1

75925634461 34軋l

700′44390 ■b2410/3′0・′07一bこ・︵U nO∧U′0 ■ 0︶ ● ■ ● ● ● ● ● ● ● り ● ● ●・● 5ウ]534′031AV45′P2一51 ▲■廿 仰25餌69棉410091790533571549673154 ●小●●●●い● 517444314786643 1 ′020ノ00U37ウ一 ︼.∂9什∂′03510 870−∂28′U O′4 ′O12︵U1037ウ︼ 4070/5b′ひ′07 1 1 1 9′03404qん 2

90マ730︼

31J9︼2︵03︻イ i 8 1 仙10693939 第Ⅰ表より灼熱損失畳についてほ調査点数86点中最高17.16方∴最低∂.37鬼,∴辛党臥2亭%であり,

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(2)

静思:巻弊2骨(1鯨虹 腐植盈は76点中最高i王・79%,段低1.02%∴平瀬4.60%である. 2.炭素,窒素及び炭素率 次に炭素,窒素を定鼠し之より探索率を凍あた結果を欝2敦妃掲げる. 文革7 第2表 地派の輝素,空茶及び尿素率(C/N) ⋮べ・ 鵬 % 一C.  ̄ ・二:丁

酬 墓馴c%l■N%蔓c 料号 試番 ′162【14台 り● 6866.77746︰5755ゝ\8674⊥b8 4■230リ■4帆5′00n705㌧10ノ2︻b、︼7/0▲<y8 5.饉04532n‘A一4■074:D8什∂説司 乙U 7 4− のO 1 3 ′0 ′O q 7 5 q′ 2 OU O 5 0 0U ′0 8′bこ71ュ40ノ/0︵∂′0 1370U l l l18 8798787768 ‘リ 3 9 2 3 0 3 2 7 2 4 4 12 2 ′83 812 5 9ハ00ノ7′0′04ハy′0、7′00′2 ′D■せ5−b353′04・71〝2′0 41ウニ3二さ1231 ︻b Oリ︰42 8り22 8 42 7.14 64■6 531仁1.67」0 4 鱒6的細鱒粕 142232 9 53413.60卜0;. 4 78 14 05 67 42 70U ●第2表より炭素題の最高ほ−61・84%’,最低は?‖一59%,平均2・77.%七会窒素紅関しては静筒0.928% 最低0・136%,平均0・383%を示し,之専ノよ.り求めた庚索率は最高乱鱒,最低4・02,平均7.04セあった. 8.採取位置を異に.する池派の分析結果 既に欝1報で述べや如く,池漁ゐ組成,成分はその生成秦件によって舞な為と考えられるのセ,廃 i宰虹瀾げた試料中同一一泡池で採取個所を異にす・も戎料及甲下層池泥た関Lrヒ紀の場合と同様紅分析 を施行した結尭を示す主第3表甲如く七ある・ 第3表 採取位置を異に.する池泥の分析結果

屠失墓%!鱒鱒∴%仁?、一%】

N%lc′N

町村 名l池

名 巨億∴ 置 1.39 1.67 6.22 臥92 大 瀬 小 藩 小 海‘ 麦;…卜冨儲 7.23 7.21

東 梅 田l城

亡__ ∵【__ __.∵ 土 器 権 山 側 健 塘 側 此 地 ニ‡陽 水 A−00▲q一 ′0′07 000 菅大新 70ノ′0 33・4 0 nV O 欝3襲より山側と堆塘側とを比較すると,灼熱損失崖は城埠を除き他は何れも境塘側煎大であり,

庚素従つで腐植盈は堤塘側が何れも多い・然し全窒素喀一局や嘩向を見担し難く,.之は池滝中の有機

物の種類や状態等によるものと考えられる・然し炭素率は城池を除′く他は掟塘側?方が山側より広 ¢、ととは,山側の方が果糖側より池への水の流入或は池原の浅いとと塵により右横物?沈禎盈の少い と共に,その分解が速であるととに基くもゐぬなかろうか・又下層土特撰素(腐軌全窒琴何れ も′低く炭素率の狭いrことが特に冒に七く.

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香川県温度科大学学術報告 l8■8 1\ ̄ 考 某 欝1表に得た結果につき調査単数申分布状鱒をみると・次り棟である・ 先ず灼熱損失盈に.関してほ下表の如く 調査点数86点中灼熱損失盈7%以上のも甲が大 部分で全体の76・7%強を占めている㌧又腐植東関 んてほ左発狂承す如く7%以上のものほ9点で全 0叫0中・0ト10・0中・01< 竺熱損失芳!<5り00i5 てぃ− 3l、 .‥ _. 3三≧ 調査点数の2割弱にすぎなく,7%以下のも のr如・0¢叫0%を車心と.して腐植畠中各区 中・0ト7刃7・く)ト10・00】10‖01く

l<3ミ叫3・01ユ5・ −l

20l 写71 20】

7巨 ヤ い −− 分転亘り存在し互いる.細川韓等(射場有明海

Å玉島底土を分析し,灼熱損失量と有機質炭嚢墓間にほ少数の例を除いて大体一致した傾向にある

(. 苧とを報告し,三須即)ほ朝鮮土壌に関し腐植塾と灼熱損失畳間には順相関の関係ほあるが,之は

金成素造の場金よりかで,両者ほ正比例関係を窮しないと述べているが,第1零より池滝匿於七は灼

熱挽失選と腐植豊の間1には明らかな量的関係を認め難い・之ほ恐らく池泥中に舎監れる有臓物が腐植 イ蝉、る過程が種々であることに起因するものと考えられる・  ̄二十十 ̄− ̄∴十:二 ̄エニニ手二:=;‡ 、  ̄一 0 _ q㌧・声00lO・押−0・叩iOL−401′−0・5 如く0.40卜TO.5bo%の全窓索監が緬】−−−孝一−「二

空車L

冬く御大差なく分布

13!

141

16l

こ・ 三・・ を知季 藤民等(4)は有珠湾の水質及び底質紘閲し調査した結凰 底質中異状に全軍累?多いものほ有椀物代

研が不均衡で炭水化物の弁解が異常に行われ,又萄白申様な窒素化合物の今解が遅れ・をの一・鱒ほ低分

子或ほ無税笹の化合物卑なづて底質に・吸潜嘩定して畜税きれたものとみなし七いるが,池泥め場合前

述の様iこ全窒素め分布点数が略同一倣で呑布して(こるところをみると,窒素を含む材料の種類わ他

やほり地中軋於ける有機物の分解が各池の状況に依り固一瀬態た行われないことを示すものと考え られる.又炭素について示すと下表の如ぐであるニ 即ち炭素鼠1.01⊥息00%の試料が汲も多く 全体の −、52.6t%即ち単ば以上を占めて二,次いで3.01・−5.00

虹互拒空捷=聖空空塑竺

40】 皇6 4 ._ %のものか34.2%ある他は梅く少い. 該当点数l ¢

虎に凍素率笹閲し−そ峠下衷笹示す如ぐであり大部分ほ5・0ト9・00間置あり,之が全瀾査点数の88・1%

強を占めて居り,池泥の炭素率は狭いものが多い ことが判る∴MCIJEAⅣ氏くβ)ほ英国各地の土磯匿 閲し炭素率と土壌の肥沃皮間には関係のないこと 7.01叫・9.OP王9.01< 属紫率lく5・OP、l5‖01・・−て 該重点数 t 5】 畠2 を指摘し,後者はむしろ土壌中の庚紫及び窒素の騒が多くなると増大すると称しているが,この関 係ほ池泥の場合に・も適合するか否かは不明であり, 之喀後日発衷する政争をもつ 次に香川県に分布する「ガラク」と.称する水稲 秋蕗あ著しく起る永田及び「セ いる水稲収鼠の多い艮田の各表土について吾々の こ・人玉置(10)(11)が得た成給と池泥に閲し前回第1 報で得た成絞並庭本報の成緻を平均値について比 較すると/第4衰の如ぐセある. 以上の如くガテク,マッチ等の水田土壌の表土 この点に.ついては吾々ほ更に研究を進めているが 第4変 永田安土と池泥の分析成紋

散c

傑登驚ip耳順開%i由% C 1 9′−U り︼3▲U, nW O︵0 1 1 ′0 ヱU2 7エ1 2 ∧U︵u O ガタク(秋落大) 〝 (秋落中) 〝 (秋落′ト) 6・中車4i3 マッチ(秋薄無) 6‘7121510.2419い14

年中申す軒声

地 元】9・23‡5・

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(4)

弟与華熟字号(轡3、ト ・嘲 に.比較し、池滝は灼熱損失墓腐砥藍典に多く,、庚索,窒素富も高く炭素率が狭い・又池泥の反応ほ之 等水田土壌より何れも酸性で殊に全酸度が著しく高い.ノ之等めどとほ主として池底に・沈械した看板 物及び之より由来する腐植庭基くもの.である∈.とは云うまでもないが,従来腐長池泥が肥料的有効性 を認められた原因の一つとしてこの看椀物合長の多いこと.が密接な関係をもつものと考え.られる・

Ⅴ 摘

要 前報に引続き池泥の灼熱損失鼠,腐執成素,全窒素及び炭素率降ついて調査し次由結果を得た・ (0 灼熱損失盈は3・37−−17・16%の範囲幣奉り草卵・23%であった・ (幻 腐植鼠は1・02−−11・79%の嘩組にあ′り平均4・甲琴で串?鞍・ 朗 庚紫鼠は0.59−6・84%の鞘酎午あり、平均2・77孝で挙り,、全軍索屋ほ0・柑6−・−0・929%の範囲で 平均0.383.%であった. 怪)㈲より求めた炭素率ほ4.叩一斗8.8βの範聞陸封■り平均7・り4を得た・ (5)同一一池に於て山側の他派と堤塘側の池泥は木部分の試料が後者の方が前者より灼熱損失鼠,炭 素,腐植畠兵に多く,尿素率ほ狭い傾向忙ある. (6)ガヲク,マッチ肇の水田上磯表土に.此厳し池泥は灼熱損失盈,、腐植鼠,廃案,窒儲嵐何れも多 く炭素率は狭い.又反応は水田土壌表土虹此し池泥は著しく酸睦が強ポ. ¢)以・上めことより他派の肥料的効果ぁー一つほ之に含如tる有機吻か と考えられる. Ⅶ 引 用 文 献 (1)′ 船引真吾(1942):土壌実験法,43「44 (2ノ花田 稔(1941):佐資県に於ける特殊自給肥料について(I)・隠士肥終15,43・T50 t3)細川巌・凝滞停・高原義雄(1951)‥ 有明海人草・島底土僧に七いで・福岡学芸大学研究軽質1,212−−・217 (4)加藤健司・奥田容造・谷由尋淵(1951):有珠湾の水質及び底質にらし)て・北海通水慮畝験場報告8,39−・67 (5)松木五楼(1944):自給肥料の製法と施肥法㈲。農及園19,、、109 (6)M”EAN,W・(1930)‥ Th9C・「NRatioofSoilOIganicMatter・すpムzn (7)主須英雄(1932):朝鮮土壌に於ける腐棍と灼熱損失撃と.の相関関係“ (8)関愚太郎・白石盟・ニ(く1937):TYUl、Ⅰ嶋腐櫨炭素迅速満足法に威する英敵 勒塩入松三郎・ノ輿田栄(1932):鱒JE【P押寧琴義旗装置の改良樗・∴?い・・ち・・∴日車此轟6・198 叫 玉露鷹彦(1950)‥ 香川県?ガラグに就て(Ⅱ)・日土肥誌21,58 皿 −−⊥⊥(1953)三 番川県のガラクに就て(Ⅶ)∴∵ 23,231 ㈹ WRIG‡汀,C… H.(1934):SoilAnalysis,工一Ondom R由um占

Pur$umg the formerstudies wehavedeter血nedthe早ねOVnちOfloss9plgnition and C

andNcoT)tent予andca1叫a弾thea準?untOf humusanqt桓Valu寧0≠C/N rat三?S/Qf th$

pondmud with the土01lo叫ngI−eSults‥

仕)Thepef・C占ntageOflossonignitionrangedfrom3・37to17・16andmean、was9・23・

(2)ThepercentageOfhumuSrangedfroml.0皇toll.79aふd血eanwas4.60・

㈱ Thepercenta皇eof C rangred fron13.24to6・84and mean2・77,thep?r,Centag■eOf total

」†工・ang・edf工Om O.136to O.929a・ndmean wa、SO・38∂・

㈲ The(二/Nratiocalculatedfrom@)r4ngedfrom4.02to9.8畠a㌫dmean/Va97.04. (5)Inthesamepondthe年血ountsoflo$SOnignitio癒,qandlhu甲ワS?f th?bi11′side mud

werelargerthanthoseoftheba・nksideoneandtheC/Nratid−narrbwer二

樽)Themeanvalues oflossonignition,humus,C and N ofthepondmudwereて1argerthan

those ofpaddyfieldsoil(theuppersoilof Garakuand Matsuchi)and C/鱒ratio was

narrower・,butpondmudwa声

(7)Fromupperres。itsw占havethoughtthatsomeofthe effect of

I,ce plant shoulcf. Ee ascribed to its higher organ:c nIatteI conteilt.

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