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昭和25年の寅年生まれだが阪神ファンとしては生粋 ではない。子供のころから卵焼きは好きだったが、巨人 と大鵬は嫌いだった。人には「あまり良い人生じゃない ね」と言われる。野球を知ったのは西鉄ライオンズが巨 人をやっつけて3年連続日本一になった時代である。稲 尾、中西、豊田、大下、仰木らの野武士集団にあこがれ た。 昭和40年2 月阪神タイガースが安田町の隣、安芸市 でキャンプを張った。前年優勝した阪神をこの目で見る ことができた。村山実、バッキー、吉田義男、山内一宏、 藤本勝巳らスター選手がそろっていた。虎キチになる準 備はできあがった。だめ押しは昭和44年の関学入学で ある。3年になる時のゼミの選択では躊躇することなく 虎田乕雄(とらだとらお)先生に決めた。酒が飲めて虎 キチなら単位は絶対大丈夫という教授である。ちなみに、 今話題の道頓堀の「くいだおれ」のオーナーもゼミの先 輩だ。 しかし勝てない。 昭和60年に吉田義男が監督に復 帰し、バース、掛布、岡田、真弓の強力打線で21年ぶ りに優勝したが、その時はどんな喜び方をしたのかあま り良く覚えていない。それより最後の決戦で負けた昭和 48年の悔しさのことをいつまでも鮮明に覚えている。

関西学院同窓会高知支部会報 第4号 2003年11月1日発行

発行人:宮内邦夫〒782−0056 高知県香美郡土佐山田町上改田185−1 E-mail : kwansei_kochi@yahoo.co.jp 電話&FAX 0887−52−0728 目次 P1…ああ、阪神!大優勝 西岡武志(昭 48 商) P8…初任地の高知で支部再建のお手伝い

ああ、阪神!大優勝

∼地元安芸キャンプファンからのメッセージ∼

西岡武志(S46商学)安芸郡安田町在住 写真1

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以来長い長い低迷期を迎える。よくてオールスターま で。早ければ5月の連休後にはことしも終わったと、野 球の話には加わらない歳月を費やす。4年前、野村監督 を迎え安芸キャンプが大賑わいになった時、ことしはひ ょっとしてという期待を寄せるが、3年間最下位を守る。 去年は思いもよらない星野監督の就任に戸惑いながら も、今度こそと願ってキャンプに何度も足を運ぶ。出足 も好調だ。期待を膨らませた途端、急降下でオールスタ ー前に終わった。今シーズン、チームの大手術が行われ 3 分の1の選手が入れ替わった。なによりすごいのはベ ンチだ。ヘッドに島野がいて、田淵、達川の監督経験者 と岡田、和田、佐藤、西本、オマリーら、選手の年俸総 額よりコーチ陣の方が上なのではという変わりようだ。 補強にも随分金をかけた。伊良部が通じるだろうか、金 本は片岡の二の舞を踏むのではないかと心配の方が先に 立つ。 開幕して去年と同じ様に好ダッシュを見せる。試合ぶ りが去年と少し違う。地力というものを感じる。もしか したら今シーズンはという思いと、いや去年よりは少し は長く楽しめるだろうくらいの思いが交錯する。マスコ ミがいくら大騒ぎをしようと「まだまだだ」と気を引き 締める。 8月 16 日、巨人を破って、対戦成績で18年ぶりの 勝ち越しを決めるとともにシーズン勝ち越しを決めた。 もう大丈夫だと何度も自分に言い聞かせる。たとえ貯金 が30になろうが、40になろうが、またゲーム差が2 0に開こうが、7 月早々にマジックが点灯しようが、優 勝を信じることができなかった。それほどおくびょうに なっている自分には、やはり「あまり良い人生じゃない ね」という言葉が当たっているのかと思う。次は阪神が 安芸から撤退するのではという心配が始まる。次の優勝 を生きている間に見られるだろうかという思いにもから れる。 とにかく、ことし「ごめんなはり線」のタイガース列 車から、列車を見ている人たちに誇らしく手を振った時 の気持ちは生涯忘れることのできない思い出だ。

特別寄稿・よさこい鳴子踊り50周年記念

関西地区大学よさこい同窓会

踊り子隊

西岡謙一(同志社大法学部昭47卒) 「よさこい鳴子踊り」開催地高知の大学連合の参加は いつからだろうか。ちょうど私が二回生のときの31年 前、全同志社大学高知県人会(同志社大学・同志社女子 大学合同県人会)の先輩がよさこいへ参加しようと言い 出したのがきっかけではないだろうか。 関西にある大学の高知出身の学生に呼びかけをしなけ ればということで、関西学院大学、武庫川女子大学、京 都産業大学、立命館大学へ声をかけてできたのがよさこ い鳴子踊り参加名「関西地区大学高知県人会連合」でし た。そのとき、わたしの高校時代からつきあいのある同 級生の中村文夫君が関学へ入学していたのでよさこいに 参加しないかと声をかけてみました。それがきっかけで 森岡さん、山本さん、平田さん、山下さんら関学の皆さ んとよさこいを通じてつきあいが始まりました。当時は 予算もほとんどなかったから、同志社はゴルフのキャデ ィーのアルバイトや先輩の方々を回って寄付集めをして 資金を集めました。関学の皆さんも最初の法被はどっか から借りてきたと思います。 よさこいへの参加は卒業してからもお手伝いという形 で6 年間ほど続きました。その当時に知り合った関学の 方々とは、大学は違うけれど会ったらあの当時のことが よさこいの写真

(3)

よみがえり今でもすぐに親しくおつきあいができます。 それから25年ほどたったある日、甲南大学の卒業生 の方々から関西地区大の大学の卒業生たちで踊り子隊を つくってよさこいなる踊りに参加したいので手伝ってほ しいといわれました。「ほんならまたやってみるか」と今 度は甲南大学、関西学院大学、京都産業大学、同志社大 学、同志社女子大学、立命館大学の卒業生とお知り合い の方々で関西地区大学よさこい同窓会踊り子隊が結成さ れました。お金をかけずに手づくりの草の根でというこ とで予算は40万円ほどではなかったかと思います。こ のとき、よさこいにご一緒したのが今回の原稿をわたし に依頼してきてくれた谷さんです。谷さんはしずかに 黙々とよさこいの仕事をこなされているのが印象的でし た。20人から40人ほどのチームですから「踊る人が 少なくテレビ中継では一人一人がよく写るからいいです よ」と参加メンバーを募ったものです。 そして、少しずつ名前が変わったりしながら、今年参 加した「関西地区大学連合同窓会よさこい踊り子隊」に 引き継がれています。 さて、来年よさこい参加はどういうかたちになるので しょうか。関学の卒業生の皆さん みんなでよさこいの 「未来」に参加してみませんか。

私の Mastery For Service

井津葉子(S57文学) 最近、「関学」あるいは「大学時代」に思いをはせる出 来事が続きました。 一つは、7月に文学部ドイツ文学科のゼミで指導して いただいた荒木泰先生が亡くなられたこと。数年前、退 官記念のパーティに出向いて以来ごぶさたしていたこと が悔やまれました。ドイツ語会話サークルでも 4 年間、 お世話頂いただけに「人生の恩師」を失った寂しさを初 めて味わっています。 もう一つは、広島の平和記念公園の折り鶴を関学の学 生が燃やしてしまった「折り鶴事件」。アナウンサーを仕 事にしていますが、間の悪いことに自分の担当のときに このニュース原稿が共同通信から配信され何とも言えな 広告1

特集

それぞれの

Mastery For Service

(4)

い気持ちでマイクに向かいました。でも、その後、短期 間に学内外から驚くほどの数の折り鶴が寄せられて、「や っぱり、関学精神」と、胸が熱くなりました。自分自身 は何も行動できなかったのですが、母校への期待だけ大 きい自分に気付きました。あの学生くんが今回の事をバ ネにして成長してくれることを願いたいです。

関学精神といえば、「Mastery for Service」

在学中はそうでもなかったのが、卒業後しばらくして、 だんだんこの言葉が好きになってきました。放送という 仕事をしていると、社会のいろんな面を見て、多くの人 に会い、「知識も経験も豊富で」なんて言って頂く事があ ります。また自分でもそんな気持ちになった時期もあり ました。でも、それって大きな勘違いです。次から次へ 新しい情報を求めざるを得ない環境では、目立つ結果ば かりを評価し、地道なプロセスには興味を持てないアン バランスな仕事人間になりがち。そんな状態で見える社 会は一面でしかない。もしくは何かのフィルターを通し て見ているに過ぎないんです。もし、他の仕事をしてい たとしても、「仕事を通して知る社会」って、しょせんそ んなモノではないでしょうか。 「仕事」はそれほど社会性を育ててくれるものではな いと思っています。むしろ、仕事から離れた立場で社会 と接点を持つ方が…。たとえば、自ら何かをすること、 地道な積み重ねに関わることで、自分自身のバランス感 覚を磨く事ができるのではないか。大きなことではなく て、PTA の仕事をしたり、一市民としていくつかの委員 会に参加したり、関学同窓会の役員に名前を入れてもら ったりしながら、やっと社会勉強をしているところです。 そんな中で、自分の知識や経験が少し役立ててもらえた かなって実感できるような事があるとうれしいものです。

ちょっと「Mastery for Service」できたかなと思ったり して…。 同窓会は不思議な場です。もともと今と違う環境にい たころの「自分」に会いたいと参加し始めたのが、毎年 会う 40 人ほどのメンバーからにじみ出るスクールカラ ーが楽しくて…「いかにも関学らしいなこの人」なんて、 人間ウォッチングしながら元気をもらっています。元気 のもとといえば、毎年同窓会の最後を飾る「空の翼」と エールも忘れてはいけません。来年も、いつもの皆さん にお会いできますよう、そして初めてという顔ぶれにも 期待して出かけたいと考えています。

村政に生かしたい関学精神

(Mastery for Service)

吉川村長 中元 源一(S51商学) 関学を卒業して、27年が過ぎようとしています。宮 内支部長が来庁され原稿の依頼を受けた時、ふと頭に去 来したものは、なつかしい関学の正面広場、チャペルそ して入学した時の桜並木の美しさでありました。 帰高以来、家業の「しらす」加工を手伝いながら、日々 生活してきましたので、今日まで「マスタリー・フォー・ サービス」という言葉さえ思い出すこともなかった私で した。父の後を継ぎ、村議会議員になりました私の心に、 徐々にではありましたが、何か変化するものがあるよう に感じるようになりました。 「人間の一生」とはどういうものなのか?「家族のき ずな」とは?「地域住民の幸せ」とは何なのか?それを 井津さんの写真① 井津さんの写真②

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充実させるにはどうすればいいのかといろいろな思いを 持つようになりました。 地域住民の生命と財産を守るには、ただ経済面だけで 達成できるでしょうか。そこには崇高な精神である「奉 仕」という、人間にとって大変重要なイデオロギーが必 要であると確信するものです。いま顧みますと、私の根 底には上ヶ原で過ごした学生時代の精神が生きつづいて いたのだと思うようになりました。 本年7月に執行された、吉川村長選挙に立候補の決意 をしましたのも、議員時代から「行政」とは、「住民」と は、「地域」とはどういうものなのかと自問自答を続けた 結果でありました。 「地方自治」とは、地域住民が主体であり、私達行政 関係者はその手助けをすることであると思うようになり ました。高度成長期には、理論としては理解できても、 実際にはその方向にはいかないものでした。 今日の経済・社会情勢において地方自治の最も重要な ことは、いかにして行政に住民を参加させるかというこ とであると考えています。地域住民と一体となった行政 運営に変えていかなければ、今後の地方自治は立ちゆか ないのではないでしょうか。私はその思いを強くし、「住 民参加型行政」の推進を、住民の皆さまに訴え続けてま いりました。 その結果として、住民自身も危機感を持っていたので しょうか、私に今後のかじ取り役を任せていただいたと ころです。その責任の重大さを感じると同時に、新たな 覚悟と決意をいたしてい ます。 住民参加型の行政を実 施するということは、地 域住民に対して行政サー ビスをより向上させるこ とになると考えています。 正に、関学精神である「マ スタリー・フォー・サー ビス」ではないでしょう か。関学精神を一生持ち 続け、今後も地域住民のために誠心誠意努力してまいり たいと考えています。 関学OB各位のご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い 申し上げまして、私の一考察とさせていただきます。 中元村長の写真 広告② (入れば) 天然色劇場

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民主的な県政実現

Mastery for Service

坂本茂雄(S53法学) (高知県議会議員) 24年ぶりに出席した先日の同窓会高知支部総会。ご ぶさたをしていただけに、なじみのない私がここに筆を 執らせていただいたのは4月の県議会議員選挙で当選さ せていただいたからだろうと思っています。せっかくの 機会を与えていただいたわけですから、ありがたくご報 告をさせていただきます。 1974年に法学部政治学科に入学した年は、まだ学 費値上げ反対闘争の”最後の盛り上がり”の時期でした。 学年末試験が一部実施できずレポートになった記憶があ ります。4年間ノンポリで、普通に単位を取り、時々ア ルバイトをし、中国語研究会のサークルでは中国語会話 を勉強する何の変哲もない学生であったように思います。 ただ、卒業後は県庁職員にという思いだけは強まってい て、3回生の時にはその準備はしておかなければと思い つつゼミに出席をしていたのかなあと思ったりします。 78年の卒業と同時に高知県庁に採用され、2年目か ら労働組合活動に関わりはじめました。休職して組合の 専従役員になり、組合の中央本部(全日本自治団体労働 組合)に2年間派遣され東京の生活も経験しました。仕 事と労働組合活動に明け暮れた24年目のことです。こ れまで一職員として県民のみなさんのために行ってきた 行政サービスを、議会の場で県民のみなさんと職員のみ なさんとをつなぐ立場として頑張ってみたいという思い が強くなりました。さまざまな方の励ましの中、一年間 の準備期間を経て4月30日から県議会議員として活動 させていただいています。 あらためて今、関西学院のスクールモットーである “Mastery for Service ”について思いを馳せたとき、 私の生き方の中では、自らのためだけでなく、他者との 間においてお互いが人間らしく生活のできる社会を築き たいという思いが基礎になっていることもまんざら無関 係ではないのかなとも思ったりします。 さて、今の政治は国・自治体ともに莫大な借金を抱え る中で、いかに国民・県民の求める行政サービスに的確 に応えていくかということが求められています。とりわ け、高知県では、向こう30年間におよそ40%の確率 で発生すると言われる南海大地震にどう備えるかが問わ 広告③ 坂本茂雄さんの写真

(7)

れています。しかし、これらの課題も公的負担だけでは どうしようもない課題でもあるだけに、お互いが支え合 う「共助」が今まで以上に求められてきます。まさに、 県民全体の“Mastery for Service ”精神が将来の高知 県のありかたを示しているのではないかとも思いつつ、 私も県民のみなさんとの「協働」で「希望・豊かさ・安 心の県政」を目指していきます。ご指導をよろしくお願 いいたします。

初参加 ∼高知支部総会∼

関西学院同窓会 副会長藤田浩明 (S32 法学) 高知といえば、坂本龍馬や吉田茂ら多くの傑物が頭に 浮かぶ。また、播磨屋橋や鳴子踊りに代表される観光ス ポットも思い出され、個性豊かなまちとしての印象が強 い。これら人物を生み育んだ高知の風土に私は注目をし ていたのは事実だが、今回の参加は、高知の風土や文化 性に育てられたわが同窓を見た思いであった。 もちろん、宮内支部長以下40名近くの出席者一人ひ とりの御活躍ぶりを拝聴している中で、それぞれ立派に やっておられ、私も同窓の一員として誇りに感じた。ま た、母校への強い思いをもっておられることも知り、心 強いものを感じた。互いに酒を酌み交わし、肝胆相照ら である。 二次会に誘われて、ほとんど全員がとある会場へと向 かった。にぎやかな繁華街にある大きな居酒屋に案内さ れて、さすが高知だと思った。そこで、阪神タイガース の“六甲おろし”などを大声で合唱。かなりメーターが 上がったところで、私も一曲カラオケを歌った。 総会、懇親会、二次会を通して、元気で明るい“いご っそう”、いごっそうより強い?“はちきん”に触れるこ とができ、ますます高知が好きになった。 タイガースが優勝したら、高知で皆様と共に思い切り 大声で“六甲おろし”を歌いたいものだ。 (2003年8月) 藤田会長(二次会の写真) 広告④

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初任地の高知で

支部再建のお手伝い

関西学院広報室長 古森 勲(S41法学) 高知は、思い出 深いまちである。 懐かしい人も多い。 このまちに新米記 者として赴任した のは1966 年11 月 1 日。最初に鍛え てくれたまちである。 法学部に入ったのが1962 年 4 月。クラブ活動が写真部 にいたのが縁で、1年のときから母校通信の編集を手伝 っていた。当時、同窓会の専務理事は、朝日新聞論説委 員から母校に戻られていた詩人の坂本遼先生だった。先 生の影響を受け、どうしても記者になりたくなり就職浪 人をし、卒業から半年後朝日新聞記者として高知支局へ 行くことになった。そのあいさつのため先生を訪ねたと き、「高知に支部をつくるのを手伝ってくれんか」と言わ れたと思う。ところが違っていた。この原稿を依頼され たとき、現支部長の宮内邦夫さんから送られてきた母校 通信42 年秋号に「南国の夜空に『空の翼』 土佐の高知 に支部再発足」の記事があった。筆者は私。記憶の頼り なさに自信を失い、記録の必要を痛感した。 年が明けて坂本先生から届いた手紙に同窓の手掛かり が記されていた。朝日新聞高知支局は、高知一の繁華街、 帯屋町商店街の西、アーケードが切れたすぐのところに ある。すぐ前に高知署や高知消防署があり、県庁と高知 市役所も近かった。そのころの高知支局は大阪本社管内 で最も原稿の締め切りが早く、支局員の出身は一人を除 いて全員が県外だった。関学OBの先輩記者が一人おり、 一緒に進めることにした。遙か見知らぬ街に同窓のネッ トワークができることは何より心強かった。 ともかく地元の先輩を訪ねようと、最初に出かけたの が帯屋町商店街で洋装店を営んでおられた曽我栄一先輩 だった。支局から歩いて4、5分の距離だった。その名 のように帯のように長い商店街の中ほどに店はあった。 店前であいさつすると、奥から大きな声が聞こえてきた ことを覚えている。それからすぐ再発足支部長となられ た楠瀬正樹先輩や曽我先輩のリードで打ち合わせが重ね られ、67 年 4 月に再結成準備会ができた。 再発足総会は1 ヵ月後の 5 月 20 日、高知市の三翠園 ホテルで開かれた。学院からは玉林憲義文学部長、藤原 恵社会学部教授が出席、21 人の同窓が集まった。全員の 顔は思い出せないが、支部長の楠瀬さん、副支部長の小 笠原さん、幹事の馬杉さん、岡田さん、そして花房さん、 川崎さんらが懐かしい。当時、朝日新聞高知支局には私 も含め同窓が3人になっており、そろって出席した。高 知新聞記者だった岡田さんとは互いに転勤を重ね、3年 古森室長の写真 広告⑤

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後高松で再会した。この機会にと、高知時代の名刺を繰 っていたら先輩7 人の名刺が見つかり、その中に現副支 部長の岡川さんの名前があり、高知を訪ねたい思いを強 めている。 高知の飲みっぷりの豪快さにはまいったが、おおらか でどこか人なつっこい土佐の人々と酌み交わした杯は、 人づきあいの大切さを教えてくれた。高知在勤は2年間 だったが、支部再発足のお手伝いは、高知の気風を知る いい機会となり、高知の先輩たちが施してくれた社会人 教育だったと感謝している。

ご報告

∼2002年総会後から∼

高知支部長 宮内 邦夫(S41法学) 2002年 * 8月24日 支部役員会 * 8月26日 会報「関学高知2002」編集会議 * 9月21日 全国・海外支部長会(上ヶ原)宮内支 部長出席 * 11月8日 会報「関学高知2002」発行 2003年 * 3月6日 前支部長宮地伸禎氏(S33経済)が逝 去されました * 3月8日 臨時支部役員会 * 4月28日 元支部長、顧問沢村信天氏(S19商 経・商)が逝去されました * 6月7日 高知市城西館で2003年度支部総会を 開催しました。沖縄支部の飛び入り参加者1名を加え 39名の同窓と、関西学院から北総務部長と岡田校友 課主任、同窓会本部から藤田副会長をお迎えし総勢4 2名となりました。総会議事のあと、ワインで乾杯、 懇親会に入りました。昼の部16名参加した懇親ゴル フ会の表彰、関学グッズの抽せん会や自己紹介が行わ れ、和やかな時を過ごすことができました。「空の翼」 合唱の後、去年に引き続き、学生時代応援団総部指導 部に所属していた内山輝之(S58文)氏の「エール」 で締めくくりました。 * 6月29日 関西学院四国地区教育懇談会兼支部役 員懇談会(松山市)宮内支部長、岡川副支部長が出席 * 8月14日 会報編集会議 * 8月29日 同窓会設立105周年記念式典(上ヶ 原)宮内支部長出席 * 8月30日 支部役員会 * 9月20日 全国・海外支部長会(上ヶ原関学会館) 宮内支部長出席 総会集合写真

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去年に続き、

関西学院総務部長 北和男氏

優勝

∼2003懇親ゴルフ会結果∼

6月7日(土)(土佐山田ゴルフ倶楽部) 優勝 北 和男(S45社)79(38・41)HD 9.6 NET69.4 準 優 勝 篠 原 隆 三 (S 42商)97(48 ・ 49)HD21.6 NET75.4 三位 清水豊彦(S49法)77(42・35)HD 1.2 NET75.8 清水氏はベストグロス 四位の吉岡克展(S63経)氏も 79(40・39)でした

高知支部会計報告

(2002年6月1日∼2003年5月31日) 科目 金額 科目 金額 預金 188,753 繰越会費 188,753 費用 金額 収益 金額 総会経費 368,000 徴収会費 328,000 通信費 54,069 同窓会年会費 110,000 印刷文具費等 114,906 雑収益 105,000 その他経費 61,503 預金利息 3 次期繰越会費 188,753 前期繰越会費 244,228 合計 787,231 合計 787,231

関西学院同窓会高知支部役員名簿

(2003 年現在)

役職 氏名 卒業年 学部 支部長 宮内邦夫 1966(S41) 法学 副支部長 岡川員彦 1960(S35) 商学 副支部長 岡村孝彦 1971(S46) 商学 幹事長 森岡俊介 1972(S47) 文学 幹事 岡本純一 1971(S46) 経済 幹事 中村文雄 1972(S47) 経済 幹事・事務局長 山下敏正 1973(S48) 経済 幹事・会計代行 中谷公一 1979(S54) 経済 幹事 井津葉子 1982(S57) 文学 幹事 山口智弘 1993(H5) 経済 会計 野村泰樹 1974(S49) 商学 会計 高橋邦明 1983(S58) 経済 会計監事 谷 晃 1979(S54) 商学 会計監事 岡村憲男 1984(S59) 経済 広告⑦ 編集後記 阪神ファン西岡さんの原稿をいただいたあ と、阪神は日本シリーズで日本一となり、 星野監督の勇退に花を添えました。これで 西岡さんの人生は良くなりそうです。

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編集後記(Bタイプ)

編集後記 阪神ファン西岡さんの原稿をいただいたあ と、星野監督の勇退が決定し、日本シリー ズでは惜敗しました。さて、西岡さんの人 生は・・・・・

参照

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〒020-0832 岩手県盛岡市東見前 3-10-2

(1) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生手続開始の申立がなされている者又は 民事再生法(平成 11 年法律第

24日 札幌市立大学講義 上田会長 26日 打合せ会議 上田会長ほか 28日 総会・学会会場打合せ 事務局 5月9日

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公益社団法人高知県宅地建物取引業協会(以下「本会」という。 )に所属する宅地建物

2)摂津市障害者地域自立支援協議会代表者会議 年 3回 3)各支援学校主催会議や進路支援等 年 6回

2)摂津市障害者地域自立支援協議会代表者会議 年 1回 3)各支援学校主催会議や進路支援等 年 5回

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