• 検索結果がありません。

4000 2

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "4000 2"

Copied!
68
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

唐山市投資環境

唐山市投資環境

のご紹介

のご紹介

2008

2008年

年6

6月

月26

26日

中華人民共和国

中華人民共和国 唐山市人民政府

唐山市人民政府

中国・唐山市の紹介

中国における企業経営の体験紹介

1.唐山市の概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

2.唐山市の経済産業・・・・・・・・・・・・・・・・・14

3.唐山市の人材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25

4.唐山市のインフラ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・31

5.唐山市曹妃甸工業区・・・・・・・・・・・・・・・40

6.唐山市現代装備製造工業区・・・・・・・・・50

7.唐山市南堡経済開発区・・・・・・・・・・・・・56

8.唐山市高新技術産業園区・・・・・・・・・・・63

(2)

唐山市の概況

唐山市の概況(1)−位置

唐山市は渤海湾の中心部に面し、北京・天津と共に、

(3)

唐山市の概況(2)−GDP推移

中国全体の2007年GDPは

2000年の2.05倍、

唐山は

2.69倍

に成長。

2007年の中国の

一人当たりGDP

は18,970元、唐山は

38,353元

唐山市のGDPは全中国の都市の中で

20番目

。大連のGDPと肩を並べる。

10.5 10.1 10.3 13.2 14.9 15.1 14.6 15 8 7.5 8 9.1 10.1 10.2 10.7 11.4

0

2

4

6

8

10

12

14

16

2000 2001

2002 2003 2004 2005

2006 2007

G

D

P

唐山市 全中国

唐山市の概況(3)−産業構造

唐山市の産業構成比率(%)

10.3

57.4

32.3

一次産業

二次産業

三次産業

2007年

唐山市のGDP

2779億元

唐山は第二次産業が強い都市です。第三次産業も急速に発展中です。

(4)

唐山市の概要(4)−歴史

•唐山には4万年前の人類の遺跡が数箇所あり、石器や「智人」と呼ばれる人骨が出土している。 •北京も天津もない約3500年前の商王朝時代に唐山の 地に「孤竹」の国が栄えた。数箇所の遺跡から写真の ような土器や鼎が出土している。 •この時代に「孤竹」 で不食周粟(周国の粟を食わず) という四字熟語が唐山で生まれた。命を賭けて恩義や 義理を大事にする例えとして使われます。 現代にも通じる唐山人気質を表しています。 敵国である「周」の粟を食わないと決心して飢え死んでしまった「孤竹」国 の二人の王子(伯夷・叔斉)の物語から生まれたものです。 •老馬識途(老馬道を知る)」の言葉も唐山で生まれ、 経験豊かな人は状況を熟知し、困難を克服する方向付 けができることの例えに使われます。 紀元前663年(今から2671年前)、孤竹国(唐山)の山や谷の中で大軍が 道に迷い危機に陥りました。この時地元の老馬を自由に先行させて、大道 へ出ることができたことから、この四字熟語が生まれたのです。 唐山唐山

唐山市の概要(5)−唐山の由来

•645年、唐の第二代皇帝の唐太宗 李世民が軍を率いて朝鮮半島 紛争の調整から帰る途中、今の 唐山の大城山に駐屯中に愛する 「曹妃」が病没した。 •愛妃への思いから、その地に唐の 国名を使用することが特別に許 され、その山が唐山と命名された。 •今では、唐山が市の名称と成った。 •曹妃を祭った所が曹妃甸で、 甸は天子の直轄地を意味する。 •この曹妃甸が今巨大開発の中心 となっている。 •歴史書《永平府志》、 《大清一統 志》、 《畿輔通志》などより 孤竹の国 曹妃甸

(5)

唐山市の概要(6)−文化

•唐山の人「曹雪芹」が有名な 長編小説「紅楼夢」を書いた。 「紅楼夢」は日本でも翻訳されて出版されている。 •ロバ皮を用いたカラー影絵「皮影」(ピーイン)劇は唐山の独自文化であり、幾つもの 「皮影」劇団があり、表演している。 •「評劇」は形は京劇に似ているが、現代語でも語られるので多くの人の理解が得られ、 唐山の人「成兆才」が創始した独自の民間劇。各地に「評劇」の劇団がある。 •唐山の「楽亭太鼓」は 「皮影」・ 「評劇」と共に冀東の三輪の名花と呼ばれている。 楽亭は唐山の地方の地名で、楽亭県から来ている。 皮影 評劇

唐山市の概要(7)−近代産業の発祥

•清王朝末における李鴻章の洋務化運動が唐山で実施され、近代産業の基礎が作られた。 •唐山は中国の近代産業発祥の都市として今日を迎えている。 •1878年に唐山で本格的な 石炭の採掘が始まった。 孫文もこの石炭鉱山を1912年 に視察している。 •1889年に中国最初の セメント工場が稼動した。 •1914年に中国最初の 衛生陶磁器が 唐山で製造された。 •工学系の大学も設立され 現在は河北理工大学と して、発展している。 •技能工の学校も盛ん。 中国最初のセメント工場 中国最初の石炭鉱山 石炭鉱山用の蒸気巻揚げ機 中国最初の衛生陶磁器生産

(6)

唐山市の概要(8)−近代産業の発祥

•清王朝末における李鴻章の洋務化運動が唐山で実施され、近代産業の基礎が作られた。 •唐山は中国の近代産業発祥の都市として今日を迎えている。 •1881年、中国で最初の広軌標準鉄道が、唐山にて敷設された。写真の前列左から四人目が 北洋大臣直隷総督の李鴻章。 •1881年、中国で最初の蒸気機関車が生産された。(日本より12年早かった) この蒸気機関車で牽引された列車に「西太后」が乗り、こんなに危険なものは海に捨てなさいと 言ったと伝えられている。

唐山市の概要(9)−医療

•唐山の医療関連施設は充実している。 病院 :102 郷鎮衛生院 :183 疾病予防センター:17 幼年婦人保険所 :14 •唐山市の衛生技術人員:31,000人 人口1000人当たりの技術人員:4.3人 •唐山市のベット数:24,000張 人口1000人当たりのベット数:3.4張 •CT,MRI,直線加速器、などの最新施設を整備。 •児童の各種基礎免疫のための予防接種率:98% •大きな医科専門大学が市の中心にある。 •日本語の通じる医師が6人いる医院が1院 (工人病院) 工人病院 MRI

(7)

唐山市の概要(10)−行政

•2001年より唐山市行政センターを 設立 •このセンターに全ての政府機関の 出先160コーナー以上を設置 •行政センターへ行けば、すべての 手続きや行政上の処理が完結 •今までに、約100万件の市民や企 業の手続きや処理がなされ、 「たらいまわし」は無い。 •この行政センターに唐山市政府の 市民サービスへの姿勢が現れて いる。 •毎月各コーナーのサービスの程度を評価した結果を公表。星の数で窓口に表示。

唐山市の概要(11)−居住

1990年国連より受賞 「人類居住栄誉賞」 2004年国連より受賞 「国際居住環境改善最優秀賞」 唐山市の住宅団地の一例 日本人も住んでいる高級マンション

(8)

唐山市の概要(12)−教育

•唐山市の各種学校総合計:2,341校 •在校生数:1,240,000万人 •教職員数:92,400人 •大 学:9校 在校生: 81,000人 •成人大学:2校 在校生: 34,000人 •職訓学校:98校 在校生:146,000人 •高 校:87校 在校生:163,000人 •中 学:355校 在校生:269,000人 •小 学:1486校 在校生:435,000人 •国家級重点職業訓練学校:13校 •省級職業訓練学校:17校 •専門コース開設学校:90校ほど •農村成人職業訓練者数:毎年70万人 •中学卒業者の進学率:86.2% 内職業訓練学校への入学率:48.6% •高校卒業者の進学率:56%(技術専門も含む) •大学進入学率:25% •中学校では全学校にコンピュータ教室がある。ブロードバンド・無線インターネットOK. 河北理工大学 唐山師範大学

唐山市の概要(13)−科学技術

•科学技術の発展のために市政府として 5,994万元(8.4億円)を投入。 •市政府の支援対象プロジェクト ・第十一次五カ年計画の国家科学技術支援計画 の 7 プロジェクト ・国家と省の科学技術計画の 46 プロジェクト ・重要な新技術創造計画の 21 プロジェクト ・重要な特許の実施:150プロジェクト •具体的には、製鉄・中薄板の圧延技術やメッキ技術、陶磁器の高級化技術など •特許申請数:792件 8.8%増 •授権特許数:562件 27.1%増 •石炭科学研究院・鉄鋼研究院・陶磁器研究所・科学技術研究所・医学技術研究所、 機械電子研究所など、7つの民間研究所と19の非農業系の研究センターがあり、 7つの農業産業研究開発センターがある。 •国家トーチ計画の「溶接産業基地」が国家承認を獲得した。 唐山鉄鋼研究院

(9)

唐山市の概要(14)−人口

就業人口

第二次産業

第三次産業

407.3

人口数

(万人)

153.7

121.4

2007年全人口

724.7

56.2%

就業比率が高まっている 農業から第二次産業への人口移転が進んでいる。 中央政府の政策と合致している 農業から第三次産業への人口移転 も進展。中央政府の政策と合致

100.0%

2.3%

6.0%

9.2%

0.77%

構成比率と備考

対前年比

の伸び率

第一次産業

132.2

−8.2%

農業分野の人口は減少している

農村人口

女性人口

421.1

356.2

農村人口の増え率が少なく、都市人口の増え率 が大きい。 男女比率:103.1で男性が多い。

0.74%

都市人口

303.6

0.81%

男性人口

368.5

唐山市の概況(15)−地理

唐山市の面積

13,472平方km(日本の紀伊半島に相当)

唐山市の人口

725万人、2010年には732万人を予測。

この地域の健康状況

過去100年来、重大疫病なし。

地方病・風土病はなし。

唐山市の生態環境

環境は良好。人が住むのに適している。天津

や北京が存在しない約3500年前の時代から、

唐山の位置に「孤竹」の国が栄えた。

工業区

の地理

的位置

隣接都市

北京・天津・秦皇島

北京までの距離

北京の5環まで140km

海抜

約15∼18m

洪水の危険

無し(過去に洪水の記録無し)

海までの距離

渤海湾まで70km

(10)

唐山市の概況(16)−土地状況

地面の性質

地耐力

表層にて15トン/㎡以上

(実測では30トン/㎡の事例あり)

特殊な基礎工事の要否

不要(泥土の堆積地でない)

地面の表土の交換の必要性

なし(汚染なし)

高層建築の建設の適否

適している

地下水

最高水位

地下16m

最低水位

地下24.3m

平均水位

地下20m

井戸の必要性

不要

特別な危険性

道路の崩壊

なし(平坦で、硬い土質)

地滑りなど

なし(平坦で、硬い土質)

地面の汚染

なし(過去に汚染源となる施設なし)

唐山市の概況(17)−大気状況

風の方向

夏季は東南の風が多い。

冬季は西北の風が多い。

温度

最高温度

7月が最も暑い。平均気温26.1℃。

最低気温

1月が最も寒い。ただし、夜間はマイナスで、昼間

はプラスになる。

平均気温

年平均気温11.8℃

湿度

月平均湿度

62%

気圧

最高気圧

1011.3hPa

最低気圧

990.4hPa

平均気圧

1003.04hPa

粉塵

最高

0.287mg/Nm

最低

0.103mg/Nm

平均

0.185mg/Nm

(11)

唐山市の概況(18)−自然状況

寒冷状況

氷点下になる日数

年間で25日

年間降雪量

40mm

最低気温

零下8℃

空調の必要性

一般に空調(冷房と暖房)を採用している。

降水量

年間

年平均606.4mm

月間

月平均50.53mm

日平均1.68mm

自然災害の危

険性

暴風雨

なし。

台風は襲来しない。梅雨もない。

洪水

なし。

雷雨

あるが、災害にならない。

旱魃

災害にならない。

火山

なし。

地震

数千年以内に大きな地震の危険はない。

有毒植物・危険動物の危害

なし。

唐山市の概要(19)−

自然産物

•南は198kmの長い海岸線を有し、えび 蟹などの海産物が豊富 •海岸近くでは、ふぐ・かに・海老などの養殖が盛ん。 •大塩田が海岸地帯に広がっている。 •少し海から内陸部に入ったところでは、日本の米に近い味の米が 有名。 •中部平地では麦や玉蜀黍・ぶどう・りんご・桃・落花生などが豊かに採れる。 •唐山の葡萄からは美味しいワインが造られている。 •中部平原では各種の野菜も栽培され、農薬の安全管理と肥料管理がなされている。 •最近は牛乳や豚の飼育が盛んで、近代的な環境の中で飼育されている。 •北部の丘陵地帯では栗やさんざしが栽培されており、日本で売られている「天津甘栗」は 殆どが唐山産です 機械化された麦の収穫

(12)

唐山市の概要(20)−観光

•世界遺産の清東陵(清王朝の陵)が 市街から一時間ほどの所にある。 乾隆帝や西太后が眠っている。 •長城が湖に沈む水下長城は珍しい •奇岩と湖水の藩家口ダムや蟠龍湖 •大理石長城、古長城など色々な姿の長城 •京東第一の浄覚寺(唐時代に建築された) 清東陵 水下長城 藩家口ダム 唐山北辺の長城 月 島 浄覚寺 蟠龍湖

唐山市の概要(21)−市街景観

皮影 評劇

(13)

唐山市の概要(22)−公園

唐山市の概要(23)−休暇

・ゴルフ練習場・ゴルフ場がある。 ゴルフ場は市街地から3km 国際レベルの高級ゴルフ場です。 ・車で1∼1.5時間で天津や北京の ゴルフ場へ行ける。 ・50mの温水プールがあり、冬でも泳げる ・ボーリング場は多くある。 ・市街の中心部に幾つもの 公園があり散策に適している ・カラオケは数えきれないほど多い。 ・足裏マッサージは日本人に人気。 ・茶芸館で中国式茶道を楽しめる。 ・映画・読書・音楽・囲碁など趣味に生きる

(14)

唐山市の経済産業

唐山市の経済産業(1)−主要工業

製鉄工業

エネルギー工業

建材工業

機械工業

・石炭、電力、石油、LNGなど唐山市の第二の支柱産業 ・鉱石採掘、選鉱、焼結、錬鉄、錬鋼、圧延、コークス、耐火材料 と冶金機械器具まで全て揃っており、生産量は中国NO.1ある一定規模以上の企業数が110社あり、 アジアトップクラスの企業が顔を揃えて中国NO.1の生産量 ・列車車両、機関車、冶金鉱山機械、セメント機械、自動溶接機 自動切断機、環境機械など高い市場占有率を誇る企業群

食品工業

・水産、乳製品、酒、肉類、飲料、惣菜、果実など急速に発展中

化学工業

・化学工業の原材料、肥料、無機有機化学、ゴム製品 および化工機械など

陶磁器工業

長い歴史があり、世界100ヶ国以上へ輸出している 衛生陶磁器の生産量は中国NO.1

電子工業

・最近興って来た企業群、水晶発信素子など100社以上となる

(15)

唐山市の経済産業(2)−固定資産投資

第二次産業

第三次産業

5.76

金額

(億元)

384.05

191.09

全固定資産投資

1036.6

0.5%

37.0%

80.3%

100.0%

74.4%

53.2%

56.9%

35.4%

構成比率

対前年比

の伸び率

第一次産業

442.58

29.4

42.7

内交通運輸

61.25

26.5%

5.9%

都市投資

832.4

39.6%

内不動産

204.2

20.6%

18.4%

主として道路整備

備考

交通運輸への投資 が大きい 90の重点プロジェクト への投資:370億元

農村投資

19.7%

不動産バブルでない

唐山市の経済産業(3)−天然資源

鉄鉱石

石炭

石油

・現在判明している埋蔵量:79トン ・中国内で重要な位置を占める ・現在分かっている埋蔵量:48億トン(硫黄と燐含有が少なく良質) ・中国の三大鉄鉱石埋蔵地の一つ ・現在判明している埋蔵量:43億トン、中国の主要産炭地の一つ ・毎年3000万トン採掘して約140年分・現在の初歩的な探索の埋蔵量:9億トン。 ・2006年冀東油田の埋蔵量10億トンの新大型油田発見。

天然ガス

・現在判明している埋蔵量:・今後、唐山市へこの天然ガスを供給予定700億㎥ (今後増える可能性あり)

金属鉱石

・銀鉱石、・マンガン鉱石、 ・アルミ鉱石、・銅鉱石、 ・他多種の金属鉱石

他鉱石

・石灰石、・白雲岩、 ・石英砂岩、・耐火粘土、 ・その他の非金属鉱産物多数

(16)

唐山市の経済産業(4)−企業概要

企業の総数

販売と利益

重点企業500

所有の区分

・ 1207社の販売金額合計:1896億元、 伸び率:51.9% ・ 1207社の付加価値合計:545.8億元 伸び率:26.6% ・ 1207社の利益金額合計:119.7億元、 伸び率:27.1% ・唐山市内の総企業数 :78,128社 ・その内、一定以上の規模の企業数 : 1207社 ・全中国の500強の重点企業中に、7社が唐山企業 ・民営企業500強にも4社の唐山企業が入っている ・国有および国有株式企業:169社、 ・株式会社制企業 :487社・外商および台湾香港企業:110社、 ・その他企業:441社

軽重の区分

・軽工業企業数:377社、付加価値増加寄与比率:10.3%重工業企業数:830社、付加価値増加寄与比率:89.7%

規模の区分

・小型企業数:1025社、 付加価値増加寄与比率:28%大中企業数: 182社、 付加価値増加寄与比率:72%

唐山市の経済産業(5)−輸出入

79 45 15 0 10 20 30 40 50 60 70 80

(%

鉄 鋼 機電 製 品 陶 磁 器

2007年度の輸出入総額:51.94億ドル、対前年伸び率:

50.0%

内輸出:28.25億ドル、対前年伸び率:

43.2%

内輸入:23.69億ドル、対前年伸び率:

58.8%

輸出対象国:

176カ国(5カ国増加)

(17)

唐山市の経済産業(6)−製鉄工業

・唐山市にて中国で最初に転炉式製鋼を開始 ・2007年は唐山市で5000万トン以上を生産 ・唐山市は中国内で鉄鋼生産NO.1の都市 ・唐山市には製鉄原料の鉄鉱石・石炭・石灰石 を産出。鉄鉱石と石炭は三大生産地の一つ ・唐山鋼鉄は年産2275万トンで世界第八位 ・唐山市には他に建龍鋼鉄や国豊鋼鉄などの 有力製鉄企業がある ・首都鋼鉄が唐山鋼鉄と連合し、唐山曹妃甸 へ移転2008年末稼動開始予定 世界最先端工場・無公害工場を目指す ・高効率低コストの鉄鉱石輸入用バースが完成 (曹妃甸の鉄鉱石専用埠頭)

唐山市の経済産業(7)−石炭産業

・清王朝の1877年、唐山にて石炭採掘を開始 すでに127年にわたり掘り続けたが、まだ 採掘可能量が43億トン以上の残っている。 ・唐山に10の大鉱脈があり、1000平方km に広がっている。 ・唐山は山西省・内モンゴルと共に、石炭の 三大生産地。 ・唐山の石炭は良質なので有名。 ・唐山の石炭は、製鉄・コークス・発電・タール・化学工業原料などに使用されている ・年産3,582万トン。このまま採掘を継続しても、140年ある。 ・唐山の「開灤集団」は1社の規模はトップクラス。年産2000万トン。 ・開灤集団は、石炭採掘鉱とともに、7つの洗煤工場がある。 機械化された炭鉱

(18)

唐山市の経済産業(8)−電力産業

・豊富な石炭を利用して 電力工業を興し、電力 にして近隣都市へ送電。 ・唐山市の発電所 潘家口蓄能电厂,白龙山水电站、 大黑汀东坝头水电站、黎河三级水电站 大黑汀东渠首水电站、滨河电站 汀东水电站、上关水力发电站、陡河发电厂 钱营发电厂、煤矸石发电厂、大唐王滩发电厂 ・発電能力は640万kW。その40%が余剰 ・余剰電力を北京や天津へ売電している ・唐山にアジア最大級の最新の大唐王灘火力発電所 (発電能力240万kW)を含む2ヶ所の発電所が稼動開始。 ・ 電力使用量は357億kWh、対前年比17.3%のアップ ・唐山曹妃甸に460万kWの高効率無公害の最新鋭 火力発電所(石炭とLNG)の建設を進めている。 建設中の発電機 陡河発電所

唐山市の経済産業(9)−石油産業

・唐山市の190kmのわたる海岸線の 内外1700平方kmに冀東油田がある。 ・ 2007年、曹妃甸の近くで、10億トンの 大型の冀東南堡油田を新規発見 中国屈指の大油田。 ・プラットホームを建造して、石油 の採掘に取り組んでいる。 ・2006年生産実績:170万トン 対前年比33%増大。急速に拡大中 ・唐山市は冀東南堡油田の発見により、 産業の街・港の街と共に、石油の街 としても栄えることが期待されています。 冀東油田

(19)

唐山市の経済産業(10)−天然ガス

採掘

・唐山市の埋蔵量:700億㎥ ・より冀東南堡大油田の発見 により天然ガスの埋蔵量も 大きく拡大の見込み。 ・天然ガスは石炭に替わる クリーンエネルギーとして 今後が期待されている ・右の図は今後の中国に おけるエネルギーに占め る天然ガスの比率の予測 2.7 6 11 0 2 4 6 8 10 12 総 エ ネ ル ギ ー に 対 す る L N G 比 率 ( % ) 2005 2010 2020 LNG使用比率予測

輸入

・唐山市の曹妃甸港にLNGの輸入基地の建設を計画 ・15万トンのLNG船が同時に2隻接岸できるバースを2009年に工事開始 ・第一期は年間600万トン。最終的に1500万トンとする ・中国最大のLNG基地と成るLNG備蓄タンク群を建設 ・北京へLNGを輸送するパイプを敷設

唐山市の経済産業(11)−機械工業

・唐山市の機械工業企業数:171社 主な機械製造企業は下記の通り ・印刷機械 ・鉱山機械 ・冶金機械 ・環境保護機械 ・自動溶接機・溶接システム ・自動切断機・切断システム ・自動車部品 ・タンクローリーなどの特殊自動車 ・化学工業機械 ・セメント製造機械 ・陶磁器生産機械 ・車輌・機関車: 時速350kmの高速鉄道車両(写真) を生産開始。北京-天津で試運転中 ・磁気浮上式列車の試作も進行中 唐山で生産した中国初の時速350kmの列車

(20)

唐山市の経済産業(12)−化学工業

・唐山の「南堡塩田」は アジア最大の塩田企業。 ・唐山の化学工業はこの塩の 活用から始まった。 ・唐山で豊富に採れる石炭、石油、 塩を原料にした化学工業が発達。 この化学工業を重点に ファインケミカル産業チェーンを 構築。 ・唐山には 化工原料、化学肥料、化学農薬、 化学繊維、無機化工、有機化工、 ゴム製品、化工機械 などがある。 ・世界の30カ国以上の国へ輸出 中国一の苛性ソーダ工場 唐山の化学繊維工場 唐山の石炭化学工場

唐山市の経済産業(13)−建材工業

・唐山の建材は、セメント、セメント製品、 窓枠、タイル、鋼材、壁材、保温材など がある。 ・1889年、中国最初のセメントが唐山で 生産された。 ・唐山には石灰石と電力が豊富なため セメントメーカーが110社もある。 ・セメントの生産量は年3000万トン以上を 生産し、3万人が従事。 ・中国の有力な建材メーカーが唐山で、生産し全中国に販売している。 ・唐山の工場では国際レベルの最新設備で各種セメントや建材を生産。 ・建材生産の省エネと環境改善が進行している。2006年度でセメント業界で石炭使用量 を120万トン、発生粉塵を24万トン減少させた。不良企業の淘汰を進めた。 ・溶鉱炉スラグセメントなどの塾料セメントが、急速に増えている。 窓枠生産工場

(21)

唐山市の経済産業(14)−陶磁器工業

・唐山市は中国の「北方の陶都」 ・日用陶磁器:年2.8億個生産。 この内輸出:年2.0億個100カ国以上へ輸出 上海APECにも使用された。 ・衛生陶磁器:1,800万個を輸出。 唐山市の衛生陶器生産量は中国一。 ・工業理化磁器、美術磁器、磁器原料 ・陶磁器生産機械、装飾用材料などを生産 浴槽

唐山市の経済産業(15)−食品産業

•農業には、糧食288.6万トン、油糧25.5万トン、蔬菜1,247万トンが含まれる。 •野菜類の漬物加工品も輸出産業となっている。農薬や肥料の使用管理を厳格に実施。 •林業には、栗4.4万トンやさんざしが含まれる。日本で売られる「天津甘栗」は唐山産。 •牧畜水産の内訳を右の図に示す。 •禽蛋類は鶏肉を含み、卵から育てて、加工後日本へ輸出されている。 •乳類は主として牛乳で、ヨーグルトなどに加工されて販売されている。 •水産品は鱈子・ふぐ・えび・鯉などを含み、日本へ多く輸出されている 2 17 .4 10 .6 18 4 .2 5 2 .3 0 50 100 150 200 250 農業 林業 牧畜 水産 生 産 高 ( 億 元 ) 生産高(億元) 8 2 .8 5 5.4 3 8 .2 14 9 .7 54 .4 3 1 .7 2 2 .7 0 20 40 60 80 100 120 140 160 肉 類 内豚 肉 禽蛋 乳 類 水産品 内海 水 内 淡水 産 出 量 (万 トン )

(22)

唐山市の経済産業(16)−電子・通信

•この分野は急速に発達している分野である。 •過去五年間の平均伸長率は電子工業が74%、通信工業が50%。 •企業数はすでに100社を超えた。 •水晶振動子では中国国内のトップメーカーが唐山市にあり、年3.5億個の振動子を 生産。 •生産した振動子の85%を日本やアメリカ、欧州、アジアなどへ輸出。 水晶体 唐山の水晶振動子工場 水晶振動子

唐山市の経済産業(17)−日系企業

総投資金額の単位:¥は億円、$は百万ドル 企業名 日本側出資者 総投資額 主要製品 唐山愛信汽車零部件有限公司 アイシン精機㈱ $99.5 自動車エンジン部品・金型など 唐山愛信歯輪有限公司 アイシン精機㈱ アイシンAW㈱豊田通商㈱ $98.785 自動車用トランスミッション 住友重機械工業(唐山)有限公司 住友重機械工業株式会社 $63.65 各種減速機 住友建機(唐山)有限公司 住友建機株式会社 $98.0 パワーショベルなどの建設機械 唐山松下産業機器有限公司 松下電器産業㈱ 松下溶接システム㈱ ¥13 各種溶接機、溶接用ロボット NGK唐山電瓷有限公司 日本ガイシ㈱ 伊藤忠商事㈱ $28 各種高圧碍子 唐山神鋼溶接材料有限公司 ㈱神戸製鋼所 神鋼商事㈱ 松下溶接システム㈱ ¥36 各種溶接材料 小池酸素(唐山)有限公司 小池酸素工業株式会社 $9.3 各種切断機 関東精密機械(唐山)有限公司 関東精密熔断株式会社 $20 建機構造部品等 江東電気(唐山)有限公司 江東電気株式会社 $8 水晶振動子ケース・特殊ランプ 唐山開元自動溶接装備有限公司 小林工業株式会社 $11 各種自動溶接設備 唐山金生機能材料有限公司 キンセイマティック㈱ $10 シリコン材料など 唐山日加鉱物有限公司 千曲産業株式会社 $35 非金属鉱物加工 明和(唐山)科技開発有限公司 株式会社明和eテック ¥0.7 自動車新生産技術開発 唐山日昇工具有限公司 サンライズ工業㈱ $5.64 アンカーボルト 中越製陶(唐山)有限公司 中越製陶株式会社 ¥0.5 コンクリート製品 唐山西田鉄工水利設備有限公司 西田鉄工株式会社 $0.35 水利設備 唐山成田軌道車両設備有限公司 株式会社成田製作所 $1.2 鉄道車両部品 英愛軟件系統(唐山)有限公司 株式会社AIR ¥0.1 ソフト開発 日東軟件(唐山)有限公司 日東コンピュータ㈱ ¥0.45 ソフト開発 株式会社東陽唐山事務所 株式会社東陽 ― 商社 唐山隆達電子陶瓷有限公司 東セラ株式会社 $7.0 特殊陶磁器基板 唐山広野新進野菜有限公司 株式会社新進 $0.9 漬物加工 唐山晶新精密電子有限公司 ㈱エクスインポート 1.1億元 SMD水晶振動子 唐山嘉美水産食品有限公司 大阪魚市場 三井物産㈱ 前田海産㈱ 合作 たらこ加工

(23)

唐山市の経済産業(18)−唐山松下

0 100 200 300 400 500 600 700 800 19 95 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006

唐山松下の販売金額推移

販売金額(1996年 を100とする) 中国の溶接設備業界でトップの販売高を占め、第二位の2倍以上の規模となっている 松下グループの海外会社の中で最も経営体質の優れた会社の一つと認められている

唐山市の経済産業(19)−NGK唐山

0 100 200 300 400 500 600 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006

NGK唐山の販売推移

販売個数比(1999年を100とする)

(24)

唐山市の経済産業(20)−唐山神鋼

0

50

100

150

200

250

300

350

2003

2004

2005

2006

唐山神戸製鋼(

2004年を100とする)

生産量

販売量

唐山市の経済産業(21)−関密唐山

0 200 400 600 800 1000 1200 2004 年 10 2004 年 12 2005 年 2月 2005 年 4月 2005 年 6月 2005 年 8月 2005 年 10 2005 年 12 2006 年 2月 2006 年 4月 2006 年 6月 2006 年 8月 2006 年 10 2006 年 12 2007 年 2月 2007 年 4月 2007 年 6月

関東精密機械(唐山)の販売推移

販売比率(2004年 12月を100とする) 唐山市に進出した日系企業は皆成功し、順調に発展しています。 関東精密機械(唐山)は計画以上の記録的な勢いで拡大・成長を続けています。 本 格 生 産 開 始 工 場 増 築 倉庫・事務所 増築

(25)

唐山市の人材

唐山の人材(1)−求職者

1.唐山市は幹部職から技能者まで、

多数の地元の求職者

がいる

2.唐山市は外資企業が少なく、求人数が桁違いに求職者数より少ない

3.唐山市には人材センターが設置され、企業への

人材サービス展開

4.唐山市は技術専門学校が多く、企業の必要とする技能者供給が潤沢。

81,000 34,000 38,000 163,000 146,000 132,000 5,500 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000

市 内 大 学 在 学 生 成 人 大 学 在 学 生 外 省 大 学 進 学 者 数 高 等 学 校 在 学 生 技 術 専 門 学 校 生 間 接 職 I. Net 職 者 幹 部 職 I. Net 職 者

(26)

姓名 性别 出生日期 学历 所学专业 毕业院校 毕业日期 注册时间 英林 男 1982-6-24 大专 机械制造类 唐山学院 2005年7月 2007-9-11 王道宽 男 1982-2-28 本科 机械制造类 河北理工大学 2006年7月 2007-9-11 马岩民 男 1985-11-20 大专 机械制造类 唐山学院 2007年7月 2007-9-11 柳军辉 男 1985-6-2 大专 机械制造类|电气自动化 河北能源学院 2007年8月 2007-9-11 张女士 女 1984-1-22 本科 机械制造类 长春工程学院 07年7月 2007-9-11 李先生 男 1974-9-4 大专 机械制造类|计算 机类 河北邯郸大学 1997年7月 2007-9-11 姚俊华 男 1983-10-8 本科 机械制造类 河南理工大学 2006年7月 2007-9-11 杨立 男 1983-5-23 本科 机械制造类 长春工程学院 07年7月 2007-9-11 汪丽娟 女 1980-8-22 博士 机械制造类 河北师范大学 2004年7月 2007-9-10 杨广华 男 1984-8-7 本科 机械制造类 河北建筑工程学 院 2007年7月 2007-9-10 毕强 男 1984-2-9 中专 技工类|不限 唐山市商业技校 2002年7月 2007-9-10 王女士 女 1979-10-26 本科 材料类 河北理工大学 2002年7月 2007-9-10 王海超 男 1983-2-27 本科 机械制造类 唐山学院 2007年7月 2007-9-10 邢保丰 男 1981-10-18 大专 机械制造类 河北工程大学 2004年7月 2007-9-10 李锐 男 1984-1-17 本科 计算机类 黑龙江大学 2007年7月 2007-9-10 任国东 男 1982-1-11 大专 机械制造类 华北航天工业学 2006年7月 2007-9-10 沙女士 女 1984-8-28 本科 机械制造类 青岛理工大学 2007年7月 2007-9-10 马少纯 女 1982-3-29 本科 机械制造类 河北科技师范学 院 2006年7月 2007-9-10 李先生 男 1984-1-19 大专 机械制造类 唐山学院 2007年7月 2007-9-10 王坤 男 1979-5-26 大专 机械制造类|财经 西南交通大学 2001年7月 2007-9-10 共3234条,分162页, 当前页为:第1页 唐山市人材センター人材データバンクでの検索の一例(機械設計/製造)

唐山市の人材(2)−人材センター

唐山市の人材(3)−技能学校

唐山市の各種技能訓練学校は

98校

あり、訓練された地元の技能者が毎年

4

万人

社会に送り出されています。唐山市の企業に、生産現場の人材を供給で

きる技術技能訓練学校の一部を紹介します。

唐山市機械技工学校。(国立重点技工学校)

在校生1500名

河北省冶金技術学院(760名の生徒募集に4000名が受験)

在校生2280名

鉄道部唐山機関車車両高級技術学校(国家級重点学校)

在校生2700名

唐山市化学工業学校

在校生660名

唐山市開平区綜合職校

(初級人材1200、高級人材 1850。日本語教育開始)

在校生3050名

唐山市高級技術学校(国家級重点学校)

在校生2130名

唐山市紡績技工学校(溶接や機械・電気修理などの教科)

在校生900名

唐山市では、日系企業は技術レベルが高く人材を大切にするので、人気があり、 優秀な技能者を求めることができます。日系企業間の人材引き抜きもありません。

(27)

唐山市の人材(4)−技能訓練学校の例

学校名

専門教科

唐山市機械技工学校。

在校生1500名

新校区を建設し、在校生9000人まで増やす計画

•NC加工 中学卒 3年間 80人 •NC加工 高校卒 2年間 40人 •高級機械修理 中学卒 4年間 40人 •高級電機修理 中学卒 4年間 40人 •高級溶接 高校卒 3年間 40人 •機械仕上 中学卒 3年間 40人 •冷間加工 中学卒 3年間 40人 •溶接と冷間加工 中学卒 3年間 40人 •鋳造・自動車修理など臨時の教科もある

位置づけ

国立重点技工学校

教育方針

•電機と機械の分かる複合人材を育成•理論と実技の結合を重視

技能認定

•国家職業技能認定所を兼ねている。•NC旋盤・機械仕上・電気工事・冷間加工・溶接・ コンピュータなどの技能認定を

唐山市の人材(5)−職業教育

1.

市場が必要とする人材を教育訓練

して育成する。

2.

経済産業の成長と高度化に役立つ人材

を育成する。

3.農村の労働力を教育訓練して質を高め、都市への移転を促す。

4.国家級重点中等職業学校の基準に達した学校を5校つくる。

5.国家資格証書を有する専門教師と実習指導者を教育・採用・招聘する。

2007年4月の現

中等職業教育機関の在校生

124,000名

高等職業教育機関の在校生

22,000名

合計在校生

146,000名

2010年までの技

能型人材育成

目標

初級技術人材の育成訓練人数

120,000名

中級技術人材の育成訓練人数

50,000名

高級技術人材の育成訓練人数

30,000名

合計育成人数

200,000名

(28)

唐山市の人材(6)−採用と管理

給与

最低賃金

680元/月

熟練作業者

1000元/月∼(∼はそれ以上を意味する)

技術・事務員

技術者:1500元/月∼、事務員:1300元/月∼

管理者(課長職) 2500元/月∼

人材募集

人材センターを活用できる。日本語人材も豊富

人員の素質

と素質の向

教育機関

技術学校、中等専門、大学専門、大学、大学院生

など、作業者から高級技術者まで。

継続教育

企業と社員の自主判断。

給与よりも自己の成長

望む人材が多い。

勤務形態

残業の可否

可(法定時間内)

週末残業

可(法定の時間外割り増し給与を支給)

交代勤務

可(製鉄等操業停止できない企業に慣れている)

唐山市の失業率

4.15%

唐山市企業の離職率

5%以下(

日系企業は1%前後

勤務時間とその弾力性

一日8時間。一週40時間。勤務時間の延長可

唐山市の人材(7)−地元人材の利点

技能訓練学校

卒業生の就職

卒業生が多く、技能工の供給が潤沢、

日系企業は

人気就職先

優秀な技能者が来る

技能訓練学校

開発区の立地

電子・電気・機械など技術専門学校が

98校

あり、

在校生

約14.6

万人

各種技能を三年間勉強し、

理論・実技

を修得

全員寮生

で生活態度の訓練

がなされている所が多い

唐山市の市街と北と東に隣接している

自転車やバス通勤可、

社員寮は不要

優秀技能者の

獲得競争

日系企業二十数社で少なく、

人材獲得競争は無い

日系企業間の紳士協定で

人材引き抜き防止

している

獲得の可能性

と給与レベル

二つ以上の国家資格の所有者で、

新卒者月給900元

前後が多い。熟練により昇給。

(29)

唐山市の人材(8)−熟練技能者育成

地元の人材

と労働力の供給が極めて豊富

(地元の人は安定性が良く、移動しない)

毎年、大卒3万、技術専門学校4万、高校

4人、毎年

合計11万人も社会に出て、職を

求める。

求人数はそれほど伸びていないので

供給

過剰

唐山には不安定な

「出稼ぎ者」がいない

唐山市は「不食周粟」の言葉が生まれ

た国で、

恩義を与えてくれた相手に忠

義を尽くす。

物価が安いので生活費が安い。給与が安

くても外部へ流失しない。

唐山人の特徴

企業から企業へ

渡り歩く人が少なく、

定着性が良い

離職率1%以下

ノウハウの蓄積

熟練技能者育成

企業機密保持

唐山市の人材(9)−日本語人材

日本語

Uターン人材

•唐山市において日本企業が少なかったので外省へ行って いた日本語人材が、父母のいる唐山へ帰ってくる

唐山市および

その近くの

日本語教育大学

日本への留学

と政府機関

への配置

•唐山師範大学:日本人教師による30名/年次の日本語学部 •河北理工大学:日本人教師による30名/年次の日本語学部 ・燕山大学:日本人4名を含む12名の教師による50名/年次 の日本語学部 ・河北大学:日本人教師による30名/年次の日本語学部 •その他天津大学や大連外国語大学などの卒業生 •基礎的能力を有する日本語人材を、唐山市政府が日本の 大学へ留学させ、日本語と日本事情を勉強させている •中国・唐山へ帰国後、開発区などでの活躍が期待されている •日本語が通じて、日本企業を知る政府機関が機能する

人材ネットでの

検索

•唐山市人材センターの人材ネットに「日本語通訳」として 検索すれば数百人の応募氏名のリストが出てくる。

(30)

唐山市の人材(10)−人件費比較

51,485 50,150 35,852 29,727 20,73820,060 26,251 11,090 55,600 27,280 107,000 36,860 166,200 27,930 105,650 39,100 178,850 37,210 118,410 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 月 額 賃 金 (円) 上 海 市 北 京 市 天 津 市 江 蘇 省 河 北 省 湖 北 省 中 国 平 均 ベ ト ナ ム イ ン ド タ イ イ ン ド ネ シ ア マ レ ー シ ア フ ィ リ ピ ン ワーカー月額賃金(円) 管理者月額賃金(円) 日本経済新聞(2007年2月19日)に報道されたアジアのワーカー賃金比較です。 中国の賃金は中国国家統計局が公表した2006年の賃金です。 中国の賃金は、ワーカーと管理職を含めた従業員全体の平均賃金です。

唐山市の人材(11)−保険料率

登記手続

「営業許可証」、「税務登記証」、「組織機構統一番号」、「法人

代表の身分証」を携帯して、登記を行う。

養老保険

会社負担

前月の社員給与総額の20%

個人負担

前月給与の8%

失業保険

会社負担

社員給与総額の2%

個人負担

前月給与の1%

労災保険

企業負担

前月の社員給与総額の1%

医療保険

企業負担

前年度給与総額の6.5%

個人負担

前年度給与の2%

生育保険

企業負担

社員給与総額の1%

住宅積立

企業負担

社員給与総額の5%∼15%の範囲で選択。

個人負担

給与の5%

(31)

唐山の人材(12)−社会保険料比較

給与に対する保険金の率(%)

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 上海 無 錫 杭州 唐山 住宅 積立 失業 保険 労災 保険 生育 保険 医療 保険 養老 保険 45.5 42.7 42.3 35.5

唐山市のインフラ

(32)

唐山市のインフラ(1)−交通網

天津-唐山新幹線

唐山-秦皇島新幹線 北京-唐山-曹妃甸新幹線

(33)

唐山市のインフラ(3)−鉄道

唐山市のインフラ(3)−新幹線

中国最初の国産化高速列車、唐山の工場で生産。

現在、北京-天津で試運転中。オリンピックまでに正式運行。

(34)

唐山市のインフラ(5)−大首都圏形成

唐山-北京-天津は時速350kmの高速鉄道により30分で結ばれ、

人口4000万人の大首都圏を形成

し、環渤海発展の中心となる。

北京空港、天津空港は唐山に近い側にある。唐山空港も近い将来に開港予定。

北京空港 天津空港 唐山空港 (建設予定)

唐山市のインフラ(6)−港口

唐山市は京唐港、曹妃甸港、天津港の三つの港が使える。

京唐港は高新技術産業園区と現代装備製造工業区から約70km。

曹妃甸港は高新技術産業園区と現代装備製造工業区から約70km。

天津港高新技術産業園区と現代装備製造工業区から約90km。

(35)

唐山市のインフラ(7)−供電能力

1.唐山市内に11箇所の発電所があり、

電力供給に大きな余裕

がある

2.余裕電力は

北京と天津へ売電

している

(天津開発区の電力供給能力:75万kW)

3.唐山市は何時も前を見て、事前にインフラを建設している

4.新発電所が稼働し、2005年末は発電設備容量が640万kWになった

5.必要により、ダブルラインの電力供給も可能です。(申請と認可が必要)

TEDA 640 384 256 0 100 200 300 400 500 600 700

(万

K

W

)

総発電能力 需要電力量 余剰電力

唐山市のインフラ(8)−電力供給

供給電力

10kV,3相、50Hz(要望に応じて供給電圧を変更で

きます)、供給能力35万kVA。

電力の質

高調波、サージなどは実用上問題にならない。

電圧変動

±10%以内(実態は±5%程度)

超過罰金

契約電力容量を超えてはいけない。超過の場合は

契約により処理。

停電発生頻度

定期メンテナンス以外の停電は無い。(年一回程度)

長時間停電

なし。

ダブルライン電力供給

必要あれば審査の上供給可能。

発電所までの距離

2km

配線工事費

工場敷地の境界線まで、工業区が負担。

(36)

唐山市のインフラ(9)−受電基本料金

22

20

19

18

10

12

14

16

18

20

22

24

V

A

唐山市のインフラ(10)−電力料金

工業用受電容量

315kVA以上の場合

6−8時

0.4628元/kWh

8−11時

0.6557元/kWh

11−18時

0.4628元/kWh

18−21時

0.6557元/kWh

21−22時

0.4628元/kWh

22−6時

0.2832元/kWh

工業用受電容量

315kVA未満の場合

6−8時

0.6527元/kWh

8−11時

1.027元/kWh

11−18時

0.6527元/kWh

18−21時

1.027元/kWh

21−22時

0.6527元/kWh

22−6時

0.2991元/kWh

上記使用料金に加え、受電設備容量に応じて、18元/kVAの基本電力料金が必要。

(37)

唐山のインフラ(11)−電力料金比較

0 .6 11 0.4 5 28 0 .9 93 0 .64 5 7 0.6 1 1 0 .45 2 8 0. 99 3 0 .6 45 70 .6 11 0 .4 52 8 0.3 0 1 0 .27 3 2

0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

0.9

1

(元

6− 8時 8− 11時 11− 18時 18− 21時 21− 22時 22− 6時 上海市 唐山市 大工業、10kV受電の場合

電力不足の地域ほど、電気料金が高くなる傾向にあります

唐山市の電気料金は安く、強制停電や電力使用制限がありません

唐山市のインフラ(12)−水供給

飲料水

価格

3.4元/m

(汚水処理費を含む)

水質

国家衛生標準GB5749-2006に適合

温度

12−20℃

圧力

0.20MPa

水処理の必要性

なし。生水は沸騰させた後に飲用する。

工業用水

価格

3.4元/m

(汚水処理費を含む)

水質

工業用水の要求に適合

来源

工業区の水道局の統一供水

圧力

0.20MPa

温度

12−20℃

水処理の必要性

一般的になし。但し硬水。

(38)

唐山市のインフラ(13)−水資源

地表水

地下水

•地下水資源量:13.7億㎥ •平原浅層淡水使用可能量:9.39億㎥ 平原地下水の汲み上げは利用限界。規制が必要。 •山丘区域水資源量:4.01億㎥ •唐山市の水は余剰であり、安定供給されている •唐山市は北部の燕山山脈に大中小154座のダムに水を蓄えている •天津市へ10億㎥の水を供給 (天津市は唐山市からの水の供給が無ければ生活できない) 唐山市のダムの一つ 34 19 15 0 5 10 15 20 25 30 35 水 供 給 需 要 余 剰 量 ( 億 ㎥ ) 2004年実績 年間給水能力(億㎥) 水需要量(億㎥) 余剰水量(億㎥)

唐山市のインフラ(14)−通信

固定電話

設置費用

工事材料費:150元/台、手続き費:30元/台

使用料金

市内電話:最初の3分間は0.2元、以後0.1元/分

中国内長距離電話:0.07元/6秒。

国際電話:0.8元/6秒(ただし、零時から朝の7時

までは0.48元/6秒)

携帯電話

独自の費用形態がある。

インターネット費

価格

一般の場合、速度により異なり、年間900∼1800

元。

電話設置に必要な時間

費用を払い込んだ日に竣工する

電話線の供給状況

良好

(39)

唐山市のインフラ(15)−ガス・ゴミ・下水

通信

•電話回線はゆとりあり、直ぐに回線を設置可能 •日本への国際電話も何時も順調につながり、問題に成った事がない •携帯電話は何処でも通じる。ほとんどの人が持っている。 •インターネットもブロードバンドで高速にできる •開発区内に準備完了

ガス

•唐山市内の都市ガスは現時点はコークスガスを供給 (コークスガスの熱量は8000kCal/kg以上ある) •市内の都市ガス普及率は98%に達している •地域により天然ガス供給も可能とする計画

下水

ゴミ

・唐山市の下水処理率は80%を超え 中国の中ではトップクラス ・唐山市には5ヶ所の下水処理場が 完備 ・ゴミ焼却処理場は12箇所設置 ・ゴミ収集位置は3780箇所 ・雨水と下水管を分離 唐山市汚水処理場の一例

唐山市のインフラ(16)−廃棄物処理

工業排水

価格

排水費用を要求しない(給水に含まれる)

雨水

汚水と分離して放流

処理の要求

国家の排水基準に適合のこと

家庭排水

価格

排水費用を要求しない(給水に含まれる)

要求処理

なし

汚水浄化

汚水処理場にて集中処理

雨水

家庭排水と分離して放流

排気

国家の排気基準に適合のこと

日常ゴミ

価格

清掃運搬処理費:2元/トン・km

処理の要求

主として政府関連部門が集中処理する。

固体廃棄物

処理コスト

個別対応(処理業者との契約)

処理の要求

個別対応(処理業者との契約)

(40)

曹妃甸港と曹妃甸工業区

そう ひ でん

曹妃甸への入り口

曹妃甸工業区(1)−11・5規画要綱

第三編

産業構造の

グレードアップ

推進

11・5規画要綱関連条項

唐山関連記述

首都鋼鉄等の都市にあ る鋼鉄企業の移転と 劣った生産能力の淘汰 を結合し、唐山曹妃甸 などの鋼鉄基地を建設 する

第四編

第三次産業

迅速な発展

第十六章 第一節 交通運輸業 を優先発展 大連・唐山・天津・青島 上海・寧波・福州・廈門 深圳・広州・湛江及び 防城などの港湾の石炭・ 原油・LNG・鉄鉱石と コンテナの運輸システム を建設する

第六編

環境に

優しい社会

の建設

第二十二章

R経済を 発展させる 資源循環使用産業 チェーンと集中供熱及び 廃棄物処理センターを 建設し、唐山曹妃甸 などに3R経済モデル 区を建設する •内需を基礎とし、生産能力過剰を解決 •製鉄の生産能力拡大を厳しく制限 •製品・設備・技術の劣った所を淘汰 •鋼鉄製品の等級と品質の引き上げ •鋼鉄工業の3R経済の発展推進 •地域・集団を跨る企業の組み直し •若干の国際競争力の有る企業を形成 •鉄道運輸:新線建設 17,000km 内客車専用線 7,000km •道路網:道路総延長 2,300,000km 内高速道路 65,000km •水路運輸:沿海・沿江港の配置の改善 コンテナ・石炭・輸入原油とLNG 鉄鉱石輸送システムの重点建設 •エネルギー・用水・土地・材料の節約 •資源総合利用の強化 鋼鉄業界などの循環経済への改造 を実施し、3R経済のモデル企業を 作る •節約政策措置の促進強化 第十三章 原材料工業 構造の調整 と布局

(41)

曹妃甸工業区(2)−位置

唐山市曹妃甸 大同・張家口・太行山脈 を覆う広大な地域の泥が 天津港に流れ込んでいる

曹妃甸工業区(3)−沿海の水深図

唐山・曹妃甸港 泥を運び込む 川が近くに無い 5∼10m 水深10m以上 5m 以下 天津港の細く長く掘り 下げた航路 天津の海河が 泥を大量に運び込み港 が浅くなる 干 潟 干 潟

(42)

(4)

曹妃甸工業区(5)−天然条件

•曹妃甸は渤海湾の水深36mの最深部に隣接 •外海の黄海まで、水深27mの天然水道がある •中国で数少ない30万トン級の船舶の埠頭が作れる •過去100年、水深が浅くなっていない (天津などの中国の他の港は常に泥土で埋まり、浅い) •北西に唐山市街(80km)と北京(220km)があり、 •南西に天津(120km)、東北に秦皇島(170km)がある •後背地に中部・西北・東北があり広く、大工業地帯が隣接 •物資の流通が多い産業の立地に適す •物資集配センターにも適す •中国内の南北物資の相互補完・経済融合に有利

曹妃甸

自然条件

新規土地造成

•陸地から曹妃甸まで18km、その間310km2の浅瀬 •310km2のうち、150km2は引潮時に+0.7mとなる •地質が汚泥質ではなく、地耐力大

世界の物流

物資集配

中心に適す

歴史的意義

•三峡ダムと共に孫文の大きな二つの夢を実現できる•中国の各種の長年の懸案を解決できる

(43)

曹妃甸工業区(6)−開発計画図

曹妃甸工業区(7)−基本計画

・鉄鉱石:年間7000万トン ・原 油:年間4000万トン ・L N G:1200万トン ・石 炭:2億トン ・鋼 材:700万トン ・コンテナー:150万TEU(当初) ・その他:一般貨物など1000万トン以上

大埠頭

大物流区

•中国の首都鋼鉄と世界八位の唐山鋼鉄が連合、新会社設立 •5500㎡の高炉4基を有する大製鉄所建設、高品位鋼鉄製品産出 •第1期:970万トン、第二期合計:1500∼2000万トン

大鋼鉄

大化工

•中国石油と中国石油化工が中心と成って推進•1000万トン級石油精錬工場と100万トン級エチレン工場を建設 •1500万トン華北原油備蓄基地と1200万トンLNG輸入基地を建設 •2004年、香港の華潤公司と唐山市が大発電所の建設契約を締結 •460万kWの火力発電所を建設(日本最大の鹿島発電所は440万kW) •1000MWの超超臨界発電機火力6基と300MWのLNG火力2基

大電力

大工業区

•全面積3.1億㎡(シンガポール国土の約半分)の工業区の創設 •2008年頃までに第一期進出企業誘致予定 •造船所などの重機・重型工業も鋼材入手と製品搬出が便利

(44)

06年7月29日中共中央総書記、国家主席

胡錦濤氏が曹妃甸を視察

曹妃甸港区(9)−大埠頭

そう でん

鉱石用

大埠頭

•2002年9月、首都鋼鉄・河北省建設投資公司・唐山鋼鉄・唐山港口投資 有限公司・秦皇島港務局が共同出資で曹妃甸実業開発有限公司を組織 •第一期:25万トン鉱石運搬船用埠頭を2バース建設、04年3月建設開始 2005年12月運営開始ずみ。年間卸鉱石量3000万トン •第二期:30万トン鉱石運搬船用埠頭を4バース建設開始 第二期完成後、年10,000万トンの鉄鉱石を卸す能力となる •10万トンの鉱石運搬船と比して、25万トン船の運賃はトン76元安い

原油用

大埠頭

•2004年12月12日、河北省政府と中国石油化工股份有限公司が、 30万トン級原油埠頭建設および曹妃甸石油精錬化工プロジェクトの 協力建設契約に調印 •30万トン級タンカー用原油埠頭を2バース建設。年間卸量:4000万トン •2006年8月11日に正式に建設開始した。 •2007年基本工事完了。2007年末までに運用開始予定。 •国家戦略石油備蓄量:容量1500万トン(約1750kl)施設を建設 (日本の最大備蓄基地の苫小牧備蓄量は640万klで、唐山の1/2.7 ) •曹妃甸港輸入原油は青島輸入より輸送費がトン18元、年数億元節約

(45)

曹妃甸港(10)−30万トン級原油埠頭

原油貯蔵タンクへ 30万トン級タンカー用 埠頭の建設中

曹妃甸港区(11)−大埠頭

LNG用

大埠頭

•2005年7月29日、北京市・河北省・中国石油天然気集団の三者が 唐山液化天然気(LNG)プロジェクト基本契約に調印 •第一期:15万トン級埠頭を1バースとLNG基地を建設 •第二期:年卸量を能力増強、15万トン用埠頭合計2バース 合計1500万トンとする。 •北京までの専用パイプを敷設 •2009年工事開始の予定

石炭用

大埠頭

「北煤南運」の必要を満たす戦略港として曹妃甸港を活用 •5∼10万トン級石炭運搬船用埠頭を16バース建設。年間卸量:2億トン (曹妃甸港は石炭だけで天津港の全年間全商品卸量約2億トンに匹敵) •第1期:5バースを建設、2008年6月建設開始する

コンテナ

バラ積

大埠頭

•5∼10万トンのバラ積貨物用埠頭を2バース建設、運用開始。 •5∼10万トンのコンテナ埠頭およびバラ積貨物用埠頭を25バース建設 •コンテナ・バラ積埠頭およびその他専用埠頭:合計100以上 •2006年工事開始予定。

(46)

曹妃甸港区(12)−石炭積出設備

(47)

曹妃甸工業区(14)−鉄道・道路・鉄鉱石

曹妃甸工業区(15)−産業計画

•輸入鉄鉱石を利用して、首都鋼鉄と唐山鋼鉄の連合 により、現代化した大型最新鋭鋼鉄基地を建設する。 •第一期生産量:970万トン。 •第二期生産量:1500万トンに拡大 •最終的には3000万トンの鉄鋼生産基地とする。

精品鋼材

生産基地

•1000万トンの石油製油所を建設する。 •100万トンのエチレン化学一体の石油化学産業群 •海水淡水化により塩化学産業を発展。工場で塩を生産。 •1000万トンのメチルアルコール生産ラインの建設をもって石炭 化学産業を発展。タールを深化工し、重点化工製品を造る。

化工工業

装備製造業

•深岸壁と精品鋼材生産基地により下記の産業を発展。 •修理造船、港口機械、発電設備、冶金設備、建設機械、 鉱山機械、海洋建設機械、石油掘削施設、重型鋼構造物、 大型農業機械などの重型装備製造業 •香港の華潤集団が投資して、発電能力460万kWの 超超臨界火力発電所を建設する。 •既に建設工事を開始した。

電力産業

(48)

曹妃甸工業区(16)−新鋭製鉄所建設

•1992年、河北省・唐山市支援の下、首鋼が曹妃甸を勘査(鉄鉱石輸入増大) •2002年9月、首都鋼鉄・河北省建設投資公司・唐山鋼鉄・唐山港口投資 有限公司・秦皇島港務局が共同出資で曹妃甸実業開発有限公司を組織 •2004年4月、首都鋼鉄と唐山鋼鉄が曹妃甸に精品鋼鉄基地建設で合意 •2005年2月、中央政府が首鋼の曹妃甸への搬遷計画を承認 •2005年10月、首鋼京唐鋼鉄聯合有限公司(首鋼51% 唐鋼49%)設立

経過

事業者

高品質

低コスト

•鉱石運搬船から首鋼京唐鋼鉄までコンベアで供給、製品出荷も専用埠頭 •10万トン船運賃比で運賃はトン76元低下、全体コストはトン200元低下 •水消耗は全国平均の3分の1に、エネルギー消耗は現在比30%下降 •内容積5500㎥以上の高炉4基で高効率に高品質の鋼材を大量に産出 •第一期:年産970万トン、第二期:年産1500-2000万トン •主製品:自動車用、ボイラ用、造船造機用、電気機器用など高品位製品 •生産開始:第一期は2008年末までに生産開始 •最終的に3000万トンの生産能力を計画

生産量

品種

投 資

•第1期:768億元、(約1兆円)、 総投資1,200億元 •海洋と陸地の生態保護のため、曹妃甸に

R型経済を構築する

環 境

曹妃甸港区(17)−25万トン鉱石埠頭

2007年の25万トン級埠頭の鉄鉱石積み下ろし量は2000万トンを突破した。

製鉄所へ無人で搬送

(49)

曹妃甸工業区(18)−高炉の建設

高炉建設の基礎工事

5500㎥高炉の建設

(50)

唐山市現代装備製造工業区

唐山市現代装備製造工業区は2007年5月に唐山市区隣接地に新設する方針が決まり、 沿海の工業区に適さない外資企業と中国内企業の受け入れ基地として、 2007年10月に省級工業区の設立が確定しました。 唐山市の 商業と行政 中心地 唐山市現代装 備製造工業区 唐山市高新技 術産業園区

現代装備製造工業区(1)−位置

鉄道・唐山西駅 南湖公園ゴルフ場 鉄道・唐山南駅

参照

関連したドキュメント

保坂 幸司: NPO 法人 大阪精神障害者就労支援ネットワーク(JSN) 事務局長. 堀川 洋 : NPO

大分県国東市の1地区の例 /人口 1,024 人、高齢化率 53.1% (2016 年 4

地域支援事業 夢かな事業 エンディング事業 団塊世代支援事業 地域教育事業 講師派遣事業.

支援級在籍、または学習への支援が必要な中学 1 年〜 3

⑤ 

11月7日高梁支部役員会「事業報告・支部活動報告、多職種交流事業、広報誌につい

要請 支援 要請 支援 派遣 支援 設置 要請 要請

主任相談支援 専門員 として配置 相談支援専門員