1. 出発前の準備についてビザの種類有無種類 (Tier4 student) ビザ申請先国内現地場所 ( 東京 ) 必要書類手続き手続きに要した期間 3 週間ビザ申請以外で必要な事前手続き英語能力試験の IELTS 受験留学に向けて取り組んだ語学英語独語仏語中国語韓国

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熊本大学海外派遣留学生報告書

氏名 H さん（仮名）所属文学部留学先機関名ダラム大学（国名：イギリス）留学先所属 ■ 特定の学部・研究科に所属（考古学部） ☐ 特定の学部等に所属せず、様々な学部等の授業を履修 ☐ その他：留学期間 2016 年 7 月－ 2017 年 6 月留学開始時学年３年次奨学金 ☐ JASSO 海留学支援制度 ■ 国際奨学事業 ■ トビタテ！留学 JAPAN ☐ その他（）

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１．出発前の準備について

ビザの種類 ■有 ☐無種類 (Tier4 student) ビザ申請先 ■国内 ☐現地場所( 東京 ) 必要書類、手続き手続きに要した期間３週間ビザ申請以外で必要な事前手続き英語能力試験の IELTS 受験留学に向けて取り組んだ語学 ■ 英語 ☐ 独語 ☐ 仏語 ☐ 中国語 ☐ 韓国語 ☐ その他（語）勉強方法学部の教授に講座を開いてもらいました。留学先の手続き (必要書類、大変だったこと、どのように取り組んだか等) 必要書類が多くすべて英語で、学生だけでの準備はほぼ不可能。また、留学許可が下りたのもギリギリでビザ申請では通常より早く審査してもらわなければならずお金がかかった。事前の必要経費 (留学前に必要な支払い費用) ※概算費用 ☐ 授業料円 ☐ 寮費円 ☐ 語学研修費円 ☐ 教材費円 ■ ビザ申請 100000 円渡航費（☐片道 ■往復） 200000 円海外旅行保険料 190000 円 ■ その他（ IELTS 受験料） 180000 円

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２．渡航～到着時の生活について

利用航空会社カタール航空手配会社 HP ※利用したサイト、旅行会社等移動経路 ※往路のみ成田発ドーハ経由ニューカッスルアポンタイン行き到着時刻 12 時【※移動時間（約 30 時間）】大学（寮）への移動手段 ☐大学手配の出迎え ☐知人の出迎え ■タクシー ☐公共交通機関（☐バス ☐電車） ☐その他（）空港から移動する際の注意点行き方、料金等空港から寮までタクシーで料金は約 50 ポンド。住居のタイプ ■寮 ☐アパートその他( ) 住居手配 ■大学の斡旋 ☐自分でその他( ) 部屋の種類 ■一人部屋 ☐二人部屋その他( ) ルームメイト ☐日本人学生 ☐他国からの学生その他( ) 住居の申込手順出発前に申し込み済み。住居でのトラブルおよび解決方法トラブルはほぼありませんでしたが、何かあったら警備の人に相談していました。大学への交通手段 (※費用がかかれば費用も) 徒歩。生活費および内訳（概算を円換算）生活費計 180000 円／月（生活費内訳）住居費： 120000 円／光熱費：0 円／通学費： 0 円食費： 20000 円／通信費： 0 円／書籍代： 0 円その他：（生活雑貨・衣類・旅行費） 40000 円 ※学費・寮費以外に留学先大学へ納入するもの：円（徴収された費用の名目：）その他生活で必要な手続き、アドバイス (口座開設、保険、携帯電話、荷物、支払い方法など) 現地で銀行口座を開く人も多かったが私は開かなかった。その代わり、寮費など大学に振り込むお金は母にお願いをして、日本から国際送金で入金した。

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３．留学先の大学について

授業（カリキュラム）の概要について渡航前に仮登録した授業希望で学科が割り振られ、その学部所属になる。しかし、留学生は学部に縛られることなく、どの学部の授業でも履修することができる。履修登録の時期登録方法 ☐渡航前 ■渡航後 ⇒ （ 10 月頃） ■オンラインで登録 ☐志願書類の提出 ☐その他（）留学生特例措置 (履修制限、優先措置、留学生専用のオリエンテーション、チューター制度等) ☐有り（具体的には以下のとおり）・・・・ ■無し留学先大学でのサポート体制について (語学面／学校生活／住居・日常生活等) サポート体制はほぼ無いに等しい。各寮に相談担当の人はいるものの、話してもあまり意味がないと感じた。留学生が困った時、留学生に特化した公的機関がない。現地の日本人の先生（高祖先生）だけが頼りだった。留学開始後に行った留学先大学の手続き (学生証、履修登録、大学 ID の設定等) 学生証は到着当日に行った。量の人に指示され大学図書館に行けば作れる。履修登録はウェブで行う。授業外活動について (サークル、部活、インターン、フィールドワーク等) ※どうやって探したか、どのような活動か、入るきっかけなども具体的に 10 月の上旬は新入生歓迎 week。そこで部活動紹介とか、寮でのイベントが毎日開催される。そこのイベントブースで気に入ったサークルがあれば、メールアドレスを紙に記入。後日メールが送られてきて、サークル活動に参加、入部となる。

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４．一週間のスケジュールについて

（授業時間、課外活動、勉強時間等、毎日の生活について記入してください）月火水木金土日 7:00 睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠 8:00 睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠 9:00 朝ごはん朝ごはん朝ごはん朝ごはん朝ごはん朝ごはん朝ごはん 10:00 セミナー授業セミナーセミナー自由自由自由 11:00 宿題授業の復習自由自由自由自由自由 12:00 昼ごはん昼ごはん昼ごはん昼ごはん昼ごはん昼ごはん昼ごはん 13:00 昼ごはん昼ごはん昼ごはん昼ごはん昼ご飯昼ごはん昼ごはん 14:00 宿題授業準備乗馬サーク_ル宿題宿題授業準備遊ぶ 15:00 セミナー授業準備乗馬サークル宿題宿題授業準備遊ぶ 16:00 図書館授業準備乗馬サーク_ル授業授業授業準備遊ぶ 17:00 図書館授業準備乗馬サークル図書館図書館授業準備遊ぶ 18:00 夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん 19:00 夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん夜ごはん 20:00 自由自由自由自由自由自由自由 21:00 自由自由自由自由自由自由自由 22:00 睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠 23:00 睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠 24:00 睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠睡眠

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5．留学成果とアドバイス

留学によって得られた成果（語学に関すること、ものの考え方や取り組み方、コミュニケーション能力など自由に記載してください）留学によって得ることができた一番大きなことは、自分の弱さを知ることができたことと、異文化に触れてもほぼ苦労することなく受け入れられるようになったことです。イギリスという日本とは全く異なる環境で住むことは「全部が刺激的」な生活を送ることでした。授業スタイルや街の雰囲気の違いからはじまり、人間関係構築からお酒の飲み方まで違いました。それを楽しめる人もいれば私がつまずいたように、苦しく感じてしまうこともあります。この苦い経験は日本にいるだけでは感じることのできなかった壁で、当時は苦しいだけでしたが今はあの経験も無駄ではないと感じます。また、文化的背景や生活スタイルが私とは違う場所で生活したことで自分が「マイノリティ」になりました。圧倒的少数派に所属し、現地の人に私の違いを受け入れてもらう経験は数多く。そのため、自分がマジョリティになった時は絶対批判しないと決めたと同時に、自然と異文化に対して壁を作ることはなくなりました。同じ大学へ留学を希望する人へのアドバイス（留学先大学、プログラムに関すること、生活全般に関することなど自由に記載してください）ダラムは田舎です。娯楽施設なんて小さな映画館くらいしかありません。だけど自然はいっぱいあります。だから都会の雑多さが嫌いで、安心して住むことができる土地に住みたい人にはお勧めです。イギリス生活に関して一番きつかったことは、冬の日照時間の短さでした。冬は真っ昼間で太陽が一番高い時でも夕方の５時くらいの太陽の高さとオレンジ色の太陽光で、あまりお日様を感じません。これは実際に現地で生活してみて分かったことで、心の準備も出来ていなかったので、冬は太陽が見えないと知っておくだけでも、冬へ向かうメンタル対策はできると思います。留学を通しての感想高校生からの夢だったイギリス留学。「留学してよかった」というのが率直な感想です。異文化に溶け込めず、語学レベルの低さに心折れたこともありました。しかしその「失敗」の経験は留学をしていなければ味わうことができなかった痛みです。学生のうちに経験することができたこと。そしてその経験を通して異文化をすんなり受け入れる力を少しでも身につけられたことが、将来困難に遭った時、活きてくるのではないかと考えています。ただ、やはり留学はお金がかかるということも痛感しました。トビタテ奨学金で月に１６万円支給されていても、寮費と渡航前にかかる準備費を考えたら、お金のない家庭にはとても厳しかったです。留学自体への奨学金は多くなっていますが、IELTS 等の試験が必須で、かつ受験費が高すぎるので留学を諦めてしまう学生も多いと思います。本当に留学生を増やすためには、国が試験を開催している機関と交渉し「留学に行けるかも」と思わせるハードルを下げる必要があるのではないかと感じます。

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