婦人科手術を受けられる
患者さんへ
様
四国がんセンター
婦人科
病棟
主治医/担当医【
】
受け持ち看護師【
】
術後経過
単純・拡大子宮全摘術
●入院時に、身長・体重、体温、血圧、酸素飽和度 を測定します。 ●お手持ちのお薬は、全て看護師にお見せください (内服薬、外用薬、点眼薬、点鼻薬、点耳薬など)。 また、入院1ヶ月前までに使用していたお薬をお 知らせください。 ●便秘傾向の方は看護師に申し出てください。 ●手術3日前と2日前に下剤を内服して頂きます (眠前に2種類)。 ●深呼吸・うがいの練習(手術2日前) ●こちらのパンフレットを使用して、手術までの流れ を説明します。 入院日 月 日 入院生活、検査および手術に対し、医師・看護師の 説明が理解できる 目標 ☆日々、手術についての説明を行いますので、病棟を 離れる際は、スタッフに声をかけて下さい。 ☆診断書が必要な方へ。診断書のお預かりは2階総合受付1 手術に必要な物 を準備しましょう □病衣2枚 □腹帯2枚 □T字帯2枚 □吸い飲み (曲がるストロー +コップも可) □夜用ナプキン □必要時、 付添い用寝具
午後
*2F[くろ~ば~]で 販売・レンタルしています。就寝前
☆便秘にならないような消化の良い食事が出ます。 ●必要物品の確認をします。 ●爪切り、マニキュア・ペディキュア除去・指輪・ピア ス除去の確認をします。 ●看護師が、恥骨部の毛剃りと、おへその掃除をし ます。術後はしばらく入浴が出来ませんので、この 処置が終わり次第、入浴をして下さい。午前
手術前日 月 日 入院生活、検査および手術に対し、医師・看護師の 説明が理解できる 目標 ●13時に水薬の下剤を2種類飲んでいただきます。 (200ml)午後
●21時に安定剤(睡眠薬)を少量の水で飲みます。 手術に備えてしっかり寝ておきましょう。 ● 21時以降は飲んだり食べたりできません。 うがいや歯磨きはして頂いて構いません。●早朝、必要時には浣腸をします。 ●洗面、歯磨き、うがいはできます。 ●絶飲食のため手術前に点滴があります。 (11時までに手術の方にはありません。) ☆手術室へ行く前は、身に付けている貴金属をはずして準備 してください。 (眼鏡、指輪、ネックレス、ピアス、ヘアピン、時計、義歯、コ ンタクトレンズ など) ☆お化粧はしないでください。 ☆ご家族の方は、手術予定時間の最低( )時には お越しください。 ☆手術中ご家族は病室にてお待ちください。病室を離れる際 は、必ずスタッフに声をかけるようにしてください。
朝
当日(術前) 月 日 不安が軽減し手術を受けられる状態である 目標 ●連絡があればトイレを済ませ、手術衣に着替えてか ら、移動用のベッドに移ってから筋肉注射をします。 (注射の前後に血圧を測ります) ●準備ができたら手術室に行きます。直前
本日は 食べたり飲んだり できません帰室後
当日(術後) 月 日 安静時の痛みが自制内である 創部の出血がない 息苦しさがない 目標 ●状態の観察のため、必要時体温などの測定をします。 ●点滴があります(翌日まで持続)。 ●背中に痛み止めの管が入っています。 ●尿の管が入っています。 ●血圧計を腕に巻き、血栓予防の機械を足につけます (翌朝まで)。 ●帰室直後より、少しだけ枕元を起こします。 膝立てができます。 ●酸素吸入をします(6時間)。 手術6時間後より、枕が使用できます。 ●2時間で横向きになれます。 ●麻酔が覚めたのを確認後うがいができます。 ●血栓予防の注射をします(21時)。 本日は 食べたり飲んだり できません ☆痛みや吐き気など、苦痛に感じることがありましたら看護師 にお知らせください。 ☆術後の初めての行為(体動、うがい、枕の使用)は、必ず看 護師が付添いますので、訪室するまでお待ちください。 ☆ガス、便が出た時は、時間・回数・量をお知らせください。 ☆チューブ類は引っ張らないようにしてください。午前
午後
早朝
●点滴があります。●血圧計と足の機械をはずします。 (6時) ●血液検査があります。 ●ベッド上での体動は構いません。 ●血栓予防の注射をします。(9時) ●回診後、医師より許可があれば水分が飲めます。 ●ベッドの上で座ることができます。 ●看護師と一緒に立って、歩く練習をします。 ●尿の管を抜きます。(翌朝10時まで尿量をメモしてく ださい。) ●看護師が身体を拭きます。 ●点滴があります。 術後1病日 月 日 目標 安静時の痛みが自制内である 介助で室内を歩行することができる 本日は食べられません 医師の許可が出れば 水分を取れます ☆ガス、便が出た時は、時間・回数・量をお知らせください。 ☆チューブ類は引っ張らないようにしてください。術後2病日 月 日 安静時の痛みが自制内である 病棟内を歩くことができる 排ガスがある 目標
午後
午前
●点滴があります。 ●病棟内を歩行できます。 ●10時まで尿量をメモして下さい。 ●自分で身体を拭きます。 ●点滴があります。 ☆ガス、便が出た時は、時間・回数・量をお知らせください。 ☆チューブ類は引っ張らないようにしてください。 本日は5分粥です術後3病日 月 日 創部の感染がない 排ガスがある 体動拡大ができる 目標 ●背中の痛み止めの管を抜きます。 ●病棟内を歩行できます。 ●午後からシャワー浴ができます。 (必要に応じて看護師がお手伝いします。) ☆浴槽には入らないで下さい。 ●傷のテープを外します。 ●下剤(粉薬・錠剤)の内服を再開します。 (眠前)
就寝前
午前
☆ガス、便が出た時は、時間・回数・量をお知らせください。 ☆チューブ類は引っ張らないようにしてください。 本日は全粥です術後4病日 月 日 創部の感染がない 排便がある 目標 ●病棟内を歩行できます。 ●シャワー浴ができます。 (必要に応じて看護師がお手伝いします。) *湯船につかるのは、退院後の初回外来まで禁止です* ☆ガス、便が出た時は、時間・回数・量をお知らせください。 MEMO
午前
本日から 普通食です●病院内自由です。 ●シャワー浴ができます。 *湯船につかるのは、退院後の初回外来まで禁止です* ●傷を止めている金具を取ります。(5日目) ●傷を止めている糸を抜きます。(7日目) ●血液検査と尿検査があります。(7日目) 術後5~7病日 月 日~ 月 日 目標 創部の感染がない 排便が調節できる MEMO
●病院内自由です。 ●シャワー浴ができます。 ●退院指導があります。(8日目) ●退院前の診察があります。 ☆看護師より『退院後の生活』についての説明があります。 (8日目) ☆医師が診察(内診、手術の実際、『退院後の生活』の 説明)し、退院が許可されると、退院日を調整します。 ☆退院日は、10時には退室できるように準備をお願いします。 術後8病日~退院 月 日~ 月 日 退院後の注意点を理解し、退院できる 創部が乾いている 排便が調節できる 目標 MEMO
一日も早く健康を回復していただくた めに、退院後の注意等、説明します。 手術の内容や結果については、医師 から説明があります。分からない事、 気になる事などありましたら、遠慮なく ご相談ください。 卵巣や子宮をとったところには腸が入り込むため、空洞にはなりません。 □ 片方の卵巣を取った場合は、残された卵巣が今までどおり二つ分の卵巣の働きを します。女性ホルモンの分泌の変化はありません。排卵もあります。排卵期に起こっ ていた症状は同じように出ます。
手術後の身体の変化
□ 両方取った場合、卵巣からのホルモンの分泌・排卵は起こりません。そのため更年 期症状が起こり易くなりますが女性ホルモンにかわるホルモン分泌が副腎からも多 少はありますので、必ずしも症状が出るとは限りません。更年期症状の強いときは、 ホルモン補充療法をすることもあります。手術後の排尿について
手術の際に多少なりとも尿管や膀胱の壁を触っていますので、尿が出にくかったり下腹 部に不快を感じる事がありますが、これらの症状には個人差があります。 尿意を我慢しすぎたり、水分を取る量が少ないときに膀胱炎になりやすい状態になって います。膀胱炎症状が現れた時は、水分を多くとって暖かくして下さい。それでも良くなら ない時は受診しましょう。 膀胱炎について 膀胱炎症状(しみる、残った感じがする、尿がにごっている、尿が出にくい、度々尿に 行きたい感じがする)等。 手術前から便通を調節しておきましょう。 1日に1回排便がない又は日頃から便秘気味な方は看護師に申し出てく ださい。手術後の創部の経過を良くする為に、手術の3日前から下剤の内服 を開始します。便通を円滑にするためにも、手術前から普段よりやや多めに 水分をとるようにして下さい。 手術後は、腸の動きを良くするために可能な範囲内で早めにベッド上で動 くようにしてください。手術後食事が始まる頃から、下剤の内服を再開します 。無理に腹圧をかけなくても、少なくとも2日に1回は排便があるように調節し ましょう。 下剤を内服しても排便のない場合は、看護師にお知らせ下さい。 排便の時間を決め、周期的にトイレに座る習慣をつけましょう。便が 出にくい時は、無理に腹圧をかけず、看護師にご相談ください。無理 に腹圧をかけると不正性器出血の原因になります。☆術後☆水分出納表
月
日 (
)
(朝 : ~翌朝 : までを1日分とします)時間
水分(
ml)
尿(
ml)
便
(回)
備
考
量 計 量 計 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分 時 分退院後の生活について
退院後1週間まで:家の中で過ごすことを中心にしましょう。炊事、洗濯等の 家事はかまいませんが、長時間立つことは避けましょう。約2時間に1度は休 みながら、疲れないように行うようにしましょう。 1週間目以降:家の中の家事に慣れたら買い物等で外に出るようにしましょう。 (人ごみは避けましょう) 2週間目以降:外出可です。お腹に負担のかかる家事はひかえましょう。 (重い荷物を持つ、運ぶ、布団の上げ下ろし等) 浴槽に入らないでシャワーだけにしましょう。 冬は浴室を湯気で温めてシャワーするといい でしょう。石鹸は使用してもかまいませんが、 傷口や外陰部は強くこすらないようにしましょ う。傷口のかさぶたは無理にとらないようにし て下さい。 初回の外来受診日に入浴(浴槽に入る)許可 をもらってください。 ウォシュレットは使用しても 結構です。 腹帯は術後7日間くらい使用して下さい。禁
階段の昇降や重い荷物を持つなど、腹圧をかける ような活動はひかえてください。また、自転車・原付 ・バイク・自動車の乗車なども腹圧のかかる活動で すので、初回の受診まで待ちましょう。それまでは、 できるだけ公共の交通機関などを利用するようにし てください。 また、社会復帰(特に重労働;荷物運びや長時間の特に制限はありませんが、過食・間食に注意して、 栄養バランスの良い食事をとるようにしましょう。 手術で子宮は取り除いていますが、腟は今まで通り残っています。 今後の夫婦生活には、殆ど支障はありません。 しかし、夫婦生活には精神的な要素が大きく影響します。誤った知識や 子宮が無くなったことで引け目を感じたりする事で、消極的になったりす る事がありますが、恐がっていつまでも夫婦生活をもたないでいると、腟 が萎縮し硬くなったり狭くなったりします。 時期は初回の外来受診で主治医の許可があれば大丈夫です。手術に よって、腟も殆ど変化ありませんし、性交により破れたり、出血したりす る事もありません。腟からの分泌物は今まで通りあり、湿潤不足による 痛みは殆どありませんので、自信を持ちましょう。 *分泌物が少ない時は潤滑油・ゼリー等 の使用をお勧めします。 *夫婦生活は性交だけでなく思いやりの あるコミュニケーションやスキンシップの 方がより大切かと思われます。今まで以 上にお互いを思いやる気持ちを持つ事が、