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交通エコロジー モビリティ財団の紹介 財団の設立と経緯 1994 年 財団法人交通アメニティ推進機構設立 我が国のこれからの高齢社会の対応並びに障害者の社会参加を促進するため 公共交通機関における移動の円滑化を図ることを目的として設立 1997 年名称変更交通エコロジー モビリティ財団 ( 略称 :

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Academic year: 2021

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全文

(1)

高齢者・障害者に配慮した

日常生活航路の確保

交通エコロジー・モビリティ財団 TEL:03-3221-6673 FAX:03-3221-6674 URL : http://www.ecomo.or.jp/

海上交通バリアフリー施設設備助成

(2)

財団の設立と経緯  1994年 財団法人交通アメニティ推進機構設立 我が国のこれからの高齢社会の対応並びに障害者の社会参 加を促進するため、公共交通機関における移動の円滑化を図 ることを目的として設立  1997年 名称変更 交通エコロジー・モビリティ財団 (略称:交通エコモ財団) 運輸部門の地域環境問題にかかわる事業を追加  2000年 交通バリアフリー法による指定法人(現、財団法人)

交通エコロジー・モビリティ財団の紹介

(3)

高 齢 化 率

2015年4人に1人

2008年22%

(4)

離 島 の 高 齢 化

資料:国勢調査(各年) わが国は 6,852 の島嶼により構成され、このうち本州、北海道、四国、 九州及び沖縄本島を除く 6,847 島が離島となっており、有人離島は 258 島あります。 有人離島 258 島の面積は 5,225 ㎢で、国土総面積の 1.38% を占 めています。 全 国 離島地域 過疎地域 半島地域 高齢者率 平成 7年 14.5% 24.9% 25.2% 21.1% 平成12年 17.3% 29.4% 29.5% 24.6% 平成17年 20.1% 33.0% 30.2% 27.5%

(5)

上肢・下肢、杖、松葉杖、 車いす、片麻痺等 船内放送や緊急放送が聞こえない 長時間の歩行が困難 ICD(植込み型除細動器)、 オストメイト 段差、長い移動が困難、 座席に移乗できない 視覚による情報入手が困難 全盲、弱視(ロービジョン) 色覚障害 348万人 心臓、呼吸器、腎臓、膀胱、 直腸、小腸機能障害

(6)

バ リ ア フ リ ー ( Barrier Free )

1950年代 Architectural Barriers バリヤーズフリー・デザイン 1974年 国連障害者生活環境専門家会議報告書 「バリアフリーデザイン」 意 識 文化・情報 制 度 的 物 理 的 障害のある人が社会生活を営む上で障壁(バリア)となるもの を除去すると言う意味で、もともと住宅建築用語で登場し、 段差等の物理的障壁の除去に使われているが、より広く障害 者の社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的な すべての障壁の除去という意味で用いられている。

(7)

旅客船のバリアフリーはなぜ必要か?

 高齢者、障害者等が自立した日常生活及び社会生活を営む ことができる環境づくり(バリアフリー)  高齢者等における観光ニーズの高まりへの対応  これまで旅客船での観光を躊躇してきた障害者の不安を解消 し、旅客船利用の潜在的な需要を喚起 高齢者、障害者等の社会参加が促進され、社会的・経済的に 活力ある社会を維持 「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」

(8)

バ リ ア フ リ ー 新 法 等 に つ い て

ハートビル法制定(1994年) 交通バリアフリー法制定(2000年)

統合・拡充

統合・拡充

バリアフリー新法制定(2006年)

(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律) 対象者の拡充 身体障害者のみならず、知的・精神・発達障害者等全ての障害者が対象 対象施設の拡充 公共交通旅客施設・車両の他、道路、路外駐車場、都市公園、建築物を追加 旅客施設及び車両等 (福祉タクシーの基準を追加) 道 路 路外駐車場 都市公園 建築物 ( 既 存 建 築 物 の 基準適合努力義 務を追加) 旅客施設・車両等・旅客船・建築物・道路に関する バリアフリー整備ガイドラインの制定

(9)

国のバリアフリー化目標(車両等)

車 両 等 総 数 バリアフリー化 割 合 目標値 鉄軌道車両

52,225

21,570 41.3%

50%

(H22年) バ ス

59,973

低床バス

25,038 41.7%

100%

(H27年) うち ノンステップバス

13,822 23.0%

30%

(H22年) 旅客船

906

149 16.4%

50%

(H22年) 航空機

507

326 64.3%

65%

(H22年) 2009.3.31現在

(10)

旅客船バリアフリー化の基本的な考え方

◎バリアフリー新法により移動円滑化基準(バリアフリー基準)への 適合を義務づけ ※「移動円滑化基準」は、旅客船をバリアフリー化する際の義務基準 ※「旅客船バリアフリーガイドライン」(平成19年) → 「推奨基準」を併記 ○適用対象船舶 一般旅客定期航路事業を営む者が平成14年5月15日以降、新たに当該事 業の用に供する船舶(5トン以上)に適用。それ以前の船舶は努力義務。 ○目標 原則として高齢者、障害者等が独力で旅客船への乗降や船内移動を行える ことを目標。 ただし、船舶特有の事由により全て独力による移動が困難な場合は、介助者 又は職員による補助により旅客船への乗降や船内移動を容易に行えること。 具体的には、船舶の乗降や舷門から客席までは介助者または職員による補 助を前提としていますが、客席からバリアフリー便所、食堂、売店および同一 甲板にある遊歩甲板へは、自力で移動できることとしています。

(11)

旅客船バリアフリー基準の概要

出入口、車両区域 有効幅は80(90)以上、手すり2本の場合は65㎝と85㎝程度、 床は滑りにくい仕上げ、スロープ板、車いす乗降場所の設置 車いすスペースを設置(旅客定員100人に対して1カ所以上) トイレは、高齢者、障害者等の円滑な利用に適した構造(150㎝ 以上)とすること バリアフリー客席を設置(客席旅客定員25人に対して1席以上) バリアフリー客席からトイレ、食堂等の船内旅客用設備に通じる 1以上の経路について、エレベーター等の設置により、高齢者、 障害者等が単独で移動可能な構造とすること 視覚情報及び聴覚情報を提供する設備を設置 食堂、売店には筆談用具を設け、筆談用具があることを表示

(12)

○出入口等の有効幅は80(90)㎝以上

出典:旅客船バリアフリーガイドライン

(13)

○車いすスペースを設置(旅客定員100人に対して1カ所以上) 【考え方】 ①肢体障害者の全人口に占める割合は約1.4%であり、その大半が車いす 使用者と仮定。 ②国際海事機関(IMO)が策定した「高齢者及び身体障害者のニーズに対 応した旅客船のデザイン及び運航に関する勧告」においても 、旅客定員 100名に対して少なくても1ヵ所の割合と規定されており、国際的にも妥当

(14)

○バリアフリー便所は高齢者、障害者等の円滑な利用に適した 構造(150㎝以上)とすること 【考え方】 便所内での移動を健常者と同レベルにすることを原則としているため、 車いす使用者が容易に転回することが可能な広さを確保する。 出典:旅客船バリアフリーガイドライン

(15)

○バリアフリー客席を設置(客席旅客定員25人に対して1席以上) 【考え方】 ①身体障害者、妊産婦、けが人の全人口に占める割合が、約4%であること。 ②国際海事機関(IMO)が策定した「高齢者及び身体障害者のニーズに対応 した旅客船のデザイン及び運航に関する勧告」において 、少なくとも客席 の4%は障害者用の旅客席とすべきとされており、国際的にも妥当。

(16)
(17)

助成対象者 1.旅客船 海上運送法による一般旅客定期航路事業に使用する旅客船の所有者 2.旅客船ターミナル 海上運送法による一般旅客定期航路事業に使用する旅客船ターミナル の所有者 助成対象施設設備 エレベーター、階段昇降機、段差解消装置、バリアフリー便所、 バリアフリー客席、スロープ、視覚障害者誘導用ブロック、音声誘導装置、 手すり、転落防止柵、運航情報提供設備、触知案内図 等 上記以外で、高齢者・障害者等が安全かつ身体的負担の少ない方法で 海上交通を利用できるようにするための施設で当財団が認めたもの

平成22年度

海上交通バリアフリー施設整備助成について

(18)

1.助成方針(重点項目)

なお、バリアフリー化建造費補助等の国からの補助・交付金を受ける ものを除きます。 助成の対象とするものは、平成22年度中に着工し竣工する 旅客船お よび旅客船ターミナルのバリアフリー施設整備です。 補助航路OK! ①離島航路に就航している旅客船をバリアフリー化するための 新造および改造 ② 「旅客船バリアフリーガイドライン」 若しくは 「公共交通機関 の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン」の推奨 基準を充足する施設、設備 ③国土交通省環境行動計画に基づく環境貢献型経営 (グリー ン経営)の認証を取得(見込みを含む)した者、または高齢者 ・障害者の利用が多く社団法人日本旅客船協会が必要と認 める航路

(19)

注:( )内は推奨基準を満たしたもの。 なお、グリーン経営認証を取得(見込みを含む)した者、若しくは高齢者や障害者が多く社団 法人日本旅客船協会が必要と認める航路の場合には、上記の助成率を10%嵩上げします。 率等 船・施設 助成率・限度額 新造・新築 改造・改築 離島航路船 70%(80%)以内・20百万円 離島航路船以外 60%(70%)以内・15百万円 旅客船ターミナル 50%(60%)以内・ 5百万円 率等 船・施設 助成率・限度額 新造・新築 改造・改築 離島航路船 40%(50%)以内 15百万円 50%(60%)以内 15百万円 離島航路船以外 20%(30%)以内 10百万円 30%(40%)以内 10百万円

2.助成率・限度額

(20)

1.助成対象施設購入費 助成対象施設・設備の購入費 2.助成対象工事費 (助成対象施設・設備の 整備に際し、直接要す る工事費用に限る) 設置工事費 機械室等の新設工事費 外装仕上げ工事費 電気設備工事費 関連付帯工事費 3.設計費等 助成対象施設等の整備に直接要する設計 監理等の費用で、財団が認めるもの。

3.助成対象経費について

(21)

申請から助成金交付までの事務手続きは以下のようになります。 事前に相談 申請書類の受付(6/1~8/31) 交付決定の通知(10月ごろ) 交通バリアフリー施設整備 助成実施要領から作成 助成金の決定 事前調査票の提出 設備の完成、実績報告書の提出 実地監査・書面監査 申請者 エコモ財団

4.事務手続きの流れ

(22)

連 絡 先 交通エコロジー・モビリティ財団 バリアフリー推進部 担当:岩佐、吉川、高橋 〒102-0076 東京都千代田区五番町10番地 五番町KUビル3階 TEL:03-3221-6673 FAX:03-3221-6674 e-mail : barihuri-ship@ecomo.or.jp

お問い合わせやご不明な点は

下記までご連絡ください。

参照

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