(1)
は じ め に
この「法人馬主登録申請の手引き」は、馬主登録申請の手続及び必要書類の書き方について
記載したものです。この機会に中央競馬の馬主登録制度について、一層のご理解を頂き、登録
の手続が円滑に行われますようご協力いただければ幸いです。
また、馬主の登録につきましては審査機関が厳格な審査を行っております。ご申請頂いても登
録を拒否する場合がありますのでご承知おきください。審査機関が申請者の具体的審査を行う判
断基準につきましては、JRAホームページまたはP.12に記載の事業所で閲覧(複写、持ち帰り
等はできません)することができますので、必ず事前にご照会くださいますようお願い申し上げま
す。申請の受付につきましても同所記載の事業所で行っております。
なお、ご申請に際しご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせくださいますようお願
い申し上げます。
記
日本中央競馬会 競走部 競走関連室 馬主登録課
〒106-8401
東京都港区六本木6-11-1
六本木ヒルズゲートタワー
℡ 03-3591-5251(代)
URL http://jra.jp/owner/index.html
〔ご注意〕 この手引きの内容は、平成24年9月現在のものです。(2)
Ⅰ 申請方法
下記必要書類をそろえ、代表者の写真2葉(4×3㎝・カラー可。うち1葉は法人馬主登録申請書に貼 付。)を添えて、P.12に記載の事業所までご申請ください。Ⅱ 馬主登録料
所定の審査終了後、馬主登録が可となった場合、馬主登録料として10,000円を徴収いたします。Ⅲ 馬主登録免許税
登録免許税法により、登録後は90,000円の登録免許税納付義務が生じます。Ⅳ 必要書類一覧と記載例
(不足書類や記載漏れ等がある場合は、申請を受け付けないことがあります。) 申請に必要な書類一覧 発行先または交付先 1 申請書 A 法人馬主登録申請書 B 代表者の経歴の概要を記載した書類(1号用紙) P.12に記載の事業所 2 世帯全員の住民票(代表者及び役員全員) 住民登録のある市区町村役場 3 身分証明書 (代表者及び役員全員、外国人は誓書) 本籍地の市区町村役場 (P.7をご参照ください) 4 成年被後見人又は被保佐人として登記されていないこ との証明書(代表者及び役員全員) 東京法務局及び各法務局・地方法務局 (詳細は別紙をご覧下さい) 5 戸籍謄本(全部事項証明書) (代表者及び役員全員)※外国人は除く 本籍地の市区町村役場 6 代表者の所得税確定申告書の写し(2か年分) ※書面提出の方は税務署受付印のある自己保有分の控え、電子申告の方は受付結果のメール詳 細画面と提出した申告書の一覧画面のコピーを添付してください。 ※所得内訳書・青色申告決算書を提出された方は、併せて写しを添付してください。 7 代表者の財産及び債務の明細書の写し(最新分) ※書面提出の方は税務署受付印のある自己保有分の控え、電子申告の方は受付結果のメール詳 細画面と提出した申告書の一覧画面のコピーを添付してください。 ※年間所得2,000万円以上の方は税法上税務署に提出義務があります。 8 所得証明書(法人及び代表者)(2か年分) 所轄税務署又は市区町村役場 9 固定資産評価証明書(代表者個人名義) 固定資産所在地の市区町村役場又は税 務事務所 10 預金残高証明書(代表者個人名義) 有価証券所有証明書( 〃 ) 金融機関 11 登記簿謄本(履歴事項証明書) A 申請法人の登記簿謄本 B A以外の法人で代表者が経営又は勤務するすべ ての法人の登記簿謄本 各登記所 12 申請法人の定款 申請法人 次ページに続く(3) 申請に必要な書類一覧 発行先または交付先 13 申請法人の確定申告書2期分 (決算報告書、勘定科目内訳を含む) ※設立して間もない法人の場合、設立趣意書と事業計 画書 申請法人 14 代表者が申請法人を代表する旨を証明する書類(代表 者以外に代表権を有する役員がいる場合) 申請法人 15 競馬法施行規則第15条第2号及び第3号に該当しない旨を記載し、役員全員が署名した誓書(連名 でも可) 16 代表者が個人登録を有する場合、法人登録後は個人登録を抹消する旨の念書 17 代表者が経営又は勤務する申請法人以外のすべての 法人の決算報告書 (最新の決算報告書2期分)(上場企業を除く) 各法人 ※申請法人が軽種馬生産者の場合は以上のほかに 18 牧場業務状況記載用紙(2号用紙) P.12に記載の事業所 ※決算報告書とは、貸借対照表・損益計算書・販売費及び一般管理費内訳書・株主資本等変動計算書の4点 を指します。 ※役員には、監査役も含まれます。 ※一般の法人馬主登録申請について、上記6・7・8の代表者のもの、9・10・11のB及び17は原則として 必要ありません。 ※必要書類は発行日より3ヶ月以内のものを提出してください。 ※ご提出いただいた書類は原則として返却いたしません。
(4)
必 要 書 類 記 載 例
1.申請書(P.12に記載の事業所で用紙を交付いたします。) A 法人馬主登録申請書 6ヶ月以内に 撮影した写真 を貼り付けて ください。 法人の本店所在 地を記載してくだ さい。 代表者ご本人が 署名してください。 5 〔その他連絡先 TEL ( )- 〕(5) B 代表者の経歴の概要を記載した書類(1号用紙) 記載上の注意 ※記載漏れのないよう注意してください。未記入や記載漏れがある場合は、申請を受け付けないこと があります。 ①最終学歴の欄には、学部、卒業又は中退年次を記載してください。 ②・③未定の場合は、「未定」と記載してください。 ④できるだけ詳しく記載してください。 ⑤従業員数は、役員、パートを除いた正従業員の人数を記載してください。医療関係者の方は、ベッ ド数も記載してください。
(6) ⑥建物の構造を記載してください。 ⑦地番ではなく、住居表示を記載してください。 ⑧有価証券(株式・債券等)の内訳を記載してください。 ⑨預金の残高を記載してください。 ⑩債務がない場合には、記載欄に「なし」と明記してください。 ⑪できるだけ詳しく記載してください。 ⑫ご本人が署名してください。
(7) 2.世帯全員の住民票(住民登録のある市区町村役場で発行) ※申請法人の代表者及び役員全員について、世帯主との続柄が記載されたそれぞれの世帯全員の住民票 を提出してください。 3.身分証明書 ※申請法人の代表者及び役員全員のものを提出してください。 A 日本人の場合――本籍地の市区町村役場で発行する身分証明書 【証明項目】 ・禁治産又は準禁治産の宣告の通知を受けていないこと。 ・後見の登記の通知を受けていないこと。 ・破産宣告の通知を受けていないこと。
身分証明書
本 籍 氏 名 生年月日 年 月 日 一、 禁治産又は準禁治産の宣告の通知を受けていない。 一、 後見の登記の通知を受けていない。 一、 破産宣告の通知を受けていない。 上記のとおり証明する。 平成 年 月 日 東京都港区長 ○ ○ ○ ○ 印 B 外国人の場合――例のとおり誓書を作成し、申請者本人が署名のうえ提出してください。 (例) ご本人が 署名してください。 4.成年被後見人又は被保佐人として登記されていないことの証明書 別紙により東京法務局及び各法務局・地方法務局のいずれかにて申請してください。 ※申請法人の代表者及び役員全員のものを提出してください。誓 書
日本中央競馬会理事長 殿 私は、 1.禁治産者又は準禁治産者ではありません。 1.破産者ではありません。 年 月 日 氏名 ○ ○ ○ ○(8) 5.戸籍謄本 本籍地の市区町村役場で発行する戸籍謄本(全部事項証明) ※申請法人の代表者及び役員全員のものを提出してください。 ※外国人は除きます 6.代表者の所得税確定申告書の写し(税務署受付印等のある自己保有分の控え)2か年分 所得内訳書・青色申告決算書 ※代表者個人の確定申告書の写しを、1面、2面ともに提出してください。 ※不動産所得、配当所得を申告されている方は、その証明書も添付してください。 ※個人事業主の方は、青色申告決算書を必ず添付してください。 ※確定申告をされていない方は、地方税徴収税額確定通知書または源泉徴収票を提出してください。 ※修正申告をされた場合は、修正申告書(1面、2面)と修正以前の確定申告書(1面、2面)を添えて提出し てください。 7.代表者の財産及び債務の明細書(最新分)の写し(税務署受付印等のある自己保有分の控え) ※年間所得2,000万円以上の方は、税法上税務署に提出義務があり、本会の馬主登録申請の必要書類 となっております。 ※確定申告時に「財産及び債務の明細書」を税務署に提出されていない方は、追加書類として所轄税務署 に提出することができます。 ※「財産及び債務の明細書」を税務署に提出義務のない方(年間所得2,000万円未満の方)は、申請書の 1号用紙の債務記載欄(P.5をご参照ください。)に債務額を必ず記載してください。別途本会指定の様 式にて、債務の内容について詳細に記載したものを提出していただきます。
(9) 8.所得証明書(所轄税務署又は市区町村役場で発行)2か年分 ※申請法人及びその代表者個人の所得について、所轄税務署の発行する納税証明書(その2・所得金額 用)又は市区町村役場の発行する市県民税所得証明書を提出してください。 9.固定資産評価証明書(固定資産所在地の市区町村役場又は税務事務所で発行) ※代表者個人名義の固定資産評価証明書を提出してください。 ※取得後間もない固定資産については、登記簿謄本の写し(登記所で発行)を添付してください。 ※1号用紙の資産欄に記載されたものについては、必ず提出してください。 ※マンションの土地等の区分所有又は共有の不動産については、その持分が明記されたものを添付してく ださい。 10.預金残高証明書及び有価証券所有証明書(金融機関で発行) ※各証明書は、代表者個人名義のものを提出してください。 ※有価証券所有証明書とは、金融機関発行の保護預かりの証明書等のことです。 ※所有している株の発行会社の持株数所有証明書でも構いません。 11.登記簿謄本(各登記所で発行) ※登記簿謄本は履歴事項証明書を提出してください。 A 申請法人の登記簿謄本 ※申請法人の登記簿謄本には、競馬に関する事業目的が明記されていることが必要です。 B A以外の法人で代表者が経営又は勤務するすべての法人の登記簿謄本 12.申請法人の定款 13.申請法人の確定申告書2期分(決算報告書、勘定科目内訳を含む。) ※申請書提出後に決算期を迎える法人については、最新の決算報告書の提出をお願いすることがありま す。 ※決算報告書を提出できない法人(設立して間もない法人)の場合は、設立趣意書及び事業計画書を提出 してください。 ・設立趣意書とは、法人を設立するに至った理由を記載したものです。 ・事業計画書とは、馬主登録後の事業計画を簡潔に記載したものです。 14.代表者が申請法人を代表する旨を証明する書類 ※代表者以外に申請法人の代表権を有する役員が存在する場合は、下記書類を作成し、提出してください。 (次ページ参照)
(10) 役員全員が 署名してください。 15.申請法人の役員全員が競馬法施行規則第15条第2号及び第3号に該当しない旨を記載し、 署名した誓書 ※代表者以外の役員全員について、下記書類を作成し、提出してください。(連名でも可) ※代表者については、〔1号用紙〕に記載があるので改めて提出する必要はありません。 役員全員が 署名してください。 16.代表者が個人登録を有する場合、法人登録後は個人登録を抹消する旨の念書 ※個人と法人の重複登録は認められないため、下記書類を作成し、提出してください。 代表者ご本人が 署名してください。 日本中央競馬会理事長 殿 取締役会の議を経て、○○○○を本法人の競馬に関する代表者と いたしますので、お届けいたします、 年 月 日 法人名 代表取締役 代表取締役 取締役 取締役 監査役 誓 書 日本中央競馬会理事長 殿 1.禁錮以上の刑に処せられたことはありません。 2.競馬法、日本中央競馬会法、自転車競技法、小型自動車競走法又は モーターボート競走法に違反して罰金の刑に処せられたことはありません。 年 月 日 法人名 代表取締役 取締役 取締役 監査役 念 書 日本中央競馬会理事長 殿 申請法人の馬主登録が認められた場合には、私の個人馬主登録を 抹消されても何ら異議ありません。 年 月 日 氏 名 ○ ○ ○ ○ (馬主登録番号○○○○)
(11) 17.代表者が経営又は勤務する申請法人以外のすべての法人の決算報告書(2期分) ※申請書提出後に決算期を迎える法人については、最新の決算報告書の提出をお願いすることがありま す。 18.牧場業務状況記載用紙(2号用紙)(P.12に記載の事業所で用紙を交付いたします。) ※軽種馬生産者でない場合は不要です。 ※種牡馬シンジケート出資金については、持株証明書を添付してください。
(12)