令和 2 年度家畜人工授精師養成講習会学科試験問題関係法規 (1) 関係法規 番号 氏名 下記の文章の ( ) 内に適当と思われる語句等を 内から選んで記入しなさい 2 点 19=38 点 1 家畜人工授精師業務に必要な関係法律名を記入しなさい 123 全て正解で 2 点 1 ( ) 2 ( ) 3

全文

(1)

1 令和2年度家畜人工授精師養成講習会 学科試験問題 関係法規(1)

係 法 規

番号 氏名 下記の文章の( )内に適当と思われる語句等を 内から選んで記入しなさい。 2 点×19=38 点 1 家畜人工授精師業務に必要な関係法律名を記入しなさい。【①②③全て正解で2 点】 ① ( ) ② ( ) ③ ( ) ④ 獣医師法、獣医療法、医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性保確保に関する法律、 家畜商法 2 家畜改良増殖法の目的は「必要な種畜の確保」、「家畜の登録制度」、「家畜人工授精、家畜受 精卵移植の規制」について定めることで、家畜の( )を促進し、畜産の( ) を図り、農業経営を改善させること 3 家畜改良増殖法でいう「種畜」とは( )、( )、その他政令で定める家畜=( ) の雄であって、その飼養者が( )の交付を受けているもの 4 家畜改良増殖法でいう「家畜人工授精」とは( )、( )、( )、( )、 ( )の雄から精液を( )し、( )し、雌に( )すること 5 ( )種畜検査は、農林水産大臣が毎年1回定期的に行う検査で、最も基本的な種畜検 査である。種畜証明書の有効期間は( )年間で、対象地域は( )である。 6 輸入家畜及び適用除外地域からの移入家畜で種畜として供用しようとするものについて国が 行う臨時種畜検査、疾病その他やむを得ない事由によって問5の種畜検査を受検できない種 畜について( )の行う臨時種畜検査がある。

家畜改良増殖法、 家畜伝染病予防法、 食品衛生法、 家畜遺伝資源に係る不正競争

の防止に関する法律、遺伝子組み換え、 改良増殖、 振興、 衰退、 農業経営、

牛、 犬、 馬、 鶏、 めん羊、 猫、 山羊、 豚、 採取、 体外受精、 処理、

注入、 定期、 臨時、 全国一円、 交付した都道府県内、都道府県知事、

農林水産大臣、10、5、3、1、種畜証明書

(2)

2 令和2年度家畜人工授精師養成講習会 学科試験問題 関係法規(2)2 点×22=44 点 番号 氏名 6 種畜検査の内容は( )疾患、( )疾患、( )の障害の有無 について行い、合格、不合格を決定するとともに、血統、能力及び体型を調査して ( )の格付けを行う。 7 種畜の飼養者は、要求があったときは、( )を提示しなければならない。 また、( )台帳を備えて必要事項を記入し、( )年間保存しなければならない。 8 獣医師又は家畜人工授精師でない者は、家畜人工授精用精液を( )し、( )し、 又はこれを雌の家畜に( )してはならない。 9 獣医師又は家畜人工授精師は、家畜人工授精用精液を採取したときは、速やかに、精液の量 等について( )検査を行うとともに、精子の数等について( )検査を しなければならない。また、この検査で異常を発見したときは、速やかに( ) または( )に届け出なければならない。 10 獣医師又は家畜人工授精師は、検査の後、速やかに家畜人工授精用精液を容器に収めた上、 これに( )を施し、かつ、( )を添付しなければならない。 ただし、検査の後その場所において雌の家畜に家畜人工授精用精液を注入する場合は例外 となるが、当該家畜人工授精用精液の注入を受けた雌の家畜の飼養者に要求されたとき、 ( )を交付しなければならない。 11 獣医師又は家畜人工授精師は、家畜人工授精を行ったときは、遅滞なく、家畜人工授精に関 する事項を( )に記載し、これを( )年間保存しなければならない。 12 家畜人工授精師になろうとする者は、( )の免許を受けなければならない。 この免許の地域的効力は( )に及ぶ。また、家畜人工授精師は家畜人工授精 を行うときは、( )を携帯し、家畜の飼養者の要求があるときは、 これを提示しなければならない。

農林水産大臣、都道府県知事、種畜検査委員、地方種畜検査委員、家畜登録事業、

保健衛生、動物検疫所、種畜、飼育動物、種付、精液、診療、肉眼、採取、封、

処理、繁殖機能、伝染性、遺伝性、顕微鏡、注入、全都道府県、外国、定期、

等級、臨時、授精証明書、種畜証明書、家畜人工授精用精液証明書、譲渡等記録簿

精液採取に関する証明書、家畜人工授精師免許証、家畜人工授精簿、10、5、3、1

(3)

3 令和2年度家畜人工授精師養成講習会 学科試験問題 関係法規(3)2 点×9=18 点 番号 氏名 12 獣医師又は家畜人工授精師は、家畜人工授精用精液の注入を受けた雌の家畜の飼養者から ( )を要求されたときは、交付しなければならない。この証明書には、 家畜人工授精用精液証明書又は精液採取に関する証明書を必ず貼り付ける。 13 家畜につき、その血統、能力または体型を審査して一定の基準に適用するものを登録する 事業を( )と称している。この事業を行おうとする者は、その登録規定に ついて( )の承認を受けなければならない。 【下線部は、令和2 年 10 月 1 日から施行予定】 14 家畜人工授精所を開設しようとする者は、( )の許可を受けなければならない。 交付を受けた許可証の記載事項に変更が生じた場合は、変更に日から( )日以内に変更 事項に係る書類を添えてその許可を与えた( )に提出しなければならない。 15 家畜人工授精所の開設者は、特定家畜人工授精用精液等の譲受け、譲渡し、廃棄又は、亡失 をしたときは、遅滞なく、譲受け、譲渡し、廃棄又は亡失に関する事項を( ) に記載し( )年間保存しなければならない。 16 家畜人工授精所の開設者は、毎年( )から( )までの期間について 運営の状況を都道府県知事に報告しなければならない。【*両方正解の場合のみ2 点】

農林水産大臣、都道府県知事、種畜検査委員、地方種畜検査委員、家畜登録事業、

保健衛生、動物検疫所、種畜、飼育動物、種付、精液、診療、肉眼、採取、封、

処理、繁殖機能、伝染性、遺伝性、顕微鏡、注入、全都道府県、外国、定期、

等級、臨時、授精証明書、種畜証明書、家畜人工授精用精液証明書、譲渡等記録簿

精液採取に関する証明書、家畜人工授精師免許証、家畜人工授精簿、30,25、10、

5、3、1、家畜人工授精用精液、1 月 1 日、4 月 1 日、12 月 31 日、3 月 31 日

(4)

令和2年度家畜人工授精師養成講習会 学科試験問題 畜産概論(1)

畜 産 概 論

番号 氏名 あ 1 明治時代、政府が畜産業や食肉文化を取り入れるために行った政策を2つ挙げ、それぞれ説明 しなさい。 ・大農論:欧米文化を取り入れるため、大久保利通らが欧米的牧畜の移植を提唱したが、失敗に 終わった。 ・食肉奨励:明治政府が 1869 年(明治2年)に始めた食肉を奨励するキャンペーン。都市部では 文明開化の象徴として、すき焼きが流行した。 2 わが国の第二次大戦後の畜産の発展の要因となったものを挙げなさい。 ・農地改革(農地解放)による自作農化 ・畜産技術の導入促進 ・家畜改良増殖法、家畜伝染病予防法等の法整備 ・生活様式の欧米化 ・復興と経済成長 等(行政的変化3点、生活の変化3点) 3 日本で飼育されている乳用種(3品種)とその特徴を書きなさい。 ・ホルスタイン種:オランダ原産の黒白斑の乳用種で、日本で飼育されている乳用種の 99%を占 める。年間乳量は 8200kg/年と多く、年間乳量 20,000kg/年を超える牛はスーパーカウと呼ば れる。改良においては泌乳能力を重視したアメリカ型と産肉能力も向上させたヨーロッパ型に 分類され、日本ではアメリカ型が飼育されている。 ・ジャージー種:イギリス原産の褐色の乳用種で、日本ではホルスタイン種の次に多く飼育され ている。乳脂肪が高いのが特徴で、乳量は 3600kg/年程度。 ・ブラウンスイス種:スイス原産の灰褐色の乳用種。乳肉兼用で耐寒性があり、高冷地放牧に適 している。乳量は 4000~4800kg/年程度。 4 1960年代の英国で提唱された「5つの自由」というアニマルウェルフェアの基になった概 念について、5つ全てを挙げなさい。 ・飢餓と渇きからの自由 ・苦痛、傷害又は疾病からの自由 ・恐怖及び苦悩からの自由 ・物理的、熱の不快さの自由 ・正常な行動ができる自由 5 以下の文章について( )内に適当な語句を記入しなさい。 (1) 畜産物生産は農業生産額の約( 3 )割を占め、食生活に不可欠な(動物性タンパク質) やカルシウム等の重要な供給源であるとともに、農山村地域の活性化や地域経済への波及 効果を有し、(自給飼料)生産を通じて国土の有効活用や自然環境の保全等の多面的な機 能を有している。 (2) 酪農における労働軽減を図るためには、搾乳作業等を請け負う酪農(ヘル パー)制度の 充実・強化や、飼料生産のための(コントラクター)や TMR センター等、作業の外部化へ の支援を推進する必要がある。

(5)

令和2年度家畜人工授精師養成講習会 学科試験問題 畜産概論(2) 番号 氏名 あ (3) 牛トレーサビリティ制度は、(BSE)の発生がきっかけで制定された。 (4) 生産物の品質保証は、従来はサンプル検査によるものであったが、今後の農業生産活動の 持続性を確保するため、生産工程を管理する農場(HACCP)認証制度や(GAP)(農 業生産工程管理)の取組の必要性が高まっている。 (3)畜産におけるアニマルウェルフェアへの対応とは、家畜の(健康)を保つため、家畜の(快 適性)に配慮した飼養管理を生産者が考慮し、実行することである。 6 ( )内に入れるのに適当と思われる語句等を下の□内から選び、記入しなさい。 (1)(黒毛和種)は最も多く生産されているわが国原産の肉用牛で、明治時代に在来牛に外国 種である( )種等を交雑した牛群から、(小)型で水田耕作に適したもの を選抜し、固定した。現在は(肉質)と(産肉能力)に重点をおいた改良が進められている。 肉の特徴としては、(脂肪交雑)に優れ、肉質は世界最高と言われている。毛色は(黒褐色) で有角。 (2)褐毛和種は(あか牛)とも呼ばれ、国内では約2万頭が飼養されている。明治末期から昭 和初期にかけて在来牛に様々な種を交配して役用に作出され、のちに肉用種に改良された。 体格は黒毛和種より(大)型で、(耐暑)性に優れ、(粗飼料)利用性が高いのが特徴。系統 は(高知)系と(熊本)系があり、(熊本)系は熊本県の他、静岡県や東北、北海道でも飼 養されている。肉質は和牛の中では黒毛和種の次に良いと言われている。 (3)(日本短角種)はわが国在来の南部牛を基にして、ショートホーン種を交配して成立した 肉用種で、国内では8千5百頭ほど飼養されている。主な飼養地は(岩手)県、青森県、秋 田県、北海道。毛色は(濃褐色)で、額に(白)斑を持つものもある。肉質は赤身肉で、ド ライエイジングに向いている。(放牧)適性が高く、粗飼料で効率的に赤身肉を生産できる。 (4)わが国の在来馬は少数ながら保存されており、長野県では(木曽馬)が飼育されている。 (5)めん羊の品種のうち、わが国で最も飼養されているのは(サフォーク)種で、山羊におい ては殆どが(ザーネン)種である。 (6)わが国の肥育素豚生産では、LWD((ランドレース)種と(大ヨークシャー)種との交 配によるF1に、(デュロック)種が交配したもの)が一般的になっている。 黒褐色、赤褐色、濃褐色、淡褐色、灰褐色、赤白斑、黒白斑、黒、白、赤、緑、 岩手、福島、埼玉、長野、兵庫、山口、高知、愛媛、福岡、熊本、宮崎、沖縄、 3000万、160万、5万、3千、175、5、 大、中、小、毛質、肉質、増体、脂肪交雑、筋間脂肪、産肉能力、赤身肉、 乳脂肪、乳蛋白質、年間乳量、乳肉兼用、耐寒、耐暑、放牧、 濃厚飼料、粗飼料、トウモロコシ、大豆、 アバディーン アンガス、ブラウンスイス、シャロレー、 無角和種、日本短角種、黒毛和種、褐毛和種、くろ牛、あか牛、しろ牛、 サラブレット、ペルシュロン、道産子、木曽馬、野間馬、コリデール、サフォーク、ザーネン、 シバ山羊、ランドレース、大ヨークシャー、中ヨークシャー、デュロック、バークシャー

(6)

番号

1 次の図は雄牛の生殖器の配置である。

     内の名称にふりがなをつけ、空いている番号に当てはまる名称を選んで記入しなさい。

1

 尿管

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

 坐骨海綿体筋

13

 陰茎後引筋

(    ) (    ) (    ) (

)

(

)

膀胱

精嚢腺

(    ) (    ) (    ) (

)

(

)

陰茎亀頭

精管

2 次の図は卵巣の断面の模式図である。

     内の名称にふりがなをつけ、番号に当てはまる名称を選んで記入しなさい。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

(    ) (    ) (    )  (       )

 (   

   )

開花期黄体

閉鎖卵胞

(    ) (    ) (    )  (       )

 (   

   )

原始卵胞

一次卵胞

二次卵胞

胞状卵胞(三次卵胞)

グラーフ卵胞

精巣

精巣上体

陰茎S状曲

排卵直後の卵胞

卵母細胞

退化期黄体

令和2年度家畜人工授精師養成講習会

生 殖 器 解 剖 試 験

前立腺

尿道球腺

精管膨大部

氏名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

(7)

3 次の図は雌牛の生殖器の配置である。 

     内の名称にふりがなをつけ、番号に当てはまる名称を選んで記入しなさい。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

(    ) (

) (    )  (       )

 (   

   )

直腸

尿道

膀胱

(    ) (

) (    )  (       )

 (   

   )

卵巣

卵管

(    ) (

) (    )  (       )

 (   

   )

卵管采

子宮角

子宮体

4 牛に関する次の文章で、正しいものに○、誤っているものに×を、それぞれのカッコ内につけなさい。

(9) 牛の陰茎は細長くて硬く、陰茎後引筋によって後方に引かれてS状曲を作る。(   )

(10) 一般に牛の人工授精における精液の注入部位は子宮体がよい。(   )

(5) 子宮は腹膜の延長である子宮広間膜で体腔中に支えられている。(   )

(6) 牛の子宮には子宮帆があり、双角子宮と呼ばれる。(   )

(7) 卵巣と卵管は直接つながっている。(   )

(8) 副生殖腺は、精子の生理機能維持に関与する分泌液を生産している。(   )

(1) 精巣は卵円形の一対の腺で、牛の精巣下降は生後に起こる。(   )

(2) 膣は交尾器であるとともに、分娩時には産道ともなる。(   )

(3) 卵巣では卵胞からジェスタージェンが、黄体からエストロジェンが分泌される。(   )

(4) 雌の尿道は膣に開口していることから、外見上は膣から排尿している。(   )

膣前庭

子宮頸管

内子宮口

外子宮口

外尿道口

子宮広間膜

10

12

11

15

14

13

(8)

令 和 2 年 度 家 畜 人 工 授 精 師 養 成 講 習 会

精 子 生 理

番 号 氏 名 1 . 雄 牛 の春 機 発 動 、性 成 熟 の 定 義 と 月 齢 に つ い て 知 る こ と を 記 し な さ い 。 (20 点 ) ( 1 ) 春 機 発 動 ( 2 ) 性 成 熟 2 .精 子 の形 成 と成 熟 に つ い て( )内 に あ て は ま る 語 句 を 下 の【 】か ら 選 択 し 記 し な さ い 。 (28 点 ) ( 1 ) 精 巣 の 生 殖 細 胞 は 、( ) と 呼 ば れ る 一 連 の 細 胞 分 裂 と そ れ に 続 く ( )と 呼 ば れ る 細 胞 分 裂 の な い 形 態 変 化 を 経 て 、精 子 に( )す る 。 精 粗 幹 細 胞 は 不 等 分 裂 に よ り 、 精 子 を 形 成 す る 細 胞 を 生 み 出 し 続 け る ( ) と 分 化 方 向 に 進 む 分 化 型 精 粗 細 胞 が 生 産 さ れ る 。円 形 精 子 細 胞 は 、一 連 の 構 造 的 、 発 生 的 な 変 化 を 経 て 、 鞭 毛 を 有 す る 精 子 と な る 。 ( 2 )視 床 下 部 で 分 泌 さ れ た( )は 、下 垂 体 前 葉 を 刺 激 し て( )と( ) の 分 泌 を 促 し て い る 。 さ ら に 、( ) は 間 質 の ( ) の 刺 激 に よ っ て 、 ア ン ド ロ ジ ェ ン を 生 産 さ せ て い る 。 一 方 、( ) は ( ) へ の 刺 激 に よ っ て 、( ) の 生 成 、 精 子 発 生 の 刺 激 、 精 子 放 出 の 完 遂 な ど を 促 し て い る 。 ( 3 ) 精 巣 は 、 牛 で は 胎 生 期 に 、 腹 腔 か ら 陰 嚢 に 下 降 し て い る 。 精 巣 温 度 は 腹 腔 内 温 度 よ り も 、 牛 で は 4 ~ 7 ℃ 、 豚 で は 2 ~ 5 ℃ 、( ) く 保 た れ て い る 。 こ の 温 度 範 囲 を 上 回 る 環 境 下 に お い て 、雄 の( )な ど の 繁 殖 障 害 が 発 生 す る 。 【 セ ル ト リ 細 胞 , 精 子 発 生 , FSH, 幹 細 胞 , 変 態 , ABP, 夏 季 不 妊 , ラ イ デ ィ ッ ヒ 細 胞 , LH, 低 , 精 子 完 成 , GnRH】( 一 部 、 同 一 語 句 の 選 択 あ り ) 3 .精 子 の形 態 と機 能 、お よ び 精 液 に つ い て( )内 に あ て は ま る 語 句 を 下 の【 】か ら 選 択 し 記 し な さ い 。( 32 点 ) ( 1 )X 、Y 精 子 間 で 核( )量 を 比 較 す る と 、牛 で は X 精 子 の ほ う が( )% ほ ど 多 い 。そ の 差 異 を 利 用 し て 、 フ ロ ー サ イ ト メ ー タ ー ・ セ ル ソ ー タ ー で 分 離 し た 牛 の X 精 子 や Y 精 子 が わ が 国 で も 市 販 さ れ て い る ( 性 選 別 精 液 )。 そ れ を 人 工 授 精 に 用 い る こ と で 、( ) % 程 度 の 確 率 で 雌 雄 の 産 み 分 け が で き る 。 ( 2 ) 尾 部 は 、 鞭 毛 運 動 に 適 し た 構 造 を 有 し て い る 。 鞭 毛 運 動 の 動 力 源 は 、 尾 部 の 中 心 部 を 全 長 に わ た っ て 貫 通 し て い る 軸 糸 で あ る 。 軸 糸 の 中 心 的 な 構 造 は 、 2 本 の シ ン グ レ ッ ト 微 小 管 と 、そ の ま わ り に 放 射 状 に 配 置 さ れ た 9 本 の ダ ブ レ ッ ト 微 小 管 で あ る 。 鞭 毛 の 中 片 部 の 周 囲 に は 、( ) 鞘 と 呼 ば れ る 螺 旋 状 に 連 な っ た 多 数 の ( ) が 存 在 し 、 精 子 の 運 動 に 必 要 な ( ) を 生 成 し て い る 。

(9)

精 子 生 理 番 号 氏 名 ( 3 ) 射 出 精 子 に は 、( ) 能 、 運 動 能 、 お よ び 代 謝 能 が 備 わ っ て い る 。 成 熟 途 上 に あ る 精 巣 精 子 や 精 巣 上 体 精 子 で は 、射 出 精 液 の 有 す る 機 能 の 一 部 が 欠 落 し て い る 。 精 子 の 最 も 重 要 な 機 能 が ( ) 能 で あ る 。 こ の 機 能 は 、 精 巣 上 体 に お け る 成 熟 の 過 程 で 付 与 さ れ る が 、 射 出 精 液 で は 、 潜 在 化 さ れ て い る 。 ( 4 ) 射 出 精 液 は 、 射 出 時 に 主 と し て 精 巣 上 体 尾 部 よ り 放 出 さ れ る 精 子 と 、 副 生 殖 腺 液 の 混 合 物 を 主 体 と す る 精 漿 で 構 成 さ れ る 。精 子 は 精 巣 で 生 産 さ れ る が 、形 成 直 後 の 精 巣 内 精 子 や 成 熟 途 上 の 精 巣 上 体 内 精 子 と 射 出 精 子 で は 性 状 が 異 な り 、受 精 能 と 前 進 運 動 の で き る 運 動 能 を 備 え て い る 。 精 漿 は 、( ) 腺 、( ) 腺 お よ び 尿 道 球 腺 等 の 副 生 殖 腺 分 泌 液 が 主 体 で あ り 、こ れ に 精 巣 上 体 や 尿 道 か ら の 生 殖 腺 液 が 加 わ り 、活 発 な 精 子 の 代 謝 が で き る よ う な 生 存 環 境 を 与 え る 役 割 が あ る 。 ( 5 )牛 の 精 漿 に は 、( )と ク エ ン 酸 の 含 有 量 が 多 い こ と が 牛 精 液 の 特 徴 で あ る 。( ) は 、 血 中 ( ) を 材 料 と し て 主 に 精 嚢 腺 で 作 ら れ る が 、 射 出 後 の 精 子 の 主 要 ( ) 源 で あ る 。 ク エ ン 酸 は 、 精 液 中 に 最 も 多 く 含 ま れ 、主 な 分 泌 器 官 は ( )腺 で あ り 、精 子 自 体 に は ほ と ん ど 利 用 さ れ な い が 、( ) の 維 持 や 緩 衝 の 役 割 な ど を 果 た し て い る 。 【 エ ネ ル ギ ー , 受 精 , 90, グ ル コ ー ス , D N A , 精 嚢 , フ ル ク ト ー ス , 浸 透 圧 , 前 立 , 3.8, ミ ト コ ン ド リ ア 】( 一 部 、 同 一 語 句 の 選 択 あ り ) 4 . 牛 精 子 の形 態 を 模 式 図 で 示 し 、 以 下 の 各 部 位 を 図 示 し な さ い 。( 10 点 ) [頭 部 、 先 体 、 尾 部 、 頚 部 、 中 片 部 、 主 部 、 終 部 ] 5 . 種 雄 牛 の繁 殖 障 害 ( 交 尾 障 害 、 生 殖 不 能 症 ) か ら ひ と つ 選 択 し 、 そ の 症 状 と 対 処 法 に つ い て 説 明 し な さ い 。( 10 点 )

(10)

令 和 2 年 度 家 畜 人 工 授 精 師 養 成 講 習 会

繁 殖 生 理 (ホルモン)

番 号 氏 名 下 記 の 質 問 に 答 え な さ い . 1 .ウ シ の 発 情 周 期 中 に お け る 各 種 ホ ル モ ン の GnRH,FSH,LH,E2( エ ス ト ロ ジ ェ ン ),P4( プ ロ ジ ェ ス テ ロ ン ),PGF2α の そ れ ぞ れ の 血 中 濃 度 の 変 化 を , 下 記 の 模 式 図 に 書 き 込 み 完 成 し な さ い . ど の 線 が ど の ホ ル モ ン か も 示 し な さ い . そ の 際 , 時 間 的 な 違 い を 示 す た め に 点 線 を 考 慮 し な が ら 記 入 す る こ と . 発 情 開 始 発 情 開 始 黄 体 退 行 LH サ ー ジ LH サ ー ジ

(11)

繁 殖 生 理 ( ホ ル モ ン ) 番 号 氏 名 2 . 問 題 1 の ウ シ の 発 情 周 期 中 の ホ ル モ ン の 動 態 に お い て , PGF2α の 変 化 に つ い て ,

他 の ホ ル モ ン と の 関 係 に つ い て 説 明 し な さ い ( 例 え ば ,PGF2α は ど の 時 期 に な ぜ 上 昇

し ,ど こ に ど の よ う に 作 用 し て ,そ の 結 果 ど う な る か な ど を 詳 し く 説 明 す る こ と ). ま た ,PGF2α に つ い て 知 っ て い る こ と が あ れ ば 記 載 し な さ い .

(12)

繁 殖 生 理 ( ホ ル モ ン ) 番 号 氏 名 3 . 下 記 の 図 の 空 欄 ( ㋐ ~ ㋕ ) に あ て は ま る 言 葉 を 記 入 し な さ い . ㋐ ㋑ ㋒ ㋓ ㋔ ㋕ ㋐ ㋑ ㋓ ㋕ ㋒ ㋔

(13)

令和2 年度 AI 講習会 繁殖生理テスト 氏名 問1 語群より正しい語句を選びなさい(各2 点)。 ・ 子宮頚管の粘液は発情期においては(① )の作用により水和性が 増し、黄体期は(② )の作用により粘ちょう度が高まる。 ・ (③ )は下垂体後葉より分泌され、子宮収縮を促し、乳汁の射 出を促進する。 ・ 卵 子 を 包 む 卵 丘 細 胞 を 通 過 し た 精 子 は ( ④ ) と 結 合 し 、 (⑤ )を起こす。 ・ 受精後の胚に起こる容積の増加を伴わない細胞分裂を(⑥ )という。 ・ 胚の栄養膜から(⑦ )が分泌され、オキシトシンレセプター の 発 現 が 抑 制 し 、( ⑧ ) の 産 生 を 抑 制 す る こ と に よ っ て (⑨ )機能を維持し、妊娠を継続させる。 ・ 胎子に最も近い胎膜は(⑩ )であり、最も遠いのは(⑪ ) である。 ・ 絨毛の分布様式による胎盤の分類では、牛は(⑫ )胎盤である。 ・ 胎盤の接触様式による分類では、牛は(⑬ )胎盤である。 ・ 分娩開始の引き金は胎子の副腎からの(⑭ )分泌である。 ・ 分娩の経過は陣痛開始から子宮口が全開するまでの(⑮ )、子宮口 全開から胎児が娩出されるまでの(⑯ )、胎児娩出から胎児胎盤 (胎膜)排出までの(⑰ )に分けられる。 ・ (⑱ )とは異性多胎の雌にみられる内部生殖器の形成不全である。 ・ 卵巣に 2.5 ㎝以上の卵胞がある場合、(⑲ )が疑われる。 プロジェステロン オキシトシン インスリン エストロジェン プロスタグランジン F2α グルカゴン コルチゾール インターフェロン-タウ 透明帯 卵割 羊膜 尿膜 絨毛膜 血絨毛 結合織絨毛 先体反応 多 帯状 散在性 後産期 開口期 産出期 乳熱 卵胞 黄体 ホワイトヘッファー フリーマーチン 卵胞のう腫 黄体のう腫

(14)

問2 正しいものには「〇」、間違っているものには「×」をつけなさい(各 3 点)。 (⑳ ) 牛では体の右側に位置する第一胃により、拡張した子宮が押されるため、 妊娠5カ月以降、左側の腹壁が膨隆する。 (㉑ ) 妊娠診断時に子宮が膨大していれば、妊娠は確定である。 (㉒ ) 分娩時の第 1 破水は尿膜絨毛膜の破裂、第2破水は羊膜の破裂である。 (㉓ ) 胎子娩出後 12 時間以内に胎盤が排出されない場合を胎盤停滞と呼ぶ。

(15)

令和 2 年度家畜人工授精師養成講習会 学科試験問題 人工授精総論①

人 工 授 精 総 論

番号 氏名

1 ( )内に入れるのに適当と思われる語句等を下の□内から選び記入しなさい。

同じ語句を複数回用いてもよい。

<家畜人工授精の制度>

家畜人工授精は、

( )で実施者実施場所などについて、

( )で伝染疾病の発生予防やまん延防止について

( )で獣医師が行う業務について、それぞれ必要な規則を定め

ている。

家畜人工授精の実施者については、国家資格を持った( )と

( )に限定している。

家畜人工授精の実施に当たっては、病原体の農場への持ち込みや、農場内での汚染拡

大、農場からの持ち出しを避けるため、

( )に定める

( )に沿って農場内での汚染防止に対策に留意しなければならな

い。

<種畜の検査>

家畜改良増殖法でいう「種畜」とは、

( )

( )及び家畜人工授精の用に供

される( )の雄であって、

( )の交付を受けているものをいう。

種畜検査は、

( )

( )

( )の障害を有しないか

どうかについて行う。

憲法、男女共同参画社会基本法、政治資金規正法、家畜改良増殖法、地方自治法、種苗法、家畜 伝染病予防法、農業基本法、競馬法、獣医師法、獣医師、人工授精師、削蹄師、栄養士、薬剤師 飼養衛生管理基準、家畜防疫対策要綱、人工授精取扱説明書、猿、鶏、めん羊、牛、犬、猫、 馬、豚、家畜人工授精用精液証明書、種畜証明書、種付証明書、家畜体内受精卵証明書、 運動疾患、伝染性疾患、遺伝性疾患、繁殖機能

(16)

令和 2 年度家畜人工授精師養成講習会 学科試験問題 人工授精総論②

2 飼養衛生管理基準で人工授精師が遵守しなければならない事項を 3 つ書きなさい。

3 家畜伝染病予防法で規定されている牛の特定症状について概要を書きなさい。

4 牛の遺伝病を回避するため、人工授精師が心得なければならないことを書きなさい。

5 牛白血病(EBL)感染予防の観点から、人工授精師が注意しなければならないことを

書きなさい。

(17)

令和2年度家畜人工授精師養成講習会

人工授精(精液の注入)

番号 氏名 1 凍結精液の保管と液体窒素の取り扱いについて、次の文章の 部分に適切な 語句を下記の語群の中から選びなさい。なお、語句は重複して選んでもよい。 (1)液体窒素温度は ℃である。一般的に凍結精液保存容器に少しでも液体窒素 がタンク内に残っていれば、凍結精液保存容器内槽の最上部は ℃以下になっ ている。 (2)精子を含む各種細胞の凍結保存においては、保存されている細胞が ℃以上 にならない保存容器と細胞の取り扱いが推奨されている。 (3)液体窒素容器は、日光が直射しない 場所に置き、部屋の を よくする。 2 凍結精液の融解と精液の注入について、次の文章の 部分に最も適切な語句 を下記の語群の中から選びなさい。なお、語句は重複して選んでもよい。 (1)凍結精液の最適な融解法は、凍結精液を作製した人工授精所の指示書に従って融 解するが、指示書のない場合、0.5mlのストローは ℃~ ℃の温水に 秒~ 秒以上漬けて急速に融解する。また、0.25mlのストローは 秒~ 秒以上漬け て急速に融解する。 (2)精液注入後は精液注入器を静かに抜き取る。抜き取った精液注入器に や が付着していないか確認する。 3 人工授精時に用いられる消毒薬を2つあげなさい。 0、5、10、15、20、25、27、30、35、37、40、45、粘液、血液、乳、膿、油、飼料 -60、-80、-100、-130、-150、-160、-180、-196、-206、-273 風通しの良い、密閉された、気密性、換気

(18)

令和2年度家畜人工授精師養成講習会 人工授精(精子検査)

名前

1~5の文章中の( )に下にある語群より適切な数字および語句を入れて、文章を

完成させなさい。

1. 採取した精液は肉眼による性状検査を行う。この際、精子の温度感作を防ぐため 34℃

程度の恒温槽に採取精液を採精管ごと浸漬する。

)、

)臭気、pH、異物混入などは肉眼等により検

査する。

2.採取した精液は通常、

)から灰白色で(

)を帯びることも

ある。精子濃度が(

)精液ほど白色不透明の程度が強い。異物混入により着色

し、

)は血液、琥珀色は(

、緑色は(

)などの混入を

示す。

3. 牛精液のpH 正常値は(

)~(

)であるが、射

出後の時間経過とともに、乳酸が生成されるためpH は低下して(

)性になる。

4. 顕微鏡的検査の項目に(

) (

)の測定がある。

5. 精液の採取方法は、自然に近い状態で精液を採取する人工膣を用いた(

である。加齢や肢蹄の故障、乗駕欲が弱い種雄牛から自然の状態で採取できない場合には、

電気刺激法や(

)により人為的に強制採取することもある。

語群

横取り法 精管刺激法 縦取り法 電気マッサージ法

精子活力 生存率 精子濃度 精管マッサージ法

3.5 4.3 4.8 5.2 5.8 6.2 6.8 7.2

精液量 色 酸 アルカリ 乳白色 黄色

青色 高い 低い 赤褐色 尿 膿汁 糞 胃液

(19)

6.精子の活力検査について

活力検査の結果、

「50+++、20++、10+」であった。精子生存指数を計算しなさい。

計算式

(20)

令和2年度家畜人工授精師養成講習会

「家畜の栄養」

番号 氏名 1. 内の2つの語句のうち、正しいものを丸で囲みなさい。 (問題の頭に★のある問題は、両方正解の場合のみ正答とします。) 1)牛は 繊維 タンパク質 とデンプンを主要なエネルギー源としている。 ★ 繊維は NDF NFC で表され、デンプンは NDF NFC で表される。 牛は 第1胃 小腸 で家禽や豚ではほとんど利用できない繊維を消化し、エネルギー 源とする。 デンプンは牧草 トウモロコシ などに多量に含まれていて、消化が 良い 悪い ため、重要なエネルギー源である。 2)タンパク質は牛の筋肉、組織、血液などの体成分を構成しているが、 この他に 酸素 酵素 の構成成分として、牛の代謝機能に重要な役割を果たす。 牛に必須なアミノ酸は8種類あり、その中に アラキドン酸 ロイシン がある。 牛では 小腸内の乳酸菌 第1胃内の微生物 が合成したタンパク質に必須アミノ酸 がほぼ十分に含まれているが、 高泌乳牛 肉用牛 では必要量が満たせないため、 小腸内 第1胃内 で分解されにくいタンパク質の補給が必要である。 3)★ 脂質は 水 エーテル に溶けないで、 水 エーテル などの有機溶媒に溶ける 動植物中の成分を総称したものである。(両方正解で2点) 脂質は体内の 活性酸素 エネルギー源 として重要な役割を果たしている。牛の 成長・繁殖などに必須な脂肪酸として、 リノール酸 リジン などがあり、牛の体 内で合成 できる できない 。 4)★ ビタミンにはビタミンAやEなどの 水溶性 脂溶性 ビタミンと、ビタミンB やCなどの 水溶性 脂溶性 ビタミンがある。 水溶性ビタミンは過剰に摂取した場合は 尿中 糞中 に排泄される。

(21)

成牛では、 ビタミンA ビタミンB群 とビタミンKは 筋肉 第一胃 内で 合成される。

ビタミンC ビタミンD は日光浴で、 ビタミンD ビタミンC は組織内で合 成される。 高泌乳牛や子牛では ビタミンB群 ビタミンA が不足することがあり、特に子 牛ではビタミンKとともに補給する必要がある。 牛にとっては、ビタミンAと ビタミンE ビタミンC の適正な給与が最も重要 である。 5)ミネラルは 無機物 有機物 とも呼ばれる。必要量が多い主要ミネラルの一つ としてとして セレン リン があり、骨に多く含まれる。一方、必要量が少ない微量 ミネラルとして 鉄 カルシウム があり、赤血球に多く含まれる。 ★ ミネラルは牛の体内や飼料中では主に 有機態 無機態 で存在しているが、 飼料添加物としては 無機態 有機態 として利用される場合が多い。 6)乳牛は乳量の増加に伴い、水の要求量が増加する。乳量が30kg/日を超えると、飲 料水は 30kg 100kg /日近く必要になる。牛は採食や反芻の際に大量の唾液 を分泌し、その量は 1 日あたりおよそ 10L 100L である。唾液はそれに含 まれる重炭酸ナトリウムの働きで、第1 胃のpHが 酸性 アルカリ性 に傾くのを防 いでいる。 7)牛の胃袋は4つあり、最も大きいのが 第4胃 第1胃 で、内壁にハチの巣状のひ だがあるのは 第2胃 第3胃 である。また、単胃動物の胃とほぼ同じ働きを持つの は 、第3胃 第4胃 である。(各2点) 牛では 第1胃内の微生物 消化酵素 が、 アミロース セルロース など の繊維を分解する。 分解した繊維からは、酢酸、プロピオン酸などの 酸化繊維 揮発性脂肪酸 が産生 する。酢酸、プロピオン酸などは 第1胃 小腸 の壁から吸収されて、牛のエネ ルギー源となる。

(22)

8)タンパク質には飼料由来のタンパク質と、 第1胃内の微生物 消化酵素 由来 の菌体タンパク質がある。 タンパク質は消化管から分泌される 活性酸素 消化酵素 によってアミノ酸に分解 され 小腸 大腸 で体内に吸収される。 吸収されたアミノ酸は門脈を経て 肝臓 すい臓 に移行し、タンパク質の合成など に利用される。 9)脂肪は 小腸 第1胃 に達すると、 肝臓 すい臓 から分泌された消 化酵素に分解され、吸収される。牛体内の脂肪分解で発生する熱量は、炭水化物やタン パク質の分解で発生する熱量と比べて、約 2倍 10倍 も多く、最も効率の良 いエネルギー源である。 10)TDNは 可消化養分総量 代謝エネルギー の略で飼料のエネルギー含量を表す 単位である。 TDNの計算式では、発生するエネルギーの大きい 可消化粗蛋白質 可消化粗脂肪 を2.25倍する。 また、 粗繊維 総繊維 は牛用飼料の繊維分画を正確に示していない。このため繊 維含量は中性デタージェント繊維( NDF ADF )で示すことが多い。 11)牛に飼料を給与する際、濃厚飼料と粗飼料を別々に分けて給与する分離給与がある。 その場合、 濃厚飼料 粗飼料 を先に一度に多量に給与するとルーメン内のpHが下 がり易い。pHが下がりすぎると牛は ケトーシス アシドーシス という症状を示し 治療が必要となる。 牛に飼料を給与する際、選び食いをさせないために数種類の飼料を混合して給与する方 法がある。この混合飼料のことを DMI TMR という。この混合飼料は1種類だ け作成すると、乳牛の泌乳ステージによって 栄養素の過不足 消化率の低下 が生じ やすいことなどが問題点である。

(23)

令和2年度家畜人工授精師養成講習会修業試験

科目

家畜の飼養管理 番号

氏名

1.次の文章の[ ]の中に当てはまる語句を下から選び、

[ ]内に記入しなさい。語句

は重複して選んでもよい。

(1) 牛を取り巻く様々な環境要因のうち、[

]、[

]、[

]の影響

は換気管理と密接に結びつく。

(2)環境温度が下臨界温度以下となると血管[

]と[

]だけでは体温の低下を

防ぐことができなくなり、体内の[

]量を増加させて深部体温が低下

するのを防ぐ。それに伴って採食量が[

]する。

(3)環境温度が[

]を超えると呼吸数を増やし体表の血管を[

]させて

]を増やして体温を維持する。さらに環境温度が[

]温度を超えると

]による蒸散を増やして体温維持を図る。また、採食量が[

]し始め、暑

熱を感じ始める。

(4)泌乳牛の快適温域は[

]℃であるが、子牛は[

]℃と高く、下臨界温

度も高い。そのため厳寒期において子牛の[

]当たりや皮膚の[

]に注意

する。

(5) [

]は乳牛のストレス状態評価に用いられ、値が[

]で

少しストレスを感じ始め、値が[

]で猛烈なストレスを感じるとしている。

2.次の文章について、内容が正しければ○、間違いなら×を[ ]内に記入しなさい。

[ ](1) 初乳中には免疫グロブリンが含まれており、生後24時間以上経過して子牛に給与

しても十分効果がある。

](2) 哺育期には寒さから守るため換気をする必要はない。

](3) 発情は約41日周期でみられる。

](4) 飼料の切り替え時には他のストレスを極力避けるようにする。

](5) 初回の人工授精の目安は月齢より体重と体高を参考にした方がよい。

](6) 肉用牛の子牛は母乳で育てることが一般的なので、子牛の発育を気にかけなくて

も問題はない。

上臨界 下臨界 快適温域 温湿度指数THI 化学的熱生産(代謝) 呼吸 採食量

増加 低下 拡張 収縮 0~20 13~25 20~30 60~70 72~78 78~89 89~98

放熱 冷却 起毛 乾燥 ぬれ 湿度 敷料 牛床 風 気温

(24)

3.牛舎構造について、次の①から⑧に対応する設備、機器の名称を〔 〕内に記入しなさい。

例)係留方式 : 〔 タイストール 〕

① 哺乳牛を一頭ずつ個別管理する施設:〔

② つなぎ牛舎の牛床配置で搾乳や糞処理などに重点を置いている:〔

〕式

③ つなぎ牛舎の牛床配置で飼料給与に重点を置いている:〔

〕式

④ 乳牛を放し飼いで飼養し、横臥休息する場所に大量の敷料などが置かれている牛舎

:〔

〕牛舎

⑤ 乳牛を放し飼いで飼養し、横臥休息のために自由に出入りできる牛床を設置してある牛舎

:〔

〕牛舎

⑥ つなぎ飼い牛舎で 2 頭に 1 ヵ所設置してある飲水器 :

⑦ つなぎ飼い牛舎で排糞、排尿を制御するために牛背側上部に取り付ける、電流が流れる装

置:

⑧ フリーストール牛舎の通路の自動除糞設備:

4. 下記の形状、特徴に該当するミルキングパーラーの名称(形式)を表の空欄に記入しなさ

い。

名称

(形式)

形状

特徴

多数の乳牛をパーラー内に斜めに

並べ、牛の斜め横から搾乳を行

い、終了後、乳牛たちをパーラー

外に一斉退出させる

利点:搾乳作業者が楽に行動でき るため、1 人で扱える搾乳頭数が比 較的多い 欠点:一斉退出なので全ての牛が 終わるまで退出できず時間がかか る

多数の乳牛をパーラー内に横並び

に並べ、牛の真後ろから搾乳を行

い、終了後、乳牛たちをパーラー

外に一斉退出させる

(25)

令和2年度家畜人工授精師養成講習会修業試験

科目

種付け理論

番号

氏名

1.次の文章の[ ]の中に当てはまる語句を下の□内から選び、

[ ]内に記入しな

さい。

(1)

精子と卵子が雌の生殖器内などで会合して接合子(受精卵)が作られる過程を[ ]

という。

(2) 受精は生殖器内の卵管[

]部で行われる。受精後の胚は卵管内を移送される間、

2細胞期→8細胞期→桑実胚(排卵後およそ[

]日目)→[

]→

]となり、子宮内膜に[

]する。

(3) 子宮内を移動する精子の動きに関係する要因は精子の[

]や子宮筋の

]運動などがあげられる。

(4) 牛の子宮頸管の粘液は[

]が多量に分泌されている発情期では

]が増して、精子の侵入・通過が[

]なる。しかし、

]が優位となる黄体期には粘液の[

]が増し、精子は侵入で

きなくなる。

(5) 分娩時第1破水で[

]が破裂し、第2破水で[

]が破裂する。

2.発情の発見と授精適期について、次の表の空欄を欄外の選択肢から選んで埋めなさい

発情の発見時刻

交配時期

午前(午前9時~正午)

午後(正午以降)

早朝(午前9時以前)

見つけたらすぐ 発見2時間後 同日(当日)の午後

同日(当日)夕方または翌日早朝 同日(当日)深夜 翌日の午前中

翌日の午後 翌日の夕方以降

膨大部-峡部接合 着床 運動性 容易に 黄体 羊水 受精 授精 発情 栄養膜

2~3 4~6 8~9 脱出胚盤胞 胚盤胞 上皮細胞 収縮 羊膜 膣

エストロジェン 尿膜 子宮頚管 できなく 水和性 粘稠度 排卵 プロジェステロン

(26)

3.次の文章について、内容が正しければ○、間違いなら×を[ ]内に記入しなさい。

[ ](1) 牛の発情周期は経産牛では平均 31 日である。

[ ](2) 通常、尿膜の破裂は足胞が観察された後に起こる。

](3) 牛の胎盤では免疫グロブリンが母牛から胎子に移行する。

](4) 発情発見のためには1日1回牛を観察すればよい。

](5) 1年1産するためには分娩後の初回発情を見逃さないことが重要である。

4. 雌牛の発情徴候について、牛の行動として観察できる指標を6つ ①から⑥の解答欄に書き

なさい。ただし、最も強い発情徴候とされる指標を解答欄①に記入すること。

また、行動以外で観察できる指標として、❶発情粘液の性状(透明度、粘ちょう度)

、❷外陰

部の所見を解答欄に書きなさい。

行動として観察できる指標

行動以外で観察できる指標

❶発情粘液の性状

❷外陰部の所見

(27)

令 和 2 年 度 家 畜 人 工 授 精 師 養 成 講 習 会

家畜の育種・総論

番 号 氏 名 1 .「 遺 伝 の し く み 」に つ い て正 し い 方 の 番 号 を ○ で 囲 み な さ い( 各 2 点 ×12 問 = 24 点 ) (1)遺 伝 子 は 染 色 体 上 に 存 在 し 、 そ の 場 所 は ( ① 遺 伝 子 座 ② 対 立 座 ) と 呼 ば れ 、 そ の 場 所 に お い て 対 に な っ た 遺 伝 子 の 構 成 は「 遺 伝 子 型 」、そ れ が 発 現 し た 形 質 を「 表 現 型 」 と い う 。 (2)遺 伝 の 基 本 的 な 法 則 は 「 メ ン デ ル の 法 則 」 と よ ば れ 、「( ① 優 劣 ② 高 低 ) の 法 則 」、 「( ① 分 離 ② 単 離 ) の 法 則 」、「( ① 対 立 ② 独 立 ) の 法 則 」 の 3 つ の 法 則 か ら な っ て い る 。 (3)家 畜 に お い て 、遺 伝 子 と し て 現 れ る 現 象 の 本 体 は デ オ キ シ リ ボ 核 酸( DNA)で あ り 、 2 本 の 鎖 が グ ア ニ ン と( ① チ ミ ン ② シ ト シ ン )、ア デ ニ ン と( ① チ ミ ン ② シ ト シ ン ) を 介 し て 結 合 し 、 糖 と リ ン 酸 が 交 互 に つ な が っ た 骨 格 が 2 本 よ り 合 わ さ っ て 二 重 ら せ ん 構 造 を し て い る 。 (4)生 物 が 持 つ 1 組 の DNA を ( ① コ ド ン ② ゲ ノ ム ) と 呼 ぶ 。 (5)染 色 体 上 の 同 じ 場 所 に あ る ( ① 対 立 遺 伝 子 ② 同 立 遺 伝 子 ) が 2 つ と も 同 じ で あ る 状 態 を ( ① ホ モ ② ヘ テ ロ )、 異 な る 状 態 を ( ① ホ モ ② ヘ テ ロ ) と 呼 ぶ 。 (6) 生 殖 細 胞 以 外 の 全 て の 体 細 胞 は ( ① 2 倍 体 ② 4 倍 体 ) で あ る 。 (7) 同 じ 種 の 中 で も 遺 伝 的 な 変 異 が 存 在 す る が 、こ の よ う な 遺 伝 的 変 異 を( ① 遺 伝 的 多 型 ② ヘ テ ロ シ ス ) と い う 。 2 . 質 的 形 質 に つ い て 正 し い も の に は ○ 、 正 し く な い も の に は ×を カ ッ コ の 中 に 記 し な さ い 。( 各 3 点 ×4 = 12 点 ) ( )角 の 有 無 、毛 色 な ど の 外 貌 形 質 や 血 液 型 な ど 、形 質 の 型 が 明 確 に 区 別 さ れ る 。 ( )一 般 に 小 さ な 効 果 を 持 つ 多 数 の 遺 伝 子 に 支 配 さ れ 、環 境 の 影 響 を 受 け や す い 。 ( ) 品 種 や 系 統 の 特 徴 を 示 す も の と し て は 重 要 で は な い 。 ( )「 メ ン デ ル の 法 則 」 に よ っ て 遺 伝 様 式 が 説 明 さ れ る も の が 多 い 。 3 . 量 的 形 質 に つ い て 正 し い も の に は ○ 、 正 し く な い も の に は ×を カ ッ コ の 中 に 記 し な さ い 。( 各 3 点 ×6 = 18 点 ) ( ) 泌 乳 量 、 枝 肉 重 量 な ど 家 畜 改 良 の 目 標 と な る た め 、 必 ず 選 抜 に 利 用 さ れ る 形 質 で あ る 。 ( ) 泌 乳 量 、 枝 肉 重 量 、 産 卵 数 な ど 連 続 的 な 変 異 を 示 す 形 質 で あ る 。 ( ) 一 般 に 小 さ な 効 果 を 持 つ 多 数 の 遺 伝 子 に 支 配 さ れ 、 そ の 発 現 は 環 境 の 影 響 を 受 け や す い 。 ( ) 量 的 形 質 を 支 配 す る 遺 伝 子 の う ち 、 大 き な 効 果 を 持 つ 遺 伝 子 を 「 量 的 形 質 遺 伝 子 座 」( Q T L ) と 呼 ぶ 。 ( ) 量 的 形 質 の 表 現 型 値 ( 測 定 値 ) は 、 一 般 に 、 左 右 対 称 な 「 正 規 分 布 」 と 呼 ば れ る 分 布 を 示 す 。 ( ) 家 畜 の 個 体 ご と の 測 定 値 は 表 現 型 値 ( P ) で あ り 、 遺 伝 子 型 値 ( G ) と と も に 、 環 境 の 影 響 ( E ) を 受 け て い る 。 こ の 関 係 は P = G + E に よ っ て あ ら わ さ れ る 。

(28)

4 . 集 団 の 遺 伝 に つ い て 正 し い も の に は ○ 、 正 し く な い も の に は ×を カ ッ コ の 中 に 記 し な さ い 。( 各 5 点 ×6 =30 点 ) ( ) 集 団 の 大 き さ が 有 限 な ら ば 、 近 縁 個 体 間 の 交 配 、 い わ ゆ る 近 親 交 配 が 行 わ れ る 。 ( ) 近 交 度 の 指 標 と し て 、「 遺 伝 相 関 」 が あ る 。 ( ) 個 体 間 の 遺 伝 関 係 は 「 近 交 係 数 」 で 表 さ れ る 。 ( ) 近 交 度 の 上 昇 に 伴 う 生 産 性 の 低 下 を 「 近 交 退 化 」 と い う 。 ( ) 家 畜 の 選 抜 に お い て は 改 良 形 質 に 関 わ る 遺 伝 子 の 固 定 を 進 め る と と も に 「 近 交 退 化 」 の 抑 制 に 努 め な け れ ば な ら な い 。 ( )「 近 交 退 化 」 は 特 に 脂 肪 交 雑 や 乳 脂 率 の 低 下 が 大 き い 。 5 . 選 抜 の 原 理 に つ い て 正 し い も の に は ○ 、 正 し く な い も の に は ×を カ ッ コ の 中 に 記 し な さ い 。( 各 4 点 ×4 =16 点 ) ( ) 選 抜 と は 、 繁 殖 に 供 す る た め に 、 改 良 目 標 に 沿 っ た 個 体 を 選 抜 し 、 目 標 に 沿 わ な い 個 体 を 集 団 か ら 除 外 す る こ と で あ る 。 ( ) 選 抜 さ れ た 個 体 間 で 交 配 を 行 い 、 次 世 代 を 生 産 す る こ と を 繰 り 返 す こ と に よ り 、目 標 と す る 形 質 に 関 す る 集 団 の 平 均 が 希 望 す る 方 向 に 変 化 し 、改 良 が 進 む 。 ( ) 目 標 と す る 形 質 に つ い て 、 選 抜 個 体 の 平 均 は 元 の 集 団 の 平 均 の 差 は 「 遺 伝 的 改 良 量 」 で あ る 。 ( ) 育 種 を 効 率 的 に 進 め る に は 、 選 抜 の 基 礎 集 団 と し て 改 良 目 標 に 沿 っ た 特 徴 の あ る 個 体 を 初 め か ら し ぼ っ て 集 め る 必 要 が あ る 。

(29)

令 和 2 年 度 家 畜 人 工 授 精 師 養 成 講 習 会

「 家 畜 の 育 種 ( 乳 用 牛 )」

番 号 氏 名 1. 内 の 2 つ の 語 句 の う ち 、 正 し い も の を 丸 で 囲 み な さ い 。 ( 問 題 の 頭 に ★ の あ る 問 題 は 、 両 方 正 解 の 場 合 の み 正 答 と し ま す 。) ★1 ) 乳 牛 の 改 良 と は 遺 伝 素 質 環 境 の 改 善 に 加 え て 、 飼 養 管 理 の 工 夫 や 改 善 な ど に よ っ て 良 い 遺 伝 素 質 環 境 を 与 え 、生 産 性 や 価 値 を さ ら に 増 加 さ せ る こ と が 重 要 で あ る 。 ★2 ) 体 重 や 乳 量 な ど の デ ー タ と 、 乳 サ ン プ ル か ら 能 力 を 把 握 す る た め に は 牛 群 検 定 牛 群 審 査 を 、能 力 の 基 礎 と な る 体 型 を 把 握 す る た め に は 牛 群 検 定 牛 群 審 査 を 受 け る と よ い 。 3 ) 「 牛 群 検 定 は 、 年 1 回 月 1 回 の 健 康 診 断 に 準 ず る 。 」 と 言 わ れ る 。 こ れ は 乳 牛 の 健 康 状 態 が 、 乳 脂 率 ・ 乳 タ ン パ ク 質 率 ・ T D N M U N ・ 乳 化 率 乳 糖 率 な ど の 乳 成 分 に 表 れ る た め で あ る 。 ★4 ) 乳 牛 ( ホ ル ス タ イ ン 種 ) の 理 想 的 な 分 娩 間 隔 は 、 3 8 0 日 2 8 0 日 で あ る 。 妊 娠 期 間 が 1 8 0 日 2 8 0 日 だ か ら 、 空 胎 日 数 を 1 0 0 日 に で き れ ば よ い 。 5 )理 想 的 な 分 娩 間 隔 の 下 で は 胎 児 の 発 育 母 牛 の 泌 乳 量 が 最 大 と な る が 、日 本 に お け る 分 娩 間 隔 は こ れ よ り 長 い 短 い の が 現 状 で あ る 。 6 )乳 牛 の 遺 伝 的 改 良 に 年 1 回 月 1 回 の 次 世 代 診 断 情 報 を 活 用 す る 。 こ れ は 牛 群 検 定 で 報 告 の あ っ た 授 精 す べ て が 受 胎 し て 、 雌 子 牛 雄 子 牛 が 生 ま れ る と 仮 定 し た 場 合 の 情 報 で あ る 。

(30)

2. 以 下 の 文 章 の 空 欄 に 合 う 用 語 を 下 の か ら 選 ん で 、 記 号 で 記 入 し な さ い 。 1 )牛 群 検 定 に は 飼 養 管 理 、( )、乳 質 ・ 衛 生 の 管 理 、( ) の 4 つ の 機 能 が あ り 、 総 合 的 に ( ) を 行 う こ と が で き る 。 2 ) 近 親 交 配 は ( ) 、 体 格 の 矮 化 、 ( ) 、 死 亡 率 の 増 加 な ど の ( ) が 生 じ る た め に 避 け る べ き で あ る 。 3 ) 牛 群 改 良 情 報 を 活 用 し た 遺 伝 的 改 良 を 進 め る 際 の 2 つ の ス テ ッ プ と し て 、 第 1 に は ( ) を 選 定 す る こ と が あ げ ら れ 、 第 2 に は ( ) に ( ) を 選 定 し て 授 精 す る こ と が あ げ ら れ る 。 4 ) E P A は ( ) の 略 称 で 、 遺 伝 的 能 力 に 飼 養 管 理 な ど の ( ) に よ っ て 後 天 的 に 備 わ っ た 能 力 を 加 え た も の を い う 。 遺 伝 的 能 力 が 低 く て も E P A の 高 い 牛 は い て 、 ( ) や 受 精 卵 移 植 の レ シ ピ エ ン ト に 利 用 す る と よ い 。 5 ) 乳 牛 の 牛 群 審 査 の 目 的 は 、 乳 牛 の 体 の 各 部 位 の ( ) を 評 価 す る こ と に よ り 、 そ の 牛 が 生 涯 に わ た っ て 高 い ( ) を 発 揮 で き る か 否 か を 判 定 す る こ と に あ る 。 し た が っ て 、 審 査 標 準 の う ち 最 も 重 要 な の は ( ) で 全 体 の 4 0 % を 占 め る 。 a . 繁 殖 管 理 b . 遺 伝 的 に 優 秀 な 雌 牛 c . 推 定 生 産 能 力 d . 乳 器 e . 環 境 f . 機 能 性 g . 選 定 し た 雌 牛 h . 遺 伝 的 改 良 i . 泌 乳 能 力 j . F 1 生 産 k . 最 適 な 種 雄 牛 l . 繁 殖 能 力 の 低 下 m . 経 営 改 善 n . 泌 乳 能 力 の 低 下 o . 近 交 退 化

(31)

令 和 2 年 度 家 畜 人 工 授 精 師 養 成 講 習 会

家畜の育種(肉用牛)

番 号 氏 名 1. 肉 用 牛 の 改 良 に つ い て 当 て は ま る 語 句 を 別 欄 か ら 選 び 、 そ の 記 号 を 記 入 し な さ い 。 な お 、 同 じ 語 句 を 複 数 回 使 用 し て も 可 と し ま す 。 肉 用 牛 と し て の 改 良 は 、 昭 和 40 年 代 か ら ( ) を 用 い た 人 工 授 精 を 開 始 し た こ と が 、改 良 の 端 緒 と な っ た 。昭 和 60 年 代 に( )が 普 及 し 、平 成 に 入 っ て か ら は 、 そ の 技 術 を 活 用 し た 改 良 が 実 施 さ れ て い る 。 牛 肉 の 自 由 化 以 降 は 、 外 国 産 牛 肉 と の 差 別 化 を 図 る た め に 、( )、特 に ( )に 優 れ た( )に 利 用 が 集 中 す る よ う に な っ た 。 そ の 結 果 、 近 親 交 配 の 程 度 を 示 す ( ) が ( ) 傾 向 に あ る 。 肉 用 牛 の 改 良 は 、本 牛 の 増 体 能 力 等 の 調 査 を 行 う「( )」お よ び 交 配 し て 得 ら れ る 産 子 の 枝 肉 成 績 の 調 査 を 行 う 「( )」に よ る 優 良( )の 選 抜 ・ 供 用 と 、「 育 種 価 」 等 を 用 い た 雌 牛 の 遺 伝 能 力 の 把 握 ・ 活 用 を 基 本 と し て 推 進 さ れ て い る 。 a 冷 蔵 精 液 b 凍 結 精 液 c 受 精 卵 移 植 d 核 移 植 e 飼 料 利 用 性 f 肉 質 g 枝 肉 重 量 h 脂 肪 交 雑 i 系 統 j 雑 種 k 肥 育 牛 l 種 雄 牛 m 受 卵 牛 n 近 交 係 数 o 交 配 指 数 p 低 下 q 上 昇 r 直 接 検 定 s 肉 牛 検 定 t 後 代 検 定 2. 育 種 価 の 活 用 に つ い て 当 て は ま る 語 句 を 選 び 、 正 し い 番 号 を 〇 で 囲 み な さ い 。 ( 1 )「 育 種 価 」 と は 、 種 畜 が 、 そ の 子 牛 に 伝 え る ( ① 遺 伝 能 力 ② 表 現 能 力 ) を 数 値 で 表 し た も の で あ る 。一 般 的 に「 育 種 価 」と い う 場 合 、( ① 推 定 育 種 価 ② 期 待 育 種 価 ) を 指 し て い る 。 ( 2 ) 母 牛 よ り も 高 い 「 育 種 価 」 を 持 つ 種 雄 牛 の 精 液 を 交 配 に 利 用 す る こ と で 、 牛 群 改 良 を 試 み る こ と が 多 い 。 こ の よ う な 交 配 を ( ① 矯 正 交 配 ② 期 待 交 配 ) と 呼 び 、 子 牛 の ( ① 推 定 育 種 価 ② 期 待 育 種 価 ) は 、 両 親 の ( ① 推 定 育 種 価 ② 期 待 育 種 価 ) の ( ① 2 倍 ② 平 均 ) と な る 。 例 え ば 、「 脂 肪 交 雑 」 と 「 皮 下 脂 肪 厚 」 に 関 し て 、 よ り 市 場 価 値 の 高 い 子 牛 を 得 る た め に は 、「 脂 肪 交 雑 」 は ( ① プ ラ ス ② マ イ ナ ス )、「 皮 下 脂 肪 厚 」 は ( ① プ ラ ス ② マ イ ナ ス ) の 「 育 種 価 」 を 持 つ 種 雄 牛 の 精 液 を 利 用 す る 必 要 が あ る 。

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番 号 氏 名 ( 1 枚 目 か ら 続 く ) ( 3 ) 従 来 、 繁 殖 雌 牛 の 「 育 種 価 」 が 得 ら れ る ま で は 、 本 牛 誕 生 か ら ( ① 約 2 年 ② 約 5 年 ) と 時 間 が か か っ て い た が 、 近 年 、 従 来 の ア ニ マ ル モ デ ル で 得 ら れ た 「 育 種 価 」に( ①SNP ② RFLP)多 型 の 情 報 を 組 み 合 わ せ た( ① マ ー ク ② ゲ ノ ミ ッ ク )評 価 に よ る 、 若 齢 期 で の 「 育 種 価 」 評 価 も 行 わ れ る 様 に な っ た 。 こ の 評 価 法 は 、 種 畜 の 評 価 指 標 と な っ て い る 産 肉 形 質 の 他 に 、 繁 殖 形 質 に つ い て の 活 用 が 期 待 さ れ て い る 。 3 . 以 下 に 、 肉 用 牛 繁 殖 農 家 N 牧 場 に 繋 養 さ れ て い る 繁 殖 雌 牛 T ( 以 下 : T 牛 ) と N 牧 場 が 保 管 す る 「 精 液 」 A 、 B 、 C の 「 育 種 価 」 を 示 し て い ま す 。 そ の 値 を 参 考 に し て 以 下 の 問 い に 答 え な さ い 。 記 号 枝 肉 重 量 ロ ー ス 芯 面 積 皮 下 脂 肪 厚 バ ラ の 厚 さ 歩 留 基 準 値 脂 肪 交 雑 T 68.2 16.8 -0.7 0.4 0.1 2.2 A -45.1 7.3 1.2 0.0 1.6 3.6 B 44.8 5.7 -0.6 0.3 2.4 1.7 C 103.8 35.5 -0.3 1.5 1.5 1.0 ( 1 ) T 牛 に 対 す る 人 工 授 精 に 用 い た 場 合 、 産 ま れ て く る 子 牛 の 「 枝 肉 重 量 」 を 最 も 大 き く す る た め の 交 配 に 適 し た 「 精 液 」 選 び 、 記 号 を 書 き な さ い 。 ま た 、 そ の 時 に 予 想 さ れ る 「 枝 肉 重 量 」 の 「 育 種 価 」 を 求 め な さ い ( 値 を 求 め る た め に 必 要 な 式 も 書 く こ と ) ( 精 液 記 号 ) ( 式 ) ( 値 ) ( 2 ) T 牛 に 対 す る 人 工 授 精 に 用 い た 場 合 、 産 ま れ て く る 子 牛 の 「 脂 肪 交 雑 」 を 最 も 大 き く す る た め の 交 配 に 適 し た 「 精 液 」 の 記 号 を 選 び な さ い 。 ま た 、 そ の 時 に 予 想 さ れ る「 脂 肪 交 雑 」の「 育 種 価 」を 求 め な さ い( 値 を 求 め る た め に 必 要 な 式 も 書 く こ と ) ( 精 液 記 号 ) ( 式 ) ( 値 ) ( 3 ) 上 記 ( 1 )、( 2 ) で 求 め ら れ る 「 育 種 価 」 の 正 式 名 称 を 書 き な さ い 。

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参照

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