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8 商品 役務 ( 備考 ) ビタミン剤アミノ酸滋養強壮変質剤 は 第 29 類の 野菜 果実又は魚介類を主原料とする栄養補助食品 及び第 30 類の 穀物を主原料とする栄養補助食品 に類似する 5 01B01 9 薬用せっけん 3 01B02 滋養強壮変質剤 の全てに備考類似を設定するのではなく

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「類似商品・役務審査基準」の改正案に対する御意見の概要及び御意見に対する考え方

「類似商品・役務審査基準」の改正案に対し、提出された御意見に対する考え方は次のとおりです。

なお、今般の意見募集は、商品・役務の具体的な類似範囲(類似群コード)の見直しに関する内容を対象としたものですので、対象である類似関係に関する御意見に対してのみ考え方を提示させていただきました。

商品・役務 区 分 現行類似 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 1 ビタミン剤、アミノ酸 剤、滋養強壮変質剤 5 01B01 団体 「栄養補助食品」との備考類似の設定はせず、現行の非類似扱いを 継続する。 「薬剤」の下位概念の「ビタミン剤、アミノ酸剤、滋養強壮変質剤」と「加工食品」を備考類似として扱うことにな りますと、各ユーザーが保有している商標に関連する商標を出願した場合、棲み分けができていた第三者の 商標が類似と扱われる(いわゆる蹴り合い)ため、商標採択の選択肢が狭まります。 今回の改正を行うのであれば、同意制度等当事者間で調整可能な規定を新設する必要があるものと思われ ます。 参考までに、現状で同一または類似の商標で指定商品が「薬剤」と「加工食品」を別々のユーザーが保有し、 併存登録されている状況は多数存在するようですし、「薬剤」または「加工食品」の製品に商標を安心して使 用したい場合には、費用はかかるもののいずれの指定商品にも権利を取得しているユーザーがいるのは事 実であり、現実的な対応であるものと思われます。 さらに、ニース国際分類の改正作業においてノルウェーが食品を1つの区分にまとめる提案をしていると伺っ ておりますが、現時点であまり極端な変更を行うと上記提案が採択された場合に再度類否の見直しを行う等 の混乱を生ずる可能性もあるものと思われますのでその動向を見極めた上で改正するか否かを検討すべき と考えます。 本件は判例(平成17年(行ケ)第10763号、平成14年(行ケ)555号)に基づいたものであり、これは 「ビタミン剤,アミノ酸剤,滋養強壮変質剤」と栄養補助食品とは、その商品の内容、用途、販売店舗 及び販売方法が共通し、類似するものと認定されていることから、類似基準においてもお互いの商 品が類似するものと推定するのが適当と考えたものです。 このように類似と推定されるものについて、「けり合い」が生じたことを理由に、当事者間の単なる同 意書のみによって登録することは、需要者保護の観点から、妥当ではないと考えております。 なお、国際分類による商品又は役務の属する区分と、商品又は役務の具体的な類似範囲とは、別 個のものですから、例えばノルウェー提案の採否により具体的な類似範囲(類似群コード)に影響を 及ぼすことはありません。 2 育毛剤 5 01B01 個人 「育毛剤」は、現行では「薬剤(毛髪用剤)」(01B01)に含まれていま すが、「経口発毛剤」と「外用育毛剤」とに分け、「外用育毛剤」を「育 毛料」の含まれている「化粧品」(04C01)に含まれるべきと考えられ ます。 国内の販売店で取り扱われる「育毛剤」は「外用」がすべてであり、「経口」のものはありません。 海外においては、「発毛」を標榜するものは、一部「外用」の医薬品も存在しているようですが、「経口」の医薬 品が主力のようです。 また「外用育毛剤」とは近い関係のカテゴリーと考えられる、「脱毛剤」、「染毛剤」は、国内、海外とも「3類 化粧品」に該当します。(薬事法の区分ではいずれも「医薬部外品」。) 以上を総合すれば、左記のとおりに改正すべきと思われます。 「毛髪用剤」 に含まれる「育毛剤」は、医薬品として取引されるものを対象とするものであり、経口に 限らず、外用でも医薬品として販売されているものがありますから、外用であるからといって「化粧 品」と類似する商品と推定するのは適当ではないと考えます。 3 浴剤 5 01B01 個人 「浴剤」は、現行では「薬剤」(01B01)に含まれていますが、「バスソ ルト」「バスオイル」の含まれている「化粧品」(04C01)に含まれるべ きと考えられます。 国内において、「入浴剤」は、「医薬部外品」もしくは「化粧品」として流通しているものがほとんど(一部、無許 可の「雑貨品」あり)であり、「医薬品」としては製造されていません。また、流通量としては「医薬部外品」が多 数を占める状況と言えます。(「薬用○○」は「医薬部外品」しか標榜できません。) 一方、海外では「医薬部外品」のカテゴリーがないため、日本メーカー製造で国内では「医薬部外品」として流 通させている製品も、ほぼすべて「化粧品」カテゴリーで販売しています。 このような取引実情を勘案いたしますと、左記のとおりに改正すべきと思われます。 薬事法における「医薬部外品」には、「治療や予防等の医薬品的用途に使用されるもの」として取引 されるものと「身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変える等の化粧品的用途に使用される もの」として取引されるものがあり、それぞれの用途に応じて、前者は「薬剤」と、また、後者は「化粧 品」と類似するものと推定するのが適当と考えます。 御指摘の「浴剤」は、「医薬部外品」であっても、「皮膚疾患の治療の目的で薬品を溶解し、又は生薬 を煎剤として浴槽に加え、全身又は局所の浴用に供する外用剤(『廣川薬科学大事典 常用版 〔第 3版〕』 1629頁 株式会社廣川書店発行)」であることから、医薬品的用途に使用されるものである として、「薬剤」に類似するものと推定するのが適当と考えます。 4 薬用ベビーオイル 5 01B01 個人 「薬用ベビーオイル」は、現行では「薬剤」(01B01)に含まれています が、「ベビーオイル」の含まれている「化粧品」(04C01)に含まれるべ きと考えられます。 国内において、「ベビーオイル」は、「医薬部外品」もしくは「化粧品」として流通しているものがほとんどであ り、「医薬品」としては製造されていません。また、流通量としては「医薬部外品」が多数を占める状況と言えま す。(「薬用○○」は「医薬部外品」しか標榜できません。) 一方、海外では「医薬部外品」のカテゴリーがないため、日本メーカー製造で国内では「医薬部外品」として流 通させている製品も、ほぼすべて「化粧品」カテゴリーで販売しています。 このような取引実情を勘案いたしますと、左記のとおりに改正すべきと思われます。 薬事法における「医薬部外品」には、「治療や予防等の医薬品的用途に使用されるもの」として取引 されるものと「身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変える等の化粧品的用途に使用される もの」として取引されるものがあり、それぞれの用途に応じて、前者は「薬剤」と、また、後者は「化粧 品」と類似するものと推定するのが適当と考えます。 ご指摘の「薬用ベビーオイル」は、「医薬部外品」であっても、乳児の湿疹の治療等、医薬品的用途 に使用されることも多く、「薬剤」と類似する商品と推定するのが適当であると考えます。 5 薬用ベビーパウダー 5 01B01 個人 「薬用ベビーパウダー」は、現行では「薬剤」(01B01)に含まれてい ますが、「ベビーパウダー」の含まれている「化粧品」(04C01)に含ま れるべきと考えられます。 国内において、「ベビーパウダー」は、「医薬部外品」もしくは「化粧品」として流通しているものがほとんどであ り、「医薬品」としては製造されていません。また、流通量としては「医薬部外品」が多数を占める状況と言えま す。(「薬用○○」は「医薬部外品」しか標榜できません。) 一方、海外では「医薬部外品」のカテゴリーがないため、日本メーカー製造で国内では「医薬部外品」として流 通させている製品も、ほぼすべて「化粧品」カテゴリーで販売しています。 このような取引実情を勘案いたしますと、左記のとおりに改正すべきと思われます。 薬事法における「医薬部外品」には、「治療や予防等の医薬品的用途に使用されるもの」として取引 されるものと「身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変える等の化粧品的用途に使用される もの」として取引されるものがあり、それぞれの用途に応じて、前者は「薬剤」と、また、後者は「化粧 品」と類似するものと推定するのが適当と考えます。 ご指摘の「薬用ベビーパウダー」は、「医薬部外品」であっても、オムツかぶれの治療等、医薬品的 用途に使用されることも多く、「薬剤」と類似する商品と推定するのが適当であると考えます。 6 薬剤 5 01B01 団体 「非農薬」を01B01類似群、「農薬」を01B02類似群とすべきであ る。 「農薬」と「非農薬」に類似群コードを分けることには賛成するが、類似群コードについては、本来あった類似 群から、抜き出した商品に新しい番号を付すべきである「薬剤(農薬に当たるものを除く。)」について01B01 類似群を維持する方が、基準変更時に無用な混乱を避けることができる。 御意見を踏まえ修正いたしました。 7 動物用薬剤 5 01B01 団体 01B02に含まれる予定の「動物用薬剤」を、01B03の類似群コー ドを新たにつくり、そちらに移動すべきである。 用途により、人用、植物用、動物用に分け、非類似とするのが取引実情にあっている。 人用、動物用の双方の薬剤を製造している製薬会社が存在し、両商品は、製造部門を共通にする 場合が多く、また、治療という用途が共通していることから、類似と推定するのが適当であると考え ます。

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商品・役務 分 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 8 (備考)「ビタミン剤 ア ミノ酸 滋養強壮変質 剤」は、第29類の「野 菜・果実又は魚介類 を主原料とする栄養 補助食品」及び第30 類の「穀物を主原料と する栄養補助食品」に 類似する。 5 01B01 団体 「滋養強壮変質剤」の全てに備考類似を設定するのではなく、「カル シウム剤」など、健康食品と極めて近似したものに限定して備考類 似を設定すべきである。また、健康食品についても、類似とするのは 明らかに近いもののみに限定すべきである。 「滋養強壮剤」には、「食品強化剤」など、健康食品とはかなりかけ離れているものがあり、「滋養強壮剤」の 全てに備考類似を設定するのは妥当ではない。また、栄養補助食品の範囲が不明確であるが、健康食品に ついては、原材料ではなく、栄養素を用いた表示とし、同じ栄養素を主原料とするものとの関係で類似を律す るべきである。 本件は判例(平成17年(行ケ)第10763号、平成14年(行ケ)555号)に基づいたものであり、これは 「ビタミン剤,アミノ酸剤,滋養強壮変質剤」と栄養補助食品とは、その商品の内容、用途、販売店舗 及び販売方法が共通し、類似するものと認定されていることから、類似基準においてもお互いの商 品が類似するものと推定するのが適当と考えます。 9 薬用せっけん 3 01B02 団体 薬用せっけんの採用について賛成する。 薬用せっけんも幅が広く、ハーブの成分が入ったもの、プロポリスが入ったものなど、色々種類があり、その 濃度なども様々なので判断が難しいと思われる。薬用のアルコールスプレーなどは別だが、単なる「薬用せっ けん」であれば、第3類に入れることは「薬用化粧品」との整合性もあり、賛成である。 本改正の内容に賛成の御意見として承ります。 10 デンタルフロス、 歯ブラシ、 歯ブラシ入れ、 電気式歯ブラシ 21 01C01, 21F01, 11A06 団体 「デンタルフロス」(01C01)、「歯ブラシ」「歯ブラシ入れ」(21F01)、「電気 式歯ブラシ」(11A06)は、現在、別の類似群に属しているが、ひとつ にまとめるべきであると考えられます。口腔衛生用品として新たな類 似群を設けることが適切だと考えます。 デンタルフロス、歯磨き、歯ブラシ、マウスウォッシュ、歯間ブラシなどの口腔衛生用品は、製造メーカーが一 般的に共通している。また、小売店においても、口腔衛生用品コーナーにまとめて陳列されているのが実情 であり、出所の混同が生じやすい商品群である。 例えば、「電気式歯ブラシ」と「歯ブラシ」を見ても、オーラルケア商品全般を手がけているメーカーも 存在しますが、個人の身だしなみ、衛生に資する電化製品に特化した専門メーカーも多く存在してお り、「電気式歯ブラシ」が電化製品店で販売されていることも多いことよりすれば、両商品は、それぞ れのメーカー、販売経路等を異にする場合も多いものです。 このような事情を勘案すると、御指摘の商品をひとつにまとめて、口腔衛生用品として新たな類似群 を設けることは、適当ではないと考えます。 11 育毛料 3 04C01 個人 「育毛料」は、現行では「化粧品」(04C01)に含まれていますが、「育 毛剤」の含まれている「薬剤(毛髪用剤)」(01B01)に含まれるべきと 考えられます。 国内において、「育毛剤」は、薬事法の区分では「医薬品」もしくは「医薬部外品」として流通しているものであ り、販売店においても「化粧品」の販売コーナーでは扱われていません。また、日本において「育毛・発毛」を 標榜できるのは、「医薬品」もしくは「医薬部外品」に限られます。(「化粧品」では標榜できません。) 海外においても、「発毛」を標榜するものは「医薬品」に限定されているようです。 以上から、左記のとおりに改正すべきと思われます。 薬事法における「医薬部外品」には、「治療や予防等の医薬品的用途に使用されるもの」として取引 されるものと「身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変える等の化粧品的用途に使用される もの」として取引されるものがあり、それぞれの用途に応じて、前者は「薬剤」と、また、後者は「化粧 品」と類似するものと推定するのが適当と考えます。 「医薬品」として取り扱われている「育毛剤」は第5類で採択されているのに対し、第3類で採択され ている「育毛料」は、「医薬部外品」として取り扱われるものであって「身体を清潔にし、美化し、魅力 を増し、容貌を変える等の化粧品的用途に使用されるもの」ですから、「化粧品」と類似する商品とし て推定するのが適当であると考えます。 12 ヘアリンス 3 04C01 団体 「ヘアリンス」を「シャンプー」と備考類似とする扱い自体に異存はな いが、「ヘアーコンディショナー」や「ヘアトリートメント」についても、 実質的に同一の商品のため、同様に考えてよいか? 「ヘアーコンディショナー」や「ヘアートリートメント」は、「ヘアーリンス」と極めて近い商品ですから、 同様の取り扱いになると考えます。 13 香料類 3 04D01 04D02 団体 「香料類」という包括概念表示を削除することに賛成する。 「香料」と「薫料」は、販売する店も異なり、また、需要者層も異なるもので、包括表示を認めておく必要性に乏 しい。  http://www.okoushop.com/  http://www.kyukyodo.co.jp/products/index.html  http://www.loccitane.co.jp/shop/goods/search.aspx?search=x&category=54&style=E 本改正の内容に賛成の御意見として承ります。 14 ボイラー 11 09B01 個人 第11類「ボイラー」の類似群(09B01)は、現行では第7類「動力機 械器具(陸上の乗物用のもの及び「水車・風車」を除く。)陸上の乗 物用の動力機械の部品」と第12類「陸上の乗物用の動力機械(そ の部品を除く。)」にも及んでいます。しかし、第11類の09B01と第 7類及び第12類の09B01は類似するものではないと考えられま す。 第7類及び第12類の動力機械には蒸気機関の項目があり、蒸気機関は蒸気を動力源とするものであって、 蒸気発生手段を持ちます。ボイラーは蒸気又は温水を供給する装置であって動力機械ではありませんが、動 力機械の中に蒸気機関があるため、動力機械とボイラーが同じ類似群になったものと思われます。 しかし、現在では蒸気機関は特殊なケースを除いてほぼ消滅しており、ボイラーと動力機械の結びつきは絶 たれた状態が長く続いています。ボイラーは、動力機械としての蒸気機関が衰退した後も、熱を供給する装 置として広く普及しており、ボイラーと動力機械は別の物として発展しているため、ボイラーと動力機械を同じ 類似群にする必要性は既に失われていると考えます。 なお、第7類及び第12類の動力機械の中にある蒸気タービンも蒸気を使用するものですが、蒸気タービンは 送られてきた蒸気を利用する装置であって蒸気発生部とは別個のものであるため、ボイラーとは類似するも のではないと考えます。以上を総合すれば、左記のとおりに改正すべきと思われます。 ご指摘のとおり、今日において動力機械器具として「蒸気機関」を利用することはあまり行われてい ないものの、「ボイラー」は船舶のエンジンなどをはじめ様々な機器の原動部としていまだ使用され ており、また生産においても動力機械器具(「蒸気タービン」など)と同一のメーカーで製造されてい る実情も認められます。このような事情を勘案すると、「ボイラー」は、依然として動力機械器具ととも に製造・利用されている商品といえますから、「09B01」の商品群と非類似とすることは適当ではない と考えます。

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商品・役務 分 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 15 補聴器 10 10D01 団体 「補聴器」については、第10類中の「医療用機械器具」から除き、別 途新類似群とするべき。 「補聴器」については、不服2003-16975において、「製造業者は補聴器専門に製造する者がほとんどであっ て、かつ、その販売場所も専門店、通信販売などによるところが多く、需要者は一般消費者ということができ る」と言及されている通り、「10D01」に含まれるその他の商品(主として医療関係従事者によって、医療機械 器具メーカーから直接又は販売代理店を通じて販売されるもの)とは性質が異なるものと思われる。 同じ「医療用機械器具」に含まれる商品であっても、個別具体的な商品同士の取引の実情等を勘案 した結果、非類似と判断され得る場合もありますが、「医療用機械器具」に含まれる商品は、大小、 性能、使用目的等に差異はあるものの、医療目的という用途においては共通し、需要者も主に医療 機関を対象とするものが多く、また、メーカーにも共通性があることから、当該機械器具に属する商 品同士はお互い類似するものと考えられます。「補聴器」については、患者が家庭で使用する医療 機器であるものの、薬事法による規制を受ける機器であり、購入する際にも医師の診断、指導を受 ける場合が多い商品であって、他の医療機器とメーカーを共通にする場合もあることから、他の「医 療用機械器具」と「補聴器」についても類似とすることが妥当であると考えられます。なお、理由に示 された審決は「医療用機械器具」と「補聴器」について非類似と判断されたものではなく、個別の商 品同士の判断に関するものです。 16 電気アイロン、電気ブ ザー 9 11A06 団体 「電気アイロン」は「テレビ他」(11B01)との備考類似から外すべき である。 「電気ブザー」は通信機器・音声映像機器・民生電気機器とも関係するので、備考類似はあってよいが、「電 気アイロン」は「通信機器」とは用途・機能が全く異なり、備考類似とは理解が困難である。 「電気アイロン」は、第11類に属する「家庭用電熱用品類」とともに家電製品として「テレビジョン受信 機、ラジオ受信機」などとの商品と共通のメーカーにより製造されることが多く、電気店の家電コー ナー等において販売場所を共通にするものであることから、「電気アイロン」のみを「テレビジョン受 信機、ラジオ受信機」などとの備考類似を外し非類似とすることは適当ではないと考えます。 17 現行「11A06」に係る 商品の見直し 11 11A06 団体 「家庭用電熱用品類」は大括りすぎである。具体的には「調理・台所 用品や暖房・冷房商品など、他にも独立の類似群に出来るものがあ る。 「家庭用電熱用品類」は、家庭内での家事の労力を減らしたり、或いは日常生活するうえで欠かせ ない電気機器を対象とするものであって、共通のメーカーにより製造されることが多く、販売におい てもいわゆる「白物家電」として同一場所において提供されることが多い商品であることから、用途 等に分けて「調理・台所用品や暖房・冷房商品など」をそれぞれ非類似とすることは適当ではないと 考えます。 18 類似群の改正は行わ ないが例示から削除 するものうち「電気式 鉛筆削り器」 16 11A06 団体 既存登録及び施行後の出願で願書に積極表示される「電気式鉛筆 削り器」は25B01とすべきである。 現行の11A06は、施行後に11A06(7,9,11類、(ヘアカーラーを除く))、11A07(身だしなみ商品)、11A08(マッサージ 器)とすっきり整理されるにも拘らず、16類の「電気式鉛筆削り器」のみが単に例示を止めるだけだと、施行 後に7,9,11類で11A06商品を指定する出願が、16類で「電気式鉛筆削り器」を含む既存登録によって拒絶を受 ける場合が生ずる。「電気式鉛筆削り器」は近年一般に取引されていない商品という判断のもとに例示から削 除するという位置付けからすれば、単に「鉛筆削り器」に属する一つのタイプであると整理することが妥当と考 えるため。 「電気式鉛筆削り」は、現実にはほとんど使用されていない状況において、当該商品の類似関係を 見直すことにより、新たなけり合いを生じさせることは適当ではないと考えます。 19 電気式鉛筆削り 16 11A06 団体 「電気式鉛筆削り」については、例示から削除するのではなく、「文房 具類」に含めるべきである。 現在の取引実情からすれば、その他の「民生用電気機械器具」と生産者・販売者等で共通するものではなく、 むしろ、商品の機能・用途からみれば、「文房具類」の概念に含まれるべき商品である。なお、「文房具類」の 概念に「鉛筆削り(電気式のものを除く。)」が含まれながらも、近年あまり取引されていないという理由のみ で、「電気式鉛筆削り」を例示から削除した場合、「電気式鉛筆削り」が如何なる区分、概念に含まれるのか が不明確になると考える。 「電気式鉛筆削り」は、現実にはほとんど使用されていない状況において、当該商品の類似関係を 見直すことにより、新たなけり合いを生じさせることは適当ではないと考えます。 20 電気式歯ブラシ 21 11A06 団体 「電気式歯ブラシ」と「歯ブラシ」は備考類似とすべきと考えます。 「電気式歯ブラシ」は、今回の改正案で新規に創設される11A07のグループに分類されることについては賛成 いたします。しかし「電気式歯ブラシ」は、昨今では1,000円程度の安価な値段で購入できるタイプの商品もあ り、店頭では、オーラルケア製品や美容理容健康器具として販売されているのが実情であります(ドラッグスト アでも普通に販売されております)。 よって商品の出所混同の防止という点では「電気式歯ブラシ」は用途が同じ「歯ブラシ」と備考類似とすべきで ものであると考えます。 「電気式歯ブラシ」は、オーラルケア商品全般を手がけているメーカーも存在しますが、個人の身だ しなみ、衛生に資する電化製品に特化した専門メーカーも多く存在しており、同製品が電化製品店 で販売されていることが多いことよりすれば、「歯ブラシ」と「電気歯ブラシ」は、目的は同じであるも のの、それぞれメーカー、販売経路等を異にする場合も多いものですから、統一的にこれらを類似と 扱うのは未だ困難と思われます。 21 携帯電話機用ストラッ プ 9 11B01 団体 11B01に例示商品として「携帯電話機用ストラップ」が追加されてい るが、13C01(14類)とすべき。 携帯電話機用ストラップは、取引の実情に鑑み、生産部門・販売部門が携帯電話とは異なり、本質的には キーホルダー(14類)に近い商品と考える為。 「携帯電話機用のストラップ」は専ら携帯電話機に付して使用されるものであって、それ以外の用途 は考えがたく、また、携帯電話機の附属品として携帯電話機とともに販売されている実情も認められ ることから、「携帯電話機」と「携帯電話機用のストラップ」とを類似しない商品とするのは適当でない と考えます。

なお、ニース同盟第27回準備作業部会において、「Cell phone Straps」(携帯電話機用ストラップ)が 「Portable telephones」(携帯電話機)の附属品であることを理由として第9類に属するものと採択さ れております。 22 プリンター用トナー カートリッジ,プリン ター用インクカートリッ ジ 2 11C01 団体 「プリンター用トナーカートリッジ,プリンター用インクカートリッジ」を 基準上の表示として追加すべきである。なお、その際には、「プリン ター用トナーカートリッジ」と「プリンター用トナー」、「プリンター用イン クカートリッジ」と「プリンター用インク」とは備考類似とすべきである。 「プリンター用トナーカートリッジ,プリンター用インクカートリッジ」は現在において多く取引される商品となって おり、基準上の表示とするのが妥当である。現行のままだと、審査基準上、第2類に「11C01」の短冊にあた る商品の記載がないため、どの区分で出願すればよいのか分かり難いとの問題がある。なお、「プリンター用 トナーカートリッジ」と「プリンター用トナー」又は「プリンター用インクカートリッジ」と「プリンター用インク」に同じ 商標が使用されると出所の混同が生じるおそれがあるため、備考類似で律するのが妥当である。 商品の例示に関する御意見ですので、ニース協定に係る国際分類第10版対応の類似商品・役務審 査基準の策定作業の中で検討してまいりたいと考えます。 なお、「プリンター用のインク」は印刷インクとしてインクメーカーで、「プリンター用トナー」は、顔料を 使用するため顔料若しくは化学品を扱うメーカーによって製造されているものですが、「プリンター用 トナーカートリッジ」及び「プリンター用インクカートリッジ」はプリンターの附属品としてプリンターメー カーにより製造・販売されている商品であることから、ご指摘のそれぞれの商品同士は製造者・流通 経路等を異にするものであって、類似とすることは適当でないと考えます。

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商品・役務 分 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 23 乳母車 12 12A71 団体 12A71から独立させて12A75とする改正案には賛成するが、12 A75には「自動車用チャイルドシート」も含めるべきである。 「乳母車」と「自動車用チャイルドシート」(現行12A05)とは、製造・販売業者、需要者層等が共通しており、 また、「乳母車」の中にはチャイルドシートと一体型の商品も存在するため、類似関係にあると考える。なお、 「チャイルドシート」は、「自動車用」に限定し、「航空機用」(12A02)は、含めるべきではない。 「チャイルドシート」は、「乳母車(ベビーカー)」と製造・販売業者、需要者層等が共通する場合があ るものの、多くは一般の「カー用品」や車の部品である「座席」「シートベルト」などの商品と製造・流 通経路を共通にする商品であることから、「チャイルドシート」と「乳母車(ベビーカー)」を類似の商品 とすることは適当でないと考えます。 なお、「チャイルドシート」は、現行も「自動車用」の商品として扱っており(「12A05」のみを付与)、「航 空機用チャイルドシート」(12A02)とは区別して採択されています。 24 キーホルダー 14 13C01 団体 「キーホルダー」について、金具類と異なる類似群コードを付与する ことは評価するが、その他の錠前類(新13C02)とは別の類似群と すべきである。 従来、「錠前製造者」が「キーホルダー」を製造・販売する実情は多く認められていたが、現在においては、そ のような実情は認められない。また、用途や需要者層等でも著しく異なるもので、これらの類似関係を維持す べき理由は最早見当たらない。 「キーホルダー」は「鍵をまとめてぶらさげる環つきの小道具」であり、その主たる機能は「鍵をまとめ る」ことであり、アクセサリー等の装飾的な部分は、あくまで副次的なものであって、かつ、鍵とは需 要者層も共通にすることから、「鍵」等の商品と類似する商品として取り扱うのが適当であると考えま す。 25 錠前類の見直し 14 13C01 団体 「キーホルダー」は別類似群として、例えば13C03などを新設する(若 しくは「マネークリップ」などと同様、「21C01」に含める)。 現行の「13C01」の類似群から変更することは賛成だが、新設の「13C02」に含ませることには違和感がある。 「キーホルダー」の性質は小物・アクセサリー類に近く、いわゆる有名ブランドによる製品も多数存在する一 方、「安全錠,鍵」などは「鍵、錠」の専門メーカーが多い。販売場所も「キーホルダー」は小物・アクセサリー関 連商品と一緒に販売される一方、「鍵・錠」は金物屋・工具店といった場所で販売されることが多いものと思わ れる。 「キーホルダー」は「鍵をまとめてぶらさげる環つきの小道具」であり、その主たる機能は「鍵をまとめ る」ことであり、アクセサリー等の装飾的な部分は、あくまで副次的なものであって、かつ、鍵とは需 要者層も共通にすることから、「鍵」等の商品と類似する商品として取り扱うのが適当であると考えま す。 26 「糸(「脱脂屑糸」を除 く。)」「洋服、コート、 セーター類、ワイシャ ツ類」 23 25 15A01 17A01 団体 第23類の「糸(「脱脂屑糸」を除く。)」と、第25類の「洋服、コート、 セーター類、ワイシャツ類」との備考類似を設定する。  被服等の商品選択において、消費者は、被服等のデザインや色彩に加え、その素材である「糸、織物、メリ ヤス生地」等の持つ品質、機能にも注目し、これを商品選択の判断要素の一つとして捉えているのが実情で す。すなわち、素材製品である「糸、織物、メリヤス生地」等の持つそのものの品質、機能等は、その二次製 品である「被服等」に与える影響が極めて大きなものとなっています。また、化繊各社は、素材製品の品質、 機能及びそのブランド等を表示したラベルを「素材ラベル」と称し被服等に付して、消費者の商品選択に寄与 すると共に素材製品の品質、機能等をアピールしています。併せて、アパレル・小売業者にあっても自らの製 品に「素材ラベル」を付して、被服等の特性をアピールすると共に、消費者の商品選択に寄与しているところ です。したがって、素材である「糸、織物、メリヤス生地」とその二次製品(被服等)は極めて近い関係にあると 言えます。(御意見の理由抜粋) 原綿・糸・生地・被服は、生産者が一致する場合があるとしても、原綿等生産者、製糸メーカー、生 地メーカー、被服(アパレル)メーカーはそれぞれの商品を個別に扱っていることも少なくありませ ん。 たとえ、各々の商品が完成品と素材の関係にあるとしても、完成品と素材が一緒に製造あるいは販 売されているものではなく、それぞれの商品は生産・販売経路を異にする商品と思料いたします。 したがって、これらの商品全体を類似とすることは適当ではありません。 27 「糸(「脱脂屑糸」を除 く。)」「寝巻き類、下 着、水泳着、水泳帽」 23 25 15A01 17A02 団体 第23類の「糸(「脱脂屑糸」を除く。)」と、第25類の「寝巻き類、下着、 水泳着、水泳帽」との備考類似を設定する。 同上 同上 28 「糸(「脱脂屑糸」を除 く。)」「和服」 23 25 15A01 17A03 団体 第23類の「糸(「脱脂屑糸」を除く。)」と、第25類の「和服」との備考類 似を設定する。 同上 同上 29 「糸(「脱脂屑糸」を除 く。)」「靴下、足袋、足 袋カバー、手袋、ネク タイ、保温用サポー ター、マフラー」 23 25 15A01 17A04 団体 第23類の「糸(「脱脂屑糸」を除く。)」と、第25類の「アイマスク、エプ ロン、えり巻き、靴下、ゲートル、毛皮製ストール、ショール、スカー フ、足袋、足袋カバー、手袋、ネクタイ、ネッカチーフ、バンダナ、保 温用サポーター、マフラー、耳覆い」中の「靴下、足袋、足袋カバー、 手袋、ネクタイ、保温用サポーター、マフラー」との備考類似を設定 する。 同上 同上 30 「糸(「脱脂屑糸」を除 く。)」「帽子」 23 25 15A01 17A07 団体 第23類の「糸(「脱脂屑糸」を除く。)」と、第25類の「ナイトキャップ、 帽子」中の「帽子」との備考類似を設定する。 同上 同上 31 「糸(「脱脂屑糸」を除 く。)」「靴中敷き」 23 25 15A01 22A01 団体 第23類の「糸(「脱脂屑糸」を除く。)」と、第25類の「靴類(「靴合わせ くぎ・靴くぎ・靴の引き手・靴びょう・靴保護金具」を除く。)」中の「靴中 敷き」との備考類似を設定する。 同上 同上 32 糸(脱脂屑糸を除く) 脱脂屑糸 23 15A01 15A03 団体 「脱脂屑糸」を削除して「糸」とすべきである。 「脱脂屑糸」は独立の項を設ける理由のある商品ではない。また「糸」から独立させなければならない特段の 理由はない。 「脱脂屑糸」も「糸」として「15A01」としてまとめるというご趣旨かと思われますが、当該商品を「糸」 (15A01)として統合する合理的な理由が見当たりません。 33 「織物(「畳べり地」を 除く。)」「洋服、コー ト、ワイシャツ類」 24 25 16A01 17A01 団体 第24類の「織物(「畳べり地」を除く。)」と、第25類の「洋服、コート、 ワイシャツ類」との備考類似を設定する。  被服等の商品選択において、消費者は、被服等のデザインや色彩に加え、その素材である「糸、織物、メリ ヤス生地」等の持つ品質、機能にも注目し、これを商品選択の判断要素の一つとして捉えているのが実情で す。すなわち、素材製品である「糸、織物、メリヤス生地」等の持つそのものの品質、機能等は、その二次製 品である「被服等」に与える影響が極めて大きなものとなっています。また、化繊各社は、素材製品の品質、 機能及びそのブランド等を表示したラベルを「素材ラベル」と称し被服等に付して、消費者の商品選択に寄与 すると共に素材製品の品質、機能等をアピールしています。併せて、アパレル・小売業者にあっても自らの製 品に「素材ラベル」を付して、被服等の特性をアピールすると共に、消費者の商品選択に寄与しているところ です。したがって、素材である「糸、織物、メリヤス生地」とその二次製品(被服等)は極めて近い関係にあると 言えます。(御意見の理由抜粋) 原綿・糸・生地・被服は、生産者が一致する場合があるとしても、原綿等生産者、製糸メーカー、生 地メーカー、被服(アパレル)メーカーはそれぞれの商品を個別に扱っていることも少なくありませ ん。 たとえ、各々の商品が完成品と素材の関係にあるとしても、完成品と素材が一緒に製造あるいは販 売されているものではなく、それぞれの商品は生産・販売経路を異にする商品と思料いたします。 したがって、これらの商品全体を類似とすることは適当ではありません。

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商品・役務 分 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 34 「織物(「畳べり地」を 除く。)」「寝巻き類、下 着」 24 25 16A01 17A02 団体 第24類の「織物(「畳べり地」を除く。)」と、第25類の「寝巻き類、下 着、水泳着、水泳帽」中の「寝巻き類、下着」との備考類似を設定す る。 同上 同上 35 「織物(「畳べり地」を 除く。)」「和服」 24 25 16A01 17A03 団体 第24類の「織物(「畳べり地」を除く。)」と、第25類の「和服」との備考 類似を設定する。 同上 同上 36 「織物(「畳べり地」を 除く。)」「エプロン、 ショール、スカーフ、足 袋、ネクタイ、ネッカ チーフ、バンダナ」 24 25 16A01 17A04 団体 第24類の「織物(「畳べり地」を除く。)」と、第25類の「アイマスク、エ プロン、えり巻き、靴下、ゲートル、毛皮製ストール、ショール、スカー フ、足袋、足袋カバー、手袋、ネクタイ、ネッカチーフ、バンダナ、保 温用サポーター、マフラー、耳覆い」中の「エプロン、ショール、ス カーフ、足袋、ネクタイ、ネッカチーフ、バンダナ」との備考類似を設 定する。 同上 同上 37 「織物(「畳べり地」を 除く。)」「帽子」 24 25 16A01 17A07 団体 第24類の「織物(「畳べり地」を除く。)」と、第25類の「ナイトキャップ、 帽子」中の「帽子」との備考類似を設定する。 同上 同上 38 「織物(「畳べり地」を 除く。)」「靴中敷き」 24 25 16A01 22A01 団体 第24類の「織物(「畳べり地」を除く。)」と、第25類の「靴類(「靴合わ せくぎ・靴くぎ・靴の引き手・靴びょう・靴保護金具」を除く。)」中の「靴 中敷き」との備考類似を設定する。 同上 同上 39 「織物(「畳べり地」を 除く。)」「運動用特殊 衣服」 24 25 16A01 24C01 団体 第24類の「織物(「畳べり地」を除く。)」と、第25類の「運動用特特殊 衣服、運動用特殊靴(「乗馬靴」を除く。)」中の「運動用特殊衣服」と の備考類似を設定する。 同上 同上 40 「メリヤス生地」「洋 服、コート、セーター 類、ワイシャツ類」 24 25 16B01 17A01 団体 第24類の「メリヤス生地」と、第25類の「洋服、コート、セーター類、ワ イシャツ類」との備考類似を設定する。 同上 同上 41 「メリヤス生地」「寝巻 き類、下着、水泳着、 水泳帽」 24 25 16B01 17A02 団体 第24類の「メリヤス生地」と、第25類の「寝巻き類、下着、水泳着、水 泳帽」との備考類似を設定する。 同上 同上 42 「メリヤス生地」「えり 巻き、足袋カバー、手 袋、ネクタイ、マフ ラー」 24 25 16B01 17A04 団体 第24類の「メリヤス生地」と、第25類の「アイマスク、エプロン、えり巻 き、靴下、ゲートル、毛皮製ストール、ショール、スカーフ、足袋、足 袋カバー、手袋、ネクタイ、ネッカチーフ、バンダナ、保温用サポー ター、マフラー、耳覆い」中の「えり巻き、足袋カバー、手袋、ネクタ イ、マフラー」との備考類似を設定する。 同上 同上 43 「メリヤス生地」「帽 子」 24 25 16B01 17A07 団体 第23類の「メリヤス生地」と、第25類の「ナイトキャップ、帽子」中の 「帽子」との備考類似を設定する。 同上 同上 44 「メリヤス生地」「靴中 敷き」 24 25 16B01 22A01 団体 第24類の「メリヤス生地」と、第25類の「靴類(「靴合わせくぎ・靴くぎ・ 靴の引き手・靴びょう・靴保護金具」を除く。)」中の「靴中敷き」との 備考類似を設定する。 同上 同上 45 「メリヤス生地」「運動 用特殊衣服」 24 25 16B01 24C01 団体 第24類の「メリヤス生地」と、第25類の「運動用特殊衣服、運動用特 殊靴(「乗馬靴」を除く。)」中の「運動用特殊衣服」との備考類似を設 定する。 同上 同上 46 「フエルト及び不織布 」「靴中敷き」 24 25 16C01 22A01 団体 第24類の「フエルト及び不織布」と、第25類の「靴類(「靴合わせくぎ・ 靴くぎ・靴の引き手・靴びょう・靴保護金具」を除く。)」中の「靴中敷 き」との備考類似を設定する。 同上 同上

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商品・役務 分 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 47 下着 25 17A02 団体 「下着」は、現行では被服の下位概念の商品に含まれているが、独 自のコードを創設すべきである。 「下着」はセーター等の洋服とは販売場所が異なるのが通例である。 「被服」の包括表示は、類似関係を表すものではなく、指定商品の記載にあたり、「人の身にまとうも の」のうち、「履物」「装身具」を除いた大部分の商品について、便宜上設けられているものです。「下 着」は、「洋品店」等でも取り扱われているものであって、「被服」という括りに入らないとは言い難い と思料いたします。 なお、製造者、販売場所等が異なることも少なくないことから、今回の改正案において、「下着」は 「洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類」とは非類似の商品としております。 48 水泳着,水泳帽 25 17A02 団体 「水泳着,水泳帽」は、現行では25類(17A02)に含まれているが、 「運動用特殊衣服」を「運動用特殊被服」とし、この範疇(24C01)に 含めるべきである。 「水泳着,水泳帽」は、本来「水泳」というスポーツ用に着用するものであり、セーター等の普通の洋服とは異 なるものである。素材も水泳用で特殊であり、たとえファッション性があり、リゾート地等で着用して街中を歩く ことが可能なものであっても、普通の洋服とは同視できない。 「運動用特殊衣服」は、「スポーツをする際に限って着用する特殊な衣服」と考えられ、スポーツ以外 の日常生活でも使用され、特殊なものではないものは「被服」に属するものと解されます(現行の区 分解説参照)。 例示の「水泳着,水泳帽」は、「スポーツをする際に限って着用する特殊な衣服」ではなく、スポーツ 用品メーカーの製造に限らず、通常の衣服、ファッションメーカーも製造し、販売場所もスポーツ用 品店に限られないこと等から、現状どおりとするのが適当であると考えます。 なお、「スポーツをする際に限って着用する特殊な衣服」である「水泳競技用水着」については、「運 動用特殊衣服」の範疇に属するものと考えております。 49 家事用手袋 21 17A04 団体 「家事用手袋」を、ファッション製品としての「手袋」と別類似群とした ことは評価するが、第9類「事故防護用手袋」や第17類「絶縁手袋」 とは別の類似群とすべきである。 「家事用手袋」は、商品の機能・用途からみて、「事故防護用手袋,絶縁手袋」とは明確に異なるものであり、 その需要者層や販売場所等も大きく異なる商品であるから、別扱いにすべきである。 生産・流通過程を共通にすることも少なくなく、薬品からの肌荒れ、絶縁、防水、耐熱、切創防止等 の目的で用いたりする点においても共通性があるといえることから、これらを切り離すのは適当では ないと考えます。 50 手袋関連の見直し 9等 17A08 団体 「事故防護用手袋+絶縁手袋」と「家事用手袋」は、確かに目的が 共通するが、なお切り離す余地があるように思える。 「事故防護用手袋、絶縁手袋」と「家事用手袋」は、性能の高低こそあれ、素材や製法などを共通す るものであって、絶縁、節操防止などそれぞれの用途により専門的なメーカーが取り扱っている場合 があるものの、多くはそれぞれの商品を一括して製造・販売されている商品であることから、「事故 防護用手袋、絶縁手袋」と「家事用手袋」とを分けて別の類似群コードにすることは適当でないと考 えます。 51 足袋,足袋カバー 25 17A04 団体 「足袋,足袋カバー」は現行では17A04のコードを付されているが、 和装小物の範疇に含められるので、「和服」(17A03)の下位概念 の商品とすべきである。 「足袋,足袋カバー」は和服売り場で販売されていることが多く、需要者層も「和服」と重複する。 「和服売り場」で販売されていることがあるとしても、製造者は足袋専門や靴下関係の業者が多く、 最近では、温泉等で靴下替わりに履く「足袋」も少なくないことから、少なくとも、「靴下 17A04」と非 類似の商品とは言い難く、現状維持が適当であると考えます。 52 ハンカチ、ポケットスク エア 24 25 17B01 17A04 個人 「ハンカチ」は、現行では「24類」(17B01)に含まれており、「ポケット スクエア」は「25類」(17A04)に含まれており、両者は非類似とされ ていますが、両者は類似するとされるべきであると考えられます。 背広の胸ポケット等に差し入れて使用される「ポケットチーフ」は、英語の「pocket square」が日本語に翻訳さ れた際に日本語として通用(もしくは誤用)されている「ポケットチーフ」と誤訳され、従前、第24類(17B01)に 分類されていたところ、他方で「pocket square」を正しく日本語として翻訳された「ポケットスクエア」が、国際分 類では第25類(17A04)に分類されていました。すなわち、「ポケットスクエア」と「ポケットチーフ」は同一の商 品であるにも関わらず、別個の相互に非類似となる類似群コードにまたがって分類されていました。ほぼ同一 の素材や類似の形状からなる布片である「ハンカチ」と「ポケットチーフ」については、相当の期間、御庁にお いておそらく一般的な認識・取引の実情も考慮して両者は類似するものとの判断があり、同一区分・同一類 似群コード内に分類されていたものを、訳語の相違から「ハンカチ」と「ポケットスクエア」が非類似であると取 り扱われるのは、全く不自然なことであると思われます。また、用途においても、「ハンカチ」を背広などの胸ポ ケットに差し入れて「ポケットチーフ」として使用したり、背広などの胸ポケットから取り出した「ポケットチーフ」 を「ハンカチ」として使用することは一般的に行われていること、また百貨店等の売場も同一か近接しているこ となども、十分ご理解いただけるかと思います。すなわち、「ハンカチ」と「ポケットチーフ」が非類似商品である という取り扱いに無理や矛盾が生じており、「ハンカチ」と「ポケットチーフ」が類似するという取り扱いにしたと しても、取引上や機能上、需要者による認識の上においても何ら矛盾することがなく、その方が却って自然な 取り扱いになるものと考えられます。以上を総合すれば、左記のとおりに改正すべきと思われます。(御意見 の理由抜粋) 繊維・ファッション関係の事典等によれば、「ポケットスクエア」は、「上着の胸ポケットに飾る布・装飾 用のハンカチーフ」を表すものであり、「ポケットチーフ」は、「(1)ポケットに入れて持ち歩く、日常に 使うハンカチーフ。(2)上着の胸ポケットに入れる装飾用のハンカチーフのこと。ポケットスクエアと もいう。」の二通りの意味合いを有するものと理解されるものです。そうすると、我が国において「ポ ケットチーフ」と称されている商品は、「ポケットスクエア」と同一の商品としての一面も有すると共に、 「ハンカチ」と同種の商品としての一面を有するものというべきであり、「ポケットチーフ」の商品名で は、指定商品の表示としては、第24類の「ハンカチ」に類する商品であるか第25類の国際分類表 に記載されている「ポケットスクエア」と同一の商品であるかが不明確であって、適当ではないものと 考えられます。 また、「ポケットスクエア」というべき商品は、「ネクタイ」とのコーディネイトを意図して、同じ柄の生地 や同系色の色合いの生地を使用して、「ネクタイ」とセットで販売されることも多々あることから、少な くとも、「ネクタイ」(17A04)とは類似する商品であると考えられます。他方、「ハンカチ」(17B01)自体 は、「小型、方形の手ふき布」であって、「人の身にまとうもの」ではありません。これらを勘案すると、 「ポケットスクエア」と「ハンカチ」を類似する商品とするのは適当ではないと考えます。 なお、審査実務においては、「ポケットチーフ」という表示については、指定商品の表示が不明確で あって、かつ、政令で定める商品及び役務の区分に従ったものと判断できないとして、例えば、第2 4類「ハンカチ」又は第25類「ポケットスクエア」へ補正するよう促すことといたします。

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商品・役務 分 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 53 衣服綿、ハンモック、 布団袋、布団綿 22 17C01 団体 備考類似を削除すべきである。 寝台とは異質の商品である。 御指摘を踏まえ、修正いたしました。 併せて、再度、「寝台」に係る備考類似の見直しを行い、「寝台」と「クッション,座布団」及び第24類 「かや,布団側」との備考類似を削除することといたしました。 54 家庭用浄水器(電気 式のものを除く。) 11 19A05 団体 改正後の「電解水生成器」(11A06)との備考類似関係の設定を検 討すべきである。 「家庭用浄水器(電気式のものを除く。)」と「電解水生成器」とは、水を浄水するという点で用途及び需要者も 一致すると考えられ、また、同じ営業主により製造又は販売されている例がある。  http://www.up-x.com/product/index.html  http://www.h6.dion.ne.jp/~yseco/index.html  http://www.curecure.jp/index.html  http://www.nicjp.net/index.html 家庭用の「電解水生成器」はフィルターによる浄水機能を有する場合が多いものの、本来的には水 をイオン化することを目的とする商品であって、主に家電メーカーによって製造されているものです。 一方「浄水器(電気式のものを除く。)」は、浄水を目的として、フィルターや活性炭などを使用する商 品であって、繊維・化学メーカー等によって多く製造されているものです。したがって、両商品は、製 造メーカー及び用途を異にする商品であることから、お互い非類似の商品であるとするのが適当と 考えられます。 55 トイレットペーパーホ ルダー 21 19B39 団体 「トイレットペーパーホルダー」は、第11類「便所ユニット」(07A04) と備考類似を設定すべきである。 「トイレットペーパーホルダー」は、「便所ユニット」の構成品となる場合もあり、何らかの形で類似関係を担保 するのが妥当である。 「トイレットペーパーホルダー」が「便所ユニット」の構成部品となっている場合もありますが、反面、 デザイン性も高く、あとから設置することも可能な「トイレットペーパーホルダー」も存在しますので、 これらを一律に「便所ユニット」と類似するものとして取り扱うのは適当ではないと考えます。 56 殺虫剤用噴霧器(手 持ち工具に当たるも のに限る。) 8 19B54 団体 本商品は削除されているが、残すべきであり、その場合、類似群 コードも、現状の「19B54」ではなく、「19B30」が妥当と考える。 殺虫剤専用の手動噴霧器は数少ないが、特に家庭用として、現在もニーズはあり、他の用途の噴霧器が他 の分類で残っている以上は、どの区分に属する商品かを明確にするためにも、審査基準上に残しておくべき である。また、用途・売り場の点から、19B54が付与されている「タオル用ディスペンサー」、「紙タオル取り出 し用金属製箱、せっけん用ディスペンサー」とは共通するところはなく、むしろ、「はえ取り紙」「ねずみとり器」、 「はえたたき」と同じ19B30を付与すべきである。 「殺虫剤用噴霧器(手持ち工具に当たるものに限る。)」が一般的に取引されている商品であるとは 認められず、また、「はえたたき」「ねずみ取り器」等と製造・流通経路等が共通する実情もみられな いことから、両商品を類似とすることは適当でないと考えます。なお、「殺虫剤用噴霧器(手持ち工具 に当たるものに限る。)」は、「商品・サービス国際分類表(第9版)」に掲載されている商品であること から、基準の例示から削除した場合であっても区分の所属は明確であると考えます。 57 手鏡 20 20A01 団体 「手鏡」については、第20類「家具」(20A01)に含まれる概念とさ れているが、近年の取引実情からして、「懐中鏡」と同じ21F01類 似群を付与すべきである。 「手鏡」は、化粧台で使用される商品であるために第20類「家具」に含まれる概念とされているが、小型の鏡 であり、現在では、化粧台の前で使用されるよりも、携帯して使用されることの多い商品である。商品の用途・ 機能から見れば、「家具」の概念よりも、「化粧用具」の一種として存在する「懐中鏡」と同じ21F01類似群を 付与するのが、現在の取引実情より妥当である。 「家具」の概念下に例示されている「手鏡」は、携帯用のものではなく、あくまで、化粧台の前で使用 することを目的としたものであり、「懐中鏡」と類似する商品として取り扱うのは適当ではないと考え ます。 58 「日よけ」「日覆い」の 表示の変更 22 20C01 20D01 団体 「屋内用日よけ」20C01と「雨覆い 天幕 屋外用日覆い よしず」20 D01は、「屋内用日よけ 雨覆い 天幕 屋外用日覆い よしず」20C 01とする。 「屋内用日よけ」と「雨覆い 天幕 屋外用日覆い よしず」は、同じ機能を有し、関連する商品といえ るため備考類似となっているが、「屋内用日よけ」は屋内装置品であるのに対し、「雨覆い 天幕 屋 外用日覆い よしず」は屋外装置品であることから概念が異なり、販売コーナーも屋外品と屋内品と で異なることも多いものと思料いたします。特に、20C01にグルーピングされた商品には「紙製テーブ ルクロス」や「敷物」等も含まれており、これらの商品と「雨覆い 天幕 屋外用日覆い よしず」を一 律に類似とすることに、合理的な理由が見出せません。 59 「日よけ」「日覆い」の 表示の変更 22 20C01 20D01 団体 以下の備考類似を削除する。 (備考)「屋内用日よけ」は、「雨覆い 天幕 屋外用日覆い よしず」及 び第17類の「農業用プラスチックフィルム」に類似する。(備考)「農業用プ ラスチックフィルム」は、第20類の「すだれ」及び第22類の「屋内用日よ け」に類似する。 「農業用プラスチックフィルム」は、「農業用」という用途が限定されているため、「屋内用日よけ」「す だれ」との備考類似は削除することといたします。しかしながら、「屋内用日よけ」と「雨覆い 天幕 屋外用日覆い よしず」は同じ機能を有し、関連する商品といえる場合もあるので、備考類似の削除 はしないことが適当であると考えます。

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商品・役務 分 群コード 提出者 いただいた御意見の内容 御意見の理由・根拠 御意見に対する考え方 60 浮袋,水泳用浮き板 9 24C01 団体 「浮袋,水泳用浮き板」は、現行では24C01類似群が付与されてい るが、「マリンスポーツ」に関する類似群として新設された24C04類 似群が付与されるべきである。 「浮袋,水泳用浮き板」は、「運動保護用ヘルメット」と商品の共通性はなく、商品の機能・用途からみれば、 「マリンスポーツ用品」とみられるものである。 「浮袋,水泳用浮き板」及び「運動保護用ヘルメット」は、第28類の運動用具等の商品とともに一般 のスポーツ用品メーカーやスポーツ用品販売店で取り扱われることが多い商品といえます。なお、 新設した「24C04」の類似群コードに属する商品は、前記商品のような通常のスポーツメーカーやス ポーツ用品販売店で取り扱われているものを対象としているのではなく、スキューバダイビングや サーフィンなど(いわゆる「マリンスポーツ」)に使用する商品を専門とするメーカー或いは専門販売 店で取り扱われることが一般的である商品を対象としています。 61 浮袋 9 24C01 団体 新規24C01中の9類「浮袋」から「水泳用の浮袋」を抜き出して新設 の「24C04」に移行する。 水泳用の浮袋を9類に位置づけるニース協定上の根拠はなく、マリンスポーツ用品に位置づけるのが適切で ある。 新設した「24C04」の類似群コードに属する商品は、通常のスポーツメーカーやスポーツ用品販売店 で取り扱われているものを対象としているのではなく、スキューバダイビングやサーフィンなど(いわ ゆる「マリンスポーツ」)に使用する商品を専門とするメーカー或いは専門販売店で取り扱われること が一般的である商品を対象としています。したがって、マリンスポーツだけでなく一般にプールや海 水浴でも使用する商品(例えば、ビート板、浮袋など)は、通常のメーカー・販売店でも取り扱われる ものであることから「24C04」の対象とはいたしません。 62 水泳用浮き板 9 24C01 団体 新規24C01中の9類「水泳用の浮き板」は新設の「24C04」に移行 する。 水泳用の浮袋を9類に位置づけるニース協定上の根拠はなく、マリンスポーツ用品に位置づけるのが適切で ある。 新設した「24C04」の類似群コードに属する商品は、通常のスポーツメーカーやスポーツ店等でも取 り扱われているものは対象とせず、特に販売・流通経路を異にするマリンスポーツ関連の商品を専 門とするメーカー或いは専門販売店などで取り扱われることが一般的である商品を対象としていま す。したがって、マリンスポーツだけでなく一般にプールや海水浴でも使用する商品(例えば、ビート 板、浮袋など)は、通常のメーカー・販売店でも取り扱われるものであることから「24C04」の対象とは いたしません。 63 運動用具 28 24C01 団体 登山・キャンプ用品に関する24C03の新設に賛成する。 本改正の内容に賛成の御意見として承ります。 64 運動用具 28 24C01 団体 マリンスポーツ用品に関する24C04の新設の賛成する。 本改正の内容に賛成の御意見として承ります。 65 インターネット上で提 供される各種の役務 ダウンロードをして提 供される各種の電子 化された商品 9 41 24E01 26D01 41E02 41E03 個人 インターネット上で提供される各種の役務とダウンロードをして提供 される各種の電子化された商品の類似関係についても検討すべき。 (例 役務「(ダウンロードされない)インターネット上で提供される音 楽の提供」や「(ダウンロードされない)インターネット上で提供される 画像の提供」と商品「インターネットを利用して受信し、及び保存する ことができる音楽ファイル」「インターネットを利用して受信し、及び保 存することができる画像ファイル」) ダウンロード可能なものやパッケージされた「電子出版物」という商品の製造・販売と「インターネット上で閲覧 可能な電子出版物の提供」という役務の提供が「同一事業者によって行われているのが一般的である」、「商 品と役務の用途が一致している」、「需要者の範囲が一致している」等の事情があるため、インターネット上で 提供される各種の役務とダウンロードをして提供される各種の電子化された商品の類似関係についても検討 すべき。 「インターネットを利用してダウンロード可能な画像ファイル」と「インターネットによる画像の提供」、 また、「インターネットを利用してダウンロード可能な音楽ファイル」と「インターネットによる音楽の提 供」はそれぞれ「電子出版物」の場合と同様に備考類似の関係に該当するものと考えられます。 なお、上記の内容を明確にするために例示を追加するかについては、ニース協定に係る国際分類 第10版対応の類似商品・役務審査基準の策定作業の中で検討してまいりたいと考えます。 66 写真たて 16 26D01 団体 26D01に含まれる「写真たて」と"24E02、26D01"の「インターネットを 利用して受信し、及び保存することができる画像ファイル」「録画済 みビデオディスク及びビデオテープ」(9類)が類似となるのには違和 感がある為、「写真たて」との類似関係を外す。 「写真たて」は、「インターネットを利用して受信し、及び保存することができる画像ファイル」「録画済みビデオ ディスク及びビデオテープ」とは商品の性格が異なり、相互に類似しないものとするのが妥当と考える為。 写真を含めた画像・動画等の商品は、近年、デジタル化が進んでおり、インターネットによる配信等 に特化した業者が存在するものの、写真現像・焼付業や写真撮影業者等においては、写真のプリン トのみならず画像データ等も併せて提供・販売している現状にあります。また、上記の写真業者は、 写真、スライドフィルム、画像ファイル化したDVD等のほか、写真立て(パネル)や、写真用アルバム など画像に関する商品を広く提供している実情からすれば、「写真立て」のみを非類似とすることは 適当ではないと考えられます。

参照

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