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2. 事前調査アンケートの実施方法 広島高校生徒へのアンケート 1. 実施理由私たちは核兵器の意識についてレポートを書くにあたり, 広島高校に在籍する生徒に意識調査をすることにより, 現状の問題点を発見しようとした 2. 実施方法アンケートが可能であった高校 1 年生 6クラスの計 237 人を対象

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Academic year: 2021

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さあ、考えよう。今のあなたに何ができるか。

広島県立広島高等学校 2年 石井 ゆみ

山本 千愛

1年 伊藤 結稀

[チーム名 HBC]

目次

1.概要 (山本) 2.事前調査 アンケートの実施方法 (石井) 3.事前調査 アンケートの仮説 (山本・石井) 4.事前調査 アンケートの結果 (山本) 5.事前調査 アンケートの考察 (伊藤) 6.北朝鮮の非核化とアメリカ (石井・山本) 7.日本の現状について (伊藤) 8.まとめ (山本) 9.感想 (全員)

1.概要

このレポートは「さあ、考えよう。今のあなたに何ができるか。」というテーマで北朝鮮 とアメリカ,日本について今起きている問題とその背景を調べ,これから私たち高校生が 取るべき行動と私たち3人が考える日本のこれからの政策を提言したものである。 まず初めに,私たち自身の現状と課題について知るため、事前調査として広島高校の生 徒にアンケートを行った。実施前にアンケート結果についての仮説を立て,実施後はその 結果について仮説と比較しながら考察を行った。 次に,北朝鮮の非核化問題と,アメリカの大統領が交代したことによる核政策の転換, 日 本の核政策の現状をそれぞれまとめた。 最後にここまで調べたことをふまえて今ある核の問題について,日本にこれから必要と なる政策はなにか,また私たち県広生(県立広島高校に通う生徒)にできることはなにか を考え,まとめとした。

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2.事前調査 アンケートの実施方法

広島高校生徒へのアンケート 1.実施理由 私たちは核兵器の意識についてレポートを書くにあたり,広島高校に在籍する生徒に意識 調査をすることにより,現状の問題点を発見しようとした。 2.実施方法 アンケートが可能であった高校1年生6クラスの計237 人を対象とした。6月 18 日~19 日 の現代社会の授業の前に,授業担当の先生に本アンケートの趣旨を説明してもらい,生徒 は顔を伏せた状態で 5 つの質問に挙手で答えてもらった。人数を別紙に書いてもらい,結 果とした。質問には「はい」または「いいえ」で答えてもらう。 3.質問内容 Q1 普段,核や世界情勢に関するニュースを見るとき,日本は被害国という立場で見てい る。(加害国の立場で見ている人は「いいえ」を選んでください) Q2 北朝鮮とアメリカが平和に向けた協議を行っているが,北朝鮮の方が先に核兵器を減 らしたり,なくしたりするべきだと思う。 Q3 北朝鮮が核兵器を作り始めた理由は武力で他国に圧力をかけたかったからだと思う。 Q4 近い将来核戦争が起きると思う。 Q5 日本に原子爆弾が落とされた日が近づくと,友達や家族と原子爆弾や平和のことにつ いて話す。

3.事前調査 アンケートの仮説

Q1 私たちは被害国の立場で見ていると答える人が多いという仮設を立てた。学校で日本が 他国に影響をもたらしたことはなかなか勉強しないし、それよりも原子爆弾が落とされた というイメージの方が強いと考えたからだ。質問の中で、『加害国のほうが』という表現が あるので、ひょっとすると少し考えて、普段どおりの意識については聞けず、加害国を選 択する人が多いかもしれない。 Q2 これは結果が全く予想できない。北朝鮮の核兵器に対する本当の考え方は不明で、また 北朝鮮が核兵器を無くしたからといって、アメリカがなくすとは限らない。ニュースなど を見てみんながどんな意識も持っているのか気になる。

(3)

3

97

Q5

はい いいえ

134

93

Q3

はい いいえ

44

193

Q1

被害国 加害国

163

74

Q2

はい いいえ

49

188

Q4

はい いいえ Q3 これは過半数が「はい」を選ぶと仮説を立てた。調べる前の私たちは実際にそう考えて いたからだ。経済制裁を受けている北朝鮮が国力の不足から,他国に自分たちの強さを強 調するために核兵器という強力な武力をちらつかせていると思っていた。朝鮮戦争にまで さかのぼって北朝鮮のミサイル発射や核実験について説明している報道は少ないので,こ のように経済制裁をうけていることと核兵器の保有を直接結びつけた考えをもつ人が多い と思う。 Q4 これはほとんどの人が「いいえ」を選択すると仮説を立てた。北朝鮮もアメリカもその 他の核保有国も開発や実験を行なってはいるが、実際に使って核戦争を起こそうとは考え ていないと思う。これは3人の考えだが、他の人がどう思っているのか気になる。核兵器 は相手を死に導く『武器』なのか、それともただ相手に力を見せつける『道具』なのか, どう考えているかによってこの質問の答えが変わると思う。 Q5 これは「はい」と答える人が多いという仮説をたてた。原子爆弾が落とされた日は,私 たちが核兵器の恐ろしさをふりかえる大切な日である。もしこの質問に「いいえ」と答え る人が多かったら,私たちは過去をふりかえる機会を見過ごしているうえ,隣国北朝鮮が 核やミサイルをもってアメリカと敵対しているという今の世界の状況に無関心であるとい うことになる。この質問の結果は最後のまとめにとても重要なデータになると思う。

4.事前調査 アンケートの結果

140

(4)

4

5.事前調査 アンケートの考察

Q1 仮説と異なった。私達が思っていたよりも日本は加害国であるという意識を持ち,ニ ュースを見ている人が多いことがわかった。 Q2 「はい」と答えた人が多かった。事実上の核保有国である北朝鮮をめぐる目まぐるし い動きから,日本に危険が及ばないようにするためにも北朝鮮が先に核を減らすべきと思 う人が多かったと考えられる。 Q3 仮説通りであった。北朝鮮は核保有国であるという事実は知っていても,核を持つこ ととなった背景までは多くの人が知っていないことが明らかになった。 Q4 「いいえ」が多かった。過去の過ちを繰り返してはならない事や各国の核廃絶へ向け た取り組みがこの結果に関係していると考えられる。 Q5 「いいえ」が多かった。被爆地である広島に住んでいながら,このような結果となっ たことに私たちはショックを受けた。核について知ろうとする姿勢を育てる必要があると 思った・

6.北朝鮮の非核化とアメリカ

<北朝鮮の現状> 北朝鮮は 1993 年と 2003 年の 2 度 NPT(核拡散防止条約)からの脱退を発表し,以降 6 度 にわたる核実験を繰り返してきた。 それと並行して,長距離弾道ミサイルの開発を行い 2017 年には 5 回発射し,その中でも 中距離弾道ミサイル「火星 12 号」が北海道上空を通過したことは、私たちに鮮烈な記憶と して強い印象を残した。 これらの行動から北朝鮮は NPT,軍備管理条約に違反しているとして,国際連合の安全保 障理事会から経済制裁を受けている。制裁により貿易が制限され,重油などの燃料資源が 輸入できないことは,北朝鮮の国民の生活や科学技術の発展を大きく妨げる障害のはずで ある。 国際的な制裁を受けてもなお核兵器の保持を諦めなかった北朝鮮の意図はなんだっ たのか。 北朝鮮は武力で他国に圧力をかけたいのだろうか? 私たちが出した答えは

NO

である。この問題について調べる前には、日本に向けたミサイル の発射や北朝鮮のニュースで耳にする過激な表現から,北朝鮮の核開発の目的は核兵器を 盾にした領海の侵略など他国への攻撃であると考えていた。周りの人たちはどう考えてい るのか知りたいと思い,今回行ったアンケートの Q3に上記と同じ質問をした。その結果、 約半数が同じように他国への攻撃だと考えていた。 しかし私たちがたどり着いた結論は、金正恩が核の開発・保有を他国への攻撃でなく,自

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5 国の防衛のための外交手段として使おうとしているということである。その最も大きな相 手国がアメリカである。 <和平交渉と非核化> 北朝鮮はなぜ自衛する必要があるのか。またなぜ国際的な批判の的となる核を用いて挑発 をつづけたのか。それは他の核保有国に対するアメリカや北欧国々がとってきたこれまで の政策を見てきた北朝鮮が,大国と対等に交渉をするために核による抑止力が必要と考え たからではないか。 北朝鮮とアメリカの対立は 1950 年の朝鮮戦争に始まる。ソ連の後ろ盾で社会主義国とし て誕生した北朝鮮は、資本主義国である韓国と戦争をしていた。韓国にアメリカは軍隊を 送り戦った。 → 核を持ち始める以前からアメリカと対立 北朝鮮は金正日政権下で 1993 年,IAEA の特別査察要求を拒否した。この 2 年前にはソ連 が崩壊していることから,後ろ盾を失った金正日第一書記がアメリカ陣営への新たな抵抗 力として核開発に乗り出したのではないかと考えた。 1991 年 ソ連が崩壊 1991 年 韓国と北朝鮮で「基本合意書」「共同宣言」に同意。 1993 年 IAEA(国際原子力機関)の特別査察要求を拒否 1993 年 核拡散防止条約(NPT)脱退を宣言 北朝鮮は8 日、中東の 2 人の失脚した指導者の運命を引き合いに出し、水爆実験の 正当性を主張した。また、水中でのミサイル発射実験の映像をテレビで放映し、軍 事力を誇示した。 「イラクのサダム・フセイン政権やリビアのカダフィ政権は、核開発のための土 台を奪われ、核開発計画を自発的に放棄したあと、崩壊を逃れることができなか った」

(6)

6 金正日第一書記は,安全体制も保証されていた基本合意書に反して韓国への攻撃や核開発 を行い,これ以降アメリカ・韓国をはじめとした他国からの制裁が強まった。しかし北朝 鮮の核開発は止まることがなく孤立が進んだ。 この状況に対して次期金正恩第一書記は危機感を感じた。 そのため北朝鮮の情報機関は、同じようにアメリカから非核化を迫られていたパレスチナ やイラクが、最終的に核を手放したことによって政権崩壊していったと強調する発言をし ている。そのため,金正恩第一書記はあくまで対等な話し合いに持ち込むために非核化を 利用しようとしていたと考えられる。 つまり,北朝鮮が行ってきたミサイル発射や核開発は,日本の周辺での行動ではあったが、 日本への圧力であったとは言えず,金正恩第一書記はアメリカとの交渉を有利に進めるた めにこれらを行い,その目的を達成しつつあると考えられる。現在では米朝首脳会談でミ サイル廃棄と非核化への方向性が位置付けられるとともに,米国は経済制裁の緩和を約束 した。 参考文献:日本経済新聞https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/nsp/page4_003679.html 外務省資料「北朝鮮船舶による違法な物資積み替えの疑い」等 アメリカ オバマ大統領とトランプ大統領の考え方の違い

オバマ大統領

(「日本経済新聞 2017 年2月 24 日 11 時 44 分」 2018 年6月 1日閲覧 https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H2R_U7A220C1MM0000/) 「核兵器なき世界」を目指したオバマ前政権は 2010 年にロシアとの間で、戦略核弾頭の配 備上限を 1550 発と、両国の核軍縮で最低水準に設定した新戦略兵器削減条約(新STAR T)に署名した。しかしトランプ氏は同条約を「イランとの(核)合意と同じく一方的な 取引。我々はいい取引の交渉を始める」と、見直し作業に着手する考えを示した。

トランプ大統領

(「NHK NEWS WEB」 2018 年6月 1 日閲覧 https://www3.nhk.or.jp/news/special/2016-presidential-election/comparison.html) *アジア政策 ▼北朝鮮をめぐる問題の解決に向け、中国に圧力をかけるべきと主張。キム・ジョンウン (金正恩)朝鮮労働党委員長との会談に前向き。 ▼アメリカ軍の増強を主張。一方、日本や韓国などとの同盟は「片務的」だとして、米軍 の駐留経費の負担増額を求める。

(7)

7 *核問題 ▼戦争での核兵器利用を排除しない姿勢。 ▼日本や韓国による核保有を容認する考え。 ▼イランとの核開発問題めぐる最終合意について「歴史上、最もひどい合意の1つ」と批 判。 ▼「核兵器による先制攻撃はしない」が、備えも必要で、「あらゆる可能性を排除しない」。 *テロ対策 ▼オバマ政権の失策が中東に混乱をもたらし、ISの台頭許した。IS壊滅のため、地上 軍の派遣や戦術核の利用も排除せず。 ▼大統領就任後30日以内に、「米軍にIS壊滅計画を提出させる」。 ▼アメリカ国内でのテロ防止のため、イスラム教徒の入国を禁止。テロを起こしている国 の人には事前検査をすべきと主張。シリア難民はシリア国内にとどまらせるべきと主張。

7.日本の現状について

日本は唯一の被爆国である。国際社会の「核兵器のない世界」を目指す動きの中で,核 保有国と非核保有国の間でどのような立場にいるのだろうか?国際的な条約を取り上げて, そこから日本の現状と課題を考えてみる。 ~国際条約~ 内容 成立年・参加国 日本の立場

核兵器を禁止しようとした最 初の国際条約。大気圏内・宇宙空 間・水中での核実験禁止。しかし, 地下での核実験は禁止されてい ない。 1963 年,アメリカ・イ ギリス・ソ連 によって 調印。しかし,中国・フ ランスは加盟拒否。 日本も 1963 年に 調印。

アメリカ・ロシア・イギリス・ 中国・フランスを核保有国とし, これ以上核保有国を拡大しない ための条約。 1968 年,アメリカ・イ ギリス・ソ連の核保有国 3か国と非核保有国56 か 国が調印。2017 年4月現 在、191 か国が参加。[フ ランス・中国を含む] 日本も 1970 年に 調印。

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核保有国・非核保有国を問わ ず,あらゆる核実験を禁止する条 約。地下での核実験も禁止されて いる。しかし,爆発のともなわな い核兵器の実験は禁止されてい ない。 183 か国が署名,166 か国が批准。発効には研 究用,発電用の原子炉が あるアメリカ・中国など の44 か国の批准が必要な ため未発効。 1996 年に署名し, 1997 年,国連事務局 長に対し,この条約 の批准書を寄託。 核 兵 器 禁 止 条 約 核兵器そのものが国際法に違 反しているとして,核兵器の開発 や保有,使用などを法的に禁止。 非核保有国であるオー ストラリアやメキシコな どが主導となり,2017 年 採択。しかし,アメリカ・ ロシア・中国などは反対。 日本は不参加。 PTBT・・・部分的核実験禁止条約 NPT・・・核兵器拡散禁止条約 CTBT・・・包括的核実験禁止条約 ~分かる事~ 上の表から,日本が参加していない条約があることがわかる。特に,核兵器禁止条約 は,はっきりと不参加を表明している。日本にとって「核兵器のない世界」へ向けた重 要なカギとなるこの条約は,参加すべきではないのか。なぜ不参加なのか。それは日本 アメリカの核の傘に守られていることが理由に考えられる。 ~日本の課題~ 「アメリカの核の傘に守られている」とはどういうことか。 相手国が攻撃してきた場合,核兵器で反撃するという姿勢を見せることにより相手国 の攻撃を思いとどまらせようとすることを、核兵器の抑止力という。アメリカが持つ核 兵器の抑止力を「核の傘」に例え,これに依存している国が日本である。これがはっき りと明記されているのが,日米安全保障条約(1960 年6月 23 日発行)である。 日米安全保障条約 第5条[共同防衛] 各締結国は,日本国の施政の下にある領域における,いずれか一方に対する武力攻撃 が,自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め,自国の憲法上の規定及び 手続きに従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。 この内容は簡単に言うと,日本が攻撃を受けた場合,アメリカは日本を守る義務がある ということである。また,アメリカ本国が攻撃を受けても,日本はアメリカを守る義 務がない。つまり日本は,アメリカに,核兵器に安全を守ってもらっていることとなる。 核兵器禁止条約は「核抑止」・「核の傘」という考えが否定されている。このことから, 日本は核兵器禁止条約に不参加だと考えられる。

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9 ~考察~ 「核兵器のない世界」。これを実現するには日本は核の傘から抜け出す必要がある。し かし,日本国憲法第9条より,武力による威嚇,武力行使は禁止されている。また,今, 近隣国であり,事実上の核保有国である北朝鮮の情勢は目まぐるしく変化しており,日 本は危険な状態にあると言っても過言ではない。そのような状態で核の傘から抜け出し, 果たして私たちの安全は守られるのか。日本の課題を解決するには,日本だけでなく, 各国で協力した核廃絶へ向けた取り組みが必要だと痛感した。 ~参考文献~ ・第一学習社編集部 「本質が見えてくる 最新現代社会資料集 新版」 教育図書出版第一学習社 |2018 年1月 10 日 発刊 ・長崎市 平和・原爆-長崎原爆資料館ホームページ 2018 年6月 20 日 閲覧 http://nagasakipeace.jp/japanese/peace/appeal/terms/4.html ・外務省ホームページ 2018 年6月 15 日 閲覧 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaku/ctbt/index.html

8.まとめ

まとめとして(ⅰ)政策提言 (ⅱ)私たちにできること~県広生 ver.~を考えた。 (ⅰ)政策提言 日本は北朝鮮のミサイル攻撃を一番受けやすい位置にある。しかしながら韓国・アメリ カ・中国のように二国間の首脳会談を行えていない。そのためまずは六か国の会合を開く ことを提案する。六か国とはアメリカ,ロシア,中国,韓国,日本のことである。 直接話す機会をえないことには,拉致問題はおろかミサイル発射の禁止を約束させるこ ともできず非核化の費用負担のみを負うことになる。そのため日本は北朝鮮との会談,ま たは米朝日中韓露の六か国の会合をひらいて交渉の輪にはいる必要があると思う。経済制 裁強硬派を選べば孤立する可能性もあるが,それでも積極的に日本の要望を主張する機会 が必要だ。 また,北朝鮮の非核化にともなった東アジア全体の非核化にむけて,日本もアメリカ の核の傘をぬけだすため日朝の国交を正常に戻すことが北朝鮮の非核化の次に日本の 目標になると考える。

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10 (ⅱ)私たちにできること~県広生 ver.~ 大切なのは、

知ろうとすること・理解を深めること

模擬国連の実施

国際連合では、様々な国際問題について 193 の国から大使が派遣され、数多ある国際問 題について議論をしている。その内容は人権、核開発や軍縮、環境、紛争等非常に多岐に わたっていると言える。模擬国連とは、参加者一人一人が国連に派遣された一国の大使と なり、一つの国際問題について国益を背負った各国大使の立場から議論をする事によって、 国際問題の多角的視点からの理解やその複雑さを理解するとともに、交渉力や論理的思考 力、英語力の向上を目的とするサークル活動である。(http://jmun.org/beginner.html) 模擬国連は、広島高校では実施されていない。私自身もグローバル未来塾 in ひろしまに 参加して初めて模擬国連の存在を知り、平和について考えるのにとてもいい経験だと思っ た。1人1人が各国の大使になることにより、その国の核に対するスタンスを知ることが できる。すぐに核に関することをお題とするのではなく、身近な話題から始めていけばい いと思う。例えば国連にある国連カフェのメニューを様々な国の輸出品をもとに考えてい くのも楽しい。事前に模擬国連経験者が最後の締結案の枠組みを考えて、かっこ埋めの締 結案を作ることなら手軽に模擬国連をすることができると思う。広島高で模擬国連を実施 するためには、私達がまず模擬国連経験者になることが大切だと思う。今、広島県内では 女学院高校・AICJ 高校で行われている模擬国連に参加してみることが大切だと思う。そし てぜひ広島高校で模擬国連を開きたい。

9. 感想

今回は少しレポートに取りかかるのが遅くなってしまい、改善点が多くあるレポートと なった。もともとは事前調査として実施したアンケートを中学生と高校生とを比較し、考 え方の違いも調べたかったが、起案が遅くなってしまい、高校1年生の生徒にしかできな かった。また最後のまとめでは県広生に限定してしまったが、どんな人でもできることを 考えることができたら、もっと良かったと思う。でも3人で協力し、私たちの全力を尽く してこのレポートを完成させることができたのは本当に良かった。普段何も考えずに聞く ことが多い北朝鮮のニュースも,今回学んだ歴史的背景をかんがえながら他国のいろいろ な視点から見ることの大切さを学んだ。このレポートを書かなければ日本や他国の核政策 について調べなかったと思う。今回あげた今すぐに政策を実行することはできないが,こ れからの私たちができることについては,この機会を生かして、今回私たちが提言したこ とを実行し、「口先だけではない」平和を目指していきたい。

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