• 検索結果がありません。

for parents for kids 058 食育(しょくいく)とは? 私たちが元気で暮らすためには 食 がとてもたいせつです 食べることは命の源であり 大地と海の恵みをいただいているありがたいものです 食を通じたコミュニケーションは 心の豊かさをもたらします ですから家で料理したり 家族で楽し

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "for parents for kids 058 食育(しょくいく)とは? 私たちが元気で暮らすためには 食 がとてもたいせつです 食べることは命の源であり 大地と海の恵みをいただいているありがたいものです 食を通じたコミュニケーションは 心の豊かさをもたらします ですから家で料理したり 家族で楽し"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

親子で学ぼう!おいしい「食育」(前編)

空手クリニック

【連載】 

第5 回

先生のご紹介

ベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ) パンインストラクター 神奈川県出身。 小学校時代をシンガポール・マレーシアで過ごした経験 や食品メーカーでの勤務を通して、食文化や野菜・果物 の魅力に惹かれ野菜ソムリエを取得。 料理教室やカルチャースクールでの野菜やパンの講師、 教育機関での食育講師を通じて食の楽しさを伝えるほか、 レシピ提案やライターなどの活動も行う。 ブログ「野菜がいっぱい」 http://potimarrons.cocolog-nifty.com/

佐藤 雅美

( さ と う・ ま さ み ) 監修/佐藤雅美 構成/小日向藍菜 指導者 保護者 大学生 高校生 中学生 小学生 こんな人におすすめ!  ぜひ、親子で! こんな人におすすめ!  ぜひ、親子で!

先生のご紹介

おなかがへってはいい試合はできない!

私たちのパワーのもと、「食」。

このあたりまえの行動をよ〜くみつめ

ると、

「食」の楽しさや、たいせつさ、

ありがたさが伝わってきます。

連載空手クリニック、今回は「食」を

みつめる勉強の機会、「食育」がテーマ

です。

今月号ではバランスのよい食事の指針

〝食事バランスガイド〟を紹介し、空手

キッズをもつ保護者の方からの相談に、

Q&Aで答えます。

(2)

for kids

元 気 で 暮 ら す た め に は、 も た い せ つ で す 。 食 べ る こ で あ り、 大 地 と 海 の 恵 み を た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン は、 機 会 も 少 な く な っ て い ま す 。 養 の 偏 り や 不 規 則 な 食 事、 「食育」 です。 法 」 が 2 0 0 5 年 7 月 に 施 」を養う る このコマは、 「食事バランスガイド」   左ページ上にあるコマのようなイラ スト、見たことありますか?   私たちが元気でいるためには(元気 に空手をやるためにも!)バランスの よい食事をしなくてはいけません。   イ ラ ス ト は「 食 事 バ ラ ン ス ガ イ ド 」 といって、 1 日になにをどのくらい食 べたらバランスがいいのか 、しめして い ま す 。 2 0 0 5 年 6 月 に 厚 こ う 生 せ い 労 ろ う ど う し ょ う 働 省 と 農 の う 林 り ん 水 す い 産 さ ん 省 しょう により つく られました。   栄養バランスは、 コマみたいなもの。   主 し ゅ 食 しょく 、 副 ふ く 菜 さ い 、 主 し ゅ 菜 さ い 、 牛 ぎゅう 乳 にゅう ・ 乳 にゅう 製 せ い 品 ひ ん 、 果 く だ 物 も の の 5 つのグループ をまんべんなく 食 べ る と 、バ ラ ン ス よ く ま わ る コ マ で す 。 で も、 コ マ を よ 〜 く 見 て。 「 主 食 」 の 黄グループがいちばん大きく、紫と青 のグループは小さいですね。   つ ま り、 黄 グ ル ー プ に 入 る も の は、 ほかのグループよりたくさん、紫と青 グループに入るものはすくない量でち ょうどいいのです。 今日のごはんを思い出して、 コマをうめてみましょう   食事バランスガイドでは、食べ物を 食 べ る め や す を 1つ 、2 つ と い う 単 た ん 位 い で 数 え て い ま す 。1 日 に い く つ 必 ひ つ 要 よ う か は、 年 齢 や 性 別 な ど に よ っ て ち が い ま す ( 図 2 を め や す に、 あ な た の 適 て き 量 りょう を し らべてみましょう) 。   今日のごはんを思い出して、コマを うめてみましょう。はじめはかんたん に、 「野菜は食べたかな?」 「お肉は多 す ぎ な い か な? 牛 乳 は 飲 ん だ か な?」 ってかんがえてみてください。   コマがまわるよう、 5 つのグループ と コ マ の「 じ く 」 の 水 分、 「 運 動 」 を うまくとりいれてくださいね。   「食」をとおして、 元気で楽しい毎日を   バランスのとれた食事は、 1 日の疲 れを取るだけでなく、身体をつくって くれます。ごはんは家族そろって食べ るとおいしいし、楽しいですよね。   毎日たくさんの人の手を通って食卓 にあがる食べ物に感謝して、よく味わ って食べましょう。   「食 」という字を 分 ぶ ん 解 か い す る と 「人」に 「 良 」 い と な り ま す 。 人 の 心 も 身 体 も よ く し、 育 む の が 本 来 の「 食 」 の 役 割 です。食をとおして元気で楽しい毎日 がすごせるようになるといいですね。

元気に空手をやるために

「 食 」を 知 り た い

(3)

空手クリニック

親子で学ぼう!おいしい「食育」(前編) 【連載】 第5回 食事バランスガイド 5つのグループ ● 主食(黄のグループ) ●   主食とは、ご飯やパン、麺類のこと で、身体を動かすエネルギーのもとに なります。   日 本 型 の 食 事 と い え ば お 米 で す が、 「 米 」 の 字 を 分 解 す る と「 八 十 八 」 に な る よ う に、 お 米 が で き る ま で に は 八十八回の手がかかったといわれてい ます。それほど たいせつ な 食材 です 。 ● 副菜(緑のグループ) ●   副菜は、野菜やきのこ、いも、海草 などを使った料理です。身体の調子を ととのえる栄養がふくまれています。   農家の人たちが努力して、おいしい 野菜をそだててくれています。 ● 主菜(赤のグループ) ●   主菜は、魚や肉、卵をつかった料理 や、とうふ、納豆など大豆を つか った 料理です。身体を作るもとになる栄養 がふくまれています。 ● 牛乳・乳製品(紫のグループ) ●   牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳 製品です。丈夫な骨や歯をつくってく れます。   牛乳には、カルシウム、良質のたん ぱく質などの栄養素がいっぱいで、成 長期にはとくに頼りになります。 ● 果物(青のグループ) ●   りんご、 みかん、 かき、 ぶどう、 なし、 スイカなどの果物です。身体の調子を ととのえるビタミンがふくまれます。   風土や気候にあわせていろんな果物 がそだてられています。 ● そのほかにも… ●   コマの「じく」に水やお茶が描かれ て い る よ う に、 水 分 も た い せ つ で す。 じゅうぶんにとりましょう。   運動もたいせつ。お菓子や甘いジュ ースは食事の代わりではなく、適度に とりましょう。   【参照】 農林水産省ホームページ http://www.maff.go.jp/ 【出典】(食事バランスガイド=図1、適量チェック!CHART=図2) 農林水産省ホームページより http://www.maff.go.jp/food_guide/ balance.html

図2

図1

(4)

子どもが週に3回、道場で3時間の練習をしています。練習前、練習後、どんなも

のを食べさせたらエネルギーになりますか?また、疲れが取れやすいでしょうか?

練習の前に軽くおにぎりやパンなどの糖質を摂ってエネルギーを補給するといいです。このとき 甘いもので糖質を摂ると吸収が早すぎて血糖値が急激に上昇してしまうので、血糖値が安定した ままエネルギーを補給できる、消化吸収のゆるやかなでんぷん質を摂ることをお勧めします。 練習の後の食事は練習後なるべく早くがいいのですが、それが難しければエネルギーやビタミン を補充するためにスポーツドリンクやオレンジジュースを飲むことをお勧めします。疲れが残る のは、使ったエネルギーが回復できていないためと考えられますので、練習前後にスポーツドリ ンクや軽食で栄養補給することが大事です。ビタミンやミネラルは、運動により代謝が上がって 消耗してしまうので、野菜や果物で補うことも大切です。つまり、練習前に糖質を若干摂り、練 習後はその他の栄養素であるタンパク質やビタミンを摂るようにするのがいいでしょう。

家から道場までが遠いので、練習が終わり帰宅するといつも夜10時過ぎになりま

す。それから夕飯を食べるのですが、子どもたちは次の朝おなかが空かないようで

ごはんが食べられません。栄養が偏っていないか心配です。

最近のデータで、朝食をきちんと摂ることが体力的にも学力的にも大事であるとされています。 練習の後、自宅に戻ってからはあまり重くならない消化のよい食事を与えるようにしてください。 柔らかく煮た野菜スープやポタージュを飲むと、満腹感も得られていいですね。 運動すると多かれ少なかれ筋肉を使いますので、栄養のバランスは1日単位で考えればよいので、 練習の後の夕食は疲れた筋肉を再生するというためにも筋肉の材料であるタンパク質をしっかり 摂ることが大事です。そのときには、倍の量の野菜も摂ると、お互いの相乗効果で栄養分が吸収 されやすいといわれています。

うちの子どもはとても食が細く、また、ごはんを食べるのにとても時間がかかります。

大きく育って欲しいのでたくさん食べてほしいのですが、無理に食べさせない方が

いいのでしょうか。

生活習慣病になる危険性がある食習慣として「早食い」が一番に挙げられています。そのような 意味ではゆっくり食事をすることは悪いことではないのです。1日の食事バランスを考えて楽し く食事ができるように工夫してみるといいですね。

Q2

Q3

(5)

コラム 〜野菜ソムリエ〜

●「野菜ソムリエ」は、こんな職業です●  野菜ソムリエとは、「ベジタブル&フルーツマイスター」の通称です。野菜や果物のおいしさや楽しさを理解し、伝 えることのできるスペシャリストです。  普段の生活の中で、あたりまえに接している野菜と果物ですが、意外に疑問などがたくさん出てきますね。たとえば、 おいしい野菜の見分けかたや種類、旬、保存方法、栄養価、それぞれに合う食べ方のバリエーションなど野菜と果物 にはたくさんの魅力があります。でも、野菜と果物はそれを自ら語ることはできません。そこで誕生したのが、ベジ タブル&フルーツマイスターです。  野菜果物の新しい情報を常にキャッチし、その魅力を様々なかたちでわかりやすく伝え、日々の生活の中で野菜と 果物をもっとおいしく、ファッショナブルに楽しんでもらい、食生活を豊かにすることに貢献することがベジタブル& フルーツマイスターの役割です。

空手クリニック

親子で学ぼう!おいしい「食育」(前編) 【連載】 第5回

試合当日のお弁当は、パワーを発揮してもらうにはどんなものがいいでしょうか。

(手作りするなら? また、コンビニで済ませるしかない場合は?)

Q1 でもお答えしたのと同じですが、試合の前には、エネルギーを補給するために糖質が中心の 食事がパワー発揮にいいです。この場合、甘いものでは吸収が早すぎて血糖値が急激に上昇して しまいますので、消化吸収がゆっくりなパンやごはんなどのでんぷん質を使ったお弁当をお勧め します。そのときは、煮物などの野菜料理やたんぱく質も一緒にとるといいですね。 もしも時間がなくてコンビニで済ませる場合も、やはりおにぎりや、ゆで卵、ほうれん草のおひ たしなどのお惣菜を組み合わせて購入すると全体のバランスが良くなります。

小学3年生の娘は好き嫌いが多く、野菜をほとんど食べません。夕飯で出す野菜も

いつも残してしまいます。うまく食べてもらう方法はないでしょうか。

まずは、ジュースにしたりみじん切りにした野菜を料理の材料に混ぜてみるのをお勧めします。 小松菜やほうれん草などの緑色野菜も、バナナや牛乳、はちみつと一緒にジュースにすると飲み やすいです。香りが強い野菜は敬遠されがちなので、香りの弱いものを選ぶのも良いですね。た とえばニンジンが苦手であれば、同じようにカロチノイドが多く含ま れているカボチャを使った料理を食べさせてみてはいかがでしょうか。 または、ペーストにした野菜をスイーツやパンに入れると食べやすい ですし、彩りも楽しめて苦手意識がなくなるかもしれませんね。 (写真右)トマトのジェラート。市販のアイスにペーストにした野菜を混ぜ、再び凍らせるだけで 簡単にできます。

Q4

Q5

参照

関連したドキュメント

ら。 自信がついたのと、新しい発見があった 空欄 あんまり… 近いから。

○○でございます。私どもはもともと工場協会という形で活動していたのですけれども、要

これからはしっかりかもうと 思います。かむことは、そこ まで大事じゃないと思って いたけど、毒消し効果があ

 筆記試験は与えられた課題に対して、時間 内に回答 しなければなりません。時間内に答 え を出すことは働 くことと 同様です。 だから分からな い問題は後回しでもいいので

下山にはいり、ABさんの名案でロープでつ ながれた子供たちには笑ってしまいました。つ

自分ではおかしいと思って も、「自分の体は汚れてい るのではないか」「ひどい ことを周りの人にしたので

3月 がつ を迎え むか 、昨年 さくねん の 4月 がつ 頃 ころ に比べる くら と食べる た 量 りょう も増え ふ 、心 こころ も体 からだ も大きく おお 成長 せいちょう

では恥ずかしいよね ︒﹂と伝えました ︒そうする と彼も ﹁恥ずかしいです ︒﹂と言うのです