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農村における高血圧の遺伝型式の研究

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農村におけろ高血圧の遺伝型式の研究

1 緒 東京女子医科大学衛生学教室(主任 吉岡博学教授) 言 吉 ≡ヨシ 田 ダ

tロシ

(受付昭和32年11月20日)

高血圧が遺伝素質を基礎として発生することは 明らかであるが,はたして優劣いずれの遺伝型式 をとるかは,まだ諸学者の間に意見の一致をみる に至っていない。優性遺伝であるとし,あるいは優 性遺伝への期待をもつとしているものに,Weitz 1),Rosenbloo1:n2), Allan5 ’,宮尾4),丘5),1平本6)ら があるが,Klemola7)は劣性遺伝であると言って おり,中沢8)は高.血圧病の発現には環境が甚だ大 なる役割をなすから,遺伝病としての型式を定め ようとするのが無理であると述べている。著者は 先に発表した埼玉県農村における並L圧調査を9)10) 基として,高血圧の遺伝型式について追及した。 H 研究方法 40才以.ヒの男女2,139名(男子1,020名,女子1, 119名)について,血圧集団検診の時の調査を基とし て検討したが,問診からめ記録によらざるを得なかつ た関係上,誤差を防ぐために遺伝関係を親子間に限定 して,祖父母その他を加えなかった。遺伝標識疾患と しては,同様の理由により脳卒中による死亡者または 罹患中のもののみとして,心膿疾患,腎臓疾患等を加 えなかった。高血圧としては,すべて40才以上なる ため,最高」血圧150 mmHg以上のものとした。 皿 研究結果 脳卒中が両親ともにあるもの,父のみにあるも の,母のみにあるもの,両親にはなくてその他の 一血族たあるもめ,わよび血縁関係に脳卒中の認め られないもの,それぞれの高血圧の出現をみると 表1の如くである。高血圧出現率は,遺伝関係を 両親ともに認められたものが,最:も高率で56. 45 %をしめ,それについで片親に認められたものが 42. 08%,および43,78%をしめしている。 表1 血族における脳卒中の有無と 高血圧の出現率 脳卒中の有無 父(+)母(+) 父(+)母(一) 父(一)母(十) 父(一)母(一) その他(+) 父(一)母(一) その他(一) 高血圧者数 (o/o) 35 (56. 45) 117 (42. 08) 81 (43.78) 74 (30. 57) 491 (35. 27) 正常血圧者数 (90) 計 27 (43.55) 1 62 161 (57.92) 1 278 1 104 (56. 22) 1 185 148 (69. 43) 1 222 901 (64.73) ll,392 計 fi,6g一(silsis]i;5411161SgSIIgs(37.3i)li,34i一(.g.?.:.一6g..?..lt−・.13g] 表1[遺伝関係の有無による 高』血圧者および正常血圧者数 i灘関係(+)遺礪係(一)計

高血圧者

正常血圧

233 (44.38 O/S) 292

s6s 1 7gs

(35. 01 %) 1 (37. 31 O/S) 1,049 ii 1,341 計 525 1,614 2, 139 x2=:14. 89 P〈 O. Ol 前述の如く,親子間に遺伝関係の認められるも のと,認められないものとに分けて高血圧の出現 率をみると,表r【の如く前者は44.38%,後者は35. 01%となる。これをカイ自乗検定法によって検定 すると,表Hにみるように両者間には明らかに有 意の差が認められた。すなわち,高血圧者中に は,遺伝関係の認られるものが多いことは明らか であった。 A..高血圧の遺伝型式について 高血圧が優劣いずれの遺伝型式に属するかをみ るために,「丘5)の方法に従って自然人口中の高血 圧因子型とその頻度を測定することにより,高血

Hiroshi YOSHIDA : (Department of Hygiene, Tokyo Women’s. Medical College: A Study of the

hereditary type of hypertension in the rura] areas.

(2)

圧を出現すべき期待値を優性遺伝および劣性遺伝 と仮定しだ場合について算出し,これと実測値と を比較検討した。自然人口中の.血圧頻度分布は, 正規の二項分布をしめさず,高血圧者が正常血圧 者とは別の特殊な群をなしているものと解釈さ れ,従って血圧因子を高血圧因子と正常mt圧因子 とに区別して取扱つた。Aを優性因子, aを劣性 因子とし,Aの確率をp, aの確率をqとし, p十 q=1とすると,自然人朗二1における因子型はA A,Aa, aaであり,その頻度はそれぞれp2, 2餌,q2となって,この比率は一定である。親の 組合せから予期される子の因子型を表皿にしめ す,J 表IE 親の組合せから予想される F■の因子型と頻度 Flの因子型と頻度 両親の組合 頻度t・.一一一 一… AA I Aa I aa

AAxAA

AAxAa

AA×aa

AaxAa

Aa×aa

aaxaa

1 『’ド「

P↓ P’釧 1

4P3q

2P3q

2P3qI i i

2P2q2 @ 12pL’q『

4P2q2 P2q22P2P2:P2q2

1

4P

早C3

@12pq∵P,劉

i.閲. i l (1) 期待値の算出 (1)高血圧因子を慶性囚子と仮定した場合 Aを高血圧因子,aを正常Jrj.旺因子と仮定すれ ば,Aはaに対して優性であるから,高一血圧とな り得る因子型はAA, Aaであり,その頻度はA

A十Aa=P?十2pqとなる。正常血圧はaaのみ

であり,その頻度はq2となる。自然人口中にお ける高1血圧の頻度は,前記の如く37.31%である から,が十2pq=0,373となり,従ってq・・0.792 となる。 表IV (高血圧×高血圧)から予想される Flの因子型および頻度 …

両親の組合[頻度

AAxAA

AA×Aa

AaxAa

p−1 4p3q

4p2q2

pL’(1十q)L’ =Kとする Flの因子型と頻度

AAlAa

aa

p4fK

2p3qfk p2q2fk 一. I (1+q)2 2p3qfk 2p2qL’/k .2ヨー. (1+q)2 pL’q2/k q2 (1+q)2 (a)両親高血圧の揚合 両親とも高一血圧の場合,高並旺の因子型はAA とAaで,その頻度は表IVの如く,それぞれ ( 1P十q)、・(、舞・な・・従ってF・申の高 1血圧者の頻度は, L. =一一z.一.!...一一AA.fi =O.3114 AA== (1. 792)2 (1+q)2 z.q ,..一2?ts.9.Z??一〇一IZ?2.., o.4933

Aa=

(1. 792)2 (1+q)2 :. AA十A a =0. 3114十〇. 4933 一= O. 8047 すなわち,両親高!fil圧の分合, F 1からの高1血圧 出現率は, 80. 47±5. 08 % となる。 (b) 片親高血圧の場合 片親高t11.圧の場合,高血圧の因子型はAaのみ であり,その頻度を(1)の(a)(両親高』涯圧の 言合)・)・・prくして求め・・一転とな・・従 ってF1中の高1血痴者の頻度は, Aa=一t−q=’m’r.一;g2’g2=O・5580 となる。すなわち,片親高並t圧の揚合,F1中の 高』丘L二者の頻度は, ors.80±2.:1 % である。 (c) 両親正常1血L圧の錫合 両親とも正常it圧の場合は, F1の因子型はa aのみとなり,高下L圧者は全く認められないこと になる。 (2)高頚旺因子を劣性因子と仮定した場合 Aを正常血圧因子,aを高血圧因子と仮定する と,高.血圧となり得る因子型はaaのみとなる。 aa=q2・・0.3731従ってq=0.6108 (a)爾親高.血圧の場合 両親とも高!血圧の揚合は,高.血圧因子型はaa のみであるから,高血圧者の頻度は100%となる。 (b)片親高血圧の揚合 片親高血圧の引合は,aaの頻度を(1)の(a) 卿くして求めると一一 A2ziとな・・ 一.一q一.,一9:・m919{1−919S 一〇.3792 1. 6108

1十q

すなわち,片親高1血圧の場合,F1中の高th1圧出 現率は, 37.92±2.2・5 % となる。 (C)両親正常一盛旺の場合

一87一

(3)

両親とも正常血圧の揚合,F1中の高血圧者の 撮を(・)の(・)の如くし

fると(fU12.

となる。 gt2Lc.....,,g9/:一91191}・919[}?tL−o. i43s aa = (1+q)2 (1. 6108)2 すなわち,両親正常頚1圧の凹凹,Fi中の高一血圧 者の頻度は, 14. 38±1. 25 % となる。 以上の如くして,高一血圧因子を優性遺伝および 劣性遺伝と仮定した2っの二合について出現すべ き高血圧の期待値を求めたが,これを表Vに一括 してしめす。表VIは遺伝関係を親子間に限定して 表1から求めた高血圧出現率(実測値)である。 表V 高血圧出現率(期待値) 表V皿(1)両親高血圧のとき (a)高血圧を優性遺伝と仮定した場合

三門値期待値

高血圧者

正常血圧者 計

35

(57.38 O/o)

26

61

49

(80.47 %)

12

61 x2==20.33 P〈O. Ol \\翠伝型式

曜の露\

高血圧×高血圧 高血圧×正常血圧 正常血圧×正 常血圧

優性遺伝

(O/e) 80.47:ヒ5.08 55.80土2.31 o

劣性遺伝

(%) 100士0 37. 92 ±2. 25 14.38土1.25 表VI高血圧出現率(実測値) (2)片親高血.圧の揚合 (a)高血圧を優性遺伝と仮定すると,表V, VIより実測値42.76%と期待値55.80%との差は 13.04%である。表佃の如く実測値では高血圧者 198名,正常血圧者265名であり,期待値では高 血圧者258名,正常血圧者205名となる。カイ自 乗検定法により検定すると,表田のように実測値 と期待値との間に有意の差が認められた。 表顎 (2)片親高血圧のとき・ (a)高血圧を優性遺伝と仮定した場合 \_高血圧出現率

醐の露\

高血圧×高」血圧 高血圧×正常血圧 正常血圧× 正常血圧

騰画塾脚態

62] 3sl 27 463 1 198 1 265 1, 614 i ses I il,049 57.38士6.33 42. 76±2. 30 35.01土1.41

実測値期待値

高血圧者

正常血圧者 計

198

(42. 76 OM)

265

463

258

(55.80 %)

205

463 (rD 実測値と期待値の比較 (1)両親高血圧の二合 (a)高血圧を優性遺伝と仮定すると,表V, VIより実測値57.38%と期待値80.47%の間には 23・09%の差がある。表V口の如く実測値では高.血 圧者35名,正常1血圧者26名であるが,期待値から 計算すると高血圧者49名,正常血圧者12名とな る。これをカイ自乗検定法により検定すると,表 孤のように実測値と期待値間に有意の差が認めら れた。 (b)高血圧を劣性遣伝と仮定すると,表V, VIより実測値57.38%と期待値100%の間には 42.62%の差がある。両者間に有意の差があるの は,検定するまでもなく明らかである。 以上(a)(b)の結果からみると,両親高血圧 の扇合,その子に表われる高血圧は,優劣いずれ の遺伝型式にも一致しないことになる。 x2 =31. 51 P〈O. Ol (b)高.血圧を劣性遺伝と仮定すると表V,VI より実測値42。76%と期待値37。92%との差は 4・84%である。eelXの如く実測値は高血圧者198 名,正常1血圧者265名,期待値では高血圧者176 名,正常血圧者287名である。これをカイ自乗検 定法により検定すると表IXのように実測値と期待 値間に有意の差が認められた。 表D((2)片親高血腫のとき (b)高血圧を劣性遺伝と仮定した場合 実 測 値 高』血圧者 正常血圧累 計

198

(42.76 %)

265

期 待 値 176 (37. 92 %)

287

463 463 X2 =4. 44 P〈O. 05 (a)(b)の結果から,片親高」fit圧のときその子 一一一 88 一

(4)

に現われた高血圧は,優劣いずれの遺伝型式にも 一致しないことになる。 (3)両親正常血圧の場合 (a)高血圧を優性遺伝と仮定すると,表Vに みるように高血圧者の期待値は当然0となり,表 VIにおける実測値35. 01%との間に35・01%の差 がある。検定するまでもなく両考聞に有意の差が あるのは明らかである。 (b)高血圧を劣性遺伝と仮定すると,表V,W により実測値35,01%と期待値14.38%との間に は20.63%の差がある。表Xの如く実測値では高血 圧者565名,正常血圧者1,049名,期待値では高1血 圧者232名,正常血圧者1,382名である。カイ自乗 検定法により検定すると,表Xのように実測値と 期待値間には明らかに有意の差が認められた。 表X (3)両親正常血圧のとき (b)高血圧を劣性遺伝と仮定した場合 高血圧出現率の差は3.38%で,男女の高.血圧者 間の差をカイ自乗検定法により検定すると,表}皿 の如く両者間に有意の差は認められなかった。 表汕 両親高血圧のとき男女の高血圧出現率

陣一女副計

高血圧者 正常血圧者 計

19

(55・ 88 90)

15

16

(59.26 e/o)

11

34 27

35

(57. 38 %)

26

61

1

実 測 値 期 待 値 融.賭 ( 56530r. ol %) 正常血圧者 1,049 計 1,614

232

(14. 38 %) 1, 382 1,614 x2 == 558 P〈O. Ol (a)(b)の結果から,両親とも正常一血圧の場合 に現われる子の高血圧は,優性および劣性いずれ の遺伝型式にも一致しなかった。 B 性別による高1血圧の遺伝 表1を更に分けて,男女別に高血圧の出現率を みると,表Mの如くなる。 表XI性別による高血圧出現率 x2=O. 07 P>O. 05 (2) 片親高血圧の場合 (a)父高血圧の場合 父高珀1圧の揚浜,表Mより男子39.13%,女子 44.17%,従って男女高一血圧出現率の差は5.04% であり,男女聞の高血圧者の差もカイ自乗検定法 表XIII父高血圧のとき男女の高血圧出現率

男副戸棚 計

高血圧者 正常血圧者

45

(39.13 901)

70

㍊器轡陵

駕数 115

両親高血圧

72

(44. 17 %)

91

163 117 (42.09 %) 161 278

糊離壁)

1 eg 1 34 1 lg i ss. ss ±s. s2 女t27・61・9・・26・…46 片 親 高 血 圧

男1154539.13士4.55

父高血圧1 1

図・637244・17・±・3・・89

1男82 13542・・68・…46

母高血圧

t女・・3146{・4.・66・4.・・ x2= O. 70 P>O. 05 により検定すると,表Xmにみるように,両者間 に有意の差は見出せなかっk。 (b) 母高圧血の揚合 母高!血圧の揚合は,表XIより男子42.68%,女 子44. 66%,従って男女の高血圧出現率の差は 1.98%で,男女間の高血圧者の差をカイ自乗検定 法により検定すると,表XIVのように両者間に有 意差は認められなかった。 表XIV 母高血圧のとき男女の高血圧出現三 男 子 女 子 計 高血圧者 正常血圧者 計 46

35

(42.6g %) 1 (44.66 %)

47 1 57

82 103

81

(43. 78 %) 104 185, (1)両親高血圧の揚合 両親とも高周壁の揚合,表XIにみる如く男子 55.88%,女子59.26%,従って男女間における x2=O. 07 P>O. 05 以上の結果から,両親高血圧,片親高血圧いず れの揚合にも,その子に現われる高血圧者の男女 間の差は見出し得なかった。すなわち,高1血圧の

(5)

遺伝は,性に関係なく行われるものと推測され る。 皿 考察および結論 高血圧症が遺伝性素質のもとに発生することは 衆知であるが,優劣いずれの遺伝型式をとるか, その遣伝関係が性によって異るかどうかをみるた めに,著者は先に発表した埼玉県農村における一血 圧調査9)10)について分析した。すなわち,40才以 上の男女2,139名(男子1,020名,女子1,119名) の集団検診による調査を基として,問診からの記 録によったので,正確を期するために遺伝関係を 親子闇に限定し,遺伝標識疾患としては脳卒中の

みをとり,また高血圧を最高血圧150mmHg以

上のものとした。 高1血圧の出現率は,遺伝関係を両親ともに認め るものが最:も高率で56.45%をしめ,ついで母の みに認められるものが43.78%,父のみに認めら れるものが42.08%となっている。遺伝関係が両 親とも認められず,その他の血縁関係にのみ認め られるものは30. 57%をしめしており,両親および その他の血縁関係にも認められないものが35.27 %をしめしている。全体としての高血圧出現率 は,37. 31%である。 これを上述の如く,親子間に遺伝関係の認めら れるものと,認められないものとに分けると,前 者における高一血圧出現率は44,38%,後者におけ るそれは35.01%となる。検定により,両者間に は明らかに有意の差が認められた。すなわち,高 血圧の出現は,遺伝関係の認められるものの中に 明らかに多いことが考えられた。 高一血圧症が,優劣いずれの遺伝型式のもとに出 現するかをみるために,著著は丘5の方法によ り,一血圧因子を高.血圧因子と正常並1圧因子とに分 離して取扱い,高血圧因子型とその頻度を推定す ることによって,自然人口中の高!西新を出現すべ き期待値を優性皆伝および劣性遺伝と仮定した場 合について算出し,これと実測値とを比較検討し た。その結果,両親高」血圧の軒合,片親高血圧の 揚合,両親正常血圧の場合の3者とも,その実測値 は優劣いずれの期待値とも有意の差をもって異っ ていた。すなわち,いかなる遺伝関係における両 親の組合せにあっても,その子に現われた高血圧 の出現状況からは,優性遺伝の型式にも劣性遺伝 の型式にも従うものとは考えられなかった。 以上の結果から,Rj.ti11圧症が遺伝素質をもつた ものに多く発現することは明らかであるが,発現 までに長時日を要し,その問における種々の環境 により大きく左右される結果,優劣いずれの遣伝 型式をとるか明らかにすることは困難なことを示 すものと思われた。 高並旺の遺伝が,性によって異るか否かをみる ために,両親高血圧,片親高血圧の揚合について, その子に現われた高血圧の出現率を男女別に算出 した。両親高血圧の場合は,男子55.88%,女子 59.26%,父高血圧のとき,男子39.13%,女子 44.17%,および母高血圧のとき,男子42.68%, 女子44.66%をしめして,いずれの揚合も男女聞 に有意の差は認められなかった。すなわち,高血 圧の遺伝は,性には関係なく行われるものの如く 思われた。 おわりに,吉岡博人教授,諸岡妙子助教授のこ指遵 とこ校閲を深く感謝いたします。 文 献

1) Weitz, W. : Zur Atiologie der genuinen oder

vascultiren Hypertension. Ztschr. f. Klin. Med. 96 151 (1923)

2) Rosenbloom, J. : Familia] hypertension with report of a case. J. Lab. Clin. Med. 8 681

(1923)

3) Allan, W.: Heredity in hypertension, Stati− stical study. Arch. lnt. Med. 52 954 (1933)

4)宮尾定信:高血圧(遺伝体質方面)臨床と研究 30, 350 (HB 28) 5)丘 幾司:血圧の遺伝学的研究第且編 高血 圧の遺伝に関する研究 体質医学研甕所報告 2, 113 (Hg 27) 6)平本義典他:本態的高血圧症に関する統計学的 研究 第1報 原因的事項に就て 千葉医学会 朶隔心, 15, 325 (日召 ユ2)

7) Klemela, E.: Essentie31e Hypertonie bei 23 ji’hrigen eineiigen Zw{]lingen. Z. Konst.

Lehre. 22, 69 (1938) 8)申沢房吉:高血圧病(臨床方面)Fl本内科学会 雑誌, 40, 437 (日召 26) 9)諸岡妙子他:農村における血圧調査,1 埼玉 県福岡村における調査,東京女子医科大学雑誌 26,397(昭31) 10)誌岡妙子他:農村における血圧調査・■ 埼玉 県川越市芳野地区における調査,東京女子医科 大輔…誌, 27, 89 (口召 32)

一90一

参照

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