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自動車の運転に関わるコンテキス卜の認識と活用

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. Vol.2015-MBL-77 No.12 Vol.2015-ITS-63 No.12 2015/12/2. 研究背景 スマートフォンが⾞載情報端末として利⽤されるようになりつつある. ⾃動⾞の運転に関わる. スマートフォンを⾞載情報端末. ⾞載情報端末(スマートフォン)の課題. として利⽤する利点. 1.限られた操作時間 ⾳楽を変えたい. 1.ログがユーザに属する. コンテキストの認識と活⽤ 神奈川⼯科⼤学⼤学院. 情報⼯学専攻 松⼭聖路. 神奈川⼯科⼤学 情報⼯学部 中⼭祐貴、清原良三. オーディオの操作画⾯を出 して、⾳楽を選んで・・・. 操作がまだ終わってない!. ⾞載情報端末(スマートフォン). 2.インターネットの利⽤ 2.⾛⾏中の操作による事故リスクの増加 運転にかかわる情報 渋滞、天気、…. 関連研究. 研究背景 前述の利点を活かし,⾞載情報端末の持つ課題を解決するべく,コンテキストを活 ⽤した⾞載情報端末[1]を提案している. 画⾯の切り替えに必要な操作を少なくすることで,操作時間の 削減と事故リスクの削減を期待. ○操作性向上に関する様々な研究 ○操作⼿法 ・ジェスチャや⾳声認識による操作 [2] 3次元ジェスチャによるテーブル型インタラクティブデジタルサイネージの開発 [3] ⾞載⽤⾳声対話システムにおけるユーザ負荷を考慮した対話戦略の検討. 運転に関わるコンテキスト ユーザの所望する機能を推測して 画⾯の切り替えをサポート. ○画⾯デザイン ・ボタンやメニュの配置、メニュ内容の並び替え [4] ⼿の近づき検知を利⽤した⾞載情報機器の低ディストラクション操作技術の開発. コンテキスト認識に⽤いるデータ. [5] A Menu-based Content Search System Based on Relationships between Mobile User Context and Information Needs 運転にかかわる情報 渋滞、天気、etc.. 記録されているログ. ⾃動⾞のデータ. [1] コンテキストを活⽤した⾞載情報端末:情報処理学会研究報告(CDS),Vol. 2015, No. 30, pp. 1-8(2015).. [2] 松原ら, 3 次元ジェスチャによるテーブル型インタラクティブデジタルサイネージの開発, 情報処理学会研究報告2014GN090(10), (2014). [3] ⼭岡ら, ⾞載⽤⾳声対話システムにおけるユーザ負荷を考慮した対話戦略の検討, 情報処理学会研究報告2014-SLP-101(7), (2014). [4] ⾼⽥ら, ⼿の近づき検知を利⽤した⾞載情報機器の低ディストラクション操作技術の開発, 情報処理学会研究報告2014-CDS10(15), (2014). [5] Iwata, ”A Menu-based Content Search System based on Relationships between Mobile User Context and Information Needs”, the 7th International Workshop on Data Management for Wireless and Pervasive Communications(2014).. 関連研究. 運転にかかわるコンテキストの認識. ○操作性向上に関する様々な研究. ○⾃動⾞コンテキスト. ○提⽰情報の切り替え ・コンテキストに応じた提⽰情報の切り替え [6] 意図に応じたコンテキストアウェアサービス提供モデルの提案と評価 [7] A Destination Prediction Method Using Driving Contexts and Trajectory for Car Navigation Systems. 本研究における⾃動⾞コンテキストとは、「⾛⾏中」,「⼀時停⽌中」, 「駐⾞中」といった⾃動⾞の状態を表すコンテキストである. ⾃動⾞コンテキストはアプリケーションの提供・切り替えのタイミングを 推測するのに⼤きな役割を持つと考えている.. 操作⼿法に関する研究: 事故リスクの軽減には⾮常に有効であるが,短時間での操作にはあまり有効でない. 画⾯デザインに関する研究:. ⾃動⾞のデータ. サービス認知時間の削減には有効であるが,短時間での操作には⼗分でない.. ・⾞速 ・スロットル位置 ・ブレーキ状態. ・・・. 提⽰情報の切り替えに関する研究: ユーザの操作を必要としない状況のものであるなどそのまま適⽤することができない. [6] 牧ら, 意図に応じたコンテキストアウェアサービス提供モデルの提案と評価, 情報処理学会研究報告2013-SE-179(28), (2013). [7] Tanaka, “A Destination Prediction Method Using Driving Contexts and Trajectory for Car Navigation Systems”, Proceedings of the 2009 ACM Symposium on Applied Computing (SAC), pages 190–195, 3 2009.. ⓒ 2015 Information Processing Society of Japan. ⾃動⾞コンテキスト. ・⾛⾏中 ・⼀時停⽌中 ・駐⾞中 ・・・. 1.

(2) 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. Vol.2015-MBL-77 No.12 Vol.2015-ITS-63 No.12 2015/12/2. 運転にかかわるコンテキストの認識. 運転にかかわるコンテキストの認識 ○位置コンテキスト[8]. 表.⾃動⾞コンテキストの定義 コンテキスト. ⾛⾏中. 本研究における位置コンテキストとは,⾛⾏中のある地点が「把握できて. 説明. 通常⾛⾏. 20km/h 以上で移動している. いる」,「あまり把握できていない」,「初めて⾛⾏する」のいずれに該. ⾼速⾛⾏. 80km/h 以上で移動している. 当するのかを表すものである.. 徐⾏運転. 20km/h 未満で移動している. バック. ギアがRの状態で移動している. ⼀時停⽌中. ⾃動⾞は停⽌しているが、直ちに移動を開始することができる. 駐⾞中. ⾃動⾞が停⽌しており、直ちに移動を開始することはない. 位置コンテキストはユーザの所望する画⾯を推測する際に,⼤きな役割を 持つと考えている.. Latitude: 35.481880 Longitude: 139.342294 ⾛⾏頻度値:5.0625. ガウス分布. コンテキストの活⽤例 ⼀時停⽌中. ⾛⾏中. ⾞載情報端末の操作を安全に⾏うことが できると考えられるため,アプリケーショ ンの提供を積極的に⾏う.. ⾛⾏中に⾞載情報端末の操作を⾏うことは 望ましくないため,アプリケーションの提 供は⾏わない. [8] コンテキスト活⽤ナビのための位置コンテキスト認識⼿法:情報処理学会研究報告(DPS), Vol. 2015, No. 5, (2015).. 運転にかかわるコンテキスト. 運転にかかわるコンテキスト. ○周囲コンテキスト 本研究における周囲コンテキストとは,渋滞や天気などの状態を表すコン テキストである.. ○Twitterを⽤いた関連研究 ・鉄道運⾏状況. [11] Twitterを⽤いたセンシングシステムの提案と考察 [12] 速報性と正確性の向上を図ったTwitterからの鉄道運⾏情報検出システムの検討. 周囲コンテキストは補助的な情報を提供する際に⼤きな役割を持つと考え. ・天気. ている.. [13] 天気・時期コンテキストを考慮したトピックモデル ・天気や渋滞といった内容を含む位置情報付きTweetを活⽤できるのではないか. ⾃動⾞の運転にかかわる情報の提供 という観点から応⽤することができ るのではないか. ユーザ参加型センシングサービス ・気象庁[10]. ・渋滞 ・天気. ジョルダンライブ[14]:ユーザの投稿による鉄道運⾏状況情報. 周囲の情報. ・Twitter[9]. [9] Twitter: https://twitter.com, (2015/11, Accessed). [10] 気象庁: http://www.jma.go.jp/jma/index.html, (2015/11, Accessed). [11] 影澤ら, Twitterを⽤いたセンシングシステムの提案と考察,マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論⽂集, (2014). [12] 新井ら, 速報性と正確性の向上を図ったTwitterからの鉄道運⾏情報検出システムの検討, 第77回全国⼤会講演論⽂集(1), (2015). [13] 伊藤ら, 天気・時期コンテキストを考慮したトピックモデル, 情報処理学会研究報告2015-MBL-75(34), (2015). [14] ジョルダンライブ: http://www.jorudan.co.jp/unk/live.html, (2015/11, Accessed).. 周囲コンテキスト. ・・・. 検討課題. まとめ. ・認識されるコンテキストの定義について. スマートフォンが⾞載情報端末として利⽤されることで様々な利点が⽣ま. 例えば,位置コンテキストは「把握できている」,「あまり把握できていない」, 「初めて⾛⾏する」という3つが定義されているが,これは適切であるのか.. リスク増加といった課題を解決するために,これまでコンテキストを活⽤ した⾞載情報端末を提案してきた.. 位置コンテキストの定義 把握できている. れる.これらの利点を活かし,操作時間の短さや⾛⾏中の操作による事故. あまり把握できていない. 初めて⾛⾏する. ?. 我々は,提案している⾞載情報端末で参照されるコンテキストに関する研 究を⾏っており,今回は⾃動⾞コンテキスト,位置コンテキストおよび周 囲コンテキストの認識に関する研究を紹介した.. ・新たなコンテキストの認識 ユーザに応じたアプリケーションの提供や⾞載情報端末の操作性向上といった観 点から,他に有⽤なコンテキストはないか。. 今後は,前述の検討課題に加え,それぞれのコンテキストの認識精度の向 上や提案する⾞載情報端末のユーザによる評価といった課題に取り組んで. ・コンテキストの活⽤ 現在,我々が具体的なコンテキストの活⽤例として挙げているのはコンテキスト を活⽤した⾞載情報端末[1]のみであるが,他にも活⽤できるのではないか.. 11 / 31. ⓒ 2015 Information Processing Society of Japan. いく.. 12 / 31. 2.

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