年表 データの ⅩML 構造 と年表表示 ソフ トの 複数 プラ ッ トホームへの対応 につ いての考察
林 良 雄 ・佐 々木 重 雄 ・上 田 晴 彦 ・成 田 堅 悦
ASt udyofXML‑ bas eChr onol ogl ● C alTabl eDat a andaChr ( ) nol ogi c alTabl eSof t war ef orMul t i ‑ pl at f or m
YoshioHAYASHI,ShigeoSASAKI,HaruhikoUEDAandKenetsu
N
ARITAAbstract
WelookedoveragainourstructureofXML‑ba白echronologlCaldatathatweproposedbefore.As aresult,wemodifiedthestructureasbelow.An"idHattributewhichmeanssequencenumberof chronologicaleventsoccuredinsameyearwasremoved.Chronologicaleventsoccuredinsameyear werecollectedinadatatag.
WealsomodifiedchronologlCaltablesoftwareasfollowing.First,wemadeittouseXMLchrono‑
logicaldatainitselfbymakinguseofDOM offeredbyaprogrammingtoo
l
.Second,weattemptto makethesoftwarerunsonWindows,MachintoshandLinuxmachines.Furthermore,wearegolngtOCOnStruCtgeneralchronologlCalteachingmaterialserverthatserve digitaloldchart,multimediamaterialsexceptchronologicaltabledata.
1.
は じめに
歴史学習 における歴史年表の重要性 は十分 に認識 され ているところである
。しか し,紙の年表では既 に書かれ ている地域間の交流 ・比較 しかできず,多面的な視点か
らの学習 とい う意味では十分 とはいえない。
そこで我々は自由な並列表示の組み合わせができる, 多面的な歴史学習を支援す る歴史年表の電子化を行 って きた。 また,地域史や職業史のようにその場所やそれに 関わ っている専門家でないと調べに くい歴史を共有化す ることを考え,データ形式 に汎用性があ り今注 目を集 め ている
ⅩMLを導入 した。 これにより,パーソナルコン ピュータだけではな くインターネット上のサーバーにデー タを置いて検索あるいはダウンロー ドで きるようにな っ
た
1)2)3)。
ただ, この作業を進めるうちに幾っかの問題点が見つ か った。
ⅩML文書の構造 に関 し\ て冗長す ぎる部分があ る。例えば歴史事象を記述す るタグがひとつのデータを 記述す るタグの中にひとっだけしか記述できないように なっていた。 この場合,同 じ年のデータが幾っかあると その分歴史事象だけが違 うデータが複数で きるし,同 じ
年のデータであるということが分か りに くい。
また,年表表示を行 うソフ トにも幾っかの問題点があっ た。それは表示 ソフ トで利用す るデータが ソフ ト専用の データ構造を持 った もので,
ⅩML文書をそのデータに 変換す る必要があった。 これでは
ⅩMLの利点を大 きく 損ねて しまう。
更 に, 年 表 表 示 ソ フ トが動 くプ ラ ッ トホ ー ムが
Windowsのみであ ったが,広 く利用 して もらうために
は
MacOSへの対応 も必要であろう
。今回 はこれ らの問題 に対 して改良 を施 し,
MacOS用 のソフ トを作成 したので報告する
。2. XML
文書構造 について
歴史 データの
ⅩML4)・5)文書構造 は流通の段階全てにつ いて大 きな影響を及ぼす。その決定 については試行錯誤 を行 って きた。前著
3)においてはパ ソコンソフ ト上での 利用を主 として考慮 した構造 となってお り,問題点が幾 つかあった。
その一つ として属性の問題がある 。
ⅩMLの構造 は単 純なほうが好 ま しいとされる。前著 においては次のタグ
‑ 7 1‑
秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学部門 第
60集
に属性 を付 けていた。
<datafilename‑"ファイル名"id='‑番号">
<yearc̲year‑I‑西暦 (紀元前 は負)‑'>
これ に検討 を加 え た。 filename属性 はサ ーバ ーにお ける検索時 にそのデー タの入 っているフ ァイル名が必要 とな るので,不可欠 で あ るI 。 次 にC̲yearであるが, こ れは西暦 によるソーテ ィングに利用す る ものである。 そ れな らば
<adbc>紀元前後 (A.D.またはB.C.)</adbc>
<a̲year>西暦 の絶対値</a̲year>
で処理が可能 と考え られ るが, ソーテ ィングとい う作業 は比較的時間がかか る ものであ り,多 くの データを集 め ることを 目的 とすればな るべ く負荷 を軽 くす るのが好 ま しい。従 って, この属性 も必要 と判断 した。
最後 にid属性 で あ るが, これ は もと もとパ ソコ ン上 における電子年表用 のデータファイルを作成す る際, 同 じ年 の事象 を纏 めるため に付 けた もので あ る。 従 って こ のデータを他 の もので利用す るときには全 く意味がない。
また,西暦 をキーと して纏 め る処理 は単純 であるので こ の属性 は無 くて も良 い。 そ こでid属性 は削除す ること とした 。 ′
属性 に加 えて,歴史事象 の記述 に も検討 を加 えた。前 著で はdataタグの中 に は一 つだ けeventタグが一 つ, つ ま り‑歴史事象のみ と して していた。 しか し, 同 じ年 の歴史事 象 が繰 り返 し出 るの は冗長 で あ る。 そ こで, dataタグの中 にeventタグが複数 回 出 る ことを許 す こ
<?xmlversion="1・0''encoding=r'utf‑8''?>
<nenpyOu>
<datanlename=●'ファイル名 ‑■>
<category>
くCatl>カテゴリ1
く/ c at
l><cat2>カテゴリ
2く/ c at Z>
七cat3>カテゴリ
3</ c at 3>
</category>
・yearc̲year‑●■西暦 (紀元前は負)l', くadbc>紀元前後
( A. D.
またはB. C. )</ adbc >
<a̲year
,西暦年 </ a ̲ year ,
・/year>
<event>
歴史事象
1</event>
くeVent>
歴史事象
2</ eve nt ン
必要な数だけくeVent>
歴史事象
</event>を続ける</ dat a>
図1.歴史年表データのXML文書 の構造
とと した。 これ によ り,見通 しが良 くな り手た1 ⅩM L文 書 の容量 を小 さ く抑 え ることもで きる。
最終的なⅩM L文書 の構造 は図
1
の通 りとな る。3.年表データ閲覧検索サーバーにつ いて
前著3)において我 々 は年表 デー タ閲覧検索 サ ーバ ーを 全 てJavaScriptで構築 したが, これで は ブラウズす る ブ ラ ウ ザ が MSXMLパ ー サ ー に 対 応 し て い る InterムetExploreにか ぎ られ て しま う
。
JavaScriptで はサーバ ーで処理 を行 うので はな く,ⅩMLの解釈 を ブ ラウザ側 で行わなければな らないか らである。この状況を解決す るためにはサーバ ー側でⅩMLの処 理 を行 な う必要がある。 そ こでサーバ ーサイ ド技術 を用 い た もの に変 更 した。 我 々 はWindows2000上 でWeb サ ーバ ー ソフ トにIISを導入 し,ⅩMLをサポー トして い るASP (ActiveServerPage)6), ス タイル変換言語 にⅩSLT7)8)を採用 した閲覧検索 システムを作成 した。 こ の システムで並べ替え∴ カテ ゴ リ ・西暦 による検索 に加 え 自由語 による検索 の機能 を実現 した(図2)。 これ によ り,InternetExploreだ けで はな く, 他 のNetscapeな どの ブラウザで も閲覧可能 とな った。
図2.検索画面 と検索結果の表示
また,2章で述べたよ うにⅩML文書構造が変更 になっ たので,ⅩSLTのeventタグの取 り扱 いに変更 を加 え, 複数 の歴史事象 の表示及 び検索 を可能 と した。 ただ, デ ザイ ンの変更 は していないので,見か け上,変化が無 い よ うに見え る。
ただサ ーバ ーを構築す るだ けで は意味がない。検索で き, ダウ ンロー ドで きるデー タが無 げれば意味がないの である。 そ こで,全都道府県 の江戸時代 の歴史事象 デー タを用意 した。 また,一般的な歴史 と比較が可能 なよ う に 日本 の政治経済及 び文化 に関す る歴史及 び西洋史,東
洋史の四つのデータも加 え,閲覧可能 な状態 にな ってい る ( 図
3)0
三 き … 三 : . , A .
i./ 車 2㌢ 如月1683Ef孝三 、 ̀ こ
歴 史 毎 表 分 垂 ;%
草 魚 草(.由 ,次の歴史データフ7イルが用意されてい‡す.フ7イル名をクリックす柑ゴダウンロードできます.どのよう 年
貢一
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図
3.閲覧検索 システムの トップページ
4.
パ ソコン上のソフ トについて
4.1
年表表示 ソフ ト
サーバ ーとともに
ⅩMLデータの利用 を進めるために はパーソナルコンピュータでの利用が不可欠である。サ‑
バーに頼 るよ りはパ ーソナルコンピュー タでダウ ンロー ドす るはがデータの加工 の柔軟性 も高 く使 いやすい。 そ のよ うな考 えか ら前著
3)で もカテ ゴ リを導入 し,表示 中 に動的 に並列表示す る分野の組み合わせを変更す ること が可能 な電子歴史年表を作成 した。
しか し,・ 幾っかの不満足な点に現在改良を加えている。
今 回 は
Machintosh用 の
OSで あ る
MacOS X上 で
REALSoftwarelnc.が 開発 した
REALbasic5.59)日本 語版 (日本語化 とその販売 はアスキーソ リュー ションズ による) によ り行 っている
。この言語 の特徴 は次の通 り である。
・クロスプ ラッ トフォーム機能で
MacOSだけで はな く
Windows,
Linux用 の実行 フ ァイルを作成す ること が可能である。
・Windows
用 の開発環 境 で あ るマ イ ク ロソ フ ト社 の
VisualBasicと互換性が高 い。
・ⅩML
パ ーサーとジェネ レータが利用で きる 。
前著 で は
Windows用 の ソフ トを作成 し,
MacOSで は動 かす ことが で きなか ったが, 今 回 は
MacOS上 の
REALbasicで開発 し, その後, クロスプ ラッ トホーム 機能 を利 用 して
Windows及 び
Linux用 の ソフ トを生 成す ることを考えた。 ただ し,後 はど述べ るよ うに対応 している文字 コー ドの問題 とファイルのパ スの記法の違 いなどの問題点があ り,他プ ラッ トホームへの対応 はそ の問題点 を十分検討 してか らとす る
。今回 は
MacOS用 の ソフ トウェアを中心 に話 を進める
。年表表示 ソフ トはカテ ゴ リと対応す るファイルパ スの 情報が記述 されているカテゴ リファイルか らカテゴ リを 読み込む。 カテゴ リは年表 ソフ ト内のカテゴ リ選択 を行 うポ ップア ップメニューに収納 され る。 ポ ップア ップメ ニューか らあるカテゴ リを選択す ると, そのカテゴ リに 対応す るファイルパ スの年表 データを読み込み,表示す
る
。この仕組みは以前 と同様である。( 図
4)図
4t 年表表示ソフ ト
前著での機能 を引 き継 ぎ, またさ らに改良 を加えた点 は以下 の通 りである
。( 1 ) 前著のプログラムで は
ⅩMLファイルをその ソフ ト用 のデー タファイルに変換 して利用 していた。 それでは
ⅩML
ファイルにす る意味が半減す る
。′ そ こで, プロ グ ラ ミング言語 の提供 す る
ⅩMLDocumentObject Model(DOM)10
)l l )ク ラスを用 いて
ⅩML文書 を直接 読み込 み,
ⅩML利用 の統一をはか った。
( 2) 前著のプログラムでは表示列数が三列で固定 されてい たが,一列 または二列でよい場合がある
。また,その ほうが表示領域が広 い。 そ こで動的に表示列数 を変更 す ることがで きるよ うに した ( 図
5)。
( 3) 一分野で一年 に記述で きる歴史事象が
3つに制限 され ていたが,その制限をはず した。
(4)
表示 フォン トの種類 とサイズを変更可能 に した( 図
6)0
( 5) 自由語 による検索機能 を用意 した。検索 ウィン ドウを 出 して利用す るよ うにな っている ( 図
7)0
‑73‑
秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学部門 第
60集
図5. 表示列数の変更
図6. 7ー ォン トの変更
図
7.検索 ウ ィン ドウによる検索
反面,複数 のプラッ トホームへの対応 を考えると,特 殊 な縦書 きコンポーネ ン トを用 いた前著 の縦書 き表示 は あ き らめ ざ るを得 なか った。 また, 資料 フ ァイ ルを
ⅩML
文書 の タグか らはず したのはファイルを指定す る 方法がプ ラッ トホームによ って違 うの と,その ことによ り
ⅩML文書 と資料 フ ァイルの関係 が強 くな りす ぎ,ⅩML
文書 の取 り扱 いの単純性が失 われ るか らである。
資料 ファイルの表示 は
ⅩMLデータを利用す るソフ ト側の独 自機能 としてつ ければよい。
これか ら
Windows版 の作成 となるが, その際の問題 点 は漢字 の文字 コー ドで あ る。 漢字 の文字 コー ドには
Windows'パ ソコ ンな どで一般 的 に使 われて い る
Shit‑ JISやJISコー ド,Unixで用 い られ るEUCコサ ドがある
。このなかでイ ンターネ ッ トで一般 に使われている のは複数 の文字種 を動 的 に切 り替え る
IS0‑2022という 規格 の 日本語用 の符号化方式 の
IS0‑2022‑才Pで, いわゆる
JISコー ドである。しか し,それ以外 に近年世界の主要 な文字 を一括 して 扱 う規格 と して
Unicode (ISO/‥EC‑10646で 日本語 に 翻訳 されたものが
JISX O221 )が利用 されるようになっ て きた。Uni
codeは一般 的 に
IS0‑2022にエ ンコーデ ィ ングを行 う必要 が あ る. この方法 に
/UTF‑8や
UTF‑16をは じめ数種 ある
。我 々が作成 したデータは基本的には
Shift‑JISで作成 している し,ⅩMLのエ ンコーデ ィングの指定 は
Shift‑ JISであ る。 ところが
REALbasic5での内部 コー ドは
unicode/UTF‑8とな って い る。実 際 ,
Shift‑JISのⅩMLフ ァイルをREALbasic
の
ⅩMLパ ーサで解析 しよ うとす るとエラーが発生す る。
この問題への対処法 は二つ ある。一つ は
Mac用 の ソ フ トにコー ド変換 プログラムを組み込む こと, もう一つ は
ⅩMLフ ァイルの コー ドをUnicodeに統一 す る こと である
。前者では
ⅩML文書 をそのまま利用す るという観点か らみて好 ま しいとは思えない。 よって,後者の方 法 を選ぶ ことになろ うが,Wi
ndowsやサーバ ーのプロ
グラムなどの調整が必要 とな畠であろう。
4.2
カテゴ リフ ァイル作成 ソフ ト
年表表示 ソフ トはカテゴ リファイルより三層 のカテゴ リとそのカテゴ リに対応す る年表 デ‑夕のファイルの情 報 を読み込む。 そのカテゴ リファイルを作成す るソフ ト が必要 となる。今回はMac
OS用のソフ トを作 った( 図
8)。
前著
3)よ りシンプルな画面 に し, ファイルのパ ス とカ テゴ リを同 じ行 に表示 し, ファイルのパ スをク リックす ると,そのファイルの年表 データを読み込み,下 の リス
トに表示 される。
下の リス トは項 目名の部分 をク リックす ることにより 西暦 と歴史事象で簡単 な並 び替えを行 うことがで きる
。また ファイル ・カテゴ リの リス トは ドラッグす ることに より上下 させ ることがで きる。
年表表示 ソフ トでは単純 にカテゴ リファイルの リス ト
の順 に従 ってカテゴ リを読み込むので年表表示 ソフ トの
ポ ップア ップメニューに表示 され る順序 はこのカテゴ リ ファイルの リス トの上か らの順序 と同 じである。
図
8.カテゴ リフ ァイル作成 ソフ ト
5.
総合歴史データサーバーへ
歴史学習の際には年表 とともに様 々な付属資料 を活用 す ることも効果的である。勿論原資料 も必要であるが, そ う簡単 に手 に入 るものではな く,小中学生などには読 めない もの も多 い。加えて資料 に書 き込 みをす るなどの 加工 も手間がかか る
。そこで,一次資料を加工 した二次資料が必要 となるが, 利用の利便性を考えるとデ ジタルデータのほうが好 ま し い。 また,写真などの二次元的な資料 に加え,現在 の三 次元 グラフィックスなどを技術を用 いて三次元的 もしく は擬似的 に三次元化 されたコンテ ンツなどがあれば学習 の際,楽 しめるのではなかろ うか。
このよ うなモチベー ションで幾つかの コンテ ンツ作成 を行 って きた。 そ して年表 データだけで はな くこれ らの コンテ ンツも閲覧, ダウ ンロー ド可能 なサイ トを公開 し て いる
(http://bonden.is.akita‑u.ac.jp/rekishi/)。 こ
こではその紹介 を行 う
。トップペー ジは図 9のようになっている
。この中で歴 史年表分室 は
2章で述べた ものである
。古地図分室 は江 戸時代 の絵図 を
Illustratorによ り トレース し, 町名 な どもなるべ く絵図に忠実 に しか し, コンピュータの フォ ン トで入力 した ものであ る 。JPEG または PDFファイ ルとして作成 してお り,再利用が簡単 にな っている。図
10は久保 田城下 の ものである
。文字資料分室 は主 に文字 によって作成 しているもので, 町名などの由来や通常の形式の年表がデ ジタルデータと
して用意 されている。 マルチメデ ィア資料分室 はマルチ
電子歴史資料室
このサイトでは歴史駕料の菅 声化を繊鞍でいるサイトです.単なる一次資料のヂジ効目紺 まなく.面白くまた 便柑こ見られるようなコン
テン
ツにして歴史の学習などに役立てていただこうというコンセプトのもとに作られてお ります.現在は次のようなものがそろえられております.麺 名 書コニ君 ?i 由軒 与
≡ 示ソ;i‑ステムtJ芳一タの輪帯や並脚tソjン用の鰍 棚 バ「上の 弓さ柵 ヽ毒 チ. :
一」女 .. となるています.
書 城下
練 (1㈱ 刊一秋俳 元は′て作乱 ′た大 の地臥 Jm フアイ)L'と一柳W ファイルがありま チ.
森田
城 永 元t ニ年 胤 た 五 月( 秋 昆 久保 布 立佐 田 城下 竹 繁 の 料 地図 施所 . J 載) R 訂フ の 城下 ァ イ 絵; ル と F フ ァ イ ル か あ り ま す .,
i れ こ の 町 名 二 糖亀 . . ちJ 1 9 と し た 鰍 こ つ い て の 文字こ
主 i
j 一 一 ● I I
田に つ い切払野の 8 増派( Q u ; d mr r . , V F 恥犠り 鼓 す ..
図
9.サーバー トップページ
図
10.久保田城下絵図
メデ ィア技術を用いた資料を用意 してお り,現在 は図
11,
12の二つのコンテ ンツが用意 されている
。図
11の八橋人形 は
QuickTimeVR12)とい う技術 を用 い ている 。
QuickTimeVRとは対象物 を適当な角度 ごとに 撮影 した画像をっなぎ合わせ,三次元的に様 々な角度か ら見 ることがで きる画像 を作 り出す技術である
。また, パ ノラマ写真のような もので も同 じことがで き, ある場 所で見回すような擬似的な三次元 グラフィックス も生成 で きる 。 この技術で八橋人形 をあ らゆる角度か ら見 るこ とが可能 な画像 を作成す ることができる。
もう一つは
ⅩMIJ技術 を使 い,会津街道 のデ‑タベー スを作成 した ものであるが,宿場を選択す るとその場所 が地図上 に表示 されるよ うにな っている
。ちなみにこの
‑75‑
秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学部門 第
60集
図
11.QuickThTleVRによる八橋人形
図
12.XMLを用 いた会津の街道データベース
二つのコンテ ンツは平成
14,
15年度の卒業研究によっ て学生が作成 した ものである 1 3 ) 。
このよ うに,年表 を軸 に様 々なコンテ ンツを用意 し,一 総合的な歴史学習サイ トを 目指 している 。
6.
今後の展望
我 々は
ⅩMLによる年表 データ流通 の試みを続 けて き た。本論文では
ⅩML文書の構造を更 に洗練 させたこと, データの利用 という観点か らよ り広 い利用者を意識 して
MacOSへの対応 につ いて述べて きた。
今後 はデータ流通 の中心 となるべ く年表 データの作成 を進 めてい く。前述 したよ うに全都道府県の江戸時代 の データは作成 したが,例 えば時代 を広 げて奈良時代か ら 現代 までを網羅す る,絵画や文学,演劇 などの文化 につ いての歴史,特定民族 に関す る歴史 など様 々な年表 デー タを蓄積 してい くことたす る。
また, ファイル単位 の利用が基本であ ったが,複数の ファイルか ら必要 な歴史事象だ けを取 り出 して再構成す る機能 も必要である
。そのよ うなデータ作成 ソフ トの開 発 も考えている
。更 に,総合的な総合歴史データサ⊥バーの コンテ ンツ 充 実 及 び機能 の追加 を行 って い く
。機 能 の追 加 で は
GPS・GISの利用を構想 している
。GPS (GlobalPositioningSystem
,全地球測位 シス テム) は人士衛星 を利用 して 自分の位置を調べ るシステ ム で あ る。 ま た,
GIS (Geographicallnformati(うn System,地理情報 システム)
14)はデ ジタル化 された地 図 と地図の位置 に結 び付 けられた属性 を統合的に扱 うシ ステムである
。郷土の歴史 を取 り扱 うとき,座学では実感が持てない ことがある
。例えば旧の街道が何処 に当たるのか,かっ ての奉行所 はどの辺 りにあ ったのかなど地図上で理解 は で きる
。しか し, その場 に行 ってみてその場所のかって の賑わいに思 いをはせ ることによ り,更 に郷土への愛着 心が強 くなるのではないか。 また,観光客 にとって町を 歩 きなが らその地 の歴史 を垣間見 ることがで きるのは面
白いことである
。そ こで
GISを用 いて地域 の歴史的 に著名 な場所 をデ ジタル地図に入力 し,地理情報 を配信す るサーバーと連 携 させてお くと利用者 は
GPS機能 を もった携帯端末を 持 って歩 き,逐次サーバ ーに位置情報 を送 る。サーバー は位置情報を元 に入力 されている歴史情報 またはコンテ ンツを携帯端末 に送 る。 そ うす ると利用者 は歩 きなが ら その場の歴史情報 を リアル タイムで受 け取 ることがで き るようになる
。これはいわば 「どこで も歴史博物館」 とで もいえ るも のである
。このよ うにす ると,各所 に特殊 な表示装置を 設 ける必要 も無 くまた, 自由に歩 き回 って も良 い。 そ し て,臨場感のある学習を行 うことがで きる
。町の各所か らイ ンターネ ッ トへのアクセスの問題 もあ るだ ろ うが,近年 で は
GPS機能 を もった携帯電話があ るので, これを用 いればかな り現実性があるのではない か と思われる
。なお, この研究 は平成
15,16年度科学研究費補助金基 盤研究
(C)(課題番号
15500152,研究課題名 「ネッ トワー クを介 した共同作業及 びデータ共有可能 な歴史年表 シス テムの開発研究」
)によ り行 われた ものである。参考文献
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林 良雄,多角的視点 表示可能 な歴史年表 ソフ トの試作, 教 育 シス テ ム情 報 学 会 第
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, 269‑270(2002).
3)林
良 雄 , 佐 々木 重 雄 , 上 田晴 彦 , 歴 史 年 表 ソ フ トと
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によ る年表 デー タ閲覧検 索 システムの検討,秋 田大学 教育文化学部研究紀要,教育科学第
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,pp31‑37(2003). 4)ExtensibleMarkupLanguage(ⅩML)1.
1,http://www.W3.org/TR/Ⅹmll1/(2004)
5)BenoitMarcha
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(2000).F.Boumphrey,C.Greer,D.Ragget,∫.Ragget
, ビギ ニ ン グ
ⅩHTML, イ ンプ レス
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実践講座, 日経
BPソフ ト プ レス
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14年度秋 田大学教育文化学部人 間環境課程卒業論文
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QuickTimeVRによ る コ ンテ ンツ作成 につ いて,平成
14年度秋 田大学教育文 化学部人 間環境課程卒業論文
(2003).
佐 藤毅志
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マ ギ ー, グ ッ ドチ ャイ ル ド, ライ ン ド
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‑ 77‑