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TheConceptConstitutingNurses-Professionalism 看護職の専門職性を構成する概念

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(1)

Bul l .Fa c .Ed uc .Hi r os a k iUn i v.9 3:89‑9 6 ( Ma r .20 05)

看護職の専門職性 を構成する概念

TheCo n c e p tCo ns t i t u t i ngNu rs e s ‑ Pr o f e s s i o na l i s m

葛西 敦子*・大坪 正一**

At s ukoKASAl * ,Shoi c hiOTSUBO* *

近年 の看護職 の向上 はめ ざま しく、専門職

( pr of e s s i on)

として認め られ るべ く、努力がな されてい る。

看護職が専門職 として認め られ るためには、看護職 としての専門職性

( pr of e s s i nal i s m)を発揮す ることが必

須 となる。そのためには看護職の専門職性の概念 を明 らか にしてお くことが重要である。そ こで、 日本看護 協会の 「看護制度検討会報告書」の中の

「 21

世紀 に向かって期待 され る看護職者」、 「看護師の倫理規定」、日 本看護系大学協議会 の 「期待 され る看護専門職像」、名越のま とめた 「専門職の構成要件」 を概観 し、 「看護 職の専門職性」 を構成す る概念 についてま とめた。その結果、 【

1.

クライエ ン トの総合的理解】 【

2.

専門的知 識 と技術 に基づ く看護実践】 【

3.

問題解決能力】 【

4.

専門職 としての成長】 【

5.

患者の権利の尊重 と擁護】 【

6.

他職種 との連携、 リーダー シップ能力】 【

7.

社会的責任】 【

8.

専門職 としての 自律性】 とい う

8

つ の下位概念 を抽出 した。

キー ワー ド :看護職、専門職性、概念

Ⅰ.は じめに

わが国では、少子 ・高齢社会、医療の高度化 ・ 専門化な どの看護を巡 る状況の変化 により、看護 サー ビスを必要 とす る人々の割合は増大 し、ケア ニーズ も複雑 ・多様化 している。 この よ うな動 向 に対応す るために、看護職員 には今後 ますます高 い知識 ・技術が求め られている

。1 9 8 7

年 に厚生省 (現厚生労働省)の 「看護制度検討会」1)は、21 世紀 に向かって期待 され る看護職者の要件 として

専門職 として誇 りうる社会的評価 を受 けるもの であること」 を求めた。看護職者の果たすべ き役 割の重要性 にかんがみ、資質の高い看護職者の養 成確保 と社会的地位の向上 を図るため、看護制度 改革 について検討 した ものであった。近年の看護 職の向上はめ ざま しく、専門職

( pr of e s s i on)

して認め られ るべ く、努力がな されている。

石 村

2)

は、 「専 門職

( pr of e s si on)

とは、学識 (科学または高度の知識) に裏づ けられ、それ 自 身一定の基礎理論 をもった特殊な技能 を、特殊な 教育または訓練 によって習得 し、それ に基づいて、

不特定多数の市民の中か ら任意 に呈示 された個々 の依頼者の具体的要求に応 じて、具体的奉仕活動 をお こない、 よって社会全体の利益のために尽 く す職業である」 と定義 した。そ して古典的な三大 プ ロフェッシ ョンとしては、聖職者、法律家、医 師があげられている

3)

O

近 年 に 至 っ て、今 ま で 「準 専 門 職

( s e mi ‑ pr of e s s i on) 」あ るいは 「自称 専 門職 ( woul d‑ be pr of e s s i on)

」とみ られた職業の多 くが社会的変化 や要請 に応 じて専門職化

( pr of e s s i onal i z at i on)

を促進 している

4)

。専門職 ・プ ロフェッシ ョンと して社会的評価 と地位 を確立 しえない職種の典型 として、看護職が挙 げられて もいる5)。看護職 は 自称 専 門職 の典 型 といわ れ て い る。 「専 門職 化

( pr of e s s i onal i z at i on)

」とは、ある職業が専門職

( pr of e s s i on)の構成要件 を獲得 してい く動態的

過程である。看護職のプ ロフェッシ ョナ リズムに 関す る議論が盛 んに行われている6)〜 8)。看護職が 専 門 職 に 位 置 づ け ら れ る た め の 専 門 職 化

( pr of e s s i onal i zat i on)には検討事項が山積 して

* 弘前大学教育学部教育保健講座

De pa r t me n to fSc h o olHe a l t hSc i e n c e ,Fa c u l t yo fEd uc a t i o n,Hi r o s a k iUni ve r s l t y

** 弘前大学教育学部学校教育講座教育学分野

De pa r t me n to fSc h o o lEd u c a t i o n( Ed uc a t i o na lSc i e n c e ) ,Fa c u l t yo fEd uc a t i o n

,

Hi r o s a k iUni ve r s i t y

(2)

9 0

葛西 敦子 ・大坪 正一

いるのが現状である。そのためにはまず、看護職 一人ひ とりが専門職 として認め られ るべ く、努力 す ることが求め られ る。

看護職員 には保健師、助産師、看護師、准看護 師の四種がある。 ここでは、看護専門職 とは 日本 看護系大学協議会9)でい うところの看護師、保健 師、助産師 とす る。

わが国で、看護の専門職性 について論 じられ始 めたのは、1

97 0

年代の ことである。 プ ロフェッシ ョンとはそれぞれの職業の具体的仕事内容ではな く、それぞれの仕事内容 について共通す るある種 の性質 を とり出 して示す言葉 として用い られてい

1 0 )

。その特殊な性質 ‑プロフェ ッシ ョン的性質

‑プ ロフェッシ ョン性 ‑とは どのよ うなものであ ろ う か。 プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ リ ズ ム

( pr of e s s i o nal i s m)

と は、プ ロ フ ェ ッ シ ョン

( pr of e s s i ons )

の従事者たるプ ロフェッシ ョナル

( pr of e s s i o nal s )

に特徴的 に兄い出され る、固有 の職業的活動‑の取 り組み方ない しその遂行 に関 す る共有の志向を意味す るものである11)。看護職 が専門職 として認 め られ るためは、看護職 として の専門職性 を発揮す ることが必須 となる。そのた めには看護職の専門職性 の概念 を明 らかにしてお くことが重要である。そ こで、本研究では 「看護 職の専門職性」 を構成す る概念 についてま とめる ことを目的 とす る。

Ⅱ.

看護職の専門職性に関する文献 レビュー 看護師の専門職性 に焦点を当てた研究 には志 自 岐12)、中村13)、定虞 ら14),15)の報告が見受けられた。

志 自岐は、看護師に対 して、専門職 としての看 護師の行動 について聞き取 り調査を行い、看護師 の専門職性 を構成す る概念 を明 らかに した。看護 管理者、看護系大学教員、教員養成講座の学生、

お よび修士課程 の看護管理学専攻の学生の合計1

0

名 に対 して、"専門職 としての看護師の行動"につ いて半構成的面接法 を用 いて聞き取 り調査 を行っ た。その結果、看護師の専門職性の構成概念 とし

1

.知識 と技術 に基づ くケア」

、「 2.

患者の権利 の尊重」、

「 3.

同僚や他職種 との共働 (コラボ レー シ ョン)」

、「 4.

専門職 としての 自律」

、「 5.

看護 とい

う仕事‑の専心」の

5

つ を抽 出 した。

また、中村 は、先行研究の成果か ら演緯的 に抽 出 した 「専門職 としての構成要素」「看護専門職 と しての構成要素」か らなる質問紙 により、それ ら の構成要素 を臨床看護師が どの程度重要 と考 えて

いるかについて意識調査 を実施 した。その結果、

「 1 .

知識 を持 って実践す ることを必要 とす る

」「 2.

看護独 自の技術の習得

」「 3.

看護学 についての高度 な専門知識

」「 4.

患者が抱 えている問題状況 を判断 できる力

」「 5.

特定状況 を正確 に解釈できる能力」

「 6.

コ ミュニケー シ ョン能力

」「 7.

後輩の育成

」「 8.

個人的責任 を伴 う

」「 9.

生涯学習 による自己啓発」

9つが抽出 された。

定腐 らは、看護師の専門職性の確立を目指 し、

看護場面 における看護師の行動 に着 目し、看護実 践 に独 自に存在す る特徴 を看護学的視点か ら明 ら かにす ることを試みた。清潔‑の援助 を中心 とす る看護場面 において、

「 1 .

問題解決 ・回避のための 患者生活 ・治療行動代行,症状緩和,生活機能維持 ・ 促進 とその個別化

」「 2.

情報の組織化 と活用 による 問題の探索 と発見

」「 3.

問題解決に向けた相互行為 の円滑化

」「 5.

問題克服 に向けた患者‑の心理的支

」「 6.

問題解決‑の自己評価 による価値意識の変 動」の

5

つの中核的な概念で説明 され る行動 を示 していることを明 らか にした。看護職が、他者 に 対 し、熟達 したサー ビスを提供す ることを目的 と し、その活動が専門的な知的研究 と訓練 によって 基礎づ けられ る職業である専門職た りうる職業で あることを示唆 した。

Ⅲ.

看護職の専門職性」を構成する概念の検討 前述 したいずれの 「看護職の専門職性」 に関す る研究 も、大変意義深い ものである。 しか し、志 自岐の研究は聞き取 り調査 を基 にした看護師の行 動か らの調査であることか ら、対象者の考 えが大 き く結果 に現れてい るものであ り、それが、「看護 職の専門職性」 を抽出す るには限界があるもの と 考 える。また、 中村が言 うよ うにこの研究は、対 象者が‑大学病院で働 く臨床看護師であることや、

対象者が考 えるところの 「専門職」 についての認 識が様々であることが、 この研究の限界 としてい た。定腐 らの研究は看護場面 にお ける看護師の行 動か ら、それぞれ 「看護職の専門職性」 を導 き出 した ものであることか ら、看護場面での行動か ら は、兄いだす ことができない専門職性があるもの と考 える。

それぞれの研究の限界 を鑑み、本研究では 日本 看護協会や看護系大学協議会が求めている ・目指 している看護職像 を取 り上 げることによ り 「看護 職 の専門職性」 を構成す る概念 を広義 に捉 えるこ とができるもの と考 えた。そ こで、 日本看護協会

(3)

の 「看護制度検討会報告書」 の中の

「 2 1

世紀 に向 かって期待 され る看護職者

」1 6 )

、「看護婦 の倫理規 定」17)、 日本看護系大学協議会 の 「期待 され る看 護専門職像

」 1 8 )

を概観 した。 また、看護の視点だ けでな く、専門職 としての視点 も必須であること か ら、名越19)のま とめた 「専門職 の構成要件」も 取 り入れた。

1 .

日本看護協会 の

「 2 1

世紀 に向か って期待 さ れ る看護職者」

日本看護協会 は、保健師、助産師、看護師、准 看護師の有資格者が創 る職能 団体である。会員の 自治 によって保健 師、助産師、看護師、准看護師 の福祉 を図る と共 に職業倫理 の向上、看護 に関す る専門的教育及び学術 の研究 に努 め、 もって国民 の健康 と福祉 の向上 に寄与す ることを 目的 として いる。

その 日本看護協会 は長年 にわたって看護制度 に 関す る検討 を行 ってお り

、1 98 7

年 (昭和6

2

年)

4

月 に 「看護制度検討会報告書」 をま とめた。それ は、今後 の看護職者の果たすべ き役割 の重要性 に かんがみ、資質 の高い看護職者 の養成確保 と社会 的地位 の向上 を図るために

、2 1

世紀 に向かっての 看護制度改革 につ いて検討 した ものである。その 中で

「 2 1

世紀 に向かって期待 され る看護職者」 に 具備す ることを求めた要件 を述べている (1)0

1.2 1

世紀に向かって期待される看護職者

2 1

世紀に向かって期待 される看護職者は、概ね、

次のような要件を具備することが求められる。

1.専門職 として誇 り得る社会的評価を受けるもの であること。

2.

国民から信頼されるに足る専門的知識 (サイエ ンス)、技能 (アー ト)を有 し、併せて、社会の 変化に対応できるよう自ら研費に努めること.

3.患者心理について人間として感性高く受容する

ことができる資質 (ヒューマニティ)を持ち、問 題解決のための方法等を的確に判断する力を持っ ていること。

4.多 くの職種 と協力 しなが ら、患者が最適な療養

生活が送れるよう調整役 とな り、良きリーダーシ

ップを発揮できることO

2.

日本看護協会の 「看護婦の倫理規定」

日本看護協会 は、1

9 88

(昭和6

3)年 に看護師の

行動 の指針 として 「看護婦 の倫理規定」 を提示 し ている。人々の看護‑のニーズは共通で、その基

本 は不変である。看護師の基本的責任 は、人々の 健康 を増進 し、疾病 を予防 し、健康 を回復 し、苦 痛 を軽減す ることである。 この責任 を遂行す るに 当たっての看護婦 の行動の指針 を提示 した もので ある (2)。なお、2003年8月新 たに 「看護者 の 倫理綱領」が示 された ことを追記 してお く。

看護婦 と記述 されているが、平成

1 4

3

1

よ り保健 師助産師看護師法 の施行 に伴い、保健婦 ・ 士、助産婦、看護婦 ・士、准看護婦 ・士の名称 が 変更 されてい る。 ここでは、 当時の表記 のまま と

した。

2.看護婦の倫理規定

人々の看護‑のニ‑ズは共通で、その基本は不変 である。看護婦の基本的責任は、人々の健康を増進 し、疾病を予防 し、健康を回復 し、苦痛を軽減する ことである。この責任を遂行するにあたっての看護 婦の行動の指針を日本看護協会は以下のように提示 する。

1.看護婦は、人間の生命を尊重 し、また人間とし ての尊厳および権利を尊重する。

2.

看護婦は、対象の国籍、人権、信条、年齢、性 別、社会的身分、経済的状態にこだわることなく 対応する。

3.看護婦は、対象のプライバシーの権利を保護す

るために、個人に関する情報を守 り、これを他者 と共有する場合については、適切な判断のもとに 対応する。

4.

看護婦は、現実の状況下において個人 としてあ るいは他者 と協働 して、常に可能な限 り高度な看 護を提供する。また、自己の実施 した看護につい ては個人 としての責任をもつ。

5.看護婦は、対象のケアが他者によって阻害され

ているときは、対象を保護するよう適切に行動す る。

6.

看護婦は、地域における健康問題の解決のため に住民 と協力するとともに、国の政策決定に積極 的に参画する。

7.

看護婦は、常に質の高い看護を提供できるよう 個人の責任において継続的学習に努める。

8.

看護婦は、看護実践の水準を高め、よりよい看 護ケアのための研究に努める。

9.

看護婦は、人々に常に質の高い看護を提供でき るよう教育の水準を設定 し、実施する。

1 0 .看護婦は、常に看護水準を高めるような看護制

度の確立に参画 し、また、看護専門職のレベルの 向上のために組織的な活動を行 う。

3 .

日本看護 系大学協議会 の 「期待 され る看護 専門職像」

日本看護系大学協議会 は、看護系大学相互の捉

(4)

9 2

葛西 敦子 ・大坪 正一

携 と協 力 によって学術 と教育 の発展 に寄与 し、看 護学高等教育機 関の使命 を達成す る ことを 目的 と してい る。従来 の看護教育 は、専修学校等 におい て職業教育 を主 な 目的 に していたが、看護学 自体 の発展 と看護学 を取 り巻 く環境 の変 化 に よって、

現 在 とこれか らの看護学教 育 には大 きな改革が求 め られ てい る。す なわ ち、科学的な知識 ・技術 と 深い人間理解 を基盤 に した実務家 を育成す る とと もに、看護学 を発展 させ る ことが期待 され てい る。

1994(平成6)3月㈲ 大学基準協会 ・看護教 育研究委員会報告 のなかで 「看護職 に期待 され る 像」が報告 されてい る。 それ を 日本看護系大学協 議会 第3回看護教 育 行政 政 策特 別 事業会 議 (1997

(平成

9)年 9

月20日) において加筆修正 した も の が 「期 待 され る看 護 専 門 職 像」で あ る。2

0 00

(平成1

2)年 2

月20日の 日本看護系大学協議会学 長 ・学部 長会 では21世紀 のヘル スケアの展望 と看 護職 の役割 として、次 の よ うに述べ てい る。

看護 は、看護 ケアを必要 としてい る生活者 と看 護す る者 が心 をひ らいて向 き合 った実践 の場 か ら 始 まる。 看護 は看護す る者 の知恵 、技 、感性 、情 緒 、人 間性 な どが一体 とな って、健康 問題 をもつ 生活者 と共 にその間題や課題 の解決 に挑 む。看護 は健康 問題 を もつ生活者 を社会 的存在 として家族 や他 の人 々 との関わ りの 中で変 化 してい く人 とし てみてゆ く。 また、その人がまわ りに在 るあ らゆ るもの、た とえば、動植物や化学物質、それ らを 取 り囲む物理 的環境 な どとダイナ ミックに関連 し 合いなが ら変 化 してい く存在 として と りくむ。看 護 は、その よ うな生活者 の体験世界 に 目を据 え、

これ を読み取 り、その時点でその生活者 に最適 な ケアの方法 を生み出そ うとす る感性豊 かな芸術 と も とらえる ことがで きる。 それ は、生活者 自身 に とって ときに新 しい生活 を築 き、 自己の心身の も つ 可能性 を探 してゆ く建設的活動 とな り、看護す る者 に とって は、その生活者 とともに行 う創造的 な仕事 であ るO

この よ うな責務 を担 う看護専門職 のあ り方 を大 学基準協会 が示 した期待 され る看護 師像 に基づ い て、表

3

の よ うに表わ してい る。

4.

専 門職 の構成要件

専 門職 化

( pr of e s s i onal i z at i on) 」とは、 あ る

職業 が専 門職

( pr of e s s i on)

の構成要件 を獲得 し てい く動態的過程 である。 その構成要素 につ いて は、 フ レクスナ ‑

( Fl e xne r , A. )

をは じめ、 リー

3.

期待される看護専門職像

(看護専門職 とは、看護婦 ・士、保健婦 ・士、助産 婦を含める)

看護専門職は、多様にしか も急速に変化 しつつ ある社会状況を認識 し、生涯を通 して最新の知識、

技術を学習 しつづける。

看護専門職は、未知の課題に対 しては、自ら幅 広 く多様な情報を収集 し、創造性を発揮 して積極 的にその解決に向けて取 り組む.

0

看護専門職は、保健 ・医療 ・福祉の領域を広い 視野で とらえ、この領域のサービスの受益者であ るクライエン トの権利を尊重 し、これを擁護する 立場で適切な倫理的判断を行 う。

看護専門職は、クライエン トを生活する主体に とらえるために、その身体 ・精神のみな らず生活 習慣や生活環境を含めて専門的にアセスメン トし、

それにもとづいて計画的に看護ケアを行 う。

看護専門職は、人間性豊かで暖か く、生命に対 して深い畏敬の念をもつ。クライエン トやその家 族を理解することに努め、クライエン トが 自立 し て自己実現ができるよう援助する。

看護専門職は、一人の専門職 として社会的責任 を自覚する。又、その社会が求める建設的発展に 対 して積極的に貢献する。

看護専門職は、他の医療従事者 と協働 し、必要 に応 じて当該チームの リーダーとして活躍する.

又、地域の保健 ・医療 ・福祉にかかわる諸資源に 通暁 し、クライエン トの状態に応 じてそれ らの諸 資源をコーディネー トする。

バーマ ン (

Li e be m an, M. )

な ど、多 くの研 究者 に よって定義 されて きた。 それ らを名越 は

6

つ にま とめてい る。

①範 囲が明確 で、社会的 に必要不可欠な仕事 に独 占的 に従事す る。

②理論的 に裏づ け られ た高度 な知識や技術 を必要 とし、その習得 のため に長期 の専門的教 育 ( 練)が必要 となる。

③施業者

( pr ac t i t i one r )

は、個人 として も集 団 と して も、広範 な 自律性 が与 え られ るが、その 自 律性 の範 囲内で行 った判断や行為 につ いては直 接 に責任 を負 う。

④ サー ヴィスの提 供 は、営利 よ りも、公共 の利益 を第一義 的 に重視 して行 うO

⑤職能水準 を維持 し向上 させ るため に、包括的 自 治組織 を結成 し、適用 の仕方 が具体化 されてい る倫理綱領

( c or deofe t hi c s )

をもってい る。

⑥ その職業 に従事す るため には、 国家 、またはそ れ に代わ る機 関 による厳密 な資格試験 をパ スす る ことが要求 され る。

(5)

この よ うな構成要件 は、ある職業が完全 に専門 職 として確立 した場合 にみ られ るものである。そ れは、一つの理想的モデルであ り、理念型であ り、

既成の専門職 (聖職者、法律家、医師) といえ ど も、 この理想型 に向かって よ り高度な専門職化を 押 し進めてい く必要がある とい うことである。そ れ らの要件 を満た している職業は、結果 として高 い社会的地位が与えられ る。

5 .

看護職の専門職性」 を構成する概念 日本看護協会の

「 2 1

世紀 に向かって期待 され る 看護職者」、「看護婦の倫理規定」、日本看護系大学 協議会の 「期待 され る看護専門職像」、さらに 「 門職 の構成要件」で示 されている内容か ら、共通 項 目を取 り出 し、ま とめたのが表

4

である。それ らの共通項 目を 「看護職の専門職性」の構成概念 とした ところ、【1.クライエ ン トの総合的理解】【

2.

専門的知識 と技術 に基づ く看護実践】【

3.

問題解決 能力】 【

4.

専門職 としての成長】 【

5.

患者の権利の 尊重 と擁護】【

6.

他職種 との連携、リーダーシ ップ 能力】【

7.

社会的責任】【

8.

専門職 としての 自律性】

とい う

8

つの下位概念 を抽出 した。

8

つの下位概念 は次の よ うに説明 され る。

1.クライエン トの総合的理解】とは、患者 を一 人の人間 として総合的 (全人的) に理解す ること で、それは患者の身体的 ・精神的側面 ばか りでな く、生活習慣や生活環境 を含 めた 日常生活全般か らも理解す ることである。患者や家族 を理解す る よ うに努め、患者が 自立 して 自己実現できるよ う に援助す ることである。

2.

専門的知識 と技術 に基づ く看護実践】 とは、

理論的 に裏づ けられた専門的な知識 と技術 に基づ いて看護を実践す ることである。看護学の基礎 を 修得 し、看護ケアに活用す ることである。

3.

問題解決能力】とは、患者の問題 を把握す る ために、幅広 くデータを収集 ・分析 し、解決 に努 めることである。患者の問題解決のために、看護 を計画 し、実施、評価す る看護過程 を実践 できる ことである。

4.

専門職 としての成長】とは、質の高い看護 を 提供できるよ うに、 自分の責任 において最新の知 識 ・技術 の修得のため継続的に学習す ること、人 間 としての広い視野 と高い見識 を養 うよ う自ら研 費 に努めることである。 さらには、医療や看護学 の発展 に貢献す るよ うに、看護 に関 して研究的取

り組みをす ることである。

5.

患者の権利の尊重 と擁護】とは、人間の生命 を尊重 し、また人間 としての尊厳お よび権利を尊 重す ることである。患者のプライバ シーの権利 を 保護す るために、個人に関す る情報 を守 るよ うに 努めることである。そ して、患者のケアが他の医 療職者 によって阻害 され る場合 は、患者の擁護者 として他の医療職者 に改善 を働 きかけることであ る。

6.

他職種 との連携、リーダー シップ能力】とは、

他の医療職者 と互いに専門性 を尊重 し、連携 を と りなが ら、患者が最適な療養生活 を送れ るよ う看 護 を展開す ることである。 さらには、他の医療職 者 と協働す る中で調整役 としての リーダーシップ を発揮す ることである。

7 .

社会的責任】とは、看護職の一人 として社会 的責任 を自覚す ることで、人々の健康 と福祉な ど 社会 の求めに対 して積極的 に貢献す ることである。

8.

専門職 としての 自律性】とは、自己の実施 し た看護 については個 人 としての責任 をもつ ことで あ り、上司の指示の範 囲において も、 自分の倫理 的判断 に基づいて、主体的 に職務 を遂行す ること である。専門的知識 と技術 を根拠 として、科学的 判断の もと適切なケアを行 うことである。

本研究で導 き出 した 「看護職の専門職性」の各 下位概念 は看護職者の行動や意識の形での内容 と した ところ、表

5

の よ うになった。それ らの項 目 の表現 については、博士または修士の学位を有す る看護専門家二人の助言 を仰いだ。 この構成概念 は、臨床で働 く看護師が 日頃の看護業務 において、

どの くらい 「看護職の専門職性」へ取 り組 んでい るか、発揮 しているかを調査す るための項 目とし て有効なもの と考 える。

Ⅳ.

おわ りに

医療の高度化に伴い、看護の役割が拡大 してい る現 在、看 護 職 の 向 上 は め ざま し く、専 門 職

( pr o f e s s i o n)

として認 め られ るべ く、努力がな されている。 プロフェ ッシ ョン とはそれぞれの職 業の具体的仕事内容ではな く、それぞれの仕事内 容 について共通す るある種の性質を とり出 して示 す言葉 として用い られて、固有の職業的活動への 取 り組み方ない しその遂行 に関す る共有の志向を 意味す るものである。そ こで、「看護職の専門職性」

を構成す る概念 についてま とめ、【1.クライエン ト の総合的理解】【

2

,専門的知識 と技術 に基づ く看護

(6)

4.

看護職の専門職性」を構成する概念

念 【1.クライエン トの

2.

専門的知識 と技術

3.

問題解決能 ノJ [4.専門職としての成長】

5.

患者の権利の

6.

他職種 との連携、リ

7.

社会的責任】

8.

専門職 としての

総合的理解】 に基づ く看護実践】 尊重 と擁護】 ‑ダーシップ能 力】 自律性】

日本看護協会

「 21

世紀 患者心理について人 国民 か ら信頼 され 問題解 決 の た めの方 専 門職 と して誇 り得 多 くの職種 と協ノJL に向か って期待 され 間 として感惟痛 く受容 るに足 る専 門的知識 法等 を的確 に判断 す る る社会 的評価 を受 け る なが ら、患者が最適な る看 護職 者 の,tj<備 す することができる資質 (サイエ ンス)、技能 力を持 っていることo ものであることo 療養生活が送れるよ う

べき要件

」( 1 9 8 7 )

持ち ‑ o(ヒューマニテ ィ)を (アー ト)を有 し‑ き る よ う自 ら研 額 に努めることo社 会 の変 化 に対応 で 調軽役 とな り、良き リ‑ダーシップを発揮できること○

日本看護協会 「看議嫡 看 護実践 の水準 を 常 に質 の高 い看 護 を 人間の生命 を尊重 し、 現実の状況下におい 地域 にお け る健 康 自己の実施 した着 岸 の倫坤規定

」( 1 9 8 8)

高め、よ りよい看護ケ 提 供 で き る よ う個 人 の また 人間 と して の尊厳 て個人としてあるいは 問題 の解 決 のた めに につ い て は個 人 と して

ア のた めの研 究 に努 責任 にお いて継続 的 学 および権利を尊重する○ 他者 と協働 して、常に 作 民 と協 力す る と と の責任 をもつo

める○ 習に努めるo 対象の国籍、人権、信 可能な限 り高度な看護 もに、国の政策決定に 常 に看 護水 準 を高 め

人 々 に常 に質 の 高 い看護 を提 供 で き るよ う数 台の水準 を設

定 し、実施するO ための研究に努めるo看 護 を提 供 で き る よ う教育の水準を設定 し、実施するo立に参のた め に組織 的 な活動め、よ りよい看護ケアのる よ うな看護制 度 の確専門職 の レベ ル の 向上を4看 護実践 の水 準 を高人々 に常 に質 の高 い常 に看護 水準 を高 め:iうOル 、また、看護 条、年齢、惟別、社会的身分、経済的状態にこだわることな く対Jの権 利 を保護す るた めに、個人に関する情報を守 り、これ を他斤と共有する場合については、適切 な 判断 の もとに対応するoよって阻害 され て い るときは、対象を保護するように適切に行動するo を提供する○対 象 の プ ライ バ シー対象 の ケア が 他 者 に,lhAするo 積極的に参画するo 立に参画 し、また、看護噂 門職 の レベ ル の 向 Lる よ うな看 護制 度 の確のた め に組 織 的 なtを行 う○ LTi 会 「期待 され る看護専 する主体に とらえるた 実に修得 し、科学的 . は、l̲」ら幅広 く多様な情 変 化 しつ つ あ る社 会 状 を尊重 し、これ を擁護す 働 し、必要に応 じて当 て社会 的責任 を 自覚 に修得 し、科学的 .倫理 門職像

」( 1 9 9 7)

めに、その身体 .精神 倫 理 的 判断 の も とに 報を収集 し、創造性 を発 祝を認識 し、生涯 を通 し る立場 で適切 な倫 理 的 該チームの リーダー と する○父、その社会が 的 判断 の も とに適切 な

のみな らず生活冊旧や 適切なケアを行 う○ 挿 して積 極 的 にそ の解 て最新の知識、技術 を学 判断 を行 う○ して活躍するo又、地 求 める建 設的発展 に ケアを行 うo 生活環境を含めて専門 決に向けて取 り組む○ 習 しっづけるo 人間性豊かで暖か く、 城の保健 .医療 .福祉 対 して積極 的 に貞 献

的にアセスメン トし、 身体 .精神のみな らず 未知 の課題 に対 して 生命 に対 して深 い艮敬 にかかわる諸資源に通 するo それにもとづいて計軸 生 活 軒 慣や 生 活環境 を は、自ら幅広 く多様な惜 の念 をもつ○クライエン 暁 し、クライエン トの 的に看護ケアするo 含 めて専 門的 にアセ ス 報 を収集 し、創造性 を発 トや そ の家族 を理解 す 状態に応 じてそれ らの クライエン トやその メン トし、それにもとづ 拝 して積 極 的 にそ の解 ることに努 め、クライエ 諸資源をコ‑デ イネ‑

家族 を理解することに 努め、クライエン トが日立 して F'l己実現がで

きるよ う援助するo いて計 画 的 に看 護 ケアするoよ う援助する○して 自己実現 が で き るク ライエ ン トが 自立 決に向けて取 り組むo域 を広い視野で とらえ、 ン トが 自立 して 自己実保健 .医療 .福祉の領 現 が で き る よ う援 助 する○ トするO

jf

(7)

5 .

看護職の専門職性」を構成する概念

1.クライエン トの総合的理解】

1.私は、患者を一人の人間 として総合的に理解するように している。

2.

私は、患者の身体的 ・精神的側面ばか りでな く、生活習慣や生活環境を含めた 日常生活全般か らも理解するよう に している。

3.私は、患者の疾患にのみ注 目す るのではな く、患者や家族をも理解す るよ うに努めている。

2.

専門的知識 と技術に基づ く看護実践】

4 .

私は、看護学の基礎を修得 し、看護ケアに活用 している。

5.私は、専門的な知識 と技術に基づいて看護を実践 している。

6.私は、理論的に裏づけられた知識や技術に基づいて、看護を提供 している。

3.問題解決能力】

7 .

私は、患者の問題を把握するために、幅広 くデータを収集 ・分析 し、解決に努めている.

8.私は、患者の問題解決のために、看護を計画 し、実施、評価 している。

9.私は、患者の問題解決のために、看護過程を実践できる。

4.

専門職 としての成長】

1 0.私は、医療や看護学の発展に貢献するように、看護に関 して研究的取 り組みを している。

ll.私は、質の高い看護を提供できるように、 自分の責任において最新の知識 ・技術の修得のため継続的に学習 し ている。

1 2 .

私は、質の高い看護を提供するために、専門の知識 ・技術 とともに、人間 としての広い視野 と高い見識を養 う ように努めている。

5.患者の権利の尊重 と擁護】

1 3 .

私は、患者のプライバシーの権利を保護す るために、個人に関する情報を守るよ うに努めている。

1 4.私は、患者の生命を尊重 し、また人間 としての尊厳および権利を尊重 している。

1 5.私は、他の医療職者によって患者のケアが阻害 され る場合は、患者の擁護者 として他の医療職者に改善を働き

かける。

6.他職種 との連携、 リーダーシップ能力】

1 6 .

私は、他の医療職者 と互いに専門性 を尊重 し、連携を とりなが ら、患者の看護を展開 しているD

1 7.私は、他の医療職者 と協力 しなが ら、患者が最適な療養生活を送れるよう援助 している。

1 8.私は、患者の援助のために、他の医療職者 と協働する中で調整役 としての リーダーシ ップを発揮す るよ うに し

ている。

7.社会的責任】

1 9.私は、看護職の一人 として社会的責任を自覚 している。

2 0 .

私は、看護職の一人 として社会の求めに対 して積極的に貢献 している0

2

1.私は、看護職の一人 として人々の健康 と福祉に貢献す るため、看護を提供 している。

8.専門職 としての自律性】「自律性」 とは 「上司や雇用者か ら専門的判断及び措置において指図を受けない職業活 動上の 自主性」 (個人 としての自律性)

2 2 .

私は、 自分 自身の看護行為に対する法的責任を自覚 して、看護を提供 している。

2 3 .

私は、上司の指示の範囲において も、 自分の倫理的判断に基づいて、主体的に職務を遂行 している。

2 4 .

私は、専門的知識 と技術を根拠 として、科学的判断による看護を心がけて実践 している。

実践 】【

3.

問題解 決能 力】【

4.

専 門職 として の成長 】

5.

患者 の権 利 の尊重 と擁 護】【

6.

他職種 との連携 、 リー ダー シ ップ能 力】 【

7.

社会 的責任】 【

8 .

専 門職 として の 自律性】 とい う

8

つ の下位概 念 を抽 出 し た。社会 そ の ものが 目ま ぐる し く変 化 してい るな かで、看護 と りま く状況 の変 化や 看護‑ の期待 の 変 化 な どに よ り、「看護職 の専 門職性 」の概 念 も変 化す る もの と考 え る。 いず れ にせ よ、 臨床 の場 で

働 く看護職 が、 日頃の看護業務 のなかで、そ の専 門職性 をいか に発揮 してい るかが重要 とな る。

1

) 日本看護協会 :動きだす看護制度改革 看護制度 検討会報告書全文収録.第

5

,1 2‑1 3

,日本看 護協会出版会,1

9 88.

2)石村善助 :

現代のプロフェッシ ョン.第1刷,25

(8)

9 6

葛西 敦子 ・大坪 正一

‑2 6

,至誠堂

,1 9 6 9.

3)八木 正 :現代社会 学辞典 (北川 隆 吉監修)̀̀ 業"の頁参照.初版第

1

,5 5 5‑5 6 4

,有信堂高 文社

,1 9 8 4 .

4)

杉森み ど里 :看護教育学.第

3

版第

1

,6

,医学 書院

,1 9 9 9.

5)

米田頼 司 :専門職 の社会学 :保健婦の場合

( 1 )

‑その1‑‑和歌山県下の保健婦 の実態 ・意識調 査か ら‑.和歌 山大学教育学部紀要 人文科学,

3 8

,1 41 ,1 98 9.

6)

草刈淳子 :専門職 (プ ロフェ ッシ ョン)の概念 と専門職化が進み始 めた看護職.インターナ シ ョナル ・ナ‑シング ・レビュー

,1 8 ( 1 ) ,4‑1 0

,

1 9 9 5 .

7)

島 田陽子 :「プ ロフェ ッシ ョナル」 を 目指す に あたって.イ ンターナ シ ョナル ・ナー シング ・ レビュー

,1 8 ( 1 ) ,1 4‑1 7 ,1 9 9 5 .

8)

中島紀恵子 :看護はいか にプ ロフェッシ ョナ リ ズムを確立すべ きか 一福祉、心理 医療職 との関 連 で.イ ンタ‑ナ シ ョナル ・ナ‑シング ・レビ

ュー

,1 8 ( 1 ) ,1 8‑2 2 ,1 9 95 .

9)

日本看護系大学協議会学長 ・学部長会 :

21

世紀 に求め られ る看護学教育一高度 な看護実践 の実 現 に向けて‑.

5‑6

, 日本看護系大学協議会,

2 0 0 0.

1 0 )

前掲

2 ) ,1 5‑1 6 .

ll)長 尾周 也 :プ ロフ ェ ッシ ョナ リズ ムの研 究 ‑ (1)プ ロフェッシ ョンお よびプ ロフェシ ョッナ ル ー.大阪府立大学経済研究

,2 5 ( 1 ) ,1 8‑4 9

,

1 9 8 0 .

1 2 )

志 自岐康子 :看護婦の専門職性の構成概念 一看 護婦‑ の面接調査 か ら‑.東京保健科学学会誌,

1( 1 ) ,4 5‑4 8 ,1 9 9 8.

1 3 )

中村美鈴 :専門職 に関す る臨床看護婦 ・士の意 識構造.聖母女子短期大学紀要,第

1 3

,4 7‑

6 0,2 0 0 0.

1 4 )

定席和香子,舟島なをみ,杉森み ど里 :看舌場 面 における看護婦 (士)行動 に関す る研究.千 葉看護学会会誌

,3( 1 ) , 1‑7 ,1 9 9 7 .

1 5 )

定虞和香子 :看護婦 (士)行動 の説明概念か ら みた看護の専門職性.

Qual i t yNur s i ng,4( 3 )

,

8‑1 4,1 9 9 8 .

1 6 )

前掲

1 )

1 7 )

波多野梗子 :系統看護学講座 専門

1

基礎看護学 1.第

1 3

版第

1

,2 4 7

, 医学書院

,2 0 01

.

1 8 )

前掲

9 )

1 9)

名越酒家 :教職 の専門職化 をめ ぐる意識 と実態 (市川昭午篇 :教 師 ‑専 門職論 の再検討).初

,6 7‑9 4

,教育開発研究所

,1 9 8 6 .

( 2005.1.1

1受理)

表 4. 「 看護職の専門職性」を構成する概念 下 位 概 念 【 1. クライエン トの 【 2. 専門的知識 と技術 【 3. 問題解決能 ノ J 】 [ 4. 専門職としての成長】 【 5
表 5 . 「 看護職の専門職性」を構成する概念 【 1. クライエン トの総合的理解】 1 .私は、患者を一人の人間 として総合的に理解するように している。 2. 私は、患者の身体的 ・ 精神的側面ばか りでな く、生活習慣や生活環境を含めた 日常生活全般か らも理解するよう に している。 3.私は、患者の疾患にのみ注 目す るのではな く、患者や家族をも理解す るよ うに努めている。 【 2

参照

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