技 術 講 習 会 ( 分 子 素 材
工学 科 技 術 官 担 当 )
日時: 1 9 9 9 年9 月1 4 日 午後1 3 時 ‑ 1 7 時
講師: 実験器 具薬品の取 り扱いと実 験手 順の説明‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 中ロ 敏 I C P 発 光 分析 装 置の説 明と実 際の測 定指 導‑‑‑= ‑ ‑ ‑‑ ‑ ‑ ‑・ 市川貴之
実 習担 当者 = ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑‑‑‑‑‑‑‑‑= ‑‑‑‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 山 本みど り 実習協力者‑ = ‑‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑‑‑= ‑ ‑ ‑‑‑‑‑ ‑ ‑‑‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ 北畠 久子
福永 千住己 平 山 か はる
講習会 参加者: 堀 田克則、 前田浩二、 小 川覚、 村井健 一 、 中川浩希 5 名
目 的、 方 法: I C P を 用いた 金 属 元素の分析
機器 分析で汎 用的に使わ れて いる ICP を 用いて金 属 元素の分析を試みた。 今回の講習 会参加者は 化学 系以外であるので、 最初に今 回使用 する実 験用 器 具 と 薬 品の取 り 扱いにっ いて基礎的説明 を おこない試 料 溶液の調製に時間 を か け た。 測 定 した試 料は、 よ く使わ れ
ている鉄製の ワ ッ シヤ ー を酸で溶解し、 適 当 な濃 度に調 整 し て、 I C P で分析した。 その
際の標 準 溶液 は市販の原子 吸 光 用標 準液を使った。 参加者 数が 奇数だ ったので化学系の技 術 官が1 名人って 2 人 一 組、 3 チ ー ム で試料調 整 と 測 定 を 行っ た。
( 実 験 準備及び説明)
① 実験上の 一 般 的注意 事項
②器 具の取 り扱いにつ いて
③ 薬品の取 り扱い及び試 料の採取につ いて
④誤 差 及び測 定値の取 り 扱いにつ いて
⑤化学量論につ いて の簡 単な説明
⑥I C P の原理説明 及び装置のあ ら まし
⑦I C P の特徴に つ いて
⑧I C P 発 光 分析で何がわ かるか
( 実験)
分析化学は 定性分析、 定 量 分析と 呼 ば れる二 つの分 野に分 けることが できる。 定性分析 は 物質の確認 を 取 り 扱 う 分 野である。 そこでは試 料 中にどのよ う な 元素あるいは 化合物が
存在する かが 問 題である。 定 量 分析では、 ある特 定の物質が試料 中にどのく らい存在する
か が問 題になる。 今 回の講習 会では、 I C P (誘導結 合プ ラズマ) 装置 を 用いて、 試料に 含 ま れる金 属 元素の定 量 分析を 行 う。
1 、 試料 溶 液の調製
最初、 1 0 0 ml ビ ー カ ー に蒸留 水5 ml を加え、 つ ぎに濃硝 酸5 ml 加 える。 最後に試
‑ 6 2 ‑
料 ( 秤量済み) を 入 れて加 熱溶 解 する。
試 料が完全に溶解し た ら、 1 0 0 ml の メ スフ ラ ス コ に上記の溶 液を慎重に移す。 その際、
ビ ー カ ー を蒸留水で何 度も す す ぎメ ス フラ ス コ に加 え、 溶解した液の全 量 をメ ス フラ スコ
に移す。 最 後に蒸留 水で標 線まで希釈し、 これ を原 液と する。
つ ぎに原 液を ホ ー ル ピ ペ ッ トで 2 ml、 Y (1 0 0 0 p pm) 標 準 溶液を ホ ー ル ピペ ッ トで 1 ml、 1 0 0 ml の メス フ ラ スコ に入 れ、 標 線まで蒸留 水で希 釈し試 料溶 液と する。
2 、 検量線 作 成用標 準試料溶液調製
A(l O Om1) B(1 0 0m1) C(1 0 0m1) D(1 0 0 m1) E(1 0 0m1)
Fe(1 0 0 p p m) 2 0 m1(2 0 p p m) 5 m1(5p pm) 2m1(2 p pm) 1 m1(1 p pm) 0
M n(1 0 0 p pm) l o 血l(1 0 p p m) 5 m1(5 p pm) 2m1(2 p pm) 1 ml(1 p pm) 0
Zn(1 0 0 p pm) l O m1(1 0 p p m) 5 m1(5p pm) 2m1(2 p pm) 1 m1(1 p pm) 0
Y(1 0 0 0p p m) 各1ml(1 0 p p m) 硝 酸 各o.1ml
I C P 測定 試料 溶 液 調 製
試料の秤 量 J 試 料の溶 解
↓ 濃度調整
I C P 測 定
↓ 検量線 作 成
↓ デ ー タ解 析
検量線 作 成用標 準 試 料 溶液の調製
標 準 試 料 溶液の採 取
↓
↓ J 濃度調 整
( 結果)
3 グル ー プと も、 測定結 果は 一 部の金属 試料を除いて標 準偏 差 は、 1 に近い値にな り、
測 定値も あ らか じ め測 定した値に近い数値が出 た。
‑ 6 3 ‑