多勢長兵衛は天保3年(1832年)に、亀五郎は嘉永2年(1849年)に、 それぞれ酒造家だった3代目・多勢長兵衛の長男、三男として漆山に生ま れた。2人が成長する頃は、日本がようやく外国と貿易するようになった時代 で、その頃の日本の最大の輸出品は生糸(絹糸)でした。生糸は、蚕を飼育して 繭を作らせ、繭から糸を取り出したもので、絹織物の原料になります。当時の 置賜地方は養蚕・生糸の生産が盛んでしたが、手作りのための品質にむらがあ りました。一方、輸出相手の欧米諸国は機械産業の時代に進んでいましたので、品質が一定した生糸が求められました。 品質一定の生糸を生産するためには、機械生産でなければなりません。 日本政府は、明治5年(1872年)、機械製糸の技術を伝習させるため、官営の富岡製糸工場を群馬県前橋市に建 設し、日本全土から女子工員を募集しました。 このような動きを察知した長兵衛と亀五郎は、早速、富岡製糸工場などに出張し、苦労して先進技術・機械などを学び ました。「教えてください」と土下座して頼んだりもしました。 明治6年(1873年)には製糸機械と技術者を連れ帰り、亀五郎は南陽市漆山に初めての機械製糸工場を建設しま した。機械製糸は初めての事業なので、最初は失敗の連続でした。しかし、2人はそれにめげることなく研究を続け、優 良な生糸を生産できるようになったのです。 2人は地域の発展のため、他の事業者や工員にも技術を教えました。一時期は置賜に100を越す製糸工場ができたそう です。一方で2人はますますの品質向上を目指し、「多勢組」という組織を作って皆で研究しました。その結果「羽前エ キストラ」という極上品を生み出し、海外で好評を博したのです。 亀五郎が設立した「金上製糸工場」は発展をとげ、昭和初期には山形県一の製糸工場に成長しました。その後、亀五郎 は大いに国に貢献したとして貴族院議員にも選ばれました。 (掲載については、南陽市教育委員会所蔵の写真及び文章を参照) 企業家 南陽市機械製糸業の草分け 1849年(嘉永2年)∼1919年(大正8年)
多勢亀五郎
多勢亀五郎
近代編⑬
近代編⑬
発 行 (公社)米沢法人会 〠992
0045
1
-30
22−5401 FAX 21−5909 推 進 運 動 法人会消費税期限内納付
2014. 10 No.179
南陽市 熊野神社国 税 局 人 事 異 動 発 令
-- 米沢税務署 人事異動 --
着 任 の ご あ い さ つ
米沢税務署長 石澤 弘樹 氏 本年7月の人事異動で米沢税務署長を拝命しました石澤でございます。 前任は、国税庁総務課課長補佐として、組織横断的取組などを担当しておりました。 仙台国税局管内の勤務は初めてのところ、上杉氏の城下町として歴史を重ね、また豊かな自 然に恵まれた御地にてその機会を得られたことを大変光栄に思っております。 出身は香川県(生まれは大阪)で、これまでは山形県とのご縁があまりなかったのですが、 今回の赴任を機に地域をよく知り好きになり、第三の故郷として米沢・山形をPRしていきた いと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 公益社団法人米沢法人会の役員並びに会員の皆様には、平素から税務行政に対しまして深い御理解と多大な御 協力を賜っておりますことに、心から御礼を申し上げます。 貴法人会は、昭和56年に社団法人となり、昨年4月に公益社団法人に認定されて、33年目を迎えられた伝統の ある法人会であります。会の活動の指標のひとつでもあります組織率を見ましても、平成2年以来24年間にわた り70%以上の高い組織率を維持しておられます。このことからも、いかに日頃から会員のための事業活動を活発 に展開されてきたかを伺い知ることができます。 本会が、租税教育をはじめ地域に密着した幅広い社会貢献活動を積極的に展開しておられますことはもちろん、 青年部会や女性部会での事業活動も熱心に行っており、地域社会からも高い評価を得ていると伺っております。 中でも、青年部会は本年20周年を迎え、より一層の活躍が期待されているところと思います。 鈴木会長様はじめ歴代の役員の皆様によるこれまでの御尽力と会員の皆様方の御熱意に対しまして改めて深く 敬意を表します。 さて、先の東日本震災では東北地方を中心に甚大な被害をもたらし、現在も国を挙げての被災地支援と復興に 向けた取組が行われております。 米沢市・東置賜郡に現在も多くの被災された方々が避難されていると承知しております。税務署といたしまし ては、引き続き、震災特例法などの各種税制上の取扱いに関する相談等に最優先で取り組んでまいりますので、 御理解と御支援を賜りますようお願いいたします。 また、本年7月、豪雨災害を受けられました法人会会員の方々には心からお見舞い申し上げます。こちらにつ いても、被災された方々の立場に立って必要十分な対応を行ってまいりたいと考えております。 最近の税務行政を取り巻く環境は、少子・高齢化の進展や経済のグローバル化・ICT化により大きく変化し ております。他方、時代に伴う環境の変化はあっても「適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」という我々の任務 が変わることはありません。納税者の皆様から信頼される税務行政を目指して、職員一人一人が高いモラルと責 任感を持って、その任務を着実に果たしてまいる所存です。 e-Taxにつきましては、法人会の皆様の御理解と御協力により、当署における利用割合は非常に高いものとなっ ております。今後も、その利用拡大に向けて取り組んでまいりますので、引き続き皆様の御支援を賜りますよう お願い申し上げます。 今般、法人会において、個々の企業が自主的に内部統制や会計処理の質的向上を図っていくことを目的とした「中 小企業の税務コンプライアンス向上への取組」が実施される予定と伺っております。具体的には、法人会が作成 する「自主点検チェックシート」及び「自主点検ガイドブック」を会員企業のみならず広く配布し、コンプライ アンスの向上を図っていくと伺っておりますが、皆様におかれましては、この取組を是非有効活用していただけ れば幸いです。 最後になりますが、公益社団法人米沢法人会のますますの御発展と会員企業の御繁栄並びに皆様の御健勝を心 からお祈り申し上げまして挨拶とさせていただきます。e-Tax
とは e-Taxの メリット 申告などの国税に関する各種の手続について、インター ネットを利用して電子的に手続が行えるシステムです。 税務署に出向くことなく、インターネッ トを利用して申告、申請・届出等ができ ます。 還付金を早く受け取ることができます。 納税証明書の交付請求手数料が安価です。 所得税の確定申告において、医療費の領 収書等は、その記載内容を入力して送信 することにより、提出等を省略すること ができます。9月2日㈫東京第一ホテル米沢において平成26年度第2回理事会が開催されました。第1号議案「平成26 年度会員増強の件・新会員加入目標75社」、第2号議案「平成26年度事業報告と今後の計画の件」は満場一致 で承認され理事会は無事に終了しました。当会は、平成2年より会員加入率70%以上を24年間維持し財政基 盤の確立と組織の充実に努力してまいりました。引き続き会員増強していくことを確認しました。
第 2 回理事会開催 会員増強新会員加入目標 75 社
第2回会員交流納涼パーティ開催
8月5日㈫午後6時より上杉伯爵邸庭園において、会員の親睦と交流を深めることを目的として第2回会 員交流納涼パーティを開催しました。鈴木会長の挨拶のあと大友顧問の乾杯の音頭でスタート。女性3名の ジャズバンド「シルクドール」による生演奏や大抽選会が行われ、参加者は忙しい日々を忘れ夏の夜を満喫 しました。 会員交流会の席上、手塚部会長が節電を呼びか け女性部会役員が参加者全員に「節電うちわ」を プレゼントしました。女性部会が全国的に取り組 み3年になります。 会員交流会の席上、吉澤部会長以下青年部会役 員により、「田母神俊雄」氏の講演会のPRを行い ました。いちごプロジェクトPR
設立20周年記念講演PR
「いちごプロジェクト」とは? 「いちご」のネーミングは、一昨年夏の節電目標「15%」に由 来してします。いちごは「毎年実をつける多年草」であり、「全 国各地で広く栽培」されます。 そのイメージを、毎年女性部会が全国的に継続して取り組む社 会貢献活動に重ねました。事 業 所 代表者 所 在 地 電 話 業 種 ㈲ 今 設 計 今 政司 米沢市大町1-2-27 2 4 - 0 4 4 6 建 築 設 計 ア フ ラ ッ ク 代 理 店 齋藤 良行 米沢市窪田町小瀬59-3 4 9 - 7 2 5 4 保 険 代 理 業 ㈱ セ イ ノ 情野 広志 米沢市矢来1-1-87 2 1 - 0 5 8 2 建 設 業
新会員の御紹介
よろしくお願いします (入会順・敬称略) (平成26年7月~9月までの入会の新会員)米沢法人会 新入会員様募集中!
詳しくはホームページをご覧ください。米沢法人会 検 索 7月16日㈬伝国の杜において「平成26年度税制改 正のあらまし」研修会を開催しました。 講師に公認会計士加藤英樹氏をお招きして、法人 税関係・所得税関係・資産税関係・消費税関係につ いて詳しくご教授いただきました。 9月18日㈭午前10時から19日㈮の正午までの1日半 コースで、伝国の杜において経営セミナー「役に立つ 経営分析」を開催しました。講師に公認会計士五十嵐 正明氏をお迎えし、危機管理のための経営分析・損益 分岐点分析についてと、経営分析は、技術ではなく問 題に対する手段であり問題点をいち早く把握し、経営 改善するための手法であるとご教授いただきました。 8月6日㈬・9月3日㈬の両日、伝国の杜におい て「経営者のための事業承継塾」を開催しました。 土田副会長の挨拶の後、講師の税理士芳賀敏明氏よ り「③事業承継税制の活用」「④後継者選定育成」に ついて説明いただき参加者は熱心に耳を傾けていま した。 9月24日㈬、伝国の杜において、正しい決算と誤 りのない申告のために、法人税決算説明会を開催し ました。米沢税務署法人課税部門野地担当官をお招 きして、法人税関係法令の改正点・会社決算の申告 と実務・税務調査において間違いの多い事例等につ いて学びました。「平成26年度税制改正のあらまし」
「企業防衛のための経営分析」
「経営者のための事業承継塾」
5回シリーズ「法人税決算説明会」
税制改正
企業防衛
事業承継
決算説明会
説明する加藤英樹氏 熱心にメモする参加者 説明を熱心に聞く受講者 説明する米沢税務署担当官と受講者本 部 事 業 活 動 状 況
五十嵐正明氏青年部会経営セミナー
記念講演会
記念式典・祝賀会
女将として生かされてある日々 7月23日㈬午後6時よりグランドホクヨウにおい て経営セミナーを開催しました。日本の宿古窯女将 の佐藤洋詩恵氏をお招きして「女将として生かされ てある日々」と題して講演。夫とともに忙しい毎日 だが、「女将」という仕事を新しい感覚で受け止め充 実した日々を過ごしていると講演しました。 「私の国防論」~座して平和は守れず~ 9月5日㈮午後6時より伝国の杜1階大ホールに おいて、講師に第29代航空幕僚長田母神俊雄氏をお招 きして講演会を開催しました。吉澤部会長がよき経 営者を目指すものの団体として「税のオピニオンリー ダー」の役割を認識し、会員相互の異業種交流や自己 研鑽を通じて時代にあったしなやかな活動を行って参 りたいと挨拶したあと、田母神俊雄氏は「私の国防論」 ~座して平和は守れず~と題して講演しました。 9月17日㈬午後4時より東京第一ホテル米沢にお いて、青年部会設立20周年記念式典・祝賀会を開催 しました。来賓に向谷地法人課税課長、石澤米沢税 務署長、斎藤置賜総合支庁長、安部米沢市長はじめ 多くの来賓と須賀川法人会青年部会・長井法人会青 年部会を迎えて設立20周年記念式典を開催しまし青年部会活動状況
青年部会設立20周年記念事業
た。吉澤部会長が式辞を述べ、鈴木会長が挨拶、来 賓よりご祝辞をいただきました。吉澤部会長より第 5代部会長 宮坂宏氏、第6代部会長 相田晃輔氏、 第7代部会長 佐藤雄二氏、第8代部会長 中村浩 氏、第9代部会長 我妻弘一氏に感謝状が贈呈され 式典は終了しました。 祝賀会では、10年のあゆみのスライドが上映され 和やかなうちに盛会裡に終了しました。 佐藤洋詩恵氏 吉澤部会長あいさつ 田母神俊雄氏ඥʴჄൟᆋ ᆋྙᘙ
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(平成26年10月1日以後に開始する事業年度から適用)
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