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非充腹鉄骨部材の座屈挙動と性能評価に関する研究 [ PDF

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(1)非充腹鉄骨部材の座屈挙動と性能評価に関する研究 吉海 伸祐 1.. 序. パーとし て,2 重鋼管 を使 用す る..  著者はこれまで,非充腹鉄骨部材の座屈挙動及 び性能評価に関する実験を主に行ってきた.その 結果をここに示す..  せん断力の載荷方法は,繰り返し載荷で変位制 御とし,まず部材角± 0 . 5 %で2サイクル繰り返し た後,0 . 5 %ずつ変位振幅を増加し,± 1 . 0 %∼±. ( 1 ) トラス梁の繰り返し曲げせん断実験  制振梁の設計を行うために,ダンパーの有無を. 2 . 0 %までは各振幅で3サイクル繰り返す漸増変位 振幅繰り返し載荷とする.. 実験変数としたトラス梁試験体を作成し,繰り返. 2. 2 試験体. し曲げせん断実験を行い,その挙動を明らかにす る..  図 1 に示 す よ う に ,トラ ス 試 験 体 は 弦 材 と 腹 材 に S TKR4 0 0 の鋼管を用い,直接溶接によって組み. ( 2 ) 超高強度乾式組立材の曲げ座屈挙動  研究目的は,超高強度乾式組立柱のカラムカー. 立てた格間数 5,斜角 60°,ワーレン形トラスであ る.試験体 はロ型 フレ ームに 3 2 mm 厚のエン ドプ. ブを実験的,理論的に求めることである.  目的のために,試験体に中心圧縮を作用する実. レートをボルトで固定した.加力側の下弦材の端 部には 1 2 mm 厚のエ ンドプ レート をす み肉溶 接し. 験を行う.実験変数は座屈長さと綴り材ピッチで. た.図 2 に履 歴 ダ ン パ ー 部 分 の 詳 細図 を 示 す .試. ある. ( 3 ) 超高強度乾式組立材の捩り剛性評価. 験体の名称は,ダンパー無しのトラスを T- N1 ,ダ ンパー付きのトラスを T- D1 とする..  ( 2 ) と同様の超高強度乾式組立材について捩り実 験を行い,反り拘束の有無及び綴り材ピッチでど.  表 1 に鋼管の断面性能を,表 2 に鋼管の材料の機 械的性質を示す.. の程度捩り変形が違うかを,実験結果から等価な. 2. 3. サンブナンの捩り定数 K( GK) ,反り定数 EI w を算定 し検討する..  せん断力を載荷するジャッキは,能力 1 0 0 k N の 油圧ジャッキで,底部は高力ボルトで接合され,. 2 . トラス梁の繰り返し曲げせん断実験 2. 1 実験計画. そこからピンを配し,ロードセル,ピン( 球面軸受 け) ,加力ヘッドを介して,トラス上弦材端部に繰.  試験体はワーレン形の鋼管トラスの片側下弦材. り返し鉛直力を加える.加力点は,面外補剛装置. が欠けている変形トラスである.この試験体の上 下弦材端部を固定し,もう一方の上弦材端部に加. により面外の移動 が拘束される.面外補剛装置は, 丁番を組み合わせたようなリンク機構になってい. 力ヘッドを介して ,繰り返しせん断力 を作用する. トラスの格間の細長比λ s は 20. 6 である.加力ヘッ. る.この装置は接続位置の構面外の変位と回転を 拘束し,構面内の変位と回転は自由とする条件を. ドは先端のみ横補剛支点によって,構面外変位が 拘束されている.横補剛支点は構面 外のみ拘束し,. 与える.  加 力 点 の 鉛 直 変 位と ,図 3 に示 す ,①∼ ⑥ 位 置 表 1  鋼管の断面性能. 3軸回りの回転と構面内変位は拘束しない構造と なっている.実験変数は,履歴ダンパーの有 無で, 試験体総数は 2 体である。ダンパーは履歴ダン 3143. 加力 装置 と 測定 方 法. As D, d T, t ( cm) ( cm) ( cm2) 89. 1φ x4. 0 8. 92 0. 410 10. 96 76. 3φ x4. 0 7. 64 0. 415 9. 42 60. 5φ x3. 2 6. 09 0. 315 5. 71 ※ D( d):外径,T( t ):管厚,As :断面積,. I ( cm4) 99. 5 61. 7 23. 9. 鋼 管. i ( cm) 3. 01 2. 56 2. 04. D/ T d/ t 21. 8 18. 4 19. 3. I :断面2次モーメント,i :断面2次半径. 表 2  鋼管の材料の機 械的性質 σy σu E Pu εu (kN) (N/mm2) (N/mm2) (×103N/mm2) (%) 89.1φx4.0 36.0 44.3 365.1 446.8 207.8 37.6 引張試験 76.3φx4.0 40.2 48.0 415.4 493.6 207.7 27.7 60.5φx3.2 27.6 33.5 375.6 450.5 206.4 43.0 ※ Py :降伏応力,Pu :最大軸力,σ y :降伏応力, 試験方法. 図 1  試験体図. 鋼管. Py (N). σ u :最大応力,E :ヤング率,εu :伸び. ①. ④. 図 2  履歴ダンパー部 分詳細図. ②. ⑤. 図 3  構面外 変位計 取り付け 位置. 51- 1. ③. ⑥.

(2) の構面外の変位を変位計で測定した.. 挟み込む綴り板は,表裏両面ともブラスト処理を. 2. 4 実験結果  図 4 にそ れ ぞ れ の 試 験 体 の 鉛 直荷 重 − 変 形 関 係. 行い ,さら に 発 錆 促 進 剤 を 塗布 し 2 日置 い た も の を使用した.また,柱材についても摩擦面の処理. を示す.荷重変形関係は紡錘形であるが,最終的 に T- N1 では,接合部局部に変形が集中し,局部変 形が見られ た(写真 1 ).この接合 部の局部 変形し た箇所が,エネルギー吸収の役割を果たしたと考 えられる.一方,T- D1 では,ダンパー部分に多少 の曲げ座 屈変形が 見られる ものの(写真 2 ),トラ. を綴 り 板 と 同 様 に 行 っ た .表 4 に試 験 体 の材 料 と なる鋼材の機械的性質を示す. 3. 3 加力 装置 と 測定 方 法  加力装置は,まず,ナイフエッジ型ピン装置を 試験体エンドプレート上下端部に取り付け,ピン 支持とした.その上端部を能力 5000kN試験機と接. スのその他の変形は見られなかった.  両試験体とも,構面外変形は最大で 4 mm 程度で. 合し,軸力を漸増載荷した.変位計は腹材部分 3 箇 所(試験体座屈長さ(=試験体全長+上下端ナイ. あり,トラスの横座屈は生じなかった.T- D1 はダ ンパー部分以外の変形はごく僅かであり,ダン. フエッジ治具長さ )の四分点),及び鉛直方向に4 箇所取り付けた.. パー部分が有効に機能したと考えられる. 3 . 超高強度乾式組立材の曲げ挙動. 3. 4 実験結果   図 6 に軸力 - 軸縮み関係を示す.図 6 では,ボル. 3. 1 実験計画. トピッチをパラメータとして複数の曲線を示して.  実験に用いる鋼材は 800N級( HSA700A) の鋼材で, 図 5 に示 す よ う に ,綴り 板 を 挟 ん で 2 つ の溝 形 鋼. いる.2610mm試験体では弾性座屈を,1810mm及び 10 10 mm試験体では塑性座屈を起こした.各試験体. を綴り合わせた組立断面のものを対象とする.そ の試験体に単調圧縮軸力を漸増載荷することで圧. においてボルトピッチに注目すると,600mmまでは 耐力の差はあまり見られないが,それを超えるも. 縮耐力を求める.実験変数は,座屈長さとボルト. のでは差が顕著に見られた.. ピッチであり,表 3 に示す試験体の計 10 体とする. それぞれの細長比は 2610mm試験体 =87. 1,1810mm.  表 5 に実験により得られた最大荷重 Ne x p と,各種 設計式による圧縮耐力及びそれぞれの耐力の比較. 試験体 =63. 4,2610mm試験体 =39. 7,スタブカラム 試験体 =17. 7 である.. を示す.鋼構造規準式は安全率を無視している.. 3 . 2  試験体  試験体は HSA700A,エンドプレートは SS400,綴 り板は HS A7 0 0 A の鋼材を用いる.エンドプレート は,1) 溝形鋼 2 本をボルト( F14T- M16) にて接合す る,2 ) 1 ) の後,組立柱の両端面は平面仕上げとす る,3 ) 組立柱とエ ンドプレー トを隅肉 溶接にて接 合するという手順に従って取り付けた.溝形鋼に ( kN). ( kN). 60. 60. 40. 40. 20. 20. 80. 80. 0. 0. - 20. - 20. - 40. - 40. - 60. - 60. - 80. -2. -1. 0. 1. 2. ( rad. ). - 80. 試験体の断面. -2. -1. 0. 1. T- N1 T- D1 図 4  荷重−変形関係. ピッチ 200mm. 2. ( rad. ). 図 5 乾式組立柱試験体一例( 材長 1010mm) 表 3  実験変数 試験体長さ. ボルトピッチ. 試験体数. 写真 1 T- N1 接合部局部写真. 1010 1810 2610 270 200 400. 200 400 600. 2. 3. 200 135 400 600 1200 4 1. 単位:mm. 表 4  試験体 の材料 の機械的 性質 降伏強度 引張強さ 降伏比 HSA700A (N/mm2) (N/mm2) (%) 772.95 831.77 92.93. 写真 2 T- D1 履歴ダンパー部分写真. 51- 2. 伸び (%) 11.02.

(3) 軸力( kN). 軸力( kN). 軸力( kN). 3000. 1600 ボルトピッチ. 4000. 1400. 2500. 200mm 400mm 600mm 1200mm. 1200 3000. 2000. 1000. 1500. 800. 2000 600. 1000 1000. ボルトピッチ. 400. 200mm. ボルトピッチ 200mm 400mm. 500. 400mm. 200. 600mm. 0. 0 0. 2. 4. 6. 1010mm試験体. 8. 10. 0 0. 2. 軸縮み( mm). 4. 6. 1810mm試験体. 8. 10. 0. 2. 軸縮み( mm). 4. 6. 8. 10. 2610mm試験体. 12. 14. 16. 軸縮み( mm). 図 6  軸力−軸縮み関係 表 5  圧縮耐力及び耐 力の比較 試験体長さ ボルトピッチ 座屈長さ. l (mm) 270 1010 1810. 2610. l l (mm) 135 200 400 200 400 800 200 400 600 1200. l k (mm) 600 1340 2140. 2940. 実験耐力. Nexp (kN) 4496 3736 3862 2800 2897 2584 1554 1500 1468 1318. 鋼構造 設計規準. N a (kN) 4041 3144 2998 1913 1814 1660 1028 997 948 751. N cr (kN) 4186 3672 3576 2708 2612 2397 1485 1439 1369 1084. 鋼構造 鋼構造塑性 限界状態設 設計指針 計指針 pdN cr (kN) lsdN cr (kN) 4169 3915 3162 3106 3029 2999 2090 2244 2004 2175 1844 1998 1142 1237 1107 1199 1053 1141 834 903. 鋼構造 設計規準. N exp/ N a 1.11 1.19 1.29 1.46 1.60 1.56 1.51 1.50 1.55 1.75. Nexp/ Ncr 1.07 1.02 1.08 1.03 1.11 1.08 1.05 1.04 1.07 1.22. 鋼構造 鋼構造塑性 限界状態設 設計指針 計指針 N exp/ pdNcr N exp/ lsdN cr 1.08 1.15 1.18 1.20 1.28 1.29 1.34 1.25 1.45 1.33 1.40 1.29 1.36 1.26 1.36 1.25 1.39 1.29 1.58 1.46. 表 6  軸方向剛性 試験体長さ ボルトピッチ 座屈長さ P/δ EA/ l d EA/ l k 実験/計算 実験/計算 l (mm) l l (mm) l k (mm) 実験kN/mm 計算kN/mm 計算kN/mm 200 802 1134 0.71 855 0.94 1010 1340 400 785 1137 0.69 856 0.92 200 538 636 0.85 538 1.00 1810 2140 400 526 637 0.83 539 0.98 800 519 634 0.82 536 0.97 200 391 440 0.89 390 1.00 400 394 439 0.90 390 1.01 2610 2940 600 390 438 0.89 389 1.00 1200 388 439 0.88 390 1.00. ※1 l dはエンドプレートとピン支点装置を除いた長さ ※2 l kはピン支点間距離.  表 6 は,立ち上がり軸方向剛性の実験値( P / δ) と計算値( EA/ l d ) の比較を示している.実験値は軸 力が 500kNから 1000kNまでの範囲の実験データか ら求めた.ただし,2610mm( ピッチ 200mm) の試験体 では 500kNから 1400kNまでの範囲で求めた.計算 値の E は引張試験,A は断面の実測値に基づいた値 であり,材長 l d はピン支点間距離と試 験体エンド プレートを剛域と見なして,変形域の長さを 1010mm,1810mm, 2610mmとしたときの結果を示す.. 写真 3 載荷後全体写真( 1010mm- 200 試験体) ロット試験用の H 型鋼である . 乾式組立試験体は , 3章と同様の試験体である.パイロット試験体の 材料は,SM490Aの H- 200 × 200 × 8 × 12 であり , 両端には SS400 の 25mm厚のエンドプレートを隅肉 溶接している . 表 7 に試験体の種類と実測寸法を , 表 8 に使 用材 料の 機械 的性 質を 示す .. これから,軸方向剛性は実験値が計算値に対して.  試 験 体 長さ は , パイ ロ ッ ト 試 験 体 ,本試 験 体 と もに 2470mmと 1670mmの 2 種類とする.実験変数. やや小さくなっていることが分かる.  計算値が実験値より高いのは,ピン支点装置を. は端 部 の 反 り 拘 束 の有 無 で 2 種類 ,本試 験 体 で は 綴り材ピッチによって 1 6 7 0 m m 試験体では. 剛域と考えたためであり,実際にはナイフエッジ 部分が弾性変形していると思われる.そこで,剛. 200mm, 400mm, 800mmの 3 種類 , 2470mm試験体では. 域としている部分全てを母材と同じ剛性を持つと 考えて,計算値を座屈長さ l k で基準化した結果 ( EA/ l k ) を同様に表 6( 右側) 示す.これによれば,ほ ぼ実験値と計算値の軸剛性が一致することが分か る.  写真 3 に載荷 後全 体を 示す. 4 . 超高強度乾式組立材の捩り剛性評価. 200mm, 400mm, 600mm, 1200mmの 4 種類で合計 18 体で ある . 本試 験体 は , ピッ チの 小 さい も のか ら 開始 し , 順次 綴 り 材 を 締 め 付 けて あ る ボ ル ト と 綴 り材 を取 り外 し て実 験 を行 っ た . 試験 体端 部に は H 形 鋼(H- 200 × 100 × 5. 5 × 8)をボルトで締めた . 4. 2 加力 装置 と 測定 方 法  写真 4 に加力装置全体を示す.載荷能力 500kNの 試験 機テ ー ブル の 上に I ビー ムを 載 せ , 上にピン を設 置す る . その ピン に 試験 体 を載 せ る . 試験体. 4. 1 試験体  試験体は,超高強度鋼を用いた組立材とパイ. のエ ン ド プ レ ー ト に は H 形鋼 梁 を ボ ル ト で 固 定す. 51- 3.

(4) 表 7  試験体の種類と 実測寸法 試験体型. 拘束. 試験体 長さ(mm). 無し. 1670. 無し. 2470. 本試験体 (組立材). パイロット (H形鋼). 有り. 1670. 有り. 2470. 無し 有り 無し 有り. ボルト ピッチ(mm) 200 400 800 200 400 600 1200 200 400 800 200 400 600 1200. 1670. -. 2470. -. 全長 (mm). エンドプレート フランジ 厚さ(mm) 厚さ(mm). 表 9 実験結果 GK 及び EI. せい (mm). 幅 (mm). ポンチ間 距離(mm). 1750.0. 25.2. 9.1. 200.0. 159.7. 1599.0. 2552.0. 25.1. 9.2. 199.7. 160.0. 2397.0. 1721.0. 25.4. 9.1. 200.6. 159.3. 1586.0. 2520.0. 25.2. 9.2. 199.3. 159.3. 2396.0. 1721.0 1720.0 2516.0 2521.0. 25.1 25.1 25.1 25.1. 11.4 11.6 11.7 11.7. 201.7 201.0 202.0 200.0. 199.7 200.0 199.0 199.0. 1597.0 1601.0 2395.0 2401.0. 試験体 GK ( N・mm2) パイロット2470mm 2. 34×1010 パイロット1670mm 2. 15×1010 本試験体2470mm( ピッチ200mm) 3. 98×1010 本試験体1670mm( ピッチ200mm) 4. 06×1010 本試験体2470mm( ピッチ400mm) 2. 52×1010 本試験体1670mm( ピッチ400mm) 2. 76×1010 本試験体2470mm( ピッチ600mm) 2.07×1010 本試験体1670mm( ピッチ800mm) 1. 96×1010 本試験体1670mm( ピッチ1200mm) 1. 72×1010. ①/ ② 1. 21 1. 05 1. 30 ―. 表 10 計算 GK と実験 GK の比較 試験体 材長2470mm 材長1670mm ピッチ200mm 本試験体 ピッチ400mm (2470mm) ピッチ600mm ピッチ1200mm ピッチ200mm 本試験体 ピッチ400mm (1670mm) ピッチ800mm パイロット. 表 8  試験体 の材料 の機械的 性質 伸び (%) 11 41.9. 実験GK/計算GK. 降伏強度 引張強さ 降伏比 (N/mm2) (N/mm2) (%) HSA700A 773 831.8 92.9 SM490A 410.6 541.6 75.8. w. EIw ( N・mm4) 7. 68×1015 ① 6. 33×1015 ② 1. 44×1015 ① 1. 37×1015 ② 1. 95×1015 ① 1. 50×1015 ② 1. 73×1015 1. 31×1015 1. 30×1015. ! 1. 94 2. 80 1. 20 1. 33 1. 32 1. 46 1. 34 1. 54 1. 32. 計算GK (×1010N・mm2) 1.87 1.75 1.36. 1.32. 実験GK 比率 (×1010N・mm2) (実験/計算) 2.34 1.25 2.15 1.23 3.98 2.93 2.52 1.85 2.07 1.52 1.72 1.27 4.06 3.08 2.76 2.09 1.96 1.49. 3.5 (200,3.08) 3 (200,2.93) 2.5 (400,2.09). 2470mm本試験体 1670mm本試験体. 2 (400,1.85). (800,1.49). 1.5. (600,1.52) (1200,1.27). 1. 写真 4 パイロット試験体( 1670mm) 載荷写真. 0. 200. 400. 600. 800. 1000. 1200. 1400. ボルトピッチ. ピッチ( mm). る . 試験機 の上に は加力 梁 H- 2 5 0 × 1 2 5 × 6 9. 図 7 実験 GK/ 計算 GK- ボルトピッチ関係. ( L=3110mm) を設置する . 加力点にはピンローラー. トピッチの関係について示す . 材長が 2470mmの試. を付け H 形鋼 梁 に鉛 直 力を 加 える . 加力 点の 位置 は試 験 体 の 長 さ に よ って 調 節 し た . 変位 計 は 試 験. 験体と 1 6 7 0 mmの試験体はほぼ一致している . ま た,ボルトボルトピッチが長くなるほど実験 GK と. 体のピン支点から 6 0 mm離れた点と中央の両側の計 6 箇所に付け , 両端の変位が 0. 2mmに達するまで漸. 計算 GK の比率が小さくなり , 1 . 0 に収束する傾向 が認められる。つまり , GK は試験体の長さと関係. 増載荷し,その後除荷した.各試験体について同. なくボルトピッチとの関係が大きいと言える . 5.結論. 様のこ とを 3 回ずつ 行っ た . 4. 3 実験結果 . 第2章. 4. 3. 1 実験捩り 剛性値比 較  表 9 に実験結果から算定した GK と EI w を示す . パ.  試験体について曲げせん断実験を行い,制振梁 (ダンパー付きトラス梁)の制振効果を調べた.2. イロット試験体の GK は長さが 2 4 7 0 mm の場合と 16 70mmの場合でほぼ一致している . また , 本試験. 重鋼管履歴ダンパーは内部鋼管が多少変形したも のの,外部鋼管及び,その他の部分は全く変形し. 体のボルトピッチ 200 mmの場合と 400mmの場合の. ておらず、修復の必要はなかった.ダンパーが有. それぞれにおいて , 材長が異なっても GK がほぼ一 致している .. 効に機能したものと考えられる. 第3章. 4 . 3 . 2 計算 捩 り剛 性 と 実験 捩 り 剛性 の 比較  表 1 0 は , 断面の測定寸法から計算した GK( 計算.  超高強度鋼を用いた乾式組立材の中心圧縮載荷 実験を行った.それらにより,乾式組立柱の座屈. GK) と表 9 の実験から得られた GK( 実験 GK) を比較. 耐力を検討した. 第4章 . したものである.ただし , 本試験体の計算 GK は溝 形鋼の捩り剛性の二倍とした.計算式において,.  超高強度乾式組立材について捩り実験を行い,. 乾式組立柱のピッチを考慮する項目がないため, 計算 GK は全て同一の値となっている.パイロット. 反り拘束の有無及びボルトピッチでどの程度捩り 変形が違うかを,実験結果から等価なサンブナン. 試験体の実験 GKと計算 GK の比率は 1. 25 と 1. 23 で ある . 本試 験体 で の比 率 は , ボル トピ ッ チに よ っ. の捩り定数 K( GK) ,反り定数 EI w を算定し検討した. 参考文献. て変化し , 200mmのときはほぼ 3. 0 で , ピッチが長. 日本建築学会:鋼構造設計規準 , 2005. 9. 日本建築学会:鋼構造塑性設計指針 , 1975. 11. 日本建築学会:鋼構造限界状態設計指針 , 2 00 2 . 9. くなると 1 . 0 に近づく .  図 7 に本試験体の実験 GK/ 計算 GK の比率−ボル. 51- 4.

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