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筑後市民ミュージカルにおけるおとなの「活性化」 〜社会文化アニマシオンの視点を通して〜 [ PDF

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Academic year: 2021

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目次等(論文構成)

序章 第1節 課題意識と研究背景 第2節 研究の目的と方法 第3節 本論文の構成 第1章 ヨーロッパで生まれた「社会文化アニマシオ ン」の視点 第1節 なぜ「社会文化アニマシオン」を問うか 第2節 「社会文化アニマシオン」の考え方 第3節 「社会文化アニマシオン」が目指す三者の統一 的発展 第4節 3つの視点 とは 第2章 継続する「筑後市民ミュージカル」が生ま れた背景 第1節 「サザンクス筑後」というフィールド 第2節 「筑後市民ミュージカル」の 15 年間 第3章 「社会文化アニマシオン」の視点で捉えた おとなの「活性化」 第1節 筑後市民ミュージカル 15 年間の個人のあゆ み(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ期の視点を通して) 第2節 筑後市民ミュージカル 15 年間の全体を通し てのあゆみ(グループインタビュー) 第3節 筑後市民ミュージカル 15 年間の日常の「活 性化」の全体考察 終章 第1節 本研究のまとめ 第2節 今後の課題と展望

序章 課題意識と研究背景

おとなの芸術文化活動は,自己表現や自己教育・生涯学 習を目的として行われ, その活動を通して, 技能の向上 や人との交流, 社会活動への発展など多くの価値のある 効果が期待され, 人がより豊かな人生を送ることができ る可能性を高めることができると考えられる。 また, おとなが何かの学習を始める動機や継続してい くプロセスには様々な理由や背景があり, 子どもとは異 なり,それは決して画一的なものではなく一人ひとりの 過程に迫る必要があると考える。 本研究は, 筑後市民ミュージカルの活動を 15 年間継続 しているおとなを対象に, 多様な動機や経験をもつおと なが, 芸術文化活動とどのように出会い, 活動し, 継続 していくことができるのか, また, 芸術文化活動という 非日常の活動の中での「活性化」とはどのようなものな のか。さらに, 非日常の活動を通して日常がどのように 変容し, 自己更新し,「活性化」していくのかを考察する ことである。そのためには, 非日常と日常を関連させた 枠組みを用いて理解する必要があることから, その枠組 み(指標)を「社会文化アニマシオン」の視点を通して 作成することとした。

研究の目的と方法

本論は, おとなが, 芸術文化活動を通して非日常を経 験することによって, その非日常の活性化に伴い, 非日 常と日常の間でお互いにフィードバックが行われ, 「日 常」(現実)が活性化されるということを,「社会文化アニ マシオン」の概念(①個人の発達, ②活気ある人間交流, ③社会の活性化の三者の統一的発展を目指す)を指標に して明らかにすることを目的とした。 そのために ,「市民ミュージカル」活動を 15 年間にわ たって継続して取り組んでいる活動継続者を対象にした インタビュー調査, 加えて, 個々人の記憶をより鮮明に 浮かび上がらせるために, グループインタビューを用い るとともに, この営みを主催した中心人物へのインタビ ューや関係資料の収集・分析も含めて, 検討を行った。

第1章 「社会文化アニマシオン」の視点

アニマシオンとは, ラテン語のアニマ(animacion= 魂・生命)を語源とし, すべての人間が持って生まれたそ の命と魂を生き生きと躍動させること, 生命力・活力を 吹き込み活性化させることを意味する。人間的な生活の 創造と発展にとって, さらには社会そのものの発展にと ってアニマシオンの営みが重要な要素であることに注目 したのはヨーロッパ諸国である。さらに, 社会文化アニ マシオンは, 第二次大戦後の経済の成長期に, 経済的価 値, 経済効率を追求するあまりに人間的な生活を歪める 危機的状況が生じたことに対抗して, 人間本来の主体性 と内的な想像力や活力を生み出し, 生活・文化・社会を

筑後市民ミュージカルにおけるおとなの日常の「活性化」

〜社会文化アニマシオンの視点を通して〜

キーワード:アニマシオン,活性化,市民ミュージカル,非日常と日常,投げ網方式 教育システム専攻 橋本 真理子

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活性化させていく方法理念としてフランスに登場した。 本論は,この社会文化アニマシオンの理念が, 複雑で 多くの課題が山積した現在の日本社会においても注目さ れるべきであると考えた。人々が豊かで活力のある生活 を営むことができるよりどころとして, 芸術文化活動を 通して「非日常の空間」の経験をすることで, 魂(アニ マ)を揺り動かされることや精神的活力(アニマシオン) が生み出されることに注目し, そのおとなが, さらに「日 常」をどのように活性化させていくのか, という観点か ら, 本論の中心概念に位置づけることとした。 芸術文化活動の「非日常・ファンタジー」にかかわる 研究は, 子どもについては, 幼児教育・学校教育を含め て多くの機会があり, また,先行研究でも取り上げられ た例があるが,おとなについては少なく,さらに,「非日 常」と「日常」とを関連した枠組みを通して検証した例 も少ないので, 深く掘り下げて検討することに大きな意 義があるのではないかと考える。

アニマシオン(魂・命の活性化)と日本での導入

芸術文化活動という非日常の空間において, 楽しい時 や嬉しい時に, 感動や感情の高揚といった精神性に関わ り, 目に見えず, 形にも表しにくい人間の感情がある。 これらの感情こそアニマシオンではなかろうか。日本語 では「活性化」すること,すなわち「生き生き(ウキウキ, ワクワク,ハラハラ,ドキドキ)する」という心の動きが アニマシオンの語義に近いとされている。 日本においてアニマシオンの考え方は, 読書教育・国 語教育として紹介されたものが広まるかたちで導入され た。そのため,本来のアニマシオンの理念から少し離れた 形で広まっていった。方法論ばかりがクローズアップさ れるかたちになった結果, 本来アニマシオンが持ってい る,「命・魂の活性化」という本義が陰にかくれることに なった。従って, 日本においては, 「アニマシオン」に ついての研究は,子どもの研究が中心で,「読書」や「国 語研究」の分野が多い。一方で本研究は,芸術文化を通し た非日常と日常の活性化に焦点を当てた研究である点に おいて, アニマシオンの本義に忠実に視点として導入 し, 展開しようとしている点で意義をもつと考える。

「社会文化アニマシオン」が目指す三者の

統一的発展

本論は, 芸術文化活動の対象者の非日常と日常の活性 化を探る視点として「社会文化アニマシオン」の概念を 取り入れることとした。「社会文化アニマシオン」の理 念は, 芸術文化活動と共通の目標を持つもので, 日本に おいても必要とされる人間本来の主体性と創造的な内的 活力を活性化させる方法理念である。増山 均(2009)は, 「『社会文化アニマシオン』とは,個人がアニマシオン しつつ、各自の自発性・自律性に基づいて社会的活動に 主体的に参加し,文化の獲得と創造を通じてさらに精神 を活性化させ,自己実現していく活動とそのプロセスに 注目する」と述べている。さらに,「社会と文化の多元 的な価値を認め,表現の自由を保証し,民主主義と地方 分権を重視するもので,住民の文化へのアクセスと参加 を推進しつつ,(①個人の発達,②活気ある人間交流, ③社会の活性化,)の三者の統一的発展を目指す概念であ る」と述べている。本論は, この増山論に着目し, 社会 文化アニマシオンの観点から市民ミュージカル実践をみ ると, 「おとなの行動(活動)の活性化」と読み換える ことができると考えた。

第2章 継続する「筑後市民ミュージカル」が生ま

れた背景

本論のフィールドである「筑後市民ミュージカル」が 15 年間にわたって継続して活動できている背景には, 「サザンクス筑後」というホールと, その仕掛人である 黒田洋一館長の存在が欠かせない。第2章では, 研究対 象である市民ミュージカルの基盤としての, サザンクス 筑後における社会教育活動の展開と理念, および市民ミ ュージカルの 15 年間にわたる展開について論じた。

「サザンクス筑後」の仕掛人, 黒田館長の思い

黒田は, 市民ミュージカルが企画された 2001 年に, 筑 後市役所社会教育課係長(サザンクス準備室長)を務め, 2004 年退職とともに館長に就任, 現在で 12 年目である。 黒田は, 「サザンクス筑後」の用地買収や設計段階か らかかわり,「筑後市にとってどんな施設が必要か」とい うテーマで4名のアドバイザーを選定して意見を聴き, 徹底的に無駄を無くした上で効率よく使用できるホール を目指した。そのコンセプトは, 社会教育の考え方, 三 次元(一次元:講座, 二次元:自主学習, 三次元:ボラ ンティア)にあるという。この三次元が成り立つことを 念頭において,ホールをただ鑑賞型のみではなく, 筑後 市で欠落している機能(施設),例えば文化会館機能, 公 民館機能, 情報機能までも補えるようなホールの完成を 目指していた。

黒田は, ホールの原点を「人を育てる場」と捉え, 1995 年開館からこれまで約 20 年の間,「投げ網方式」という 黒田独自の考え方でホールの運営を行ってきた。つまり, ホールの運営や事業の中に様々な仕掛けを施し, 全員で はなくても残った人々がしっかりと成長できる仕掛けを 作ったのである。会場や手助け(支援)は必要であるが, 自立させることが大事であるという彼の考え方は, その

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のち, このホールの主催事業である「市民ミュージカル」 が, 社会的な活動まで発展していった基礎にあると, 本 論は捉えている。このことは, 「参加型事業」の 1 館あ たり平均実施率(平成 23 年度全国公文協調べ)において, 全国平均が, 27.3 回であるのに対して, サザンクス筑後 は, 424 回と大きく上回っていることからも言える。

「筑後市民ミュージカル」の 15 年間

「筑後市民ミュージカル」は,2001 年,「市民の創造の 発表の場である」と位置づけられて発足し,地域から発 信できるミュージカルを作ることが課題とされてきた。 地元の大学と連携して,「市民ミュージカル講座」が創 設され, 3年後の 2004 年の本公演(国民文化祭)を目指 して約 50 名の講座生が学習者として活動した。内訳は, 男性 18 名, 女性 32 名で, 会社員, 教員,主婦, 学生, 高 校生,と年齢・性別・職業も異なる。50 名のうち半数は 学生(短大演劇部)と高校生(ダンス部)で,「歌・踊り・演 劇」の活動のうち多少の経験がある。残りの半数の一般 のおとなは殆どが「歌・踊り・演劇」の活動の経験がな い。「市民ミュージカル講座」の最大の興味深さは, 50 名のこれだけ多様な人々が同じ空間を共有する一体感で あろう。2004 年 11 月に第 19 回国民文化祭・ふくおか公 演が行われた。総勢 120 名となり, 地元の大学や高校と の連携, 出演者もサザンクスに通える地元の人々。衣装 やスタッフも地元でまかない, 手作りの市民ミュージカ ルであった。本公演では, のべ 3000 名の観客を動員した。 本論は, 彼らが生まれて初めて経験するこの活動こそ が「社会文化アニマシオン」の視点で捉えた「非日常」 の経験として掘り下げることができると考える。特に, この中から現在も継続して活動している3名のおとなに 焦点を当て個別・グループインタビューを中心に質的調 査を行うことで,個人の変容を検討した。

おとなたちを揺り動かしたもの

おとなたちの日常の活性化に大きく影響したと考え られることに, 「彼方へ, 流れの彼方へ」という作品が ある。この作品は,実話を元にした直木賞候補滝口康彦氏 の「千間土居」が原作のミュージカルで, そのテーマ性 は「人間愛」である。地元矢部川の治水を巡って久留米 藩と柳川藩がいさかいになり,「生け贄」や「切腹」「恨 み」といったリアルな表現が含

まれる中で, 人々の心

が次

第に「相手を理解する」「正義」「仲間意識」「絆」 といった気持ちに変わっていく現代に置き換えて考えさ せられる作品であったことに特徴がある。 黒田は, ミュージカルの企画段階からこの原作に対し て熱い思い入れがあり, 「サウンドオブミュージック」 のような既成の作品ではなく, 地元にゆかりのある作品 にこだわっていた。この作品にある「矢部川」も「千間 土居」も実在する地域素材であり, 自分や自分の地域の ものとして味わい,深める時間の経過があったからこそ, 演技者からも観客からも, そして地元の行政やスタッフ からも継続や再演の要望が出たのは明らかであろう。 公演終了後から,各方面より「再演」を望む声があがっ た。おとなたちを中心に, 2005 年3月,「市民ミュージ カル再演実行委員会」が発足された。そして, そのおと なたちが筑後市内外から 7,000 名の署名を集め, 筑後市 長に提出。2006 年3月に再演が決定する。さらに, 再演 で観客総動員 3000 名を経験したおとなたちは, ますます ミュージカルをやめられなくなり, 2007 年に仮称「筑後 ミュージカル劇団」(CMC)の設立となる。行政から の助成も受けながら, 徐々に発表の機会や広報の地域が 広がり, その活動は, さらに拡大していった。

第3章 「社会文化アニマシオン」の視点で捉えた

おとなの「活性化」

筑後市民ミュージカルにおいて 15 年間にわたって継 続して活動を続けている3名のおとなについて, 非日常 と日常の「活性化」について検討した。そのため, 予備 調査, インタビュー調査を実施した。 また, 分析にあたって, 活動が継続した 15 年間につい て, 活動の内容と環境の観点から, 3期に時期区分した。 すなわち, 市の事業として立ち上げられた事業(外的動 機付け)によって, この市民ミュージカルに参加して活 動した5年間を第Ⅰ期(創設期), 自分たちで主体的(内 的動機付け)に活動した5年間を第Ⅱ期(充実期), 地 域創造大賞(総務大臣賞)受賞後, 市の事業としての予 算化がない中で継続して活動を続けている5年間を第Ⅲ 期(継続期)として考察した。

15 年間の個人のあゆみ

〜 非日常と日常の「活性化」の分析を通して 〜 まずは, 本研究の視点とする社会文化アニマシオン は, ①個人の発達,②活気ある人間交流,③社会の活性 化の三者の統一的発展を目指す概念であることから,15 年間のそれぞれ3期について3人の個人インタビューを 通しての結果をこの三者に分けて示した上で, 非日常と 日常の活性化について以下のように考察した。 (1)第Ⅰ期(創設期:2001〜2005) ①Aの事例:家庭・仕事・活動の両立に奮闘 ②Bの事例:アガリ症のわたしからの脱却 ③Cの事例:ミュージカルの日はウキウキ,ワクワク (2)第Ⅱ期(充実期:2006〜2010) ①Aの事例:こんな私でもやるしかない,CMC代表

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②Bの事例:「ヨネ」でスイッチ ③Cの事例:夢にまでみたブロードウェイ (3)第Ⅲ期(継続期:2011〜2015) ①Aの事例:CMCは, わたしの生きがい ②Bの事例:今はミュージカルが日常 ③Cの事例:継続は力なり 例えば, 第1期のAは, はじめは歌と踊りが同時にで きず, 練習の度にワクワク・ドキドキで, 特にオーデシ ョンでは緊張したが, 身が引き締まったという。ミュー ジカルの練習をするために, 家庭と仕事と活動の両立に 工夫・奮闘した。第2期のBは, アガリ症であったが, 母 親(ヨネ)役をきっかけに, 「ヨネ」でスイッチが入る ようになったという。SNS を立ち上げたり, PR 活動を積 極的に行い, 多くの人や団体との交流も広まっていった。 A, Bとも, 個人の発達, 活気ある人間交流, 社会に向 けても非日常・日常ともに, 活性化していった。

15 年間の全体を通してのあゆみ

〜 グループインタビュー, 黒田館長のインタビュー を通して 〜 グループインタビューでは, 自分だけでは発言できな いことも, 共同の語り合いの中で振り返ることができ, ミュージカルの振興にも影響する東京と筑後の芸術文化 に対する温度差など, あらたな認識や課題を浮き上がら せることができた。また, 黒田館長へのインタビューで は, 再演に向けた署名活動等, ホール側とおとな側の考 えの相違が明らかになったが, 結果として, おとな達の 頑張りを黒田が認め,再演や東京公演につながったとい う, おとな側の活性化が証明できたと捉えられる。

全体考察

本研究の対象者三名に共通しているのは, 仕事を抱え ながら家庭生活,育児(3人の子どもの母親)と両立させ ながら, ミュージカル活動を 15 年間にわたって継続して 行ってきた女性であるということである。 ミュージカル活動を始めた動機は三名それぞれ異な り, Aはミュージカルへのあこがれ, Bはミュージカル が好き, アガリ症の克服, Cは講師の先生への好意と内 向的な性格からの脱却, といったものである。また, ミ ュージカルの経験については三名とも初心者である。 このおとなたちが, 黒田をはじめとするサザンクス筑 後の仕掛けに参加することによって, ミュージカルを通 して, 魂(アニマ)を揺り動かされることや精神的活力 (アニマシオン)が生み出されるという非日常の活性化 を経験した。そのことによって, 仕事, 家庭生活とミュ ージカルを両立させながら, 15 年間にわたって活動を継 続し続けている。これは, 「日常」の活性化につながっ ていると考察できる。

今後の課題と展望

芸術文化活動を通して, 人は, 楽しさや感動など生き る喜びを感じるとともに人と人の絆を深め, 豊かな感性 を育むことができると考える。本研究で明らかにしたか ったのは, この芸術文化活動を通して, おとなの日常が どのように感化されていくのか, またそれが他者や社会 にどのように感化していくのかを明らかにするものであ った。本研究では, それを分析するために「社会文化ア ニマシオン」の概念を用いて, 「非日常」と「日常」の 活性化を問うものであった。3つの視点によって, お互 いの活性化が関連し合って発展することを捉えることが できたと考える。 今後, ひとりでも多くのおとなが, 芸術文化を通して アニマシオン(魂・命の活性化)を経験し, 活気ある豊 かな日常のくらしをはぐくむことができるように, 心か ら願う。また, 日本においての「芸術文化の振興」と「社 会文化アニマシオン」の研究が発展することを願う。

主要参考文献

・ 黒田洋一「福岡の社会教育実践〜地方からの発 信「筑後市民ミュージカル・・・ホールと市民 と大学と〜」『月刊社会教育』49(4)72-76,2005 ・ 古賀弥生「芸術文化がまちをつくる〜地域文化 政策の担い手たち〜」『九州大学出版会』 2011 ・ 佐藤一子・増山 均『子どもの文化権と文化的 参』第一書林 1995 ・ 佐藤一子『文化協同の時代〜文化的享受の復権 〜』青木書店 1989 ・ 佐藤一子『生涯学習と社会参加〜おとなが学ぶ ことの意味〜』東京大学出版会 1998 ・ 増山 均「日本における<社会文化アニマシオ ン>の諸相とその可能性」『早稲田大学文学学 術院教育学会編』3 号 2011 ・ 増山 均「スペインにおける<社会文化アニマ シオン>概念の研究『早稲田大学大学院文学研 究科紀要第1分冊』55,43-60,2009 ・ 増山 均「ゆとり・楽しみ・アニマシオン〜子 どもの権利条約をスペインで考えた〜」旬報社 1994 ・ 増山 均「文化権の確立と社会文化アニマシオン」 『教育』2001 ・ 増山 均『子どもの文化と学校外教育』(青木書店, 1989, P94) ・ 山口武彦・御子貝雅子・平野晋「おとなの学びに関 する学習支援のあり方

参照

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