• 検索結果がありません。

議事録 会議要旨(第2回)/寝屋川市ホームページ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "議事録 会議要旨(第2回)/寝屋川市ホームページ"

Copied!
15
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第2回 寝屋川市ごみ処理施設建設基本計画審議会

日 時 平成22年7月21日(水)14:00から16:15まで 場 所 寝屋川市役所 本館3階 第一会議室

出 席 浦邊会長、渡辺副会長、樋口委員、大江委員、田中委員、近藤委員、檜垣委員、池田委員、 今井委員、安田委員、池添委員、板東委員、熊谷委員、柴田委員

1.「審議会の傍聴に関する取扱要領」について  (事務局より説明)

(会長)

・今のご説明について何かございますか。特に無いようなので、原案通り承認します。それでは議題に入 りたいと思います。まず会議録の公表及び内容についてのご説明いただきたいと思います。

2.「寝屋川市審議会等の設置、運営及び公開に関する指針」について  (事務局より説明)

(会長)

・ありがとうございます。今、事務局からご説明いただきました。この内容についてご意見ございますか。

(委員)

・第1回目の会議録を見て、正確さをどう担保するか。誰が言ったかに関係なく、会議録を公開するのな ら正確さの担保をどうするかということが大事だと思います。

・要点会議録については仕方がないかもしれませんが、発言が曲げられるようなことがあってはいかが かなと思います。それを担保することをお願いします。

(会長)

・発言者の真意が伝わりにくい。しゃべっている言葉は主語がばらばらになっているので議事録にする のは非常に難しい。また、それを要約することになるともっと難しくなるかと思います。その人の真意 が正しいかを事前にお配りして、確認する方法で進めたいと思うのですが、よろしいでしょうか。

(委員)

・非常に大きな課題の諮問を受けるわけですが、審議会の審議のあり方について最近ちょっと危惧して いるのは、ここは、事務局と審議委員がやりとりするような場ではなく、審議会のメンバー、会長及び 副会長を中心にし、諮問の内容に対して自由に意見を出し合って、資料を調べて、そして一つの方向性 を我々が進めていくというのが審議会であって、ともすれば最近の傾向で、事務局とやりとりするよ うな内容になってしまうことは、おかしいと思います。

(2)

・ほかにご意見はございますか。特に無いようですから、事務局の説明のように、審議会の会議録自体は 要約して公表するということで進めさせていただきます。

3.「寝屋川市ごみ処理施設建設基本計画審議会資料」について  (事務局より資料の説明)

(会長)

・ありがとうございました。今のご説明のところでご質問はございますか。現在のごみ処理施設は、腐食 も老朽化も進んでいるような状態です。

(委員)

・プロジェクターや写真などは用意していませんか。

(事務局)

・申し訳ありません。用意していません。

(会長)

・今後、できればパワーポイントなどで作成をお願いしたい。

(委員)

・今のご説明についてお聞きしたいのですが、ごみはどの位の温度で焼却するのですか。

(事務局)

・基本的には、900℃で焼却します。

(委員)

・900℃というと、土とか粘土以外の鉄などは溶けるような温度ですか。

(事務局)

・鉄などは溶けずに、変形して出てきます。

(委員)

・今の説明だと、焼却炉の傷みが非常にひどいということですね。

(事務局)

・先ほどの写真にございましたように、全体的に老朽化が進んでいます。

(委員)

(3)

(事務局)

・今おっしゃっているのはプロパンとか都市ガスなどの燃料にするガスだと思いますが、そういう意味 のガスではありません。

(委員)

・焼却炉の高温の中を通って、最終的に煙突から出るわけですが、一番、人体などに影響するというのは、 煙突から出るこのガスのことを言うわけです。ピットの固形物は、別に人体への影響はないわけであ

り、煙突から出るものが、近隣の空気を汚染や環境を害するという問題になっているのですね。ダイオ

キシンなどが出るのは煙突から出るのであって、残りかすからはそんなに出ないわけですね。

(事務局)

・その内容については、後ほど説明させていただきたいと思います。

(委員)

・素人にとってはそのへんが一番気になります。それから、耐用年数が過ぎているというのは、炉の中の こともさることながら、施設自体が傷んでいるということですね。それからもう1点、13ページの排 水施設のごみピットの汚水は循環していますが、外には出ないのですか。

(事務局)

・クローズドシステムで、排水は外に流さないというシステムになっています。ただ、生活排水等につい ては下水に放流しています。表に流れ出るのは雨水です。

(委員)

・炉内の水は、常に循環しているわけですね。

(事務局)

・排水には薬品などが含まれているかもしれませんが、それは炉に入れて焼却し分解しているので、外 には出ません。

(委員)

・出ない、それは炉からしみ出るということはないということですね。

(委員)

・寝屋川市のごみ焼却施設の処理工程を、フローチャートにそってご説明いただいたが、これは現在稼 働中であるということです。この中で、写真も添付してもらっていますが、これまで予算を投じて延命 してきました。もちろん機械設備ですから、寿命というものがあります。焼却炉で一番傷んでいるとい うか、一番ひどい劣化がどの部分に出てきているのかを説明してもらいたい。

(4)

(会長)

・1点目については、精密機能検査をやっており、平成18年の結果が記載されています。2点目につい ては、我々の審議会で現地が見られるかというのは、そういう機会はありますでしょうか。我々が見て 分かるかどうかは別にして。現在の炉を委員の方に見ていただく予定はあるのでしょうか。

(事務局)

・焼却炉の部分を見学できるかということですが、日程によりますが、炉内あるいは塔内を見ることは ちょっと難しいと考えております。なお、現クリーンセンターの視察は予定しております。

(会長)

・可能だということですね。

(委員)

・我々は、資料を見てもなかなか理解がしにくい。しかも、時間も限られている。今回は、もう既に専門 的な内容になっており、我々にはなかなかこの専門的なことは分かりにくい。ただ、焼却炉が古くなっ たからとにかく建て直す。だから、できればその建て直したところに市民をいかに寄せ付けるかを特 に審議してほしいと求められているものと思う。したがって、建替えの議論を十分に行い、4、5回詰 めれば相当立派なものができるものと思います。

・ただ、現施設の話ばかりでは、なかなか前に進まない感じがしたのですが、あと3回くらいの中で1回 は見学に行き、市民に伝えようかなというものを一つでも二つでもつかめたらなと思っています。

(会長)

・現在の状況、その次の計画、また前回の時に出した資料に基づいて、現状がどうだ、今後の計画はどう か、新たな施設を整備する必要があるのかないのか、どういう施設がよいのかというふうなことが今 後の主な議題になると思いますので、先ほどご質問があったように、現在の施設はどういうところを

改修したか、そのままでも使用できるのか、それもちょっと難しい話ですが、少し時間はかかりますが、

着実に進めて行きたいと考えています。

4.「ごみ処理の現状」について  (事務局より資料の説明)

(会長)

・現状をご説明いただきましたが、ごみの排出量については、1人当たりにすると減っており、人口も減 っていますけど、人口の減りよりもごみ量の減りのほうが大きい。また、排出量も若干減っている。

(委員)

(5)

系のごみは、大手の企業以外はごみの分別をしていない。

・それから、一般家庭ごみ、事業所系のごみ、それ以外のごみも相当にあるはずなのです。それをもう少 し詳しく説明しないと、この表からは分かりにくい。この表が平成21年度決算の資料というものの、 まだ決算はしていないですよね。平成20年度は確定している。これを、将来推計を考える場合に、こ の審議会のメンバーがどうこれを理解するかということになります。

(委員)

・寝屋川市環境保全審議会というものがあり、そこでも議論を行っている。ごみの減量は、私が担当して

行っている。とにかく10年後の環境ということで、審議会が一体になり生き物がやってくるような環

境にするためにはどうしたらよいかを議論している。また、昔は野焼きで煙がいっぱい出てダイオキ シンの問題が起こったが、最近は非常によくなってきました。

・ところが今度は、その野焼きにしていたものをごみ袋に詰めて70袋くらいをごみステーションに出 している。そうすると、それを役所の方はどんどん持って帰り、1回では終わらなく、もう一回折り返 して収集にこられるのをよく見かけます。そういったことも含めて我々がこれから寝屋川市をどうす るかを議論しており、すでに2回開催している。

(会長)

・廃棄物減量等推進審議会、今後の計画、ごみ量がどのくらいになるかということも、審議に入っていま すか。

(委員)

・それも予定に入っています。

(委員)

・この審議会では、将来の基本計画は審議しなくてよいのですか。どちらなのですか。

(事務局)

・ごみ処理量の推計については、現在、一般廃棄物処理基本計画策定のための廃棄物減量等推進審議会 で審議されています。

(委員)

・この資料は、寝屋川市が焼却したり処理するすべてかどうかということも、問題になってくるわけで

す。将来の排出量推計で、廃棄物減量等推進審議会のほうがある程度、審議を尽くして一定の方向性を

確認してもらわないと、この資料だけでは我々は分からない。いったいどのくらいのごみを燃やすの かと。どのくらいのごみを燃やすような施設をつくるかというのは、我々の審議会のメンバーには一 番の関心事なのです。そういう確定した数字で将来を見越していないと、なかなかしんどいのかなと 思う。

(6)

・事業所系ごみ等については、今までの排出量を基には将来排出量を含めて、今、審議していただいてお ります。それなりの数値が確定できそうなのが9月頃になる予定です。確定値ではないですが一定の 数値が出ました時点でこの審議会にお示しをします。現状の家庭系ごみと事業所系ごみを分けた資料 もあるのですが、本日のところは、現状はこんなものだという程度のご理解いただきたいと思ってい ます。

(委員)

・今の関連でおうかがいしたいのですが、家庭系の一般のごみと事業所系は、区別できますか。

(委員)

・事業所系については、許可業者が持ち込んでいます。

(委員)

・今回は現状の把握ということなので、できればいったん最後まで通して説明していただいて、最後に 質問としてもらいたい。

(会長)

・そうしましたら、いろいろなご質問があると思いますが、時間の関係もありますので、3と4を続けて 説明をお願いします。

5.「維持管理状況」「精密機能検査」について  (事務局より資料の説明)

(副会長)

・全体を通じて、おさらいしたいと思うのですが、まず補修では、現在、69ページにあるような数字を見 ると、平成18年度、19年度で、毎年1億円くらいは必ず使っているということになるかと思います。 ・その箇所については、排ガス処理装置のあたりに多いということ。それからもう一つは通風、ダクト、 ガスを流す管に穴が開いているということで、その補修に使っている。この年間1億円という数字が どのくらいの意味を持っているかなのですが、「くらしとごみ」の中に分かりやすい数字があって、6

ページに「ごみの処理にかかるお金が29億2,000万円」と書いてあるので、年間に30億円くらいを

ごみ処理費に使っていて、1億円が焼却施設の修繕に使われているということかと思います。 ・お金の話にもう少し突っ込んでみると、この29億2,000万円をごみ1トン当たりで計算すると、ご

みの処理量というのは今は7万トンですか。だいたい6万という数字がありますが、不燃物等も入れ るとほぼ7万トンで、29億円を7万トンで割ると4万円くらいになります。これが3万6,000円の 根拠かと思います。少し誤差があるのですが、だいたいそんな計算をしてあるかと思います。 ・働いている人の人数を見ると、人件費はこの29億円にはたぶん入っていないと思いますので、それを

(7)

・それから、ごみ処理施設の運転で平成19年度以降は民間委託ということでしたが、それについて質問 があります。こちらのカラーのパンフレットにある「クリーンセンターで機械を動かす人が34人」と いうのは、これが民間の人34人のことなのか。あるいは、公務員が34人いるのか、これがちょっと分 からなかったのですが、これは別枠になっているのでしょうか。

(事務局)

・先ほどのごみ処理費用が約30億ということについては、人件費は含まれています。それから、クリー ンセンターの機械を動かす人34人については、民間委託業者が含まれています。

(副会長)

・すみません、誤解していました。29億円の中には、職員の人件費も含まれているということですね。

(委員)

・私はこの問題は会長なり副会長なりから説明していただければと思うのですが、残さが17.5%です ね。これは設計段階に比べて、非常に多いと思われませんか。

(会長) ・はい。

(委員)

・私は今のクリーンセンターの最初からに関わってきました。常任委員会の委員長をしていました。焼 却残さの発生率が、17.5%は考えられない数字だと思っています。ちょっと説明していただけません か。

(会長)

・18ページに残さ発生が17.5%くらいと書いてあって、次の19ページの残さは焼却対象ごみのとこ

ろで乾ベースとなっているので、単純には分かりにくいのですが、不燃物類、その他、ちゅう芥の一部、 このへんがほとんど残さになるのですが、これは乾ベースですから、実際の湿ベースにすると、濡れた 状態にすると紙はもっと少なくなるし、プラスチックはもともと水分がありません。ちゅう芥類は、全 体的に不燃物は少ないと思います。ところが残さが大きいというのは、ほとんど灰で出る分は濡らし ます。それから、飛灰のほうも薬剤を添加しますというようなことですので、通常よりは若干多いかな という気はしますが、実際に燃え残りがたくさんあるというわけではなくて、燃えないいわゆる不燃

物がたくさんあった上に、水をかけますし、飛灰のほうについては薬剤を添加しますので、そういった

(8)

(副会長)

・私は、多いかなと言われれば確かに多いのかもしれませんが、大阪市では重量にして4分の1になる、

あるいは5分の1になると。すなわち残さ率にして、1トンを燃やすと200キログラムの灰になると いう表現をしています。これについては自信を持っていて、私は以前、大阪市役所でごみ質分析をやっ ていましたので、灰分はだいたい大阪市では当時、分別収集する前ですが16%が常でした。その後に びん・缶などを分別収集するようになりまして、その頃は宝塚市などの既に分別収集を行っていると ころでは灰分は10%以下でした。9%くらい。

・9%というのは、1トンのうち90キログラムの灰があるということですので、それを水分を含むと

90キロが130キロ、140キロになることは十分に考えられますし、今、会長が申し上げたとおり、重

金属安定化剤などの薬剤、あるいは石灰を投入したりしています。投入量も、ゴミ1トン当たりでは

10キログラムくらいの投入はおそらくしていると、このフローからは私は思いますので、妥当な数字

かと、水分を含んでいればこのくらいの数字になるだろうと思います。ただ、見た目での大きさはすご く小さくなりますが、重さではこういうものかなと考えています。

(委員)

・なぜそういうことに疑問を持つかというと、新設した焼却炉の段階では、分別されていたわけです。平 成に入って、分別を徹底し、収集をやっていたわけです。ごみの量を減らそうとしてきたわけです。そ

して、リサイクルに回せるものがあれば有価物として分別し、そういう中で、なぜ残さが17.5%ある

のかなというのが疑問なのです。

・もちろん、石灰とかは分かります。これだけ努力してそれだけ出るのなら、一般家庭にいろいろな分別

収集をお願いしておきながら、なぜかという疑問が残るのです。もちろん、構造的なものもあると思い

ます。ストーカ方式ですから、老朽化してきて効率が悪くなっているのかもしれません。これ以上努力

しなければいけないのかなと。事業所系ごみそれ以外のごみやそのへんまで審議会でしっかりやって もらわないと。だから、いろいろな面から、17.5%は多過ぎと思ったわけです。

(会長)

・今の焼却対象のごみがどのくらいの量で、どういう性状のものが来るかというのは、分別収集とかそ ういうものに非常に関連する関係ですので、廃棄物減量等審議会等で厳密にご議論いただいて、我々 も議論したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

(委員)

・17.5%が非常に高いというのは、やはり炉がそれだけ傷んでいるのですか。古くなって、燃えかすが

多く出ている。何でもそうですが、新しい時には燃えるべきものが、何らかの事情で燃えないような炉

になりつつあるということですか。

(会長)

・炉が老朽化したがために燃え残りが多くなるということは、あまりない。逆に言いますと、フェニック

スに持っていって、大阪湾で埋め立てますので、これがあまりにも多いということになると、検査を受

(9)

(委員)

・片方では、分別をかなり徹底して寝屋川市ではやっているはずなのですが、燃えないごみがそんなに

多く出るのは、単純な話ですが、炉に余裕がなくなってくる。どんな機械でも同じですよね。自動車で

も、最初のうちは走ったものがすっと走らないようになってくるのと同じで、古くなったからという ふうにも思えるのですが、そうではないのですか。

(会長)

・資料の3ページに図があり、炉の下側に階段みたいなものがある。そこのストーカの間が、老朽化する と間が開いてきて、間の下からごみが落ちる。「落塵」というのですが、そういうものが多くなるとか いうことはあると思いますが、それが原因で灰を10%増量するとか、燃え残りが多くなるということ はちょっと考えにくい。

(委員)

・なぜかというと、27ページに排ガスの測定結果というのがありますが、最初に排ガス中を見ると、年 度別に上がっていますね。特に平成19年度はどういう理由か分からないけれど灰中でも一番後ろに ダイオキシンの濃度測定というのがありますが、これは煙突から出るダイオキシンの数値ですね。違 うのですか。

(会長)

・これは電気集塵器という集塵装置に引っ掛かった灰のダイオキシン類の濃度です。

(委員)

・煙突から出るものではないのですか。

(会長)

・それではないのです。煙突から出てくるガスは、その上の排ガスの1番のダイオキシン類です。それが 煙突から出てくる排ガス中のダイオキシンです。

(委員)

・一般的に、周辺に住んでいる住民あるいは市民にとっては、やっぱり空気中にどれだけダイオキシン などの有害物質が飛び散るかというのが、臭いもさることながら、非常に関心が高いと思うのです。そ

れで、私が事務局にお願いしたいのは、これが寝屋川市の現状ですが、近隣の他市は把握されています

か。

(事務局)

(10)

(委員)

・基準値というのは、それ以上出てはいけないというものでしょう。枚方市が0.1ナノグラムなのに寝 屋川市は1ナノグラムとか、おかしいのではないですか。

(事務局)

・ダイオキシンの規制ができた時に、古い炉ではそれ以上は無理であろうということも含めて、古い炉 については1と基準が決められているのです。ただ、最近の炉については0.1というふうに決められ ています。

(委員)

・枚方市が0.1で、寝屋川市が1とは理解できない。

(事務局)

・それは国のほうで決められた基準です。

(委員)

・おっしゃるとおりですが、考え方によっては、環境をきれいにするという意味では、厳しい基準にして おくことがよいのではないのか。枚方のデータを参考のために教えてほしいと思う。

(事務局)

・市で用意させていただきます。それから、先ほどの焼却残さ率の件で、事務局の説明不足がありました。 最近については17.5%を前後しているということで、以前、ダイオキシン対策をやる前については 13%くらいでした。ダイオキシン対策をやりました時に、灰コンベヤを湿式のコンベヤ、水封のコン

ベヤにしましたので、その加減でそれ以降については17.5%くらいで推移しています。

(委員)

・28ページにこの4年間の焼却施設の修繕工事費がまとめてあります。詳細は別紙の29ページ以降に

出てくるわけですが、この中で18年度、19年度、20年度、21年度の中で、定期的な修繕をする箇所、

延命対策としてやっている箇所、緊急修繕をした箇所が出ています。29ページから別紙が続くのです

が、これの整理をしておく必要があると思う。

・老朽化に伴ってどこの部分が一番修繕を求められるのか、それから定期的に点検するところ、緊急の 場合にはどういうふうな問題が発生したのか、この数字だけからは読みにくいのです。

・ちなみに、29ページの別紙1の中で、これは定期修繕、これは延命、これは緊急の分とわけて提示する 必要がある。

5.「施設更新計画の経過」について  (事務局より資料の説明)

(11)

・今までずっと現状を聞いていただいて、平成28年度まで延命化を図るというご説明でした。何かこの 点について、また今までの1~4を含めてでも結構ですが、何かありましたら。

(委員)

・ある程度、皆さんに共通の認識を持っていただいたと思いますので、ここでそれぞれの感想を言って いただいたらいかがかと思うのですが、いかがでしょうか。

(会長)

・ご発言のなかった方を含めて、何かありましたら。

(副会長)

・古くなっていることは分かりますし、先ほど補修の費用の一覧のところで、土木建築設備というとこ ろで数字のけっこう大きいものがありました。焼却施設は修繕できるのですが、直しようがないのが 建物です。何度も設備を交換していると、当然、建物はだんだん傷んでくるのですね。そうなると、も う建物自体がだめだということで、そうなっているところも既にあります。そういう段階に来ている なということはよく分かりますし、最後まで使い切るというよりは、やはり安心できるところで新し いものに更新する必要があるというのは、誰でも考えると思います。

(委員)

・こういう処理施設系というのは本当に生活に密着しているもので、一度だめになってしまうと、それ こそ私たちのごみが処理できないという緊急の事態になってしまうという現状がございます。ただ、 こういった膨大な資料を見せていただきますと、かなり時間も経っており、政策的にもずいぶん延命 してきているという現状があるようですので、この審議会で適切な議論があった上で、また適切な方 向に向いていけばよいのかなと、今後いろいろと議論していきたいと感じております。

(委員)

・この写真などを見る限り相当な傷みである。専門的なことは分かりませんので、これに沿ってできる だけ前向きに行きたいと思います。個人的には、配管の腐食とかを写真で見せていただくと、具体的な 問題もたくさんあり、その点しっかりと安全を保ちながら議論したいと思います。

(委員)

・焼却炉はできるだけ新しくしたほうがよいという言葉が出ています。やはりできるだけ延命策よりは、

この際、新しくしっかりした焼却炉にして、そしてごみを出しても、きれいな未来都市になるというこ

とが求められています。

・古いものも大事にしなければいけないこともあるでしょうけれど、市長もできるだけ早期に方向性を 見つけてほしいと。議員の中にも、新しい焼却炉を求めると。我々市民の中にも、やはり市民のために 新しくしてほしいというようなことがあると思います。せせらぎ公園でも一時はそっぽを向いて、ご みだらけだったのですが、ところが今はきれいになっている。すごく反対もあったのですが、今は親子

連れで弁当持ちで来たり、川の中に入って喜んで遊んだり、それからポンプ場のほうも、花見の月にな

(12)

・私は焼却場もこの際、思い切って場所を大きくして、それで焼却炉を小さくして、それで樹木とか薬草 をたくさん植えて、親子が散策できるようなものができたらいいなということで、審議会にいつも参 加させてもらっているので、ちょっと私の言い方がぶしつけなところも多々あるのですが、そういう 思いで来ていますので、お許し願いたいと思います。

(委員)

・やはり現施設を見て、そこで説明していただいたら、分かりやすいかなと思います。私は1度だけ見せ てもらったのですが、あれを見たら、皆がもっと分別を一所懸命にしないといけないということが本

当に分かる。見学が自由にできて、皆が見て、本当にもっと皆が協力をしなければいけないということ

を分かるような施設にしてほしいと思います。

(委員)

・先ほどダイオキシンの数字のところで、新しい炉になったら今の基準が10分の1になるというよう なことでしたが、そうであれば、やはり新しい施設にしたらよいのではないかと感じています。

(委員)

・ごみは市民みんなが出します。やっぱり分別がすごく大切ですし、この資料も見せていただいたので すが、延命修繕費とか緊急修繕費というのはかなりかかっていると思います。こういうものを少しで も削減して、市民によいものをつくっていただけたらと思っていますので、もう少し勉強して考えて いきたいと思います。

(委員)

・新炉建設の方向で今回発言させていただきますが、ごみステーションで収集される方が一番よく現状 をご存知だろうと思います。私もある程度見ているのですが、不燃ごみがまだまだ出ていると思いま す。そういうものを先に徹底的に分別し少しでも延命化を図り、平成28年度と書いているのですが、 そこまでもつかどうかの瀬戸際だろうと思います。ですから再度、ステーションをよく見ていただい て、分別を徹底していただき、少しでもごみを減らす方向でお願いしたいと思います。

(委員)

・私も含めて事務局職員、毎日センターで仕事をしています。先ほどご意見が出ましたが、百聞は一見に 如かずなので、次回には皆さん方、センターをご見学をいただきたいということで、事務局から説明が あると思いますが、できるだけ見られるところは見ていただきたい。ただ、大変に暑いシーズンですの で、そのへんはご辛抱いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

(委員)

・私も基本的には新しい施設を作るのはよいのは分かっています。毎年2億の補修の費用が要るという ことと、今度建設するのにだいたい100億ほど要るということを聞いているのです。毎年2億ほどの

金をかけて28年まではあと6年。いつかは立て替えないといけないことは理解しています。皆さんは

(13)

・昭和55年でしたか。あの時は、今の焼却炉があるところは、山の中で、キツネやタヌキが出て、私ども はその近くで畑をつくっていました。そういう現況で、人が住んでいないところだったのです。あれか ら約30年、本当に住みよい町づくりに寝屋川市が力を入れているところなのです。では、あそこでつ くるのか、どこでつくるのか。これは分からないけれど、これが一番難しいことだと思っています。 ・寝屋川市が金を出し、公害のないような施設であれば駅前につくられたらどうですか。いずれはつく りかえなければいけないというふうな面から、いろいろこれから議論、検討の的になると思うのです が、基本的には新しいものに建替えていただくのは、健康にも環境にも影響のないようなものをつく っていただきたい。例えば100億なり200億なり、これは寝屋川市の予算ですから我々があれこれ言 える事柄ではない。このままもったところで毎年2億の補修費用が必要であり、新しいよいものをつ くっていただきたい。

・よいものを建てていただいて、少しでも公害の出ない、「寝屋川市のつくったものをうちもつくりたい な」という感じのものをつくっていただければ。だから、寝屋川市全体でそれを考えてもらわなければ いけない。私個人としては、このまま延命するよりも早く建替えるほうがよいと考える。建替えはすぐ 出るわけではなく、少なくとも3、4年はかかると思う。設定から費用からいろいろ考える必要があり、 委員の方々といろいろ協議した結果、方向を示したいなと思います。

(委員)

・今回、審議会のほうに与えられた項目というものがありますので、それについて粛々と議論していき たいと思いますが、ただ、平成28年度までとか、一般廃棄物等の処理の基本計画のほうで、今後のご みの減量というか、ごみの推移というのが検討されており。ここは非常に大きな課題といいますか、 我々の審議にとってやりにくいところかなというふうに思っております。

・ただ、延命を続けるというわけにもいきませんので、今後新たに建設する。それに対していろいろなハ

ードルがあるかも分かりませんが、夢のあるような、希望の持てるような話ができればというふうに 私自身は思っていますので、よろしくお願いします。

(委員)

・皆さんのご意見をうかがいたいなと思ったのは、審議委員のメンバーで建替えをするのかどうかとい うことを共有しないと、前に進んでいかないものと考え提案させていただきました。私も産業廃棄物 の免許を持っています。その視点から現状を見ますと、建替えをしなければいけないという現状も分 かります。だから、慎重に、本当に皆さんの審議を尽くしていただきたいと考えておりますので今後も よろしくお願いします。

(委員)

・今日から実質的な審議ということですが、毎回1回ずつが真剣勝負でございまして、どのような審議 がなされるのか楽しみです。ただ、我々はこの審議会で出した結論には決定権限は一切ありません。諮 問を受けて、答申、あるいは最終報告だけです。それを踏まえて真剣に議論していきたいと思います。

(会長)

(14)

てきて、より一層、気を引き締めて生きたい所存です。ありがとうございました。

(事務局)

・前回、口頭で説明させていただいた焼却炉の整備について各市単独で行うことになっていること等の 資料につきましては、事前に配布させていただいた資料にございますので、よろしくお願いしたいと 思います。

・なお、配布資料の最後に添付していますのは、新焼却施設設置の場合におけるあくまで概算で、今後策

定される予定でございます平成23年度~32年度の総合計画及び平成23年度~27年度の財政収支

計画作成に当たる資料といたしまして、担当所管へそれぞれ上げておりまして、これを踏まえてそれ ぞれの計画が策定されることとなっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

(会長)

・次回、第3回の審議会について事務局でご説明いただけますか。

(事務局)

・次回、第3回の審議会についてでございますが、現クリーンセンターを見学していただきたいと考え ております。開催につきましては、8月9日か11日のどちらかでお願いしたいと考えております。時

間につきましては、両日とも午後1時半に市役所本庁に集合していただくということで考えておりま

すので、8月9日か11日のどちらかで日程調整をよろしくお願いします。

(委員)

・見学する前に、今日ちょっとお話いただきたいのは、私は3回行っています、子供会と老人会と、そし て私のグループで行っているのですが、その時に、なかなか一所懸命にやっている職員の方がいっぱ いいらっしゃるし、また、一方では涼しいところで作業されている職員もいらっしゃり、それぞれ業務 があると思うのです。今日おいでの方はどういう担当をしておられるのか、また向こうに行くとそれ ぞれ何カ所かの担当があると思うのですが、いくつの課があるのか、それだけ言っておいてもらえま すか。そうしたら、我々が見て回っても、「ここはこういう課だからこういうことをやっているのだ な」ということが理解できると思うので、それだけちょっとお聞きしたいのです。クリーンセンターの 中にいくつの課があるのか。1つだけですか。

(事務局)

・クリーンセンターには環境部の3課があります。ごみ減量推進課、ごみ減量施策、総務的な仕事をする ところとクリーン業務課で、収集をしているところ。それからクリーン施設課で焼却施設、破砕施設の 運転や施設管理を主にしているという3課がございます。

(委員)

・ありがとうございました。

(委員)

(15)

(事務局)

・施設見学を主に考えております。その後、施設に関する質問等がございましたらお話をさせていただ くということで、実質的な審議は考えておりません。

○ 第3回:平成22年8月11日 13:30 市役所集合

・第4回につきましては、今、事務局のほうで他市の施設を8月下旬頃に見学ということで考えており ます。その日程あるいは行き先については今調整中でございますので、次回、8月11日に日程調整を お願いしたいと考えております。

参照

関連したドキュメント

エッジワースの単純化は次のよう な仮定だった。すなわち「すべて の人間は快楽機械である」という

○齋藤第一部会長 もう一度確認なのですが、現存の施設は 1 時間当たり 60t の処理能力と いう理解でよろしいですよね。. 〇事業者

としても極少数である︒そしてこのような区分は困難で相対的かつ不明確な区分となりがちである︒したがってその

以上の基準を仮に想定し得るが︑おそらくこの基準によっても︑小売市場事件は合憲と考えることができよう︒

単に,南北を指す磁石くらいはあったのではないかと思

先ほどの事前の御意見のところでもいろいろな施策の要求、施策が必要で、それに対して財

あの汚いボロボロの建物で、雨漏りし て、風呂は薪で沸かして、雑魚寝で。雑

必要があります。仲間内でぼやくのではなく、異