(別紙2)
平成27年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)
データベースの補助事業を遂行するに当たっての留意事項及び関係書類の 提出について
○補助事業を遂行するに当たっての留意事項
科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)は、国の補助金として、
交付決定後には「補助条件」等に従い適正に補助事業を実施していただく必要があります。
以下の記載事項は、「補助条件」に定める事柄について事項別に補足説明したものです。
「補助条件」は補助事業者(以下「代表者」という)が補助事業を遂行するに当たって遵守し なければならないものですので、「補助条件」と併せて以下の記載事項を確認の上、補助金の 適正な執行に努めてください。
1 総則
(1) 法令等の遵守について【補助条件:1-1】
本補助金については、「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和30年 法律第179号)」、「同施行令(昭和30年制令第255号)」、「科学研究費補助金 取扱規程(昭和40年文部省告示第110号)」及び「独立行政法人日本学術振興会科学 研究費助成事業(科学研究費補助金)取扱要領(平成15年独立行政法人日本学術振興会 規程第17号)」等の適用を受けます。
(2) 補助事業者の責務について【補助条件:1-2】
代表者は、補助金が国民から徴収された税金等で賄われるものであることに留意し、補 助金の交付の目的に従って誠実に補助事業を行うよう努めなければなりません。
また、交付申請書に記載した内容に基づいて補助事業(データベースの作成)を実施す るとともに、補助金の管理及び補助事業を遂行する上で必要とされる各種手続について も、適切に行わなければなりません。
(3) 補助金の管理について【補助条件:1-3】
交付を受けた補助金は、当該データベース作成組織の自己資金の管理用口座とは別に新 たに開設した「補助金専用口座」において、適切に管理しなければなりません。
なお、補助金専用口座は、当該補助事業の完了時または実績報告書の提出期限のいず れか早い日までに必ず解約を行わなければなりません(ただし、平成28年度に継続の 内約がある課題を除く)。また、生じた「利息(*)」については原則、学会等に譲渡して ください。
(*)「利息」は、補助金専用口座を開設している間に生ずる「預貯金利息」のみなら ず、口座解約時の「解約利息」を含みます。
また、代表者は、補助金の収支に関する帳簿(研究成果データベースにあっては「収支 簿(様式B-51-4)」を、学術誌データベースにあっては「収支簿(様式B-51-
5)」)を必ず作成し、補助金の収支状況について適切に管理しなければなりません。
ただし、代表者が研究機関に所属し、当該研究機関において補助金の管理を行う場合 は、下記(4)の扱いとします。
(4) 研究機関による補助金の管理【補助条件:1-4】
研究機関に新たに所属し補助金の管理を委任した代表者は、当該研究機関に対し、日本 学術振興会が別に定める「科学研究費補助金の使用について各研究機関が行うべき事務 等」に従って補助金の管理を行わせるとともに、この補助条件に定める各種事務手続き を、当該研究機関を通じて行わなければなりません。
なお、代表者が研究機関に所属しなくなった場合は、上記(3)【補助条件:1-3】のとお りとします。
(参考)
科学研究費補助金機関番号一覧
https://www-kaken.jsps.go.jp/kaken1/kikanList.do
2 補助金の使用
(1) 補助金の公正かつ効率的な使用について【補助条件:2-1】
補助金の使用に当たっては、公正かつ効率的な使用に努めなければならず、当該補助事 業以外の他の用途への使用、「補助条件」に反する使用をしてはなりません。
(2) 補助金の各費目の対象となる経費(補助対象経費)について【補助条件:2-2、2-3】
補助事業を遂行するに当たり本補助金により支出できる経費は、以下に示す経費(研究 成果データベースにあっては①~④、学術誌データベースにあっては①~③)のみであ り、これ以外の経費を補助金から支出することはできません。
<「研究成果データベース」の作成に係るもの(研究成果データベース作成事業)>
○ 研究成果データベースの作成に直接必要となる経費
① 物 品 費 (消 耗 品 費)
データベース作成に伴い必要となる消耗品を購入するための経費
(例:文房具類(筆記用具、各種用紙類、トナー等)、記録メデ ィア類(CD/DVD等ディスク、外付ハードディスク、USBメ モリー等)、入力機器周辺器具類(USBハブ、USBケーブル 等)、入力用ソフトウェア(補助事業期間中のデータ作成補助等 専用のもので、物品として購入されるもののうち、取得価格が1 0万円未満のもの)等)
② 旅 費 (国内連絡旅費)
デ ー タ ベ ー ス 作 成 組 織 間 ( 作 成 代 表 者 、 作 成 分 担 者 及 び 協 力 者 等)の連絡・打合せのための経費(交通費、宿泊費、日当)
③ 人件費・謝金 (入力作業協力に対する謝金等)
データベース作成のための入力作業(データ記入、修正・追加・
確認、変換・入力、照合・修正)への協力をする者に係る謝金、報 酬、賃金、給与、労働者派遣業者への支払いのための経費(研究 機関に所属する代表者が行う研究課題において雇用契約を行う場 合は、研究機関が契約の当事者となること)
④ そ の 他 (入力作業委託費)
データベース作成のための入力作業(データ記入、修正・追加・
確認、変換・入力、照合・修正)に係る委託業者等への支払いの ための経費
(CD-ROM 又は DVD-ROM 等作成委託費)
データベース公開(配付)のために CD-ROM 等を作成する場合の CD-ROM 等作成業者への支払いのための経費(マスター(原盤)作 成代、複製代、ディスク代)等
(著作権使用料)
デ ー タ ベ ー ス 作 成 及 び 公 開 の た め に 使 用 す る デ ー タ に 係 る 複 製 権、公衆送信権等の対価(使用料)の支払いのための経費
(そ の 他)
複写費、現像・焼付費、通信費(切手、電話等)、運搬費等
<「学術誌データベース」の作成に係るもの(学術誌データベース作成事業)>
○ 学術誌データベースの作成に直接必要となる経費
① 物 品 費 (消 耗 品 費)
データベース作成に伴い必要となる消耗品を購入するための経費
(例:文房具類(筆記用具、各種用紙類、トナー等)、記録メデ ィア類(CD/DVD等ディスク、外付ハードディスク、USBメ モリー等)、入力機器周辺器具類(USBハブ、USBケーブル 等)、入力用ソフトウェア(補助事業期間中のデータ作成補助等 専用のもので、物品として購入されるもののうち、取得価格が1 0万円未満のもの)等)
② 人件費・謝金 (入力作業協力に対する謝金等)
データベース作成のための入力作業(データ記入、修正・追加・
確認、変換・入力、照合・修正)への協力をする者に係る謝金、報 酬、賃金、給与、労働者派遣業者への支払いのための経費(研究 機関に所属する代表者が行う研究課題において雇用契約を行う場 合は、研究機関が契約の当事者となること)
③ そ の 他 (入力作業委託費)
データベース作成のための入力作業(データ記入、修正・追加・
確認、変換・入力、照合・修正)に係る委託業者等への支払いの ための経費
(CD-ROM 又は DVD-ROM 等作成委託費)
データベース公開(配付)のために CD-ROM 等を作成する場合の CD-ROM 等作成業者への支払いのための経費(マスター(原盤)作 成代、複製代、ディスク代)等
(著作権使用料)
デ ー タ ベ ー ス 作 成 及 び 公 開 の た め に 使 用 す る デ ー タ に 係 る 複 製 権、公衆送信権等の対価(使用料)の支払いのための経費
(そ の 他)
複写費、現像・焼付費、通信費(切手、電話等)、運搬費等
(3) 補助事業の実施期間について【補助条件:2-4】
補助事業の実施期間は、平成27年4月1日~平成28年3月31日までであ るた め、平成27年度のデータベース作成計画で必要とされるレコードの入力作業は、この 期間内に行わなければなりません。
なお、データベースの作成に必要な役務の提供又は物品の購入等は、上記期間内に全 て終了しなければならず、また、これらの役務又は物品の購入等にかかる経費の支出 は、実績報告書の提出期限(*)までに行わなければなりません。
※ (*)下記「4(1)(2)実績報告書の提出期限について」を参照。
①補助事業の開始の時期:データベース作成作業の開始日
②補助事業の完了の時期:データベース作成作業の完了日
(4) 補助金の年度内使用【補助条件:2-5】
補助金は、平成27年度の補助事業に対して交付するものであるため、当該年度の事 業の目的・計画に沿って使用しなければならず、補助事業を行う年度(平成27年4月 1日~平成28年3月31日)を超えて使用(*)することはできません。
※ (*)平成27年4月1日から平成28年3月31日までに提供を受けた役務又は 物品の購入等に対しては、実績報告書の提出期限までに、これらにかかる経費を補 助金から支出することができますが、平成27年4月1日前または平成28年3月 31日より後に提供を受けた役務又は物品の購入に対しては、これにかかる経費を 補助金から支出することはできません。
(5) 翌年度における補助金の使用(繰越承認手続)【補助条件:2-6】
代表者は、平成27年度の補助事業が、交付決定時には予想し得なかったやむを得な い事由に基づき、当該補助事業が予定の期間内に完了しない見込みとなった場合に、補 助事業の期間を延長し、補助金の全部又は一部を翌年度に使用することを希望する場合 (*)は、平成28年3月1日までに、様式C-26「繰越を必要とする理由書」により、
日本学術振興会に対し申請を行い、必要な手続きを経なければなりません。
※ (*)平成27年度に実施予定としていた事業(例:○○データ入力作業委託等)
を平成28年度に実施しなければならない事情が生じ、且つ平成28年度中に当該 事業を完了する見込みであることが必要です。
また、当該事業の繰越承認申請を行う場合は、既に交付している補助金を返還し なければなりません。
なお、当該事業の繰越承認申請が認められた場合、返還した補助金は、翌年度
(平成28年度)に代表者(機関管理となる者の行う事業である場合は、所属機関 の代表者)が交付請求をすることにより再交付されます。
(6)合算使用の制限【補助条件 2-7】
補助金は、次の場合を除き、他の経費と合算して使用することはできません。
① 補助事業に係る用務と他の用務とを合わせて1回の出張をする場合において、補助金 と他の経費との使用区分を明らかにした上で補助金を使用する場合
② 補助事業に係る用途と他の用途とを合わせて1個の消耗品等を購入する場合におい て、補助金と他の経費との使用区分を明らかにした上で補助金を使用する場合
③ 補助金に他の経費(当該経費の使途に制限のある経費を除く。)を加えて、補助事業 に使用する場合
3 補助事業を変更する上で必要な手続き(交付申請書の記載内容の変更に当たっての遵守 事項等)
交付申請書の記載内容の変更については、以下のとおり取り扱うこととします。
(1) 変更できない事項について【補助条件:3-1、3-2】
○ 研究成果データベース作成事業においては、「種類」、「研究成果データベース作 成の目的・内容」及び「対象分野」を変更することはできません。
○ 学術誌データベース作成事業においては、「学術誌データベース作成の目的・内 容」を変更することはできません。
(2) 交付申請書の記載事項の変更について【補助条件:3-3】
交付申請書に記載の事業計画を、やむを得ない事情により、「補助条件」で定める承 認を得ずに変更できる範囲を超えて変更しようとする場合には、あらかじめ事業計画の 変更承認申請を行い、日本学術振興会の承認を受ける必要があります。
なお、大幅な変更については、交付決定を取り消し、補助金の返還を求めることがあ ります。
<「承認を得ずに変更できる範囲」>
① 「入力レコード数」及び「データ容量」について、各々50%未満の増減内で変 更すること
② 「所要経費」の使用内訳について、補助金の交付決定額に影響を及ぼすことな く、各費目の額を交付する補助金の総額の50%未満(補助金の総額の50%の額 が300万円以下の場合は、300万円まで)を限度として変更すること
ただし、「国内連絡旅費」については、減額する場合及び当該費目の50%を限 度として増額すること
(注意)承認を得ずに上記①~②の範囲を超える事業計画の変更を行った場合は、交付決定 を取り消し、既に交付した補助金の返還を求めることがありますので、必要とされ る手続きに遺漏がないように努めてください。
(3) 承認が必要な変更について【補助条件:3-4】
承認を得ずに「データベースの名称」、「データベースの種類・性格」を変更すること はできませんので、これらの事項に変更の必要が生じた場合には、研究成果データベース にあっては「事業計画変更承認申請書(様式C-54-3)」、学術誌データベースにあ っては「事業計画変更承認申請書(様式C-54-4)」によりあらかじめ事業計画の変 更承認申請を行い、日本学術振興会の承認を受けなければなりません。
(4) 補助事業の廃止について【補助条件:3-5】
交付決定後の「事業計画の変更」又は「その他の事情」により、補助事業が完了する 前に当該事業の遂行ができなくなった場合は、「補助事業廃止承認申請書(様式C-5 5-1)」により補助事業の廃止承認申請を行い、日本学術振興会の承認を受ける必要 があります。
なお、廃止の承認を受けた代表者は、日本学術振興会からの返還命令に基づき、未使 用の補助金を返還するとともに、廃止時までに行った当該事業の事業実績をまとめた以 下の必要書類を日本学術振興会に提出しなければなりません。
「研究成果データベース作成事業」の場合
①「実績報告書(様式C-56-3)」
②「収支簿(様式B-51-4)」の写し
③補助金専用の管理口座として開設した「預金通帳の写し」
④「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
「学術誌データベース作成事業」の場合
①「実績報告書(様式C-56-4)」
②「収支簿(様式B-51-5)」の写し
③補助金専用の管理口座として開設した「預金通帳の写し」
④「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
(注意)補助事業の廃止後に必要とされる「実績報告書」の提出方法・提出期限は、
代表者が「①個人管理となる者」か「②機関管理となる者」かにより異なりま す。
①個人管理の場合:補助事業の廃止(廃止承認)の日から30日以内に、日 本学術振興会に実績報告書を提出すること。
【補助条件:4-1-1】
②機関管理の場合:補助事業の廃止(廃止承認)の日から30日以内に実績 報告書を作成し、研究機関を経由して日本学術振興会に 提出すること。
【補助条件:4-1-2】
(5) 所属する研究機関の変更等について【補助条件:3-7】
研究成果データベース作成事業において、交付決定後に、代表者が所属する研究機関 を異動または新たに大学等の研究機関に所属することにより、当該研究機関に補助金の 管理を委任する場合、代表者は「代表者所属機関等変更届(様式C-59-1)」を作 成し、当該研究機関を通じてその旨を日本学術振興会に届け出なければなりません。
(6) 代表者の交替等について【補助条件:3-8】
「代表者」の交替もしくは「作成組織の名称又は団体名称」に変更がある場合、交代前 の代表者は、「代表者交替等承認申請書(様式C-58)」により、速やかに日本学術 振興会の承認を受ける必要があります。
ただし、代表者が死亡・失踪等により欠けた場合は、新たに代表者になろうとする者 が承認申請を行わなければなりません。
(7) 住所等の変更について【補助条件:3-9、3-10】
○ 研究成果データベース作成事業において、「①作成組織の所在地又は代表者自宅住 所」、「②郵便物等送付先」、「③連絡・照会先(事務担当者)」及び「④経費管理 責任者」が変更となる場合は、代表者はその旨を速やかに日本学術振興会に届け出な ければなりません。
なお、代表者の住所が日本国外となる場合には、補助事業を廃止(*)することとなり ます。
○ 学 術 誌 デ ー タ ベ ー ス 作 成 事 業 に お い て 、 「 ① 団 体 所 在 地 」 、 「 ② 郵 送 物 等 送 付 先」、「③連絡・照会先(事務担当者)」及び「④経費管理責任者」が変更となる場 合は、代表者はその旨を速やかに日本学術振興会に届け出なければなりません。
なお、団体所在地が日本国外となる場合には、補助事業を廃止(*)することとなりま す。
【(参考)平成27年度公募要領】
*応募の前に以下の応募資格を満たしていることを確認してください。
(3)データベース
①研究成果データベース・・・データベースの作成主体となる個人又は研究者グル ープの代表者(応募時から補助事業が完了するまで の間、日本国内に居住している者に限る)。
②学術誌データベース ・・・データベースの作成事業主体となる学術団体等(所 在地が日本国内にあるものに限る)の代表者。
(8) 利子の取扱について【補助条件:3-11-1、3-11-2、3-11-3】
① 生じた「利息(*)」については、2(2)「補助金の各種目の対象となる経費(補助対 象経費)について」のいずれかの経費に充当してください。
※「利息(*)」は、補助金専用口座を開設している間に生ずる「預貯金利息」のみ ならず、口座解約時の「解約利息」を含みます。
② 学 会 等 の 学 術 団 体 が 行 う 補 助 事 業 で あ る 場 合 は 、 上 記 ① に 代 え て 、 生じた「利 息」については、原則、学術団体等に譲渡してください。
③ 研究成果データベースのうち、研究機関に所属する代表者については、上記①に 代えて、生じた「利息」については、原則、研究機関に譲渡してください。
4 実績の報告
(1) 実績報告書の提出期限について【補助条件:4-1-1】 ※「個人管理」となる者の場合 代表者は、補助事業の完了の後、平成28年5月31日(補助事業を廃止した場合に は、当該廃止の承認を受けた後30日以内)までに、以下の必要書類を日本学術振興会に 提出しなければなりません。
「研究成果データベース作成事業」の場合
①「実績報告書(様式C-56-3)」
②「収支簿(様式B-51-4)」の写し
③補助金専用の管理口座として開設した「預金通帳の写し」
④「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
「学術誌データベース作成事業」の場合
①「実績報告書(様式C-56-4)」
②「収支簿(様式B-51-5)」の写し
③補助金専用の管理口座として開設した「預金通帳の写し」
④「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
(2) 実績報告書の提出期限について【補助条件:4-1-2】 ※「機関管理」となる者の場合
「研究成果データベース作成事業」のうち、機関管理となる者の行う事業である場合、
代表者は、補助事業の完了の後、平成28年5月31日(補助事業を廃止した場合には、
当該廃止の承認を受けた後30日以内)までに、以下に掲げる「実績報告書」及びその他 関係資料を作成し、所属研究機関に提出しなければなりません。
①「実績報告書(様式C-56-3)」
②「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
研究機関は、代表者から実績報告に必要な書類を受領した後、別途作成した当該補助事 業にかかる「収支簿」等と、既に代表者から提出を受けた上記の実績報告書等を併せて、
日本学術振興会へ提出することとなります。
(3) 翌年度における補助金の使用を行う場合の実績報告書の提出について【補助条件:4-2- 1】※「個人管理」となる者の場合
代表者は、「2-6」の規定に基づき、補助事業の期間を延長するとともに、翌年度におけ る補助金の使用を行う場合には、代表者は、補助事業を開始した年度の終了時において、次 表に掲げる「実績報告書(2)」及び「収支簿(2)」の写しにより、日本学術振興会に実 績報告を行うとともに、補助事業の完了又は廃止の後において、前項の実績報告を行わなけ ればなりません。
「研究成果データベース作成事業」の場合
①様式C-60-8「実績報告書(2)」
②様式B-52-6「収支簿(2)」の写し
③「補助金専用の預金通帳の写し」
④「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
「学術誌データベース作成事業」の場合
① 様式C-60-9「実績報告書(2)」
② 様式B-52-7「収支簿(2)」の写し
③ 「補助金専用の預金通帳の写し」
④「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
(4) 翌年度における補助金の使用を行う場合の実績報告書の提出について【補助条件:4-2- 2】※「機関管理」となる者の場合
「研究成果データベース作成事業」のうち、機関管理となる者の行う事業である場合は、
「2-6」の規定に基づき、補助事業の期間を延長するとともに、翌年度における補助金の使 用を行う場合には、代表者は、補助事業を開始した年度の終了時において、次に掲げる「実 績報告書(2)」により、日本学術振興会に実績報告を行うとともに、補助事業の完了又は 廃止の後において、前項の実績報告を行わなければなりません。
①様式C-60-8「実績報告書(2)」
②「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
5 その他
(1) 研究機関が実施する研究倫理教育の受講について
【補助条件:5-1】
代表者は、科研費を使用する者として研究者に求められる倫理規範等を身につけるた め、研究倫理についての教材を通読しなければなりません。
(2) 作成したデータベースの取扱いの制限について【補助条件:5-2】
代表者は、補助事業により作成したデータベースを日本学術振興会の承認を得ないで、
補助金の交付の目的に反した使用、譲渡、交換、貸し付け、又は担保に供してはなりませ ん。
(3) 法令等の所定の手続きの実施について【補助条件:5-3】
代表者は、補助事業の実施に当たり、法令、告示、通知等により、承認・届出・確認等 が必要な場合は、所定の手続きを行わなければなりませんので、遺漏のないよう努めてく ださい。
(4) 関係書類の整理・保管について【補助条件:5-4】
次の書類は、代表者が責任をもって、補助事業期間終了後5年間、整理・保管しなけれ ばなりません。
(1) 日本学術振興会に提出した書類等の控 (2) 日本学術振興会から送付された書類 (3) 補助金の収支に関する書類等
① 補助金の収支を記載した帳簿(「収支簿」(研究成果データベースにあっては様 式B-51-4、学術誌データベースにあっては様式B-51-5))
② 補助金の支払いに対する契約書、請求書、領収書等
③ 補助金を預金した通帳(「個人管理」を行う者は、補助事業完了時までに必ず解 約を行うこと。)
④ CD-ROM 又は DVD-ROM 配布先一覧
⑤ 契約書等
(4) 一般競争入札の実施にかかる書類等(仕様書、見積書、入札公告、入札説明書、入 札書、開札実施結果報告書等の必要書類一式)
6 補助金交付の表示
データベースには、独立行政法人日本学術振興会平成27年度科学研究費助成事業(科 学研究費補助金)(研究成果公開促進費)の交付を受けた旨を、適当な箇所に表示してく ださい。
なお、英文で表示する場合は、次の用語を使用してください。
独立行政法人日本学術振興会:Japan Society for the Promotion of Science(JSPS)
科 学 研 究 費 補 助 金 :Grant-in-Aid for Scientific Research(略称「KAKENHI」)
研究成果公開促進費:Grant-in-Aid for Publication of Scientific Research Results
7 以上の事項について違反した場合は、交付の決定を取り消し、既に交付した補助金の返 還を求めることがあります。またその場合は、次年度に研究成果公開促進費への応募があ っても採択しないことがありますので、補助金の適正使用・管理及び必要とされる各事務 手続きについて、遺漏のないよう努めてください。
○関係書類の提出について(データベース)
1 提出書類について
(1) 交付決定後、補助事業を遂行するに当たって、必ず提出する必要のある書類 ○ 実績報告にかかる書類
<研究成果データベース>の場合
・「実績報告書(様式C-56-3)」 ・・・・・ 2部(正本1部・副本1部)
・「収支簿(様式B-51-4)」の写し ・・・ 1部
・「補助金専用の預金通帳」の写し ・・・・・・・・・ 1部
※ 預金通帳の写しは、①通帳表紙、②銀行支店名・口座番号等の記載された ページ、③金額明細(補助金の受領~口座解約まで)の記載のある全ての ページが必要となります。
・「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
<学術誌データベース>の場合
・「実績報告書(様式C-56-4)」 ・・・・・ 2部(正本1部・副本1部)
・「収支簿(様式B-51-5)」の写し ・・・ 1部
・「補助金専用の預金通帳」の写し ・・・・・・・・・ 1部
※ 預金通帳の写しは、①通帳表紙、②銀行支店名・口座番号等の記載された ページ、③金額明細(補助金の受領~口座解約まで)の記載のある全ての ページが必要となります。
・「作成したデータベースから出力した任意の10レコード」
○ 提出期限
平成28年5月31日
(2)補助事業を遂行するに当たって、該当する場合に提出する必要のある書類 ①<研究成果データベース>
「事業計画変更承認申請書(様式C-54-3)」 ・・・・・ 1部
<学術誌データベース>
「事業計画変更承認申請書(様式C-54-4)」 ・・・・・ 1部
※「事業計画変更承認申請書」は、当初予定をしていた事業計画に変更が生じた 場合に、日本学術振興会の承認を得るために作成する書類です。
※ 補助条件に記載されている限度を超えて、「入力作業委託費」、「CD-ROM 又は DVD-ROM 等作成委託費」に変更がある場合は、新たに徴した「見積書(様式A-
53-5)」を1部添えてください。
②「補助事業廃止承認申請書(様式C-55-1)」 ・・・・・ 1部
※「補助事業廃止承認申請書」は交付決定後に、補助事業の遂行ができなくなっ た場合に、日本学術振興会の承認を得るために作成する書類です。
③「代表者交替等承認申請書(様式C-58)」 ・・・・・・・・・ 1部
※「代表者交替等承認申請書」は、交付決定後に補助事業の代表者交替の必要が 生じた場合に、日本学術振興会の承認を得るために作成する書類です。
④「連絡先等登録票(様式C-59-2)」 ・・・・・・・・・・・・・ 1部
※ 「連絡先等登録票」は、交付申請書提出後に、「①作成組織の所在地又は代表 者自宅住所」、「②郵便物等送付先」、「③連絡・照会先(事務担当者)」、
及び「④経費管理責任者」に変更が生じた場合に、その旨を日本学術振興会に 届け出るために作成する書類です。
⑤「代表者所属機関等変更届(様式C-59-1)」 ・・・・・・ 1部
※「代表者所属機関等変更届」は、以下の事由が生じた場合に、日本学術振興会 に届け出るために作成する書類です。
・代表者が、新たに研究機関に所属し当該研究機関において機関管理を行う こととなった。
・代表者が、所属していた研究機関から別の研究機関に異動となった。
・代表者が、所属する研究機関を退職し、どの研究機関にも所属せず個人管 理を行う者となった。
⑥「データベース公開状況変更報告書(様式C-61)」・・・・ 1部
※「データベース公開状況変更報告書」は、交付申請書提出後に、当該データベ ースの公開状況(公開時期、公開方法等)に変更が生じた場合に、その旨を日 本学術振興会に届け出るために作成する書類です。
○提出期限(①~⑥)
変更等の必要が生じた場合、速やかに提出してください。
⑦「実績報告書(2)(様式C-60-8)研究成果データベース」・・・・・ 1部
※「実績報告書(2)」は代表者が補助条件2-6に規定する繰越承認申請を行 い、承認された場合に、日本学術振興会に提出する書類です。
⑧「実績報告書(2)(様式C-60-9)学術誌データベース」・・・・・ 1部
※「実績報告書(2)」は代表者が補助条件2-6に規定する繰越承認申請を行 い、承認された場合に、日本学術振興会に提出する書類です。
⑨「収支簿(2)(様式B-52-6)研究成果データベース」・・・・・ 1部
※「収支簿(2)」は代表者が補助条件2-6に規定する繰越承認申請を行い、承 認された場合に、日本学術振興会に提出する書類です。
⑩「収支簿(2)(様式B-52-7)学術誌データベース」・・・・・ 1部
※「収支簿(2)」は代表者が補助条件2-6に規定する繰越承認申請を行い、承 認された場合に、日本学術振興会に提出する書類です。
○提出期限(⑦~⑩)
繰越承認通知書に指定された日付
【注意事項】
補助事業完了後、代表者から「実績報告書」の提出を受け、日本学術振興会におい て当該報告書の内容を精査した結果、「事業計画変更承認申請」又は「代表者交替等 承認申請」が必要な事業であるにも関わらず、適切な承認手続きがなされていない事 業に対しては、「補助条件違反」として交付決定を取り消し、交付した補助金の返還 を求めることがありますので、必要とされる各事務手続きについて遺漏のないよう努 めてください。
2 提出に当たっての留意事項
〔すべての提出書類にかかる共通注意事項〕
(1) 作成に当たっては、必ず所定の様式(コピーによる複写は可)を使用し、提出年月日を 必ず記入してください。(様式は改変しないでください。)
(2) ミスタイプ及び誤記入の場合には、改めて作成し直してください(訂正印及び修正液等 は使用しないでください)。
(3) 押印は、応募団体の職印を押印してください。
また、署名の場合は必ず応募代表者本人が署名してください。なお、法人格を有していない 任意団体において、職印がない場合には、代表者は、個人印を押印してください。
(4)日本学術振興会に提出する書類は提出前に必ずコピーをとり、保管しておいてくださ い。
(5) 「実績報告書」「事業計画変更承認申請書」「補助事業廃止承認申請書」「代表者交替 等承認申請書」を提出する際には、年度当初に提出した「交付申請書」の写しを1部添 付してください。
なお、年度途中に事業計画変更の承認申請を行った課題である場合は、当該「事業計 画変更承認申請書」も併せて添付してください。
〔個別の提出書類にかかる注意事項〕
(1) 「実績報告書(様式C-56-3)」・・・研究成果データベース
「実績報告書(様式C-56-4)」・・・学術誌データベース
① 交付申請時に提出した「交付申請書」の記載内容に基づき、事業完了後の実績を記入し てください。
② 「事業計画変更承認申請の有無」欄は、実績報告書を提出する以前に「事業計画変更承 認申請書(研究成果データベースにあっては様式C-54-3、学術誌データベースに あっては様式C-54-4)」を提出している場合には、事業計画変更承認申請をした 年月日を記載してください。
なお、実績報告書を提出する以前に事業計画変更の承認を受けている場合は、変更承 認を受けた事項の欄については変更後の内容に基づき記入してください。
③ データベースには、独立行政法人日本学術振興会より平成27年度科学研究費助成事業
(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)の交付を受けた旨を、適当な箇所に表示 してください。
なお、英文で表示する場合は、次の用語を使用してください。
独立行政法人日本学術振興会:Japan Society for the Promotion of Science(JSPS)
科 学 研 究 費 補 助 金 :Grant-in-Aid for Scientific Research(略称「KAKENHI」)
研究成果公開促進費:Grant-in-Aid for Publication of Scientific Research Results
④ 「実績報告書」の提出にあたっては、①「実績報告書(研究成果データベースにあって は様式C-56-3、学術誌データベースにあっては様式C-56-4)」と併せて、
②「収支簿(研究成果データベースにあっては様式B-51-4、学術誌データベース にあっては様式B-51-5)」、③「補助金専用の預金通帳」の写し及び④「作成し たデータベースから出力した任意の10レコード」を提出してください。
⑤「収支簿」には、平成27年度に交付を受けた補助金にかかる収支状況のみを取りまと めてください。
平成27年度中にデータベースを作成するに当たり、当該「収支簿」において収支状 況を管理し、日本学術振興会に報告する義務があるのは、交付を受けた補助金にかかる
部分のみであるため、交付を受けた補助金以外の資金を使用して行った事業にかかる支 出状況については、当該「収支簿」に記載しないでください。
⑥ 期限までに提出がない場合、交付の決定を取り消し、補助金の返還を求めることがあり ますので遺漏のないよう努めてください。
(2)「実績報告書(2)(様式C-60-8)」・・・研究成果データベース 「実績報告書(2)(様式C-60-9)」・・・学術誌データベース
① 交付申請時に提出した「交付申請書(様式A-52-3)研究成果データベース」「交 付申請書(様式A-52-4)学術誌データベース」の記載内容に基づき、平成27年 度の実績を記入してください。
②「実績報告書」の提出にあたっては、研究成果データベースは、①「実績報告書(2)
(様式C-60-8)研究成果データベース」と併せて、②「収支簿(2)(様式B-
52-6)研究成果データベース」の写しを、学術誌データベースは①「「実績報告書
(2)(様式C-60-9)学術誌データベース」と併せて、「収支簿(2)(様式B
-52-7)学術誌データベース」の写しを提出してください。
③「収支簿」には、平成27年度に交付を受けた補助金にかかる収支状況のみを取りまとめ てください。
(3)「事業計画変更承認申請書(様式C-54-3)」・・・研究成果データベース 「事業計画変更承認申請書(様式C-54-4)」・・・学術誌データベース
① 代表者は、「補助条件」に定められた範囲を超えて、交付申請書記載の内容を変更する 必要がある場合には、「事業計画変更承認申請書」を作成し、日本学術振興会の承認を 受けなければなりません。
なお、承認を受けずに変更した場合には、交付の決定を取り消し、補助金の返還を求 めることがあります。
② 当該「変更承認申請書」には、変更する事項について変更後の内容のみを記入すること とし、変更のない事項については記入しないでください。ただし、「平成27年度所要 経費」の内訳に変更がある場合は、内訳の全ての費目について記入してください。
③ 変更理由はできるだけ詳しく記入してください。
④「補助条件」に定められた範囲を超えて行おうとする変更が「入力作業委託費」、「CD- ROM 又は DVD-ROM 等作成委託費」の増減を伴う場合は、「事業計画変更承認申請書」とと もに、新たに徴した「見積書(様式A-53-5)」を添付し提出してください。
(4)「補助事業廃止承認申請書(様式C-55-1)」
補助事業の完了前に補助事業の遂行ができなくなった場合に提出してください。
なお、代表者は、補助事業の廃止承認があった後30日以内に、廃止の時までの当該 補助事業に関する①「実績報告書(研究成果データベースにあっては様式C-56-
3、学術誌データベースにあっては様式C-56-4)」、②「収支簿(研究成果デー タベースにあっては様式B-51-4、学術誌データベースにあっては様式B-51-
5)」、③「補助金専用の預金通帳」の写し及び④「作成したデータベースから出力し た任意の10レコード」を提出しなければなりません。
(5)「代表者交替等承認申請書(様式C-58)」
代表者を交代する場合、当該承認申請書は、交替する前の代表者が作成し提出してくだ さい。
ただし、代表者が欠けた(死亡等)場合は、新たに代表者となろうとする者が作成・提 出することとし、速やかに下記「5 提出先・連絡先」に報告してください。
また、団体名称又は作成組織の名称に変更がある場合は、変更前の名称により承認申請 の手続きを行ってください。
なお、交替(変更)する理由については、できるだけ具体的に記入してください。
(6)「連絡先等登録票(様式C-59-2)」
交付申請時に提出した「連絡先等登録票(様式A-51)」に記載の「①申請 団体
(作成組織)の所在地又は代表者自宅住所」、「②郵便物等送付先」、「③連絡・照会 先(事務担当者)」及び「④経費管理責任者」に変更がある場合は、変更が生じた都 度、速やかに提出してください。
変更があるにもかかわらず、変更の届出がない場合は、日本学術振興会からの連絡及 び文書の送付ができなくなります。
(7)「代表者所属機関等変更届(様式C-59-1)」
研究成果データベースの代表者が、①所属する機関を異動する場合、②新たに研究機 関に所属することとなり当該研究機関に補助金の管理を委任する場合、又は③研究機関 に所属しなくなった場合には、速やかに届け出てください。
上記①及び②の場合は、新たに所属することとなった機関を経由して届け出ることと し、③の場合は、代表者が直接日本学術振興会に届け出てください。
異動があるにもかかわらず、変更の届け出がない場合は、日本学術振興会からの連絡 及び文書の送付ができなくなります。
(8)「データベース公開状況変更報告書(様式C-61)」
交付申請書とともに交付内定時に提出した「データベース公開状況報告書(様式A-6 0)」の内容について、公開状況等に変更が生じた場合は、速やかに提出してくださ い。
なお、既に提出を受けた「データベース公開状況報告書」に記載されている内容(個 人 情 報 を 含 む 。 ) に つ い て は 、 独 立 行 政 法 人 日 本 学 術 振 興 会 の ホ ー ム ペ ー ジ
( http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html) 上 で 公 表 する こ と を 予定 し て お り、本変更報告書により変更のあった場合は、随時、変更後のものに更新する予定で す。
3 提出方法について
郵送する場合は、余裕をもって投函し、提出期限までに必ず届くようにしてください。
なお、提出封筒の表には、「科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開 促進費)○○○○書(提出書類の名称)在中」と朱書きしてください。
4 その他
(1) 「実績報告書(研究成果データベースにあっては様式C-56-3、学術誌データベー スにあっては様式C-56-4)」及び「その添付書類(「収支簿」(研究成果データ ベースにあっては様式B-51-4、学術誌データベースにあっては様式B-51-
5)、「補助金専用の預金通帳」の写し及び「作成したデータベースから出力した任意
の10レコード)」の提出があった場合には、その報告に係る事業の成果が、交付決定 の内容及びこれに附した条件に適合するものであるかどうか調査し、適合すると認めた ときは、交付すべき補助金の額を確定し、その旨を代表者へ通知します。
(2) 各提出書類の提出期限を遵守しない等、「補助条件」に違反した場合は、交付の決定を 取り消し、補助金の返還を求めることがあります。また、このような場合には、次年度 に研究成果公開促進費への応募があっても、採択しないことがありますので、補助金の 適正使用・管理及び必要とされる各事務手続きについて、遺漏のないよう努めてくださ い。
5 提出先・連絡先
独立行政法人 日本学術振興会 研究事業部 研究助成第二課 成果公開・普及係 〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-1(麹町ビジネスセンタービル内)
TEL 03-3263-4926、1699、4920 FAX 03-3263-1824
参考資料
参考1 補助事業者(代表者)の事務の流れ 参考2 保管・整理が必要な証拠書類の例 参考3 支出費目別の注意事項
参考4 平成 27 年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)
(「学術定期刊行物」、「データベース」)の事業遂行に係る「競争入札」
の実施手続きについて
補助事業者(代表者)の事務の流れ (参考1)
前年 9月頃 ○ 公募要領の内容の確認 応
募 前年11月頃 ○ 応募書類の作成及び提出
ル
〔日本学術振興会科学研究費委員会が審査〕 評価ルール ー ル 4月頃 ○ 審査結果通知の受領・確認
(採択された場合)
5月頃 ○ 交付申請書類の作成及び提出
6月頃 ○ 交付決定通知の受領・確認
《「国際情報発信強化」、「学術定期刊 《「学術図書」》
行物」、「データベース」》
使 6月頃 前期分補助金の受領
10月頃 後期分補助金の受領
(1) 出版契約書の締結
○ (1) 補助金の管理・使用 ○ (2) 交付申請書の記載
事項の変更 用
補 (2) 交付申請書の記載事項 補
助 の変更 助 (3) 補助事業の廃止
事 事
業 (3) 補助事業の廃止 業 (4) その他
の の
実 (4) 代表者の交替等 実 ル
施 施
(5) その他
ー
○ 実績報告書等の提出
○ 額の確定通知の確認及び関係書類の整理保管等 ル
《学術図書の場合のみ》
○ 補助金の受領・支出
保管・整理が必要な証拠書類の例 (参考2)
<国際情報発信強化>
①「直接出版費」
(出版社等が作成した、見積書、契約書、納品書、請求書、領収書)
②「欧文校閲費」
(校閲者が作成した、見積書、業務完了報告書、請求書、領収書)
③「海外レフェリーへの郵送料」
(領収書)
④「物品費(消耗品費)」
(見積書、納品書、請求書、領収書)
⑤「旅費」
(出張依頼書、出張報告書、領収書)
⑥ 「人件費・謝金」
(出勤表、領収書)
⑦「会議費」
(見積書、請求書、領収書)
⑧「電子ジャーナル作成費」
(見積書、納品書、請求書、領収書)
⑨「その他の証拠資料」
(収支簿、補助金を受領・管理した専用の銀行口座の解約済み通帳)
<学術定期刊行物>
①「直接出版費」
(出版社等が作成した、見積書、契約書、納品書、請求書、領収書)
②「欧文校閲費」
(校閲者が作成した、見積書、業務完了報告書、請求書、領収書)
③「海外レフェリーへの郵送料」
(領収書)
④「その他の証拠資料」
(収支簿、補助金を受領・管理した専用の銀行口座の解約済み通帳、補助事業の実施期間を 含む刊行事業について申請団体の承認を得た決算書の写し、刊行物配付一覧)
<学術図書>
①「直接出版費」
(出版社等が作成した、見積書、契約書、納品書、請求書、領収書、費用計算書)
②「翻訳・校閲経費」
(翻訳・校閲者が作成した、見積書、業務完了報告書、請求書、領収書、費用計算書)
③「その他の証拠資料」
((共著図書の)著作権者全員の委任状、出荷先一覧表)
<データベース>
①「物品費(消耗品費)」
(見積書、納品書、請求書、領収書)
②「旅費(国内連絡旅費)」
(出張依頼書、出張報告書、領収書)
③ 「人件費・謝金(入力作業協力に対する謝金等)」
(出勤表、領収書)
④「その他(入力作業委託費)」
(入力作業委託業者が作成した、見積書、契約書、業務完了報告書、請求書、領収書)
「 〃(CD-ROM又はDVD-ROM等作成経費)」
(CD-ROM又はDVD-ROM等作成業者が作成した、見積書、納品書、請求書、領収書)
「 〃 (著作権使用料)」
(著作権者等が作成した、見積書、請求書、領収書)
⑤「その他の証拠資料」
(収支簿、補助金を受領(管理)した銀行口座の解約済み通帳、CD-ROM又はDVD-ROM等配 布先一覧)
( 参考3)
支 出 費 目 別 の 注 意 事 項
「データベース」(研究成果データベース)
支出 支出費目 品名等(例) 注 意 事 項
費目 (内訳)
(消耗品費) 文 房 具 類 ( 筆 記 ○ 入力作業に伴い必要となる物品のうち、原形の 用 具 、 各 種 用 紙 まま比較的長期の使用に耐えない物品もしくは比 類、トナー等) 較的破損しやすい物品又は反復使用に耐えるが価
格が少額な物品の購入費として使用できます。
記 録 メ デ ィ ア 類 ○ 「その他」、「雑」といった不明確な表現はしな 物 (CD/DVD 等 デ いでください。
ィスク、外付けハード ○ 研究機関に所属していない研究者等については、
ディスク、USB メモリ 次のとおりとしてください。
品 ー等) ・入力作業に伴い必要となる物品のうち、原則
として、単価10万円未満又は補助事業期間 入 力 機 器 周 辺 器 中(1年間)で消費する物品の購入費
費 具類(USBハブ、 ○ 左記例に挙げられていない物品を消耗品として USBケーブル等) 購入しようとする場合は、入力作業に伴い必要と なるかどうかについて対外的に説明可能なように、
入 力 用 ソ フ ト ウ 購入理由に関する「理由書」をあらかじめ作成し、
ェ ア ( 補 助 事 業 保管しておくなどしてください。
期 間 中 の デ ー タ なお、補助金使用の可否について不明な場合は、
作 成 補 助 等 専 用 事前に御相談ください。
の も の で 、 物 品 と し て 購 入 さ れ る も の の う ち 、 取 得 価 格 が 1 0 万円未満のもの)
( 国 内 連 絡 旅 連 絡 ・ 打 合 せ 旅 ○ 入力作業に伴い作成組織間等(作成代表者、作
費) 費 成分担者及び協力者等)で連絡・打ち合わせを行
う場合の旅費以外には支出できません。
なお、10万円程度までとします。
○ 研究機関に所属していない研究者等については、
次のとおりとしてください。
・「運賃+急行(特急)料金もしくは航空賃+
宿泊料+日当」を合計したものを上限として
旅 決めてください。
・運賃、航空賃の支払いはすべて実費とします が、最も経済的な通常の経路及び方法により 旅行した場合の旅費を上回らないものとし、
費 割引等がある場合には、その料金を適用して
ください。
・特急等を利用する場合、指定席料は支出でき ますが、グリーン料金は支出できません。
・急行及び特急料金は片道50 km 以上で使用 できます。
・宿泊料(飲食費は含まれません。)は、1泊 11,000円を上限としてください。
・日当は、1日2,000円を上限としてください。
・旅行先の都市内を移動する場合の電車賃等は、
当該旅行のために支給された旅費の日当から 支払ってください。
○ 支払いは、必ず事実確認のできる書類(出張依 頼書、出張報告書等)に基づいて行ってください。
( 参考3)
支出 支出費目 品名等(例) 注 意 事 項
費目 (内訳)
(入力作業協力 デ ー タ ベ ー ス 作 ○ 入力作業への協力をする者に係る謝金、報酬、
に 対 す る 謝 金 成 の た め の 入 力 賃金、労働者派遣業者への支払いのための経費に 人 等) 作 業 ( デ ー タ 記 限られます。
入 、 修 正 ・ 追 加 ○ 謝金の単価については、研究機関に所属しない
・ 確 認 、 変 換 ・ 研究者等にあっては、常識の範囲を超えない妥当 件 入 力 、 照 合 ・ 修 な額とし、適切に取り扱ってください。
正 ) へ の 協 力 を (参考:1日(8時間)当たり概ね 7,200 円を目 す る 者 に 係 る 謝 安としてください。)
費 金等 なお、作業内容に鑑み、謝金として支払うより
も効率的な使用方法がある場合は、他の使用方法
・ (例:入力作業委託、労働者派遣)によってくださ
い。
謝 ○ 支払いは、必ず事実確認のできる書類(出勤表
等)に基づいて行ってください。
○ 作成組織等へ出勤して作業を行う場合の交通費
金 及び支払いに係る振込手数料は、本経費に含めて
支出してください。
○ 「データ作成」、「データ入力」など不明確な表 現とはせず、具体的な作業工程に基づいた事項名 としてください。
(入力作業委託 デ ー タ ベ ー ス 作 ○ 入力作業に係る委託業者等への支払いのための 費) 成 の た め の 入 力 経費に限られます。(左記例に挙げている入力作 作 業 ( デ ー タ 記 業以外に係る支出は同一委託業者に委託する場合 入 、 修 正 ・ 追 加 でも使用できません。)
・ 確 認 、 変 換 ・ ○ 入 力 作 業 委 託 に 必 要 と な る 記 録 メ デ ィ ア 類 そ 入 力 、 照 合 ・ 修 (CD/DVD等)は、本経費から支出してください。
正 ) に 係 る 委 託 ○ 委託業者等への支払いに係る振込手数料、契約 費 書作成に係る印紙代は、本経費に含めて支出して
の ください。
○ 「データ作成」、「データ入力」など不明確な表 現とはせず、具体的な作業工程や入力内容等に基
他 づいた事項名としてください。
(CD-ROM又DVD- マスター作成代、 ○ 原盤の作成費用(マスター作成代)、複製代、
ROM等作成委託 複製代、 媒体となるディスク代のみが対象となり、付帯的 費) ディスク代、 に必要となるジャケット作成費、宣伝費、配布の ための送料、検索プログラムの開発経費等につい ては、補助金から支出することはできません。
○ 公開・配布のための CD-ROM等の作成費用のみ に使用でき、入力作業に必要となる記憶メディア 類としてのCD-ROM等の作成費用としては使用で きません。
( 参考3)
支出 支出費目 品名等(例) 注 意 事 項
費目 (内訳)
( 著 作 権 使 用 使 用 す る デ ー タ ○ 使用・公開するデータに著作権が働く場合は、
料) に係る複製権(著 著作権を侵害しないよう、著作権者から適正に許 作権法第 21 条) 諾を得ておいてください。
そ の 対 価 、 公 開 す る デ ー タ に 係 る 公衆送信権(著作
の 権法第 23 条)の
対価
他 (その他) 複写費、 ○ 左記例に挙げているもの以外の、図書購入費、
現像・焼付費、 撮影・録音代、システム管理費(サーバー借料等)、
通信費、 ホームページ構築費、交通費、等には使用できま
運搬費等 せん。
○ 複写費、現像・焼付費については、データベー ス作成のための入力作業に係るものに限られます。
○ 通信費、運搬費については、データベース作成
(入力作業、連絡・打ち合わせ、資料等の移動、C D等の頒布)に伴う郵便料、宅配便料、荷物運搬 料、運送保管料、梱包費等又は連絡のための電話 代、郵便代等に使用できます。
( 参考3)
支 出 費 目 別 の 注 意 事 項
「データベース」(学術誌データベース)
支 出 支出費目 品名等(例) 注 意 事 項
費目 (内訳)
(消耗品費) 文 房 具 類 ( 筆 記 ○ 入力作業に伴い必要となる物品のうち、原形の 用 具 、 各 種 用 紙 まま比較的長期の使用に耐えない物品もしくは比 類、トナー等) 較的破損しやすい物品又は反復使用に耐えるが価
格が少額な物品の購入費として使用できます。
記 録 メ デ ィ ア 類 ○ 「その他」、「雑」といった不明確な表現はしな 物 (CD/DVD 等 デ いでください。
ィスク、外付けハード ○ 入力作業に伴い必要となる物品のうち、原則 ディスク、USB メモリ として、単価10万円未満又は補助事業期間(1
品 ー等) 年間)で消費する物品の購入費。
○ 左記例に挙げられていない物品を消耗品として 入 力 機 器 周 辺 器 購入しようとする場合は、入力作業に伴い必要と 費 具類(USBハブ、 なるかどうかについて対外的に説明可能なように、
USBケーブル等) 購入理由に関する「理由書」をあらかじめ作成し、
保管しておくなどしてください。
入 力 用 ソ フ ト ウ なお、補助金使用の可否について不明な場合は、
ェ ア ( 補 助 事 業 事前にご相談ください。
期 間 中 の デ ー タ 作 成 補 助 等 専 用 の も の で 、 物 品 と し て 購 入 さ れ る も の の う ち 、 取 得 価 格 が 1 0 万円未満のもの)
(入力作業協力 デ ー タ ベ ー ス 作 ○ 入力作業への協力をする者に係る謝金、報酬、
に 対 す る 謝 金 成 の た め の 入 力 賃金、労働者派遣業者への支払いのための経費に 人 等) 作 業 ( デ ー タ 記 限られます。
入 、 修 正 ・ 追 加 ○ 謝金の単価については、常識の範囲を超えない
・ 確 認 、 変 換 ・ 妥当な額とし、適切に取り扱ってください。
件 入 力 、 照 合 ・ 修 (参考:1日(8時間)当たり概ね 7,200 円を目 正 ) へ の 協 力 を 安としてください。)
す る 者 に 係 る 謝 なお、作業内容に鑑み、謝金として支払うより
費 金等 も効率的な使用方法がある場合は、他の使用方法
(例:入力作業委託、労働者派遣)によってくださ
・ い。
○ 支払いは、必ず事実確認のできる書類(出勤表
謝 等)に基づいて行ってください。
○ 作成組織等へ出勤して作業を行う場合の交通費 及び支払いに係る振込手数料は、本経費に含めて
金 支出してください。
○ 「データ作成」、「データ入力」など不明確な表 現とはせず、具体的な作業工程に基づいた事項名 としてください。