数学での取り組み
~「見る力」を育てる~
長原 茉奈美
対象生徒
中学部2年生 女 A
☆ぱれっとの一番星☆
・待てるようになってほしい
・何らかの方法で自分の意見を表出できる ようになってほしい。
キャリア教育の視点
「かかわる」「くらす」「とりくむ」「はたらく」の4つの視点より
「とりくむ」・・・目の前のやるべきことに向かう。
自立度を高める。
「くらす」・・・「見る力」を向上することで自分の身の周りで 起きていることに気づき、日々の生活を豊かにする。
授業のねらい
・「目と手の協応」
・「集中力の向上」
例 型はめなど○△□の5つずつの型を使うことで視野を広めたり、物を 持って形の違いに気づくことができているかどうか
をねらった授業としている。
授業の工夫
○内容
・毎週火、木の数学が始まる前の移動時間を本人に教材を持たせ、使う教材に興味を 持ってもらい、自分で触る時間にした。これからの授業への見通しをもたせることに した。(モチベーションの向上を目指して)
・教室は何もないところで人があまり通らない静かな環境にした。
(集中力の向上を目指して)
・教材を使う間隔を3回までと短くした。
(限られた回数の中で見る力の向上を目指して)
○かかわり方
・マンツーマンで一つの机を通して二人だけの空間を作れるよう、周りに 生徒の興味関心をひきつけるような物がない、何も置かれていない教室への 変更をした。(授業への参加を高めることを目指して)
○配慮
・生徒の目と手の操作の範囲の配慮
・生徒がすぐ見てわかるような教材の配慮
生徒の様子
・得意なこと(○△□の型はめなど形に関するパズル)に関しては 主体的・積極的に行うようになった。
(教材を持ち、見続けたり触るなど)
・新しい教材(○の形をなぞったり、棒を持って線に沿うなど)に 関してはまだ苦手意識はあるが、取り組もうとする意欲が見られる ようになった。
将来に向けて
・卒業後は、周りからの支援を受けながらの生活となる生徒だが、
くらし・・・ほかの人の様子を見て自分の順番になるまで 待つことができる。(見る力)
とりくむ・・・できることから取り組み自信をつけ、
課題に最後まで取り組むことができる。
とりくむ・・・違いを理解し、選択することができる。