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American College of Sports Medicine

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Academic year: 2021

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学会参加レポート

American College of Sports Medicine ACSM 参加報告

塩津 陽子

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1 同志社大学大学院スポーツ健康科学研究科博士後期課程3年(Graduate School of Health and Sports Science, Doshisha University)

 この度は,同志社大学大学院生国際学会発表奨励金 を頂き,アメリカのデンバーで開催されたACSM第 64回大会に参加できましたことを心より御礼申し上げ ますと共に,以下の様に参加を報告致します.

1.発表内容・質疑応答について

 私が本学会で発表した内容は,“Intervention study on the exercise order of combined aerobic & resistance training in the elderly”というタイトルで,地域在住の 健常な高齢者を対象に有酸素運動とレジスタンス運動 の複合トレーニングの順序性が,体組成や筋力,そし て動脈スティフネスに影響を及ぼすのではないかとい う仮説について検証したものです.

 ポスター発表には複数の海外の研究者から様々な意 見を頂きました.有酸素運動の指標がないのではない かという意見に対しては,本来ならば最大酸素摂取量 の測定をするべきであったことを述べた上で,本研究 は動脈スティフネスに及ぼす影響をメインにしていた ため測定しなかったと答えました.また,複合トレー ニングの意義は何かという質問に対しては,加齢とと もに低下する心臓血管系の機能と減少する筋力・筋 量には有酸素運動とレジスタンス運動の両方が必要で あり,同じセッション内で実施できることにより,ト レーニングが単調にならず,また効率が良いのではな いかと考えていることを伝えました.さらに,参考文 献の一つに挙げた論文の著作者であるFigueroa教授に 私のポスター発表の場に来ていただき,この研究の方

法や結果について説明させていただきました.その中 で,脈波伝播速度の測定において,baPWVではなく

cfPWVを使用した理由を質問され,中心動脈の硬化度

を調べるためにはcfPWVがゴールドスタンダードと して使用されていることを説明しました.また,本研 究の国際誌への投稿を勧めて頂き,研究に対するモチ ベーションを高めることができました.

2ACSM参加の意義

 ACSMは,世界中の健康・スポーツ科学の研究者が 一堂に会する規模の大きな学会です.本学会に参加し て,海外の研究者と直に話をする貴重な機会を得るこ とができ,また,国際学会で行われている研究分野の 広さ,参加する研究者の多様性についても感じること ができました.特に,フィットネスの現場で指導して いるヨガインストラクターと話をする機会があり,ア メリカではがん患者のセラピーとしてヨガを取り入れ ていること,今後日本でも研修会をする予定があるこ となどの情報をいただくことができました.日本の学 会は敷居が高いイメージがありますが,本学会に参加 して,フィットネス指導者から最先端の研究者まで,

非常に熱心に,かつ,積極的に討論が行われているこ とが印象的でした.

3.終わりに

 私にとって初参加であった今回のACSMでの発表 は,現在行っている研究の意義を再確認することがで Doshisha Journal of Health & Sports Science, 10, 22-23(2018)

Figueroa 教授とポスター発表会場で Colorado Convention Center

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23 American College of Sports Medicine(ACSM)参加報告

き,また,今回の発表を今後の研究に発展させていか なければならないと強く感じる素晴らしい機会となり ました.今後はここで得た学びとモチベーションを原 動力にして,私自身の研究に邁進していこうと強く決 意しました.また,今後もチャンスがあれば国際学会

に参加し,様々な経験をしたいと思います.

 最後に,このような貴重な機会をご支援頂きました 同志社大学スポーツ健康科学会,そして指導教員の栁 田昌彦先生に深くお礼申し上げます.

オリンピックレジェンド Michael Phelps氏の特別講演

ACSM参加証

参照

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