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59th Annual Meeting of American College of Sports Medicine における研究発表

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Academic year: 2021

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平成24年度重点プロジェクト事業(海外派遣研究員等旅費)報告

59th Annual Meeting of American College of Sports Medicine における研究発表

前大純朗

  

  *鹿屋体育大学大学院体育学研究科

はじめに

 今回,平成24年5月29日〜6月2日の日程で,

アメリカ合衆国サンフランシスコにて開催された 59th Annual Meeting of American College of Sports Medicine(第59回アメリカスポーツ医学会:以下,

ACSM)に参加し,これまで我々が行ってきた研 究成果の一部を発表する機会を頂いたので,学会 大会の様子および私の発表内容について,ここに 報告する.

ACSM について

 ACSM は,約4万5千名以上の会員を擁し,

年に1度の学会大会には毎年5千名以上が参加す るなど,体力・スポーツ医科学の専門分野におけ る世界最大級の学術団体である.事実,私が今回 参加した第59回大会においても,参加者は過去最 多の6000名以上という報告があり,学会会場は,

スポーツ医科学を研究領域とする研究者や学生を はじめ,医師や運動指導者,および実践者等の参 加者で非常に盛況であった.

 学会大会では, ACSM が開催している「ACSM's 3

rd

World Congress on Exercise is Medicine」も同期 間・同会場内で行われており,一般発表に加え,

「Memorial lecture」,「Keynote lecture」,「Named lecture」,「President's lecture」など,各分野におけ る著名な研究者のレクチャーやシンポジウムなど の講演が,学会期間中,朝8:00〜夕方6:00ま で隙間なく行われていた.それらの内容はいずれ も興味深いものであり,1つの講演への出席者の 人数は,多いものでは1000名を優に超えるものも あり,私がこれまでに国内で参加した学会との規 模の違いに,強い衝撃を受けた.

 上述の講演に加え,希望者は,早朝に開催さ れ た「12

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Annual Gisolfi Fun Run」 や,「Cardio Tennis Workout」などの実技系の運動プログラム にも参加することができ,スポーツ関係の学会に ふさわしく,参加者は早朝から笑顔で汗を流して いた.また,学会中間日(5月31日)の夜には,

「International reception」という,アメリカ国外か らの参加者を対象とした交流パーティーも開催さ

学会会場 (Exhibit hall) の様子

講演会場の様子

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鹿屋体育大学学術研究紀要 第46号,2013

れ,私を含め,参加者らは様々な分野の研究者と 知り合う機会を得ることができた.

研究発表について

 私が今回発表した研究は,テーマが「Effects of resistance training with maximal voluntary co- contraction on neuromuscular function (Maeo S, Yoshitake Y, Takai Y, Fukunaga T, Kanehisa H )」で あり,その内容は「拮抗する筋群の最大随意同時 収縮によるトレーニングが神経筋機能に及ぼす 影響」について検証したものである.その内容 は,「拮抗する筋群を同時に収縮させ互いに抵抗 を掛け合うことで,負荷を与えるための外的な機 器や機材(バーベルやダンベル,マシン等)を必 要としない,新しい筋力トレーニング方法が成立 する」というものであった.本研究による結果 は,筋力のトレーニングとして,これまでに認知 されてきたものとは全く異なる方法の開発に繋が る非常に独自性の高いものと認められ,多くの研 究者の関心を集めた.発表はポスター形式であっ たが,大学院生のような若手研究者をはじめ,ス ポーツ科学に関連するジャーナルの編集委員を務 める著名な研究者からも様々な質問を受け,本研 究の魅力・問題点・次の課題など,様々な点につ いて話し合うことができ,非常に有意義な議論の 時間を持つことができた.

 学会会場内で使用された言語は勿論「英語」で あるが,私はカナダに留学の経験があり,現在も 英語の学習を続けているため,特に苦は無く他国 の研究者らとコミュニケーションをとることがで

きた.しかし,「英語」といっても,参加者は英 語を母国語としないヨーロッパ諸国の人々も多 く,また,英語を母国語とする国の人々であって も,アメリカ,カナダ,イギリス,オーストラリ ア,ニュージーランドなど,それぞれの国で(厳 密に言うと同一国内でも地方により)訛りが異な るため,聞き取りづらい・理解するのに時間がか かるなどの点を実感したこともまた事実であっ た.上述したような理由から,国際的に活躍する 研究者を目指すうえでの,英語の必要性を再確認 することができたと同時に,現在は,一刻も早く 本研究の成果を論文として国際的に公表し,次の 課題に取り組んでいきたいと考えている.

終わりに

 今回,私自身初の国際学会参加・発表というこ ともあり,多少の不安はあったが,自身の研究に 関する様々なアドバイスや,一般発表・講演から 多くの最新知見を得ることができ,非常に有意義 な経験となった.冒頭で述べた通り,ACSM は スポーツ医科学関係では世界最高クラスの学会で あるため,来年度以降も毎年参加・発表すること を目的として,今後の研究に精を出していきた い.

 最後に,本学会大会への参加・発表にご理解と ご支援を頂いたことに,感謝の意を表します.

International reception の様子

参照

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