• 検索結果がありません。

の断熱温度上昇式はひび割れ制御指針 20081)より,

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "の断熱温度上昇式はひび割れ制御指針 20081)より,"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)V-28. 第41回土木学会関東支部技術研究発表会. 簡易断熱試験機の実構造物への適用性に関する研究 法政大学 大学院. 学生会員 ○仙場 亮太. 法政大学 大学院. 学生会員. 新井 淳一. 正会員. 溝渕 利明. 法政大学. の断熱温度上昇式はひび割れ制御指針 20081)より,. 1.研究目的 マスコンクリートの耐久性を損なう要因の一つと. 以下の式を用いて算定した.. して,セメントの水和熱に起因する温度ひび割れが. Q(t)=Q_∞[1-exp{-γ(t-t0,Q)S}]. ある.この温度ひび割れの発生機構の解明,予測技. ここに,t:材齢(日). 術や制御技術を確立していくことは,コンクリート 構造物の耐久性向上を目指す上で重要な課題である. 近年,温度応力解析ソフトが普及しているが,一方 で解析結果と実構造物の温度履歴には差が生じてい ることが多い.これは,解析に用いる設計用値が必ず. Q(t):材齢 t 日までの断熱温度上昇量(℃) Q∞:終局断熱温度上昇量 (℃) γ:断熱温度上昇速度に関する係数 t0,Q:発熱開始材齢 (日) また現場 C では,実際に現場で使用している材料,. しも現場条件と一致していないことに起因すると考. 配合により,室内において簡易断熱試験及び断熱温. えられる.本検討では,軽量で運搬可能な発泡スチロ. 度上昇試験を実施することで,現場測定で得られた. ール製の簡易断熱容器を用いて,現場で断熱温度上. 結果の再現性を確認した.. 昇試験を行い,より精度の高い温度応力解析を行う. 190mm. ために,現場と同一条件での設計用値の取得を目指 すとともに,簡易物性評価試験の実用化に向けて,. 745mm. 簡易断熱容器で得られた計測結果と実構造物での計 測結果との比較検討を行い,実構造物への適用性に. 900mm. ついて評価を行った.. 1460mm. 2.実験概要. 300mm 100mm. 本検討では,3 箇所の現場において,実構造物の温. 900mm. 度計測結果と簡易断熱試験結果との比較検討を行っ た.簡易断熱容器の概略図および平面図を図-1 に,. 力学特性用. 各現場におけるコンクリートの条件を表-1 に示す.. 供試体. また,得られた温度履歴を基に同定解析を行い,断. 熱特性用 供試体. 1460mm. 図-1 簡易断熱容器概略図(上)と平面図(下). 熱温度上昇特性の比較検討を行った.コンクリート 表-1 各現場におけるコンクリート条件 構造物 形状. セメント種. 現場 A. 壁. 現場 B 現場 C. キーワード 連絡先. 中庸熱セメント. 水 W 156. セメント C 264. 壁. 低熱セメント. 165. 330. 底版. 高炉セメント B 種. 150. 300. 単位量(kg/m3) 細骨材 粗骨材 AE 減水剤 S G (C×%) 787 1110 2.84 山 砕砂 砂 893 5.87 634 271 836 1044 3. AE 剤 (C×%) -. 断熱温度上昇試験,簡易物性評価. 〒184-8584 東京都小金井市梶野町 3-7-2 法政大学大学院デザイン工学研究科. TEL. 042-387-628. 3.67 -.

(2) V-28. 第41回土木学会関東支部技術研究発表会. 3.試験結果 現場 A,現場 B,現場 C の温度計測結果及び簡易 断熱試験機より得られた温度計測結果を図-2 に示す 図-2 より,現場 C において,簡易断熱容器で得られ た温度履歴は実構造物と概ね一致しているものの, 現場 A,現場 B においては大きく異なる結果となっ た。また,各測定現場において得られた断熱温度上 昇係数を表-2 に示すとともに,終局断熱温度上昇量 Q∞,及び熱温度上昇速度に関する係数 γ での,簡易 断熱試験結果と実構造物結果との比較を図-3,図-4. 図-2 温度計測結果. に示す.表-2 から,各現場での簡易物性評価試験から 得られた断熱温度上昇特性と実構造物の断熱温度上 昇特性は概ね同様の傾向を示す結果となった.特に 図-3 に示すように,Q∞に関しては,両者の間に良好 な相関が得られたと考えられる.一方で,図-4 に示 すように,現場 A,B においては,上昇速度に関す る係数 γ が簡易物性評価試験と実構造物測定とで異 なる結果となった.各 3 現場において単位セメント 量が異なるため一概には言えないものの,簡易物性 評価試験と実構造物測定とで断熱温度上昇速度に与 える影響が異なるためと考えられ,今後更に検討を 重ねていく必要がある.. 図-3 断熱温度上昇係数の比較(Q∞). 4.まとめ 本研究で得られた結果より,簡易物性評価試験槽 を用いることで,実構造物の断熱温度上昇特性を推 定することの可能性を見出すことができたものと考 えられる.今後は,更さらに室内及び現場での測定 データを蓄積していき,実構造物と簡易物性評価試 験槽から得られる断熱温度上昇特性とが一致するた めの改善をさらに行っていく必要がある. 参考文献 1)JCI 社団法人日本コンクリート工学協会マスコン クリートのひび割れ制御指針 2008 図-4 断熱温度上昇係数の比較(γ). 表-2 各測定現場における断熱温度上昇係数 現場 A 測定箇所. 断熱温度 上昇係数. Q∞ γ β t0,Q. 現場 B. 現場 C. 簡易. 実構造物. 簡易. 実構造物. 簡易. 実構造物. 31 1.2 0.8 0.05. 36 1.8 0.8 0.05. 27.5 1.2 0.7 0.1. 28.5 1.6 0.6 0.2. 37.5 1.2 1.15 0.1. 41.3 1.1 1 0.179.

(3)

参照

関連したドキュメント

はじめに RC 構造物における温度ひび割れは,耐久性上大き な問題となるため,従来では,3 次元有限要素法FEM による応力解析が広く行われてきた。 一方で,実際の

結言 マイクロ波 ・ 温風併用加熱型デシカント空調機の合

Japan Concrete Technology Company (JC-tech).. 壁状構造物のひび割れ原因 コンクリート 拘束体 ◇温度膨張

人体周辺の温熱環境変化を考慮した アダプティブ制御 近 本 智 行

先述した熱電対計測システムから出力される 電圧に基づいて、ラバーヒータに供給する電力を 調整することにした。電力の調整は SSR

発熱体粉末層内の発熱量や温度分布の経時変化を予測す

3.ヒータ制御の熱モデル化に関する考察

加熱の影響を受けたコンクリートの力学的特性については,圧縮強度試験により検討さ れた例が比較的多く,