業ではなく、従来の公共事業を実施する理 由について示 した
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(2) に 対 して 国 庫 補 助 金 が 交 付 され る こ と、 ま た 各 種 の 税 が 課 さ れ な い こ とや 、 地 方 債 な どの 低 コ ス トの 資 金 調 達 が 可 能 で あ る な ど、 大 き な利 点 が あ る。 特 に、 土木 イ ン フ ラ分 野 の場 合 に は 、公 物 管 理 、 税 制 、 国 庫 補 助 金 に お い て 官 民 の 差 が 大 き く、 従 来 の 公 共 事 業 とPFI事. 業 との 間 で イ コ ー ル フ ッテ ィ ン. グ とな っ て い な い との 議 論2)が あ る 。 土 木 イ ン フ ラPFI事. 国 庫 補 助 金 の 観 点 か ら現 状 の課 題 を 考 察 す る。. 出典)内 閣府民間資金等活用事業推進委員会 資料 よ り作成 図‑1国. 土 交 通 省 所 管PFI事. 業 につ い て、公 物 管理 、税 制 、. 業 内 訳(平 成19年3月) (1)公 物 管理 の 問 題. 体 と の 共 同 事 業 を 含 む)で 施 して い る もの は36事. あ り、地 方 公 共 団体 が実. 業(公. a)公 物 管 理 法 の 規 定. 営 住 宅 等 、 港 湾 関連 施. 日本 経 済 団 体 連 合 会 は 「PFIの 推 進 に 関 す る第 二 次. 設 、 駐 車場 、都 市 公 園 、 下水 道 関 連 施 設 、市 街 地 再. 提 言 」 にお い て 、 「 現 状 、 必ず しもす べ て の公 共 施. 開 発 、 土 地 区画 整 理 、 道 の駅 、複 合 施設 、廃 棄 物 処. 設 分 野 に お い てPFIの. 理 施 設 、 浄 化 槽)で. 事 業 法 や 管 理 法 等 にお い て 、PFI事 業 者 の 法 的 地 位 が. あ る。(図‑1). 国 土 交 通 省 所 管 のPFI事 宅 ・官 庁 庁 舎(18件)で. 業 は、大部分が公 営住 あ り、 土 木 イ ン フ ラ分 堅 で. の 実 施 例 は 下水 道 事 業(4件)、 空 港 関 連 施 設(4件)な. 港 湾 関 連(4件)、. た め に 、 平 成17年2.月21目 るPFI推. 不 明 確 で あ っ た り、あ るい は様 々な 諸規 制 が個 別 事 業 法 に 存 在 して い る こ と に よ る 」 と指 摘 して い る。 これ に 対 して 、 国 土 交 通 省 は 、PFI事. どに 限 られ て い る。. 国 土 交 通 省 は 、 土 木 イ ン フ ラ分 野 で のPFI推. 展 開 が 見 られ な い の は 、 個 別. 業者 の法 的 地. 位 、 公 共 施 設 や 敷 地 の 所 有 権 の 帰 属 、PFI事 業 者 に 対 進の. す る 公 物 管 理 法 上 の 種 々 の 許 可 等 の 観 点 か ら、 現 行. に 「 国土交 通省 にお け. 法 に お い て も、PFI事 業 を進 め る上 で の 制 約 は な い と. 進 の 基 本 的 な 方 針 に つ い て 」 を 公 表 して い. る。 こ の 中 で 、PFIの 積 極 的 な推 進 と、PFI事 業 に 対. の 見 解 を 示 した 。 内 閣府 は 「 公 の 施 設 と公 物 管 理 に 関 す る 研 究 」 平. して 通 常 の 事 業 方 式 と 同 様 に 補 助 金 を 交 付 す る こ と. 成15年6月. を 明 確 に した 。 ま た 、PFI事 業 の 事 業 分 野 ・事 業 類 型. 理 の 主 体 の観 点 か ら3類 型 に整 理 し て い る 。 こ の 分. 等 の拡 大 を 図 る と と も に 、 事 業 件 数 を 平成14年. 分 類 に よれ ば 、 土 木 イ ン フ ラ の 大 部 分 は 、 類 型1に. の 件 数(17件)に 平 成18年. 対 して 、 平 成16年. 度 末 ま で に3倍. 度 末 ま で に2倍 、. とす る こ と を 目標 と した 。. 国 土 交 通 省 に よれ ば 、 平 成18年 件 数 は60件. 度末. で あ り、 設 定 した 目標 を 達 成 して い る。. の 実 施 事 業(官. 属 し て お り、 各 公 物 管 理 法 上 、 公 物 管 理 者 は 国 ま た は 地 方 公 共 団 体 と定 め られ て い る。(表. 度 末 の事業 の実施. しか し、 事 業 分 野 につ い て は 、 平 成14年. にお い て 、 公 物 管 理 法 に つ い て 、 施 設 管. PFI法 第7条2項. 一1). におい て、 「 選 定 され た 民 間 事 業. 者 は 、公 共 施 設 の整 備 等 を行 うこ とが で き る」 との. 度 末時 点 で. 規 定 が あ る も の の 、PFI事 業 と して 事 業 を実 施 す る た. 庁 庁 舎 ・公 営 住 宅 、 港 湾 関 連 施 設 、. め に は 、 個 別 の 公 物 管 理 法 上 の 規 定 に 適 合 して い る. 駐 車 場 、都 市 公 園 、 下 水 道 関 連 施 設 、 市 街 地 再 開 発 、 廃 棄 物 処 理 施 設 な ど)か. ら、 大 幅 な 拡 大 は な され て. いな い。. 必 要 が あ る。 代 表 的 な公 物 管 理 法 で あ る道路 法 にお い て は 、 同 法 第24条. の規 定 に よ り 「 道 路 に 関 す る工 事 の 設 計 及. び実 施 計 画 に つ い て道 路 管 理者 の承 認 を受 けて道 路 3。 土 木 イ ン フ ラPFIの. 導 入 促 進 を阻 む 諸 問題. に 関 す る 工 事 又 は 道 路 の 維 持 を行 う こ と が で き. 地 方 自治 体 が 公 共 事 業 と して 公 共 施 設 な ど を 整 備. る 。 」 と され て お り、 民 間 事 業 者 と の 事 業 契 約 に お. す る 場 合 に は 、 道 路 法 な どの 公 物 管 理 法 に よ り さ ま. い て 、 道 路 管 理 者 の 承 認 を 得 る こ とでPFI事. ざ ま な 権 限 が 与 え られ て い る こ と 、 施 設 の 建 設 な ど. 施 が 可 能 で あ る。. ―346―. 業 の実.
(3) 表‑1公. 民 間 事 業 者 が 行 い う る維 持 管 理 ・運 営 の 範 囲 は 、. 物管理者とその類型. 内 閣府 の 「 「 公 共 施設 等 の整備 等 にお いて 民 間 事業 者 の行 い得 る業 務範 囲 」 につ い て 」 にお い て 、 個別 公 物 管 理 法 上 の 業 務 範 囲 が 示 され て い る。 こ の よ うに 、PFI事 業 者 が 行 い うる業 務 の 範 囲 が 明 確 化 され た こ とに よ り、PFI事 業 の 契 約 書 上 で 各 業 務 範 囲 の 内 容 を 規 定 す れ ば 、 十 分 に リス ク移 転 が 可 能 で あ り、 業 務 の 範 囲 が イ ン フ ラPFI事. 業 の実 施 の障. 害 とはな ってい ない。 次 にPFI事. 業 期 間 と 占用 許 可 期 間 等 との 問題 は 、. 「 公 の 施 設 と公 物 管 理 に 関 す る研 究 」 に お い て 、 占 用 期 間 とPFI事. 業 期 間 の 不 一 致 に つ い て 、4つ. 由3)を 挙 げ 、 占 用 許 可 期 間 とPFI事 致 がPFI事. の理. 業 期 間 との 不 一. 業 を 推 進 して い く こ との 障 害 に な っ て い. る と の 指 摘 は 必 ず し も 妥 当 で な い と結 論 付 け て い る。 これ に対 して 、 「PFIの 推 進 に 関 す る 第 三 次 提 言 」 に おいては、 「 融 資 金 融 機 関 等 に とっ て 重 大 な リス ク 出典)内. 閣府:公. の 一 要 素 で あ る こ と にか わ りな く 、SPC4)が 資 金 を調. の施 設 と公 物 管 理 に 関 す る研 究,2003. 達 す る 上 で 条 件 が 不 利 に な る 可 能 性 が あ る。 」 と し、 下 水 道 法 に お い て も 、 同 法 第16条. の規 定 に よ り. 「公 共 下 水 道 管 理 者 以 外 の 者 は 、 公 共 下 水 道 管 理 者. PFI事 業 期 間 を 通 じて 占用 許 可 が 得 られ る よ う法 的 措 置 を 要 望 して い る 。 土 木 学 会 建 設 マ ネ ジ メ ン ト委 員. の 承認 を受 け て、 公共 下水 道 の施設 に 関す る工 事 又. 会 「 イ ン フ ラ整 備 を伴 うPFI事. は 公 共 下水 道 の施 設 の維 持 を行 うこ とが で き る。 」. の明 確 化 とそ の解 決 策 の提 言 に 向 けて 」 にお い て も. と さ れ て い る。 河 川 法 等 に も 、 同 様 の 規 定 が あ り、. 同様 の 指 摘 が な され て い る。. 現 在 の 公 物 管 理 法 に お い て もPFI事. 業 の実 施 は 可能. 近 年 の イ ン フ ラPFI事 拠 点PFI事. で あ る。 公 物 管 理 法 が イ ン フ ラPFI事. 業 の導 入 を阻 む要 因. 業形 成 の た めの課題. 例 で あ る 「『佐 原 広 域 交 流. 業 』 実 施 方 針 等 の 質 問 ・意 見 に 対 す る 回. 答 に つ い て 」(平 成19年8.月6目)に. お い て も、 民. 間 事 業 者 か ら は 「「(1)河川 区 域 内 の 土 地 の 占 有 、(2). とは な っ て い な い 。. 河 川 区 域 内 の 工 作 物 の 新 築 ・改 築 ・除 去 及 び 土 地 の 形 状 変 更 等 、(3)河 川 区 域 内 の 付 帯 事 業(施 設)に 関 す. b)民 間 が 行 い 得 る業 務 の 範 囲 と期 間 「PFIの 推 進 に 関 す る第 二 次 提 言 」 に お い て 、 「 民 間 事 業 者 が 行 い 得 る維 持 管 理 ・運 営 の 範 囲 、 公 物 管 理 法 が 規 定 す る管 理 委 託 期 間 とPFI事. 業 期 間 との 関. 係 、 占用 許 可 の 問題 な ど、 既 存 の 法 規 定 がPFI事. 業. る 許 可 は 、 香 取 市 が 得 る こ と と な っ て お り ます が 、 許 認 可 リス ク(許 認 可 手 続 き の 遅 延 等 に よ る 営 業 開 始 遅 延 等)は. 香 取 市 に 負 担 して い た だ け る も の と理. 解 して 宜 しい で し ょ うか 。 」、 「リス ク 分 担 表 で は 、 事 業 遂 行 に 必 要 な 各 種 許 認 可 取 得 の 遅 延 に 伴 う事 業. の 実 施 に 支 障 に な ら な い か 」 と指 摘 され て い る。 民 間 事 業 者 が 行 い うる 業 務 の 範 囲 に つ い て は 、. 期 間 の 変 更 、 中 断 、 延 期 、 契 約 解 除 等 に 伴 う追 加 費. 「 公 の 施 設 と公 物 管 理 に 関 す る 研 究 」 に お い て 、. 用 、事 業 費 の増 加 は民 間 が負 担 す る こ と とな って お. 「 本 類 型 に お け るPFI事. ります 。 国 ま た は香 取 市 が許 認 可 を取 得す る事 項 に. 業者 の位 置づ けは、 公物 管. 理 者 に は な れ な い が 、 公 物 の 整 備 ・管 理 作 用(公 力 の 行 使 を 除 く事 実 上 の 作 用)を の と思 わ れ る 。 」 と され 、. 権. 行 うこ とに な る も. 「 道 路 法 」 を例 と し て 、. 関 し て は 、 国 ま た は 香 取 市 の リス ク 及 び 費 用 負 担 と し て い た だ け ま せ ん で し ょ うか 。 」 との 質 問 が な さ れ て い る。 こ れ に対 して 、公 共 か ら は 「 許 認 可 リス ク に つ い. PFI事 業 者 の 業 務 範 囲 が 検 討 され て い る。. ―347―.
(4) 表‑2リ. ス ク分 担 表(案). 表‑3事. 業方式による課税の違い. 出典)佐 原広域 交流拠点PFI事 業 リスク分担(案),2007. て は 手 続 き の 遅 延 の 理 由 に よ る もの と考 え ま す 。 国. ※1:特 例措置がある。 ※2:建 物の原始取得者が、建設業者ではなく、PFI事業者で. 及 び 香 取 市 が 許 認 可 を 取 得 す る事 項 に つ い て は 国 及 び 香 取 市 が リス ク 及 び 費 用 を 負 担 し ま す が 、 事 業 者. ある場合。. は 当 該 許 認 可 取 得 に 際 し、 国 及 び 香 取 市 に 協 力 す る. 最初の使用 または譲 渡時に課税 され るとなってお. 義 務 を負 い ま す 。 」 との 回 答 が な され て い る。 許 認 可 に 際 して 事 業 者 側 の 協 力 が 不 十 分 な 場 合 の 占 用 許 可 取 得 の 遅 延 リス ク は 、 事 業 者 側 の 負 担 で あ り、 当 初 よ り事 業 期 間 と 占用 期 間 が 一 致 して い れ ば 、. この よ うに 、PFI事 業 期 間 と 占用 許 可 期 間等 が 異 な る こ とに よ り、 事 業 の継 続 に つ い て 、PFI事 業 者 の 立 場 が 不 安 定 で あ る こ と は 変 わ り な く、 事 業 者 が リス ク を 負 担 す る必 要 が あ る。(表‑2). 特別 目的会社が宅地取引業の免許を取得 している。 現在は、特別 目的会社 と建設会社間の工事請負契 約 において、特別 目的会社 が施設 を原始取得す る特 約 を設 けることによ り、不動産取得税の課税 を回避 イ ンフラ整備 には、建 築物 の建設 を伴 う場合が多 く、 これ らの施設 に不動産取得税が課税 され ること. PFI事 業 の 場 合 に は 、 事 業 主 体 と事 業 形 態 に よ り課 され る税 が 大 き く変 わ る。 施 設 完 成 後 にPFI事. 業者. か ら 公 共 に 施 設 の 所 有 権 を 移 転 す るBTO(Build. 画 税 等 が 課 税 され な い が 、 事 業 期 間 中 にPFI事 Operate. となれば、その影響ははか り知れない。BTO方 式 を採 用 した場合の不動産取得税 の非課税措置につ いて、 明確 にすべ きである。. Operate)方 式 で は 、 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 業者. Transfer)方. このよ うにPFI事. 業で実施す る場合には、従来の. 公共事業では課 されない税 が課 され ることか ら、事 業 の採算性 を悪化 させ、事業 の成立を阻害 してい る。. 式 の 場 合 に は これ らの税 が 課 され る。(表‑3). 特に、BOT方 式の場合には、BTO方 式では課 され な. 不 動 産 取 得 税 の 課 税 に つ い て も、BTO方 式 の 場 合 に は 「 建 物 の 原 始 取 得 者 がPFI事. 並び に維持 管理及び運営事業においては、特別 目的. している場合が多い。. (2)税 鯛 の 問 題. が 施 設 を 所 有 す るBOT(Build. PFI事 業の先行事例である調布市立調和小学校整備 会社 に対す る不動産取得税 の課税 を回避す るために、. 事 業 者 側 に 占用 許 可 に 関 す る リス ク は 発 生 しな い 。. Transfer. り、課税担当によりその判断が分かれている。. 業 者 か ら建 設 を請 け. い市町村税 である固定資産税及び都 市計画税が課 さ れ るた め、課税相 当分の事業費 が増加 す る。都 道府. 負 っ た 建 設 業 者 で は な く 、PFI事 業 者 自身 で あ る と認. 県がPFI事. 定 さ れ る場 合 に 非 課 税 と な る。 」 との 見 解 が 内 閣 府. 産税及び都 市計画税 として都道府県の予算 が、市町. よ り出 され て い る が 、 そ の 取 り扱 い に つ い て は 地 方. 村に移転す ることとなる。. 税 を 所 管 す る 総 務 省 か らは 公 式 な 見 解 が 出 され て い な い。 不 動 産 取 得 税 は 地 方 税 法73条. 業をBOT方. 式で実施す る場合 は、固定資. 地方 自治体の会計は、地方 自治法第209条. の規定. により、一般会計 と特別会計に区分 されている。 の2項. の 規 定 に よ り、. ―348―. 固定資産税及び都 市計画税 は、市町村の収入 とし.
(5) 入 で きる従来の公共事業の方が経済的な負担が少 な い こととなる。 PFI法 第16条. において、 「 国及び地方公共団体は. 特定事業の実施 を促進す るた め、必要 な財 政上の措 置 を講ず る」 と規定 され、PH基 本方針 において も 「 財 政上の支援については、本来公共施設等の管理 者 等が受 けるこ とのできる支援の範 囲内で、民間の 選定事業者 が受 け られ るよ うに配慮す るこ と」 とさ れているが、PFI事 業で も国庫補助金が従来の公共事 出典)住信基礎研究所資料を加筆修正 図‑2PFI事. 業 と同様 の条件で交付 され なければ、地方 自治体が. 業に関する租税及びサービス対価の流れ. PFI事 業を実施す ることにはならない。 現在 の国庫補助制度 は、事業 ごとの補助金交付規. て一般会計 に計上 され る。 下水道事業会計や港営事. 則 によ り補助採択要件 が規定 されてお り、施設の所. 業会計な どの特別会計においては、一部の例外5)を. 有状況や実施主体な どによ り、PFI事 業の場合には国. 除いて一般会計の収入 を特別会計に繰 り入れ ること. 庫補助金が交付 されない場合がある。. はで きないため、PFI事 業による市町村税収入の増加. 例 えば国庫補助 金の適用 に際 し、施設 の所有が地. に よる恩恵 を特別会計が受 けることはできない。そ. 方公共団体に限定 されている下水道事業や道路事業. のため、市町村 が特別会計でPFI事. な どでは、事業期間中の施設 の所有がPFI事. 業 を実施 した場. 業者で. 合 には、特別会計上の財政負担が税相 当分増加 す る. あるBOT方. こととなる。(図‑2) 一般会計の場 合にお いて も、現在 の予算制 度では、. BTO方 式による事業方式で しか実施できない。 「 地方公共団体がPFI事 業を実施する際の補助金等. 地方 自治体内部で個別事業 に予算 が配布 されるため、. の適 用 に関す る国土 交通省基 本方針 」 におい て、. 式では国庫補助金が交付 されないため、. PFI事 業の実施によ り、税相当分の支出が増加する場. 「BTO、BOTと もに、PFI事 業で整備 された公共施設. 合 には、個別事業の事業費 が増加す るため、従来の. に対 し、補 助 金 を一括 交付 す る こ とは可 能 で あ. 公共事業 として事業が実施 され ることとなる。. る。」 との方針が示 されているが、個別 プロジェク. 以上 の理 由によ り、都道府県 ・市町村 の場合 とも 税負担の増加に より、事業形態がBTO方. 式 に限定 さ. れることになる。 税制が土木イ ンフラPFI事 ひ とつ となっている。. トにより審査6)を 行 う必要があ り、国庫補助金 の交 付 を事業契約時には確定で きない。 事業検討段階で地方 自治体 と国 との間で国庫補助. 業の進展 を阻む要因の. 採択 について協議 をお こな うが、PFI事 業の場合には 民間事業者 か らの提案に よ り最終的 に施設 の詳細が 決 まるため、現在 の制度で想 定 していないよ うな薪. (3)国庫補助金の問題. 技術の採 用な ど、提案 内容 によっては、補助採択要. 土木イ ンフラ事業を実施す る場合、多 くの事業 に 国庫補助制度があ り、補助率が25〜60%程. 度 と事業. 費全体に占める割合が非常に大きい。 PFI事 業 として実施す る際に、国庫補助金が交付 さ れない場合 には、 この国庫補助金相 当分 の コス トを PFI事 業で低減 させ る必要があるが、事業費に占める 国庫補助金の割合は大 きく、PFI事 業 の実施 により国. 件に該当 しない可能性は否定で きない。 国庫補助金不交付時の取 り扱いは、地方 自治体 と PFI事 業者 との間での質疑 応答の中で明確 にされる場 合が多 く、国庫補助金 の交付決定額が当初 の想 定 よ りも不足す る場合 には、その不足分 を地方 自治体の 財源 で負担す ることが一般的である。 そのため、地方 自治体 に とっては国庫補助金が交. 庫補助金相 当の事業費 を削減す ることは困難 である。. 付 されない場合 には、従来 の公共事業 よ りも財 政負. PFI事 業で実施 した場合 に国庫補 助金が交付 されな. 担が増加す る可能性があ る。 また、事業者側 には地. いな らば、地方 自治体に とっては、国庫補助金 を導. 方 自治体が財政負担の増加 を理 由と して、事業契約. ―349―.
(6) を締結 しない とい うリスクが存在す ることとなる。. 4.土. 地方 自治体 ・PFI事業者 とも、国庫補助金の交付 リ スクが存在す ることになる。 また、施設整備 費に国庫補助金が交付 され る場合 には、駐 車場(交 通安 全施設整備事業)を 除き、施. 木 インフラPFI事 業が進む下水道事業. (1)下水道分野におけるPFI事 業 土木イ ンフラ分野のPFI事 いて、平成19年3月 表‑4下. 設の完成時 に国庫補助金 が一括で交付 され る(施 設. 業は、下水道分野に象. 時点で実施方針が公表 されてい. 水道事粟におけるPFI実 施例. 整備 が複数年度にわた る事業の場合は、単年度 ごと に完成部分 に対 して交付 され る)た め、施設完成以 降に年度 ごとに施設整備費 を分割 して支払 うことは 認 め られていない。 そのため、施設整備費 について は、地方 自治体は施設 の完成後に、事業期間 を通 し て、PFI事 業者 によるサー ビスの提供の状況に応 じて、 支払額 を変動 させ る とい う事業スキー ムは採 用でき ない。 国庫補助金 の交付 を受 ける場合 は、国土交通省所 管補助金等交付規則 において、国庫補助金以外 の予 算 について も全額 を地方 自治体の予算化す ることが 義務付 けられ ている。そのため、補助金以外 の予算. る事 業 数 は4件. も施設完成時に一括で支払わねばならず、PFI事 業の. る。 実 施 主 体 は 、 東 京 都 ・横 浜 市 ・大 阪 市 で あ る。. 効果 の一つである財政支出の平準化 の効果を享受で. あ り、 うち3件. が 供 用 開 始 され て い. 事 業 内 容 は 、 下水 処 理 の過程 で発 性 す る消 化 ガ ス を ガ ス エ ン ジ ン の 燃 料 と して 活 用 し た 発 電 事 業 が3. きない。 また、この国庫補助金 以外 の予算 については当該 年度に地方 自治体 の予算 として明示す る必要7)が あ り、民間資金 を活用す ることが難 しい。. 件 、 下 水 汚 泥 の 焼 却 に よ り得 ら れ る 焼 却 灰 の 有 効 活 用 事 業 が1件. で あ る。(表‑4). 消 化 ガ ス の有 効 利 用 で は 、発 電 に よ る地方 自治体. 公表 され てい る実施方針等 か ら、国土交通省所管. の財 政 負 担 の 削減 だ け では な く、 ガ ス利 用 に よ る温. のPFI事 業の民間資金の活用状況 を整理(平 成18年. 室 効 果 ガ ス の 削 減 が そ の 効 果 と して 挙 げ られ て お り、. 11月 時点)す ると、国庫補助金交付対象事業は23件. 経 済 性 と環 境 性 を 両 立 す る 事 業 と な っ て い る。 供 用. あるが、2件 を除いて国庫補助金以外 の予算は、地方. を 開 始 して い る事 業 の 概 要 を次 に示 す 。. 自治体が地方債等 によ り直接調達 してい る。PFI手 法 は民間資金 の活用 をその主 旨 としてい るものの、国 土交通省所管事業 においては、民間資金 がほ とん ど. a)森 ヶ 崎 水 処 理 セ ン ター 常 用 発 電 設備 整 備 事 業 PFI事 業者 は 、 森 ヶ崎 水 再 生 セ ン タ ー 内 に 、 下 水 汚 泥 か ら発 生 す る消 化 ガ ス を活 用 した 非 常 用 及 び 常 用. 活用 されていない。 現在 、各 自治体 とも厳 しい財政状況の 中で、財政 再建 に取 り組 んでお り、公共事業の削減 に よる実質. 発 電 設 備 を整 備 して い る。 本 事 業 で は 、 非 常 用 発 電 部 分 はDBO(Design. Build. 公債費比率の引き下げに努 めている。そのため、従. Operate)方 式 に よ り事 業 を 実 施 し、 国 庫 補 助 金 及 び. 来の公共事業 と同様に地方債 が必要 となるPFI事. 地 方 債 に よ り東 京 都 が 資 金 調 達 を 行 っ て い る。 常 用. 業. の実施は難 しい。. 発 電 相 当 部 分 は 、 民 間 事 業 者 が 自 ら資 金 調 達 を 行 っ. この ような中で、国庫補助金以外の予算に民間資. て い る。. 金 を活用す ることができれば、土木イ ンフラPFI事 業の進展に寄 与す ることとなる。国土交通省所管事 業において、国庫補助金以外 の予算 に民間資金 を活 用 した事例が下水道事業に2件 ある。. b)改 良 土 プ ラ ン ト増 設 ・運 営 事 業 PFI事 業者 は 国 庫 補 助 金 以 外 の予 算 を 自 ら調 達 し、 北 部 第 二 下 水 処 理 場 内 に 改 良 土 プ ラ ン トを整 備(既 存. ―350―.
(7) プラン ト施設 の増設)し てい る。施設整備後、所有権. (3)下水道事粟における国庫補助 と民間資金の導入. をPFI事. a)国 庫補助金の導入. 業者か ら横浜市へ移転す るBTO方. 式 を採用. している。PFI事 業者は、改 良土プラン トの管理 ・運 営を行い、良質 な埋 め戻 し材 となる改良土(下水道工 事 等で掘削 された建設発生土 と市が有償で供給す る. 下水 道事業 の国庫補 助 金 は、施設整 備費の50〜 55%に 相 当す る額 を補助す るものとなっている。補 表‑5下. 水道事粟におけるPFI事 業の比較. 焼却灰 を混合)を製造す る事業である。 PFI事 業者 は、施設の建設、維持管理、事業運営 に 要す る費用 を改良土処理費(製造 した改良土を販売 し て得 る収入)に よ り回収する。 c)津守下水処理場消化ガス発電設備整備事業 PFI事 業者 は国庫補助金以外の予算を 自ら調達 し、 津守下水 処理場 内に消化ガス発電設備 を建設 してい る。発電設備の建設後、所有権 をPFI事. 業者か ら大. 阪市へ移転す るBTO方 式を採用 している. 民間事業者 は、常用発 電設備 の建設 ・管理 ・運営 費用 を、電力及び温水(汚 泥消化槽 の加温用)を 市へ 供給す ることによるサー ビス対価により回収す る。 表‑6下. 水道事桑におけるBTO.BOT方. 弐の比較. (2)各事業の特徴 東京都、横浜市、大阪市 のPFI事. 業 とも国庫補助. 金 を受 けた下水道事業 であるが、事業形態は異なっ てい る。東京都型 、横浜市型、大阪市型 と名 づけ以 下にその特徴 を示す。(表‑5) (1)東京都型 国庫補助事業 と民間事業 とを組み合わせPFI事. 業. を実施 している。 (2)横浜市型 施設建設費 の国庫補 助金 以外 について民間資金 を 導入 している。PFI事 業者は負担 した費用 をPFI事 業 の収益 によ り回収す る独立採算型の事業形態で ある。. 出典)東 京 下水道PFI研 究会:下 水道初のPFI‑年. 間6億 円. の電力 コス ト削減 への挑戦,環 境新 聞社,2004を 加筆修正. (3)大阪市型 施設建設費 の国庫補助金 以外 について民間資金 を 導入 している。PFI事 業者は負担 した費用 を市か ら 支払われ るサー ビス対価 に より回収す るサー ビス 購入型の事業形態である。. 助 額 が 大 き い た め 、 国 庫 補 助 対 象 事 業 の場 合 に はPFI 事 業 と して 実 施 す るた め に 、 国 庫 補 助 金 の 導 入 が 不 可欠 で ある。 下 水 道 法 第3条. 横浜市型 、大阪市型では施設建設費 の国庫補助金 以外 の予算 について民間資金 を導入 してい る点に特 徴がある。. で は 下水 道 施 設 の 管 理 主 体 を 下 水. 道 管 理 者 に 限 定 して お り、 民 間 事 業 者 が 管 理 者 と な り、 施 設 の 建 設 、 維 持 管 理 等 を行 うこ とが で き な い 。 ま た 、 下 水 道 事 業 の 国 庫 補 助 金 は 、 同 法 第34条. に. よ り、 公 共 下 水 道 の 設 置 、 改 築 に 関 わ る 国 の 補 助 は. ―351―.
(8) 地方公共団体 を対象 としてお り、民間事業者 へ直接 交付す ることはできない。そのため、民間事業者 が 主体 とな って施設を整備 ・所有 ・運営す るBOT方. 式. は採用できない。(表‑6) 現在下水道事業のPFI事. 業は、建設後に施設の引. き渡 しを公共側が受けること(BTO方 式)に よ り実施 されてお り、国庫補助対象事業 の場合 には国庫補助 金の交付 を受 けている。 図一3下 水道事桑における民間資金の導入概念図 b)民 間資金の活用 先 に述べた とお り、施設整備費に国庫補助金 が交 付 される場合 には、補助金等交付規則 において補助. 施設整備費の国庫補助金以外の事業費 をPFI事. 業者. 金 以外 の予算 について も全額 を予算化す ることが義. は工事負担金 として市 に納 付 し、市は施設完成時 に 一括 して国庫補助金 と工事負担金 を事業者 に施設整. 務付 け られてお り、補助金以外の予算を当該年度に. 備費 として支払 ってい る。従来 の公共事業 では、国. 地方 自治体の予算 と して明示す る必要があるた め、. 庫補助金以外 の予算は、地方 自治体が地方債 な どに. 民間資金 を活用す ることが難 しいことを指摘 した。. よ り調達す る必要 があ るが、 この費用 を事業者が金. 横浜市及び大阪市の下水道PFI事. 業では、施設整. 融機関等か ら調達 し、事業開始 当初 に負担す るため、. 備費 の国庫補助金 以外 の予算 について、民間資金 を. 施設整備 時に両市 とも市の予算 を活用す る ことな く. 導入 して いる。 この民間資金の導入 には複雑な手法. 事業を実施 している。. を用いている。. 特に大阪市の場合には、サー ビス購入型 を採用 し. これ らの事業では、施設の完成後 に所有権が公共. てお り、民間事業者 が負担 した施設整備費相 当分を. に移転す るため、所有権が公共に移転 された施設 は. サー ビス対価 として事業者 に支払 う事業形態 をとっ. 下水道施設 と して、地方 自治法上 の行政財産 となる。. てい る。事業者は 当初 に負担 した工事負担金 を事業. 行政財産 は、同法第238条. の4第1項. の規定によ. り、貸付及び私権の設定ができない8)と されている。 行政財産の貸付 については、PFI法 第11条 第6項. 期 間に亘 って、サー ビス対価か ら回収す る仕組 み と なっている。. の2の. の規定に より認 められている。 これに対 して. 私権 の設 定 につ いては、地方 自治 法上の私権9)が 「地上権 、地役 権等 の用益 物権 だ けでは な く、質. 5.土. 木 イ ンフラPFI事 業への適用可能性. 土木イ ンフラに関す る現在 の個別公物管理法では、 一部 の例外 を除いて施設の整備 主体 は公共団体 と規. 権 ・抵 当権等 の担保物権」 を意 味す るこ とか ら、事 業者 が事業 を実施す るための施設使用権及 び営業権 等の権利 を発生 させ、それ を売却す ることは現行法 業者 よ り所有. 権が移転 された施設について、下水道法第16条 に基 づ く維持承認 によって下水道施設の管理権 限を民間. なるが、下水 道法 と同様に河川 法、道路法にお いて も維持承認に対応す る許認 可制度が あ り、下水道事 業 と同様 の事業スキームを採用すれば、PFI事 業に民 間資金の活用が可能 となる。. 事業者に代行 させている。 具体的には、PFI事 業者が事業期間に亘 り排他的に 施設 の管理権限 を代行 でき る公共下水道施設の維持 についての承認 を得る ことができるよ うPFI事 契約書に規定 し、承認費用 をPFI事. によ り交付団体は公共団体 と規 定 されてい る場合が 多い10)。 このため事業形式はBTOを 採用す ることと. 上認め られていない。 そ こで、横浜市 ・大阪市ではPFI事. 定 されて いる。補助金 について も、補助金交付規則. 業の. 業者 が工事負担. 金 として負担 している。(図‑3). ―352―. 独立採算性 での事業化 が可能 な場合には横浜市型 PFI事 業、採算性が厳 しい事業の場合には、安定 した 収入が得 られ る大阪市型PFI事. 業を採用す ることに. な る。 大阪市型の事業形式は、独立採算での事業化が難.
(9) の経営に伴 う収入をもって充てることが適 当で. しい 土 木 イ ン フ ラ 事 業 へ の応 用 が 可 能 で あ る。. ない経費」、 「当該地方公営企業の性質上能率 6.ま. 的な経営 を行なってもなおその経営に伴 う収入. とめ. 土 木 イ ン フ ラPFI事. のみをもつて充てることが客観的に困難である. 業 の 実 施 を 阻 む 原 因 と して 指. と認 められ る経費」について、地方公共団体の 一般会計又は他の特別会計において 、出資、長. 摘 さ れ て い る 「 物 管 理 ・税 制 ・国 庫 補 助 金 の観 点 か らそ の 現 状 と課 題 を明 らか に した。. 期の貸付 け、負担金の支出その他の方法により. 「 物 管 理 の問 題 で は 、現 行 の個 別 「物 管理 法 の規 定 上 で もPFI事. 負担す るもの とされている。. 業 の実施 が 可能 で あ る こ とを示 し、. 特別会計 には、国民健康保 険事業 、下水道事業、. 民 間 が 行 い 得 る業 務 の 範 囲 と期 間 に つ い て 、 業 務 の. 介護保険事業、後期高齢者 医療事業等、高速鉄. 期 間 の 規 定 に よ り民 間 事 業 者 の 地 位 が 不 安 定 に な る. 道事業などがある。. こ とを 示 した 。 税 制 の 問 題 で は 、 事 業 方 式 の 違 い に よ る課 税 及 び 不 動 産 取 得 税 が 事 業 に 与 え る影 響 に つ い て示 した 。 国 庫 補 助 金 の 問 題 で は 、 補 助 金 が 交 付 され な い 場 合 に 従 来 の「 共 事 業 を実施 す る理 由に つ い て示 す と と も に 、 土 木 イ ン フ ラPFI事 活 用 で き な い こ と がPFI事. 6) BOT方 式で補助金 を導入す るためには次の条件 を満たす必要がある。 (1)長期安定的に「共施設等を管理 ・運営できるか (2)最終的にその「共施設等が「共に移転 され るこ とが担保 されているか. 業 に おい て 民間 資金 が 業 の普及 の障 害で あ るこ. (3)補助金等適正化法の適用条件 (目的外使用の制 限、財産処分の制限等)をPFI事. とを 示 した 。. るか. 民 間 資 金 の 導 入 の観 点 か ら 下 水 道 事 業 に つ い て 、 各 事 業 に お け る特 徴 か ら事 業 類 型 と して の 整 理 を 行. 7) 国土交通省所管補助金等交付規則 3号. い 、他 の 「物 管理 法 が あ るイ ンフ ラ事 業 へ の導 入 の. 第5条2項. 「 地方 自治体である補助事業者等は、補助. 金等について、当該地方 自治体の歳入歳出予算. 可 能 性 を示 した 。 現 在 のPFI事. 業者が了承す. における予算科 目別 の計上金額 を明 らかにす る. 業 に は さ ま ざ ま な課 題 が 残 され て お. 調書を作成 してお くべ きこと」 8)平 成18年 の地方 自治法の改正により、特別な. り、 個 別 事 業 を詳 細 に検 討 す る こ と に よ り、 今 後 に 生 か して い か な け れ ば な らな い 。. 場合に限 り私権(地 上権 と地役権)の 設定が可 能 となった。. 【 補注】 1). 宮本 和 明 「 イ ン フ ラPFIの 委 員 会2003年. 度 報 告 書 』p.5や 小 路 泰 広. イ ン フ ラPFIに. ただ し、私権が設定できるのは、鉄道事業者 な. 意 義 」 『PFI研 究 書 「 土木. お け る適 切 な リス ク 分 担 に 向 け. 土 木 学 会 建 設 マ ネ ジ メ ン ト委 員 会PFI小 会:イ. ン フ ラ整 備 を 伴 うPFI事. 9) 松本英昭: 新版逐条地方 自治法,学 陽書房 pp.869‑870, 2005. て 」 『土 木 技 術 資 料 』2004. 9, pp.58‑63等 2). どに限定 されている。. 委員. 10) 国土交通省: 国土交通省所管事業へのPFI活 用参考書, 地方公共団体がPFI事. 業形成 の ため の. る際の国の補助金等の適用状況, p.249を 参照の. 課 題 の明 確 化 とそ の解 決策 の提 言 に向 け て. こと。. 2003年 度 研 究 報 告 書, pp.69‑70, 2004 3). 4). 内 閣 府:「. の施 設 と「 物 管 理 に 関す る研 究 (中. 間 報 告‑そ. の2),. Special. Purpose. 【 参 考文 献 】. p.30, 2003 Company. 1). (特別 目的 会 社):. 2). 社 の こ と。 地 方 公 営 企 業 法 第17条. 内 藤 滋 ・宮 崎 圭 生 ・ 杉 本 幸 孝: PFIの 法 務 と 実 務, 金 融 財 政 事 情 研 究 会, 2006. あ る特 別 の事 業 を 行 うた め に 設 立 され た 事 業 会. 5). 業を実施す. 東 京 下 水 道PFI研. 究 会: 下 水 道 初 のPFI‑年. 間6. 億 円 の 電 力 コ ス ト削 減 へ の 挑 戦, 環 境 新 聞 社,. の2に お い て 、 地 方 公. 営 企業 の経 費 で 「 そ の性質 上 当該地方 公 営企業. ―353―. 2004.
(10) 3). 美 野 輪 和 子: 社 会 資 本 整 備 とPFI‑公 共 サ ー ビ ス に お け る 官 民 の 役 割 分 担‑,. レフ ァ レン. ス, pp.43‑44, 2005 4). 9). 第 二 次 提 言, 2002 10). 土 木 学 会 建 設 マ ネ ジ メ ン ト委 員 会PFI小 会: イ ン フ ラ整 備 を伴 うPFI事. 委員. 業 形成 の ため の. 5). 11) 内 閣 府: 公 共施 設 等 の 整 備 等 に お い て 民 間 事 業 者 の 行 い 得 る 業 務 範 囲 に つ い て, 2004. 小 路 泰 広: 土 木 イ ン フ ラPFIに. お ける適切 な リ. 業 業 務 要 求 水 準 書, 2007 13) 目 田利 之:. 63, 2004. 8). PFI手. 法 を 活 用 した 消 化 ガ ス発 電. 事 業 の 建 設 ・運 営 段 階 に お け る 課 題 に つ い て,. 三 井 真: 行 政 マ ン の た め の 自治 体PFI相. 談 室,. 第45回. 下 水 道 研 究 発 表 会 講 演 集, pp380‑. 340, 2008. 東 洋 経 済 新 報 社, 2004 7). 日本 経 済 団 体 連 合 会: PFIの 推 進 に 関 す. 12) 国 土 交 通 省 ・香 取 市: 佐 原 広 域 交 流 拠 点PFI事. ス ク 分 担 に 向 け て, 土 木 技 術 資 料, pp.58‑. 6). (社). る第 三 次 提 言 〜PFI法 の 見 直 しに 向 け て, 2004. 課題 の 明確 化 とそ の解 決策 の提 言 に 向 けて 2003年 度 研 究 報 告 書, 2004. (社) 日本 経 済 団 体 連 合 会: PFIの 推 進 に 関 す る. 国 土 交 通 省: PFI事 業 者 の 公 物 管 理 法 上 の 位 置 づ. 14) 臼 田利 之: 学 校PFIに. お け る地域 との連携 に. け に つ い て の 考 え 方, 2002. 関 す る 考 察‑京 都 御 池 中 学 校 ・複 合 施 設 整 備 事. 内 閣 府: 公 の 施 設 と公 物 管 理 に 関 す る研 究 (中. 業 を 事 例 と して‑, 創 造 都 市 研 究, pp.53‑72, 2007. 間 報 告‑そ. の2),. 2003. A Study of Developing. Private Finance. Initiatives. in Local Government's. Infrastructure. By ToshiyukiUSUDA PFI (PrivateFinanceInitiative)helps to deliverhigh qualitypublic servicesandensurethat publicassetsare deliveredon time and to budgetby requiringthe privatesectorto put it's own capitalat risk. PFI alsohelps to deliverclear levelsof serviceto the publicover the long term. Thereare few infrastructurePFI projects,other than sewer and wastewater treatment facilities, in Japan. In this study, the problems within the local government'sinfrastructurePH projectsfrom a view of the administrativelaw, taxationand subsidysystem, are considered.The analysisof sewer and wastewatertreatmentfacilitiesPFI projectsshowsthe possibilityof developinginfrastructurePFIprojects.. ―354―.
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