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公共下水道整備計画 上越市公共施設等総合管理計画(基本方針)・個別施設計画 上越市ホームページ

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Academic year: 2018

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(1)

上越市公共下水道整備計画

平成 23 年 10 月

上越市

≪平成29 年4 月更新≫

(2)

Ⅰ 各種整備計画の策定について

1 整備計画策定の経緯と目的

平成 22 年度実施した「事務事業の総ざらい」の結果、各施設の整備や修繕において、 統一的な整備基準やそれに基づく市全体を取りまとめた事業計画がないため、緊急性が高 いにも 関わ らず 整備 が先 送り にさ れて しま うケ ース や地 域間 にお いて整 備水 準の 均衡が 図られていない事例が顕在化していることが判明しました。

また、地域事業費制度の見直しにより、これまでの事業費枠の管理から事業そのものの 管理へと移行し、今後は、事業の優先度に基づき真に必要な事業を実施していくこととし ています。

これらのことから、相当数の事業が想定され、計画的に事業を進めなければならない3 分野、10のカテゴリーについて、全市的な視点に立って優先度を設定した整備基準などを 盛り込んだ整備計画を策定しました。今後は、この計画に基づいて施設整備や大規模修繕 などを実施することにより、効果的かつ計画的な行財政運営を一層推進していきます。

なお、平成27年度以降に策定・更新する各種整備計画は、第5 次上越市行政改革推進 計画に記載した「各種整備計画の策定と運用」の取組として位置付けるとともに、平成26 年度に実施した「事務事業の総点検」の結果を反映したものとなっています。

2 整備計画の内容等

整備計画は、同種の分野ごとに事業の優先度を付けるための整備基準及びその基準に基 づき、事業の優先順位や個別事業名、事業概要等を盛り込んだものです。整備基準は、事 業の継続性や耐震化、建築経過年数、避難所指定の有無、用地確保など事業実施に向けた 熟度及び利用の状況などの観点から評価項目を設定しています。

今後は、この整備計画を基本として、全市の均衡ある発展に向けて計画的に事業を進め ていきます。ただし、緊急を要する整備等が必要となった場合はこの限りではありません。

(1)計画期間

平成24年度~平成32年度

(2)対象事業

平成24年度から平成32年度までに計画している施設整備や大規模修繕などに係る事 業を対象とします。ただし、「公の施設の再配置計画」に基づく再配置対象施設について は、別途事業実施を判断します。

(3)分野

平成 24 年度から平成 32 年度までに施設整備や大規模修繕などを予定している 3 分野 10計画です。なお、事業予定数の少ない整備計画については、今後、必要に応じて策定 していきます。

分 野 整 備 計 画

施設整備

学校施設整備計画、保育園施設整備計画、観光施設等整備計画、 体育施設整備計画、公民館施設整備計画

(3)

Ⅱ 公共下水道整備の現状

1 上越市の公共下水道のあゆみ

合併前の上越市の公共下水道事業は、昭和54年3月に全体処理区域面積を2,790ha、処理 人口を150,500人とした全体計画を策定し、同年12月にそのうちの390haを事業認可区域と し、事業に着手しました。その後、平成元年3月には下水道センターが完成し、直江津地 区の一部で供用を開始しました。現在の事業認可区域は、当初の390haから2,897haまで拡 大され、着実に整備促進を図っています。

また、平成17年の広域合併により市域が拡大し、現在は8つの処理区において公共下水 道を供用しており、そのうちの3つの処理区では整備が完了し、5つの処理区で整備を進 めています。今後も公共下水道整備を市民生活に密着した重点事業に位置付け、“環境に やさしいまちづくり”の一環として着実に整備促進を図ります。

2 公共下水道の目的

公共下水道は 、悪臭及び ハエや蚊 など害虫の 発生源と なる汚水を 下水道に より排除 し、 生活環境の改善や河川の水質汚濁防止を目的としています。

3 公共下水道の整備状況

平成 22年度末の上越市における公共下水道の人口普及率は51.9%となりましたが、全 国平均の 75.1%、新潟県平均の 67.6%に比べて、まだまだ立ち遅れている状況にあり、 今後も整備促進を図る必要があります。

なお、現在は合併前の上越市、柿崎区、大潟区、頸城区、浦川原区において、公共下水 道の整備を進めています。

○ 公 共下 水 道 整備 状 況

A B C D E F G H I

E 行 の 合計 は 全 市 の住 民 基 本台 帳 人 口。

中郷区 板倉区 名立区

257 .0

4 ,88 1

15 2. 0

15 2. 0 257 .0 111 .1 15 2. 0

260 .0

5 7. 0 1 96. 0

1 96. 0

1,6 77 2 ,59 7

6,5 26

3, 35 7 4,9 08 3 ,70 0

2 04 ,55 9 13 3,3 88 9 ,76 9

90. 3

51. 9 58 .6 95 ,94 1 7 6,1 39

97 .5 70. 0 50 .1 53. 2 50. 0

浦 川原 区

10 ,91 7 1 0,0 61

111 .1

98 .1 1 82. 1 88 .4

48. 4 33 .3 1 06 ,21 2 7 8,1 12 5 ,28 5 3,3 50 処理区域

人口(人) 普及率 F/E (%) 水洗化 人口(人) 水洗化率 H/F (%)

頸城区 3 68. 0

1 96. 0 3 ,1 39. 5 2, 108 .9

345 .0 2 34. 0 4 ,0 77. 5 2, 897 .0 2 27. 4

供用開始 面積(ha) 住 民 基 本 台 帳 人 口 ( 人 )

柿崎区 大潟区

180 .0 1 82. 1 88 .4 3 ,1 39. 5 2, 108 .9

事業認可 面積(ha) 整備済 面積(ha)

合計

合併前の 上越市 5 ,6 02. 1 4, 075 .0 全体計画

面積(ha)

5 7. 0

98 .1

5 7. 0 15 2. 0 257 .0

1,8 02 1, 76 1

5 7. 0 3,8 45 4, 45 0 7,5 88 2, 99 1 2,5 77 3, 70 4 1, 77 7 67 .0 8 3. 2 86 .0 5 9. 4

69 .9 9 0. 6 75 .2 9 9. 1

(4)

Ⅲ 公共下水道の整備基準

1 整備の基本方針

公共下水道整備にあたっては、以下の視点で計画的に整備を進めます。

(1)全体計画との整合 を図るとともに、 計画の見直しに当 たっては、住民へ の説明を行い 理解が得られるように進めます。

(2)公共下水道がより 効果的で効率的 な進捗が図られ るように、住宅や 事業所などが密集 する地区の整備を優先的に進めます。

(3)工事中における歩 行者や車両の交 通と安全を確保 するため、工事箇 所の分散化が図ら れるよう年次計画を策定し、整備を進めます。

なお、本整備基準は認可区域の整備計画の策定に適用するほか、将来、認可区域を拡大 する際の検討についても、この基準に基づいて評価を行います。

2 整備の評価基準の考え方

公共下水道整備にあたっては、以下の4つの項目により評価を行います。

(1)費用対効果(採算性)

住宅等が密集し、人口密度が高い地区ほど、費用対効果が高くなります。

(2)地区住民の要望

住民要望が高く、確実に接続が見込まれる地区を優先的に整備します。

(3)関連事業

国、県及び市の道路整備や土地区画整理事業などの関連事業と調整を図り、効率的に 整備を進めます。

(4)地域補正

上越市の公共下水道は、処理区ごとで整備状況に差があることから、均衡ある行政サ ービスを図ります。

(5)

3 評価基準

◆評価点数 = ①費用対効果 × ②地区住民の要望 × ③関連事業 × ④地域補正

評価項目 配点 具 体 的 な 内 容

※1

①費用対効果

(採算性)

3

汚水1㎥当りの処理費用(建設費と維持管理費の合計)が安い。 0.9未満

2

汚水1㎥当りの処理費用(建設費と維持管理費の合計)が中程度。 0.9以上1.1未満

1

汚水1㎥当りの処理費用(建設費と維持管理費の合計)が高い。 1.1以上

②地区住民の 要望

3

下水道接続に対する住民要望が高く、供用開始の日から概ね3年 以内の水洗化率が95%以上見込める。

2

下水道接続に対する住民要望が中程度で、供用開始の日から概ね 3年以内の水洗化率が85%程度見込める。

1

下水道接続に対する住民要望が低く、供用開始の日から概ね3年 以内の水洗化率が上記以下である。

③関連事業

3

国、県及び市の道路整備、区画整理等の関連事業との調整で早期 の整備が必要である。

1 関連事業が現時点で計画されていない。

※2

④地域補正

1 全体(3処理区)の平均下水道整備率に対する比率が0.91以上 1.1 全体(3処理区)の平均下水道整備率に対する比率が0.7~0.9 1.2 全体(3処理区)の平均下水道整備率に対する比率が0.7未満

※ 1 費用対効果は、処理地区合計の平均処理費を1とした場合の各処理地区の比率により評価

処理費用 (円 /㎥) = (建設費 維持管理費) (円 /年) / 汚水量 (㎥/年 )

※ 2 地域補正は 、上越処理区(頸城 区を含む)、柿崎処理区及び 大潟処理区合計の 平均整備率(全体

計画面積に対する整備済面積の割合 51 .3%)を1とした場合の各処理区の比率により評価

(6)

計 画 名 : 公 共 下 水 道 整 備 計 画

1 1 4 . 4 平 成 1 4 年 度 大 潟 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 大 潟 処 理 区 ・ 4 号 幹 線 処 理 地 区

2 1 2 . 0 平 成 5 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 有 田 処 理 地 区

3 6 . 0 平 成 1 8 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 稲 田 処 理 地 区

3 6 . 0 昭 和 5 4 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 高 田 中 央 処 理 地 区

3 6 . 0 平 成 1 3 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 高 田 南 部 処 理 地 区

3 6 . 0 平 成 6 年 度 柿 崎 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 柿 崎 処 理 区 ・ 柿 崎 処 理 地 区

7 4 . 8 平 成 1 4 年 度 大 潟 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 大 潟 処 理 区 ・ 3 号 幹 線 処 理 地 区

8 4 . 0 平 成 3 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 春 日 北 部 処 理 地 区

8 4 . 0 平 成 9 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 高 田 西 部 処 理 地 区

8 4 . 0 平 成 2 1 年 度 柿 崎 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 柿 崎 処 理 区 ・ 川 西 処 理 地 区

1 1 2 . 0 平 成 1 3 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 八 千 浦 処 理 地 区

1 1 2 . 0 昭 和 5 4 年 度 公 共 下 水 道 幹 線 ・ 枝 線 整 備 事 業 上 越 処 理 区 ・ 春 日 南 部 処 理 地 区

■事業の優先順位

共 通 ・ 地 域 事 業 ( 地 域 事 業 は 区 名 で 表 示 ) 評 価

点 数

順 位 事 業 名 処 理 区 ・ 処 理 地 区

継 続 事 業 ( 事 業 開 始 年

度 )

(7)

■事業の進捗状況

合 計

合 併 前 上 越 市

柿 崎 区 大 潟 区 頸 城 区 浦 川 原 区 中 郷 区 板 倉 区 名 立 区

A

全 体 計 画 面 積 ( h a )

5 , 6 0 3 . 8 4 , 0 7 5 . 4 3 6 9 . 1 3 4 5 . 0 2 3 4 . 0 1 1 1 . 1 1 5 2 . 0 2 6 0 . 2 5 7 . 0 B

事 業 認 可 面 積 ( h a )

4 , 3 1 0 . 6 3 , 0 5 3 . 8 2 5 7 . 5 2 2 3 . 0 1 9 6 . 0 1 1 1 . 1 1 5 2 . 0 2 6 0 . 2 5 7 . 0 C

整 備 済 面 積 ( h a )

3 , 5 7 0 . 2 2 , 4 1 3 . 8 2 3 5 . 8 1 4 8 . 1 1 9 6 . 0 1 0 9 . 1 1 5 2 . 0 2 5 8 . 4 5 7 . 0 D

供 用 開 始 面 積 ( h a )

3 , 5 7 0 . 2 2 , 4 1 3 . 8 2 3 5 . 8 1 4 8 . 1 1 9 6 . 0 1 0 9 . 1 1 5 2 . 0 2 5 8 . 4 5 7 . 0 E

住 民 基 本 台 帳 人 口 ( 人 )

1 9 7 , 3 8 0 . 0 1 3 1 , 5 8 8 1 0 , 0 1 4 9 , 6 6 0 9 , 5 0 5 3 , 4 9 8 3 , 9 5 8 7 , 0 5 7 2 , 7 2 1 F

処 理 区 域 人 口 ( 人 )

1 1 5 , 4 2 6 8 5 , 4 9 3 5 , 9 7 1 5 , 3 6 8 4 , 8 1 4 2 , 7 0 2 3 , 2 8 8 6 , 2 0 9 1 , 5 8 1 G

普 及 率 F / E ( % )

5 8 . 5 6 5 . 0 5 9 . 6 5 5 . 6 5 0 . 6 7 7 . 2 8 3 . 1 8 8 . 0 5 8 . 1

H

水 洗 化 人 口 ( 人 )

1 0 7 , 4 8 5 8 3 , 7 8 3 4 , 6 4 4 3 , 2 5 2 3 , 5 0 0 2 , 2 9 5 3 , 1 2 6 5 , 3 2 0 1 , 5 6 5 I

水 洗 化 率 H / F ( % )

9 3 . 1 9 8 . 0 7 7 . 8 6 0 . 6 7 2 . 7 8 4 . 9 9 5 . 1 8 5 . 7 9 9 . 0

( 平 成 2 7 年 度 末 現 在 ) 公 共 下 水 道 整 備 状 況

※ E 行 の 合 計 は 全 市 の 住 民 基 本 台 帳 人 口

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