• 検索結果がありません。

この性能を確保するためには透水係数が一つ の指標となる

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "この性能を確保するためには透水係数が一つ の指標となる"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)CS1-007. 緩衝材原位置締固め工法の検討−透水試験− 東京電力(株) ハ ザ マ. 正会員 出口朗,小野文彦 正会員 ○雨宮清,今井久,トラン デュク フィ オアン. 1.はじめに 緩衝材に要求される性能に,止水性,自己シール性がある。この性能を確保するためには透水係数が一つ の指標となる。本研究では,原位置締固め工法による緩衝材が要求性能を満たすための、適切な材料配合(ベ ントナイト,ケイ砂,水)を把握するため,室内透水試験を実施した。そして、緩衝材の透水性の基礎デー タを取得するとともに,実規模原位置締固め模擬試験1)から採取した試料の透水係数を測定し、本工法の適 用性を検討した。ここでは,現在までに得られた透水試験に関するデータを中心に,透水試験過程のデータ, 配合と透水係数,実規模原位置締固め模擬試験試料の試験結果を示す。 2.透水試験. 2.0kgf/cm2 程度載荷. (1)試験概要. 2.5kgf/cm2 程度載荷. 大気解放. 0.5kgf/cm2 程度載荷. 透水試験は所定のケイ砂混合率 Rs(%)(ケイ砂乾燥質量 /全乾燥質量) ,乾燥密度ρd,含水量(初期含水比wo). 二重管ビュレット. 二重管ビュレット. で室内で締固められ作成された試料、および実規模原位 置締固め模擬試験で締固められ採取された径 60mm×高さ 20mm の試料を対象に実施した。試験は図1に示すように 試料下方から給水し試料を飽和し,飽和後は試料上下流 に水位差を与え水位差からダルシー則に従い透水係数を. OPEN. OPEN 試料. 算定する。試料飽和時は上流部のビュレットの減水量か ら吸水量を把握,飽和後は試料上流からの吸水量・試料 下流からの排水量にて試料内流量を把握し,ダルシー則 OPEN. に従い透水係数を算定する。. 図1 透水試験器. 試験に用いた試料配合・試験条件を表1に示す。case1. 表1 試験ケース・試験結果. 〜5,8 は室内作成試料, ケース. め模擬試験で締固められ 異なる箇所から採取され た試料である。 表1には配合・試験条 件とともに試験結果であ る透水係数示す。各ケー スとも各2試料の試験を. (b)試料飽和後. (a)試料飽和時. (2)試料配合・試験条件. L3‑3,L3‑4 は原位置締固. OPEN. case1 case2 case3 case4 case5 case8 L3-3 L3-4. 珪砂混合率 乾燥密度 Rs(%) 20 20 30 20 50 30 30 30. 3. 透水係数. ρd(Mg/m ) ka(m/s) 1.80 1.55E-13 1.70 2.00E-13 1.80 2.21E-13 1.60 8.69E-13 1.80 1.15E-12 1.75 8.57E-13 1.75 1.10E-12 1.75 1.19E-12. 記事. kb(m/s) 1.76E-13 2.37E-13 2.78E-13 8.94E-13 1.11E-12 7.45E-13 1.31E-12 1.35E-12. 浸水130,158日飽和到達後透水係数 浸水130,158日飽和到達後透水係数 浸水122,137日飽和到達後の透水係数 飽和途中、浸水52.9日の透水係数 飽和途中、浸水52.9日の透水係数 飽和途中、浸水52.9日の透水係数 飽和途中、浸水142.8日 飽和途中、浸水142.8日. 実施し,その結果を ka,kb として示す。これは試料上流側のビュレットからの給水量を流量,試料上下流に 与えている圧力差を試料厚さで除した値を動水勾配として,ダルシー則から単純に透水係数を算定したもの である。記事として浸水後の日数,飽和到達状況を示し,表示している透水係数の浸水後日数を示す。現時 点で飽和に達したのは case1,case2,case3 で,他の5ケースは飽和に至っていない。 高レベル放射性廃棄物,緩衝材,膨潤圧,ベントナイト,室内試験 TEL : 03-4216-4976 FAX : 03-3596-8562 連絡先:〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-1-1 TEL : 03-3405-1124 FAX : 03-3405-1814 〒107-8658 東京都港区北青山 2-5-8. -14-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).

(2) CS1-007. 1.0E-09. 1.0E-10 1.0E-11 1.0E-12 1.0E-13. 1.0E-10 1.0E-11 1.0E-12 1.0E-13. 0. 50. 100 150 経過日数. (a)case1〜case3 1.00. 200. L3-3a L3-3b L3-4a L3-4b. 1.0E-10 1.0E-11 1.0E-12 1.0E-13. 0. 20. 40 経過日数. 60. 0. 50. (b) case4,case5,case8 図2 飽和過程で算定された透水係数 case1a IN. 0.80 0.60 0.40 0.20. 100 経過日数. 150. (c)L3-3,L3-4. 5.0E-13. case1a OUT 透水係数(m/sec). 流入量と流出量(cc/day). 1.0E-09. case4a case4b case5a case5b case8a case8b. 透水係数(m/s). case1a case2a case3a case1b case2b case3b. 透水係数(m/s). 透水係数(m/s). 1.0E-09. case1a IN. case.1b IN. 4.0E-13. 3.0E-13 2.0E-13 1.0E-13. 0.00 0. 100. 200. 300 経過日数. 400. 500. 0. 100. 200. 300. 400. 500. 経過日数. 図3 case1 での流入量と流出量. 図4 case1a,b の透水係数の経時変化. 3.試験結果. Rs=20%. 試験結果として図2に飽和過程で算定された透水係. 数の関係を JNC の試験結果2)の関係式とともに示す。 図2は飽和過程で仮に算定された透水係数を示すが,. 2.5E-13 透水係数(m/s). 数の経時変化,図5に有効ベントナイト密度と透水係. JNC式. 3.0E-13. 数の経時変化,図3に case1 での流入量と流出量,図 4に case1a,b で飽和後の流入量から算定した透水係. Rs=30%. 2.0E-13 1.5E-13 1.0E-13. 各ケースとも時間とともに透水係数は低下し安定して くる傾向がみられる。それらの値は各ケースとも 1× 10‑12m/s 付近あるいは未満であり,要求性能である 10‑12cm/s をほぼ満足すると考えられる。. 5.0E-14 0.0E+00 1.50. 1.60. 1.70. 1.80. 有効ベントナイト密度ρe (Mg/m3). 図3から飽和後1年以上経過しても流入量(給水量). 図5 有効ベントナイト密度と透水係数. は流出量(排水量)を上回る傾向がみられる。これは 配管継ぎ目等からの水分の蒸発等による散逸が原因と考えられる。図4から飽和後も透水係数は低減傾向を 示し,ほぼ一年で透水係数が安定し,その値は 10‑13m/s のオーダーにある。 図5から透水係数は有効ベントナイト密度の大きいほど小さく,ケイ砂混合率が小さいほど小さい傾向が みられる。JNC の試験結果の関係式よりも今回の実験結果は大きめの値となっているが,今回の透水係数は 流入量から算定した透水係数であるため大きめの値となったと考えられる。 4.おわりに 緩衝材の透水性に関して室内試験を実施した。試料の飽和には非常に時間がかかり,全試料に対して完全 に飽和した状態での透水試験を完了していないが,暫定的に算定された透水係数の経時変化傾向から,対象 とした試料は要求性能である透水係数 10‑12cm/s よりも小さい透水係数となることがわかった。 【参考文献】1)小野文彦ほか(投稿中) :緩衝材原位置締固め工法の検討−原位置締固め模擬試験−、第 55 回 年次学術講演会,2000 2)サイクル機構:我が国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性 JNC TN1400 99‑022,Ⅳ−87,1999. -15-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).

(3)

参照

関連したドキュメント

蔵屋敷内での建物の傾きや破損が記されているだけでな く、 『大地震記 宝永四年十月』 3

○e-Tax のご案内

3

Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 1. 警告内容とその理由

別表第1 事故等の措置基準 入札参加資格停止期間の範囲 措 置 要 件 町の発注 その他 (虚偽記載)

16 新商品やキャンペーン情報を、メディア発信のコンテンツとしてFacebookで拡散。

The antagonism between the Chongryun community and Japanese society was reflected in Chongryun education; Pan-yong (male, age 26) recalled how teachers at Chongryun-affiliated

(豪雪地帯の堆積軟岩を基盤とする再活動型地すべり地における水文過程 の季節的遷移) (論文内容の要旨)