肌着に用いられる被服材料の汚染に関する実験的研究第2報
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(2) . 第 12 巻. 北海道学芸大学紀要 (第二部C). 第1 号. 昭和36年8月. 肌着に用 い られる 被服材料の汚染に関する実験的研究第2報 桂. 田. 枝. 静. 北海道学芸大学札幌分校家庭科研究室. imentaI Study Concerning i Sh 丁RADA : An Exper zue KAr…t l t f a B1 i l tl r ot of N[aterials Using a Under Sh le Degree o ,. The pr incipal purpose of a study o f fthe present autb or i s to examine a degree o .. ・ot about cloths ln the previous paper.) the present author showed resul i t ab s wh ch ,. iments about a pi ide of each under shi t of made exper fc l ece o ) sewed ins r oth (1ocm2. three d i i住er ing a Per 959- od, Nove ent aged won・en and keptfor sixty hours, dur lnber 1 February l960 Where 窟ーater lulose ia ls were used a whi te cot ton and regenerated cel , 6bers ・ The present paPer i i ts of exper s a report 。f resul lnent ade f s whi ch have been αー or 行ve d i”erent aged women, dur ly 1960一 ing thr i t -Augus ee per ods y 1959 ,Jul , 1959, Ju. ber l960 whe Augus t l960, and November l960‐Dece i ・ L re the present author addes a ,. i i lk and a nylon as di作erent n1ater ia l s i s rnent ethod of these exper s wool , A nL , as. fthe Previous paper imi l s ar to that o , 1. 言. 緒. 本発表は前報に引き続き, 更に晒木綿の汚染度について 試験布の種類と実施期間を異にした場 合の実験成績について の考察を試みたものである, 口 1,. 実. 施. 期. 実. 験. の. 部. 間. 第1期 : 昭和34年7月 9 日 ~ 8月22日, 第2期 : 昭 和35年 7月22日 ~ 9 月16日. 第3期 : 同. 2.. 験. 被. 年11月 9 日 ~12月17日. 者. 成人女子5名. 22才). 第1期 : A ( 56才) 第2, 3期 : B ( 21才), D ( 21才), B ( 22才) ,C( .. 3.. 実. 験. 材. 料. 第1期 : 前回と同じであった.. 第 2, 3 期 : 晒 木 綿, ペ ン ベ ル グ, ス フ, ミ ナ ロ ソ, ア セ テ ー ト, ナイ ロ ン, 絹 (羽 二 重), 毛 (メ リ ンス) の 各 平 織 と, ナイ ロ ン, ペ ン ベ ル グ, 絹 の 各 デ シ ン と の10種 類 で, 何 れも 白.
(3) . 桂. 田. 静. 枝. 無 地 と し, 各 布 の 大 き さ を 9cm2 に し た.. 初めに, 各布一様にモノ ゲソを溶か した温湯でよく洗い, 充分水洗して糊分そ の他の仕上剤を 落して用い た.. 4 . 実 験 方 法 前回と同じ方法で行った. 但し, 第3期においては, ナイ ロン, 絹, ペ ンベ ルグについて各々 それらの平織 とデシンとを比較した.. (a) 試験布の附着部位と着用 時間 第1期は肩脚骨の突起部が 試験布の中心に当るように左右に並 べて, 晒木綿以外の試験布の同 一叉は異なる種類のもの2枚を右側の 試験布の下につ ゞけて晒木綿を, 第2期は第7頚椎の高さ から下に, 脊中の中心から右には晒木綿3枚を, 左には晒木 綿以外の3種類 の試験布を, 第3期 は上よりナイロ ン, 絹, ペ ンベ ルグの順に第2期の場合の晒木綿と同様の位置にそれら の平織を, その左側にはそれらのデシンを肌着に縫い附けた, 上記の試験布附着面積の範囲内においては上部につ ゞく 下部及び左右の位置による 汚れの程度 は大差のないことが予備 実験によって知られたので, これを無視して比較 した. 着用時間, その他試験布附着の肌着着用 の状況は前報と同様にした.. (b) 試験布附着の肌着着用 中の着衣状態, 労働及び気候の概要 〔着衣状態〕 試験布附着の肌着の上に7, 8 月 は 被 験 者 A, C, D, E は ブ ラ ジ ア と ス リ ッ プ. 叉 は ペ テ コ ー トを 着 け, そ の 上 に ブ ラ ウ ス と ス カ ー ト叉 は ワ ン ピ ー ス ド レス を 着 け た. 何 れも 木. 綿叉は化繊の布地であった. 被験者Bはナイロンのスリッ プと ブラウスの上に ポーラー 地のスー ツを着し, 学校では上衣を木綿の白衣に着替え,r家庭では試験布附着の肌着の上に木綿 の単衣長 着を着た. 11,12月 は被験者 C, D, E は上記の下着の他に更に綿メリヤスのシャツと ブルマ ー スを着けその上に ブラウスと 毛 織物のスカー ト及び上衣を着し, 外出時には合着 のコートを用い た. 被験者B は前報に報告した12月中旬頃までの着衣状況と同様である.. 就寝時には各被験者は木 綿叉は化繊の寝間着を試験布附着の肌着の上に単用 した, 〔労働概況〕 中等度の精神労働が大半 であったが, 被験者Aは7月 上旬に競技運動 (ソフトボ. ー ル) を 2 日間, 被験者 C, D, E は 7 月 下 旬 と 8月 中 旬 に フ オ ー ク ダ ソ ス を 若 干 行 っ た.. ) は第1表に 各試験布着用期間別 の気 ・9 〔気候概況〕 試験布着用期間中 の札幌市の気象概況2 , 象概況は第2, 3 表に, 各被験者の屋内における 気温及び温度の概況は第4, 5表に示す通りで あ る.. 第 1 表 気. 平. 均. 大. 11.8. 80. 43. 3.5. 15.5. 26.O. 32 .6. 1 2.O ‐. 77. 42. 3,5. 11・0. 25 .O. 15.8. 32.I. 9.4. 79. 32. 2.8. 11,5. i9.O. 33.8. 12 .5. 74. 37. 3.5. 14.2. + 1 .2. 28.1 23 .5. 4.5. 74. 37. 3.2. 13.2. 1.3. - 1 .2. 8. 2L3. ー. 0 .4. 35.′7. 20 .O 23.O. ー 0 .3 + 1.5. - 3,O. 最. 29.1. 24.5. 12. 速 m/ s. 16 .7 17.5. 0 .2. 11. 風 平 均. ー. 18 .O 4.6. %. 最 小. 20 .1. 9. 度. 湿. 毎日最 毎日最 最高極 最低極 平 均 平 年 差 高平均 低平均. 34 . 7. 8. oC. 温. +. 13.3. 28 ,1. 8,9. 1・I. 16,9. ー 8.2. 70. 36. 3,2. 16.O. 0 .7. - - 5.9. 9.6. -15.2. 71. 40. 2.8. 17,3. 一 14 -.
(4) . 肌着に用いられる被服材料の汚染に関する実験的研究第2報 第 2 表 第1期 (昭和34年7月 9日~8月22日) における各試験布着用婚間の気候概況 や ・ シソ 瀬 ペ ソ{ミノレクやテ. 人 絹 塩 7 .9・7 .18. 平 最 最. 均 高 低. 19.8. 湿度 平. 均. 気温 oC. ナイロン平織,. レー ヨ ンタ フ タ. 絹 デ シ ン. 8.7 ′ }8.9. 8.11 ′Y8 .19. 8.20 ′ }8.22. 7 .26 .19(ー7. 16.1. 22 .3 29 .O 11.8. 26.1 14.0. 83.6 56.O. 74.7 43 .O. 4.O. 3.6. 26,1. 小. 最. %. ビ ユ ー テイ ー o ク レ ー フ. s 風速 平均 m/. 19.9. 22 .9 32.2. 23.8 31.6. 20 .1. 20.1. 77・0 53.O. 75.6 48 .O. 79.3 47.O. 3、5. 2.8. 2 .8. 第 8 ,表 第2, 3期 (昭和3 5年7月22日~12月17日) における各試験布着用期間の気候概況 や ペ ソ ベ ノ レ ク ナイ ロン,絹(羽二重) ナイロン, 絹, ペソベ , , ス フ, ミ ナ ロ ソ 毛 (メ リ ン ス) ルグの各平織とデシン 7 ′ v8.10 ,22. 平 最 最. 均 高 低. 24.3 33.8. 湿 度 %. 平 最. 均. 風. 平. 均 m/ s. 気 温 oC. 速. 小. 8.12ト }8.22. 11.11ハ J12.17. 13.3. 21.4 29 .1 12.5. 3.O 8.1. 77.4 41.O. 75.1 34.O. 64.6. 2,6. 31.O. 31.O. 0 ・0. 36.O. 第 4 表 第1期屋内昼間の気温と湿度の概況 (機験者A). 試験布. リシ ソ oテ ペ ソ{ ミルク. ビユ ー テイ ー o ク レ ー フ. J7.18 7.9ハ J23 20ト. 7 J7.26 .19ト J30 23ト. 75ト ー82. 67ト ー76. 人 絹 塩 瀬 昭和34年. 着用期間 気 温 oC 湿 度 %. ナイ ロ ン 平 織 レー ヨ ンタ フ タ. 絹 デ シ ン. 8.4^J8.9 22 ′ }25. 8.11ハ J8 .19 22ハ J29. 8,20ハー8.22 25ハ ー29. 68( J72. 65ト J75. 65^ J74. 第 5 表. 布. 験. 試. 着 用 期 間 気 温 oC 度 % 湿 5.. 実. 験. 結. 第2, 3期屋内昼間の気温と湿度の概況 (被験者B.C.D.E) ぐ ス フ ミ ナロ ソ ナイロン 羽二重 メリソス ナイロン, 絹, ベソベルグ ミ ペ ソバ ノレク , , , , の 各 平 織 と デ シ ン 昭和3 5年 7.22( ・8.10 25ハ ー30. 8.12 ′V8.22 25 ′ ~30. 11.11 ′ }12 .17. 62^ }72. ′ 一63 55. 45 ′}58. 18 ′)23. 果. 前報と同様の方法によって試験布の汚れの程度を測定して得た成績は 第 6, 7, 8, 9 表に示. す通りである.. - 15 -.
(5) . 桂 一 田. 静. 枝. 第 6 表 第1期. 0日 4年7月 9 日~8月2 昭和3. mの 塩 素 含 有 量(. 人. 絹. 塩. 瀬. o・ ペ ソバリレ ク テ シ ソ ビュ ウ テイ ク レー プ レ ー ヨ ン タ フ タ. ナ イ ロ ン 平 織 絹. デ. シ. ン. 7.9 (J7.18 7.19 J7.26. 2 m 咽木綿g c. 2 m その他9c. 2 m 晒木綿g c. 2 その他9 m c. 0.3 1・7. 0・7 6.3 1.4. 9.4 29.O 19 .9. 11.2. 2.2 0.9. 16.O. 16.8. 3.6. 21.0. 1・0 1.4. 8.4 トJ8.9 8,11ハー8 .19. 1.4 2.9. 8.11ハJ8.19 8.20トJ8 .22. 過マンガン酸カリ消費量(m ) g. 32 ,3 23.2 10.4 28 .3. 15.5. 第 7 表 6日 第2期 昭和35年7月28日~9月1. 塩 素 含 有 量 (m g). ペ. ソ. ベ ノレ. ク. J8.10 7.28ハ. 同 同. フ. ス. ミ ナロ ソア セ テ ー ト ナ. イ. ン. ロ. 絹 (羽 二 重) 毛 (メ リ ン ス). 上 上. 同 同. c鱒 晒木綿9. 2 c m その他9. 晒木綿9 cが. 2 m その他9c. 8.9 8.9. 4.8 8.1. 13.2 13.4. 9 .3 11・0. 13.8 6.3. 8.3 5.O. 3.8. 7 .8 3.0. 8.12ハソ9.18. 上 上. ) 過マンガン酸カリ消費量(m g. 2.7 2 .8. 2.9 2.7. 2.3. 5.7 5.6. 7.2 6.4. 第 8 表 1. 間. 棚. 施. 実. 被 験. 納 期. 昭和3 5年7月22日~9月22日. 2 1才~22才) C, D, B 女 子 学 生 (. 者. n 塩 素 含 有 量( 璽). ペ. ン. ベ ノレ. や ク フ. ス. ミ ナ ロ ソア セ テ ー ト ナ. イ. ロ. ン. 絹 (羽 二 重) 毛 (メ リ ン ス). ′ }8.6 7.22 同 上 同. 上. 8.10 ′}8 .22. 同 同. 上 上. 一も. ) 過マンガン酸カリ消費量(m g. 2 c m 晒木綿9. 2 m その他9 c. 2 m 晒木綿gc. 2 その他9 m c. 4.8 5.0. 2.8 3.5 2 ,5. 17.9 18.7. 10.0. 3.0 5.0 4.2 2.9. 2.O 2.8 2.0. 15.6 13.2 15.6 12.0. 21.9 9.1 4.9 9.6 6,9. 0表に示 第 1, 2 期に行った各試験布の 汚れの程度を晒木綿 の汚れの程度と比較したものを第1. す. 第3期に行った試 験布についてはそれらの各々について 平織とデシンとの 汚れの程度の差異を 第11表に示し, なおこれらの試験布を 更に晒木綿の汚れの程度と比較したものを第12表に示す. 1月 9 日~11月12日の着用期間の汚れの程度を, 第2期の汚れの程度(被験者B 但し後者 の場合は1 - 16 -.
(6) . 肌着に用いられる被服材料の汚染に関する実験的研究第2報 第 9 表 実. 1月11日~12月17日 5年1 第3期昭和3. 間. 期. 施. B 女 子 .教 官 塩素含有量( m ) g 平 ナ. イ. ン. ロ. 絹 や レ ク ソ ベ ノ. ペ. や・ デ シソ. 織. C. D. B 女子学生 ( 1才~22才) 2. ( 56才). 過マンガン酸カリ 消費量 (m g) 平. い・ テ シ ソ. 織. 1 1月 9E I~1 1月2 0日. 同. 塩素含有量( m ) g 織. 平. い・ デ シソ. 過マンガン酸カリ 消費量 (m ) g * 平 織 デ シ ソ. 0,9. 1.4. 2 .4. 4 .1. 0 ,9. 1.2. 3.O. 3.5. 7.9. 1・0. 1.4. 4.2. lo・0. 1・l. 2 .1. 2.4. 3.6. 1,2. 1.6. 2.8. 1.8. 2,5. 4.8. 3,1. 第 10 表 晒木綿を標準とした各試験布の汚れの程度の比較. 軸鍔. 塩 素 過マンガ ソ酸カリ A. A 1・0 3.9. 1・0 1・0. 晒. ピ ユ ウ テ イ ー プ レ ー ク し ヨ ソタ フ タ. 2 .6 1,4 1,6. 1.2 1.2. ス. ナイ ロ ン 平 織 純 絹 デ シ ン. 0・I 1.2. 綿 晒 木 ペ ソベルグデシソ 人. 絹. 塩. 源. 1・l 0・7. 木. 過マンガン酸カリ消費量. 塩 素 含 有 量. 含有量 消 費 量. B. C. D. 1・0 0・7. 1・0 0.6. 1・0 0,4. 1・0 0・7. 0.8 0.6. 0 .8 0 .6. 0 .9 0 .6. 1.2 0 .4. 1.4 0.8. 1・0 1・0. 0.9 0.8. 0 .4 0 .5. 0.3 0 ,7. 0・7. 0.8. 0.4. 0.5. 0.5 1・0 0.8. B. C. D. E. 綿. 1・0 0.5. i.O 0 .6. 1,0 0.9. フ. 0,9 0.5. 0.5 0,9. 1・0 0 .5. 0.9 1・0 0.8. 0,8 0.9. ペ ソ ベ ノ レ ク0. ミ. ナ. ロ. ソ. ナ. イ. ロ. ン. 羽 二 重 (絹) 1.3 メ リ ン ス(毛). 0・7. 0・7 1.2 0.2 0.5 0・7. は9月16日~9月18日, 被験者C, D, Eは8月14日~8月17日の着用期間) に比較Lた. その 理由は季節に よる気温と湿度の差の幾分少ない 期間を選んだためである, それは夏期における晒 木綿とデシンとの汚れの程度を比較するための 実 験が本回出来なかったためである. 第12表に示 第 11 表 化繊, 絹の各平織とデシンとの汚れの程度の比較 塩. 素. 有. 含. 量. 過 マ ン ガ ン酸 カ リ 消 費 量. B. C. D. B. B. C. D. ナイロン,絹,ベ ソベルグの各平織. 1・0 1.3. 1.0 2.I. 1・0 1,3. 1.0 1・7. 1・0 1・1. 1・0 1・I. 1・0 1.2. 1・0 2.3. デ. 1.4 1.4. 1 .3 3.7. 1,2. 1.2 1.6. 1.3 2,2. 1 ・0 2.4. 1.2. 1.8. ナ. イ. 絹. 純 ベ. ロ. ソ. デ. ン. ベ ノレ. シ. シ ク. テ. ン ン. シ. ン. 1.3 2.4. E. 3,1. す数値は第1図に示す第2期の晒木綿3枚上, 中, 下と, 第3期の試験布の右側の上, 中, 下とを それぞれ比較 し, 更に左側の上, 中, 下とそれぞれ比較したものである, 第12表の 数値はいずれ 3表は同一着用期間の試験布上, 中, も汚れの試験を3回実施して得た汚れの平均値 である. 第1. 下3枚の汚れの総量に対する 各試験布の汚れの比を 示したものである. 第14表は汚れの個人差を 示し, 晒木綿について 御験者のうち汚れの最少と思われるものの 汚れを標準として 比較 した, 第 15表は晒木綿について夏と冬の汚れを比較したものである, 女子学生の場合は冬2名, 夏3 名 - 17 -.
(7) . 柱. 田. 静. 枝. 第 12 表 第3期 実施の試験布 (化繊, 絹の平織と デシン) と晒木綿との汚れの程度の比較 塩. 晒 木 綿 ナイ ロ ン 平 織 絹 平 織 ペソベルグ 平 織 、シ ソ ナイ ロ ン デ. 絹. デ. シ. ン. 素. 過 マ ンガ ン酸 カ リ 消 費 量. 量. B. C. D. B. 1・0 0 ・7. 1・0 0 .5. 1・I 2.2. 0.6 0 .9. 1・0 0 .4. 1・0 0 .6. 1.2. 1・I 0.9. 0 、4 0・7 0 .4 0.5. 1.5 2.6. やシソ ぐテ ペ ソバ ミ ノレク. 有. 含. 1.2. 2.4. B. C. D. B. 0 .6 0.6 0.9. 1・0 0.8. 1・0 0.3. 0 .9 1.6 1.2. 1・0 0 .4. 0.5 0.9. 0 .5 0 .8. 1・0 0.3. 0・7 1.2. 1.4 2 .9. 0 .3 0.5 1・7. 0 .3 0.6. 0 .4 0 .5. 0・7 0.4. 1・I. 1,4. 第 13 表 同ー 着用期間の試験布上, 中, 下3枚の汚れの総量に対する各試験布の汚れの割合 . 試験布 種. \\ 被 \‐ 験 ; \. 塩 C. ≧ご \. 類. 晒 木 綿 ス フ (平 織) ペソベルグ( 〃 ). 素. 量 D. %. 過マンガン酸カリ消費量% B. B. C. D. B. 総平均. 0.410 33.4 34.6 0.285 32 .2 21.5 0.157 19.1 24.8 0.157 15.3 19.O. 30.7 29.5 32 .1 32.1 9 2 7 1 7 27 2 . . .2 26.1 5 17 6 2 2 2 1 . . .5 22.0 23.8 18.2 19.1 19.8. 31 .7 32.3 25 .4 30 8 4 3 2 3 9 . . .2 18 6 1 5 6 1 7 . . .2 18.9 9 8 8 1 . .2. 16.7. 17.9. 晒 木 綿 羽 二 重 (絹) メ リ ン ス (毛) ナイ ロ ン (平織). 0 .410 27 .O 29 .3 0.135 26.4 29 .7 0.280 21.2 18.7 0.130 25.4 22.3. 44.2 26.7 31,8 28 .8 23.O 29.7 27 2 2 4 . .6 18.3 20.O 19 6 1 2 . .8 14,5 23.6 24 5 4 2 .8 .. 42.8 40 ,9 30.2 35.7 23.9 29 .O 27.O .4 30 17・7 16.8 25 .6 20,5 15 6 1 9 1 2 4 .2 16.9 . .. 33.7. P ペ ソ{ ミル グデ ・ シソ. 0.255 22 .7 37.3 36.6 0 0 2 2 1 9 . .4 16.3 16.O 0 1 5 7 1 6 9 . ,7 15.5 .9 ( ) 2 4 5 1 3 5 1 1 9 1 2 . . . .9 0 3 1 5 1 0 0 1 1 3 1 0 . . .8 .. ナ ニて ソ( 亭セ ー (〃) テ. ナイ ロ ソ デ シ ソ. ベソベルグ 平 デ シ 絹 平 ナイ ロ ン 平 絹. 織 ン 織 搬. 0 .130 15.1. 24.6 30.3 29.5 40 .1 19.1 17・7 15.4 9.1 13.8 14.O 18.1 18.5 17・0 14.8 12.4 13.8. 30.4. 34.6 18.4. 31 .2 30.9 20 .1. 27.1 20 .O 19.2. 33 .9 36.6 .3 43 12 .8 15 .9 13 .3 14.O 14.2 16.2 14.9 10 .5 12.9. 32.8 15.5. 9.9. 10 .8. 14.1 11.6 lo・7 10.3 14.6 7・7 12.8 11.4 11.8 13.9 8 .4 .2 10. 8 .5 11.0 7 .0. 15.1 13 .9 11.3. 第 14 表 汚 れ 塩. 晒. 木 〃 〃 〃 〃 〃. 綿 (1) (2) (3) (4) ( 、 5) (6). D. 1.0 1.0. 3.1 0 .8. 1.0 1.0. 人 差 の 比. 素. 日. 1.0 1.0. の 個. 2.O 5.1 2 .6 6.3. C 3 .1 0 .2. 1.l 2.2 0.4 2.4. 過. 量マン ガン酸カリ消費量. B 0.6 1.7 2.8 5 .1 0 .7 0 .8. 較. A. B. 0 .5. 1 .0 1.0 1.0. 0 .I 0 .2. 0 ,5 0 .5. 1.6. 備考-↓ヒ記の ( ) 内の数字は着用期間の順を示す. - 18 -. 1.0 1,0 1.0. D. C. B. A. 1.5 1・0. 1.5. 0.3 2 .9. 1.5. 0.3 0.6. 2.8 1・I. 0・7. 2.8 0.8. 1・I. 1.5. 0.9 1.3. 2.4 0 .8. 0.4. 1・I 1.4. 0.3. 1.4.
(8) . 肌着に用いられる被服材料の汚染に関する実験的研究第2報. 第 15 表 晒木標綿の夏と冬との汚れの比較 昭和33年 冬 期 区 験. 被 標. T 十 1. 分 者 準. .. 江. m. 塩 素 量 過マンガン酸 塩 素 量 過マンガン酸 塩 カリ消費量 カリ消費量. 義 春 肖女子 ;生 凝. 』』 謹〒. 女子 学生. 1・0. 1・0. 1・0. 1・0. 2.7 1.2. 5.1 3.9. 2.2 1・7. 3,8 2 .9. 凝. 女子 学生. 1,0. 1,0. 4,1 1.8. 3.1 2 .4. 凝. 女子 学生. 1・0. 1・0. 2.9 2.3. 4.2 3,2. 素. 量. 過マンガン酸 カリ消費量. 姦香 女学 子生 姦吾牽重 1・0. 1・0. 1・0. 1・0. 3.9 1・7. 2.7 2.1. 2.1 1,7. 2.3 1,7. 3年11月10日~12月 3 日の着用期間における汚れを標準とする貝 備考…1は昭和3 =ち1である. 江は 同 12月 4 日~12月27日の着用期間における汚れを標準とする即ち1である, mは昭和3 4年1月15日~2月 7日の着用期間における汚れを標準とする印ち1である. 第 1 図 試験布附着部位 第 2 期. 其他の試 験布例 バ ミソ{ ミ ノレ 晒 木 綿 や ク. フ. 同. 上. ミ ナロ ソ. 同. 上. ス. 左. … 右 脊柱. の汚れの平均値を示し, 女子教官 の場合は同一人である,. 第 3 期 …第7顕椎… の突起部. ナイ ロ ン. ナイ ロ ン. やシ ソ デ. 平. 絹. 織. 絹. デ シ ソ. 平. 織. やペ ソ{ ペ ソ{ ミ ミ レク ノ ノレク デ・ シ ソ. 平. 織. 脊柱. m. 考. 察. 1 . 各試験布による汚染度の差 異について 第1期の実験成績は, 第6, 10 表に明らかなように晒木綿はナイ ロンを除く他の何れの試験布より 汚染度が小であり, ナイロ ンは試 験布中最も汚染度が小であると考 える. この結果は前回の実験成績 と 全く 一 致 して いる と全く一致して い る. その他の そ の 他 の試. 験布についても前回とほぼ同様の成績がみられ, 特にペンベルグデシソ, 人絹塩瀬は前報のよう に本実験においても多い傾向が認められる. .8 10に示す通り 晒木綿は何れの試験布よ り汚 第2期の実験成績は, これと相反し, 第7, , , 染度が大であると考えられる. そ の他の試験布の中では再 生繊維が概して 汚染度が大であ り, 特 に ス フ は 最 大 で C, D, E の汚れの平均値はむしろ木綿よりや. 多く第13表に示す通り 総体的に. は木綿と大差がない. ミナロンアセテートはこれらに比して格別汚れの程度が少ないのは 混紡さ ) ミ ナ ロ ソア セ テ ー トに 混 紡さ れて い る 繊 れて い る ア セ テ ー トに よ る も の で あ る と 考 え ら れ る. 4. 維が銅アンモニヤ繊維であるか, ビスコ←ス繊維 であるかはまだ明らかにしていないので 今後の 実 験 に よ つ て 確 か め た い と 思 う, 同 一 期 間 に 着 用 し た ナイ ロ ン 絹 (羽 二 重) 毛 (メ リ ン ス) に , ,. ついてみると絹が格別大であり, ナイロン は最小で毛はナイロ ンよ りやや多いと考えられる. 本 実験において絹は案外汚れの程度が大であり 特に過マンガン酸カリ消費量にお い て は 被 験者 , C, D, E の 実 験 成 績 は む しろ ミ ナロ ン ア セ テ ー トよ り多 い 数 値 を 示 して い る, こ の こ と は 絹 の. 性質からみて実際の汚れの程度を示す 数値としてはやふ多いように思われるが 或は検体に供し , た液 (試験布を浸1 たもの) の中に煮沸の際フイ ブロイ ンが幾分溶解したためではないかと考え ) られる5 , しか し これ等3種の 試験布は再生繊維に比べると格別汚れの少ないことが本実験によ 一 19 -.
(9) . 柱. 田. 静. 枝. って明らか である. 叉ナイロンはオも何の試験布より汚れの程度の少ないことは 前回及 び本報第1. 期の実験の結果とも一致している,. 第3期の実験において は第9,11表に明らかなように同一繊維類 の試験布との 比較においては 何れも 平織よりデシンの方が はるかに汚れの程度が大であり, 特にその差が著しいのは ペ ンベル グであり次いで>ナイロン>絹の順であった. 更にこれらの試験布全体についてみる と, 第13表. に示すように ペ ンベ ル グデシソが特に大であり, ナイロン平織はこの場合においても 最小である が, ナイロンデシンはペ ンベ ルグデシンに次 ぎ, ペ ンベ ルグ平織は 絹 デシンより汚れの程度が大 であることがみられた, これは他の デシンに比べて 絹デシンは最も織目が細かくなめ ら か で あ り, ナイロン デシンはこれより織目が粗であり 表面の凹凸が大きいためであると考えられる. デ シン類は平織より汚染度の大であることは前回及 び 第1期の実験の結果とも一致 している. なお これらの試験布を晒木綿と 比較 してみると第12表に明らかなように, 平織はいずれも木綿より汚. れが少ないが, ペ ンベルグデシンはい ずれの被験者の場合も木綿より 汚染度が大であると考えら れる. 特に被験者Bの場合は ナイロンデシンも 絹デシンも木綿 より汚れの多いことがみられた, 前述のようにこれら第3期の試験布は発汗量 :の少ない 晩秋の時期のも のであり, 晒木 綿は発汗量 ぅな実験の結果 がみられたのは, デシンは汚染度が の多い夏のものであるにもか わらず このよ,. 特に大 であることを示すものであると考えられる. 被験者Bの場合木綿よりデシンの 汚れの程度 が他の被験者より特に多く みられるのは, 他の被験者の比較した木綿は8月中旬のもので あった. のに対し, 被験者B の場合は9月中旬のものであったためと考えられる. 以上の考察により試験布の種類による 汚染度の差異は第2期における 実験成績に認められるよ うに繊 維の種類によることも 考えられるが, 布の厚さと組織との総合性によることが更に大きい と考えられる, 即ち表面の凹凸のある 粗い組織の厚地のものが そうでないものよ 奴はるかに汚染 3表によっても推考される. 本回第2期 の実験において, 木綿の汚 度が大であると ゆうことが第1. 染度が前回と反対の結果を示 した主な原因 は‐この考察の結果と一致していると考える. 即ち前回 の実験に供した晒木綿の他の試 験布類はナイロ ンのみが平織 で他は斜女織, 厚地の 平 織 変 化 組. 織, デシン, ク レー プの種類であったが本回における第2期の実験に供した試験布はす べて晒木 綿より薄地の平織のみであったためと考えられる, 前回と同じ試 験布について 行った第1期の 実 験成績は前に述 べたように前回と全く一致 していることは このことを 実証しているものと考えら れる. 今後更に繊維の種類と組織の異なる試 験布の 実験成績の考察を重ねることによって表題に 対する結論を見い 出したいと思う.. 2 . 被験者による汚染度の差異について 第14表に示すように個人差による 汚れの程度は〉D>C>B>A>Eの順がみられた. 特に被 験者Dと被験者A, Eとの差異が大であった, 塩素量と過マンガン酸カリ消費量についてみると, 他の被験者 よりもDは塩素が 特に多く Aは特に 少ないことがみられた. 叉塩素量の多い被験者D. :の少いAは過マンガン酸カリ消費量の多いことが みられ は過マンガン酸 カリ消費量が少く 塩素量 た. 叉汚れの程度の近似している被験者DとC及 び被験者AとEとは各々体重, 身長等の身体的 状況が似ており, 前者は後者より体格 が大きく肥っている が 後者は身体が小柄 で細い点が注目さ 体質, 食物, 労働状態, 発汗量美 他種々の理由があると思われる れた. これらの差異 は被験者の, が料資が不足の ため考察の段階にまだいたらない.. 3 . 試験布の夏と冬との汚れの差異について 夏と冬との汚れの差異は第15表に 明らかなように夏 は冬に比べて 格段と汚染度の大であること - 20 一.
(10) . 肌着に用いられる被服材料の汚染に関する実験的研究第2報. が知られた. 特に7月の末から8月 上旬がその差が著しく, 8月中旬以降は目立って少くなって いることがみられた, これは第3表に示す気温と湿度に照して 気候環境の影響がはっきりあらわ 1, l n の各期間における夏と冬との汚れの差異につ い て み る れ て い る と 考 え る. 表 に 示 す 1, 1. と, 口の場合が最も多く, m の場合が最も少ない. これは前報第2表に示す気候に照しても明ら かなように, 晩秋より冬にかけての期間において 最気温の低い厳寒の時が最も発汗量が多く初冬 の季節が最も発汗量の少ないことを 示しているものと考える. これは室内の気温と湿度及び着装. 状態が主な理由であると考えられる. このことは前報において着用 期間による 汚れの差異を個別 的に比較した場合, 被験者Aの汚れの程度が他の被験者と相違している 点に具体的にあらわれて いると考えられる,. W. 括. 総. 56 1 , 札幌の夏期, 中秋 (7月下旬~9月 初旬,11月中旬~12月中旬) の期間成人女子5名 ( 才22才, 2 1才) , について晒木綿, 再生繊維類, ナイロン, 絹, 毛等の平織及びデシンの試験布を 用いて汚れの程度の実験的研究を前回に引き続 き実施した. 2 . 汚れの測定には前回と同じ方法を用いた. 但し試 験布については 被験者1名は前回と同様 m平方を肌着の内側第7頚椎の突起部に 相当する高 にしたが, 他の4名は異なる種類の試験布9c. さから下に, 脊中を中心にして左右各々3枚ずつ縫い附けた. 3 . 汚れの程度は平織のみの 場合は>晒木綿 >再生繊維類 〉羽二重 (絹) >〆リン ス (毛) > ナイ ロ ン の 順 で あ り, 平 織 と デ シ ン と の 場 合 は ペ ン ベ ル グ デ シ ン > ナイ ロ ン デ シ ン > ペ ン ベ ル グ. 平織>絹デシン>絹平織>ナイロン平織の順であった. 各汚れについて個人差が見られた, 4 . 汚れの程度の差異について試験布, 試験布着用期間, 被験者の各項目別に前回に引き続き. 若干の考察を行った. 本研究に当り終始本 学教授細井敬三先生の ご懇切な ご助言を賜わったことに 対し哀心より深甚 なる謝意を捧げるとともに実験実施上 ご協力下さった瀬野節子, 秋田陽子, 今井かね子, 桧垣芳 子の諸氏に感謝する.. 献. 女. 1 ) 柱田静枝 : 肌着に用いられる被服材料の汚染に関する実験的研究北海道学芸大学紀要第2部 CI1 . , No 1, 2 p .1~6 (1960). 60 1959,19 ) 2 ) 気象庁 : 地上気象観測原簿 (. 3 ) 気象協会北海道支部: 北海道の気象 3. No,10, 11 4, No.10,11,12, 5, No.2, 3. 4 ) 成田時治 : 化学繊維の性能とその応用 p.182~183 (1955) 5 ) 厚木勝基 : 紡織繊維学 p.122 (1949). 一2 1一.
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