高校生を対象とする抑うつ対処の自己効力感を高めるグループアプローチの実践的研究-論理療法の考えを活用した心理教育プログラムの開発及び実践-
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(2) うが自己効力感が高まっていることが示された。. 位尺度においても検証したが1結果はいずれも交 互作用が有意であった。一方、統制群の値は、プ. 一方.統制群の値は.プ1コグラム実施前後でほと. ログラム実施前後でほとんど変化が見られなかっ. んど変化が見られなかった。下位尺度においても.. た。1ヶ月後に継続調査をおこなったところ、不 合理な信念はプログラム実施直後に比べて増加し. 実践群は統制群1こ比べ.抑うつ対処の自己効力感. てきてはいるものの1実践群において,不合理な. たところ,両群に有意な差は認められなかった。. 信念の減少は持続していることが明らかにされた。. ③ストレスの変容. なお.男女の性差に関しては,いずれも有意な差. 全体では有意差は見られず、下位尺度の「抑う. は見られなかった。. つ不安」に関してのみ交互作用が有意であり(F(2,. ②抑うつ対処の自己効力感の変容. 304)=3.64,pく.05)、プログラム実施後の有意な減. 分析の結果,時期において主効果が見られた。(F. 少が見られた。継続調査をおこなったところ,両. (2,264)=13.06.p<.001)。分析の結果0.1%水準で. 群に有意な差は認められなかった。. の有意な高まりが見られた。継続調査をおこなっ. 交互作用が有意であり(F.(2,264)=12.30,p<.001)、. 実践群のほうが統制群に比べ,実践後に自己効力. π 考察. 感が高まっていることが示された。一方、統制群. 高校生を対象に.抑うつ対処の自己効力感を高. の値は.プログラム実施前後でほとんど変化が見. めることを目的とする論理療法を活用した心理教. られなかった。下位尺度においても,実践群は,. .青プログラムを学級において実施した結果,実施. 抑うつ対処の自己効力感の有意な高まりが見られ. 直後では不合理な信念は減少.抑うつ対処の自己. た。統制群は,各内容に関して,プログラム実施. 効力感悼高まり,その効果が実証された。また精. 前後でほとんど値に変化はなかった。実践群は1 ヶ月後に継続調査をおこなったところ、プログラ. 神保健の観点から、認知的側面に働きかけるグル ープアプローチの抑うつ予防1こおける有効性が示. ム実施直後に比べて.抑うつ対処の自己効力感の. された。. 低下がみられたものの,実施前と比較して自己効 力感の高まりは持続していることが示された。. ③ストレスの変容 同様な手法で分析をおこなったが,第2学年に関. しかし.1ヶ月後の継続調査においては.改善 状態は元に戻りつつあった。このような心理教育 プログラムの実施にあたっては.単発的なプログ ラムヒおいても効果は上がるものの,プログラム. しては交互作用は有意ではなかった。(F(2,264)=. の効果を持統させていくため1こは,年間計画を基. 1.39,n,s.)。. に継続的な取り組みを行うことがより一層効果的. 3 プログラム実施前後の変容 第1学年 ①不合理な信念(ビリーフ)の変容. であることが示唆された。以上の問題点を考慮し、. 時期こおいて主効果が見られた(F(2,306)=20.4. 果的なものしていくことが今後の課題である。. プログラムの精緻化を図り.より生徒にとって効. 3,P<.001)。時期と群の交互作用が0.1%水準で有 意であり(F(2,306)=17.70,p<.001)、。実践群のほ. カウンセリングの考え方や技法の活用が、生徒 を育てるという視点から教育現場で広カミりをみせ. うが、実践後に不合理な信念が減少していること. つつあるなかで,すべての生徒を対象とする1次支. が示された。一方,統制群の値は1ほとんど変化. 援モデルとしての心異教育プログラムを.各々の. が見られなかった。下位尺度においてもいずれも. 教育現場に応じて柔軟に活用することで.開発的. 交互作用が有意であった。継続調査をおこなった. ・予防的な教育相談活動の定着を図ることが望ま. 結果,不合理な信念の減少は持続していることが’. れる。. された。なお.男女の性差に関して検証したが. いずれも有意な差は見られなかった。. ②抑うつ対処の自己効力感の変容. 主任指導教員 浅川 潔司. 分析の結果、時期において主効果が見られた。(F. 指導教員 新井 肇. (2,304):7,761p〈.01)。0.1%水準で交互作用が有. 意であり(F(21304)=14.07,p<.001),実践群のほ. 一85一.
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