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平成20年度 全国学力・学習状況調査における各教科の結果分析 (ファイル名:5867.pdf サイズ:61.89KB)

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平成 20 年度 全国学力・学習状況調査における各教科の結果分析

枚方市教育委員会 1.小学校第6学年 国語 〈グラフの見方〉 ・グラフは、学習指導要領の領域等・評価の観点・問題形式ごとの枚方市(実線)・全国(点線)・大阪府(塗 りつぶし)の各平均正答率を表している。 〈国語A〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「国語A(知識)について、 平均正答率が65.4%(公立)であり、今回出題した学習内容の知識・技能の定着に一部課題が見られ る。」とあり、本市にも同様のことがいえる。 ・文部科学省の分析では、「過去の調査との同一問題(6設問)のうち5設問が過去の正答率と比べ3ポ イント以上高くなっているが、同音異義の漢字を書き分けることやグラフから分かる内容を書くこと などに課題がある。」とされている。本市においては、過去の調査との同一問題である漢字の読み書き に関しては国を上回り、良好な結果となっている。しかし、同音異義の漢字を書き分ける問題につい ては、正答率がやや低い。 〈国語B〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「国語B(活用)について、 平均正答率が50.5%(公立)であり、今回出題した学習内容に係る知識・技能を活用する力に課題が ある。」とあり、本市にも同様のことがいえる。 ・文部科学省の分析では、「物語の場面描写をとらえて内容を整理すること、資料から必要な情報を目的 や課題に応じて取り出し、条件に即して書き換えることなどに課題がある。」とされている。本市にお いては、グラフからわかったことをもとに自分の考えを明確に書く問題の正答率が低く、課題である。 〈成果と課題及び対策〉 ・漢字を読むこと及び書くことについての設問は、おおむね全国より正答率が高く、反復練習を行うな 小 学 校 国 語 B 問題 ( 活用 ) 0 20 40 60 80 100 話すこと・聞くこと 書 くこと 読むこと 関心・意欲・態度 話 す・聞く能 力 書く能力 読む能力 選択式 短答式 記述式 枚方市(市立) 全国(公立) 大阪府 (公立) 小 学 校 国 語 A問 題 ( 知識 ) 0 20 40 60 80 100 話すこと ・聞くこ と 書 くこと 読むこと 言語事項 関心・意欲・態 度 話す・聞く能力 書く能力 読 む能力 知識・理解・技能 選択式 短答式 枚方市(市立 ) 全国(公 立) 大阪府 (公立)

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2.小学校第6学年 算数 〈算数A〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「算数A(知識)について、 平均正答率が72.2%(公立)であり、今回出題した学習内容の知識・技能について更に身に付けさせ る必要がある。」とされている。本市においては、すべての項目において、全国値を上回っており、 良好な結果を示している。 ・文部科学省の分析では、「過去の調査との同一問題(5設問)のうち4設問が過去の正答率と比べ3 ポイント以上高くなっているが、面積についての感覚を身に付けることや百分率の意味を理解するこ となどに課題がある。」とされているが、本市においては、これらの問題において、大きく全国値を 上回っている。 〈算数B〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「算数B(活用)について、 平均正答率が51.6%(公立)であり、今回出題した学習内容に係る知識・技能を活用する力に課題が ある。」とされているものの、すべての項目で全国値を上回っている本市は、一定の成果をあげてい るといえる。 ・文部科学省の分析では、「割合の考えを用いて正誤を判断し、その理由を説明すること、2つのグラ フの特徴を基にしてその違いを説明することなどに課題がある。」とあり、本市においても、すべて の項目で全国値を上回ってはいるものの、同様の課題が見られる。しかし、図形の面積に関する問題 は、正答率が高く、指導の成果が見られる。 〈成果と課題及び対策〉 ・文部科学省が課題としている部分は、本市においては一定の到達を見ている。特に、計算式や図形、 百分率などの設問は、総じて正答率が高く、成果があらわれている。今後さらに、実生活における事 象との関係を図った授業を工夫し、数量が実感と結びつくような指導を図っていく必要がある。 ・算数については、少人数指導や習熟度別指導の成果があらわれていると考えられるが、個別の領域に おいては、各校が細やかな分析を行い、指導の改善に生かすことが重要である。 小 学校 算数 B問 題( 活用 ) 0 20 40 60 80 100数と計算 量と測定 図形 数量関係 数学的な考え方 表現・処理 選択式 短答式 記述式 枚方市 (市立 ) 全 国(公立) 大阪府( 公立) 小 学 校 算 数 A問題 ( 知 識 ) 0 20 40 60 80 100数と計算 量と測定 図形 数量関係 表現・処理 知識・理解 選択式 短答式 枚方市(市立) 全国(公立) 大阪府(公立)

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3.中学校第3学年 国語 〈国語A〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「国語A(知識)について、 平均正答率が73.6%(公立)であり、今回出題した学習内容の知識・技能について更に身に付けさせ る必要がある。」とあり、「読むこと」「読む能力」以外は全国値を下回る本市にも同様のことがいえ る。 ・文部科学省の分析では、「過去の調査との同一問題(7設問)のうち4設問が過去の正答率と比べ3ポ イント以上高くなっているが、論理の展開に即して説明文の記述の内容を読み取ることや辞書の言葉 を使って慣用句の意味を書くことに課題がある。」とされている。本市においては、故事成語「虎の 威を借る狐」の設問に良好な結果が見られた。一方、語句の意味を理解し、文脈の中で適切に使う設 問やインタビューの設問の一部に全国に比べて正答率の低いものが見られた。 〈国語B〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「国語B(活用)について、 平均正答率が60.8%(公立)であり、今回出題した学習内容に係る知識・技能を活用する力に課題が ある。」とあり、すべての項目において、全国値をやや下回る本市にも同様のことがいえる。 ・文部科学省の分析では、「表現に注意しながら文章を読み、読み取った内容を整理すること、資料の情 報を根拠にして自分の考えを書くことなどに課題がある。」とされている。本市においては、レポー トの特徴や工夫をとらえる設問や四字熟語を手がかりに理解し、説明する設問に全国に比べて正答率 の低いものが見られた。 〈成果と課題及び対策〉 ・登場人物の人間関係や心情をとらえたりする設問等については、比較的良好である一方、論理の展開 や資料の読み取り、複数の条件が課せられた設問は、正答率が低い。論理の展開に即して説明文の記 述の内容を読み取ることや非連続型テキストの読み取り等をさらに指導することが必要である。 ・目的に沿って効果的に話し合ったり、話し手の意図などをとらえながら適切に聞き取ったりするため の言語活動を充実させる必要がある。 中 学 校 国 語 A 問題 ( 知 識 ) 0 20 40 60 80 100 話すこと・聞くこと 書くこと 読むこと 言語事項 関心・意欲・態度 話す・聞く能力 書く能力 読む能力 知識・理解・技能 選択式 短答式 枚方市(市立) 全国(公立) 大阪府(公立) 中 学校 国 語B 問 題( 活 用) 0 20 40 60 80 100書くこと 読むこと 言語事項 関心・意欲・態度 書く能力 読む能力 知識・理解・技能 選択式 記述式 枚方市(市立) 全国(公立) 大阪府(公立)

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4.中学校第3学年 数学 〈数学A〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「数学A(知識)について、 平均正答率が63.1%(公立)であり、今回出題した学習内容の知識・技能の定着に一部課題が見られ る。」とある。本市においては、すべての項目において、全国値を上回っており、一定の成果をあげ ているといえる。 ・文部科学省の分析では、「過去の調査との同一問題(6設問)のうち4設問が過去の正答率と比べ3 ポイント以上高くなっているが、文字式を事象と関連付けてよみとること、比例・反比例・一次関数 の意味や対応するグラフの特徴の理解などに課題がある。」とされている。本市においては、すべて の項目において、全国値を上回っており、成果が見られる。ただ、図形の対称、比例反比例のグラフ、 一次関数の表の設問に正答率の低いものが見られた。 〈数学B〉 ・全体の傾向としては、全国の状況と同様である。文部科学省の分析では、「数学B(活用)について、 平均正答率が49.2%(公立)であり、今回出題した学習内容に係る知識・技能を活用する力に課題が ある。」とあり、「表現・処理」「短答式」以外の項目で、全国値を下回っている本市にも同様のこと がいえる。 ・文部科学省の分析では、「複数の資料から課題解決に必要な情報を整理し、事象を数学的に解釈して説 明することなどに課題がある。」とされている。本市においては、組合せの総数を求める、与えられ た情報を分類整理する設問に良好な結果が見られた。一方、事象を数学的に解釈し、言葉で説明する ような設問に正答率の低いものが見られた。 〈成果と課題及び対策〉 ・知識・技能においては、定着が見られ、成果があらわれている。今後はさらに、実生活における事象 を数学的に解釈し、適切に説明できる力を育成する必要がある。 ・数学については、少人数指導や習熟度別指導の成果があらわれていると考えられるが、個別の領域に おいて各校が細やかな分析を行い、指導の改善に生かすことが重要である。 ・数学的な思考を、実生活や言語活動と結び付けていく授業の工夫が必要である。 中学 校 数学 A問 題 (知 識 ) 0 20 40 60 80 100 数と式 図形 数量関係 表現・処理 知識・理解 選択式 短答式 枚方市(市立) 全国(公立) 大阪府(公立) 中学校 数学B 問題 (活 用) 0 20 40 60 80 100数と式 図形 数量関係 見方・考え方 表現・処理 選択式 短答式 記述式 枚方市(市立) 全国(公立) 大阪府(公立)

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5.まとめ ・国語において、漢字を読むこと及び書くことについては、反復練習を行うなどの指導により、漢字の 力が定着しているものと考えられます。一方、論理の展開やグラフなどの資料の読み取りには、課題 が見られました。 ・算数・数学において良好な結果があらわれています。これは、本市が取り組んできた少人数指導や習 熟度別指導の成果と考えられます。現在行っている学力向上の取組を、さらに継続、充実させていき ます。 ・本年度の全国学力・学習状況調査の結果から、言語活動を中心とした教科横断的な指導や、教科学習 を、よりいっそう実生活と関連付けていくことの重要性が読み取れます。今後は、それを踏まえた指 導法や授業の改善を行っていく必要があると考えます。 ・各教科の設問別調査結果については、教育委員会内に設置した学力向上プロジェクトチーム及び小学 校国語科・算数科の研究部、中学校国語科・数学科の研究部において正答率や無解答率を踏まえた分 析を行い、指導改善のポイントを明らかにすることで、今後の教育活動に生かしていきます。 ・全国学力・学習状況調査を分析し、今後、各校における学力向上プランの取組や本市としての自学自 習力の向上、教職員の授業改善、指導力向上等について具体的な改善を図っていきます。

参照

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