IRUCAA@TDC : 治癒期間3ヵ月におけるイヌ下顎骨埋入fixtureの骨接触率について
全文
(2) 375. 原 著治癒期間3ヵ月におけるイヌ下顎骨哩人 の骨接触率について 中 山 一 久 嶋 村 一 郎 岸 正 孝 東京歯科大学歯科補綴学第三講座 (主任:岸 正孝教授) 年1月31日受付) 年3月3日受理). 抄 錬:イヌ下顎骨に埋入した について,埋人後3カ月の時点の の骨接触率,す なわち骨と接触している の表面の距離と骨髄腔に対向する 表面の距離との比率を 究明した。 計測対象は,抜歯後3ヵ月の時点でイヌ下顎骨に厘大した およびその周囲骨組織とした。 を含むイヌ下顎骨のブロックを,近心面より 長軸に平行に 側面の一部 が露出するまで研磨し,計測範囲を上下的に3区分し,弱拡大のSEM像にて観察を行ったo次い で,同様の操作を遠心面,頑側面および舌側面について行った.これらの像より,骨および骨髄腔 の面積,また,骨と との接触距離を計測した。骨接触率は,埋入した の上1/3 那,中1/3部および下1/3部において,それぞれ および23%を示し,上1/3部と下1/3 部との間に有意差が認められた。骨髄腔の面積比率は,単位面積あたり,上1/3部,中1/3部およ び下1/3部において,それぞれ および61%を示し,上1/3部と下1/3部との間に有意差 が認められた。また,骨接触率および骨髄腔の面積のいずれについても,近遠心面,頑舌側面の各 面間に有意差は認められなかった。 キーワード: 骨接触率,骨髄腔の面積比率,イヌ下顎骨. 範囲では の表面が,周囲骨組織と直接 接触している状態を呈することも報害されてお. 緒 責. においては,下部 構造である が周囲骨組織と直接接触し,. り 骨接触率に関する研究も多く報吾されて いる が の頑舌断面もしくは,特定 の範囲において観察したものであり の. 唆舎および姐噛力が,周囲骨組織に置接支持さ れるのが特徴である。したがって,その支持能 力は 周囲骨組織の構造,および接触範 囲等により大きく影響を受けるものと考えられ る。 周囲骨組織による支持能力および. 全周囲について観察したものはみられない。そこ で,イヌ下顎骨に埋入した について,森 吉側面のみではなく,近遠心面を含めた4面にお ける骨組織の分布状態,および に対する 骨組織の接触状態について観案を行い,それぞれ. 被圧変位特性については,すでに多くの報吾がさ れている 。また,光学顕微鹿による観察の. 別刷請求先: 〒 千葉市美浜区真砂 東貢歯科大学歯科補緩学第三講座 中山一久 - 61. の面問の差,また,上下的な部位差について検討 を行った。.
(3) 巾山,他:イヌ下顎骨帽入rixtureの骨接触率. 376. 実 験 方 法 1.抜歯およぴrixtureの増人手術と治癒期間 実験には3頭の雑種成犬を用いたが,手術に際 しては東京歯科大学動物実験指針に基づき,無痛 的に処置を行うことを条件とした。麻酔には前投 薬として5%塩酸ケクミン(三共株式会社製:動 物用ケタラール50筋注用)0.2ml/kgを筋肉内投 与した後,5%ベントバルビタール(人目木製某 社製:ネンブタール注射液)0.5ml/kgの静脈内 投与により全身麻酔を施した。その後,口腔内お. く:i l LL\し=Il】Lブノニノ\. よび「‖控周囲を0.5%ベンザルコニウム(小堺製薬 株式会社製:塩化ベンザルコニウム液)によって 消毒し,手術環境を設定した。このような条什下 で.まず,抜歯手術を行った。複根歯の場合に は,ダイヤモンドディスクおよびタービンバーに より滅菌生理食塩水注水下にて分割を行い,抜歯 紳子にて下顎第1,第2,第3前臼歯を抜去し, 粘膜骨膜弁を緊張なく,緊密に縫合し,技術商を 閉鎖した。 一定の治癒が得られた3ヵ月の治癒期間経過 後にfixture押入手術を行った。本実験における. トト t)理へ†麦しパいt. rixture埠入手術(阿1)は,頬舌側の片側におい. 図1【ixtしけe付人J二・彿. てはFixtureが皮質骨と接触しているが,反対側. においては皮質骨の接触が全くないという状態を 避け.顎骨の頬舌側的中央にFixtureが位置する. 下方郡に下顎管が存在し,その周囲には骨梁がほ. ように,イヌ下顎骨の形態を考慮し,若干頗側に. とんど存在しない。しかし,歯槽骨頂から卜顎管. までの距離が約20mm存在するために,歯槽骨頂 るようにて理人を行った。 側約10mmの範囲には海綿骨が存在している割合 rixtureの埠入部位は,それぞれのイヌの下顎 が高いことが考えられる。さらに,頗舌的にも埋 の犬歯遠心より第1後臼歯近JL、の範凋とした。3 人に充分な幅を確保できるため,イヌ下顎前日的 部の形態を考慮し,rixtureは,ブローネマルク 頭のうち2頑には,片側に4本,反対側に1本埋 タイプインプラントの一命径3.75mm,長径10mm 人し両側で5本,残りの1豆引ま,片側のみに3木 のsta,ndardtyperixture(NobelBiocare社製) 理人し,計13.本の埋入を行った。fixture埋人後 を使用した。 ほ粘膜骨膜弁を緊密に緊張なく縫合し,手術創を ここで,前述したように.3頭のイヌに対して 完全に閉鎖した。 13本のrixtureの埋入を行い,観察対象とした 飼育環頒は.飼育ケージ内に各1頑とし.手術 が,便宜上,被験対象としたrixtureをrixture 部位に対する外力の影響を可及的に少なくするた ①∼⑬とした。それぞれ,rixture①∼⑤は1豆貞 め,術後2二週間の期間は食餌を快食とした。 EL rixture⑥∼⑲は2豆日日およびfixture⑪∼ 2.rixture 傾斜させ,全てのrixtureが均一な位置関係にな. 実験対象としたイヌF顎骨の前臼歯部は,その. ⑬は3頭目に理入されたものである。 62.
(4) 歯科学報 Vol.100,No.4(2000) 3.試料の組織固定と切り出し. rixture蝿人後治癒期間として3ヵ月経過した 後,致死量の全身麻酔下にて,絶類静脈からの 放血によりイヌを無痛的に安楽死させ,同時に 生理食塩水,ついでダルクールアルデヒドとパ ラホルムアルデヒドの混合液〔2%pararol maldehyde,2%glutaraldchydein O.05M phosphatebuffer(ph7.4〕〕にて総頸動脈より潅 流を行った。 潅流固定後,下顎骨を第1後日菌近心で垂直に 切断し摘出した。摘出後,同液にて3週間疫病す ることで顎骨の組織間定を終了した。. 377. まず上昇エタノール列にて脱水し,次に,Sty rene monomerおよぴ,RigLOlac調合夜(E] EM株式全社製Rigolac2004:Rigolac70F= 8:2,1%Benzoylperoxide paste)にて透 徹し包埋を完了した。 5.試料の研磨および観察. rlxtureに付与されているネジ山の頂部と谷部 を,研磨時および観察面の設定時の指標とした。. 組織固定の終了した試料はEcometPOLISHER (笠井商工株式会社製)にて近遠心面それぞれを,. fixtureの長軸に対して平行に,rixtureの側面 の一部が露出するまで研磨し(図4),近心面につ. 浸清固定後,上里入したfixtureとrixturcとの 問で切断し(図2),rixtureを含む下顎骨の頬舌. いて観察の後,さらに研磨を続け,30〟m程度研 磨した段階で,再度観察を行った。その後さらに 研磨し,30/∠m程度研磨した段階で観察を行っ. 新ブロックとした(図3)。ついで非脱灰研磨標本. た。このように.研磨,観察を繰り返し行うこと. 作製のための処理を行った。. により,断面観より,一辺が約0.43mm,高さ 約0.3mmで,頂点が0.6mm間隔に均一存在する rixtuTeのネジ山頂部よりネジ谷部間における中 央部付近の,近接した3段階の深さの研磨面につ いて観察を行い,これらの3層の平均値を計測値. 4.組織標本の作製. とした。さらに,遠JL、面および頬舌側面について も同様の方法で研磨し観察を行った。すなわち,. rixturel本あたり近遠JL、面,頬舌側面の4而に ついて,各3段階の深さの断面,合計12面の観察 を行った。なお,試料の製作および観察過程につ いては,図5に示すとおりである。. 婚舌側面研磨後,試料はrixtureを巾心とした. r、畑i†メト肺けJ〕勅1.机71トソツ. 岡4 研磨標木 63.
(5) 中止他:イヌf顎骨厘人 の骨接触率. 378. および の面積比率ついて,本学所有の多 目的画像処理装置(MTP)を用い計測を行った。. 下顎前臼歯抜歯 〕 3ヵ月. ここで,計測条件を単純化するためにトレース像 を入力し,画像処理を行った。まず,トレース画. 埋大手術 〕 3ヵ月. 像における脅,骨腔および の面積を計測 し,これらの数値から,単位面積当たりのそれぞ. 安楽死,潅流固定,剖出および浸漬固定 .i. れの面積比率を求め,第1層から第3層までの値 の平均値を算出した。また,同様の観察部位にお. 問にて頑舌断ブロックに切断. いて 周囲に接触する骨の割合,すなわ ち,計測範囲における の外周長,および の外周に骨が直接接触した距離を求め,. ヽ. 脱水およびポリエステル樹脂包埋 ヽ. 全長に対する骨接触距離の比率を汀分率で求め, 第1層から第3層までの値の平均値を算出した。. 近心面の研磨,蒸着およびSEMにて観察 (第1層∼第3層) .i. 遠心商の研磨,蒸着およびSEMにて観察 (第1層∼第3層). 実 験 結 果. 周囲における骨,骨腔および の面積比率 各観察部位における骨,骨腔および そ. ヽ. 煩側面の研磨,蒸着およびSEMにて観察 (第1層∼第3層). れぞれの面積の計測結果は,表1-4に示すとお りであり,表中の数値は3段階の研磨面の平均値 である。また,これらの計測結果から得られた. l.. 舌側面の研磨,蒸着およびSEMにて観察 (第1層∼第3層) 図5 試料の製作および観察過程. 骨,骨腔および の面積比率は以下のとお りである。. 直方体となった。 6.観察方法. 1)近心面 表1に示すように 周囲の面積比率の 平均は,上部において骨57± 骨腔26±11. 走査型電子顕散鏡 により の一 部が露出した研磨由について,骨,骨および. 」 3%を示し,中部においては, 骨51± 骨腔 ± 5%を. によって閉鎖された骨髄腔(以下骨腔と略称 する),さらに の観察を行ったo 観察範 囲は 一定の蓋準を設けるために,また. 示し,下部においてはそれぞれ ±8%を示した。 2)遠JL、面. を含む周囲組織が同I-・画面内に入るように の空貢部から先端の範囲を,上 部,中1/. 表2に示すように 周囲の面積比率の 平均は, I二部において骨57± 骨腔29±12. 3部および下1/3部に3区分し, SEMの弱拡大 (倍率40倍)で映し出された画面,すなわち mmx の範囲内において観察を行っ. 〔3%を示し,中部においては, 骨44± 骨腔40士 ± 4%を. た。なお,観察面において骨,骨腔および は,明らかに異なる像として認められた。. 示し,下部においてはそれぞれ, 27」 土 と2%を示した。 3)乗細り面. 図6は,得られたSEM像の1例である。この ようなSEMにより得られた画像より,管,骨腔. 表3に示すように 周囲の面積比率の 平均は,上部において骨57± 骨腔30±16 64.
(6) 歯科学報 Vo上. 近心血 上1/ノ3郡. 近心面 中1/ノ3部. 近心面 下1/3郭. 遠心面 上1/3郭. 遠心面 中 部. 遠心面 下1/3部. 頑側面 上1/3部. 頑側面 中1/3部. 頑側面 部. 舌側面 上1/3部. 舌側面 中1/3部. 舌側面 下1/3部. 図 像. 65.
(7) 中山,他:イヌ下顎骨厘人 の骨接触率. 380. 表 周囲における骨,骨腔および の面積比率I-近JL、面-. 表 周薗における骨,骨腔および の面積比率 「遠心薗一. 表 近JL、面上部における面積比率 (単位: %) f iX tu r e N 0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. 骨. 骨腔. 35 60 62 64 53 58 57 70 70 33 60 62 61. A Ve . S .D -. 57 ll. 46 23 25 21 31 25 21 16 13 52 26 18 17 26 ll. 表2 -a 遠心面上部における面積比率 (単位: %). fix tu r e 20 16 13 14 16 冒 23 14 18 15 14 20 22 十γ 3. A Ⅴe . S .D .. 骨. 骨腔. 46 49 38 52 62 17 53 68 58 51 62 54 56 51 12. 22 33 45 32 24 62 29 1.8 17 34 21 26 20 29 12. fiⅩtllr e 31 18 1丁 16 14 21 18 14 25 15 17 21 24 19 5. A Ve . S .D .. 骨 20 18 24 17 50 14 30 55 45 7 30 63 36 31 17. 骨腔 52 68 62 71 44 67 66 LI2 32 87 67 26 51 57 1 PT. 骨腔. 41 58 52 74 52 68 67 68 56 20 62 66 51. 40 25 38 16 30 19 20 20 29 63 24 20 31. fix tu re 19 冒 10 10 18 13 13 1.2 15 17 13 14 18. A Ve . S .D .. 57 14. 29 12. 15 3. fiⅩtu r e N0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬ A Ve . S .∩ .. 表 近心血下部における面積比率 (単位: %) f iX tu r e N 0l ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. 骨. 表2 1b 遠心由中部における面積比率 (単位: %). 表 近心海中部における面積比率 (単位: %) riⅩtu r e N0. ㊨ ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. fiⅩtu re N0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ㊨ ⑫ ⑬. 骨. 骨腔. 40 30 15 43 57 23 54 45 52 39 72 62 43 44 15. 44 46 73 45 21 58 33 42 32 46 17 26 40. f ix tu r e 16 24 12 12 22 19 13 13 16 15 12 13 17. 40 14. 16 4. 表2 - C 遠心面下部における面積比率 (単位: %). fix tu r e 28 は 15 12 6 19 3 4 23 6 2 ll 13 12 8 66 一. fiⅩtu r e N 0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. 骨. 骨腔. 12 8 29 41 39 15 23 21 40 22 31 43 28. 83 85 66 54 55 78 76 75 51 71 68 52 70. A Ve . S .D .. 27 ll. 68 ll. fix tu r e 5 7 5 5 6 7 2 4 10 7 1 5 2 5 2.
(8) 歯科学報. 381. 表 周囲における骨,骨腔および. 表 周園における骨,骨腔および の面積比率 ---舌側面I--. の面積比率 一顧側面一. 表 舌側面上部における薗積比率 (単位: %). 表 頑側血上部における面積比率 (単位:%) fiⅩtu r e N0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ㊨. 管. 骨腔. fix tu re. 35 61 69 67 36 65 72 73 65 26 55 53 65. 55 30 17 23 53 23 13 15 23 62 34 25 20. 10 9 14 ll 1つ 13 15 12 12 13 1] 21 15. A Ve. S .∩.. 57 15. 30 16. 13 3. fiⅩtu r e N0. ① ② ③ ④ ($ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ㊨. 骨. 膏腔. 30 29 68 70 56 61 63 73 66 42 62 67 78. A Ve.. 59 15. 53 63 21 18 34 28 21 16 24 43 23 16 14 29. fix tu r e 16 8 ll 13 10 ll 16 日 10 15 15 16 8 12. 15. 3. S lD l. 表 舌側面中部における面積比率 (単位: %). 表3 b 衷頁側面中部における面積比率 (単位:%) fiX tu re N0 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. 普. 骨腔. 23 32 41 64 63 13 44 55 64 38 70 49 68. 61 54 42 23 21 69 36 31 23 43 16 19 19. fix tu re 16 14 17 13 17 1.8 19 14 14 19 13 32 13. fiⅩtu re N0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. A Ve . S .D .. 48 17. 35 17. 17 5. A Ve . S .I) .. 管. 骨腔 65 57 82 73 14 72 52 46 27 89 36 39 60. A Ve.. 24 40 10 22 84 捕 43 53 68 2 58 43 39 39. S .D .. 22. 55 21. 骨腔. 55 34 21 64 65 39 53 58 56 60 69 46 57 52 13. 25 52 67 21 18 42 27 30 33 27 具、 41 30 33 14. fix tu re 21 13 12 14 17 19 19 工! ll 13 12 13 13 15 3. 表4 -C 舌側面下部における面積比率 (単位:%). 表3-C 頑側面下部における面積比率 (単位: %) fiⅩtu r e N0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. ⊥. 骨. fix tu r e ll 3 9 6 1 9 5 1 5 8 6 19 1 6 5 - 67 -. fiⅩtu re N0.. 骨. ㌧ 十 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬ A Ve .. 25 36 23 30 56 18 20 32 33 14 31 63 27 31. S .D .. 14. 骨腔 69 60 74 61 39 72 74 67 61 86 65 33 72 64 14. fix tu re 6 4 3 9 5 10 6 1 6 0 5 4 1 5 3.
(9) 中止他:イヌ下顎骨埋人 の骨接触率. 382. 型雑種成犬の下顎骨である。その外形は前臼歯を. ±3%を示し,中部においては, 骨48± 骨腔35± ± 5 %を 示し,下部においてはそれぞれ, 39± ± ±5%を示した。 4)舌側面. 表4に示すように 周囲の面積比率の 平均は,上部で骨59± 骨腔29± ±3%を示し,中部においては,骨52± 骨腔33± ± 3%を示し, 下部においてはそれぞれ, 31± ± 5±3%を示した。 に対する骨の接触率 各観察部位における に対する骨の接 触率は表5-8に示すとおりであり,表中の数値 は3段階の研磨面の平均値である。 1)近心薗 表5に示すように と骨の接触率の平 均は,上部において38±9%を示し,中部におい ては, 36±12%示し,下部においては, 20±13% を示した。 2)遠心面 表6に示すように と骨の接触率の平 均は,上部において40±13%を示し,中部におい ては, 31±13%を示し,下部においては, 23±20 %を示した。 3)頑側面 表7に示すように と骨の接触率の平 均は,上部において35±18%を示し,中部におい ては, 33±18%を示し,下部においては, 29±26 %を示した。 4)舌側面における骨接触率 表8に示すように と骨の接触率の平 均は,上部において36±7%を示し,中部におい ては, 30±10%を示し,下部においては, 18±16 %を示した。 考 察. 披歯後,同部において,高径約 幅径 約 の頑舌方向に圧偏された円筒状を呈 し,ヒトの下顎骨の小臼歯郭に幾似しており 本実験の目的を達成するために好ましいと判断し た。. 2)治癒期間 インプラント埋大手術は,ヒトにおいて,通常 抜歯後3-6ヵ月以降に施術されている。イヌの 顎骨の抜歯後の構造の変化については様々な報吾 がなされており 五十嵐21)は抜歯嵩内の骨 栗幅,骨梁密度は3ヵ月の値が一番高く,その後 の経過とともに減少すると報害しており,阿部22) の研究においても,抜歯嵩内の骨梁密度は3ヵ月 で最も高い値を示し,それ以後,経過に伴って減 少する傾向を示し,特に前臼歯部においては抜歯 後の早期に抜歯嵩周囲骨異密度の急激な滅少がお こっていると報害している。また,官下20)は抜歯 後2-3ヵ月の問に抜歯嵩高日部廠密骨における 骨形成の元進は停止し,歯槽突起部の変化も停滞 すると報吾している。 本実験においては,抜歯後3ヵ月で の 埋大手術を行ったが,イヌにおけるこの時期は臨 床において 埋大手術が推奨されている3 -4ヵ月23)に近似しているものと考えられ,ヒト に対する適応例と比較するために適当と思われ る。 2.骨腔率について に近接する骨には,比較的大きな骨腔 が高強度に認められるo実験結果で述べた骨組織 中の骨腔の占める比率について,近遠心面および 頑舌側面それぞれの数値から,上1/3部,中1/3 部および下1/3部については,面間の差が小さい ように思える。そこで,各面の平均,標準偏差を 藁に, 1元配置分散分析を行った結果,上1/3 部,中1/3部および下1/3部のいずれにおいても 有意差は認められなかった。 そこで, 4面の標本を合算すると統計値は,上. 1.実験方法について 1)被験対象 本研究で用いた下顎骨は,体重 程度の中. 1/3部29± 中1/3部34±14%および下1/3 部61±16%となり,これらについて有意差検定を. - 68 -.
(10) 歯科学報. 383. 表7 頑側面における に対する骨の接触率 (単位: %). 表5 近心面における に対する骨の接触率 (単位: %) 下 1/ 3部. fiⅩtu r e N 0.. 上 1/ 3部. 中 1/ 3部. 下 1/ 3部. 36. 21. ①. 19. 17. 10. 24. 16. ②. 30. 13. 21. 28. 24. 14. ③. 58. 27. 0. ④. 42. 40. 14. ④. 36. 66. 69. ⑤. 45. 43. 32. ⑤. 十7. 49. 86. ⑥. 27. 8. 4. ⑥. 24. 6. 7. ⑦. 52. 42. 3. ⑦. 36. 描. 16. ⑧. 40. 53. 37. ⑧. 36. 33. 29. ⑨. 47. 52. 4 1.. ⑨. 73. 40. 41. ⑲. 29. 29. 0. ⑲. 4. 19. 0. ⑪. 31. 33. ll. ⑪. 49. 40. 5. ⑫. 49. 39. 37. ⑫. 29. 44. 31. ⑬. 43. 45. 25. ⑬. 45. 58. 57. A Ve .. 38. 36. 20. A Ve .. 35. 33. 29. S .I〕.. 9. 12. ]3. S .D .. 18. 18. 26. fiⅩtu r e N 0.. 上 1/ 3 郭. ①. 21. ②. 41. ③. 中. 部. 表8 舌側面における に対する骨の接触率 (単位: %). 表6 遠心面における に対する骨の接触率 (単位: %) fiⅩtu r e N0.. 上 1/ 3部. 中 1/ 3部. 下 1/ 3部. fiX tu re N0.. 上 1/ 3郭. 中 1/ 3部. 千. 32. 29. 16. ①. 28. 40. 10. ②. 35. 28. 13. ②. 34. 15. 22. ③. 23. 18. 17. ③. 46. I.9. 4. ④. 57. 47. 18. ④. 33. 46. 13. ⑤. 46. 32. 41. ⑤. 43. 51. 61. ⑥. 31. 8. 15. ⑥. 49. 24. 26. ⑦. 47. 52. 4. ⑦. 36. 30. 5. ⑧. 46. 28. 29. ⑧. 39. 24. 5. ⑨. 34. 47. 55. ⑨. 27. 26. 26. ⑲. 24. 16. 0. ⑲. 27. 26. 0. ⑪. 31. 39. 69. ⑪. 39. 37. ll. ⑫. 53. 40. ll. ⑫. 31. 23. 17. ⑬. 65. 24. 8. ⑲. 41. 23. 38. A Ve .. 40. 31. 23. A Ve .. 36. 30. 18. S .D .. 13. 13. 20. S .D .. 7. 10. 16. -69-. 下 1/ 3部.
(11) 中山,他:イヌFr顎骨埋人 の骨接触率. 384. 行った結果(表9),上1/3部と下1/3部との問, および中1/3部と下1/3部との間に有意差が認め られた。したがって に近接する骨組織 に存在する骨腔の面積比率には,面問には差異は ないが,上下的には差異が存在し,上1/3部およ. このように に近接する骨組織に認めら れる骨腔の面積には,面問には差異はないが, 上下的には差異が存在する。したがって骨組織 の断面に認められる骨腔は あたり,上. び中1/3部では30%前後の値を示すのに対して,. 1/3部では が 個,また,中1/3部 で が 個の分布を示し,上1/3部と. 下1/3部では61%と,上1/3部と中1/3部の約2 倍を示すことが判明した。 ここで,相対的な骨腔の面積を推定するため. 中1/3部とには著しい差異が認められないのに対 して,下1/3郭では が 個を示し, 他の部と著しい差異が認められる。. に,それぞれの標本について骨腔の個数を算定し た結果,表10に示すように,上1/3部では,近心. このことはイヌ顎骨の形態的条件から の下1/3部は骨髄腔に近接している可能性. 側で23± 9個,遠心側で22±11個,頑側で20±10 個,舌側で23±11個,また,中1/3部では,近心 側で24±11個,遠心側で18±11個,頑側で18±12. が高く,骨髄腔中に突出した に形成され る骨組織は,骨腔の極めて大きな海綿骨である可 能性が高いと思われる。. 個,舌側で23±12個を,さらに,下1/3部では, 近心側で9±7個,遠心側で7±6個,頑側で13 ±11個,舌側で10±13個を示した。これらの数値 についても,面問の差が小さいように思えるの で,各面の平均,標準偏差を蓋に, 1元配置分散 分析を行った。その結果,上1/3部,中1/3部お よび下1/3部のいずれにおいても有意差は認めら れなかった。したがって, 4面の標本を合算した 骨腔数の統計値は,上1/3部では22±10個,中 1/3部では21±12個,およびド1/3部では10± 9 個となり,上1/3部と中1/3部に比較して,ド 1/3部では約1/2の値を示した。ここで,骨腔1 個あたりの面積は, (計測面積×骨腔率)/膏腔 数で表せるので,上1/3部 中1/3部 および下1/3部 となり,下 1/3郭においては,上1/3部と中1/3部に比較し て,約4倍の値を示した。. 3.骨接触率について 骨接触率については,これまでに多くの報吾が されている。 ら12)によると,イヌ下顎 骨に埋大したチタン製のアストラ・デンタル・イ ンプラントについて,光学顕微鏡において乎均で 6工3%の骨接触率を示したことを報菖している。 さらに,井上ら14)は,イヌ下顎骨に埋大したブ ローネマルクタイプインプラントについて,顕微 鏡写真において上部構造装着後3ヵ月で 6ケ月後で の骨接触率を示したことを報害 している。また ら13)は,ウサギ腔 膏に埋大した-イドロキシアパタイト・コーティ ング・スレッドタイプ・インプラントとチタン・ スレッドタイプ・インプラントについて埋入6過 後で,それぞれ65%および 年後で,それ ぞれ59%および74%の骨接触率を示したことを報 害している。さらに最近では,早期より骨結合が. 表9 近遠心面および頑舌側面の平均値における上下的な部位差についての有意差検定 I-骨腔率I上 1/ 3部 上 1/ 3 部 中 1/ 3 部 下 1/ 3部. 中 1/ 3部. 下 1/ 3 部. ∼ 0.3911. ♯. 0. 0 0 0 2 * 塞:P〈O.05. - 70 一.
(12) 歯科学幸屋. 385. 表 周固骨組織における骨腔数. 褐られ,新生骨の形成が多いと報菖されている ディオブサイド埋め込み人工歯根24)について,非 機能下においては,歯空貢側1/2でそれぞれ. 表 土1/3部における骨腔数 (単位:個) fiⅩtu re N0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. 近心面. 遠心 面. 煩側面. 舌側面. 19 冒 19 15 34 16 40 34 30 9 19 20 31. 17 18 15 28 12 14 33 45 36 7 12 31 25. 9 15 16 19 5 18 33 32 30 7 31 21 40. 7 5 27 17 29 日 39 40 25 17 26 30 44. A Ve .. 23. 22. S .I〕.. 9. ll. 20 10. 23 ll. および 浪端側1/2でそれぞれ およ び の骨接触率を示すが,機能圧を加えるこ とにより,いずれにおいても板端側の骨接触率が 増加することが報舎されている18)。 これらのことより,上部構造を装着し機能圧を 与えることにより接触率の値に変化が生じるもの と考えられる。また,バイオイナ-トとされてい るチタンと比較し,バイオアクティブであるとさ れるハイドロキシアパタイトおよびディオブサイ ド等は新庄骨の形成能が良好で,早期に高い接触 率が得られるものと思われる。 本実験では,バイオイナートとされているチタ ンインプラントを用い,非機能下でのイヌ下顎骨. 表10-b 中1/3部における骨腔数 (単位:個) fiX t u r e N0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬. 近 JL 、面. 遠心面. 頼側面. 舌側面. 21 冒 13 ll 32 2 34 34 34 22 25 39 27. A Ve.. 24 ll. 13 7 1 12 21 3 31 22 25 15 31 36 27 18. 2 6 4 25 13 2 22 25 26 16 36 35 33 18. 16 5 4 21 34 7 25 30 35 29 43 21 26 23. ll. 12. 12. $ `D .. の内部構造の形態に対する 周囲骨組織と の接触率について,全周囲における観察を行っ た。 表面と接する骨組織の形態的な特徴と しては,骨組織中に比較的大きな骨腔が高頻度に 認められ がそれらの骨腔に入り込んで いる状態にあると判断された。実験結果で述べた 骨接触率について,近遠JL、面および頑舌側面それ ぞれの数値から,上1/3部,中1/3部および下 1/3部については,面間の差が小さいように思え る。そこで,各面の平均,標準偏差を基に, 1元 配着分散分析を行った結果,上1/3部,中1/3部. 表10-C 下1/3部における骨腔数 (単位:個) fiⅩtu r e N 0. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑲ ⑪ ⑫ ⑬ A Ve . S .D .. 近心面. 遠 JL 、面. 頑側面. 舌側面. 6 5 4 1 14 2 7 15 26 7 6 20 ll. 1 2 3 12 7 2 5 8 16 7 2 19 7. 4 6 1 4 15 2 24 24 36 2 22 17 10. 2 6 2 6 14 4 3 6 12 5 ll 50 6. 9 7. 7 6. 13 ll. 10 13. および下1/3部のいずれにおいても有意差は認め られなかった。 そこで, 4面の標本を合算した上1/3部37±12 %,中1/3部33±13%および下1/3部23±19%の 統計値について,有意差検定を行った結果(義 上1/3部と下1/3部との間にのみ有意差が 認められた。 また,これらの数値から の骨接触率 は,面間には差異はないが,上下的には差異が存 在し,上1/3部および中1/3部では約35%を示す のに対して,下1/3部では23%と著しく小さくな ることが判明した。 一71. -.
(13) 中血他:イヌ下顎骨埋人 の骨接触率. 386. ここで,前述したように,骨組織とインプラン. 腔の大きさとその分布密度は あたり, およそ,上1/3部では が3.2イ固,中1/3. ト体との接触率については多くの報吾があるが, いずれも頑舌側面についての観察であり,しか も,抜歯後の期間,インプラント埋入手術後の期 間および機能圧の負荷等の実験条件が -定でない. 部では が3.9個および下1/3部では0.4 mm2が工5個と算定され,骨腔の面積は,上1/3 部および中1/3部に比較して下1/3部が明らかに. ために,比較が困難な状態にある。ここで機能圧 を負荷しない実験条件において山内ら18)は,チ. 大きい。 そこで,骨接触率と骨腔面積とについて相関を. タンインプラントでは,骨接触率が歯顛側1/2で 歯根側 と報害しており,これらを. 調べたところ の負の相関が待られ,また,骨接触率と骨腔面積. 平均すると となる。これに対して,本実験 での上下的な平均を算出すると31%となり,山内 らの結果に比較すると若干高い値を示している。. 率とについても の負の相関が得られた。このように骨接触. このことは,山内らの観察断面が頑舌側面である のに対して,本実験では璃舌側面に加え,近遠心. 率はその部位の骨腔の大きさとその分布密度に影 響を受けるために に近接している骨組 織あるいはインプラント高形成のために切削され. 面の観察断面を設けたことによる実験条件の差異 に起因するものと考えられる0 -一方,機能圧を負. た骨組織が,敏密骨である場合には高い骨接触率 が得られる可能性が高いが,海綿骨である場合に. 荷した実験条件において,ネジ山構造の を用いた井上ら14)は上部構造装着後3ヵ月の骨接 触率は であると報害している。また,シリ. は骨接触率が若干低卜する。 このように,菅接触率が骨腔の大きさとその分 布密度の影響を受けていると判断されるので,管 接触率が高いことが,骨結合インプラントの支持 能力の大きいことを意味するならば,インプラン. ンダー構造の を用いた山内らは,機能圧 負荷開始3ヵ月後における骨接触率は,歯頚側 1/2が 歯根側1/2が であると報害 しており,平均 という値となる。これらの 数値がほぼ同じ値であることから の形. ト音形成時に の先端を骨髄腔に突出さ せても,その周囲に形成される骨組織は著しく大 きな骨腔をもつ海綿骨であり,また,敏密骨と海 綿骨とには著しい剛性の差翼が存在する2)ことか. 状の違いによる接触率への影響は少ないものと思 われる。 ここで 表面と接する骨組織の形態的 特徴として,骨組織中に存在する骨腔内に. ら,その支持能力は小さいと思われる。したがっ て,もし の先立如く骨髄腔に突出すると判 断されるような場合には の先塊を骨髄. が入り込んでいる状態が観察されるとする ならば,骨接触率は骨腔の大きさとその分布密度. 腔に留めずに,頑側あるいは舌側の敏密骨を利用 するために傾斜させるか,あるいは置径の大きな. の影響を受けると考えられる。前述したように骨. を通用するか,もしくは,下顎骨底部の. 表11近遠心面および癌舌側面の平均値における上下的な部位差についての有意差検定 I-骨接触率上 1/ 3部. 中1/ 3郭. 下1/ 3部. 上】 ノ 3部 中1/ 3部. 0.4419. -. 下1/ 3部. 0. 0421*. 0.1466. ∼ *:pく. 72.
(14) 歯科学報. 387. 敏密骨に達する長さの を埋入することが. に近接して形成された骨の との骨接触率については,上1/3部,中1/. 好ましいと思われる。. 3郭および下1/3部において,それぞれ. 総括および結論. %および23%の値を示し,上部と下部との問に明. は,下部構造とし ての が,周囲骨組織により虞接支持され. らかな差異が認められた。. ていることが特徴に挙げられる。このことより, の周囲に存在する骨の室と と. は,いずれも近遠心的および頑舌側的な差異は認. の接触状態がインプラントの支持に大きく関与す るものと思われ 周囲骨組織の分布およ. 3.骨髄腔の面積比率および骨接触率について められなかった。 以上のことから 周囲骨組織の分布に ついては のT方になるに伴って大きな. び接触状態を把握することは,骨結合型インプラ ントによる校舎再構成の設計蓋準の確立にとって. 骨髄腔が多数現れ の表面が骨髄腔中に. 極めて重要であると思われる。 このような観点から をイヌの顎骨に 塊入し,所定の治癒期間を経過した後で,剖検を. の接触面積が小さくなる傾向が認められた。. 行い,周囲骨組織の形態的条件について観察およ び検討を行った。 本研究の観察対象は, 3頭の中型雑種成太の下 顎骨に埋入された13本の であり 埋入手術後3ヵ月の治癒期間後,安楽死の. 露出している面積が大きくなり と骨と. 本論文の要旨は,第18回日本口腔インプラント学会関 東・甲信越文部総会 年6月20日,千葉),および 第28回目本日腔インプラント学会総会 年9月26 冒,大阪)において発表した。. 文 献 1)堀田宏巳:下顎 症例に おける の被圧変位特性に関する実験的研 究.歯科学報 . 2)河野崇志:犬の長管骨に適用した における 周囲骨組織による力 の支持機構に関する実験的研究.歯科学報. 後,下顎骨を剖出し,グルタールアルデヒドとパ ラホルムアルデヒドの混合液〔 aldehyde, 2 % glutaraldehydein 0. 05Mphos〕にて顎骨標本の組織固定 を行った。この顎骨について,各 毎に,. ′. 3)野村量産: 周囲骨組織の強度が下顎 の水平的被圧変位特性に及ぼ す影響に関する実験的研究.歯科学報. の長軸に対して平行に の一部 が露出するまで研磨した非脱灰研磨標本とし,近 遠心面,頑舌側面それぞれについて,走査型電子 顕微鐘による観察を行ったo その後,得られた SEM像から,多目的画像処理装置により. 652. 1995.. 4)粟淫重樹:イヌ顎骨に適用した における 周囲支持骨による力の支 持機構に関する実験的研究.歯科学報, 95 :. 周囲骨組織の面積比率および と骨 の接触率を計測し,検討した。 本実験によって得られた結論は,以下の各項に. 728, 1995.. 5)荒瀧友彦,安達 康,岸 正孝:下顎臼歯部に通用 された の設計条 件が周囲骨組織の応力分布に及ぼす影響に関する実験 的研究,歯科学報. 要約しうる。 抜歯後3ヵ月 埋人後3ヵ月の時点に おいて,. 6) Bt・Å 了1 1㌦ eXlつ 、 ° : 399-410, 1983.. 1.骨髄腔の面積比率は の上1/3 部,中1/3部および下1/3部において,それぞれ. 7) Branemark, P.lI. : Introduction to osseointegration, In Tissue-Integrated Prostheses, 1st ed. (Branemark, P.lI., Zarb, G. A. and Alb-. および61%の値を示し,上部と下部と の問に明らかな差異が認められた。. rektsson, T. eds.), ll-76, Quintessence Publishing Co., Chicago, 1985. 73 -.
(15) 388. 中止他:イヌ下顎骨埋人 の骨接触率. 8) A L ‡ ∴. phometricanalyses of hydroxyapatite-coated and. H. lA. and Lindstrom, J. : Osseointegrated titanium implants, requirements for ensuring a long-. uncoated titanium implants. Clin Oral Implants R。S. 、. 1asting, direct bone-to-implant anchorage in man. Acta Orthop Scand, 52 : 155-170, 1981.. 16) Gottlander, M., Albrektsson, T., Carlsson, L.. 91 :\ ‥ Bl貢 I . ‥ Tla臣. hydroxyapatite-coated and titanium-coated implants in r・abbit bone.Int J Or・al Maxillofac Im-. sson, H. lA., Ivarsson, B. and Jonsson, U. : Ultr・astructural analysis Of the interface zone of titanium and gold implants. Clinical Applications of Biomaterials, 167-177, Lee AJC, John Wiley & Sons, New York, 1982. 1の HI , A. l・k,. P.1言. V. : A histomorphometr・ic study of unthreaded. plants, 7 : 485-490, 1992. 17) Sennerby, L., Thomsen, P., Ericson, L. E. : A morophometric and biomechanic comparison of titanium implants inserted in rabbit cortical and ca_ncellous bone. Int J Oral Maxillofac Implants, 7 : 62-71, 1992.. tissue and titanium implants.J Prosthet Dent, 50 : 108-113, 1983. 11' 一 . \ ・ 言 、 °n. of screw implants in the rabbit : A 1-yr followup of removal torque of titanium implants. Int J Oral Maxillofac Implants, 2 : 69-75, 1987. 12) Arvidson, K., Bystedt, H., Ericsson, I. : Histometric and ultrastructural studies of tissues surrounding Astra Dental Implants in dogs. Int J Oral Maxillofac Implants, 5 : 127-134, 1990. , 1 \ °Tl. 1110ト. 18)山内智博,野間弘康,矢島安朝:強化型セラミック ス人工歯般材料ディオブサイドの顎骨内埋人後の機能 下における骨形成過程に関する実験的研究.歯科学 報. 19)上修雁彦:口腔解剖学1骨学 第2版 アナトーム社,東京 20)官下幸久:歯の喪失に伴う下顎骨の構造変化.歯基 礎誌. 25: , 21)五十嵐寛:イヌ上顎骨の歯牙索矢による骨柔構造 の変化に関する研究.歯科学報 1990.. uncoated CP titanium threaded implants in bone.. 22)阿部雅章:イヌ下顎骨の歯牙喪失による内郭構造変 化に関する研究.歯科学報. Int J Oral Maxillofac Implants, 6 : 399-404,. 23) Lekholm,U. andZarb, G. A. : PatientSelection. phometric studies of hydroxyaptite-coated and. 1991.. and. 14)井上 孝,下野正基,羽賀通夫,飯島俊一,武田孝 之,関取 弘,岸 正孝,小官山号爾太郎,吉田浩一: ピーグル犬における骨結合型骨内インプラントのレ ントゲン的ならびに組織学的検索一特にITIおよび インプラントの比較一.歯科学報 613-626, 1991.. 15) Gottlander, M., Albrektsson, T. : Histomor-. - 74. Preparation,In. Tissue-Integration. Pros一. 正 I ,P. -T‥ 、G言上 and Albrektsson, T. eds.), 199-209, Quintessence Publishing Co. , Chicag・0, 1985.. 24)花田豊薯,野間弘康,矢島安朝:強化型セラミック ス人工歯板材料ディオブサイドの顎骨内厘人後の骨形 成過程に関する実験的研究.歯科学報 1076, 1996..
(16) 歯科学報. :3LqO. The Bone Contact Ratio of Fixture on the Dog Mandibular Bone During a healing Period of Three Monhs Kazuhisa NAKAYAMA, Ichiro SIIIMAMURA, Masataka KTSL。 Department of Removable Partial Prosthodontics, Tokyo Dental College (Director : Prof. Masataka_ Kishi). ' 大 半 °日 用雨 用Z亘\ Mandibular bone of dog. The bone contact between fixtures and the surrounding jawbone was investlgated in fixtures that developed during a healing period of three months. These fixtures had been installed in the mandibular bone of adult dogs. Bone blocks including fixtures were cut out and polished parallcl to the axis of the fixtures until the tlPS Of the threa_ds were exposed. These bone surfaces were observed by SEM, revealing the bone tissue, marrow cavlty and fixture. The length of bone contacting the fixture and the marrow cavity area_S were measured. The bone contact ratio was 37% at the cervical one third, 33% at the middle one third and at 23% at the apICal one third during a healing period of three months. There were slgnificant differences between the cervical thied and the apICal third. The ratio of marrow cavity areas was 29% at the cervical one third, 34% at the middle one third and 61% at the apICal one third. There were slgnificant differences between the cervica_1 one third and the apICal one third. There were no slgnificant differences between mesial side, distal side, buccal side and lingual side on the bone contact retio and ratio of marrow cavity areas. (The Shihwa Gakuho, 100 : 375-389, 2000). 75 -.
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今後 6 ヵ月間における投資成果が TOPIX に対して 15%以上上回るとアナリストが予想 今後 6 ヵ月間における投資成果が TOPIX に対して±15%未満とアナリストが予想
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