第1学年
技術・家庭科(家庭分野)学習指導案
授業者 ○○ ○○ 1 題 材 「健康的な食事を作ろう」 B食生活の自立 (3)食生活の課題と実践 2 題材指導計画と具体的目標 本題材は問題解決的な学習を中心に12時間で行うものである。第5・6時に、食事作りにおける課 題を生徒に把握させるための調理実習を「試しの調理」、第10・11時に、把握した課題を解決する調 理実習を「本調理」とし、実習を2回設定する。また、栄養バランスがよい献立が作成できる力を「献 立作成力」、考えた献立を調理できる力を「調理技術力」とし、2つの力の習得、向上によって自分 の食生活を健康的にしようとする「健康志向態度」を身につけた生徒の姿をめざす。さらに、個人の 課題を把握させるための手だてとして、実習の全てを1人で行う「1人調理」を設定し、2人一組に なって実習の様子を評価させる。 (総時間12時間) 【献立作成力】 【調理技術力】 【健康志向態度】 具体的 ①中学生の栄養の特徴を理解し、 ①食品の概量を把握できる。 ①健康と食習慣の関わりを理解 目標 1日分の献立を作成できる。 ②調理計画を作成・改善できる。 する。 ②魚・肉や野菜の特徴を理解し、 ③肉または魚の調理ができる。 ②健康的な食習慣を実践しよう 適した調理方法を選択できる。 とする。 段 配 目標 学習活動・内容 手だて 階 時 健康と食習慣の関 1 自分と大学生の食事を比較し、食 健康と食習慣の関わりに気付かせる 1 わりを理解する。 健① 事の役割を考える。 ために、大学生の食事を提示する。 2 健康と食習慣の関わりに気付く。 2 栄養素の特徴を知 献① 1 栄養素の特徴を知る。 基礎食品群について理解させるため 課 る。 2 6つの基礎食品群について知る。 に栄養バランスシートを活用させる。 題 3 魚や肉料理の献立 献② 1 献立を作成し、調理手順を決める。 献立の作成手順を理解させるために、 把 を作成できる。 2 個人で評価表を作成する。 栄養バランスシートを作成させる。 握 4 手順と評価内容を 技② 1 実習内容を評価者に説明する。 手順と評価の視点を確認させるため 確認できる。 ・献立内容と手順 ・評価ポイント に、調理実習評価表を活用させる。 5 日常食を調理し、 技① 1 ペアを組み、1人が調理し、1人 個人の課題を把握させるために、1 6 課題把握できる。 技③ が評価する。 人調理をさせる。 2 交代する。 本 7 課題の解決方法を 1 課題を献立作成力と調理技術力に 試しの調理の課題をまとめるために、 時 決定できる。 技② 分類し、調理技術力の解決方法を 調理実習評価表を活用させる。 決める。 中学生の1日の摂 1 中学生の1日の摂取量を確認し、 献立内容の改善のために、栄養バラ 8 取量内で献立を改 献① 概量で把握する。 ンスシートを活用させる。 善できる。 2 試しの調理の献立を改善する。 課 9 改善方法を説明で 技② 1 改善内容を評価者に説明する。 課題の改善ポイント確認のために、 題 きる。 ・献立内容と手順 ・改善ポイント ペアで調理実習評価表を交流させる。 解 10 日常食を調理し、 1 ペアを組み、1人が調理し、1人 個人の課題が解決できたか把握させ 決 11 課題解決できる。 技③ が評価する。 るために、1人調理をさせる。 2 交代する。 今後の食習慣の行 1 試しの調理と本調理の評価を比較 調理実習の比較から改善点が明らか 12 動目標を立てられ 健② し改善できた点を確認する。 にできるように、調理実習評価表を る。 2 今後の食習慣の行動目標を立てる。 活用させる。 献…献立作成力 調…調理技術力 健…健康志向態度 3 本 時(7/12時) (1)指導観 生徒は自分で1日分の食事を考え、そのうちの1食を前時に1人で調理している。そこで本時は、 調理実習を振り返らせ、自分の課題を把握し解決方法が決定できる姿をねらう。まず、前時の調理実 習評価表の得点を計算させる。ここでは、項目ごとの点数によって、自分の課題を明確にさせる。次 に、課題の解決方法を決定させるために、課題を分類させる。分類は、「栄養バランスが取れた献立 であったか」という献立作成上の項目と、「考えた献立が調理できたか」という調理技術上の項目で 行わせる。最後に、明確になった調理技術上の課題を共有し、解決方法についてアドバイスや意見を 交流させる。交流によって得た解決方法を2人一組で検討し、選ばせ、次の実習に向けて切り方や加 熱方法、道具の取り扱いなどを具体的に考えさせ、調理手順として記入させる。 (2)主 眼「試しの調理」を振り返り、自分の献立作成力と調理技術力の課題を把握し、調理技術力の解決方 法を決定できる。 (3)準 備 教科書「技術・家庭 家庭分野」開隆堂出版 調理実習評価表 課題記入用のカード マグネット マジック (4)展 開 過 学習活動・内容 指導上の留意点 評価規準・方法 形 配 程 態 時 1 前時の実習を振り返り、本時の ○本時のめあてを気付かせるた 一 5 気 めあてを確認する。 めに、前時の実習の様子を写 斉 付 真で提示する。 く 実習から自分の課題を見つけ、交流しながら解決方法を決めよう。 2 調理実習を振り返り、課題を見 ○「調理実習評価表」評価項目 個 10 つける。 A 正確に早く切ることができる 人 (1) 「調理実習評価表」の得点を記 B 正しい調理手順で調理できる 入する。 C 正しい服装ができる ・項目(A~G)ごとの得点計算 D 材料・調味料の計量ができる ・総合計 E 正しい用具の取り扱いができる F 盛りつけ・配膳・片付ができる G 試食 つ ○「本調理」と比較させるため に、総合計も計算させる。 か (2) 得点が低い評価項目に着目し、 ○自分ができなかった調理技術 【技能】 む 自分の課題を見つけ、カードに書 を課題として把握させるため 把 握 し た 自分 の 課 き出し、黒板に貼る。 に、評価項目に着目させる。 題 を 分 類 でき る 。 ・失敗したところ (学習プリント) ・わからなくて困ったこと 3 課題の共通点を見つけ、分類し、 26 解決方法を決定する。 (1)課題を整理して共通点を見つけ ○課題を整理するために「献立 一 るために、分類する。 作成」「調理技術」に分類さ 斉 ・調理技術上の課題 せる。 ・献立作成上の課題 (2)全員で調理技術上の解決方法を ○「試しの調理」で実施した方 一 出し合う。 法や、これまでの調理体験を 斉 発表させ、多くの解決方法を 知らせる。 (3)(2)で提案されたなかから、自分 ○課題解決を意識化させるため ペ にあった解決方法を選び、学習プ に、選んだ解決方法を「本調 ア リントに記入する。 理」のめあてにさせる。 4 解決方法を実施するため、具体 ○解決方法を具体化するため 【工夫創造】 個 8 生 的な調理手順を考え、学習プリン に、調理実習評価表に手順を 調 理 技 術 上の 課 題 人 か トに記入する。 記入させる。 の 解 決 方 法を 決 定 す できる。 5 次時に献立作成上の課題を解決 (学習プリント) 1 することを知る。
家庭科プリント食生活の自立 3【調理実習】 めあて 1年( )組( )番 月 日( )
氏 名(
)
赤の食品 体の組織を作る 緑 体の調子を整える 黄 エネルギーになる 1群 2群 3群 4群 5群 6群 調味料 「魚・肉・卵」 「豆・豆製品」 「牛乳・小魚・海そう」 「緑黄色野菜」 「その他の野菜」「果物」 「穀類」 「いも類」 「砂糖」 「油脂」 男子 魚 肉 豆 穀類 1日分 90㌘ 90㌘ 90㌘ 卵 牛乳 小魚 海藻 野菜 果物 420㌘ いも 砂糖 20㌘ 10㌘ 女子 魚 肉 豆 1個 200cc 10㌘ 10㌘ 100㌘ 250㌘ 150㌘ 穀類 60㌘ 10㌘ 以下 1日分 80㌘ 80㌘ 80㌘ 330㌘ 以上 以下 朝 食 昼 食 夕 食 合 計 ㌘ ㌘ ㌘ 個 cc ㌘ ㌘ ㌘ ㌘ ㌘ ㌘ ㌘ ㌘ ㌘ ㌘ A 正確に早く切ることができる 16 点 評価者の所見 B 正しい調理手順で調理できる 27 点 ○よかったところ 実習評価 C 正しい服装ができる 6 点 合計点 D 材料・調味料の計量ができる 6 点 E 正しい用具の取り扱いができる 11 点 ○次の実習へのアドバイス /100 F 盛りつけと配膳・片付けができる 16 点 G 試食 18 点 評価者( )調理手順・評価表 調理者氏名( ) 評価者氏名( ) 00 ○評価表(調理方法) 分 A 正確に早く切ることができる。16点 できた ○ 1点 できなかった × 0点 材料・切り方 予定 実習 点 ○× 分 分 1 枚 枚 1 形が整っているか 2 分 分 1 10 枚 枚 1 形が整っているか 2 分 分 1 枚 枚 1 形が整っているか 2 分 分 1 枚 枚 1 形が整っているか 2 20 B 正しい調理手順で調理できる。9評価 ・大切な作業に赤線を引き、 27点 その通りにできたかどうか評価し、 を評価箇所に記入して、 ○3点、△2点、×1点を記入する。 30 試食 ・ 片づけ C 正しい服装ができる E 正しい用具の取り扱いができる F盛りつけと配膳・片付けができる G 試食 味わいを1~5点で評価する。18点 1 エプロン・マスクを 2 7 切る前に、まな板を 2 13 調理台と流し台に 2 19 ( )の味 濃い 薄い つけている。 濡らしている。 なべ等が残っていない。 1点 3 6 4 2点 【固さなど気付いたこと】 2 三角巾を付け、髪が 2 8 調理台に向かって、ま 2 14 調理台がきれいに拭い 2 はみ出していない。 っすぐ立っている。 ている。 3 爪を切り、手を洗っ 2 9 包丁に顔を近づけす 2 15 お皿のふちに料理がつ 2 ている。 ぎていない。 いたままにしていない。 20 ( )の味 濃い 薄い 1点 3 6 4 2点 10 柄を握り、包丁を固 1 16 食器が正しく配膳され 2 【固さなど気付いたこと】 D材料・調味料の計量ができる 定して切っている。 ている。 4 台ばかりの目盛りの 2 11 食品を「猫の手」で 2 17 食器と流し台、コンロ 3 「0」を確認する。 押さえている。 台を10 分で片付ける。 21 ( )の味 濃い 薄い 5 計量カップを平らな 2 12 包丁をもって移動し 2 18 流し台とコンロを拭き 2 1点 3 6 4 2点 場所に置いて計った。 ていない。 上げている。 【固さなど気付いたこと】 6 計量スプーンを用い 2 C~F 19 床を掃き、水拭きして 3 て正確に計った。 できた ○ いる。 できなかった ×