第1学年
学級活動指導案
1.活動題 「にこにこはっぴーしゅうかい」をしよう 2.活動題選定の理由 ○ 本学級の児童22名(男子13名、女子9名)は、7つの幼稚園・保育園から入学してきた。 一年生らしく学校生活に対して純粋な意欲を持ち、学習や当番活動への関心も高い。また、日 直や給食・掃除当番などの活動をとても喜び、進んで取り組む。そこで、まず一学期は、学級 集団という意識の低い一年生を、新しい仲間集団とのはじめての出会いや関わりを通して、学 級のかけがえのない大切な一員としての所属感を高め、同じ願い・目標に向けて、みんなで力 を合わせて活動しようとする意識を育てていきたいと考えた。そのために、まず、子どもたち 一人一人の学校生活への希望や願い、担任の思いを出し合いながら「にこにこやさしい、わく わくたのしい、ぐんぐんげんきな いちねんせい!」という学級目標を設定することにより、 「仲間」としてのひとつの方向性を持つことができた。 また、学級目標を実現させるためには、自分の願いや考えを持ち、みんなに伝え合うこと、 友だちの願いや考えもしっかりと聞き合うこと、という「話合い活動」=「学級会」を大切に する基本姿勢を学び、教師主導の学級会を経験してきた。さらに二学期からは、少しずつ自分 たちの力で話合い活動ができるようなシステムにチャレンジしながら、係活動を始めたり、手 作りのお楽しみの集会を計画したりと、友だちと力を合わせて活動する楽しさを味わえるよう になりつつある。 ○ 本活動題「にこにこはっぴーしゅうかいをしよう」は、一学期の「一学期生まれの友だちの 誕生日会をしよう」という活動題に関連する活動である。友だちや自分の誕生日をアピールす る子どもたち自身のつぶやきや願いにより、年間計画の学期毎に位置づけられることになった。 一学期の初めての誕生日会は、教師主導の話し合いであり、集会の経験の浅い子どもたちに とって、創意・工夫が十分生かされたものではなかった。 そこで今回の活動題は、それ以降の話合い活動や集会活動を経験した子どもたちが、一学期 の誕生日集会をふりかえり、改善点に気づきながら、より良く発展的な計画ができると期待さ れる。それと共に、「お誕生日の人」という対象者が設定され、意識される点において、学級 の友だちという「他者」との関わりを大切にしながら、仲良く助け合い、楽しい学級生活を築 いていこうとする態度を育てる上で意義深いと考える。 ○ 指導にあたっては、話合い活動や集会の中で、友だちのことを考え、関わり合う楽しさや喜 びを感じさせるような手だてと支援の仕方を工夫したい。 まず事前の「気づく」活動では、計画委員会や提案グループを中心に、一学期の誕生日集会 の振り返りと「二学期のお友達の誕生日をみんなで楽しむ集会ではどんなことができるか」を 事前アンケート「わくわくアイディア」に採る活動を取り入れる。それをまとめて、あらかじ め学級会コーナー「わくわくひろば」に提示することにより、個々の意見を持ちやすくする と共に、友だちの願いや思いに気づき合う交流の場や時間を大切にしたい。 次に本時の「味わう」活動(わくわく学級会)では、まず、ネームカードで自分の意見の立 場を視覚的にもはっきりさせることにより、自分の意見が尊重されてる喜びを味合わせたい。 また、理由をはっきりして発表させることにより、友だちの考えの良さにも気づかせ、話合い 活動を通して、学級のために、みんなで一つのことを決めていく心地よさを感じさせたい。 事後の「発揮」する活動(にこにこはっぴーしゅうかい)では、自分たちの話し合いで決ま ったことが実行される達成感を味合わせることで、、これからの学級生活も、より仲良く、助 け合って楽しくしていこうとする意欲につなげていきたい。3.目標 関心・意欲・ ・学級みんなで楽しめる誕生日会をしようする意欲を持ち、話合いに参加 態度 することができる。 思考・判断 ・「 み ん な で 楽 しめ る遊 び 」 の 観 点 に 沿 っ て 、 自分 の考え を持つ こと がで きる。 技能・表現 ・理由を言いながら、自分の意見を言うことができる。 ・友だちの意見を最後まで聞き、良さに気づくことができる。 知識・理解 ・話合いの手順や約束がわかる。 集団の変容 ・学級生活をより良くしていこうとする意欲を持ち、集団の一員として、 友だちと関わり合いながら生活しようとする。 4.指導計画 (1)事前「気づく」活動 児童の活動 教師の支援と助言 日 時 ①議題を決定し、提案理由と話合 ・年間計画に基づいて、提案グループと一 11月10日 いの柱について話し合う。 緒に、話合いの根拠になれるような提案 (昼休み) (わくわくしかいぐるーぷ) 理由を考える。 ②議題・提案理由・話合いの柱を ・みんなが共通の意識をもてるように、確 11月11日 報告する。 認させる。 (のびのび たいむ) ③アンケートをとる。 ・前回の誕生日集会の振り返りや、遊びの 11月12日 アイディアをアンケートで出してもら ~17日 う。 ④アンケートをまとめ、提示する。・アンケートの結果を事前に提示すること 11月18日 により、個々の考えを交流する場にする。 (朝の会) ⑤学級会ノートに自分の考えを書 ・話合いに意欲的に参加できるように、自 11月19日 く。 分の考えを持つ時間を十分に確保する。 (のびのび たいむ) ⑥わくわく学級会の準備をする。 ・各役割の仕事、進め方を確認し、自信を 11月20日 持って運営できるようにする。 (昼休み) (2)本時「味わう」活動 ①本時のねらい ○「みんなで楽しめるかどうか」の観点をもとに、これまでの集会の様子や事前のアンケート の結果をふりかえりながら考え、ハッピー集会での遊びの内容を決めることができるように する。 ○友だちの考えをしっかり聞き、良さにも気づきながら、自分の考えを発表することができる ようにする。 ②本時の活動計画
第8回
「わくわくがっきゅうかい」の計画
11月21日 議題 「にこにこはっぴーしゅうかいでたのしむあそびをきめよう」 提案者 にこにこしゅうかいかかり 提案理由 ひとりひとりにとってたいせつなおたんじょうびを、みんなでおいわいして、たのしくすごしたいからです。 話合いのめあて ○みんなでたのしめるあそびをかんがえよう。 ○ともだちのかんがえをよくきこう。 役割 司会 副司会 黒板記録 ノート記録 児童の活動 教師の指導・助言と留意点 評価の観点 1.はじめの言葉 2.学級の歌 ・ 歌 を 歌 い 、 声 の 出 せ る 和や かな 雰 囲 ・元気よく、歌を 気にする。 歌うことができ 3.司会グループの紹介 ・ 大 き な 声 で 自 己 紹 介 を させ 、み ん な る。 で拍手をして賞賛する。 ・友だちの自己紹 4.議題の確かめ 介をしっかりと聞 5.提案理由の確認 き、励ましの拍手 6.話合いのめあてと ・ 内 容 に 関 わ る め あ て と 、話 し合 い 方 ができる。 話合いの柱の確かめ に関わるめあての2つを意識させる。 ・めあてを大きな 7.先生のお話 ・ 自 分 た ち で で き る こ と 、み んな で 楽 声で言えたか。 し め る 内 容 を 考 え て い くこ と、 の 2 点 を押さえ、方向性を意識させる。 8.話合い ① み ん な で 楽 し め る 遊 び を ・ 事 前 の ア ン ケ ー ト を 提 示さ せて お く 決めよう。 ことにより、決定への意欲化を図る。 ・「 み ん な で 楽 し め ・ 理 由 を は っ き り さ せ な がら 発表 さ せ る」観点を大切に る 事 に よ り 、 友 だ ち の 意見 の良 さ や に して、考えを出せ も 着 目 し た 意 見 の 交 流 がで きる よ う に たか。 する。 ・友だちの考えを 9.決まったことの発表 ・ ノ ー ト 記 録 者 に 決 ま っ たこ と( 学 級 よく聞き、良さに の 宝 ) を 提 示 さ せ 、 決 定の 喜び を 共 有 気づくことができ 10.ふりかえり する。 たか。 ・ わ く わ く ノ ー ト に 自 己 評価 (自 分 の よ さ ) と 感 想 ( 友 だ ち のよ さ、 話 し 合 11.感想 いのよさ)を書かせる。 ・ 黒 板 記 録 者 に 、 話 し 合 い全 体の 良 か っ た 点 に 着 目 し た 感 想 を発 表さ せ る こ 12.先生の話 とにより、声を出す機会を与える。 ・ 児 童 の が ん ば り や 良 さ に着 目し た 賞 13.終わりの言葉 賛を行い、以後の活動意欲へつなげる。 (3)事後「発揮する」活動 児童の活動 教師の指導・助言と留意点 日 時 ① 役 割 分 担 を し て 、 集 会 の ・子どもたちの手でできることは、で 11月25日 準備をする。 きるだけ任せて準備できるようにする。 (のびのびたいむ) ②集会会場の準備をする。 ・子どもたちの創意・工夫を生かした楽 11月27日 しい雰囲気なるよう場の設定を支援す (のびのびたいむ) る。 ③ 「 に こ に こ は っ ぴ ー し ゅ ・集会係を中心として、自分たちの力で 11月28日 うかい」をする。 集会が進められ、楽しめるよう支援する。 ④活動のふりかえりをする。・楽しかったこと、良かったことに気づ 11月28日 き合うふりかえりをし、次回の実践への