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北海道のへき地教育の名実共のセンターに!

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Academic year: 2021

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(1)Title. 北海道のへき地教育の名実共のセンターに!. Author(s). 村山, 紀昭. Citation. へき地教育研究, 59: 1-2. Issue Date. 2004-12. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/1215. Rights. 本文ファイルはNIIから提供されたものである。. Hokkaido University of Education.

(2) [巻頭言]. 北海道のへき地教育の名実共のセンターに!. 北海道教育大学長. 村 山 紀 昭 へき地教育研究センターは,この4月,大学の法人化に合わせて,これまでの「附属研究施設」 から教育実践総合センターなど他の4つの教育研究センターと並ぶ「教育研究センター」に名前 を変えました。ここには,北海道教育大学の重要な教育研究センターとして更な、る充実,発展を 期したいという願いと意思が込められています。折しも,創立50周年の年に当たり,これからの 「へき研」が,次の50年に向かって飛躍的に前進してほしいと期待しております。 この数年の大学と北海道教育委貞会との連携の強化の中で,「へき研」の活動も非常に活発に なってきています。とくに,道立教育研究所との共同研究の成果である2冊にわたる『複式学級 における学習指導の在り方』は,村田センター長のリードのもと「へき研」の特性と力量をよく 発揮した結果であり,道内のみでなく広くへき地教育関係者に歓迎されました。 また,昨年の特色ある大学教育プロジェクトヘの応募は,採択には至りませんでしたが,本学 の大学教育全体の中にへき地教育をどう位置づけるかという重要課題を提起し,これはその後の 「中期計画」「年度計画」に明確に盛り込まれました。「中期計画」「年度計画」にはこう明記さ れています。 へき地・小規模校教育への理解を深め,実践現場を体験させることで,地域に生きる教員 としての意識を形成する。 へき地教育研究センターが中心となり,へき地・小規模校教育の意義を明確にするととも に,へき地・小規模校での教育実習の実施案を検討する。 これにより,これまで50年営々として続けられてきた本学のへき地教育研究は,センター内の 個々の研究という枠を超え,大学全体の教育についてセンターがイニシアチブをとって課題提起 とその実践に取り組む,という新たな画期的な段階に入ったのです。現在教育改革室がリードし て,各校でへき地教育カリキュラムとへき地教育実習を具体化するための「へき地教育プロジェ クト委員会」が設置され動き始めていますが,こうした試みを定着させる上で「へき研」がいよ いよ本格的にリーダーシップを発揮しなければならないと考えます。 私は,学長に就任して以来5年間,つねに,全道小中学校の5割を超えるへき地・小規模学校 教育に北海道教育大学が貢献することは,大学の基本的な社会的使命であると言い続けてきまし た。へき研の蓄積を生かしながら,ようやくこうした理念が現実化し始めていることをたいへん うれしく思っております。 課題ははっきりしています。北海道の教育大学であれば,教師になる学生は,全員何らかの形 でへき地教育を学生のうちに体験すべきです。教員養成のカリキュラムの中で,へき地教育の理 論と複式学級における指導法について基本的なことを学ばせる必要があります。 − 1 −.

(3) また,実際にへき地校で日々苦労しながら教育に当たっている先生方に対して,へき研は,理. 論的・実践的に心強い味方,拠り所にならかナればなりません。この点では,やるべき事業はた くさんありますが,とりあえず,ITを活用し,HPなどをさらに改善し,へき地・小規模校の 先生方に有益な情報とメッセージを豊富に提倶する必要があると思います。. 法人化になり,予算上や制度上の外的な制約はずいぶんと少なく=なっています。センターの皆 さんが力を合わせて意欲的な試みを行うならば,かなりのことができる状況になってきています。. これからのへき地教育研究センターの活躍と発展を切に期待しまして,50周年のお祝いのことば とします。. − 2 −.

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