中学校技術科教育における個別化学習の検討 : 栽培領域のモジュール学習の展開
7
0
0
全文
(2) . 北海道教育大学紀要 (第1部C) 第4 8巻 第1号. 平成9年8月. lo fHokka i i 丁ourna do Un i Sec fEduca i i l t t t )Vo Ver s on1C on( yo .48 .1 ,No. A雄犯s t ,1997. 中学校技術科教育における個別化学習の検討 - 栽培領域のモジュール学習の展開 - 佐々 木. 久. 硯・関. 健. 太. 北海道教育大学旭川枝技術農業研究室. L はじめに 技術科の学習内容について, 向山 ( 199 4 ) は, 最近の技術科の領域内容は面白くない内容を選んでいると しか思 えな いほ ど, 味気 の ない 傾 向 が見 ら れる と して いる。 そ して 特 に栽培 領 域 につ いて は 今の 時代 に , ,. 今の子どもたち に, 栽培をどう指導するのが良いのか, 未だ定式となる指導法の確立ができない 今の子ど , ) 栽培 もでも面白いと言うような教材の取り扱いや教え方を一度は普及させる必要があると主張している1 。 領域の履修率が低い状況の中で, この指摘は極めて重要である。 本来 技術的活動は人間の欲求性と必要性 , によっ て進められるので, 技術教育では個人の興味関心を底辺にした学習が必要であり そうした要求に応 , える学習内容の提示が求められる。 つまり 技術科のよう に何かを作る学習内容の場合 「やりたいことが , , ,. )こ と が必 要 で あ り そ の 「自 由さ 2 ) や り た い よう に, や り た い だ けで きる」 2 」 の 保 証 を どう 確 保 す る か が ,. 課題と云える。 個人の興味関心を保証する学習形態は, 個別化学習である。 授業 における 「個別化」 は つ , まずきをもつ子 どもたちに指導上の 「個別化」 を実践することによって 共通の目標に到達させようとする , ) 3 「 ものであるが , 何か」 を作ることを通して教科目標を学習し 身につけさせる技術 科教育における それは , , 「何か」 の選択を 可能な限り個人の興味関心に基づく 「自由さ の保証を示すと解釈できる これらに関 , 」 。 連し, 山崎 ( 19 94 ) は中学校技術科では栽培領域に限らず, 実践的レベルの研究が緊急に求められていると した上 で, 教材 の モ ジ ュ ー ル 開発 や こ れを系 列 化 して 一 つ の ま とま り をも た せ た 教材ユ ニ ッ トの 開発 が必 要 ) ま た 個 別 化 学 習 の 実践 的な 提 と ), 6 )や コ ース 別 学習 であ る と 提 言 して いる4 示 して は, モ ジ ュ ー ル学 習5 。 ,. )があり 個人の興味関心による学習を保証する学 を導入した指導例7 習方法として興味深い。 ,. 本論では, 「今の子 ども でも面白いと思えるような一 学習内容と方法の提示を目的に 特に栽培領域を中 , 心にして個別学習形態を取り入れた技術教育について考察した 。. 2. 技術教育における個別化学習 学習内容が生徒の興味関心を保証 し, その中で学習に対する目標をはっ きりもたせることは 技術科教育 , に限らず生徒に学習意欲を喚起させる上で大切なことである。 いわんや技術科で 何かを作ったり生産する , 場合, 自分にとっ て必要であるからその行為が開始され その行為を持続 し 適切な改善 工夫 管理など , , , , がほどこされ, 真に自らが目的とした結果を得ようと努力するのである 従っ て 何を作るか どんな方法 。 , , で作るか, を選択する 「自由さ」 を生徒 に保証する学習方法が必須である つまり 技術科教育は基本的に 。 , は個別化教育でなすべきものと解される。 一方, 教科には共通に学習する基礎基本があり それを土台にしてさらに応用 発展的な内容の学習が展 , , 381.
(3) . 佐々木 久. 覗・関. 健. 太. 開される。 従って, 共通で学習する内容と, 自ら調べて学習する内容があり, それらの解決活動を保証する 学習方法の検討が必要である。. 3. 栽培領域の学習内容 1) 基礎基本の内容 栽培領域における基礎的基本的事項について技術・家庭科学習指導要領を参考にして検討する。 学習指導 要領では栽培の目標として, 作物の栽培を通して, 作物の生育条件と栽培技術との関係について理解させ, ) 作物を計画的に育成する能力を養うことをあげている8。 また, 作物, 野菜や草花の栽培では, たくさん収 穫する, よい品質のものを作る, そのための考え方や技術を理解させることを目標にすえた指導が基本的に ) こ れ らの こ と を考慮 し 以 下 の 事 項 を 栽培 の 基 礎 的 基 本 的内 容 と して 取 ), 1 0 重 要 で あ る と 云 わ れて いる9 , 。. り上げた。. 基本的事項 ・作物の生育と光, 温度, 水などの環境要因との関 ・係を知る。 ・栽培管理は, 植物の光合成を最大にし, 同化物を効率良く貯蔵させるために行う, ということを知る。 .地域で作られている作物, 野菜あるいは草花の種類とその生育過程について知る。 ・地域の気候, つまり年間の月平均気温や降水量を知り, 作物の生育条件を考える。 ・作物を栽培しようとする畑の土や日当たりな どの環境を知る。 ・作物の生育と土およ び肥料との関係について知る。 ・病害虫, 雑草の種類と防除法を知る。 ・環境調節を利用した栽培について知る。. 基礎的事項 ・栽培目的に応じた栽培計画が立てられる。 ・畑の準備, 播種, うねたて, 定植ができる。 ・良い種子や苗の見分けができる。 ・作物の生育過程に即した管理作業が適切にできる。 (施肥, 追肥, 整枝, 摘心, 摘芽, 保温, 潅水, 着果剤・日長処理など) ・適切な病害虫, 雑草防除ができる。 2) 応用的・発展的内容 この内容は, 生徒の能力・適性に合わせて, 個性を伸 ばす目的で自由に取り 組むという考えに立っ てい ) そしてこれに該当する事項の抽出条件として 生徒が習熟する ことに喜びをもつ 内容であること, 0 る1 , 。 こと, 直接 こと 立ち向かえる内容である 生徒が自力で問題解決に , 生徒の能力・適性を生かせる内容である 経験が自力で多くできる内容であること, 時間, 設備を自分で工夫して学習できる内容であること, 教科の 1 ) が挙げられる 体系からみて, 応用的.発展的内容であること1 。 , 応用的内容-先に挙げた基礎基本の内容理解を基に, 自分の栽培してみたい作物, 野菜あるいは草花など を選択し, それを栽培する課題を応用的内容とした。 そして栽培実施する際, 以下の事項についてあ らかじ 基礎基本である。 しかし, これらの基礎基本は自分 め知る必要がある だろう。 つまり, 、 応用的内容における 382.
(4) . 中学校技術科教育における個別化学習の検討. で選択した課題解決上の事項であり, 各自の課題によっ ても異なるので自ら調べ理解する学習内容である。 ・選択した作物, 野菜あるいは草花についての品種特性を知る。 ・選択した作物, 野菜あるいは草花についての生育過程と, それに応じた必要な栽培管理を知る。 ・選択した作物, 野菜あるいは草花の栽培計画を立案し, 栽培を実施する。 発展的内容-応用的内容をさらに発展させるものとして, 環境調節など, 違った栽培のしかたや 栽培へ , のバイオテクノロジーの応用などがある。 これらの発展的内容の追求は, それを行うか 否かを含めて個人 , の興味関心により選択できるよに指示する。 そのため, 生徒の興味関心のある課題は何かを調査するととも に, 可能な限り多くの課題を用意したり, やりたい課題を自ら設定できるような学習を構想する。. 4. 栽培学習のモジュール化 興 味関心 の 違 い に応 じた学習 と してモ ジ ュ ー ル学習 が挙 げら れる。 モ ジ ュ ー ルと は小 さ い 課題 であ り そ ,. 2 ) 栽培領域における基礎基本の内容や れをパッケージ化して個別的に学習を進めるのが一般的である1 。 , 応用・発展的内容をモジュール的に課題化すると以下のようになる。 1) 基礎基本内容のモジュール 1. 作物の種類や品種によって生育や花芽分化などに適する温度や日長にどんな違いがあるか。 2. 植物の光合成を盛んに行わせ, 作られた同化産物を根や葉に効率良く貯めるためにはどんなことを考 え れ ばよ い か。. 3. 地域で作られている作物, 野菜あるいは草花にはどんな種類があるか また 種類によっ て生育過程 , , は どのよう に違う か。. 4‐ 地域の月平均気温や降水量は年間を通して どのように変わるか。 5. 学校の畑の土, 方位や日当たりなどの環境を調べる。 6‐ 学校の畑の土はどんな種類, 性質か調べ, 作物の生育条件を考える。 7‐ 学校や家庭で使う肥料の種類と性質を調べ, 施肥の仕方を調べる。 8‐ 栽培計画の立て方について調べる。 9‐ 良い種子や苗を購入するときの注意することを調べる。 1 0 . 播種の仕方と注意事項について調べる。 11 ‐ 畑の耕起, 元肥, 土壌酸度の調整と畑の使い方を調べる。 12 . 苗の定植, 施肥と定植後, 活着するまでに注意することを調べる。 13 . 主な管理作業 (追肥, 保温, 潅水, 整枝など) の仕方について調べる。 1 4 ‐ 病害虫や雑草の種類と防除のしかたを調べる。 2) 応用的内容のモジュール 1‐ 自分が選択した作物, 野菜あるいは草花はどんな品種特性を持っているか調べる 。 2. 自分の選択した作物, 野菜あるいは草花はどんな生育過程を持つか調べる 。 3‐ 自分の選択 した作物, 野菜あるいは草花の栽培計画を立案し 栽培管理の内容を調べ 用意する道具 , , や 資材 を調 べる。 383.
(5) . 佐々木 久. 税・関. 健. 太. 3) 発展的内容モ ジュール 1‐ 作物, 野菜あるいは草花の生育中に環境調節をする栽培法について調べ, 実施計画を立てる。 2. 養液栽培の方法について調べ, 実施計画を立てる。 3. 作物, 野菜 ある い は草 花栽培 へ の バイ オ テクノ ロ ジー の応用 につ い て調 べ, 実 際 に自 分 にで きる こ と がある か考 える。. 4‐ 草花, ハーブ栽培な どを取り入れた身近な環境緑化について考える。 5. その他栽培に関することで, 自分で調べたり, 実践してみたいことについてま とめ実施計画を立てる。. 5. モ ジュール学習の方法 栽培領域における 基礎的基本的内容の各モジュールはすべての生徒が学習するので, 一斉学習により行う ことができる。 しかし, 各モジュールに対する興味関心の違いや, 資料数その他の事情にあわせて学習する )とする こ とも 可 能 である つ ま り 第1 図 にお いて A か らF のモ ジ ュ ー ル は どこ か ら始め 順序 選 択学習6 。 , ,. ても可能であるり,個人またはグループが選択して学習できる。この共通学習内容を順序選択学習とするか, 一斉学習とするかは,次の応用的学習に向かう意欲形成や実践態度の点から判断すべき一つの課題と云える。 )や 「学 1 3 「 い ず れ に しても, 各 モ ジ ュ ー ル 内容の学習 に際 して は, 生徒 自 ら学習 できる モ ジ ュ ー ル ブ ッ ク」. 4 )の よう な も の を用 意 する こ と が望 ま しい と 思 わ れる ま た 各 モ ジ ュ ー ル の到 達 目 標 を 習 パ ッ ケ ー ジ」 1 。 ,. 明確にし, これらのモ ジュール学習が終了した時点で形成的評価を行い, その定着を図ることは, 応用的学 習内容を取り組む上で有効と思われる。 これらの基礎的基本的学習を基に, 自分で実際に栽培してみたい作 物を決めて, その作物に特有の性質や栽培管理などについて自ら調べ実習する。 つまり, 応用的内容の学習 に移行する。 作物を圃場に定植し活着すると, 一人あたりの作物個体数は普通数本程度であろうから, それ らの生育管理にはそれほど多くの時間は要しないものと思われる。 つまり, 栽培管理期間中には比較的時間 に余裕が生まれる。また, 天候によっ ては外で実習ができないことも生ずる。そうした時間を有効に使って, 次の発展的学習を応用的学習と並行して行うことは無理であろうか。 そのような考えからいくつかの発展的 学習内容についてモ ジュール化を試みた。 当然, この学習も個人の興味関心により学習内容が選択される。 発展的学習 は各自が選択した問題について調査研究し, 実際に実施する 際の計画立案を行い, レポートし発 表する。 実際に実践する場合には正規の授業時間以外の時間を利用することも可能であり, その実習方法は 課題として残される。. 6. 結語 実習を通して学習する技術科教育では, 個人の興味関心に基ずく学習内容を与えることは, 学習意欲の喚 起や, 創造性を養う 上での基本的な要件であると考える。 今回, 技術科教育における個別化学習について, 履修率の低い栽培領域を取り上げ, 学習内容のモジュール化とその応用発展 を考慮した学習方法について検 討した。 そして, 共通に学習する 内容と, その上に展開する応用的内容さらに発展的内容を考えた。 栽培領 域での教育目標を学ぶ基礎的基本的な事項を共通学習内容とし, それを理解した上で, 生徒の興味関心によ り問題選択し, 自らその課題解決を行う学習方法を提示した。 これを実際に授業展開する場合, これらの各モジュール内容をどのような時間配分で行う か, 生徒が示す 興味関心の全ての課題を学習することが可能か, などいくつかの問題点が挙げられる。. 384.
(6) . 中学校技術科教育における個別化学習の検討 栽培の応用的学習内容. 栽培の基礎的・基本的内容. 栽培の発展的学習内容. A (作物の生育と環境との の関わりを知る). TJ. 1. 作物の生育と温度, 光などの影響. (環境調節など による栽培法). B. 日長処理. (作物の収量を上げる. G (葉菜類). 仕組みを知る). 1. 短日 長日. 2‐ 植物の光合成. i. C (地域作物の種類 と生育過程を知る). 1‐ 選択作物等の品種特性 2. 選択作物等の生育過程 3. 選択作物等の栽培管理 4‐ 選択作物等の栽培計画. 化学的処理 生長調整剤. 立案と実施. 地域作物等の種類と K (養液栽培). それらの生育過程. H (果菜類) D (栽培計画と栽培環境を 知る) 4. 地域の気候 5‐ 学校畑の方位, 環境 6‐ 学校畑の土. 1. 選択作物等の品種特性 2. 選択作物等の生育過程 3‐ 選択作物等の栽培管理. 葉菜類 果菜類 根菜類. 4‐ 選択作物等の栽培計画 立案と実施. L (バイオ学習). 8‐ 栽培計画を立てる. 組織培養 器官培養 B (畑の使い方と作つけ. 1 (根茎菜類). 方法を知る). M (その他) 9‐ 良い種子や苗 10 . 播種のしかた 11 ‐ 畑の耕起と畑の使い方 F (施肥, 定植, 管理法 を知る). 1‐ 選択作物等の品種特性 2. 選択作物等の生育過程 3. 選択作物等の栽培管理 4‐ 選択作物等の栽培計画. 室内緑化 草花・ハープなど その他. 立案と実施. 7. 肥料の種類, 性質と 施肥の仕方 12 . 苗の定植.施肥と管理 13 ‐ 主な管理作業 1 4 . 病害虫, 雑草と防除法. 第1図. 中学校技術科栽培領域における学習内容のモジュールと教材の系列化. 385.
(7) . 佐々木 久. 覗・関. 健 太. 引用文献 「 ウム記録集:栽培教育の活性化を 4 1) 向山玉雄 199 ‐ 栽培・農業教育の現状と課題」 日本産業技術教育学会栽培分科会シンポジュ 考 える, P‐22一26 .. 89 2) 加藤幸次, 安藤悪 19 . 禁明書房 . 個別化・個性化教育の理論 P.47 北大路書房 3) 荒木紀幸編著 1993 ‐ . 新時代の教育方法を問う P.19 「新しい学校教育課程編成の動きと栽培教育活性化の視点」 4 4) 山崎貞登 199 , 日本産業技術教育学会栽培分科会シンポジュウム記 . 一 1 える 1 7 2 P 録集:栽培教育の活性化を考 . , ‐ 5) 香川大学附属坂出中学校著 1982 ‐ 明治図書 ‐ 能力・適性に応ずるモジュール学習の開発 P‐10 モジ ール学習 0一71 巻 第 1 3 技術科教育実践講座 ュ 個人差に応ずる学習 990 6) 鈴木寿雄編 1 . , P‐6 , . , を導入した指導 0 5 一 1 1 3 P 1 90 7) 鈴木寿雄編 19 . . 同上。 コース別学習 , ‐ 8) 津止登喜江, 浅見匡, 河野公子 1989 ‐ 明治図書 . 改訂 中学校学習指導要領の展開 P‐52一56 3 11一120 (教科教育学) 1 静岡大学教育学部研究報告 域における学習の視点 9 8 2 中学校技術科栽培領 1 ) 大河内信夫 ‐ 9 , P.1 , ‐ 民衆社 1 1 o 981 10 ) 向山玉雄 1 .348 . P‐6- . ‐ 栽培学習のくみたてと指導の原則-キクかナスか-, 技術教室 N ) 井坂行男編著 1976 11 . ‐ 教育学研究全集 第9巻 現代の教育方法, P.255 ) 加藤幸次, 安藤慧 1989 12 ‐ . 前掲載書, P‐133 4 ) 香川大学附属坂出中学校著 1982 13 . . 前掲載書, P.22一2 2 2 3 一 1 9 前掲載書 P 1 1 4 ) 加藤幸次, 安藤窓 1989 . ‐ , . (※ 本 学 教 授, ※ ※ 大 学 院 生. 386. 旭 川 校).
(8)
関連したドキュメント
本時は、「どのクラスが一番、テスト前の学習を頑張ったか」という課題を解決する際、その判断の根
出版社 教科書名 該当ページ 備考(海洋に関連する用語の記載) 相当領域(学習課題) 学習項目 2-4 海・漁港・船舶・鮨屋のイラスト A 生活・健康・安全 教育. 学校のまわり
目標を、子どもと教師のオリエンテーションでいくつかの文節に分け」、学習課題としている。例
子どもの学習従事時間を Fig.1 に示した。BL 期には学習への注意喚起が 2 回あり,強 化子があっても学習従事時間が 30
ピアノの学習を取り入れる際に必ず提起される
一貫教育ならではの ビッグブラ ザーシステム 。大学生が学生 コーチとして高等部や中学部の
具体的な取組の 状況とその効果 に対する評価.
課題 学習対象 学習事項 学習項目 学習項目の解説 キーワード. 生徒が探究的にか