低学年児童の論理的思考力の育成を促す作文指導の分析 : 第2学年国語科「楽しかったよ、二年生」を題材にして
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(2) く書けているかどうかも確認するために、分析 項目を設定し、その分析結果から指導案を改善. V一研究成果と今後の課題. したい。以下に、分析項目(表1)に示す。. 本研究の成果と課題を以下に述べる。. 分析項目(表1). 成果の1点目は、櫻本氏の作成した順序の表 現例を基に、児童の作文の分析を行い、順序性. 分析項目 ①. 順序に沿って、簡単な構成で書かれている。. が確認できた点である。. ②. 文字(長音・拗音・促音・騒音、既習漢字、. 成果の2点目は、児童の作文の分析から筆者. カタカナ)が正しく書かれている。. の授業の改善点が明らかになった点である。. 句読点の位置やかぎを文の中で正しく使わ. 1.添削の方法の改善. 一れている。. 2.教材研究不足の改善(詳しく書くこと、. 推敲されて、作文が正しい表記で書かれて. 順序性). いる。. 3.原稿用紙の書き方の事前指導. ③. ④. 4.書いたものを見直す項目の提示 1V.分析結果. 5.作文記述前のメモの時間の改善とメモ. 櫻本氏が設定した、順序の定義とその表現例. 用紙の見直し. から判断して、児童が書いた作文から順序性を. 成果の3点目は、授業の改善点の視点から、. 確認した。その結果、時間的順序と関心の順序. 筆者の授業の改善点を確認し、改善案を作成し. を確認することができた。. た点である。. 次に、本研究で明らかになった課題を挙げる。. 課題の1点目は、筆者が作文記述前の段階で 十分な教材研究や指導方法が不十分であったた めに、児童の意欲を下げてしまった点である。. 課題の2点目は、児童の作文から明らかにな. ■時間. った筆者の授業の改善点から、改善指導案を作 護関心. 成できなかった点である。. 課題の3点目は、「関係づける力」を育成す るための評価を行うことが出来なかった点であ る。. 図1児童の作文にみられる順序性 図1は、研究対象の児童の作文からみえた順. これら3つを含めた指導の改善点は、今後の. 序性を分析したものである。時間的順序が74%、. 取り組むべき課題として取り組んでいきたい。. 関心の順序が26%という結果になった。. 時間的順序が表れた作文は、行事当目や、練. 修学指導教員 別惣 淳二. 習・準備期問から本番当日までの出来事を書い. 指導教員 別惣 淳二. ている内容のものが多かった。そして、関心の 順序で書かれている作文には、特に楽しかった、. 頑張った出来事を取り上げて書いている内容だ った。 ’. 一137一.
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