学校給食の整備とその研究
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(2) . 第2巻 第2号. 学. 昭和22年12月. 聾. 学校給 食の 整備とそ の 研究 田. 所. 哲. 太. 郎. A Study on P1mnl ing aud. Te t (ORO : sutaro T△Dol. 1 Foo Service i 1 ル麻1 l e Sc ng t1 l oo . ag ,. 未知成分がある。 之に就いては後述する。 勿 論こんな事 実の外に、 都会では田舎に比較 して新鮮な空気を呼吸す. 1 . 都曾の学校給食の整備は緊急を要する. ることが少い等間接 に栄養に関連する事もあろ う。 1. 、 最近 (1950年の秋) 舘、 高木両氏の発表によれば、 乳. 第二は都会での工員生活者の・ ような、 叉夫婦共かせ ぎ 者のような、 多忙の人々の家庭では、 学童を世話する時. 幼児及び学童の衛生状態は、 都会と田舎とでは全く反対 の傾向にあることを述べている。 則ち、 学L幼児の死亡率 は、 田舎に於て高いが、 学童の死亡率は都会 に 於 て 高 .あらわれてくると報 いb 然も大都会ほ どその傾向がよく じている。 是は最も成長の盛んな時期にある学童にとっ て、 栄養上その必要なものの補給を欠いている点とか、 衛生上ある欠陥から来る博染病羅病率が高まるとか、 或 は人口集密な都会にあるからだとも云える。 それ故大都 会程いよいよ学校給食の必要性が大であるわけである。. 間に乏 しく、 学童の特殊栄養に無頓着である こ と が 多 い。 貝廿ら後に述べる成長者にとって、 特に効果的な蛋白 質及び脂肪等の縮販量を多くすると云う特別の注 意をお こたることである。 叉貧困であるために之を輿えること .が出来ない一部の家庭の学童等に欠陥が出る 。 第三は都会人は田舎人と違った食習慣を持つことであ る。 それは甘味質即ち砂糖を多く掘る事で、 必ずしも御 菓子のみではない。 総て煮物にも、 汁物でも、 テン プラ ソースの中でも、 あらゆるものに甘味の入れ方が でも、・. 然らば学校給食の目標を此 際何処に置くべきかを考える ならば少くとも次の五ヶ係を指摘することが可能であろ う。 第一は地域から来る栄養上の欠陥の矯正が必要であ る。 第 二は学童の成長環境から来る欠陥を補う ・必要があ. 多い事である。之を矯正するような学校食が必要である。 即ち甘味質が酸性食として欠陥があるから、 アル カリ性 の 食品を給食と して使用することである。 その鷲めに多. る。 即ち家庭の栄養に対する無頓着、 或は経済面に原因 する問題等も亦当然この中に入る。 第三は学童の性僻即. ・ くの新鮮な野菜や海藻など を使用することによって、 此 ● 等の欠陥と同時に、 第一の欠陥も補うことが出来る 。. ち食習慣から生ずる偏食を矯正する必要 がある。 叉第四 は学校生活に相願した栄養上の注意である。 即ち多季の. 通学期間或は秋季の運動の盛な時期等特に栄養に留意す べきときに考慮をはらうことである。 叉盛夏の候には運 動後に突発的に身体異蔓 が起る。 之も亦よく栄養の欠 陥 から来ることが多い。 従って栄養の補給には充分に留意 せねばならぬと思う。 第五は食生活上に於ける協同生活 の訓練が必要である。 従って之にふさわしい処作を行わ せること等であろうと思う。 次に各個に就いて例をあげ て簡単に説明することとする。 第一の地域的欠陥には多くの原因がある からこれを一 とは困難である が、 一例を引けば少くも田 々説明するこ・ 舎に比較して都会には次の欠陥ガあると云える。 即ち都. 第四は学校生活を 考えて、 学童の給食の上に特殊な処 置をほ どこすことである。 一般の日から云うならぼ、 給 食の中食には午後の授業や、 その他に疲労を防 ぐ程度の ,軽いものを輿えることに留意すべきである。‐例えば北海 道のように酷喪の多が長期間にわたる地域では秋に充分 その準備をするような給食を行うことである。 即ち天高 く馬肥える秋の食欲増進の時期を利用 して、 蛋白質特に 脂肪に富んだものや・ 体脂肪を増加するに必要なもので 消化のよいものを選んで給食することで ある。 云うまで もなく、 脂肪臓収量を増加する篇めには、 蛋白質含量を 増加せねば危険を生ずるから、 脂肪の多量なときは之に. 会では新鮮な野菜特に萌芽の橋暇が少いこと、 葉織素に. 準じた蛋白質量を増加することが必要である。 第五は食事特に協同食事を行う場合の札儀作法、 即ち. 富む所謂青物の取り方の少いことが知られて いる。 此等 のものの中には成長 者にとって特に効果的な ビタミンや. 学童の群が必要である。 その一般は後節に選べるから紘 には省略する。 次いで食べたあとの始末、 即ち溌獅や、. 157.
(3) . Vo l .2 .2 ,.No. ・. Dec .1950. ;EI t GAKUGE GA. バター、 卵黄も亦理想品である。 ビタミン A・B2 共に 小学校後期では、 成人の必要量と同一量を要するもので. E方法など迄教 器物の保存から、 器物に着いた汚物の臆断 えるのが最後の目標であろう。. ある。 更に ビタミンCも亦成長者にとって消費が多いか ら、 ホー レソ草、 海苔、 柑橘、 等輿べきである。 小学校. 2 . 成長期にある者の祭義と学校給 食. 学童の成長に就いて、 石川氏は小学校前期は伸長期と. 後期や中学校になれば、 成人と同一量を要求するもので. 第二充実期に捗り ある。 、 後期は第二伸長期に相 当すると結論 , している。 叉中等学校は、 第二伸長期の終りから第三充 , 実期にスリ、 高校時代は、 充実の末期から成熟期に入る. 3 . 学校給食の現在の段階. と述べている。 文部省の調査によれば、 小学時代は、 .男. 学童給食の重要であることは、 文部省が既に学校給食. 子は、 女子に比較して体重、 身長、 胸囲の増加率が高い. 審議会 を設けたことでも理解される。 その内部に幾多の. が、 中学時代になると、 却って女子の体重、 身長、 胸囲 が勝るのが見られる。 叉男子の身長増加は、 i7-18年に. 分科会を持っていて、 或は栄養に、 或は食品化学に、 或 は衛生等各分野から審議されるようになっている。 叉一. 及ぶが、 女子は15」16年で停止する。 体重は男子で20- 21年にも増加 が見られるが、 女子ではー9年前後で停 止す る。 身長の最も増加するのは 、 男子で15一16年だが、 女 , 1 3 4 男子で-6 ヱ 叉胸囲も増加の高いのは 子は ← 年である。 -ヱ7年 ilラー14年で中学時代・で成長 が大 ,であるが、 女子o 体停 止する傾向のあることは、 注意すべき点である。 栄養上成長期の者に最も関心を高めねばな ら ぬ こ と. は、 第一骨格形成に要する石灰分及び無機物の豊富な供 給であり、 常にアルカリ性 食品が不可欠である。 重に小. 学前期では、 最も多量の石友や燐酸が体内に蓄積されね ばならぬのであり、 鉄分も亦成長中は豊富に供給されね 000 60 2 ばならない。 小学時代は カロリ← は 1 ,中学時 .0 一. 代は 2200 ,以上をも要するが、 唯カロリー量を高めるの みでなく、 蛋白質含量を特に増 加する必要がある。 即ち 成人では全 食糧のlo%と云われるが、 成長の盛な場合に は13%にも達することが必要である, 一日体重ーキロに 就き .小学時代は3 瓦で約65瓦以上を奥えね ば な ら な い が、 中学時代の後期になると、75瓦以上を輿えるのが理 想である。 然も小学時代は特に動物性の蛋白質を多く輿. 方に財園法人日本給食会が誕生して、 P .T 会と協力 し ・. て此方面の改善 に努力 している。 ・. .. 現在は既に六大都市に於て、 更に叉之を中心とする小 都市に於ても、 パン食を中心と して学童給食 が行われる よ うになつた, 然も東京都内の小学校や中学校では、 そ の学校の P .T 会の会員と共に、 バン工場さえ経営 して いるところもある。 そ して之に続いて全国の小学校にま で拡げられようとしている, 学校時代から既にパン食の 習慣を興えることは、 園民の食生活改善の上にとって 将 来も大きな意義を有するものであるから、 給食形態やそ の実質に対 し(も、 充分の考慮を沸わねばならないと思 う。 何故ならば、 此際学童に噌好上悪い印象を奥え、 篇 めにパン食に対 して嫌忌する傾向をもたせるならぼ、 将 来実に由々 しき問題を残すからである, 同時に給食全体 ・に対しても学童の食習慣に適せぬものは、 予め一二の学. 童に試食させて加工調理の上、 風習に適する形態とすべ きである, 米図の好意によって入手 した貴重な栄養食品 も、 此点を考えなかった篇めに徒らに学童に嫌 忌する 念 を起さ しめた例も少くないのである。 叉先般東京都に於. て給食によって多数の学童が中毒を超 したような事件も えて、 前期ならぼ全蛋白質の 35% 以上にも当るものが ・ 牛乳中にあるが な蛋白質は 卵で 要である 理想的 像えられて.いるのである, 報ずる処によれば、 主 食の パ 必 、 、 。 もよろ しい。 そ して 無機物は、 野菜から供給を得なけれ, ンによる中毒ではなく、 副 食と して添加 したソーセー ジ ばならない 大豆蛋白質によるならば、 卵や野菜の新芽 などで補うべきである。 魚卵は此際の最適の一ッであろ う, 叉脂肪の適量も必要で ある, 含油量の多い新鮮な魚 は効果が甚だ高い。 叉落花 生や大豆な ど脂油に富んだも のを使用す べきである。 次いで ビタミンであるが、 成長 中のものに特に必要である。A .B2 は勿論不可欠である から、 之に富む卵、 肝臓やニンジン、 新芽など暦芽と共 に供給源とする必要がある。 此外に骨格の形成に最も必. によるものだとのことであるが、 いずれにしても、 学童 給食設備ならびにその形態を備える鴛めの調理加工は勿 論、 衛生上の問題 にも当って今後格段の注意を要する も のであることが痛感されるのである, 学童給食の現在の階段には術数多くの欠陥がある, 六 大都市の東京都内でさえも、 満足な設備を有していない 学校があったと云えるo,かつて粉醤油が学童給食の特配. 要なビタミン D がある。 特に北海道では、 之が欠乏症 の人々が多いと云われて いるから、 学校給食には必ず添. として配給された場合にも、 よく之を使用 して、 欠 陥の ないような調理をする設備があったろうか。 恐らく給食 の実施を急ぐの余り、 此等の点に不徹底であ っ た とr思. 加すべきである。 その給源と しては、 肝油が一番よく、. う, そして厚生省等においても、 衛生方面からも充分な 158.
(4) . 第2巻 第2 ,. 号. 学. 塾. 糠査を行 ってから整備を充分に して給食を実施すべきで ある。 給食設備について考えねばならないことは、 調理 方面の専門家を充分に配置整備することである。 即ち立 ニ 減な栄養士が居て、 毎日のカロリ←及 び蛋白質、 脂肪、 澱粉の比率は勿論のこと、 ビタミンや、 無機物に至る 迄、 合理的に含まれているか どうかを調べて調合したも のでなくて はならない。 更に食品の消化の難易や、 衛生 上の欠陥の有無をも糠査した精選品でなくてはならない のである。 然して学校の女教員や、 母、 姉の片手間で 調理されるのでは遺憾な点 が多い。 これを補 う 篇 め に. は、 教員や母姉等を集めて、 常に集団給食に対する知識 の普及や、 実施指導の講習なども行うこ とが 必 要 で あ る, それにま して専門の栄養士で調理のうまい人を学校 に配置し、 その人の指導で教員や、 母姉が手簿うなら ば、 安心して給食が行えると思うのである。 次いで調理用の物資等についても亦専門的な栄養士に より充分吟 味されたものでなくてはならぬから、 学校の 総故関係などであるからとて省かずに、 栄養士が詳細に 検査を行ったものでなければ使用 しない事とするのであ る。 叉給食用の資材供給家と して、 知事や教育委員会で. 指定するのもよろ しい。 此際業者も亦之を対就会的に大 きな信用を増すものであることを自覚 し、 誠実を以て事 にあたるように しなければならない。 勿論学校関係者に は、 諸雑費等の増加する鴬に製晶の精選を特に配慮する こと が困難な事情もある。 それであるから政府や教育委 員会が、 予め精逃せる製品を出す業者を準備して置かせ ることに努力せねばならぬと思うのである。 .. ‐. 最後に学童給食に対するわが園の現在の段階は、 毎日 毎日行う場合よりも、 隔日とか、 一週間二回とか、 時に. 昭和25年12月. から出る学童である. ならば、 魚の供給が不足勝であるか ら、 牛乳とか大豆とかを多く輿えて蛋白質を補給するこ とが肝要である。 之に反 して海岸のような農地に乏しい 土地ならば、 野菜の供給が不足であるから、 乾燥野菜を 入手すると ・か、 学校菜園を設けて之を補給することを考 えねばならない。 叉第四には季節によ ●る欠陥を補うこと を考えねばならないが▲ 夏季魚の供給の枯れる時には、 蛋白質製品を多く 輿えて 補い、 多季ならばビタミンCの 乏 しいのを補うことを考え、 叉長期間積雪をみる地方で は、 屋内のみに暮すことが多く日光 にあたること少い 従って ビタミ ン D 欠乏症が多いから、 之を補給すると 同時に光線にあたることに心掛けるよう指導することが 必要である。 第 五には地方風土病的なものに対すること で、 ビタ ミン欠乏症の如きは極めて地方的 に多いから留 意すべきである ・ -ビ タ ミ ン 。.東北及北陸の米作 地帯には、 B 欠乏症が多い傾向あり、 北海道では多期間の長い澱め に、 ビタ ミ ン C 欠乏症やビタミン D欠乏症が多い傾向. があるから、 特に此点に留意すべきであるも その外に都 会では、 砂糖分の多い食品を掘り過ぎる篇めに来る疾病 や、 米作地、 都会の白米病的傾向のあるものや、,更には 野菜の欠乏食の多いものや、 その他栄養品矯収が片よっ ているものに対する弊害除去のことを考慮す べ き で あ . ・. る。 ,. 4 . 学校給食と謹儀作法 食事は毎日の生活行動の中で最も大きいものである。. 起居動作の上に札儀があるが、 特に食事の場合に之が重 大観されなければならない。 古今東西を問わ ず、 会食は 交際就会に於する重要部分を占めているから、 最も司し儀. は一回しかやれぬ場面が多いから、 特に次の事項に就い 作法を重く覗ている 家族に於ても、 食事を 中 心 と し て考慮すべきであると思う。 第一には成長の最も盛んな . て、 家 族和架の場面を (特に夕食時に於て) 展開するの 学童の給食であるから、 壮年の人と比較 してその特異性 が東西諸民族の持つ習慣である 従って此場合にも礼儀. 。. を充分に考えたものであること が必要である。 別に述べ. 作法が最も重く見られているのは、 当然のことである。. たような蛋白質、無機物、ビタミンなどの点に特に留意す. 然もわが園でも亦欧米諸国でも、 礼儀作法の枝葉末節に. べき である。 第二には日本人の家庭で栄養欠陥を生ずる. 至っては互に異っていても、 その根本は全く一致 してい ることに気が付く 、であろう。 之は古くからわが図でも、. 懸念のある栄養素を補うべき滋養食品を輿えることであ る。 例えば日本人は脂肪分をとることが少いから、 之を 多分に盛られたものを橋板させるように努力 し た 調 理. 欧米でも、 家 庭で学童時代前からも朕けとL て 教 え ら れ、 青年時代に入っては、 家庭を持つ直前であり、 蔵会. や、 食品の配合を選ぶことである。 第三には学校のある 地方の風習を考え、 食習慣上の欠陥を補うよ 御こ他める. の交際場裡に出る準備時代と して最も重要脱される。. ことである。 例えば農業を事業とする山間の人々の家庭. い、 身なりをととのえることである。 仕事着のままで夕. 1 . 個人的な面で云うならば、 先づ食事前 に 手 を 洗. 159.
(5) . l Vo .2 ,2 , No. ,. 一 Dec :1950. ;EI UGE GAK 1 GA ,. めに食物の量の乏しい場合、 その貴重な所以と同時に之 を耕作 し、 収穫してわれわれに提供 してくれた農村の人. 食に着くこ とは、 家庭で もよくない。 衣服を更めて美 し くなくとも洗濯した清潔なサッパリ したものに着替えて. 々に感謝を、 叉風波を犯 して海に漁してくれた漁村の人 材こ感謝を捧げることを痛切に感ずるのである, 農村に. 食事に就くことである。 若し直交上の宴会で あ る な ら ば、 男はタキシー ド、 女は夜会服も必要であろう、 わが 園でも額織位は着るとか袴位はくとかは対手に対 しての. 於ては五穀の実りを豊かならしめた天候と、 風や、 水の 害から免れた幸編を紳に感謝 し、 叉来る年にも豊年を万. ,札儀であろう。 2 .,家庭的 な場面か ら述べるならば、 わが図でも主婦. 作を所願するのである。 漁村に於ても亦大漁を感謝する 海上の無事安全を所願するのであるから、 食. は台所の棚に近い位置に座り、 主人は之と向い会って座. と同時に. る。 その中間に子供や、 兄弟や、 叔父、 叔母など座るよ うに、 欧米でも主婦は食卓の食堂棚に近い位置に座 し、. 物の穫得には古くから糾えの信仰が常に伴っている6 之. 主人はそれと向い会う位置に座る。 そして両者の間に子. 食事が心配なく戴ける感謝を、 天地自然の恵みとし・〔わ れらに下された称え捧げ、 加えて健康な身体を生み、 日. と同様に室腹の苦悩 が救われる感謝と、 毎日毎日三度の. 供や兄弟の座ることは同 じである。 此場合主人と主 .婦の 位置力頬導倒する事もなけれ ば子供や兄弟がそ ,の両者の位. デるのが教育で 々われらを養い給う父母えの感謝をさムレ. 置に座ることもない。 わが園では総て主婦 が食物の入っ. あらねばならない. たものから椀や皿に盛り各人に配るが、 此間に主人も子. 風習を身につけさせねばならぬと思う。 之によってやが. 供も手博をする, 特に女子は若い時代から之 を 練習 す. て飲食えの慎みと節度が生れる。. 食習慣上よき嬢を奥えると共にこの. る。 欧米では主人が皿に盛った肉や鳥な どにナイフを入. 次いで食の目的は中江藤樹の説くように、 父母から受. れ、 各人の数に相当する切目を作って主婦に廻せば、 主. けた身体を養う澱めであって、 その栄養を全うすれば足. 婦は各個の皿に一片づつ盛り、 次いで野菜などを適宜盛. るものであるとする. り、 グソ ピーやソースをかけて各人に配るのが習慣であ. 行動 して、 食物や飲物にお ごるならば、 人間の堕落であ. 従って古くから食欲の趣くま 号こ. る。 此仕事を主人と主婦とは轄倒せず、 叉子供 が代るこ ‐. ると考えている。 たとえ金銭に不自由はなくとも、 山海. ,ともないのが示し儀である。 叉欧米では男は先づ女子の篇. の珍味を日々繰返すことば、 不道徳な行罵であるとする. めに立って椅子を引出して輿え、 女子が座ったのを見届. のである。 それであるから、 昔か ら何れの園 の 人 々 に. けて後に自分も堅るのが礼儀である。. も、 新頗をこめる場合、 願望の成就達成を念じつ 絶食. 3 . 宴会のように他人によって 食器や膳の運ばれるよ. を繰返して 数十日にも渡る断食をやるのである。 断食は. うな多人数のときに、 主人は入口に近く座席を坂り、 客 には床の間を .背にして座を持たせるのがわが圃の乱であ. 最も行いやすい が、 最も苦 しい禁欲生活の一つであるこ. る。 欧米では食卓の中央の入口側に主人、 之に相向い会 って主客が席を]反り、 その左右順序よく席次を設けるの が示じである, 然もその人々により順位を付けるには、 極 めて慎重の態度を頂って失乱にならぬよ “こする。 各自. とは、 誰でもよく了解 している処である。 故に食には常 に節度あるべく飽食は唯に身体の健康を筈う の み で な く、 禁欲生活を否定する習慣を輿えるものであり、 不道 徳 のそ しりをまぬかれぬとされている。 この点は何れの ・である。 民族にあって も同一. が食事する場合の礼儀は、 わが囲も、 欧米も根本に差な. かく して 食の節度は最もわれわれの生活に必要なこと. く、 第一、 会話はよいが雑音立てず静粛にする (器物の. -定量の ではある が、- 、速度の分を燭}反する場合、 粗末で あってはならぬのであるゐ 即ち栄養上か ら見て欠陥の無. 昔や吸う音たてぬ) ,第二、 肱を張らぬこと、 隣人にふれ ぬこと、 第三、 食事中口や 唇で苦をたてないこ、 とな どが. i 旨肪や、 澱粉や、 無機物や、 ビタミ いような蛋白質や、’ ンな どの含量と比率などに欠点なく、 よくととのった も のであるべきである。 その外に食物は味を感ずるより も. 基本である。 5 . 食に謝する信仰感閉と節度. 先きに眼で見たり、 鼻で臭をか ぐこと等、 既に食欲をそ. 食物を通 して宗教的信仰と、 感謝とは古くから幾多の. る ものがあるから此点に ・も注意 してよくと1のえるべ. 民族の風習と じて行われた事である, 特に凶作飢蝕のた. きである。 その一つは色彩であろう。 例えば赤味魚の即. 160.
(6) . 第2巻 第2. 塾. 学. 号. 昭 和25年12月. 時に一回と中食の正12時に1回と2回にわけて輿えるり. ち鮭や鱒の焼き、 また煮た肉片には、 白ソースを かける ・ . のがよい。 叉赤味の魚肉の横に紙色の濃いホー レソ草を 付けるとか、’或はハムの切目に赤いトマトの切目を付け ,. 副食には味噌汁と して中味に考マネギ、 ニンジン・ サツ マイモ、 ワカメ、 牛肉を入れたものを用い2合平均に典. るとかであるつ 魚と肉と野菜の配合が必要であり、 焼い. える。 之を合計すれば735カロリーとなり標準の600 ・カ. たものと煮たものと蒸したものとの配合も必 要 で あ ろ. ロリーを超過する事になると云うのである。 そ して 1ヶ. う。 次に唯好を考えることで、 学童ならば甘味あるもの. 月間に20日間給食させると前述にあるような顕著な効果. に敏感であるから、 凡ての調理物に甘味を添加すること が必要である。 更に若き人々は唯柔かい食物のみを好ま. があらわれることは確実 であるうっ. ない. 7 . 学校給食設備にパ ン工場を要す. 噛む楽しみをも持っているから、 此点にも留 意 し. バンは給食の目的を遂行するに最も適当な も の で あ る, 。 それは種々な栄養資源をば粉と して混入することが. て調理配合すべきである。 ,. 6 , 完全給食の学校例. 出来るからである一 然もたとえ黒バ ンのようなものでも 消化率が80%以上で米食に蓬に勝っているからである。 5%の消化率で、 これに脂油を混入した 4 白バンならば9 ,. 完全給食は唯に家庭からの弁当 ,が不用となるのみでな く、 衛生学的に叉栄養学的に欠陥のないようなものにさ れるこ とであり、 更に次のような種々の欠 陥をも補うこ. と しても依然としてよい消化を示すからである。 叉パン , 中に澱粉質の粉など混入 した場合30%迄ではバンと して. とが可能で ある。 則ち云う迄もなく、 わがまま で食品を . 選ぶことに原因する偏 食も矯正され、 叉食生活えの関心. 本質を保てるが之以上になると困難で、 む しろ餅に近い. が学童の間に高まり同時に栄養の科学性も老,えられるよ うになってその理解が高まることである。 更に叉給食は. 性質となる。 然 し蛋白質や脂油ならば40%迄は之を含む 材料を増加 してもバンの性質は保てる。 例えば大豆粉を. 群集的にやるのであるから順序正 しくなければならぬの. 混入する場合40%でもよろしいのはこの鴬である。 叉バ. で自然食事の作法が向上することにもなり、 食事 には清 潔が緊要の事であるとの理解・ も高められる。 そ して栄養. ンの生地を遣るr ときに用いる酵母をバン酵母の代りに野 生酵母を用いると却って 芳香など移って 風味を増加する・. が向上すれば自然に熟睡も出来て身体の発育も順調にな. ものがある。 例えば葡萄酵母のような ものであり、 叉培. るから朝超もよく明朗活気を呈し学習運動何れも順調に. 養酵母でも ビール酵母ならよいものが造られる。 簡易な. 進み出席率も向上して来るのが実際の成績である。. 家庭法の野生酵母使用順序を述べると、 米麹100匁、 茄 でた馬鈴薯叉は甘藷100匁、 微温湯5合 5勺を混合 して. 東北地方の一学校の八百人の給食調査の結果は次の如. くで前逸の事実多裏書きするものであるo 偏食の矯正出. 4. 来たもの54%、 食事作法が向‐ヒしたもの34%、 健康の増. が出来る。 之に葡萄の完熟 した腐敗のないもの300匁を 皮と共に潰 して入れよく ・交ぜて二日間位嬬氏29度に保つ. 8度に保つと澱粉は糖化され酵母の培養基 時間、 矯氏5. 進したもの63%、 栄養の理解が進んだと解されるもの43 %、 食生活の関心の深まったもの30%、 清潔の習 慣がよ. ときは醗酵 して気泡を生ずる。 之 が即ち諺と呼ぶもので. くなったもの40%、 朝超がよくなったもの58%・ 熟睡が. ある。 若しバン酵母として出来上ったものを用いる場合. 出来るようになったもの84%となっている。 この学校の . ・ 給食施設の中 で特に目立つものは、 床がコ ンクリー ドで. は唯これを微温湯でとげぱ璽を同ーに坂扱ってよいJ 此 量に対 して小麦粉約5貫目位を入れよく揮ねて生地とす. あり腰板張の代りにコ ンクリートやタイルを用いたため 時々熱湯で室を洗うように なっていることであ, る。 なお. るが、 粉 の中に液体を入れ、 その逆の処作はやらぬこと が大切である。 桓ねた 生地は締氏30度に保ちながら二時. 整備の中で目立つものは、 一日に約八百人の給食するに. 間半置くと、 容積は二倍以上に膨れる。 生地が膨れたら. 栄養士一人で献立して、 手億に家庭の主婦や姉が交代で 三人叉は四人宛来ている。 次に一日献立の一 例 を 揚 げ. 拳を突込んで元の大きさにする。 次に再び第二醗酵と し て30度に1時間保つと、 容積二倍半となる。 之を粉を薄. る。. く振りかけた台の上にとり出して軽く瓦期を押して小さ. ・ ・. バンを主体として献立さ れ、 ミルクは2合4勺を午前lo. くして から十分間位放置する。 適当 .の大きさに切り型に. 161.
(7) . 1βI GAKUGB. Vo l .2 .2 , No. DeC .!950 (b) -切. 入れテンバンに並べ適温に45分間置き再び生地を二倍に. 土を タワシデ洗い落 した後に流水で仕上げる. 膨らせる。 バン膿龍は石造叉は煉瓦造りと して 焼く間の 加熱の均一になるようにする。 熱源には電気でも、 薪を. り方は少さ ぐして煮くずれるのをさけ、 大き過 ぎて学童 ) 煮方は馬鈴薯で1時間 の 食べにくいのをさける, (c. 投 じてもよいが、 焼く前に揺氏の 200度に予め上げて置. かふるならぼ葉茎類は5分前に入れて煮上げる。 叉蕪等. くことが必要不可欠の燥件である。 之に生地を入れる が. ならば10分か るからlo分前に入れる, 妙めるときは材. 初め霧を吹きかけ叉卵の白味を溶か して薄く した水を吹. 料を少さくしてさっと妙める。 (d) 粉乳は40oCの温湯. きかけてもよい。 カマ ドに入れて 蓋を じこ擦く時間は生 地の大きさによるが30匁位ならば30分で焼き上 げ之を取. を釜に系入れ粉乳を少 しっム振り入れて大きな泡立器で ′ ,. かき廻す。 別に沸 騰 した湯を一定量入れ蓋を して 5分間. り出して 可及的速かに冷やすのである。. 更に完全給食の効果に就いて東京都内の二三の学校に 例を] 反るならば次の事実がわかる。 昭和24年25年ュニセ. ルクが非常に泡立つ性質ならぼ、 約 4斗の ミ ルクに%ポ . ドのパタ ←を溶かL入れると消えるつ ン. ゞ学校の例を次に述べる。 ] フ指定校となった北区立谷端′ ①. 偏 食は矯正された。 ②. 同一▲食事のため 生徒間に落. 調理室は防蝿及び防鼠が充分であるように金網張とす. 1的なひげめなどが感ぜられなくなった。 ③ 清潔の習 剥. 慣を習い得た。 ④ 岨幅の習慣を作った, ⑥ 食事作法 がよくなった。 ⑥. むらして飲む。 叉脱脂粉乳をバケツ叉は ボー ル中で溶き .沸いて いる釜の中に流 し入れる方法もある 若しミ 熱く. 食物栄養に対する関心を高めた,. ●も科学的衛生的処断…と食物に対する関心を高 ⑦ 家庭に. る。 調理室を大きく二つに分け最も清潔な所と比較的清 潔な所とにする。 前者は常に 80oC 湯で煮た雑布で始終 拭い、 料理をそこに置いても喰 べられる程度にする。 0~1000C で1分間油こい料理 食器バケツの消毒は 90. めさ・た。 ⑧・ P.T.A . の人々の親睦の機会を輿えた, 」 と職員との間を密接に した。・⑲ 学童の欠 ⑨ P .T.A. を した時げ食器はソ← ダを用いる。 バケツも時々クレン. 席が減少した。 ⑪ 買食が減り子供銀行の貯金が増加し. 於ても調理室に於て も必ず台の上に置き絶対に床の上に. た, ⑫. ザーでみがき、 特に底部を 良く洗う, 此バヶッは教室に. 全国平均 より約 2センチの身長増加を見た。. は置かない。. 2セ ンチ高くなり、 胸囲は約 1 !セ ン ⑩● 同様座高が 1 , , 8キロ増加した。 3~0 チ増加し、 体重は0 . .. 調理台は最も清潔な台と比較的満潔な台と二つを備え 熱湯にひた した雑布で拭く。. セラ指定校の中央区立東華小学校の 昭和24年25年ユニー. 床は調理中は掃除 しない方がよいが野菜暦は拾ろい集. 例を見ても同様に次の様な数値を挙げて好結果を報告し. める。 一日の作業の縫った最後は必ずデッキブラシでこ. ている。 ① 身長は平均よりー年生で1~2センチ、5~6 年では3~5センチを増加Lている。 ② 胸囲は1~2年. すって熱湯で洗う。. 5センチ増加した。 生では差がないが5~6年生ではヱ~1 . ⑧. 4キロであるが 1~0 体重の増加は 1~2 年生では0 . .. 流 しは野菜洗いと食器洗いと区別し、 食器洗は熱湯で 洗う。 叉クレンザー を用いる。. 1キ 5~6 年生では男で0 4~0 6キロ、 女子では二 0,6~2. . .. ロにも達した。 ④. . . 調理器具は消毒を忘れてはな らない。. 個人の衛生に就ては調理室に入るとき、 ①サン ダルを. 月から3月 身長 及び体重増加量は1,. .. 迄の間が最大であった。-⑥ 5 ヶ月間完全給食を行つ〔. ・. . ・. ・. はきかえる。 ② ブラ シと石鹸で指を一本ー本爪の間を流. 対照校と比較した結果、 体重 に就ては男子では差が明か. じて流水で洗い、 ,叉消毒液で時々洗う。 ③割烹着をつけ. でないが、 女子では4~6年生で明かに増加が 認 め ら れ. る。 ④三角布で頭の髪を包む。 ⑧再び手を洗う。 ⑥調理. た, 次に同校の調理の下準備を参考として挙げる。 調理 室には汚れ物を入れない。・そして調理室の外に下流 しが. 室の外え出るときは必ず割烹着とサンダルと三角布は眠 って出る。 ⑦.作業中に掃除用具叉は床に落ちたものに手. あるのが望ま しいが、 無い場合には野菜は根を切り、 土. のふれたときは手洗所で石鹸とブラシで洗う。 ⑧調璽室. を落 し、 枯葉を坂ってから調理室に入れる,. には個人持参品を持込ま ないで控室に置く、 ⑨ ゴムの前. (a) 洗い方は材料を総て 二度洗とする。 叉野菜なら ぼ流水で寄生虫卵を流 し去らなければならない。 芋類は ・. 162. 掛けは必ず割烹着の下に着ける。.
(8) . 第 2 巻 ,第 2. ろまい食事とすることを第」議的に考慮 し{ こ の考慮. 8 , 国民食糧及築養鞠策審議曾の. の下に栄養完全であるよう ,配意するものとし、 全般的構. 学校給食賓旗方式の答申. 想 としては給食を通じて 食生活の改善を企図するものと. (△) 栄養素の要求量. す る。. 学童期の栄養の要求と、 園民栄養調 査の結果よりして 学校給食における低学年か ら高学年に至る1人 1 食当り B) 給食の資材 ( ‐. 5日分の るだけ蔓化を奥えるよう工夫すること, 縦つて・. 前期栄養要求量を基礎 とし、 現下の日本における食糧. 資材を毎日平均的に使用するよりも5日分の総量を各日. して1人1食当り平均所要資材数量は次 需給状況を参酌. . に適宜配分して使 用することが望ま しい,. . のとおりとする。. (2) 各学級全部に対し同じ日に同じ形態の給食を行. ・, 600Ca l. カ ロ リ ー. 蛋 白. 質. 25 r ) g【(うち動物性log. 脂. 肪. 7gr ,. カル シウ ム. 0 6gr . 6mg. 鉄. う必要はない 例えばう どんを給食する学級とバンを給 食する学級があって もよいJ (3) 児童の年令別によりカロリーに差等をつけるこ. .. ・ とo ,. B,. 0 7n ]g .. B. 、 ー C. 8mg 0 ,. 容器は衛生的で出来るだけ破損し難い器材を撰ぷこと。. 20mg. (D) 資材加工方式. て謎) 低学年学童と高学年学童との要 求カロリ「 比は. 1 主要資材関係. ー00:112であ る。. (B) 資 材 名. 所要数量. 小 麦 粉. 100gr , 2. 圧搾酵母 肪. 5. 脱 脂粉乳. 22. 醤. 油. 砂. 糖. 5 ・ 5. 脂. カロリー. .. (1) バ. 蛋白質. lo. 豆. 大. .. 0gr 350ca l ll . 3. 0 2 .. (文部、 農林、 厚生各省) 第12係にうたわれてあるよ. 45. 一. うに学童に対する給食は原則としてバン給食とするも. 80. 0 8 .. 2. 一. のであり、 1 週3 回以上はバンを典えるべきである。 バンの形態はコッペだけに限らず種々の形態のもの. 20. -. と して よ い。. 4P ,. 38. なお、 バンをつくる材料と して脱脂粉乳を用いるこ. ,. とも望ま しい。. 塩 x澱 ・ 粉. 3. ・ !0. 2 0 .. 類. 20. 16. 0 4 .. x野 菜 類. 60. 16. 0 9 .. 2 0 2 0. 3 2 3 2. 4 o ・. x芋. 準 雌環) xそ の 他. (2)′ その他. 次に掲げるものは1 週1回位は給食に襲化をもたせ る意味で、 児 ‘童の噌好を参酌 し叉経済状態が許す場合 に限りとりあげてもよい。 . (学校自給農園の). . ン. 昭和25年4月18日付学童給食用小麦粉配給実 施要領. 完全給食の調理に必要 な副食用とする, .. .. (4) 学校に於ける調理は出来る だけ簡易に し、 且つ . 加工調理形式は分配 し易い形のものとすること。 尚給食. 2000工 ,U.. ビタ ・ミ ン A. ・. ,. きである。 (1) 給食の形 態は毎日同一となることを避け、 出来. 平均栄養素要求量を次のように設定する。. A) ( .. .. これ がため給食の実 施に当っては次の諸点に留意すべ. ’. ・. ・. 昭 和25年12月. ・. 葱. 学. 号. 614. 麺は生麺にして調理することが出来ればそれでもよ 28 .5. 由購入に期待する資材 であり、 ×印費 (註1) ×印資材は自 無印資材は1950年4月 1日現在において配給統制下 にある資材であるo (註 2) この平均所要量を 5 日間の給食に配分 する具 体例は別紙献立例示を参照のこと。. いが、 坂扱いの上か らいえば乾麺が優ってい るで あろ う。 これが調理は恐らく学校 内で行わねばならず、 且 つ分配も厄介で あるが、 前記の趣旨に添う意味におい て実施 してもよいであろう。 そ して 醤油等はこの調理 を行 う際に重点的 に使用するのがよい。 ( ロ 1 ク ラ ツ カ ← ビス ケ ッ ト. (C) 給食実施要領 163.
(9) . Vo l .2 .2 , No. .. (EI GAKU GA. バンをつくるのと略々同一の資材を以てつくりこれ だけの食事叉は之を 添加 した食事を行うのもよい。 ビ , .スケットの形は角型、 円型等任意であるがあまり小さ いものでない方がよい。 これは÷時に大量を作り、 学校に貯蔵しておけるも ので、 不時の故障によりバ ンも楓もつくれない際にも 給食を実施出来るという便がある。 回. フ レー ク. 普通は玉濁黍等の雑穀でつくるものであるが、 これ ・るもよい, 使用法は例え に多少の小麦粉を混ぜてつく ばloo gを皿に分配 し之に甘味で味をつけた脱脂粉乳液 をかけて食する。 週に1回程度この様な形態のものを給輿するのもよ いであろう。 なお、 これも貯蔵可能なので ピスヶット の場合と同様の効果がある。. ・ 副資材関係 虹 (1) 脱脂粉乳 原則としては22gを1合位に溶かし 飲み易・ く工夫を加えて 給輿するので あるが、 この外前 言巳の如くバン、 ピスヶッ ト、 フ レーク等に幾分を添加. Dec .1950. る配慮が 有色の野菜r(主と して所謂ナッバ類) を用い. 必要である。 (4) 動物性食品. 魚介、 鳥獣肉、 卵等は生鮮なもの . のほか、 耀詰、 干物、 塩蔵品等も使用するよう考慮 す 一 べきであるd, B ( ) 不足栄養素の強化 現在実施可能な範囲における給食資材から得られる 栄養素量をA 項に示すものと比較すると、 なお次の如 06m B く、 ビタ ミ ン A は15001 1 1 1g . U. B・ は ヱ , . 2は . g 0 4g 不足するので 小麦粉その他の 及 びカル シュウム . . 給食資材を予め強化 して置く必要がある。. (註) 本数値は、 調理加工による損耗を見込んだもの 、あ る。 で. (F) 給 食に関する指導 (1) 例えば学校約20校につき一枝のモデル給食校 を指定 し、 中央叉は地方の機関はその学校に対 し重点 的に指導を行い、 その学校を中心と して更に指導 が普 及するようにすること。 (2) 学校給食関係者に対 し、 本給食 (特にバン). その栄養的効果を完全に発揮出来るよう利用方法に充. に関する知識の講習を行うこと。 (3) 児童は中食弁当を持参しなくてもよいという こ とを家庭その他へ充分徹底させること。 ・ (4) 学校給食の確立及 び安全を期するために実施. 分注意を払うべきである。 (3) 野菜 給食の主要資材中には ビタミ ンA とC が. の指導、 監督、 検査及び調査については文部省及び厚 生省戴に都府厭教育委員会の学校給食委員 会 に お い. 殆んど全くないから、 之を補充するために出来るだけ. て、 特段の努力を払うこと。. するのもよいし、 濃く溶かして副食にかけて用 うるも よ い。. \. (2) 大豆 大豆は普通の調理では消化がわるいから. ・. !64. /. : ●. ′.
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