墨田区では、新たな区民ニーズに十分対応できる図書館をめざし、狭あい化し
たあずま図書館と老朽化した寺島図書館を統合し、新たな図書館の整備を行って
おり、平成25年3月末に開館します。
統合移転により、あずま図書館と寺島図書館の図書・視聴覚資料等の運搬、整
理作業が必要となるため、移転期間中の開館時間とサービス内容が変更になりま
す。皆様にはご迷惑をおかけしますがご理解とご協力をよろしくお願いします。
9月の毎週木曜日に行っていたブックトークボランティア講座(全4回)が終了しました。
1回目は、JPIC 読書アドバイザーの児玉ひろ美氏をお招きし、「ブックトークの魅力」に
ついて、実演を交えたご講義をいただきました。2回目以降は、班に分かれてグループ演習
を行い、最終日には受講生それぞれの方が選んだ3冊の本で、ブックトークを完成させてい
ただきました。受講生の方々は、本の選び方や、本の紹介の仕方等、ブックトークのポイン
トやコツについて質問をしたり、とても熱心に受講されていました。
墨田区の図書館では、子ども読書推進活動の一環として、区内の小学校等でブックトーク
を行っています。今回の講座でもご協力いただいたブックトークボランティア「ブックトー
クの会」の方々にご協力をいただき行っています。
受講生の皆様には、今後もブックトークで子どもたちに本を伝えていきたいと思っていた
だけること、またブックトークボランティアとしてご活躍されるのを期待しています。
平成 24 年 8 月 22 日から 11 月 14 日までの毎
週水曜、全 13 回にわたり都立中央図書館などで活
躍されている音訳者遠藤美枝子氏を講師にお招き
し、音訳者養成講座(初級)が行われています。
墨田区では、障害者サービスの一環として、視覚
障害者などの方を対象に、録音図書の作成や貸出
し、対面朗読などのサービスを行っております。こ
の講座では、発声や滑舌の訓練、新聞記事を用いて
の音訳など、音訳に必要な技術を学んでいただくた
めの実践的な講習内容となっています。
JPIC 読書アドバイザーの
児玉ひろ美氏
によるブックトーク実演。
2回目の講座。グループ演習の前にブックト
ークの会の石田敏子氏による実演。石田氏
は、平成18年度ブックトークボランティア
講座の受講生でした。
メニ
ュー
も
掲載
され
ています
。
発
酵食
をはじめよ
う
︱
お
酒
もごはん
もす
すむ
旨味
レシピ
75
︱
塩山奈
央著文
藝春
秋
こ
の
本
には
今
、
流行
の
塩麹
の
仕
込
み
方
と
その
料理法
、
大
豆
と
麹
で
作
る
味噌
の
作
り
方
、
ぬか
床
の
作
り
方
のほか
、
発酵
食
で
ある
酢
や
チ
ーズ
、
ヨ
ーグルト
、
先日
ニュー
ス
を
見
て
いたら
、
東北
の
塩辛
な
どを
使
った
料理
が
紹介
さ
れてい
震災時
に
食
料
が
手
に
入
らない
とき
、
乾
ます
。
こ
の
本
のはじ
めに
発酵食
=
物
を
数
ヶ
月
食
べ
続
け
助
かった
というよ
旨味
の
素
発酵食
に
は
、
人間
の
手
では
うな
内容
が
報道
され
ていまし
た
。
素材
の
絶対
に
作
りえない
旨味
があり
、
目
うまみが
凝
縮
された
乾物
は
、
常温
で
長
には
見
え
ない
小
さな
菌
微生
物
の
働
く
保存
がで
きるし
、
簡単
に
戻
せるし
、
きに
よっ
て
醸
し
出
さ
れる
、
元
の
食材
に
安価
で
栄養
価
も
期待
できるし
、
いいこ
はな
かっ
た
旨味
。
されに
は
有効成
とづくめの
食材
だな
と
再確認
しました
。
分
が
加
わ
って
、
栄養
価
も
高
ま
るのだか
そこで
今回
は
乾物
、
発酵食
の
本
を
紹介
ら
、
願
っ
たりかなっ
たりな
食
品
なのだ
したいと
思
います
。
毎日
の
乾
物
レシピ
と
あり
ます
。
塩麹
は
驚
くほ
ど
仕込
が
︱
おいしい
、
節約
、
栄養
たっ
ぷり
!
︱
簡単
で
、
難
しく
考
え
ず
料理
に
塩
を
使
う
高城順子著
には
、
ラ
クラク
お
すすめ
乾
感
覚
で
プ
ラス
するだ
けで
美味
しく
仕上
物
BEST
が
出
て
います
。
二位
から
がる
そう
です
。
昔
の
人間
が
考
えついた
順
に
、
ひじ
き
、
干
し
しいたけ
、
高野豆
食材
の
保
存方法
や
美
味
しく
食
材
を
生
か
腐
、
春雨
、
わかめ
、
麩
、
きく
らげ
、
桜
す
方
法
、
今
、
現代
で
は
レトル
ト
や
カッ
海老
、
大豆
となって
います
。
どの
家庭
プラ
ーメ
ン
、
ファス
トフード
などが
市
にも
常備
さ
れて
いそ
うなもの
ばかりで
場
で
蔓延
しています
。
日常的
にそれら
すね
。
乾物
といえば
、
和食
と
いう
イメ
の
食
品
を
口
にするこ
とが
多
く
なってき
ージ
があり
ますが
、
この
本
は
、
和食
は
まし
たが
、
体
のため
にも
食
の
豊
かさの
もちろん
洋
食
、
中華
、
エスニ
ック
の
料
ため
にも
、
乾物
や
発
酵食
など
を
生活
に
理
も
紹介
さ
れていま
す
。
ミー
トソース
多
く
取
り
入
れてみて
もいいの
かな
・・
春雨
、
高野
豆腐
の
ミ
ネストロ
ーネ
、
車
と
改
めて
思
いました
。
麩
の
フレン
チトース
ト
、
切干
大根
の
豚
︵
ブッ
クサークル
玉手箱
えとよん
︶
キムチ
など
など
・・
子供
も
喜
びそうな
順位
書名
著者
予約数
1
舟を編む
三浦しをん著
341
2
虚像の道化師
東野圭吾著
284
3
ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野圭吾著
279
4
ソロモンの偽証 第1部
宮部みゆき著
224
5
空飛ぶ広報室
有川浩著
181
6
ジェノサイド
高野和明著
172
7
白ゆき姫殺人事件
湊かなえ著
167
8
三匹のおっさん
有川浩著
158
9
人生がときめく片づけの魔法
近藤麻理恵著
158
10
麒麟の翼
東野圭吾著
150
寄贈のお願い
予約が集中している資料については、複数冊購入していますが、早期の提供ができない状況です。
上記の予約多数図書で、読み終えてご家庭でお持ちのものがありましたら、図書館への寄贈をご検
討下さい。ご寄贈いただける場合は、お手数ですが、図書館・コミュニティ会館にお越しの際にお
持ち下さい。お持ちいただいた本は、図書館の資料として活用させていただきます。
館名
今月の特集コーナー
あずま図書館 一般書:「アスリートにふれる」 ティーンズサービス〔T.S〕:「数の悪魔!?」 児童書:「あきのほん」 窓ぎわ:「えほんとあそぼう」 緑図書館 一般書:「夜」 ティーンズサービス〔T.S〕:「数の悪魔!?」 児童書:「ハロウィン」「おいしい秋」 寺島図書館 児童1室:「せかいのむかしばなし」 児童2室:「くだもの」 立花図書館 一般書:「宗教ってどうなってるの?」 児童書:「ちょっと未来の自分のために知ること、できることをふやしてみよう」 えほんのひろば:「本のでてくる絵本」 八広図書館 一般書:「絵を見よう 絵を描こう」「子どもに戻って読み直したい本」 児童書:「おいしいもの」 東駒形コミュニティ 会館図書室 一般書:「散歩」 児童書:「♪おいしいものだ∼いすき♪」「あきのひには・・・」 梅若橋コミュニティ 会館図書室 一般書:「秋を楽しむ」 児童書:「たべものの秋」 横川コミュニティ 会館図書室 一般特集1:「おとぎのとびら∼童話や昔話をモチーフにした小説」 一般特集2:「夢みる家 住まいのかたち Ideal house and lifestyle」 児童特集:「あきかぜをかんじて」 【一般書コーナー】アスリートにふれる。 食欲の秋、芸術の秋、旅行の秋、スポーツの秋。 秋の楽しみ方は人によって様々です。でも時間 はあまりないという人必見!ちょっとした時 間にアスリート達にふれて、素敵な秋を過ごし てみませんか? 【児童コーナー】あきのほん
おつきさま、どんぐり、くり、 おちば・・・絵本を読んで季節 を味わおう! 【ティーンズコーナー】(10 代の本棚)悪魔の数
秋の夜長は、数字が織り成す不思議な現象について、パズル 感覚で楽しんでみませんか?ぜひお気軽にお越し下さい。 【児童コーナー(窓ぎわ)】えほんとあそぼ
かくしえ、ことばあそび、しりとり・・・絵本で こんなにあそべるよ。がつ づら れて いる 。 しかし 、 ここで 注目 したいのは 、 この 自伝 小説 に 無二 の 友人 として 、 今井栄 と 妻幸子 ︵ ゆきこ ︶ が 登 場 していることである 。 今井栄 は 代 々 続 く 白 鬚神社 の 宮司 で ﹃ 墨東歳時記 ﹄ を 著 した 人物 であり 、 その 著書 は 、 江戸以来 の 墨東 の 風習 を 知 る 基本図 書 とな っている 。 尊称 で 呼 ぶべきところだが 、 ここ では 小 説中 の 人物 としてご 容赦願 う 。 龍胆寺 の 父 の 教 え 子 で 寺 島 に 居 た 安 塚 千 春 の 家 に 寄 寓 し て い た 龍 胆 寺 は 、 文学仲間 で 府立七中 ︵ 墨田川高校 ︶ の 教 師 をし ていた 五味保義 を 通 じて 同 じく 府立七中 で 教 師 をし ていた 今井栄 と 直 ぐに 親 しくなった 。 また 、 今井栄 の 妻 で 佐原鞠塢 ︵ かくう ︶ 五代目 の 娘幸子 と も 親 し くな った 。 龍 胆 寺 雄 の 文 章 を 引 用 しよ う 。 ﹁ 今 井 栄 の 妻 幸子 は 、 向島百花園 の 娘 で 、 下 に 八重子 、 満子 、 泰子 の 三人 の 姉妹 と 、 末 に 菊助 という 男 の 子 があっ た 。 江 戸時 代 からの 名家 だった 。 幸子 は 色白 く 大柄 で 、 刻 みの 深 い 二重瞼 の 大 きな 眼 と 、 派手 な 表情 の 唇 を 持 って 、 いつも 、 この 頃流行 の 耳隠 しという 髪 を 結 っ て 、 ち ょっ と 妖 艶 な 感 じ だっ た 。 ﹂ と その 美貌 を 著 し ている 。 また 、 今井夫婦 に 洋子 という 女 の 子 が 生 ま れると 、 龍胆寺 は 洋服 を デザイン して 裁断 し 、 母 で ある 幸子 に 縫 わせて 着 させたり 、 抱 いて 百花 園 の 小 径 を 歩 いたりしたという 。 現在 、 百花園 の 佐 原鞠塢 を 継 いて いる 佐原 洋子 さん のこ とだ 。 今井夫婦 が 龍胆寺 とあ まりに 親 しく 付 き 合 って い るので 、 当時白鬚神社 の 神主 だった 今井 の 父 と 弟 は 龍胆寺雄 を 追 い 出 して 交際 を 絶 とうとしたら しい 。 龍胆寺雄 という 作家 を ご 存 じだろうか 。 昭和 の 初 期 に モダニズム 文学 の 旗手 といわれた 流行作 家 であ る 。 今 月 14日 、 す みだ 文化 講座 の 講 師 を 務 め てく だ さる 佐原洋子 さんから ﹃ 人生遊戯派 ﹄ という 彼 の 作 品 を 教 え て 頂 く ま で 、 迂闊 にも 知 ら なか った 。 龍胆 寺雄 は 昭 和 3 年 、 27歳 の 時 ﹁ 改造 ﹂ の 懸賞 小 説 に 応募 した ﹃ 放浪時代 ﹄ が 一等 となり 、 続 く 第二 作 ﹃ アパアト の 女 たちと 僕 ﹄ では 佐藤春夫 、 谷崎潤 一郎 らに 激賞 され 、 たちまち 文壇 の 寵児 とな った 。 時代 は 、 震災後 の 世界的 な 不景気 のなか 失業 者 が 増 え 、 政府 も 財界 も 軍部 の 台頭 を 押 さえられな いとい う 、 現代 に 通 じる 混迷 の 中 にあった 。 文学 の 世界 で は 、 当時 の 社会現実 を 見据 えようとした プロ レタリ ア 文学 が 主流 となっていたが 、 これに 対 して 関東大 震災 の 後 、 ようやく 復興 を 見 せた 新 しい 東京 を 舞台 に 、 現実 を 飛 び 越 えて 明 るく 楽 しい 新 しい 世 界 を 描 こうとしたのが 龍胆寺 らの 目指 した モダニズ ム 文学 であった 。 その 影響 は 村上龍 の ﹃ 限 りなく 透 明 な ブ ルー ﹄ に まで 及 ん だと 龍胆 寺 は 述 べ てい る 。 ﹃ 人 生遊 戯派 ﹄ は 龍胆 寺雄 が 78歳 の 時 、 地 元 の ﹁ 常 陽新 聞 ﹂ に 連載 した もの で 、 作中 の 主 人公 の ﹁ 私 ﹂ は 正真正銘 の 私 で 、 歯 に 衣 を 着 せず 描 いたも のとい う 。 文壇 デビュー 前 の 昭和初頭 か ら 執筆当時 までを 描 いていて 、 流行作家 となって 知 った 文壇 の 内幕 、 とりわけ 川端康成 の 作者 に 対 する 陰険 な 妨害 の 数 々 そ れがもと で 、 今 井栄 は 府 立七中 の 教師 を 辞 め 、 明 治 書院 に 勤 め 先 を 変 えて 高 円寺 に 引 っ 越 している 。 後 になって 龍胆寺 も 今井 の 世話 で 、 高円 寺 に 家 を 探 し 、 安塚正 子 と 結 婚 し 一家 を 構 え た 。 安 塚正子 は 安 塚 千春 の 娘 で 小説 に 度 々 登 場 する 魔子 の モデル と い わ れていた 。 佐原 生 まれの 龍胆寺 だが 、 チャキチ ャ キ の 江 戸 っ 子 の 今 井 夫 婦 と は 余 程 気 が 合 っ た ら し い 。 今井夫 婦 もま た 、 龍胆 寺雄 の 人生 と モダニズ ム 文 学 に 深 く 関 わっ ていたに 違 いな い 。 白 鬚神社 の 古 来 の 伝統 を 重 んじ る 宮司 と 、 江戸 の 文化 を 伝 える 百 花 園 の 娘 が 、 モダ ニズム 文 学 の 旗 頭 であ る 龍胆時 雄 と 親 し く 付 き 合 っ た モダン ボーイ 、 モダ ンガール で あ ったこと は 、 こ の 小説 を 読 むま では 信 じられな い こと であ った 。 現 在 、 緑 図書館 では 佐 原鞠塢 生誕 2 50 年 を 記念 し て 、 10月 21日 ま で 向 島 百 花 園 資 料 展 を 開 い てい る 。 三階 の ミニ 文 学展 では 龍胆寺 雄 の 書 簡 が 、 佐 原 洋 子 さんの ご 厚意 で 初公開 されて いる 。 佐原洋子 さ ん から 今井 栄 の 著 書 ﹃ 墨東 歳時記 ﹄ を 贈 られた 事 へ の 礼状 で 、 龍胆寺 が 昭和一 、 二年 頃百花 園裏 に 住 ん で いたこと や 、 洋 子 さんの ご 両親 の エピ ソード に ふ れて いる 。 著 書 と とも に 是 非 ご 覧 い ただ きた い 。 ︵ 真 津志 麻記 ︶ 『人生遊戯派』 出版社:昭和書院 出版年:1979年刊 資料 ID:112507561
【 開 館 時 間 】 【 休 館 日 】 ● 火曜日∼土曜日・・・・・9:00∼20:00 ● 館内整理日《毎月第3木曜日(祝日にあたる場合は翌日)》、年末年始 ● 日曜日・月曜日・祝日・・9:00∼17:00 ☆コミュニティ会館図書室は、毎月第1月曜日も休館日です。 ☆コミュニティ会館図書室は、 月曜日の開館時間が 9:00∼20:00 です。 ●あずま図書館 文花 1-19-1 電話:3612-6048 ●緑図書館 緑 2-24-5 電話:3631-4621 ●寺島図書館 東向島 3-34-4 電話:3611-4610 ●立花図書館 立花 6-8-1-101 電話:3618-2620 ●八広図書館 八広 5-10-1-104 電話:3616-0846 ●梅若橋コミュニティ 会館図書室 堤通2−9−1 電話:3616-1101 ●横川コミュニティ 会館図書室 横川5−9−1 電話:5608-4500 ●東駒形コミュニティ 会館図書室 東駒形 4−14−1 電話:3623-1141 ●すみだ女性センター 押上 2-12-7-111 電話:5608-1771 ♪10日(水曜日)の緑図書館の「こうさく会」は『ハロウィンのかぼちゃバスケットをつくろう』です。 ♪24日(水曜日)のあずま図書館の「こうさく会とおはなし会」は『写真たてをつくろう』です。 ★14日(土曜日)の緑図書館の「すみだ文化講座」は、一般向けの講座です。 ☆行事の詳細は、各館に直接お問合せください。