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O
.
9
平
成
29
年
度
熊
谷
市
定
期
監
査
報
告
書
○
写
熊監発第134号
平成30年 2月21日
熊 谷 市 長 様
熊 谷 市 議 会 議 長 様
熊 谷 市 教 育 委 員 会 教 育 長 様
熊谷市選挙管理委員会委員長 様
熊 谷 市 公 平 委 員 会 委 員 長 様
熊 谷 市 農 業 委 員 会 会 長 様
熊谷市監査 委員 橋本 泰久
同 閑野 高広
定期監査について(報告 )
地方 自 治法 第 19 9条 第 4項 の 規定 によ り 、平 成 29 年度 定期 監査 を 実施
目
次
市 長 公 室 1頁
総 合 政 策 部 2
総 務 部 5
市 民 部 6
福 祉 部 8
環 境 部 9
産 業 振 興 部 10
都 市 整 備 部 12
建 設 部 13
大 里 行 政 セ ン タ ー 14
妻 沼 行 政 セ ン タ ー 15
江 南 行 政 セ ン タ ー 15
契 約 室 16
出 納 室 16
消 防 本 部 17
水 道 部 18
議 会 事 務 局 18
選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 19
監 査 委 員 事 務 局 19
農 業 委 員 会 事 務 局 19
公 平 委 員 会 20
教 育 委 員 会 20
財 政 援 助 団 体 監 査 22
別紙1 定期監査実施一覧表 23
1 監査の対象及び執行期日
別紙1のとおり
2 監査の方針
監 査 の 執行 に あ た っ て は 、 財 務 に 関 す る事 務 の 執 行 及 び 経 営 に 係 る 事業
の 管 理が 地 方 自 治 法 第 19 9 条 第 3 項 の 趣 旨 に 沿 っ て行 わ れ て い る か 、す
な わ ち、 こ れ が 公 正 で 合理 的 か つ 効 率 的 に 行 わ れ て いる か に 留 意 し 監 査を
実施し た。
3 監査の方法
監 査 の 方法 と し て は 、 あ ら か じ め 関 係 資料 の 提 出 を 求 め 、 こ れ ら を 審査
検 討 する と と も に 、 当 日会 場 に お い て 関 係 帳 簿 の 審 査検 討 を 行 い 、 か つ、
関係職 員から説明を聴取し、監査を実施した。
なお、出先機関についても同様に現地において 監査を実施した。
また、工事監査(別 紙2)については、公益社団法人 大阪技術振興協会に
委託し 実施した。
4 監査の結果
監査の結果は、次のとおりであるが、事務処理上留意すべき事項のうち、
軽易 な もの に つい ては 、 監査 執 行時 にお い てそ の 都度 口頭 で改 善等 を 指示
した。
【市長公室】
被監査部門:秘書課、政策調査課、危機管 理室
1 予算執行及び事務処理状況について
市 長 公室 各課 及び 室の 予算 執 行及 び事 務処 理状 況 につ いて 、証 書類 そ
の他 関係 諸 帳簿 を 審査 し た結 果 、適 正 に処 理 され て いる もの と認 め られ
た。
2 ハートフル・ミーティング事業について
8 回 開 催 し 、 通 算 で は 2 2 9 回 の 開 催 と な っ た 。 ま た 、 中 学 生 を 対 象 に
3回、県立熊谷高校で1 回開催した。
ハ ー ト フ ル ・ ミ ー テ ィ ン グ は 、 市 民 と 市 長 と の 直 接の 意 見 交 換 の 場 で
あ り 、 市 民 の 意 見 や 提 言 等 を 広 く 聴 く こ と が で き る 事 業 と し て 定 着 し て
い る 。 今 後 も 、 幅 広 い 世 代 が 参 加 で き る よ う 工 夫 を し な が ら 、 市 民 の 声
を市政に反映していただ きたい。
3 防災について
平 成 2 8 年 度 末 現 在 の 自 主 防 災 組 織 数 は 、 2 5 7 組 織 、 組 織 率 は 、
7 0 . 7 % と な り 、 平 成 2 7 年 度 よ り 1 . 9 ポ イ ン ト 向 上 し た 。 平 成
2 8 年 度 に 防 災 訓 練 を 実 施 し た 組 織 は 1 8 0 団 体 、 こ の う ち 1 3 6 団 体
に訓練補助金を交付した 。
自 主 防 災 組 織 は 、 地 域 に お け る 防 災 活 動 の 中 核 を 成す も の で あ り 、 今
後 も 組 織 率 の 向 上 を 図 る と と も に 、 地 域 の 自 主 性 を 重 ん じ た 上 で 、 組 織
の維持管理、リーダーの 育成・指導に努められたい。
ま た 、 地 域 に お け る 防 災 訓 練 等 を 通 し て 、 市 民 、 特に 若 い 世 代 へ の 防
災 意 識 の 向 上 に 努 め 、 災 害 に 対 す る し っ か り と し た 備 え を し て い た だ き
たい。
【総合政策部】
被監査部門:企画課、行政改革推進室、財 政課、人権政策課
情報政策課、広報広聴課、ス ポーツ観光課
ラグビーワールドカップ20 19推進室
1 予算執行及び事務処理状況について
総 合 政策 部各 課及 び室 の予 算 執行 及び 事務 処理 状 況に つい て、 証書 類
その 他関 係 諸帳 簿 を審 査 した 結 果、 適 正に 処 理さ れ てい るも のと 認 めら
れた。
2 総合戦略について
人 口 減 少 と 地 域 経 済 縮 小 の 克 服 を 目 指 し て 、 熊 谷 市人 口 ビ ジ ョ ン を 踏
まえ、総合戦略が策定された。「新幹線らく賃通勤事業」に見られるよう
に本市の特徴を生かした 事業もあるが、今後も、事 業立案にあたって は、
制度やPRの方法を十分 に検討し、「雇用促進」、「転入・定住促進」、「出
3 行政改革について
平 成 2 5 年 度 か ら 平 成 2 9 年 度 ま で を 計 画 期 間 と する 「 第 2 次 行 政 改
革 大 綱 」 の 4 年 目 と な る 平 成 2 8 年 度 に お い て は 、 全 4 6 項 目
のう ち、 45 項目 に取 り組 み、 実施 率は 全体 で9 7. 8% であ り、 平成
2 7 年 度 に 比 べ 2 . 1 ポ イ ン ト 向 上 し た 。 財 政 上 の 効 果 と し て は 、 金 額
に し て 1 , 0 0 4 , 1 3 7 千 円 ( 金 額 に 換 算 で き る も の を 対 象 に 概 算 で
算出)の効果がみられた 。
窓 口 業 務 に つ い て は 、 ワ ン ス ト ッ プ サ ー ビ ス の 導 入や 住 民 票 等 の コ ン
ビ ニ 交 付 の 開 始 、 パ ス ポ ー ト セ ン タ ー の 開 設 な ど サ ー ビ ス の 向 上 が 図 ら
れ て い る が 、 今 後 も 問 題 点 等 を 検 証 ・ 検 討 し 、 よ り 一 層 の 効 果 を 上 げ て
いただきたい。
ま た 、 最 重 要 課 題 の 一 つ と し て 進 め て い る 公 共 施 設ア セ ッ ト マ ネ ジ メ
ン ト に つ い て は 、 基 本 方 針 ・ 計 画 に 基 づ き 、 今 後 、 個 別 計 画 策 定 に 向 け
て、市民と共に考え、理 解を得ながら進めていただきたい。
4 財政運営について
行 政 改 革 や 健 全 財 政 へ の 取 組 な ど か ら 、 人 件 費 の 比率 や 市 債 残 高 は 着
実 に 減 少 し て い る も の の 、 少 子 高 齢 化 に 伴 う 子 育 て 支 援 ・ 医 療 ・ 介 護 等
の扶助費は増加の一途を たどっている。
さらに 、人口減少社会を迎え、納税者数が減少し ていく中で、行政権限
の 適 正 な 執 行 に よ る 市 税 の 徴 収 並 び に 新 た な 自 主 財 源 の 研 究 な ど 歳 入 の
確保に努めていただきた い。
ま た 、 今 後 は 、 公 共 施 設 ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト 計 画に 沿 っ た 市 有 施 設
の 統 廃 合 や 様 々 な I C T 化 に よ る シ ス テ ム 費 用 の 増 大 が 見 込 ま れ る こ と
か ら 、 地 方 公 会 計 の 財 務 諸 表 を 活 用 し な が ら 、 引 き 続 き 健 全 で 安 定 し た
財政運営に努められるよ う望むものである。
5 情報セキュリテ ィ対策について
平 成 27 年1 0月 から いわ ゆ るマ イナ ンバ ー法 が 施行 され たこ とか ら、
なお 一層 の 個人 情 報漏 え い対 策 や新 た な情 報 化技 術 に対 応す る人 材 の育
成に 取り 組 み、 こ れま で 以上 に セキ ュ リテ ィ 対策 の 強化 を図 って い ただ
きたい。
ま た 、 情 報 シ ス テ ム に 係 る 費 用 の 増 加 が 予 想 さ れ る 一 方 、 人 口 減 少 社
会 を 迎 え 、 財 源 不 足 が 見 込 ま れ る こ と か ら 、 広 域 で の 共 同 運 用 等 省 コ ス
6 広報、情報発信について
ラ グ ビー ワー ルド カッ プ2 0 19 の開 催に 向け て 、広 報の 役割 は更 に
重要 とな る 。多 様 な媒 体 を活 用 する と とも に 、新 た な情 報発 信方 法 の研
究を続け、市民にわかりやすい広報活動を 展開していただき たい。
7 国際交流につい て
熊谷 市 国 際 交 流 協 会と 連 携 し 、 国 際 交 流 と 多 文 化共 生 を 進 め る た め、
各 種 事 業に 取 り 組 ん で い る 。 特 に 、 姉 妹都 市 で あ る ニ ュ ー ジ ー ラ ン ドの
イ ン バ ーカ ー ギ ル 市 と は 教 育 、 文 化 、 スポ ー ツ 等 様 々 な 分 野 に お い て活
発な交流を続けている。
ラグ ビ ー ワ ー ル ド カッ プ 2 0 1 9 の 開 催 に 向 け て、 国 際 交 流 の 重 要性
が 一 層 高ま る こ と か ら 、 大 会 の 成 功 に つな が る よ う 多 く の 市 民 に 積 極的
な参加協力を促す環境づくりに努めていただき たい。
8 スポーツ・観光 について
ラ グ ビ ー ワ ー ル ド カ ッ プ 2 0 1 9 の 開 催 都 市 と し て、 引 き 続 き ス ポ ー
ツ と 産 業 ・ 観 光 を 融 合 さ せ た 情 報 を 発 信 し 、 熊 谷 市 の P R に 努 め て い た
だきたい。
ま た 、 法 人 化 し た 熊 谷 市 観 光 協 会 と 連 携 を 図 り な がら 、 う ち わ 祭 を は
じ め と す る 各 種 伝 統 行 事 、 国 宝 「 歓 喜 院 聖 天 堂 」 に 代 表 さ れ る 文 化 財 、
花 火 大 会 等 の 多 彩 な 地 域 資 源 に 加 え 、 ス ポ ー ツ イ ベ ン ト の 開 催 に よ り 、
観 光 客 の 誘 致 及 び 交 流 人 口 の 増 大 に つ な げ る ス ポ ー ツ ツ ー リ ズ ム を 推 進
し、にぎわいのあるスポ ーツ観光まちづくりを進めていただきたい。
9 ラ グビーワールドカップ2019について
ラ グ ビー ワー ルド カッ プ2 0 19 の開 催に 向け て 、ア クセ ス道 路網 の
整備 等の ハ ード 事 業を 進 める と とも に 、関 係 機関 と の連 携を 図り つ つ、
多く の市 民 の積 極 的な 参 加を 促 すた め の戦 略 的な P R活 動を 行い 、 機運
の醸 成を 図 って い ただ き たい 。 そし て 、大 会 がも た らす 経済 効果 と 郷土
【総務部】
被監査部門:庶務課、職員課、市民税課、 資産税課、納税課
1 予 算執行及び事務処理状況について
総務部 各課の予算執行及び事務 処理状況について 、証書類その他関係
諸帳簿を審査した結果、適正に処理されている ものと認められた 。
2 市 有財産の有効活用について
未利用の普通財産については、行政改 革大綱に基 づき売却及 び貸付け
を 進 め て お り 、 平 成 2 8 年 度 に は 、 4 件 、 面 積 3 , 5 6 9 . 4 4 ㎡ 、
118,197千円の売却を行った。引き続き自主財源確保の観点から
積極的な売払い、貸付けを進めるとともに 、施設の壁面広告などによる
収入の獲得に努めていただきたい。
ま た、地方公 会計が始まり、財産管理の重要性は更に増してきている
ことから、市有財産 の適正な管理に努 めていただきたい。
3 人 件費の削減と人材育成について
行政改革大綱に基づき、職員数を削減 しているほ か、時間外 勤務時間
数の抑制をはじめとした給与制度等の見直しが続けられており、人件費
の削減が図られている。
職員数の削減が進められる中、各部署 間の更なる 連携と情報 の共有化
を図り、社 会経済情勢の変化 や市民のニーズに対応できる人材の育成に
力を注いでいただくとともに、特に職員倫理の徹底を図っていただきた
い。
また、新規採用職員には、災害から住 民を守る役 割とその使 命につい
て、的確に 遂行できるよう危 機管理研修の導入を検討していただきたい。
4 市 税等の課税及び収納対策について
市 税は市財政の根幹をなすものであることから、課税客体の把握を十
分に行い、法令上課税可能な ものへの課税漏れのないよう努めていただ
きたい。なお、償却資産の申告については、申告対象と見込まれる事業
者に対して、制度の 周知徹底を図られ たい。
ま た、平成28年度の市税の納税率は9 6.2%と前年度より0.9
ポイント上昇し、行政改革大綱の取組内容「納税率94%以上」を達成
しているが、国 民健康保険税の納 税率にあっては73.8%と前年度よ
収 納対策では、口座振替又はコ ンビニ収納などの推進、債権を中心と
し た 滞 納 処 分 へ の 取 組 や 民 間 委 託 に よ る 電 話 催 告 な ど に よ り 一 定 の 成
果が認められるが、今後は、滞納の未然防止とともに、滞納が発生した
場合には、早い段階 における収納対策 の工夫が望まれる。
ま た、滞納者に対しては 、その 状況を的確に捉え、訪問調査・納税指
導等きめ細かい対応 に加えて、財 産調査を確実に実施することで、滞納
額の圧縮に努めてい ただきたい。特に、不納欠損処分については、十分
徴収努力を尽くし、 処分にあたっては 慎重かつ厳正に対処されたい。
な お、市 税のみならず他の 債権も含めた市全体の債権対策については、
自治体も経営者であ るとの自覚を持ち 、先進都市の取組を参考にしつつ
関連部署と連携の上 、より良い方策を 検討されるよう望むものである。
【市民部】
被監査部門:市民活動推進課、市民課、パ スポートセンター 、葬斎施設
保険年金課、安心安全課、男 女共同参画室、健 康づくり課
熊谷保健センター、母子健康 センター
1 予算執行及び事務処理状況について
市 民 部各 課、 室及 び各 施設 の 予算 執行 及び 事務 処 理状 況に つい て、 証
書類 その 他 関係 諸 帳簿 を 審査 し た結 果 、適 正 に処 理 され てい るも の と認
められた。
2 市民活動につい て
人 口 減 少 、 高 齢 化 が 進 行 す る 中 、 持 続 可 能 な 自 治 体を 目 指 す た め に は
「市 民 と 行 政 の 協 働 の ま ち づ く り 」が 重 要 で あ る 。 今 後 も 、 市 民 活 動 団 体
の支援と情報交換・交流 機会の提供に努力していただきたい。
ま た 、 地 域 一 体 で の 自 主 的 、 自 発 的 な コ ミ ュ ニ テ ィづ く り を 目 的 と す
る 校 区 連 絡 会 へ の 補 助 金 に つ い て は 、 支 出 の 透 明 性 を 確 保 す る 上 か ら も
実績報告のルール化を図 るなど、適正な執行に努めていただきたい。
3 窓口の効率化と マイナンバーの活 用について
効 率 的 で わ か り や す い 行 政 を 目 指 し 、 ワ ン ス ト ッ プサ ー ビ ス の 導 入 や
住 民 票 等 の コ ン ビ ニ 交 付 、 さ ら に パ ス ポ ー ト セ ン タ ー の 開 設 な ど 業 務 拡
大 を し た が 、 関 係 部 署 ・ 機 関 と 連 携 を 図 り 、 市 民 サ ー ビ ス の 向 上 に 努 め
また、マイナンバーカードの普及率向上のため、その活用方法を工 夫、
検 討 し 、 カ ー ド 利 用 に よ る 証 明 書 発 行 業 務 等 の 簡 素 化 や コ ン ビ ニ 交 付 事
業の拡大を図っていただ きたい。
出 張 所 の 統 廃 合 に つ い て は 、 行 政 改 革 大 綱 や ア セ ット マ ネ ジ メ ン ト 計
画 に 基 づ き 、 具 体 的 に 検 討 し 、 経 費 に 見 合 っ た 行 政 改 革 を 実 現 し て い た
だきたい。
な お 、 引 き 続 き マ イ ナ ン バ ー の 取 扱 い に つ い て は 、個 人 情 報 の 保 護 に
留意して適正な対応をお 願いしたい。
4 国民健康保険及 び後期高齢者医療 について
国 民 健 康 保 険 事 業 に つ い て は 、 予 定 さ れ て い る 広 域化 を 円 滑 に 進 め る
と と も に 、 国 民 健 康 保 険 税 未 納 者 の 短 期 被 保 険 者 証 へ の 切 替 は 、 窓 口 交
付 時 に 納 付 相 談 に つ な が る こ と か ら 、 収 納 部 門 と 連 携 ・ 協 力 し つ つ 、 今
後 も 継 続 を お 願 い し た い 。 ま た 、 国 民 健 康 保 険 税 の 納 付 遅 延 防 止 策 と し
て、納付意識の高揚を図 る工夫をされたい。
後 期 高 齢 者 医 療 の 被 保 険 者 数 は 、 今 後 も 増 加 が 見 込ま れ る た め 、 保 険
料 の 確 保 が 不 可 欠 で あ り 、 未 納 者 の 状 況 を 的 確 に 捉 え 、 職 員 に よ る 訪 問
調査・納付相談等、きめ細かい対応を行い、納付率 向上に努められた い。
な お 、 不 納 欠 損 処 分 に つ い て は 、 十 分 徴 収 努 力 を 尽 く し 、 処 分 に あ た っ
ては慎重かつ厳正に対処 されたい。
5 みんなで創る安全なまちづくりについて
犯罪の ない明るいまちづくりを目指し、地域や熊 谷警察署と連携の 上、
防 犯 環 境 の 整 備 、 防 犯 意 識 の 啓 発 活 動 、 自 主 防 犯 パ ト ロ ー ル 活 動 へ の 支
援などを進めている。
自 治 会 に 対 す る 防 犯 灯 の 設 置 及 び 維 持 管 理 費 の 補 助に つ い て は 、 引 き
続 き 電 気 料 金 の 抑 制 効 果 の 高 い L E D 防 犯 灯 の 設 置 を 促 進 し て い た だ き
たい。
また、空き 家対策については 、空家等対策協議会 における議論を経 て、
より良い計画を策定いただきたい。
今 後 も 、 防 犯 対 策 、 交 通 安 全 対 策 の 強 化 に 努 め 、 市民 が 安 心 し て 暮 ら
せる安全なまちづくりに 努力されるよう望むものである。
6 健康づくりについて
市民が 健康で元気に暮らせるよう各種保健事業を実施し、健康の増 進、
各 種 検 診 等 に つ い て は 、 受 診 率 が 向 上 し て い る も のも あ る が 、 特 定 健
診 の よ う に 低 い も の も 見 受 け ら れ る た め 、 予 防 検 診 の 大 切 さ を 啓 発 し 、
引き続き受診率向上に努 力されたい。
市 民 の 健 康 へ の 関 心 が 高 ま っ て い る 中 、 健 康 増 進 事業 で は 、 生 活 習 慣
病 の 予 防 、 生 活 習 慣 の 改 善 及 び 運 動 習 慣 を 身 に つ け る た め の 健 康 教 室 な
ど を 実 施 し て い る 。 市 民 の 健 康 増 進 は 、 ひ い て は 医 療 費 の 抑 制 に つ な が
ることから、様々な事業 の検討をお願いしたい。
また、「学力日本一」を目指す本市 にとって、乳幼 児の健やかな成長 は、
そ の ベ ー ス と な る も の で あ る か ら 、 引 き 続 き 母 子 保 健 事 業 に ご 尽 力 い た
だきたい。
【福祉部】
被監査部門:生活福祉課、長寿いきがい課 、障害福祉課、こ ども課
保育課、曙 町保育所
1 予算執行及び事務処理状況について
福 祉 部各 課及 び各 施設 の予 算 執行 及び 事務 処理 状 況に つい て、 証書 類
その 他関 係 諸帳 簿 を審 査 した 結 果、 適 正に 処 理さ れ てい るも のと 認 めら
れた。併せて、曙町保育所の実地監査を行 った。
2 生活保護事業について
平 成 2 8 年 度 末 現 在 の 生 活 保 護 世 帯 数 は 1 , 8 6 6世 帯 で 、 人 員 数 は
2 , 4 0 1 人 で あ り 、 前 年 度 末 に 比 較 し て 世 帯 数 で 1 1 世 帯 の 増 加 、 人
員数で16人減少してい る。
扶助費 については、前年度より約13,745千円減少したが、医療
扶助が全体の45.8% (前年度45.9%)を占める状況である。
生 活 保 護 の 決 定 に あ た っ て は 、 生 活 実 態 の 調 査 を 十分 行 い 、 日 常 業 務
の 中 で は 、 不 正 受 給 等 に 注 意 を 払 い 、 適 正 か つ 適 切 な 保 護 に 努 め て い た
だきたい。
さ ら に 、 生 活 保 護 費 返 納 金 に つ い て は 、 過 年 度 分 の回 収 に つ い て 引 き
続き努力されたい。
3 高齢者・障害者 福祉について
高 齢 者 や 障 害 者 の 地 域 に お け る 生 活 を 支 援 し 、 家 庭で の 介 護 者 の 負 担
支援法関連サービスなど を実施している。
高 齢 者 や 障 害 者 の 福 祉 の 増 進 に 資 す る た め 、 引 き 続き 関 係 機 関 と の 連
携 を 密 に し て 、 利 用 し や す い サ ー ビ ス の 充 実 、 推 進 に 努 め る よ う 望 む も
のである。
また、介護保険料については、大里広域市町村圏 組合の構成市とし て、
その滞納整理のあり方に ついて検証の上、今後、議 論していただきた い。
な お 、 サ ー ビ ス 提 供 事 業 者 の 監 査 に つ い て は 、 不 正経 理 等 の 未 然 防 止
のため、厳正かつ的確な 指導をしていただきたい。
4 子育て支援事業について
少 子 高 齢 化 社 会 の 進 行 に 伴 い 、 子 育 て 環 境 が 複 雑 化す る 中 、 安 心 し て
子どもを生み育てられる 環境を整えるため、「 熊谷市子ども・子育て支援
事業計画」を策定し、様 々な子育て支援事業を実施している。
今後も 将来に向けて、費用とサービスのバランスを勘案しながら 、「子
育 て す る な ら 熊 谷 市 」 に 向 け 、 引 き 続 き 各 種 事 業 を 推 進 し 、 環 境 整 備 に
努め、子育てに不安を抱 える家庭の把握、支援を進められたい。
保 育 所 入 所 児 童 保 護 者 負 担 金 に つ い て は 、 保 護 者 等の 就 労 及 び 収 入 状
況 を 正 確 に 把 握 し て 決 定 し 、 特 に 現 年 度 分 の 未 納 を 発 生 さ せ な い よ う
様 々 な 手 法 を 工 夫 す る な ど 努 力 さ れ た い 。 な お 、 収 入 未 済 に つ い て は 、
受 益 者 負 担 の 原 則 か ら 法 的 措 置 を 含 め た 抜 本 的 な 対 策 を 関 係 部 署 と 連 携
の 上 、 検 討 し て い た だ き た い 。 ま た 、 不 納 欠 損 処 分 に つ い て は 、 十 分 徴
収努力を尽くし、処分に あたっては慎重かつ厳正に対処されたい。
【環境部】
被監査部門:環境 政策課、環境推進 課、第一水光園、環境美化センター
1 予算執行及び事 務処理状況につい て
環境部 各課及び各施設の予算執 行及び事務処理状 況について、証書類
そ の 他 関 係 諸 帳 簿 を審 査 し た 結果 、 適 正 に 処理 さ れ て いる も の と 認 めら
れた。
2 地球温暖化対策 について
地 球 温 暖 化 対 策 と し て 省 エ ネ ル ギ ー 対 策 と 新 エ ネ ルギ ー 施 策 を 推 進 し
ている。
進 め る た め 、 平 成 2 8 年 度 は 、 住 宅 用 太 陽 光 発 電 シ ス テ ム 設 置 費 補 助
2 6 3 件 、 住 宅 用 太 陽 熱 利 用 シ ス テ ム 設 置 費 補 助 9 件 、 家 庭 用 燃 料 電 池
シ ス テ ム 設 置 費 補 助 7 0 件 の 補 助 を 行 っ た ほ か 、 道 の 駅 め ぬ ま や 江 南 庁
舎 に 設 置 さ れ た 急 速 充 電 器 を 維 持 管 理 し 、 電 気 自 動 車 の 普 及 促 進 を 図 っ
た。
ま た 、 省 エ ネ ・ 創 エ ネ 住 宅 の 普 及 促 進 の た め 、 ス マー ト ハ ウ ス 補 助 事
業 に 該 当 す る 住 宅 を 新 築 又 は 購 入 し た 方 に 対 し て 5 0 件 の 補 助 を 行 っ た。
こ う し た エ ネ ル ギ ー 施 策 等 の 事 業 に つ い て は 、 事 業効 果 を し っ か り と
検 証 し 、 引 き 続 き 将 来 を 見 据 え た 新 た な 事 業 展 開 や 新 エ ネ ル ギ ー の 導 入
推進に努められたい。
3 ごみ減量対策等 について
平 成 2 8 年 度 は ご み 減 量 対 策 と し て 、 新 た に エ コ ショ ッ プ 認 定 事 業 や
ご み 分 別 ア プ リ を 導 入 し 、 こ れ ま で の 3 R ( リ デ ュ ー ス 、 リ ユ ー ス 、 リ
サイクル)を更に推進し た。
ご み の 減 量 化 を 進 め る こ と は 、 ご み の 収 集 ・ 処 分 費の 軽 減 は も と よ り
地 球 温 暖 化 対 策 に も 大 き な 効 果 が 得 ら れ る こ と か ら 、 環 境 保 全 と し て の
不 法 投 棄 の 対 応 を 含 め 、 引 き 続 き 総 合 的 に ご み の 減 量 化 を 推 進 し て い た
だきたい。
ま た 、 ご み の 減 量 に つ い て は 、 マ ナ ー の 向 上 が 大 切な た め 、 子 ど も の
と き か ら モ ラ ル を 身 に つ け ら れ る よ う 、 環 境 教 育 に 力 を 入 れ て い た だ き
たい。
【産業振興部】
被監査部門:商工業振興課、東部地域開発 推進室、農業振興 課
農地整備課
1 予算執行及び事務処理状況について
産 業 振興 部各 課及 び室 の予 算 執行 及び 事務 処理 状 況に つい て、 証書 類
その 他関 係 諸帳 簿 を審 査 した 結 果、 適 正に 処 理さ れ てい るも のと 認 めら
れた。
2 企業誘致につい て
産 業 振 興 及 び 雇 用 機 会 の 拡 大 並 び に 自 主 財 源 の 確 保を 目 的 と し た 「 熊
2 5 年 度 以 降 に 誘 致 ・ 拡 張 し た 企 業 の 指 定 が 4 1 社 と な り 、 平 成 2 8 年
度 は 、 固 定 資 産 税 等 約 2 0 6 , 0 0 0 千 円 の 増 収 効 果 が 見 込 め る こ と と
なった。また、同条例に 基づき、企業28社に奨励金を交付した。
こ れ に よ り 企 業 誘 致 ・ 拡 大 又 は 移 転 の 実 績 は 、 新 市設 置 以 後 7 2 社 を
数 え る こ と と な っ た が 、 今 後 も 引 き 続 き 市 内 の 既 存 企 業 へ の 事 業 拡 大 の
サ ポ ー ト を 含 め た 積 極 的 な 企 業 誘 致 の 情 報 発 信 に 努 め 、 産 業 振 興 、 雇 用
機会の創出と税収の確保 等、将来を見据えた施策を望むものである。
3 中心市街地の活 性化と東部地域の 開発について
居住人 口の減少や高齢化、後継者不足 、空き地・空き店舗の増加な ど、
中心市街地を取り巻く環 境は、依然として厳しい状況にある。
今 後 の 中 心 市 街 地 の に ぎ わ い の 創 出 ・ 活 性 化 に 向 けて 、 地 元 商 店 街 、
熊 谷 商 工 会 議 所 等 関 係 機 関 と の 連 携 は も と よ り 、 株 式 会 社 ま ち づ く り 熊
谷の活躍に期待するとと もに、引き続き商店街への 支援や創業支援な ど、
積極的な活性化策の推進 をお願いしたい。
な お 、 団 体 補 助 金 に つ い て は 、 計 画 的 か つ 効 率 的 に執 行 さ れ て い る か
補助金の効果を検証して いただきたい。
ま た 、 東 部 地 域 の 開 発 に つ い て は 、 秩 父 鉄 道 ソ シ オ流 通 セ ン タ ー 駅 の
開 業 に よ る 交 通 ア ク セ ス を 生 か し た 、 新 た な 産 業 拠 点 と し て の 整 備 を 期
待したい。
4 農業振興につい て
農 業 後 継 者 育 成 、 担 い 手 育 成 、 新 規 就 農 支 援 な ど の様 々 な 事 業 を 通 じ
て 農 業 振 興 を 図 り 、 ま た 、 米 を は じ め と し た 農 産 物 の ブ ラ ン ド 化 や 消 費
拡大、地産地消・食育の 推進にも取り組んでいる。
今 後 は 、 農 地 の 集 積 ・ 集 約 化 支 援 に よ る 遊 休 農 地 の解 消 ・ 活 用 、 農 村
環 境 を 保 全 す る た め の 地 域 ぐ る み の 活 動 組 織 の 支 援 、 地 産 地 消 と に ぎ わ
い の 創 出 な ど 、 収 益 が 上 が る 農 業 を 目 指 し た 施 策 を 推 進 さ れ る よ う 望 む
ものである。
5 農業集落排水事業について
農 村 地 域 に お い て は 、 農 業 用 水 の 水 質 保 全 や 農 村 環境 改 善 を 目 的 と し
て、17地区の農業集落 排水施設が整備されている。
施 設 の 維 持 管 理 に つ い て は 、 機 能 保 全 対 策 事 業 を 実施 し て い る が 、 今
後 、 ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト 計 画 に 沿 っ て 、 適 正 か つ 効 率 的 な 経 営 に 努 め
な お 、 使 用 料 の 未 納 対 策 に つ い て は 、 引 き 続 き き め細 か く 対 応 さ れ 、
未 納 の 発 生 防 止 に 努 め て い た だ く と と も に 、 状 況 に 応 じ た 抜 本 的 な 対 策
を 関 係 部 署 と 連 携 の 上 、 検 討 し て い た だ き た い 。 ま た 、 不 納 欠 損 処 分 に
つ い て は 、 十 分 徴 収 努 力 を 尽 く し 、 処 分 に あ た っ て は 慎 重 か つ 厳 正 に 対
処されたい。
【都市整備部】
被監査部門:都市計画課、開発審査課、建 築審査課、公園緑 地課
土地区画整理西部事務所、土 地区画整理中央事 務所
1 予算執行及び事務処理状況について
都 市 整備 部各 課及 び各 施設 の 予算 執行 及び 事務 処 理状 況に つい て、 証
書類 その 他 関係 諸 帳簿 を 審査 し た結 果 、適 正 に処 理 され てい るも の と認
められた。
2 ICTを活用した業務改 革について
情 報 化 社 会 に 対 応 し た 電 子 自 治 体 へ の 取 組 と し て 、統 合 型 G I S の 基
図 と な る 都 市 計 画 図 の 電 子 化 が 図 ら れ た 。 今 後 、 統 合 型 G I S を 活 用 し
た 情 報 の 発 信 に よ り 連 携 す る 関 係 部 署 と の 情 報 の 共 有 が 図 ら れ る こ と に
よる利便性と市民サービ スの質の向上を期待したい。
3 ヤ ード対策について
市 北 部 を 中 心 に 点 在 し て い る ヤ ー ド に つ い て は 、 平成 2 8 年 度 は 熊 谷
警察署及び関係部署連携 のもと、32施設の是正指導を行った。
防 犯 ・ 防 災 の 観 点 か ら 、 引 き 続 き そ の 違 法 性 等 に 対し 、 実 効 性 の あ る
対応に取り組んでいただ きたい。
4 都 市公園の維持・管理について
平 成 2 8 年 度 は 、 熊 谷 さ く ら 運 動 公 園 の ト イ レ 整 備 工 事 及 び テ ニ ス
コ ー ト 補 修 工 事 、 利 根 川 総 合 運 動 公 園 葛 和 田 サ ッ カ ー 場 補 修 工 事 な ど に
よ り 、 施 設 の 利 便 性 の 向 上 に 努 め る と と も に 、 都 市 公 園 緑 化 推 進 工 事 を
行った。
今 後 も 、 快 適 な 公 園 の 維 持 ・ 管 理 の た め 、 ボ ラ ン ティ ア で 美 化 活 動 を
行 う 団 体 に よ る 公 園 サ ポ ー タ ー 制 度 の 積 極 的 な 推 進 や 指 定 管 理 者 制 度 の
な お 、 指 定 管 理 業 務 に お い て は 、 指 定 管 理 者 に よ る自 主 事 業 の 実 施 に
より、利 用者の増加につながっているが、施設予約 手続きの改善を含 め、
利便性の向上に向けて更 に工夫をされたい。
5 土地区画整理事 業について
良好な 市街地の形成と快適な居住環境の整備を目的に、籠原中央第 一、
上石 第一、 上之の 3地 区にお いて 、面 積約9 4.8 haの土地 区画 整理事
業 を 実 施 し て い る 。 平 成 2 8 年 度 は 、 街 路 築 造 ( 延 長 7 9 5 m )、 家 屋 移
転補償等(97件)、土地使用不能補償等(203件)を行った。
土 地 区 画 整 理 事 業 は 、 住 宅 の 移 転 等 個 人 の 財 産 や 権利 に 関 わ る 事 業 で
あ り 、 推 進 に は 困 難 を 伴 う こ と と 推 察 す る が 、 事 業 の 長 期 化 は 、 住 民 生
活 へ の 支 障 や 市 費 負 担 の 増 大 に も 繋 が る た め 、 早 期 完 成 に 向 け て な お 一
層努力されるよう望むも のである。
【建設部】
被監査部門:管理課、道路課、維持課、河 川課、下水道課、 営繕課
1 予算執行及び事務処理状況について
建 設 部各 課の 予算 執行 及び 事 務処 理状 況に つい て 、証 書類 その 他関 係
諸帳簿を審査した結果、適正に処理されて いるものと認めら れた。
2 安 心安全な道路、橋りょう、河川整備について
通学 路 な ど 生 活 に 密着 し た 道 路 に つ い て 安 全 性 の確 保 と 利 便 性 の 向上
を 図 る ため 、 道 路 整 備 を 計 画 的 に 行 っ てお り 、 平 成 2 8 年 度 は 、 通 学路
交 通 安 全対 策 事 業 と し て 男 沼 小 学 校 区 ほか 4 校 区 の 通 学 路 の 整 備 工 事を
実施した。
ま た 、 橋 り ょ う に つ い て は 、 橋 り ょ う 長 寿 命 化 修 繕計 画 等 に 基 づ き 、
計画的に補修を行い、平 成28年度は2件の補修を実施した。
河 川 に お い て は 、 道 路 冠 水 や 悪 臭 等 の 原 因 と な っ てい る 排 水 路 等 に つ
い て 、 佐 谷 田 地 内 ほ か 3 箇 所 の 整 備 工 事 や 台 風 等 の 非 常 時 に 備 え て 新 奈
良川及び旧福川の排水機 場の維持管理を実施した。
道 路 、 橋 り ょ う 、 河 川 及 び そ の 他 市 有 施 設 に つ い ては 、 イ ン フ ラ 整 備
の 将 来 予 測 を 行 い 、 予 算 の 平 準 化 、 予 算 の 確 保 を 検 討 し 、 ア セ ッ ト マ ネ
ジ メ ン ト に よ る 早 期 の 計 画 策 定 を お 願 い す る と と も に 、 安 全 確 保 を 第 一
また 、 建 設 部 門 は 、多 く の 公 共 事 業 を 行 っ て い るこ と か ら 、 職 員 のコ
ン プ ラ イア ン ス の 徹 底 を 図 り 、 高 い 倫 理観 を 持 っ て 業 務 に 取 り 組 ん でい
ただきたい。
3 公 共下水道の経営健全化について
下 水 道 の 普 及 率 は 、 平 成 2 8 年 度 末 現 在 4 4 . 7 %と な っ て い る 。 公
共 下 水 道 事 業 は 市 民 の 快 適 な く ら し に 必 要 不 可 欠 な 事 業 で あ り 、 今 後 も
施 設 の 計 画 的 な 新 設 ・ 更 新 等 の 実 施 と 水 洗 化 率 及 び 加 入 率 の 向 上 に 努 め
られたい。
ま た 、 使 用 料 に つ い て は 、 受 益 者 負 担 の 原 則 か ら 未納 の 発 生 防 止 に 努
め て い た だ く と と も に 、 不 納 欠 損 処 分 に つ い て は 、 十 分 徴 収 努 力 を 尽 く
し、処分にあたっては慎 重かつ厳正に対処されたい。
さ ら に 、 地 方 公 営 企 業 会 計 の 導 入 に 向 け た 諸 準 備 につ い て は 、 関 係 部
署 と 連 携 の 上 、 シ ス テ ム 環 境 整 備 を 含 め た 体 制 の 構 築 に 努 め て い た だ き
たい。
4 市 営住宅について
市 営 住 宅 に つ い て は 、 地 域 住 宅 計 画 ( 長 寿 命 化 計 画 ) に 基 づ き 平 成
28年度は、外壁、ガス管及び屋上防水の改修工事を実 施した。
ま た 、 管 理 を 埼 玉 県 住 宅 供 給 公 社 に 委 託 し た こ と によ り 、 事 務 の 効 率
化 と 経 費 の 削 減 が 図 ら れ て い る が 、 引 き 続 き 受 益 者 負 担 の 原 則 か ら 使 用
料未納の発生防止に努め ていただくとともに、不納 欠損処分について は、
十分徴収努力を尽くし、処分にあたっては慎重かつ 厳正に対処された い。
【大里行政センター】
1 予算執行及び事務処理状況について
大 里 行政 セン ター の予 算執 行 及び 事務 処理 状況 に つい て、 証書 類そ の
他関係諸帳簿を審査した結果、適正に処理されてい るものと認められ た。
2 業務の執行について
行 政 セ ン タ ー に お け る 事 務 は 、 組 織 ・ 機 構 の 見 直 しに よ り 、 窓 口 に 関
連 し た 事 務 に 集 約 さ れ て い る が 、 取 扱 業 務 が 多 岐 に わ た る た め 、 本 庁 を
は じ め 関 係 機 関 と の 連 携 を 密 に す る と と も に 、 職 員 の ス キ ル の 向 上 を 図
なお、行政改革大綱 の「効率的・効果的な公共サ ービスの推進」におけ
る 「休 日 開 庁 業 務 の 見 直 し 」に つ いて は 、 費 用 対 効 果 を 検 証 し 、 関 係 部 署
と連携の上、取り組んで いただきたい。
大里地 域は、「根岸家長屋門 」をはじめとして多くの地域資源に恵まれ
て い る こ と か ら 、 地 域 の 特 色 を 生 か し た 新 た な 振 興 策 の 検 討 を 期 待 す る
ものである。
【妻沼行政センター】
1 予算執行及び事務処理状況について
妻 沼 行政 セン ター の予 算執 行 及び 事務 処理 状況 に つい て、 証書 類そ の
他関係諸帳簿を審査した結果、適正に処理されてい るものと認められ た。
2 業務の執行について
行 政 セ ン タ ー に お け る 事 務 は 、 組 織 ・ 機 構 の 見 直 しに よ り 、 窓 口 に 関
連 し た 事 務 に 集 約 さ れ て い る が 、 取 扱 業 務 が 多 岐 に わ た る た め 、 本 庁 を
は じ め 関 係 機 関 と の 連 携 を 密 に す る と と も に 、 職 員 の ス キ ル の 向 上 を 図
り、住民サービスの向上 に努力されたい。
なお、行政改革大綱 の「効率的・効果的な公共サ ービスの推進」におけ
る 「休 日 開 庁 業 務 の 見 直 し 」に つ いて は 、 費 用 対 効 果 を 検 証 し 、 関 係 部 署
と連携の上、取り組んで いただきたい。
妻 沼 地 域 は 、 国 宝 指 定 の 「 歓 喜 院 聖 天 堂 」 を は じ め と し て 、 グ ラ イ
ダ ー を 中 心 と し た ス カ イ ス ポ ー ツ な ど の 観 光 資 源 に 恵 ま れ て い る 。 民 営
化 さ れ た 熊 谷 市 観 光 協 会 や 地 域 住 民 と と も に 、 そ の 資 源 を 活 用 し た 地 域
の活性化に努めていただ きたい。
【江南行政センター】
1 予算執行及び事務処理状況について
江 南 行政 セン ター の予 算執 行 及び 事務 処理 状況 に つい て、 証書 類そ の
他関係諸帳簿を審査した結果、適正に処理されてい るものと認められ た。
2 業務の執行について
連 し た 事 務 に 集 約 さ れ て い る が 、 取 扱 業 務 が 多 岐 に わ た る た め 、 本 庁 を
は じ め 関 係 機 関 と の 連 携 を 密 に す る と と も に 、 職 員 の ス キ ル の 向 上 を 図
り、住民サービスの向上 に努力されたい。
なお、行政改革大綱 の「効率的・効果的な公共サ ービスの推進」におけ
る 「休 日 開 庁 業 務 の 見 直 し 」に つ いて は 、 費 用 対 効 果 を 検 証 し 、 関 係 部 署
と連携の上、取り組んで いただきたい。
江 南 地 域 は 、 里 山 等 の 豊 か な 地 域 資 源 に 恵 ま れ て いる こ と か ら 、 地 域
のPRやスポーツイベン トなどの施策の検討を期待するものである。
【契約室】
1 予算執行及び事務処理状況について
契 約 室の 予算 執行 及び 事務 処 理状 況に つい て、 証 書類 その 他関 係諸 帳
簿を審査した結果、適正に処理されている ものと認められた 。
2 入札について
入 札 参 加 者 の 負 担 軽 減 、 参 加 機 会 の 確 保 、 入 札 手 続き の 透 明 性 を 図 る
た め 、 埼 玉 県 電 子 入 札 共 同 シ ス テ ム に 参 加 し 、 平 成 2 8 年 度 は 工 事
2 0 6 件 、 業 務 委 託 3 9 件 の 電 子 入 札 を 行 っ た 。 電 子 入 札 は 、 効 率 的 で
事務の軽減化が図られる ことから、適正に運用していただきたい。
物 品 管 理 に つ い て は 、 各 所 管 課 に 対 し 、 備 品 台 帳 と現 物 を 照 合 し 、 確
認するよう徹底されたい 。
ま た 、 引 き 続 き 職 員 倫 理 研 修 に 取 り 組 み 、 職 務 上 の不 正 行 為 の 未 然 防
止 に 努 め ら れ た い 。 加 え て 、 今 後 も 入 札 業 務 に あ た っ て は 、 公 平 性 ・ 透
明 性 及 び 品 質 の 確 保 を 図 り 、 厳 正 に 事 務 を 執 行 さ れ る よ う 望 む も の で あ
る。
【出納室】
1 予算執行及び事務処理状況について
出 納 室の 予算 執行 及び 事務 処 理状 況に つい て、 証 書類 その 他関 係諸 帳
簿を 審査 し た結 果 、適 正 に処 理 され て いる も のと 認 めら れた 。ま た 、マ
イナ ンバ ー の保 管 につ い ては 、 適正 に 管理 さ れて い るこ とを 実地 に て確
2 会計 事務について
財務会計上の処理におい て、問答集や伝票チェックシートを作成し研
修会等を通じて経理事務処理能力の向上を 図っており、適正 な指導を引
き続き進められたい。
ま た 、 公 金 の 管 理 に は 万 全 を 期 す と と も に 、 指 定 金融 機 関 に お け る 公
金 事 務 の 取 扱 い を 含 め 、 引 き 続 き 適 正 で 効 率 的 な 事 務 の 執 行 に 努 め ら れ
たい。
【消防本部】
被監査部門:消防総務課、予防課、警防課 、指令課、妻沼消 防署
1 予算執行及び事務処理状況について
消 防 本部 各課 、署 の予 算執 行 及び 事務 処理 状況 に つい て、 証書 類そ の
他関係諸帳簿を審査した結果、適正に処理されてい るものと認められ た。
併せて、妻沼消防署の実地監査を行った 。
2 消防・救急体制の充実について
複 雑 多 様 化 し て い る 各 種 災 害 に 適 切 か つ 迅 速 に 対 応す る た め 、 消 防 車
両 等 を 計 画 的 に 更 新 し 、 装 備 ・ 機 材 の 充 実 が 図 ら れ て い る 。 ま た 、 職 員
及 び 消 防 団 員 の 技 術 向 上 と と も に 、 市 報 ・ ホ ー ム ペ ー ジ 等 を 通 じ て 消 防
団員の確保に引き続き努 めていただきたい。
近年、救急出動が増加傾向にあり、救急隊の負担 増が懸念されるの で、
体 制 の 充 実 は も と よ り 、 救 急 車 の 適 正 利 用 に つ い て 、 引 き 続 き 市 民 へ の
周知啓発を進めていただ きたい。
な お 、 少 子 高 齢 化 社 会 や 自 然 災 害 の 発 生 に 伴 い 、 消防 に 対 す る 市 民 の
期 待 は 高 ま っ て き て い る こ と か ら 、 職 員 の 健 康 管 理 、 特 に メ ン タ ル 面 に
は 十 分 留 意 の 上 、 職 員 が 一 致 団 結 し て 市 民 の 安 心 安 全 の た め に ご 尽 力 い
ただきたい。
3 火災予防の推進 について
火 災 予 防 対 策 に つ い て は 、 設 置 が 義 務 付 け ら れ て いる 住 宅 用 火 災 警 報
器について、PR活動を 積極的に行っていただきたい。
ま た 、 消 防 法 令 違 反 建 築 物 の 査 察 や 地 域 と 連 携 し た火 災 予 防 講 習 会 な
【水道部】
被監査部門:営業課、工務課
1 予算執行及び事務処理状況について
水 道 部各 課の 予算 執行 及び 事 務処 理状 況に つい て 、証 書類 その 他関 係
諸帳簿を審査した結果、適正に処理されて いるものと認めら れた。
2 水道事業について
行政改 革大綱に基づき、人件費の抑制、企業債残高の削減に取り組ん
だ。
施設・ 設備については、平成28年度は、江南浄水場配水池の建設、
東部浄水場の施設改修を 行い、また、配水管の布設工事及び老朽管の改
良工事を計画的に実施し 、水道事業の経営健全化に努めた。
しかし ながら、人口減少社会、市民の節水意識の高まりなど、今後の
水需要の伸びを期待する ことは難しい中、浄水場等の施設や管路の更新
時期を迎え、さらには、 災害時のライフライン機能の向上への対応など
大きな支出が見込まれ、 事業経営は楽観できない状況にある。
そこで 、今後の経営にあたっては、平成29年度 に策定する「熊谷市水
道事業ビジョン」や「熊谷 市水道事業経営戦略」等に基づき、経営基盤の強
化と効率的な事業経営に 取り組むとともに、水の大切さを訴えつつ、安
全で安心な水の安定供給 に努めていただきたい。
なお、事業の効率的な運営において、今後も継続して料金収納強化や有
収率の向上に努めていた だくとともに、不納欠損処分については、十分徴
収努力を尽くし、処分に あたっては慎重かつ厳正に対処されたい。
【議会事務局】
1 予算執行及び事務処理状況について
議 会 事務 局の 予算 執行 及び 事 務処 理状 況に つい て 、証 書類 その 他関 係
諸帳簿を審査した結果、適正に処理されて いるものと認めら れた。
2 政務活動費について
市 議 会議 員の 調査 研究 等の 活 動に 資す るた め、 議 会に おけ る会 派及 び
議員 に対 し て政 務 活動 費 を交 付 して お り、 平 成2 9 年度 から は、 領 収証
を堅持し、透明性の確保に努められたい。
【選挙管理委員会事務局】
1 予算執行及び事務処理状況について
選挙管理委員会事務局の予算執行及び 事務処理状 況について 、証書類
その他関係諸帳簿を審査した結果、適正 に処理され ているもの と認めら
れた。
2 業務の執行について
平成28年7月10日執 行
参議院埼玉県選出議員選挙 投票率 49.7 5%
参議院比例代表選出議員選挙 投票率 49.7 4%
引 き 続 き 投 票 率 の 向 上 と 公 正 な 選 挙 の 実 施 に 取 り 組ん で い た だ き た い。
【監査委員事務局】
1 予算執行及び事務処理状況について
監 査 委員 事務 局の 予算 執行 及 び事 務処 理状 況に つ いて 、証 書類 その 他
関係諸帳簿を審査した結果、適正に処理さ れているものと認 められた。
【農業委員会事 務局】
1 予算執行及び事務処理状況について
農 業 委員 会事 務局 の予 算執 行 及び 事務 処理 状況 に つい て、 証書 類そ の
他関係諸帳簿を審査した結果、適正に処理されてい るものと認められ た。
2 農地の有効活用について
遊 休 農 地 ・ 耕 作 放 棄 地 の 発 生 防 止 を 図 る と と も に 規模 拡 大 農 家 の 育 成
のため、農地を集積した 農家へ奨励金を交付している。
今 後 は 、 農 地 利 用 意 向 調 査 の 結 果 を 踏 ま え 、 ま た 、平 成 3 0 年 9 月 か
農 地 ・ 耕 作 放 棄 地 の 発 生 防 止 に 努 め 、 本 市 の 農 業 が 更 に 発 展 す る よ う 、
ご尽力いただきたい。
3 ヤード対策について
市北部を中心に点在しているヤードにつ いては、熊谷警察 署及び関係
部署連携のもと査察を実施し、事情聴取や 違反是正指導を行 った。
【公平委員会】
1 予算執行及び事務処理状況について
公 平 委員 会の 予算 執行 及び 事 務処 理状 況に つい て 、証 書類 その 他関 係
諸帳簿を審査した結果、適正に処理されて いるものと認めら れた。
【教育委員会】
被監査部門:教育総務課、熊谷学校給食セ ンター
江南学校給食センター、学校 教育課、教育研究 所
社会教育課、中央公民館、妻 沼中央公民館、文 化会館
熊谷図書館、プラネタリウム 館、江南文化財セ ンター
1 予算執行及び事務処理状況について
教育 委 員 会 各 課 及 び各 施 設 の 予 算 執 行 及 び 事 務 処理 状 況 に つ い て 、証
書 類 そ の他 関 係 諸 帳 簿 を 審 査 し た 結 果 、適 正 に 処 理 さ れ て い る も の と認
められた。
また 、 小 学 校 7 校 (大 幡 、 別 府 、 奈 良 、 妻 沼 、 男沼 、 太 田 、 妻 沼 南)
及び中学校4校(別府、奈良、大幡、妻沼西)、江南幼稚園の実地監査を
行い、事務が適正に処理されているものと認め られた。
2 学校施設等について
平 成 2 8 年 度 は 、 玉 井 小 学 校 、 秦 小 学 校 及 び 男 沼 小学 校 の 屋 内 運 動 場
建 築 工 事 や 老 朽 化 し た 学 校 施 設 の 整 備 、 修 繕 な ど を 実 施 し 、 安 全 で 快 適
な教育環境の整備を行っ た。
今後、学校施設は、施設の老朽化などによる整備 費の拡大が見込ま れ、
公 民 館 や 文 化 施 設 に つ い て も 同 様 で あ る 。 こ れ ら の 施 設 が 市 有 施 設 の 6
統廃合を含め、将来を見 据えた取組が必要である。
3 学 校給食について
学 校 給 食 に つ い て は 、 引 き 続 き 地 域 の 関 係 機 関 と 連携 し 、 新 鮮 な 地 場
産 野 菜 等 の 食 材 を 活 用 し 、 安 全 で お い し い 給 食 を 提 供 さ れ る よ う 望 む も
のである。
ま た 、 給 食 運 営 に つ い て は 、 セ ン タ ー 方 式 、 自 校 方式 の 両 方 式 を と っ
ているが、今後、見込まれる児童生徒数の減少、設 備の老朽化を踏ま え、
給食施設のあり方につい て引き続き検討を望むものである。
な お 、 給 食 実 費 徴 収 金 に つ い て は 、 各 校 ご と に 未 納の 発 生 防 止 に 、 引
き 続 き 注 力 い た だ く と と も に 、 収 入 未 済 に つ い て は 、 受 益 者 負 担 の 原 則
から法的措置を含めた抜 本的な対策について検討していただきたい。
4 確かな学力を身につけさ せることについて
熊谷市 教育振興基本計画のもと「生きる力」をは ぐくむ教育を推進 し、
「 知 ・ 徳 ・ 体 の バ ラ ン ス の と れ た 力 」 の 育 成 に 学 校 ・ 家 庭 ・ 地 域 が 一 体
となって取り組んでいる 。
「 学 力 日 本 一 」 を 目 指 し 、 今 後 も 引 き 続 き 教 職 員 の資 質 の 向 上 や 授 業
の工夫改善・充実を図り、児童生徒の育成に努めてい ただきたい。ま た、
学 校 ・ 家 庭 ・ 地 域 と の 連 携 を よ り 一 層 深 め る た め 、 学 校 の 取 組 を 地 域 へ
情報発信していただきた い。
な お 、 長 時 間 労 働 が 深 刻 化 し て い る 教 職 員 の 働 き 方に つ い て は 、 勤 務
時 間 の 適 正 把 握 な ど 、 解 消 に 向 け た 取 組 を 期 待 す る と と も に 、 併 せ て 、
個人情報の適正な取扱い には十分留意されたい。
5 熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」に ついて
熊 谷 市 ス ポ ー ツ ・ 文 化 村 「 く ま ぴ あ 」 は 、 子 ど も か ら 高 齢 者 ま で の 幅
広 い 世 代 の 市 民 が 、 生 涯 に わ た っ て ス ポ ー ツ ・ 文 化 に 親 し む 施 設 と し て
好評を得ている。
今後も、多種多様で幅広い分野・多世代 への生涯学習活動 の拠点として
利 用 者 の 声 を 聴 き 、 指 定 管 理 者 と 連 携 し な が ら 、 利 用 促 進 を 図 っ て い た
【財政援助団体監査】
地 方 自 治 法 第 1 9 9 条 第 7 項 の 規 定 に よ り 、 財 政 援助 団 体 で あ る 「 株
式会社まちづくり熊谷」 の監査を実施した。
監 査 に あ た っ て は 、 監 査 資 料 、 関 係 諸 帳 簿 等 の 提 出を 求 め 、 書 類 の 調
査 、 照 合 に よ る 計 数 の 符 合 の 確 認 の ほ か 、 関 係 職 員 か ら 説 明 を 聴 取 し 、
審 査 し た 結 果 、 事 業 運 営 は 出 資 目 的 に 沿 っ て 行 わ れ 、 市 支 出 金 の 執 行 及
び事務処理は、適正にさ れているものと認められた。
株 式 会 社 ま ち づ く り 熊 谷 は 、 本 市 の 中 心 市 街 地 に おけ る に ぎ わ い の 創
出 ・ 活 性 化 を 図 る た め 、 平 成 2 6 年 4 月 に 設 立 さ れ 、 市 を は じ め と し た
関 係 団 体 と の 密 接 な 連 携 の も と 、「 ふ る さ と 熊 谷 応 援 寄 附 金 特 典 発 送 業
務 」、「 ふ る さ と 熊 谷 応 援 寄附 金 特 典 品 提 案 」、「 ま ち な か モ ー ル 委 員 会 事
務 局 受 託 事 業 」、「 ま ち な か イ ベ ント 事 業 」 な ど を 実 施 し て い る 。 し か し
な が ら 、 中 心 市 街 地 を 取 り 巻 く 厳 し い 環 境 が 続 い て い る こ と か ら 、 民 間
事業者としての自立的な 運営に至っていない現状にある。
今 後 も 、 事 業 運 営 の 自 立 に 向 け て 、 ま ち づ く り 熊 谷の 組 織 と し て の 強
み を 生 か し た 事 業 展 開 を 検 討 し つ つ 、 本 市 の 中 心 市 街 地 活 性 化 に 寄 与 さ
別紙1
平 成29年度 定期 監査実施一覧表
実施年月日 被 監 査 部 門
平成29年 4月14日
財政課、行政改革推進室、人権政策課、情報政策課、広報広聴課
4月26日
秘書課、政策調査課、危機管理室、企画課、スポーツ観光課 ラグビーワールドカップ2019推進室
5月12日 管理課、道路課、維持課、河川課
6月 1日 第一水光園、環境美化センター、環境政策課、環境推進課
6月20日 下水道課、営繕課、土地区画整理中央事務所、土地区画整理西部事務所
7月 6日 営業課、工務課
7月14日 都市計画課、開発審査課、建築審査課、公園緑地課
8月 3日 出納室、契約室
8月 9日 消防総務課、予防課、警防課、指令課、妻沼消防署、選挙管理委員会事務局
8月23日 庶務課、公平委員会、職員課、市民税課、納税課、資産税課
9月15日
中央公民館、熊谷学校給食センター、文化会館、熊谷図書館 プラネタリウム館、男女共同参画室
9月27日 こども課、保育課、曙町保育所、大里行政センター
10月 2日 江南行政センター、江南学校給食センター、江南文化財センター、江南幼稚園
10月12日
教育総務課、学校教育課、教育研究所、社会教育課 農業委員会事務局、監査委員事務局
10月26日 生活福祉課、障害福祉課、長寿いきがい課、議会事務局
11月 6日
市民課、パスポートセンター 、保険年金課、健康づくり課 熊谷保健センター、母子健康センター、葬斎施設
11月13日 市民活動推進課、安心安全課、妻沼行政センター、妻沼中央公民館
12月 5日 奈良小学校、大幡中学校、大幡小学校、奈良中学校、別府小学校、別府中学校
12月19日 妻沼西中学校、妻沼小学校、男沼小学校、妻沼南小学校、太田小学校
平成30年 1月11日
工事監査
実施年月日 被 監 査 部 門
平成30年 1月17日
営繕課
別紙2
調査実施日 : 平成3 0年1月17日(水)
調査場所 : 熊谷市役所議会棟第4 委員会室及び当該 工事現場
監査執行者 : 代表監査委員(識見) 橋 本 泰久
監査委員(議選) 閑 野 高広
調査立会者 : 監査委員事務局 局長 小 澤 幸夫
次長 菅 谷 裕久
主幹 兼監査係長 村 田 弘美
主査 森 佳子
調査対象工事: 熊谷市立新堀小学校屋 内運動場建築工事
工事担当課 : 建設部営繕課
事業主管課 : 教育委員会教育総務課
平成29年度熊谷市工事監査
技術調査結果報告書
平成30年2月14日
受託者:
大阪市西区靱本町1丁目8番4号
公益社団法人
大阪技術振興協会
【
調査目的
】
当該工事は、学校施設の耐震化の取組として、市内 小中学校を 計画的に
耐震化するとともに、老朽化した屋内運動場を改築することによ り学校施
設全体の耐震化を確保し、児童にとっても安全・快適な学校づく りを目指
しており、平成19年から改築を進めて新堀小学校が計画の最後 (計25
校)とのことである。
学習環境が改善されるとともに、地域住民への施設 開放や避難 施設とし
て安全性の向上が図られ るもので、「熊谷市総合振興計画後期基本計画」の
中にある「安全で快適な教育環境を確保するため、学校の施設・ 設備の計
画的な整備を進める」と いう基本方針に準拠するものである。
こうした背景から、用途・目的に合致した施設の建 設に対する これまで
の入札経過・設計及び施工プロセス・今後の施設管理と運用に関 して、そ
の妥当性・遵法性・効率性・有効性の観点から検討・検証するこ とで、工
事の進捗状況を踏まえて、これまでの監理方法や施工実績につい て、技術
【
調査結果報告
】
■調査対象工事名 : 熊谷市立新堀小学校 屋内運動場建築工 事
第1章
工事内容説明者
建設部 部長 澤田 英夫
営繕課 課長 森田 和弥
主幹兼営繕係長 渡部 純子
主査 吉松 裕一
主任 深作 祥寛
契約室 室長 渡辺 祐一
次長 田中 和之
主査 金子 幸夫
工事請負者
田部井建設株式会社 現場代理人兼監理技術者 茂呂 勝
設計委託
株式会社野 村設計 意匠担当 小久保 茂
第2章
工事概要
1)工事 場所
埼玉県熊谷市新堀182番地
2)工事 内容
・施設名称
熊谷市立新堀小学校屋内運動場
・建築工事
敷地面積: 23,859.83㎡
屋内運動場(鉄筋コ ンクリート造、一部鉄骨造平屋建て)
建築面積: 1,365.63㎡
延床面積: 1,264.17㎡
渡り廊下(鉄骨造平 屋建て)
建築面積: 20.60㎡
延床面積: 20.60㎡
倉庫(鉄骨造平屋建 て)
建築面積: 30.80㎡
延床面積: 30.80㎡
駐輪場(鉄骨造平屋 建て)
建築面積: 10.19㎡
延床面積: 10.19㎡
物置(鉄骨造平屋建 て)
建築面積: 6.45㎡
延床面積: 6.45㎡
飼育小屋(鉄骨造平 屋建て)
建築面積: 9.72㎡
延床面積: 9.72㎡
主要諸室
アリーナ・ステー ジ、玄関ホール、ミーティングルーム
3)入札 方式
一般競争入札(事後審査型)
入札手続等の方法につ いては、電子入札システム採用
4)工事 請負者
田部井建設株式会社 代表者 : 代表取締役 田部井 俊一
5)現場 代理人
田部井建設株式会社 茂呂 勝(一級建築施工管理技士)
6)監理 技術者
田部井建設株式会社 茂呂 勝(監理技術者資格)
7)設計 委託
株式会社野村設計 代表者 :代表取締役 我那覇 顕治
施工 監理
熊谷市建設部営繕課 代表者 : 営繕課長 森田 和弥
8)工事 費
設計価格 402,516,000円 (消費税含む)
予定価格 402,516,000円 (消費税含む)
請負金額 383,400,000円 (消費税含む)
請 負 率 95.25%(対予定価 格)
9)工事 期間
平成29年6月21日 ~ 平成30 年3月14日
10) 工事進 捗状況
計画出来高68.1% 実施出来高6 5.7%(平成30年1月16日現在)
11) 公告日
平成29年4月14日
12) 開札日
13) 契約日
平成29年6月21日
14) 財源内 訳
単 費(地 方 債 316,030,000円 一般財源 56,201,200円)
その他(国庫支出金 11,168,800円 その他 0円)
15) 履行保 証
第3章
調査結果
1.書 類に おける所 見
工 事 関 係 書 類 に つ い て 調 査 し た 結 果 、 必 要 に し て 十 分 で あ り 、 か つ 、
よ く 整 理 さ れ て い る こ と が 理 解 で き る 。 そ の 都 度 提 示 さ れ た 書 類 を 調 査
し、疑問点は関係者に質問するとともに、当該工事の計画・調査・設 計・
積算・契約・施工管理・監理(監督)・試験・検査等の各段階における技
術 的 事 項 の 実 施 状 況 に つ い て 調 査 し た 。 そ の 結 果 は 、 統 括 的 に は 概 ね 良
好と判断された。
な お 、 特 に 留 意 す べ き 個 々 の 指 摘 事 項 等 に つ い て は 、 以 下 の 各 号 に 示
す通りである。
(1)工 事着手前 にお ける指摘事 項
1) 計画 全般に関 係する書 類につ いて
① 熊谷市建設部営繕課及び契約室職員か ら、当該工事の事業目的
と工事決定に至る経緯について説明を受けた。
② 事業計画の目的と背景について確認し たが、熊谷市の学校施設
整備事業の一環として、学校施 設の耐震化と改築することで、児
童にとって安全・快適 な学校づくりを目指すという明確な方針と
地域住民からの強い要望もあり、建設事業として期待されており
妥当である。
③ 当該敷地に対する事前調査については 、本体工事に先立ち解体
工 事 等 で 地 中 障 害 物 の 撤 去 及 び 設 備 イ ン フ ラ 等 の 埋 設 チ ェ ッ ク
の ほ か 、 計 画 位 置 に 支 障 と な る 設 備 系 統 の 盛 替 え と 新 設 に 伴 う
設備容量の確認を行ったとのこと であり、適正であ る。
④ 環境へ の配慮としてのエ コロジー対策については、太陽光発電
設備の設置により児童に対し環境 への啓発から発電 量・原油削減
量・森林換算等を理 解できるよう表示することや、一部壁面緑化
を 計 画 す る こ と で 身 近 な も の と し て 学 習 で き る よ う に 配 慮 し て
いるほか、快適な室内 環境の観点から暑さ対策としての自然換気
や自然採光の取り込み等の開口部 を多くしており、努力は評価で
⑤ 当 該 建 物 は 、 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 ( 一 部 鉄 骨 造 ) 平 屋 建 て
(1,365.63 ㎡)の構造・規模であることから、公共施設としての
意義と採用理由について質問したが、熊谷市の学校施設の整備計
画に基づいて、屋内運動場の改 築を行うことで、学習環境が改善
されるとともに、地域 住民への施設の開放や避難施設としての安
全性の向上等が図られた設計となっている。また、中長期的な維
持管理に対する空間構造及び設備機能についても考慮されており、
妥当である。
⑥ 地 元 住 民 に 対 す る 事 業 概 要 に つ い て の 事 前 説 明 及 び 調 整 等 を
確認し たが、事業主管課並びに担当課職員が、地権者及び対象と
な る 家 屋 約50戸 の 近隣 対 象 者 に 対 し て 、事 前 に 事 業 概 要 と 事業
説明に ついて書面で説明 したとのことである。一方で、工事着手
時 の 請 負 者 に よ る 施 工 方 針 や 作 業 ル ー ル が 明 確 に 書 面 等 で 提 示
されて いないことや、作業時間帯の変更や休日作業等、急な対応
措置へ の具体的手順・手続きが設定されてお らず、改善すること
が望ま しい。
⑦ 工事コストの縮減について確認したと ころ、照明程度を賄える
容量の 太陽光発電の採用 、各所照明器具をLED化し保守管理の低
減、屋根材・外壁材の塗装等に対する品質 保証等、イニシャルコ
スト、ランニングコストの縮減を積極的に検討されており、省エ
ネ効果 も高いので、努力 が充分評価できる。
2)設 計内容 に関係す る書類に ついて
① 建築工事の計画通知関係については、建築基準法第18条に基
づく確認済証の交付を受けており 、特段の指導はない ものの、既
存 不 適 格 事 項 と し て 校 庭 内 の コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク の 高 さ に つ
いて控え壁がない為、上部を撤去しネットフェンスに変更したと
の説明であり、適正である。
② シックハウス対策については、24時間換気を採用し ており、建
物完成 後に VOC の測定 をパッシブ方式で計画しているとの回答で
あり、厚生労働省環境衛生基準により測定し、安全性を確認する