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1 行政機関の保有する情報の公開に関する法律(平成十一年法律第四十二号)(第一条関係)(傍線部分は改正部分)改正案現行目次目次第一章総則(第一条 第二条)第一章総則(第一条 第二条)第二章行政文書の開示(第三条 第十七条)第二章行政文書の開示(第三条 第十七条)第三章不服申立て(第十八条 第二十一条

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行政機関 の保有 す る情報 の 公開に関 す る 法律 等の 一部を改正 す る法律案 新旧 対照 条文 目 次 ○行政機関の保有 す る 情報の 公 開に関す る法律(平成十一年法律第四十二号)(第一条関係 ) ・・・・・・・・・・ 1 ○独立行政法人等の保有 す る情報の公開に関 す る 法律(平 成十三年法律第 百 四十号)(第二条関係)・・・・・・・ 20 ○内閣府設置法(平 成 十一年法律第八 十 九号)( 第三条 関 係)・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 ○ 総 務省設置法(平 成 十一年法律第九 十 一号)( 第四条 関 係)・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 ○行政機関の保有 す る 個人情 報 の保護 に 関 す る法律(平 成 十五年法律第五十八号)(附則第四条関係 ) ・・・・・・ 39 ○ 独 立 行 政法 人 等 の保 有 す る個 人 情 報 の 保 護 に関 する 法律 ( 平 成十 五 年 法律 第 五 十 九 号 ) (附 則 第 六条関 係 ) ・ ・ ・ 43 ○公文書等 の 管理に 関 す る 法 律 (平成 二 十一年法律第 六 十 六号)(附則第八条関係 ) ・・・・・・・・・・・・・・ 46 ○会計検査 院 法(昭和二十二年法律第 七十三号)( 附則第十条関係)・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 ○政治資金規正法( 昭 和二十三年法律第百九十四 号)( 附 則第十一条関係 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 ○政党助成法(平成六年法律第五号)(附則第 十 三条関係)・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 ○民事訴訟法(平成八年法律第百九号)(附則第 十五条 関 係)・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 ○情報公開・個人情 報 保護審査会設置法(平成 十 五年 法 律 第六十号)(附則第十七条関係)・・・・・・・・・・・ 61

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○行政機関の保有 する情報の公開に関 す る法律( 平成十一年法律 第 四十二 号 )( 第一 条関係) (傍線部分は 改正部分) 改 正 案 現 行 目次 目次 第一章 総則 (第 一条 ・第 二条) 第一章 総則 (第 一条 ・第 二条) 第二 章 行政文 書 の開示(第三条 ― 第 十七条) 第二 章 行政文 書 の開示(第三条 ― 第 十七条) 第三章 不服申立 て ( 第十八条―第二十一条) 第三章 不服申立 て 等 (第十八条―第二十一条) 第四章 訴訟(第二十二条―第二十四条) 第五章 情報 提供( 第 二十五条) 第六章 補則 (第 二十六条 ―第三十一条) 第四章 補則(第二十二条―第二十六条) 附則 附則 第一章 総則 第一章 (同 上) (目 的) 第一 条 この 法 律 は、 国 民 主権 の 理 念に の っ と り 、 行 政 文 書 の 開 示 を請求す る権利及び行政機関の諸活動に関す る情報の提供につ き 定める こ と等により、行政機関の保有 す る情報の一層の公開を図 り、もっ て 国 民の知る権 利 を保障し、政府の有 するその諸 活 動を 国民に説明する責務が全うされ るようにするとともに、国民によ る行政の監視及び国民の行政への参加並びに公正で 透 明性 の高い 民主的な行政の推進に資す る こ とを目的とす る。 (目 的) 第一 条 この 法 律 は、 国 民 主権 の 理 念に の っ と り 、 行 政 文 書 を請求する権利につ き 定める こ と等により、行政機関の保有 情報の一層の公開を図り、 もっ て 政 府の有 す るその諸 活動を国 に説明す る責務が全うされ るように するとともに、国民の的確な 理解と批判の下にある公正で 民 主的な行政の推進に資する 目的とする。 第二 章 行政文書の開示 第二 章 (同 上)

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2 (行政文 書の開示義 務 ) 第五条 行政 機関 の長 は、 開示請 求 が あ っ た と き は、 開示請 求 に 係 る行政文書に次の各号に掲げる情報(以下「不開示情報」という 。)のいずれ かが記録されて い る場合を除き 、開示請求者に対し 、 当 該行政 文 書 を 開示しな ければならない。 ただし、 当該開示請 求が権利の濫用又は公の秩序若しくは善良の風俗に反すると認め られ る場合 に 該当す る とき は 、 こ の 限 り で な い 。 (行政文 書の開示義 務 ) 第五条 行政 機関 の長 は、 開示請 求 が あ っ た と き は、 開示請 求 に 係 る行政文書に次の各号に掲げる情報(以下「不開示情報」という 。)のいずれ かが記録されて い る場合を除き 、開示請求者に対し 、当 該行政文 書を開示しなければ な らない 。 一 個人に関 する情報(事業を営 む 個人の当該事業に関 す る情報 を除く。) で あっ て 、 当該情報に 含 ま れ る氏名、生年 月日その 他の記述等により特定の個人を識別す る こ と が で き る もの(他 の 情 報 と 照合 する ことによ り、 特 定 の 個 人 を 識 別 する ことが で き る こ と とな るも のを含む 。)又は 特定 の個人を識別す る こ と はでき な いが、公にす る こ とにより、なお個人の権利利益を害 する おそ れがある もの。 た だし、 次 に 掲 げる 情報 を除 く。 一 (同 上) イ 法令の規定により又は 慣行とし て 公 にされ 、 又は 公にす る ことが 予 定 さ れ て いる 情報 イ (同 上) ロ 人の生命 、健康、生活又は財産 を保護す るため、公にす る ことが 必 要 で ある と 認 め ら れる 情報 ロ (同 上) ハ 当該個人が公務員等(国 家 公務員法(昭和二十二年法律 第 百二十号)第二条第一項に規定する国家公務員(独立行政法 人通則法(平成十一年法律第百三号)第二条第二項に規定す る特定独 立行政法人の役員 及び職員を除く。)、独 立 行政法 人等(独立行政法人等の保有す る情報の公開に関す る 法律( 平成十三年法律第百四 十号。以下「独立行政法人等情報公開 法」という。)第二条第一項に規定す る 独立行政法人等をい ハ 当該個人が公務員等(国 家 公務員法(昭和二十二年法律 第 百二十号)第二条第一項に規定する国家公務員(独立行政法 人通則法(平成十一年法律第百三号)第二条第二項に規定す る特定独 立行政法人の役員 及び職員を除く。)、独 立 行政法 人等(独立行政法人等の保有す る情報の公開に関す る 法律( 平成十三年法律第百四 十号。以下「独立行政法人等情報公開 法」という。)第二条第一項に規定す る 独立行政法人等をい

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う。以下同じ。)の役員及び職員、地方公務員法(昭和二十 五年法律 第二 百六十一 号)第二 条に 規定 する地 方 公 務 員並び に地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平成十五年法律 第百 十八号)第 二 条第一項 に規定す る地方 独 立行政法人をい う。以下同じ。) の役員及 び職員をいう。)で あ る場合 に お い て 、当該情報がその職務の遂行に係る情報 で あ ると きは、 当該情報のう ち、 当該公務員等の職及び氏名並びに 当 該職務 遂行の内容に係る部分(当該氏名を公に する こ と により当該 公務員等の職務遂行に支障を及ぼすおそれ が ある場合又は当 該公務員等の権利利益を保護する ため 当該 氏 名 を公に し ない ことが 必 要 で ある と 認 め ら れる 場 合 に あ っ て は、 当該 公 務 員 等の職及び当該職務遂行の内容に係る部分) う。以下同じ。)の役員及び職員、地方公務員法(昭和二十 五年法律 第二 百六十一 号)第二 条に 規定 する地 方 公 務 に地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平成十五年法律 第百 十八号)第 二 条第一項 に規定す る地方 独 立行政法人をい う。以下同じ。) の役員及 び職員をいう。)で あ る場合 い て 、当該情報がその職務の遂行に係る情報 で あ ると 当該情報のう ち、 当該公務員等の職及び 当該職務遂行の に係る部分 ニ 当該個人が行政機関に置 か れ た 審議会その他 の合議制の機 関又は 行 政機 関にお い て 開 催され た 専 門 的知 識を 有す る者 等 を構成員とする懇談会その他の会合におい て 意見の表明又は 説明を行った場合において 、当該情報が当該意見表明又は説 明 に 係る情 報 で あ るとき は 、当 該情 報のうち 、当 該個人の氏 名及び当該意見表明又は説明の内容に係る部分(当該個人の 権利利 益 を 保 護す るた め当 該氏名を 公にしないこ と が 必 要 で あると認めら れ る 場合にあっ て は、当該意見表明又は説明の 内容に係る 部 分) 二 法人その他の団体(国、独立行政法人等、地方公共団体及び 地方独立行政法人を除く。以下「法人等」という。)に関す る 情報 又は事業を営 む 個 人の当該事業に関 する情報 で あ っ て 、公 にす るこ と に より、当 該法 人等又は 当 該 個 人 の 権 利 、 競 争 上 の 二 法人その他の団体(国、独立行政法人等、地方公共団体及び 地方独立行政法人を除く。以下「法人等」という。)に関す 情報 又は事業を営 む 個 人の当該事業に関 する情報 で あ っ に 掲 げる もの。 た だし、人の 生 命 、 健 康、 生 活 又は財 産

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4 地位 その他正当な利 益 を 害 す る お そ れ が あるも の 。ただ し 、人 の生命 、健康、生活又は財産を保護す るた め、公にす る こ とが 必要 である と 認め ら れ る 情 報 を 除 く 。 す る ため、公にす る こ とが必要 で あ ると認められ る情報を除く 。 イ 公に する こ と により、当該法人等又は当該個人の権利、競 争上の地位 そ の他正当な利 益を害す るお それ があるもの ロ 行政機関の要請を受けて 、 公にしないとの条件 で 任意に提 供されたもの で あ って 、法人等又は 個人におけ る 通例とし て 公にしないこ ととされて い るも のその他 の当 該条件を付す る こ と が当該情報の性質、当時の状況等に照らし て 合 理的 で あ ると認 め られ るも の 三 公に する こ と により、国の安全が害され るおそ れ 、他国若し くは 国際機 関 と の 信頼関係が損なわれ る お そ れ 又 は他 国若しく は国際機関との交渉上不利益を被るおそ れ が あると行政機関の 長が認める こ とにつ き 十 分 な理由がある情報 三 公に する こ と により、国の安全が害され るおそ れ 、他国若し くは 国際機 関 と の 信頼関係が損なわれ る お そ れ 又 は他 国若しく は国際機関との交渉上不利益を被るおそ れ が あると行政機関の 長が認 め る こ とにつ き 相当の理由がある情報 四 公に する こ と により、犯罪の予防、鎮圧又は捜査、公訴の維 持、刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす おそ れがある と行政機関の長が 認める こ とにつ き 十 分 な理由が ある情報 四 公に する こ と により、犯罪の予防、鎮圧又は捜査、公訴の維 持、刑の執行その他の公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす おそ れがある と行政機関の長が 認める こ とにつ き 相当の理由が ある情報 五 国の機関、独立行政法人等、地方公共団体及び地方独立行政 法人の内部又は相互間におけ る 審議、検討又は協議に関す る情 報 で あっ て 、 公に する ことにより、率直な意見の交換若しくは 意思決定の中立性が不当に損な われ る お そ れ 又は特定の者に不 当に 利益を与え若しく は不利益を及ぼすおそ れがある もの 五 国の機関、独立行政法人等、地方公共団体及び地方独立行政 法人の内部又は相互間におけ る 審議、検討又は協議に関す る情 報 で あっ て 、 公に する ことにより、率直な意見の交換若しくは 意思 決定の 中 立性が 不 当に 損な われる お そ れ 、 不 当に国 民 の 間 に混乱を生じさせ るおそ れ 又は特定の者に不当に利益を与え若 しくは不利益を及ぼすおそれ が あるもの 六 (略) 六 (略)

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(部分 開 示) 第六条 行政機関の長は 、 開示請求 に係る行政文書の一部に不開示 情報が記録されて いると き は、開示請求者に対し、不開示情報が 記録されて い る部分を除いた部分につ き 開示しなければならない 。ただ し 、当 該不開示情 報が記 録 されて い る部分を 区分 して 除く ことが 困 難 で ある と き は、 この 限り でな い。 (部分 開 示) 第六条 行政機関の長は 、 開示請求 に係る行政文書の一部に不開示 情 報 が記 録されて い る 場合 において 、不開示情 報が記 録 されて る部分 を 容易 に区分 し て 除 くこ と が でき るとき は 、開示請求者 対し、当該部分を除いた部分につ き 開示しなければならない。た だ し 、当 該部分を除いた部分 に 有意の情 報が記 録 されて い 認め ら れ る と きは、 こ の 限 り で ない。 2 (略) 2 (略) (開示請求 に 対す る措置) 第九 条 行政機関の長は 、 開示請求 に係る行政文書の全部又は 一部 を開示す るときは 、その旨の決定をし、開示請求者に対し、その 旨及び開示の実施に関し政令 で 定める事項を書面により通知しな ければならない。 (開示請求 に 対す る措置) 第九 条 (同 上) 2 行政機関の長は 、 開示請求 に係る行政文書の全部を開示しない とき (前条 の 規 定 に よ り開 示 請 求 を 拒 否 す る とき 及 び 開 示 請求 に 係る行政文書を保有し ていないと き を含 む 。 )は、開示をしない 旨の決定をし、開示請求者に対し、その旨を書面により通知しな ければならない。 2 (同 上) 3 前二 項の 規定による通 知( 開示請 求 に係る行政 文 書の 全部を開 示す るとき を 除く。) には 、当 該決 定の根拠となる こ の法律の条 項及び当該条項に該当すると判断した理由(第五条各号に該当す る こ とを当該決定の根拠とする場合にあっ て は不開示情報が記録 さ れ ている 部 分ごとに 当該 決定の根拠となる 条項及び 当該 条項に

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6 該当す る と判断した 理 由、開示請求 に係る行政文書を保有し て い ない こ と を当該決定の根拠とする場合にあっ ては当該行政文書の 作成又は取得及び廃棄の有無その他の行政文書の保有の有無に関 する理由)を でき る限り具体的に記載しなければならない。 (開示決定等の期限) 第十 条 前条第一項及び第二項の決定(以下「開示決定等」という 。)は 、 開示請求があった日から十四日(行政機関の休日に関す る法律(昭和六十三年法律第九十一号)第一条第一項各号に掲げ る日の日数は 、算 入しない。)以内 にしなければならない。ただ し、第四条第二 項 の 規 定により補正 を求 めた場合にあっては 、 当 該補正 に 要した日数は 、当該期間に算 入 しない。 (開示決定等の期限) 第十 条 前条各項 の決定 ( 以下「開示決定等」という。)は 、 開示 請求があった日から三十日以内にしなければならない。ただし、 第四条第二項の規定により補正を求 めた 場合 にあって は 、 当 該 補 正に要 し た日数 は 、 当 該 期 間に 算入 し な い。 2 前項の規定にかか わらず、行政機関の長 は 、 事務処理上の困難 その他正当な理由があるときは 、同項に規定する期間を三十日以 内に限り 延長 する ことが で き る 。 こ の場合に おい て 、 行政機関の 長 は 、開示請求者に対し、遅滞なく、延長後の期間及び延長の理 由を書面により通知しなければならない。 2 (同 上) 3 開示請求者は 、第 一項 に規定す る期間内 に開示決定等がされ な い場合 で あっ て 前 項の規定による通知がないと き 、又は同項に規 定す る延 長後 の期間内 に開示決定等がされ ない場合 には 、次条第 一項後段の規定による通知を受けた場合を除 き 、 行政機関の長が 開示請求 に係る行政文書について 前 条第二項の決定をしたものと みなすこ とが でき る。 (開示決定等の期限の特例) (開示決定等の期限の特例)

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第十一 条 開示請求 に係る行政文書が著しく大量 で あるた め 、前条 第一項に規定する期間に三十日を加えた期間内にその全て につい て開示決定等をする こ とにより 事務の遂行に著しい支障が生ずる おそ れ が ある場合に は 、同項及び同条第二項の規定にかか わらず 、行政機関の長 は 、開示請求に係る行政文書のうちの相当の部分 につ き 当 該期間内に開示決定等をし、残りの行政文 書 について は 第十六条第五項の規定による予納があった後相当の期間内に開示 決定等をすれば足りる。 こ の場合におい て 、 行政機関の長 は 、 前 条第一項 に規定す る期間内に、開示請求者に対し、次に掲げ る 事 項を書面により通知しなければならない。 第十一 条 開示請求 に係る行政文書が著しく大量 で あるた め 請求があった日から六十日以内にそのすべて につい て 開示決定等 を す る こ とにより 事務の 遂行に 著 しい支障が生ずる おそ れがある 場合には 、前条の規定にかか わ らず、行政機関の長は 、開示請求 に係る行政文書のうち の相当の部分 につ き 当 該期間内に開示決定 等をし、残りの行政文 書について は 相当の期間内に開示決定等を すれば足りる。 こ の場合におい て 、 行政機関の長 は、同条第一項 に規定する期間内に、開示請求者に対し、次に掲げる事項を書面 により通知しなければならない。 一 この 項 を 適 用 する 旨 及 び そ の 理 由 一 本条を適用す る旨及びその理由 二 残りの行政文書につい て第十 六 条第五項の 規 定による予納が あった日 から開示決定等をす る 日まで に 要す ると認 め られ る期 間 二 残りの行政文書につい て開示決定等をする期限 2 前項の規定により行政機関の長が開示請求に係る行政文書のう ちの相当の部分につ き 開示決定等をした場合におけ る 第九条第一 項及び第二項の規定の適用につい て は、同条第一項中「その旨及 び」とあるのは 「 その旨及び第十六条第五項に規定す る見込額そ の他」と、同条第二 項 中「その旨」とあるの は「その旨及び第十 六条第五項に規定する見込額」とする。 3 開示請求者は、第一項第二号の期間内に開示決定等がされない 場合に は 、行政機関の長が同項の残りの行政文書(第十六条にお い て 単に「残りの行政文書」という。)につい て 第九条第二項の 決定をしたものとみなすこ と が で き る 。

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8 (独立行政法人等への事案の移送) 第十二 条 の二 行政機関の長は 、 開示請求 に係る行政文書が独立行 政法人等により作成され た も の で あ るとき そ の他 独立 行政法人等 にお いて 独立 行政法 人 等情 報公開 法 第 十 条第 一項 に規 定す る開示 決定等をする こ と につ き正当な理由があるときは 、当該独立行政 法人等と協議の上、当該独立行政法人等に対し、事案を移送 する ことが で きる 。 こ の 場 合に おい ては、 移 送 を し た 行 政 機関 の長 は 、開示請求者に対し、 事案を移送した旨を書面により通知しなけ ればならない。 (独立行政法人等への事案の移送) 第十二 条 の二 (同 上) 2 前項 の規定 に より事 案 が移送され た とき は 、 当 該 事 案 について は、行政 文書 を移送 を 受 け た独 立行政法人等が保有 す る独 立行政 法人等情報公開法第二 条第二 項 に 規 定す る法人文 書と 、開示請求 を移送を受けた独立行政法人等に対する独立行政法人等情報公開 法第四条第一項 に 規定す る 開示請求と み なし て 、 独立行政法人等 情報公開法(第 十七条第一項を除く。)の規定を適用す る 。 こ の 場合において 、独立行政法人等情報公開法第 十条第一項中 「第四 条第二項」とあるの は 、「行政機関の保有 す る情報の公開に関 す る法律(平成十一年法律第四 十 二号)第四条第二項」とす る。 2 前項 の規定 に より事 案 が移送され た とき は 、 当 該 事 案 について は、行政 文書 を移送 を 受 け た独 立行政法人等が保有 す る独 立行政 法人等情報公開法第二 条第二 項 に 規 定す る法人文 書と 、開示請求 を移送を受けた独立行政法人等に対する独立行政法人等情報公開 法第四条第一項 に 規定す る 開示請求と み なし て 、 独立行政法人等 情報公開法の規定を適用 す る。 こ の 場合におい て 、独立行政法人 等情報公開法第十条第一項中「第四条第二項」とあるの は 「行政 機関の保有 す る情報の公開に関 する法律( 平 成十一年法律第四十 二 号 )第四条第二 項」と、独 立 行政法人等情報公 開法 第十 七 条 第 一項中「開示請求をする者又は法人文書」とあるの は 「法人文書 」と、「により、そ れ ぞ れ 」とあるの は 「により」と、「開示請 求に 係る 手数料 又 は開示」 とあるの は「 開示」 と する。 3 (略) 3 (略) ( 第 三者に対する意見書 提 出の機会の 付 与等) 第十 三条 (略) ( 第 三者に対する意見書 提 出の機会の 付 与等) 第十 三条 (略)

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2 (略) 2 (略) 3 行政機関の長 は、前二項の規定により意見書の提出の機会を与 えら れた第三者が当該行政文書の開示に反対の意思を表示した意 見書を提出した場合におい て 、 開示決定をするときは 、 開示決定 の日と開示を実施す る 日との間に少なくとも二週間を置かなけれ ばならない。 こ の 場合におい て 、行政機関の長は 、開示決定後直 ち に 、当 該意見書(第 十八条第 一項及 び 第 十 九条 において 「反対 意見書」という。)を提出した第三者に対し、開示決定をした旨 及びその理由並びに開示を実施する日を書面により通知しなけれ ばならない。 3 行政機関の長 は、前二項の規定により意見書の提出の機会を与 えら れた第三者が当該行政文書の開示に反対の意思を表示した意 見書を提出した場合におい て 、 開示決定をするときは 、 開示決定 の日と開示を実施す る 日との間に少なくとも二週間を置かなけれ ばならない。 こ の 場合におい て 、行政機関の長は 、開示決定後直 ち に 、当 該意見書(第 十八条及 び第 十九条 に おいて 「 反対意見書 」という。)を提出した第三者に対し、開示決定をした旨及びそ の理由並びに開示を実施する日を書面により通知しなければなら ない。 (開示の実施) 第十 四条 (略) (開示の実施) 第十 四条 (略) 2 開 示 決 定 に 基 づき 行 政 文 書 の 開 示 を 受け るこ と が で き るこ と と なった者は 、 政令 で 定 めると こ ろ に より、当該開示決定をした行 政機関の長に対し、その求める開示の実施の方法その他の政令 で 定める 事 項を申し出な ければならない。 2 開示決定に基づき 行政文書の開示を受け る者は 、 政令 で と こ ろ に より、当該開示決定をした行政機関の長に対し、その求 める開示の実施の方法その他の政令 で 定 める事項を申し出なけれ ばならない。 3 前項 の規定 に よる申 出 は 、 第 九 条第 一項 の規定 に よる通知 があ った日から三十日以内にしなければならない。ただし、当該期間 内に 当該 申出をする こ とが できない ことにつ き正当な理由がある とき は 、 こ の 限 り で な い 。 3 前項 の規定 に よる申 出 は 、 第 九 条第 一項 に規定す る通知 た日から三十日以内にしなければならない。ただし、当該期間内 に当 該申出をす る こ と ができ な いこ と に つき 正当な 理 由があると きは、 こ の限り で ない。 4 (略) 4 (略) (手数 料 ) 第十 六条 次に掲げる者が開示請求をす る ときは 、 政令 で 定 めると (手数 料 ) 第十 六条 開示請求をす る者又は 行政文 書 の開示を受け る者は

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10 ころ により、実費の範囲内におい て 政令 で 定 める額の開示請求に 係る手数料(第八項におい て 「 開示請求手数料」という。)を納 めなければ ならない。 令 で 定めると ころ により、そ れ ぞれ 、実費の範囲内におい て 政 令 で 定 める額の開示請求に係る手数料又は開示の実施に係る手数料 を納 めなければ ならない。 一 会社 法(平 成 十七 年法律第八 十 六号)第 二条第 一 号 に 規定す る会社 、 同条第 二号 に規 定す る外 国会社 そ の他こ れ ら に 類す る もの とし て政令 で 定める法人( 第三号に おい て 「 会 社 等」とい う。)又はその 代 理人 二 営利を目的とす る 事業とし て 若 しくは当 該事業のた め に開示 請求をする当該事業を営 む 個人(次号に おい て 「 個人事業者」 という。)又はその代理人 三 会社等若しくは個人事業者の事業とし て 又は当該事業のため に 開 示請 求をする 当該会 社 等の役員若しく は従 業員 又は当該個 人事 業者 の従業 員 2 行政文書の開示を受け る者は 、 政令 で 定 めると こ ろ に より、実 費の 範囲内に おい て 政 令 で 定める額の開示の実施に係る手数料( 以下 こ の 条におい て 「 開示実施手数料」という。)を納 めなけれ ばならない。 3 開示実施手数料の額を定めるに当たっては 、 でき る限り利用し やすい額とするよう配慮しなければならない。 2 前項 の手数 料 の額を定 めるに当たって は 、 で き る 限り利 用 しや すい額とするよう配慮しな ければならない。 4 行政機関の長 は、経済的困難その他特別の理由があると認める ときは 、 政令 で 定 めると こ ろ に より、開示実施手数料を減額し、 又は免除す る こ と が で き る 。 3 行政機関の長 は、経済的困難その他特別の理由があると認める ときは 、 政令 で 定 めると こ ろ に より、第一項の手数料を減額し、 又は免除す る こ と が で き る 。 5 第十一条第一項の規定により行政機関の長が開示請求 に係る行 政文書のうち の相当の部分につ き 開 示決定等をした場合には 、 開 示請求者は 、 政令 で 定 めると こ ろ に より、第九条第一項又は第二

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項 の 規定 による当 該開示決定等の通知 が あった日 から三 十 日以内 に、残りの行政文書の全部を開示す るとした場合の開示実施手数 料の額の範囲内 で 政令 で 定 める額( 次項及び第七項 に おいて 「 見 込額」という。)を予納しなければならない。 6 前項 の規定 に より見込額を予納 した者は 、当 該見込額が残りの 行政文書につい て 納付すべき 開 示実施手数料の額(次項におい て 「要納付額」という。)に足りないときは 、 政令 で 定 めると こ ろ により、その不足額を納めなければならない。 7 第五項の 規定により予 納し た見込額が要 納付額を超える場合に は 、 その超える額につい て 、政令 で 定めると ころ により、還付す る。ただし、残りの行政文書につい て の 開示決定に基づ き 行政文 書 の 開 示 を受 ける ことが で きる こと とな っ た 者が 第十 四条第三 項 に規定す る期間内に同条第二項の規定による申出をしない場合に おい て 、 行政機関の長が当該期間を経過した日から三十日以内に 当該申出をすべき 旨を催告したにもかか わらず、正当な理由がな くこ れ に 応 じ な い とき は 、 こ の 限 り で な い 。 8 開示請求をす る者又は 行政文 書 の開示を受け る者は 、 政令で 定 めると こ ろ に より、そ れ ぞ れ 、 開示請求手数料又は開示実施手数 料のほか、送付に要す る費用を納付し て 、第九条第一項若しくは 第二項の規定による通知に係る書面又は行政文書の 写 しの送付を 求める こ とが できる。 第三章 不服申立 て 第三章 不服申立 て 等 (審査会への諮問) (審査会への諮問)

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12 第十 八 条 開示決定等につい て 行 政不服審査法(昭和三十七年法律 第百六 十 号)による不服申立て があったときは 、 当該不服申立て に対す る 裁決又は決定をすべき 行 政機関の長は 、次の各号のいず れ か に該当する場合を除 き 、情報公開・個人情報保護審査会(不 服申立て に対す る 裁決又は 決定をすべき 行 政機 関の長が会計検査 院の長 で ある場合にあっては 、 別に法律 で 定 める審査会)に諮問 しなければならない。 第十 八 条 (同 上) 一 不服申立 て が 不適法 で あ り、却下すると き 。 一 (同 上) 二 裁決又は決定 で 、 不服申立 て に 係る開示決定等(開示請求に 係る行政文書の全部を開示する旨の決定を除く。以下 こ の 号及 び第二十 条に おい て同じ。)を取り消し、 又 は変更し、当該不 服申立て に係る行政文書の全部を開示す る こ ととす る とき 。た だ し 、当 該開示決定等について 反対意見書が提出されて い ると きを除 く 。 二 裁決又は決定 で 、 不服申立 て に 係る開示決定等(開示請求に 係る行政文書の全部を開示する旨の決定を除く。以下 こ の 号及 び第 二十条 に おいて 同 じ。)を 取り 消し 又は変更し、 当該 不服 申立 て に 係る行政文書の全部を開示する こととすると き 。 ただ し、当該開示決定等につい て反対意見書が提出されて いると き を除く。 2 前項の 規 定により諮問をした行政機関の長 は 、当該諮問に係る 不服申立 て が あった日から当該諮問をした日ま で の期間(行政不 服審査法第二十一条(同法第四 十八条におい て 準 用す る場合を含 む 。 )の 規定により補正を命じた場合にあっ ては、当該補正に要 した期間は 、 算入しない。以下 こ の 項におい て 「 諮問ま で の期間 」という。) が九十日を 超 えた場合 には 、第 二十七条第 一 項 の 報 告におい て 、 諮問ま で の期間及び諮問ま で の 期間が九十日を超え た理由 を 記載しな け れ ばならない。 (諮問をした 旨の通知) 第十九 条 前条第一項の規定により諮問をした行政機関の長 は、次 (諮問をした 旨の通知) 第十九 条 前条 の規定 に より諮問をした 行 政機 関の長は 、次 に掲げ

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に掲げ る 者 に 対し、諮問をした 旨を 通知 しなければ な らない 。 る者に対し、諮問をした 旨 を通知しなければ ならない。 一~ 三 (略) 一~ 三 (略) ( 内 閣総理 大 臣の 勧告 ) 第二十一 条 第十八条第一項の規定により諮問をした行政機関(会 計検査院を除く。次項及び第二十八条におい て同じ。)の長 は 、 当 該 諮問に係る不服申立て に対す る 裁決又は 決定をしようとす る とき は 、 当 該 不 服 申 立 て に 係 る 行 政 文 書 の全 部 を 開 示 す る こ と と す る とき を除き 、 あら かじ め、その内 容 を内閣 総 理大臣 に 通知 し なければ ならない。 (訴訟の移送の特例) 第二十一 条 行政事件訴訟法(昭和三十七年法律第百三十九号)第 十二条第四項の規定により同項に規定する特定管轄裁判所に開示 決定等の取消しを求める訴訟又は開示決定等に係る不服申立 対する裁 決若しくは決定の 取消しを求める訴訟(次項及び附 二項 にお いて 「情 報公開訴 訟」と い う 。 ) が 提 起 され た 場 い て は、 同法 第十二 条 第五項の 規定にかか わ らず、 他 の裁判所に 同一又は同種若しくは類似の行政文書に係る開示決定等又はこれ に係る不服申立て に対す る 裁決 若しくは 決定 に係る抗 告訴訟(同 法 第 三 条 第一 項に 規定 する 抗告 訴訟 をいう。 次 項に おい て同じ。 )が係属し て いる と き は、 当該特定管轄裁判所 は 、 当 事者の住所 又は 所在地、尋問を受け る べき 証人の住所、争点又は証拠の共通 性 そ の他 の事 情を 考慮して 、相当と認 め るとき は 、申立て 又は職権 で 、 訴訟の全部又は 一 部につい て 、 当該他の裁判所又は 同法 第十二 条 第一 項か ら第三項ま で に 定 める裁判所に移送 とが でき る。 2 内閣総理大臣は 、 前項の規定による通知に係る諮問に対す る情 報公開・個人情報保護審査会の答申の内容及び第七条の規定の 趣 旨に照らして 必 要 があると認 め るとき は 、当 該行政機 関の長に対 し、当該答申の内容に沿った裁決又は決定、同条の規定による開 示その他 の必 要な 措置を講ずべき 旨 の勧 告をし、当 該 勧 告 の結 果 とられた措置につい て 報告を求める ことが で き る 。 2 前項の規定は 、行政事件訴訟法第十二条第四項の規定により同 項に規定する特定管轄裁判所に開示決定等又はこれ に 係る不服申 立て に対す る 裁決若しくは決定に係る抗告訴訟 で 情報公開訴訟以 外の ものが 提 起 さ れた場合に つ い て 準用 する。

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14 第四章 訴訟 (管轄及び移送の特例) 第二十二 条 開示決定等又はこれ に 係る不服申立 て に 対する裁決若 しくは決定に係る抗告訴訟(行政事件訴訟法(昭和三十七年法律 第百三十九 号 )第三条第一 項に 規定する 抗告訴訟をいう。第三十 条に おい て同じ。 )(以下「情報公 開訴訟」 という。 ) は 、 同 法 第 十 二条第 一 項 か ら第四項 まで に定 める裁判所のほ か 、原 告の普 通裁判籍の所在地を管轄す る地方裁判所(次項におい て 「 特定地 方裁判 所 」 と いう。 ) に も 、 提 起 す る こ とが できる。 2 前項 の規定 に より特定 地方 裁判所に情 報 公開訴訟が提 起され た 場合又は行政事件訴訟法第十二条第四項の規定により同項に規定 する 特 定 管 轄 裁判 所に 情報 公 開 訴訟が 提 起 さ れた場 合 に お い て は 、同条第五項の規定にかか わらず、他の裁判所に同一又は同種若 しくは類似の行政文書に係る情報公開訴訟が係属し て いると き は 、当該特定地方 裁 判所又は当該特定管轄裁判所は 、当事者の住所 又は 所在地、尋問を受け る べき 証人の住所、争点又は証拠の共通 性 そ の他 の事 情を 考慮して 、相当と認 め るとき は 、申立て により 又は職権 で 、 訴訟の全部又は 一 部につい て 、 当該他の裁判所又は 同条第一項から第三項ま で に 定める裁判所に移送する ことが で き る。 (釈明処分の特例) 第二十 三 条 情報公開訴訟において は 、裁判所は 、訴訟関係を明瞭

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にす るた め、必 要 があると認 め るとき は 、当 該情 報公開訴訟に係 る開示決定等をした行政機関の長に対し、当該情報公開訴訟に係 る行政文書に記録されて い る情報の内容、第九条第三項の規定に より記 載 しなけれ ば な らないとされ る事項 そ の他 の必 要と認 め る 事項を裁判所の指定する方法により分類又は整理した資料を作成 し、 及び 提出 するよ う 求め る 処 分を する ことが で きる 。 (口頭 弁 論 の 期日外 に おけ る行政文 書の証拠調べ) 第二十 四 条 情報公開訴訟におい て は、裁判所は、事案の内容、審 理の状況、前条に規定す る 資料の提出の有無、当該資料の記載内 容その他 の事 情を 考慮し、特に必 要 があると認 め るとき は 、申立 てに よ り 、 当 事 者 の 同 意 を 得 て 、 口 頭 弁 論 の 期 日 外に お い て、 当 事者を立ち会 わせない で 、 当該情報公開訴訟に係る行政文書を目 的とする文書(民事訴訟法(平成八年法律第百九号)第二百三十 一条 に規定す る物件を含む 。) の証拠 調 べ又は 検 証(以下こ の 条 にお いて 「弁論 期 日外 証拠 調べ 」と いう 。)をす るこ と が でき る 。 2 前 項 の 申 立 て が あ っ た と き は、 被告 は、 当該 行政 文書 を裁判 所 に提出し、又は 提 示す る こ と に より、国の防 衛若しくは外 交上の 利益又は公共の安全と秩序の維持に重大な支障を及ぼす場合その 他 の 国の重大な利益を害す る場合を除き 、同項 の 同意を拒むこ と がで き な い も の と す る 。 3 裁判所が弁論期日外証拠調べをする旨の決定をしたときは 、 被 告 は 、当該行政文書を裁判所に提出し、又は提示しなければなら ない。 こ の場合において は 、何人も、その提出され 、 又は提示さ

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16 れた行政 文書の 開 示を求める こ とが できない。 4 第一項の規定にかか わ らず、裁判所は、相当と認めると きは、 弁論期日外証拠調べの円滑な実施に必要な行為をさせ るため、被 告を弁論期日外 証 拠調べ に 立ち 会わせ る こ と が で き る 。 5 裁判所は 、弁論期日外証拠調べ が終わった後、必 要があると認 めると き は、被告に当該行政文書を再度提示させる こ とが でき る 。 第五章 情報 提供 第二十 五 条 行政機関の長は 、 政令 で 定 めると こ ろ に より、当該行 政機関の保有す る 次に掲げ る情報 で あって 政 令 で 定めるものを記 録した文書、図画又は電 磁 的 記録を適時に、国民に分かりやすい 形 で 、かつ、国民が利 用しやすい方法により提供す る ものとす る 。 一 当該行政機関の組織及び業務に関 する 基礎的な情報 二 当該行政機関の所掌に係る 制度に関 する 基礎的な情報 三 当該行政機関の所掌に係る経 費 及び収入の予算及び決算に関 する 情報 四 当該行政機関の組織及び業務並びに当該行政機関の所掌に係 る制 度について の 評価並びに当 該行政機 関の所掌に係る経費及 び収入の決算の検査に関 す る情報 五 当該行政機関の所管に係る次に 掲げる法人に関 す る 基 礎的な 情報 イ 独立行政法人(独立行政法人通則 法 第 二 条第 一項 に規定す

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る独立行政法人をいう。)その他の特別の法律により設立さ れた法人のうち 、 政令 で 定 めるもの ロ 当該行政機関の長が法律の 規定に 基 づく試験、検査、検定 、登録その他の行政上の事務につい て 当 該法律に基づ き そ の 全部又は一部を行 わせる法人を指定した場合に お けるその指 定を受けた法人のうち 、政令 で 定めるもの ハ イ又は ロ に掲げ る 法人に類す る ものとし て 政 令 で 定 め る法 人 2 行政機関の長 は、同一の行政文書につい て 二 以上の者から開示 請求があり、その全 て の開示請求に対し て当該行政文書の全部を 開示する旨の決定をした場合 で あ っ て 、当該行政文書につい て 更 に他 の者 から開示請求 があると 見込まれ るとき は 、当 該行政文 書 を適時に、かつ、国民 が利 用しやすい方 法により提供す る よう努 めるものとす る。 3 前二項の規定によるもののほか、政府は 、その保有す る情報の 公開の総合的な推進を図るため、行政機関の保有 する情報の提供 に関 する 施策の 充 実に 努め る も の と する 。 第六章 補則 第四章 (同 上) (開示請求をしようとす る 者 に 対す る情報の提供等) 第二十 六 条 (略) (開示請求をしようとす る 者 に 対す る情報の提供等) 第二十二 条 (略) 2 内閣総理大臣は 、 こ の 法律の円滑な 運 用を確保するため、開示 請 求 に関 する総 合 的 な 案 内 所 を 整備 する もの と す る 。 2 総務大臣は 、 こ の法律の円滑な 運 用を確保するため、開示請求 に関 する総 合 的 な 案 内 所 を 整備 する もの と す る 。

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18 (施 行の状況 の公表) 第二十 三 条 総務大臣は 、行政機関の長に対し、 こ の法律の施行の 状況 について 報告を求 める こ と が で き る 。 2 総務大臣は 、毎年度、前項 の報告を取 り まと め、その概要を公 表す るものとす る 。 (行政機関の保有す る 情報の提供に関す る施策の充実) 第二十 四 条 政 府 は、その保有 する情報の公開の総合的な推進を図 るため、行政機関の保有 す る情報が適時に、かつ、適切な方法 で 国民 に明ら か にされ る よう 、行政機 関の保有す る 情 報 の提供 に 関 する 施策の 充 実に 努め る も の と する 。 (施行状況の報告等) 第 二 十七条 行政機 関 の長は 、 こ の 法律の施行の状況 について 、毎 年度、内閣総理大臣に報告しなければならない。 2 内閣総理大臣は、毎年度、前項の報告を取りまとめ、その概要 (第 十八条第 二項 に規定す る九十日を超えた場合におけ る 報告に つい ては 、諮問ごとに、同項の規定により記載しなければならな いとされ る事項)を公表しなければならない。 ( 内 閣総理 大 臣の 勧告 ) 第二十 八 条 内閣総理大臣は 、 こ の 法律を実施す るた め特に必要が あると認める場合には 、行政機関の長に対し、情報の公開につい て 改 善すべき 旨の勧告をし、当該勧告の結果とられた措置につい て報 告 を 求め る こ と が で き る 。

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(地 方公共団体の情報公開) 第二十九 条 地方 公共団体は 、 こ の 法律の趣 旨にのっと り 、情 報公 開条 例 ( 地方 公共団体又は 地方 独立 行政法人の保 有す る情 報の公 開を請求す る住民等の権利 に ついて 定 める当該地方 公共団体の条 例をいう。次条に お い て 同じ。)の制定その他のその保有 す る情 報の公開に関し必要な施策を策定し、及び こ れを実施す る よう努 めなければ ならない。 (地 方公共団体の情報公開) 第二十 五 条 地方公共団体は 、 こ の 法律の趣旨にのっとり、その保 有す る情報の公開に関し必要な施策を策定し、及び こ れを実施す るよう努 めなければ ならない。 (情報公開訴訟に関す る規定の準用) 第三十条 第二十三条及び第二十四条の規定は 、情報公開条例の規 定による開示決定等に相当する処分又はこれ に係る不服申立 て に 対す る裁決若しくは 決 定 に 係る抗 告 訴訟の手続について 準 用す る 。 (政令への委任) 第三十一条 (略) (政令へ の委任) 第二十 六 条 (略)

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20 ○独立行政法人等の保有す る情報の公開に関す る 法律 (平 成十三 年 法 律 第百四 十 号) (第 二条 関係) (傍線部分は 改正部分) 改 正 案 現 行 目次 目次 第一章 総則 (第 一条 ・第 二条) 第一章 総則 (第 一条 ・第 二条) 第二 章 法人文 書 の開示(第三条 ― 第 十七条) 第二 章 法人文 書 の開示(第三条 ― 第 十七条) 第三章 異議申立 て ( 第十八条―第二十条) 第三章 異議申立 て 等 (第十八条―第二十一条) 第四章 訴訟(第二十一条―第二十三条) 第五章 情報 提供( 第 二十 四条) 第四章 情報 提供( 第 二十二 条 ) 第六章 補則(第二十五条―第二十七条) 第五章 補則(第二十三条―第二十五条) 附則 附則 第一章 総則 第一章 (同 上) (目 的) 第一 条 この 法 律 は、 国 民 主権 の 理 念に の っ と り 、 法 人 文 書 の 開 示 を請求する権利及び独立行政法人等の諸活動に関 する情報の提供 に つ き定め る こと等に よ り 、 独 立行 政 法 人 等 の 保 有 す る 情 報 の 一 層の公開を図り、もっ て 国 民の知る権 利 を保障し、独立行政法人 等の有 するその諸 活 動を国民に説明する責務が全うされ るように する ことを 目 的 と する 。 (目 的) 第一 条 この 法 律 は、 国 民 主権 の 理 念に の っ と り 、 法 人 文 書 の 開 示 を請求する権利及び独立行政法人等の諸活動に関 する情報の提供 に つ き定め る こと等に よ り 、 独 立行 政 法 人 等 の 保 有 す る 情 報 の 一 層の公開を図り、もっ て 独 立行政法人等の有するその諸活動を国 民に 説 明 する 責務が 全 う さ れるよ う に す る こ とを目的 と す る。 第二 章 法人文書の開示 第二 章 (同 上) (法人文書の開示義務) (法人文書の開示義務)

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第五条 独立行政法人等は 、開示請求 が あったとき は 、開示請求 に 係る法人文書に次の各号に掲げる情報(以下「不開示情報」とい う。 )のいず れかが記録 さ れている場合を除 き 、 開示請求者に対 し、当該法人文書を開示しなければならない。ただし、当該開示 請求が権利の濫用又は 公の秩序若しくは善良の風俗に反す ると認 められ る 場合 に該当す るとき は 、 こ の限り で ない 。 第五条 独立行政法人等は 、開示請求 が あったとき は 、開示請求 係る法人文書に次の各号に掲げる情報(以下「不開示情報」とい う。 )のいず れかが記録 さ れている場合を除 き 、 開示請求者に対 し、当該法人文書を開示しなければならない。 一 個人に関 する情報(事業を営 む 個人の当該事業に関 す る情報 を除く。) で あっ て 、 当該情報に 含 ま れ る氏名、生年 月日その 他の記述等により特定の個人を識別す る こ と が で き る もの(他 の 情 報 と 照合 する ことによ り、 特 定 の 個 人 を 識 別 する ことが で き る こ と とな るも のを含む 。)又は 特定 の個人を識別す る こ と はでき な いが、公にす る こ とにより、なお個人の権利利益を害 する おそ れがある もの。 た だし、 次 に 掲 げる 情報 を除 く。 一 (同 上) イ 法令の規定により又は 慣行とし て 公 にされ 、 又は 公にす る ことが 予 定 さ れ て いる 情報 イ (同 上) ロ 人の生命 、健康、生活又は財産 を保護す るため、公にす る ことが 必 要 で ある と 認 め ら れる 情報 ロ (同 上) ハ 当該個人が公務員等(国 家 公務員法(昭和二十二年法律 第 百二十号)第二条第一項に規定する国家公務員(独立行政法 人通則法第二条第二項に規定する特定独立行政法人の役員及 び職員を除く。)、独立行政法人等の役員及び職員、地方 公 務員法(昭和二十五年法律第二 百六十一号)第二条に規定す る地方公務員並びに地方独立行政法人(地方独立行政法人法 (平 成十五 年 法 律 第百 十八号) 第二 条第一 項 に 規 定 す る地 方 独立行政法人をいう。以下同じ。)の役員及び職員をいう。 ) で ある場合に お い て 、当該情報がその職務の遂行に係る情 ハ 当該個人が公務員等(国 家 公務員法(昭和二十二年法律 百二十号)第二条第一項に規定する国家公務員(独立行政法 人通則法第二条第二項に規定する特定独立行政法人の役員及 び職員を除く。)、独立行政法人等の役員及び職員、地方 務員法(昭和二十五年法律第二 百六十一号)第二条に規定す る地方公務員並びに地方独立行政法人(地方独立行政法人法 (平 成十五 年 法 律 第百 十八号) 第二 条第一 項 に 規 定 す 独立行政法人をいう。以下同じ。)の役員及び職員をいう。 ) で ある場合に お い て 、当該情報がその職務の遂行に係る情

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22 報 で ある と き は、 当該 情報 の う ち、 当該 公 務 員 等 の 職 及び 氏 名並びに当該職務遂行の内容に係る部分(当該氏名を公に す る こ とにより 当該公務員等の 職 務遂行に 支障を及ぼすおそ れ がある場合又は当該公務員等の権 利利益を保護するため当該 氏名を公にしない こ と が必要 で あると認められ る 場合にあっ ては、 当 該公 務員等の 職及び 当 該 職 務遂行の 内容に 係 る 部 分 ) 報 で ある と き は、 当該 情報 の う ち、 当該 公 務 員 等 の 職 及び 当 該職務遂行の内容に係る部分 ニ 当該個人が独 立行政法人等に お い て 開催さ れ た専門的 知識 を有 する 者等を構成員 とする懇 談会その 他の会 合 に お い て 意 見の表明又は説明を行った場合におい て 、当該情報が当該意 見表明又は説明に係る情報 で あ るときは 、当該情報のうち 、 当該個人の 氏 名及び 当 該意見 表 明又は説明の 内容に係る 部 分 (当該個人の権利利益を保護す るため当該氏名を公にしない ことが 必 要 で ある と 認 め ら れる 場 合 に あ っ て は、 当該 意見 表 明又は説明の内容に係る部分) 二 法人その他の団体(国、独立行政法人等、地方公共団体及び 地方独立行政法人を除く。以下「法人等」という。)に関す る 情報 又は事業を営 む 個 人の当該事業に関 する情報 で あ っ て 、公 にす るこ と に より、当 該法 人等又は 当 該 個 人 の 権 利 、 競 争 上 の 地位 その他正当な利 益 を 害 す る お そ れ が あるも の 。ただ し 、人 の生命 、健康、生活又は財産を保護す るた め、公にす る こ とが 必要 である と 認め ら れ る 情 報 を 除 く 。 二 法人その他の団体(国、独立行政法人等、地方公共団体及び 地方独立行政法人を除く。以下「法人等」という。)に関す る 情報 又は事業を営 む 個 人の当該事業に関 する情報 で あ っ て 、次 に 掲 げる もの。 た だし、人の 生 命 、 健 康、 生 活 又は財 産 を保護 す る ため、公にす る こ とが必要 で あ ると認められ る情報を除く 。 イ 公に する こ と により、当該法人等又は当該個人の権利、競 争上の地位 そ の他正当な利 益を害す るお それ があるもの ロ 独立行政法人等の要請を受けて 、公にしないと の 条件で 任 意に提供されたもの で あっ て 、 法人等又は個人におけ る通例

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とし て 公 にしない こ と とされて いるものその他の当該条件を 付す る こ とが当該情報の性質、当時の状況等に照らし 的で あ る と 認 められ る も の 三 国の機関、独立行政法人等、地方公共団体及び地方独立行政 法人の内部又は相互間におけ る 審議、検討又は協議に関す る情 報 で あっ て 、 公に する ことにより、率直な意見の交換若しくは 意思決定の中立性が不当に損な われ る お そ れ 又は特定の者に不 当に 利益を与え若しく は不利益を及ぼすおそ れがある もの 三 国の機関、独立行政法人等、地方公共団体及び地方独立行政 法人の内部又は相互間におけ る 審議、検討又は協議に関す 報 で あっ て 、 公に する ことにより、率直な意見の交換若しくは 意思 決定の 中 立性が 不 当に 損な われる お そ れ 、 不 当に国 に混乱を生じさせ るおそ れ 又は特定の者に不当に利益を与え若 しくは不利益を及ぼすおそれ が あるもの 四 (略) 四 (略) (部分 開 示) 第六条 独立行政法人等 は 、開示請求に係る法人文書の一部に不開 示情報が記録されて い ると きは、開示請求者に対し、不開示情報 が記録されて いる部分を除いた部分につ き 開 示しなければならな い。ただし、当該不開示情報が記録されて い る部分を区分し て 除 く こ とが困難 で あ るときは 、 こ の限り で ない。 (部分 開 示) 第六条 独立行政法人等 は 、開示請求に係る法人文書の一部に不開 示情報が記録されて い る場合におい て 、 不開示情報が記録されて いる 部分を容 易に区 分 し て 除く ことが で き る と き は、開示請求者 に対し、当該部分を除いた部分につ き開示しなければならない。 ただし、当該部分を除いた部分に有意の情報が記録 さ れて と認められ る ときは 、 こ の 限り で な い。 2 (略) 2 (略) (開示請求 に 対す る措置) 第九 条 独立行政法人等 は 、開示請求に係る法人文書の全部又は一 部を開示すると き は、その旨の決定をし、開示請求者に対し、そ の旨及び開示の実施に関し政令 で 定 める事項を書面により通知し なければ ならない。 (開示請求 に 対す る措置) 第九 条 (同 上) 2 独立行政法人等 は 、開示請求に係る法人文書の全部を開示しな 2 (同 上)

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24 いとき ( 前条 の規定 に より開示請求を拒否す るとき 及 び開示請求 に係る法人文書を保有し て いないとき を 含む 。)は 、 開示をしな い旨の決定をし、開示請求者に対し、その旨を書面により通知し なければ ならない。 3 前二 項の 規定による通 知( 開示請 求 に係る法人 文 書の 全部を開 示す るとき を 除く。) には 、当 該決 定の根拠となる こ の法律の条 項及び当該条項に該当すると判断した理由(第五条各号に該当す る こ とを当該決定の根拠とする場合にあっ て は不開示情報が記録 さ れ ている 部 分ごとに 当該 決定の根拠となる 条項及び 当該 条項に 該当す る と 判 断した 理 由、開示請求 に係る法人文 書を保有して い ない こ と を当該決定の根拠とする場合にあっ ては当該法人文書の 作成又は取得及び廃棄の有無その他の法人文書の保有の有無に関 する理由)を でき る限り具体的に記載しなければならない。 (開示決定等の期限) 第十 条 前条第一項及び第二項の決定(以下「開示決定等」という 。)は 、 開示請求 があった日 か ら 十 四日 (各独立行政法人等につ き 独 立行政法人通則法第五十八条第一項又は労働基準法(昭和二 十二年法律第四十九号)第八十九条の規定に基づ き規程又は就業 規則 にお いて 定 め られ た休 日 の 日数は 、 算 入 しない 。 ) 以 内 に し なければならない。ただし、第四条第二 項の 規定により補正を求 めた 場合 にあって は 、 当 該 補正 に要 した日数は 、 当該期間に算入 しない。 (開示決定等の期限) 第十 条 前条各項 の決定 ( 以下「開示決定等」という。)は 、 開示 請求があった日から三十日以内にしなければならない。ただし、 第四条第二項の規定により補正を求 めた 場合 にあって は 、 当 該 補 正に要 し た日数 は 、 当 該 期 間に 算入 し な い。 2 前項の規定にかか わらず、独立行政法人等は 、事務処理上の困 難その他正当な理由があるときは 、 同項に規定す る期間を三十日 以内に限り延長す る こ とが でき る。 こ の 場合におい て 、独立行政 2 (同 上)

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法人等 は 、開示請求者に対し、遅滞なく、延長後の期間及び延長 の理由を書面により通知しなければならない。 3 開示請求者は 、第 一項 に規定す る期間内 に開示決定等がされ な い場合 で あっ て 前 項の規定による通知がないと き 、又は同項に規 定す る延 長後 の期間内 に開示決定等がされ ない場合 には 、次条第 一項後段の規定による通知を受けた場合を除 き 、 独立行政法人等 が開示請求 に 係る法人文 書 について 前条第 二 項の決定をしたもの とみ な す ことが で きる。 (開示決定等の期限の特例) 第十一 条 開示請求に係る法人文書が著しく大量 で あるため、前条 第一項に規定する期間に三十日を加えた期間内にその全て につい て開示決定等をする こ とにより 事務の遂行に著しい支障が生ずる おそ れ が ある場合に は 、同項及び同条第二項の規定にかか わらず 、独立行政法人等は 、 開示請求に係る法人文書のうちの相当の部 分につ き 当該期間内に開示決定等をし、残りの法人文書につい て は第十 七 条 第五項の 規定による予 納があ っ た後相当の 期 間内に 開 示決定等をすれば 足りる。 こ の 場合におい て 、独立行政法人等は 、前条第一項 に規定す る期間内に、開示請求者に対し、次に掲げ る事項を書面により通知しなければならない。 (開示決定等の期限の特例) 第十一 条 開示請求に係る法人文書が著しく大量 で あるため、開示 請求があった日から六十日以内にそのすべて につい て 開示決定等 を す る こ とにより 事務の 遂行に 著 しい支障が生ずる おそ れがある 場合には 、前条の規定にかか わ らず、独立行政法人等は 、 求に 係る法人 文書の う ちの 相当の 部 分につ き 当該期間内に開示決 定等をし、残りの法人文書につい て は相当の期間内に開示決定等 をすれば 足りる。 こ の 場合におい て 、独立行政法人等は 、 一項 に規定す る期間内 に、開示請求 者に対し、次に掲げる事項を 書面により通知しなければならない。 一 この 項 を 適 用 する 旨 及 び そ の 理 由 一 本条を適用す る旨及びその理由 二 残りの法人文書につい て第十七条第五項の 規定による予納が あった日 から開示決定等をす る 日まで に 要す ると認 め られ る期 間 二 残りの法人文書につい て開示決定等をする期限 2 前項 の規定 に より独立 行政法人等が開示請求 に係る法人文 書の うち の相当 の 部分 につき 開 示決定等をした場合 に おけ る第 九条第

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26 一項及 び 第 二 項 の 規定 の適 用について は 、同条第 一項中 「 その旨 及び」とあるの は 「その旨 及び第十七条第五項に 規定する見込額 その他」と、同条第二 項 中「その旨」とあるの は「その旨及び第 十七条第五項 に 規定す る 見込額」とす る。 3 開示請求者は、第一項第二号の期間内に開示決定等がされない 場合 には 、独立 行 政法人等が同項 の 残りの法人文 書(第 十七条 に お い て 単 に「残りの法人文 書」という 。 ) に ついて 第 九条第 二 項 の決定をしたものとみなすこ と が で き る 。 (行政機関の長への事 案の移送) 第十 三条 独立行政法人等は 、次に掲げ る 場合 には 、行政機 関の長 (行政機関の保有す る 情報の公開に関す る法律(平成十一年法律 第四十二号。以下「行政機関情報公開法」という。)第三条に規 定する行政機関の長をいう。以下 こ の 条におい て同じ。)と協議 の上、当 該行政機 関の長に対し、事 案を 移送す る こ と が で き る 。 この 場 合 に お い て は、移 送 をし た独 立行政 法 人 等 は、 開示請 求 者 に対し、事案を移送した旨を書面により通知しなければならない 。 (行政機関の長への事 案の移送) 第十 三条 (同 上) 一~四 (略) 一~四 (略) 2 前項 の規定 に より事 案 が移送され た とき は 、 当 該 事 案 について は、 法人 文書 を移 送 を 受 け た行政 機 関 が 保有 する 行政 機関 情報 公 開法第二 条第二 項 に 規 定する行政文書 と 、開示請求を移送を受 け た行政機関の長に対す る行政機関情報公開法第四条第一項 に規定 する 開示請 求 とみ なし て、 行政 機関 情報公開法( 第十 六条第一 項 を除く。)の規定を適用す る。 こ の 場合におい て 、行政機関情報 公開法第 十条第一項中 「第四条第 二 項」とあるのは 、 「独立行政 2 前項 の規定 に より事 案 が移送され た とき は 、 当 該 事 案 について は、 法人 文書 を移 送 を 受 け た行政 機 関 が 保有 する 行政 機関 情報 公 開法第二 条第二 項 に 規 定する行政文書 と 、開示請求を移送を受 け た行政機関の長に対す る行政機関情報公開法第四条第一項 に規定 する開示請求とみなし て 、 行政機関情報公開法の規定を適用 す る 。 こ の場合において 、 行政機関情報公開法第 十条第一項中 「第四 条第 二項」とあるのは 「独立行政法人等情報公開法第四条第 二 項

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法人等情報公開法第四条第二 項 」とする。 」と、行政機関情報公開法第十六条第一項中「開示請求をす 又は行政文書」とあるの は 「行政文書」と、「により、そ 」とあるの は 「により」と、「開示請求に係る手数料 又 は開示」 とあるの は「開示」とする。 3 (略) 3 (略) (開示の実施) 第十 五条 (略) (開示の実施) 第十 五条 (略) 2 (略) 2 (略) 3 開 示 決 定 に 基 づき 法 人 文 書 の 開 示 を 受け るこ と が で き るこ と と なった者は 、 政令 で 定 めると こ ろ に より、当該開示決定をした独 立行政法人等に対し、その求める開示の実施の方法その他の政令 で 定 める事項を申し出なければならない。 3 開示決定に基づき 法人文書の開示を受け る者は 、 政令 で と こ ろ に より、当該開示決定をした独立行政法人等に対し、その 求める開示の実施の方法その他の政令 で 定める事項を申し出なけ ればならない。 4 前項 の規定 に よる申 出 は 、 第 九 条第 一項 の規定 に よる通知 があ った日から三十日以内にしなければならない。ただし、当該期間 内に 当該 申出をする こ とが できない ことにつ き正当な理由がある とき は 、 こ の 限 り で な い 。 4 前項 の規定 に よる申 出 は 、 第 九 条第 一項 に規定す る通知 た日から三十日以内にしなければならない。ただし、当該期間内 に当 該申出をす る こ と ができ な いこ と に つき 正当な 理 由があると きは、 こ の限り で ない。 5 (略) 5 (略) (手数 料 ) 第 十七条 次に掲げる者が開示請求をすると き は、独立行政法人等 の定めると こ ろ に より、開示請求に係る手数料(第九項におい て 「開示請求手数 料 」という。)を納 めなければ ならない。 (手数 料 ) 第 十七条 開示請求をす る者又は 法人文 書 の開示を受け る者は 立行政法人等の定めると こ ろ に より、そ れ ぞ れ 、 開示請求に係る 手数 料又は 開 示の実施 に係る手数 料 を納 めなければ ならない。 一 会社 法(平 成 十七 年法律第八 十 六号)第 二条第 一 号 に 規定す る会社 、 同条第 二号 に規 定す る外 国会社 そ の他こ れ ら に 類す る もの とし て政令 で 定める法人( 第三号に おい て 「 会 社 等」とい

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28 う。)又はその 代 理人 二 営利を目的とす る 事業とし て 若 しくは当 該事業のた め に開示 請求をする当該事業を営 む 個人(次号に おい て 「 個人事業者」 という。)又はその代理人 三 会社等若しくは個人事業者の事業とし て 又は当該事業のため に 開 示請 求をする 当該会 社 等の役員若しく は従 業員 又は当該個 人事 業者 の従業 員 2 法人文書の開示を受 け る者は、独立行政法人等の定めると ころ により、開示の実施に係る手数料(以下 こ の 条におい て 「 開示実 施手数 料 」という。)を納 めなければ ならない。 3 前二 項の手数料の額は、実費の 範囲 内に おい て、 行政 機関 情報 公開法第 十六条第一項及び第 二 項 の 手数 料の額を参酌し て 、独立 行政法人等が定める。 2 前項 の手数 料 の額は 、 実費 の範 囲内 において 、行政機 関情 報公 開法第十六条第一項の手数料の額を参酌し て 、独立行政法人等が 定める。 4 独立行政法人等は 、経済 的 困難その他 特 別 の 理由があると認 め るときは 、行政機関情報公開法第十六条第四項の規定に基づく政 令の規定を参酌し て 独 立行政法人等の定めると こ ろ に より、開示 実施手数料を減額し、又は免除す る こ と が で き る 。 3 独立行政法人等は 、経済 的 困難その他 特 別 の 理由があると認 め ると きは、行政機関情報公開法第十 六条第三項の 規定に 基 づく政 令の規定を参酌し て 独 立行政法人等の定めると こ ろ に より、第一 項の 手数料 を 減 額 し、 又は免除 する ことが で きる。 5 第十一 条 第一 項の 規定により独 立行政法人等が開示請 求に係る 法人文書のうちの相当の部分につ き 開示決定等をした場合に は 、 開示請求者は 、独立行政法人等の定めると こ ろ に より、第九条第 一項又は 第 二 項 の 規定 による当 該開示決定 等 の通知 が あった日 か ら三十日以内に、残りの法人文書につい て の 開示実施手数料の見 込額を予納しなければならない。 6 前項の見込額は 、 残りの法人文書の全部を開示す るとした場合 の開示実施手数 料 の額の範 囲内にお いて 、行 政機 関情 報 公 開 法 第 十六条第五項に規定す る見込額を参酌し て 、 独立行政法人等が定

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める。 7 第五項の規定により見込額を予納した者は 、 当該見込額が残り の法人文書につい て 納 付すべき 開示実施手数料の額(次項におい て 「 要納付額」という。)に足りないときは 、独立行政法人等の 定めると ころ により、その不足額を納めなければならない。 8 第五項の 規定により予 納し た見込額が要 納付額を超える場合に は 、 その超える額につい て 、独立行政法人等の定めると こ ろ に よ り、還付す る 。ただ し 、残りの法人文 書 について の開示決定に基 づき 法 人 文 書 の 開 示 を 受け るこ と が で き るこ と と な っ た 者 が 第 十 五条第四項に 規定する 期間内に 同条第三項の 規 定による 申出をし ない場合におい て 、独立行政法人等が当該期間を経過した日から 三十日以内に当該 申出をすべき 旨を催告したにもかか わらず、 正 当な理由がなく こ れ に 応じないと き は、 こ の 限り で な い。 9 開示請求をす る者又は 法人文 書 の開示を受け る者は 、 独立行政 法人等の定めると ころ により、そ れ ぞ れ 、開示請求手数料 又は開 示実施手数料のほか、送付に要す る費用を納付し て 、第九条第一 項若しくは第二項の規定による通知に係る書面又は 法 人文書の 写 しの送付を求める ことが で き る 。 10 独立行政 法人等 は 、前各項の規定による定めを一般の閲覧に供 しなければならない。 4 独立行政法人等 は 、前三項の規定による定めを一般の閲覧に供 しなければならない。 第三章 異議申立 て 第三章 異議申立 て 等 (異議申立て 及び情報公開・個人情報保護審査会へ の 諮問) 第十 八 条 開示決定等又は開示請求に係る不作為につい て 不 服があ る者は 、 独立行政法人等に対し、行政不服審査法(昭和三十七年 (異議申立て 及び情報公開・個人情報保護審査会へ の 諮問) 第十 八 条 (同 上)

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